JP2010027719A - 電力用半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オン抵抗が低くアバランシェ耐量が高い電力用半導体装置を提供する。
【解決手段】電力用半導体装置1において、p型ベースコンタクト層15における上下方向の不純物濃度プロファイルの形状を2段構成とする。すなわち、A−A’線上において、不純物濃度は、p型ベースコンタクト層15の上面において最も高く、上面及び下面以外の位置Pminにおいて極小値Cminをとり、位置Pminよりも下方の位置Pmaxにおいて極大値Cmaxをとる。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力用半導体装置に関し、特に、縦形のトレンチゲート型電力用半導体装置に関する。
トレンチゲート型の縦型MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor:金属酸化物半導体電界効果トランジスタ、以下、「UMOS」という)においては、ソースを形成する際のフォトリソグラフィ工程を削減するために、トレンチゲート電極間の領域にベース用トレンチを形成し、ベース用トレンチの底面にベースコンタクト層を形成し、ベース用トレンチの内部にソース電極の一部を埋め込んだ構造が採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
この構造を用いれば、フォトリソグラフィ工程の削減だけでなく、より深い位置にベースコンタクト層を形成することができるため、アバランシェ耐量(以下、単に「耐量」ともいう)を高めることができる。また、ベースコンタクト層よりも抵抗率が高いベース層を狭くすることができるため、オン抵抗を低減することができる。
しかしながら、このような構造においては、ベース用トレンチ内にソース電極を形成する金属が埋まりきらずに、ボイドが発生することがある。ボイドが発生すると、ベースコンタクト層とソース電極との間のコンタクト抵抗が増加し、アバランシェ電流がベース層内を流れるようになる。そうすると、ベース層内の抵抗により電位差が生じ、寄生バイポーラトランジスタが動作しやすくなる。寄生バイポーラトランジスタが動作すると、アバランシェ電流が一ヶ所に集中してしまい、耐量が低下する。
特に、低耐圧系の製品では、オン抵抗に占めるチャネル抵抗の割合が大きく、オン抵抗を低減するためにはチャネル密度を高くする必要があり、セルピッチを狭くする必要がある。しかし、セルピッチを狭くするためには、ベース用トレンチの幅を狭くする必要があり、ベース用トレンチへのソース電極の埋め込みがより一層困難になる。
一方、金属の埋込性を改善するためにベース用トレンチを浅くすると、アバランシェブレークダウンが発生するポイントから見てベースコンタクト層が遠くなるため、やはりアバランシェ耐量が低下する。
特開2003−318396号公報
本発明の目的は、オン抵抗が低くアバランシェ耐量が高い電力用半導体装置を提供することである。
本発明の一態様によれば、第1導電型の半導体基板と、前記半導体基板上に形成され、不純物濃度が前記半導体基板の不純物濃度よりも低い第1導電型のドリフト層と、前記ドリフト層上に形成された第2導電型のベース層と、前記ベース層上の一部に形成された第1導電型のソース層と、前記ソース層及び前記ベース層を突き抜けて前記ドリフト層の内部に進入した複数のトレンチゲート電極と、前記トレンチゲート電極と前記ドリフト層、前記ベース層及び前記ソース層との間に設けられたゲート絶縁膜と、前記ベース層の上層部分における前記トレンチゲート電極間の領域に形成され、不純物濃度が前記ベース層の不純物濃度よりも高い第2導電型のベースコンタクト層と、前記ソース層及び前記ベースコンタクト層に接続されたソース電極と、前記半導体基板に接続されたドレイン電極と、を備え、前記ベースコンタクト層における前記半導体基板の上面に対して垂直な方向の不純物濃度プロファイルは、前記ベースコンタクト層の上面において最も高く、上面及び下面以外の位置において極小値をとり、前記極小値をとる位置よりも下方の位置において極大値をとることを特徴とする電力用半導体装置が提供される。
本発明によれば、オン抵抗が低くアバランシェ耐量が高い電力用半導体装置を実現することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1(a)は、本実施形態に係る電力用半導体装置を例示する断面図であり、(b)は、縦軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、横軸に不純物濃度をとって、p型ベースコンタクト層における不純物濃度プロファイルを例示するグラフ図である。
図1(b)の縦軸が表す位置は、(a)に示すA−A’線のうち、p型ベースコンタクト層における位置に相当する。
図1(a)に示すように、本実施形態に係る電力用半導体装置1は、縦形のUMOSパワーデバイスである。電力用半導体装置1においては、導電型がn型の半導体材料、例えば、シリコンからなるn型基板11(半導体基板)が設けられており、n型基板11上には、導電型がn型のn型ドリフト層12が形成されている。n型ドリフト層12は、例えば、n型基板11上に半導体材料、例えば、リンがドープされたシリコンをエピタキシャル成長させることによって形成されたものであり、その不純物濃度はn型基板11の不純物濃度よりも低い。なお、本明細書において「不純物濃度」とは、母材である半導体材料の導電性に寄与する実効的な不純物濃度をいう。
n型ドリフト層12上には、導電型がp型のp型ベース層13が形成されており、p型ベース層13上の一部には、導電型がn型のn型ソース層14が形成されている。また、p型ベース層13上の他の一部には、導電型がp型であり不純物濃度がp型ベース層13の不純物濃度よりも高いp型ベースコンタクト層15が形成されている。n型基板11、n型ドリフト層12、p型ベース層13、n型ソース層14及びp型ベースコンタクト層15により、電力用半導体装置1の半導体部分10が形成されている。半導体部分10は、例えば、n型基板11上にシリコン層がエピタキシャル成長され、局所的にドナー又はアクセプタが注入されることによって形成されている。
半導体部分10の上面には、溝状のゲート用トレンチ16が複数本形成されている。ゲート用トレンチ16の内面上には、ゲート絶縁膜17が形成されている。また、ゲート用トレンチ16の内部には、ポリシリコン又は金属等の導電材料が埋め込まれており、トレンチゲート電極18が形成されている。すなわち、ゲート絶縁膜17は、トレンチゲート電極18とn型ドリフト層12、p型ベース層13及びn型ソース層14との間に設けられている。ゲート用トレンチ16は、n型ソース層14及びp型ベース層13を貫通し、n型ドリフト層12の上層部分に到達している。従って、トレンチゲート電極18も、n型ソース層14及びp型ベース層13を突き抜けて、n型ドリフト層12の上層部分の内部に進入している。
p型ベースコンタクト層15は、p型ベース層13におけるゲート用トレンチ16間の領域に形成されており、その深さは、ゲート用トレンチ16及びp型ベース層13よりも浅い。従って、p型ベースコンタクト層15とn型ドリフト層12との間には、p型ベース層13が介在している。なお、図1(a)においては、トレンチゲート電極18は2本しか示されていないが、実際には、図示しない領域に多数のトレンチゲート電極18が形成されており、その間にはp型ベースコンタクト層15が形成されている。
また、半導体部分10の上方には、例えば金属からなるソース電極21が設けられている。ソース電極21は、ゲート用トレンチ16を覆い、n型ソース層14の上面及びp型ベースコンタクト層15の上面に接触しており、両層に接続されている。一方、半導体部分10の下方には、例えば金属からなるドレイン電極22が設けられている。ドレイン電極22はn型基板11の下面に接触しており、n型基板11に接続されている。
そして、図1(b)に示すように、本実施形態に係る電力用半導体装置1においては、p型ベースコンタクト層15における上下方向の不純物濃度プロファイルの形状が2段構成となっている。すなわち、この不純物濃度プロファイルにおいて、不純物濃度は、p型ベースコンタクト層15の上面において最も高く、上面及び下面以外の位置Pminにおいて極小値Cminをとり、位置Pminよりも下方の位置Pmaxにおいて極大値Cmaxをとっている。なお、「上下方向」とは、n型基板11の上面に対して垂直な方向をいう。
また、極小値Cminをとる位置Pminと極大値Cmaxをとる位置Pmaxとの間の距離をLとするとき、p型ベースコンタクト層15の抵抗値を表す指標Xとして、比(L/Cmin)を採用する。すなわち、X=L/Cminである。そして、極小値Cminの単位を「cm−3」とし、距離Lの単位を「cm」とするとき、Xは、6×10−16cm以下とする。
一方、p型ベース層13におけるp型ベースコンタクト層15の直下域に相当する部分の上下方向の不純物濃度プロファイルは、上述のp型ベースコンタクト層15における不純物濃度プロファイルに連続している。p型ベース層13における不純物濃度プロファイルは、下方にいくほど不純物濃度が減少している。
図2は、横軸に図1(a)に示すA−A’線における位置をとり、縦軸に不純物濃度をとって、本実施形態における不純物濃度プロファイルの具体例を示すグラフ図である。
図2に示す例では、p型ベース層13及びp型ベースコンタクト層15の母材となる半導体材料はシリコン(Si)であり、不純物はボロン(B)である。また、n型ドリフト層12の母材となる半導体材料はシリコンであり、不純物はリン(P)である。
図2に示すように、A−A’線に沿ったボロン濃度プロファイルはp型ベースコンタクト層15とp型ベース層13との間で連続的に繋がっており、p型ベースコンタクト層15のボロン濃度はp型ベース層13のボロン濃度よりも高い。そして、p型ベースコンタクト層15内においては、ボロン濃度は、p型ベースコンタクト層15の上面Pupperにおいて最も高く、p型ベースコンタクト層15の下面Plowerにおいて最も低く、上面Pupperと下面Plowerとの間の位置Pminにおいて極小値Cminをとり、位置Pminよりも下方の位置Pmaxにおいて極大値Cmaxをとる。一方、p型ベース層13内においては、ボロン濃度は下方に向かうにつれて単調減少している。このようなボロン濃度プロファイルは、例えば、p型ベースコンタクト層15を形成する際に、複数回、例えば2回のイオン注入を行うことにより、実現することができる。
次に、本実施形態に係る電力用半導体装置の動作について説明する。
本実施形態においては、p型ベースコンタクト層15の不純物濃度プロファイルが上述のような形状をとることにより、p型ベースコンタクト層15全体の不純物量は抑えつつ、最上層部の不純物濃度をある程度以上に確保し、下部の不純物濃度もある程度以上に確保することができる。
p型ベースコンタクト層15全体の不純物量を抑えることにより、p型ベースコンタクト層15に含まれる不純物が拡散し、p型ベースコンタクト層15のサイズが大きくなってしまうことを防止できる。これにより、電力用半導体装置1を微細化し、チャネル密度を高め、オン抵抗を低減することができる。また、p型ベースコンタクト層15の最上層部の不純物濃度を高くすることにより、ソース電極21との間のコンタクト抵抗を抑えることができる。更に、p型ベースコンタクト層15の下部の不純物濃度を高くすることにより、下部の抵抗が下がり、n型ドリフト層12とp型ベース層13との界面においてアバランシェブレークダウンが生じたときに、発生した電子−正孔対のうちの正孔がp型ベースコンタクト層15を介してソース電極21に抜けやすくなる。この結果、高いアバランシェ耐量を得ることができる。このように、p型ベースコンタクト層15を高いアバランシェ耐量が得られるようなものとすると、p型ベース層13とn型ドリフト層12との接合界面から生じた空乏層は、p型ベースコンタクト層15内には実質的に広がらない。従って、p型ベースコンタクト層15の最下部の不純物濃度は、空乏層が実質的に広がらないような濃度とすることが好ましい。
更にまた、本実施形態においては、上述の如く十分に高いアバランシェ耐量を得ることができるため、半導体部分10におけるp型ベースコンタクト層15の直上域に、ベース用トレンチを形成する必要がない。この結果、ベース用トレンチにソース電極21を埋め込む際にボイドが発生するという問題が起こらず、ボイドの発生によってアバランシェ耐量が低下することがない。また、ボイドの発生を回避するためにベース用トレンチの幅を広くする必要もなく、これによって装置の微細化が阻害されることがない。このように、本実施形態によれば、オン抵抗が低く、耐量が高い電力用半導体装置を実現することができる。
更にまた、本実施形態においては、抵抗値の指標Xを6×10−16cm以下としている。これにより、p型ベースコンタクト層15の抵抗値を抑え、装置1のアバランシェ耐量をより一層向上させることができる。以下、この理由について説明する。
図3は、横軸にソース−ドレイン間に印加されるドレイン電圧Vをとり、縦軸にソース−ドレイン間に流れるドレイン電流Iをとって、電力用半導体装置の動作特性を例示するグラフ図である。
図3に示すように、本実施形態に係る電力用半導体装置においては、ドレイン電圧Vが一定値以上になるとドレイン電流Iが流れ始め、そこからドレイン電圧Vを増加させるとドレイン電流Iも増加し、ドレイン電圧Vがある値に達すると、MOSFET中のnpnトランジスタがオンすることによりスナップバックが発生し、ドレイン電圧Vが急激に低下する。このときのドレイン電流Iをスナップバック電流値Isbとする。スナップバック電流値Isbが大きいほど、装置1の耐量が高いことになる。
図4は、横軸にイオン注入エネルギーをとり、縦軸にスナップバック電流値をとって、イオン注入の深さが装置の耐量に及ぼす影響を例示するグラフ図である。
図4の横軸に示すイオン注入エネルギーは、p型ベースコンタクト層15を形成するための複数回のイオン・インプランテーション(インプラ)のうち、イオン注入エネルギーが最も高いインプラのイオン注入エネルギーを表している。すなわち、p型ベースコンタクト層15の最下部を形成するためのインプラを示している。
図5は、横軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、縦軸にボロン濃度をとって、p型ベースコンタクト層の下部を形成するためのインプラのイオン注入エネルギーがボロン濃度プロファイルに及ぼす影響を例示するグラフ図である。
なお、図5に示すプロファイルには、p型ベースコンタクト層15の上部を形成するためのインプラによって注入されたボロンも表れている。図4及び図5は、シミュレーションにより求めた結果である。
図4に示すように、スナップバック電流値のイオン注入エネルギー依存性には1つのピークが存在し、イオン注入エネルギーがある値、例えば、図4に示す例では約60keV又は約70keVのときに最大となり、イオン注入エネルギーがそれより低くても高くてもスナップバック電流値は小さくなる。この挙動は、以下の理由によると考えられる。
図5に示すように、イオン注入エネルギーが高いほど、ボロン濃度プロファイルのピークは下方に移動する。なお、図5に示す位置Pmax、位置Pmin、極大値Cmax、極小値Cminは、イオン注入エネルギーが60keVのときの値である。
p型ベースコンタクト層15の下部を形成するためのイオン注入エネルギーが低いと、例えば、図5に示す例では40keVであると、ボロン濃度が極大値をとる位置Pmaxが上方に位置しすぎてしまい、p型ベースコンタクト層15の下部のボロン濃度が低くなる。これにより、アバランシェブレークダウンが発生するブレークダウンポイントが、p型ベースコンタクト層15の直下域ではなくトレンチゲート電極18の直下域となり、ブレークダウンによって発生した正孔が効率よくソース電極21に抜けなくなる。この結果、スナップバック電流値が小さくなり、アバランシェ耐量が低くなる。
イオン注入エネルギーをより高くすると、例えば、図5に示す例では60keVにすると、位置Pmaxが下方に移動し、p型ベースコンタクト層15の下部のボロン濃度が高くなる。これにより、ブレークダウンポイントがp型ベースコンタクト層15の直下域となり、ブレークダウンによって発生した正孔がp型ベースコンタクト層15を介して効率的にソース電極21に抜けるようになる。これにより、スナップバック電流値が増加し、アバランシェ耐量が向上する。
しかし、イオン注入エネルギーを更に高くすると、例えば、図5に示す例では100keVにすると、ボロン濃度プロファイルが極大値Cmaxをとる位置Pmaxが下方に位置しすぎてしまう。この結果、p型ベースコンタクト層15内において、位置Pmin付近に高抵抗層が生じてしまい、やはり、スナップバック電流値が小さくなる。
p型ベースコンタクト層15内における高抵抗層の抵抗値は、図5に示すプロファイルにおける位置Pmin近傍に形成される谷の深さ及び幅によって決まる。不純物濃度の極小値Cminが低いほど、谷が深くなり、抵抗値は高くなる。また、位置Pminと位置Pmaxとの間の距離Lが大きいほど、谷は広くなり、抵抗値は高くなる。従って、距離Lを極小値Cminで除した値(L/Cmin)は、p型ベースコンタクト層15の抵抗値を表す指標Xとして使用できる。
図6は、横軸に指標Xをとり、縦軸にスナップバック電流値をとり、指標Xが装置の耐量に及ぼす影響を例示するグラフ図である。
図6に示すデータは、装置1のセルピッチとp型ベースコンタクト層15の最下部を形成するためのインプラのドーズ量を異ならせて実施したシミュレーションの結果である。すなわち、図6には、セルピッチが1.6μmであり、ドーズ量が1×1014cm−2である場合と、セルピッチが2.4μmであり、ドーズ量が1×1014cm−2である場合と、セルピッチが1.6μmであり、ドーズ量が5×1013cm−2である場合のデータを示している。図6に示す全ての条件において、指標Xが6×10−16cm以下である場合に、スナップバック電流値は急激に大きくなる。従って、指標Xは6×10−16cm以下とすることが好ましい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
図7(a)は、本実施形態に係る電力用半導体装置を例示する断面図であり、(b)は、縦軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、横軸に不純物濃度をとって、p型ベースコンタクト層における不純物濃度プロファイルを例示するグラフ図である。図7(b)の縦軸が表す位置は、(a)に示すB−B’線のうち、p型ベースコンタクト層における位置に相当する。
図7(a)及び(b)に示すように、本実施形態に係る電力用半導体装置2においては、p型ベースコンタクト層15の上面がn型ソース層14の上面よりも低い位置にあることにより、半導体部分10におけるp型ベースコンタクト層15の直上域に、溝状のベース用トレンチ31が形成されている。そして、このベース用トレンチ31内にはソース電極21の一部が埋め込まれている。
本実施形態によれば、p型ベースコンタクト層15の直上域にベース用トレンチ31が形成されていることにより、前述の第1の実施形態と比較して、p型ベースコンタクト層15の位置が下方にシフトする。この結果、アバランシェブレークダウンをより確実にp型ベースコンタクト層15の直下域において発生させ、また、ブレークダウンによって発生した正孔をより効率的にソース電極21に逃がし、アバランシェ耐量をより一層向上させることができる。
また、本実施形態においても、前述の第1の実施形態と同様に、p型ベースコンタクト層15の不純物濃度プロファイルを2段構成としているため、ベース用トレンチ31をあまり深く形成しなくても、良好なアバランシェ耐量を得ることができる。これにより、ベース用トレンチ31を形成する場合であっても、低いオン抵抗及び高い耐量を両立させることができる。
本実施形態における上記以外の構成、動作及び効果は、前述の第1の実施形態と同様である。
次に、本実施形態の比較例について説明する。
図8(a)は、本比較例に係る電力用半導体装置を例示する断面図であり、(b)は、縦軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、横軸に不純物濃度をとって、p型ベースコンタクト層における不純物濃度プロファイルを例示するグラフ図である。図8(b)の縦軸が表す位置は、(a)に示すC−C’線のうち、p型ベースコンタクト層における位置に相当する。
図8(a)及び(b)に示すように、本比較例に係る電力用半導体装置101においては、p型ベースコンタクト層15における上下方向の不純物濃度プロファイルは、ピークを1つだけ持つプロファイルとなっている。すなわち、p型ベースコンタクト層15における不純物濃度は、上面及び下面で相対的に低く、中央部で相対的に高い。本比較例における上記以外の構成は、前述の第2の実施形態と同様である。
図9は、横軸にベース用トレンチの深さhをとり、縦軸にスナップバック電流値をとって、本比較例に係る電力用半導体装置において、ベース用トレンチの深さが装置の耐量に及ぼす影響を例示するグラフ図である。
図9に示すように、電力用半導体装置101においては、ベース用トレンチ31の深さが浅いと、耐量が小さい。例えば、図9に示す例では、ベース用トレンチ31の深さhが0.4μm以下であると、スナップバック電流値は極めて小さい。これは、以下の理由によると考えられる。
すなわち、本比較例においては、p型ベースコンタクト層15における上下方向の不純物濃度プロファイルがピークを1つだけ持つプロファイルであることから、p型ベースコンタクト層15の最上層部及び下部における不純物濃度が相対的に低くなる。このため、ソース電極21との間のコンタクト抵抗が高くなると共に、下部の抵抗が高くなる。これにより、アバランシェブレークダウンがp型ベースコンタクト層15の直下域ではなくトレンチゲート電極18の直下域で発生してしまい、ブレークダウンによって発生した正孔電流がp型ベース層13及びn型ソース層14を通過してソース電極21に抜ける。この結果、p型ベース層13内の抵抗により電流方向に沿って電位差が生じ、n型基板11、n型ドリフト層12、p型ベース層13及びn型ソース層14からなるnpnトランジスタがオンしやすくなる。npnトランジスタがオンすると、アバランシェ電流が一ヶ所に集中してしまい、破壊耐量は小さくなってしまう。
図9に示すように、耐量を向上させるためには、ベース用トレンチ31の深さhを深くすればよいが、そうすると、ベース用トレンチ31内にソース電極21を埋め込むことが困難になる。このため、ベース用トレンチ31の幅を広くする必要が生じ、チャネル密度が低くなり、オン抵抗が低下してしまう。
また、深さhを浅くしたまま、耐量を向上させるために、p型ベースコンタクト層15全体の不純物量を多くすることも考えられるが、そうすると、p型ベースコンタクト層15の幅が広くなってしまい、装置の微細化が困難になる。この結果、やはりチャネル密度が低くなり、オン抵抗が低下してしまう。このように、本比較例に係る電力用半導体装置101は、前述の第1及び第2の実施形態に係る電力用半導体装置と比較して、オン抵抗と耐量とのバランスが低い。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではない。例えば、前述の各実施形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含有される。例えば、前述の各実施形態においては、各層の母材となる半導体材料がシリコンであり、アクセプタがボロンである例を示したが、本発明はこれに限定されない。
(a)は、本発明の第1の実施形態に係る電力用半導体装置を例示する断面図であり、(b)は、縦軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、横軸に不純物濃度をとって、p型ベースコンタクト層における不純物濃度プロファイルを例示するグラフ図である。 横軸に図1(a)に示すA−A’線における位置をとり、縦軸に不純物濃度をとって、第1の実施形態における不純物濃度プロファイルの具体例を示すグラフ図である。 横軸にソース−ドレイン間に印加されるドレイン電圧Vをとり、縦軸にソース−ドレイン間に流れるドレイン電流Iをとって、電力用半導体装置の動作特性を例示するグラフ図である。 横軸にイオン注入エネルギーをとり、縦軸にスナップバック電流値をとって、イオン注入の深さが装置の耐量に及ぼす影響を例示するグラフ図である。 横軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、縦軸にボロン濃度をとって、p型ベースコンタクト層の下部を形成するためのインプラのイオン注入エネルギーがボロン濃度プロファイルに及ぼす影響を例示するグラフ図である。 横軸に指標Xをとり、縦軸にスナップバック電流値をとり、指標Xが装置の耐量に及ぼす影響を例示するグラフ図である。 (a)は、本発明の第2の実施形態に係る電力用半導体装置を例示する断面図であり、(b)は、縦軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、横軸に不純物濃度をとって、p型ベースコンタクト層における不純物濃度プロファイルを例示するグラフ図である。 (a)は、比較例に係る電力用半導体装置を例示する断面図であり、(b)は、縦軸にp型ベースコンタクト層における上下方向の位置をとり、横軸に不純物濃度をとって、p型ベースコンタクト層における不純物濃度プロファイルを例示するグラフ図である。 横軸にベース用トレンチの深さhをとり、縦軸にスナップバック電流値をとって、比較例に係る電力用半導体装置において、ベース用トレンチの深さが装置の耐量に及ぼす影響を例示するグラフ図である。
符号の説明
1、2、101 電力用半導体装置、10 半導体部分、11 n型基板、12 n型ドリフト層、13 p型ベース層、14 n型ソース層、15 p型ベースコンタクト層、16 ゲート用トレンチ、17 ゲート絶縁膜、18 トレンチゲート電極、21 ソース電極、22 ドレイン電極、31 ベース用トレンチ、Cmin 極小値、Cmax 極大値、Pmin 極小値をとる位置、Pmax 極大値をとる位置、Plower 下面、Pupper 上面、L 距離、X 指標

Claims (5)

  1. 第1導電型の半導体基板と、
    前記半導体基板上に形成され、不純物濃度が前記半導体基板の不純物濃度よりも低い第1導電型のドリフト層と、
    前記ドリフト層上に形成された第2導電型のベース層と、
    前記ベース層上の一部に形成された第1導電型のソース層と、
    前記ソース層及び前記ベース層を突き抜けて前記ドリフト層の内部に進入した複数のトレンチゲート電極と、
    前記トレンチゲート電極と前記ドリフト層、前記ベース層及び前記ソース層との間に設けられたゲート絶縁膜と、
    前記ベース層の上層部分における前記トレンチゲート電極間の領域に形成され、不純物濃度が前記ベース層の不純物濃度よりも高い第2導電型のベースコンタクト層と、
    前記ソース層及び前記ベースコンタクト層に接続されたソース電極と、
    前記半導体基板に接続されたドレイン電極と、
    を備え、
    前記ベースコンタクト層における前記半導体基板の上面に対して垂直な方向の不純物濃度プロファイルは、前記ベースコンタクト層の上面において最も高く、上面及び下面以外の位置において極小値をとり、前記極小値をとる位置よりも下方の位置において極大値をとることを特徴とする電力用半導体装置。
  2. 前記ベースコンタクト層の上面が前記ソース層の上面よりも低い位置にあることによりベース用トレンチが形成されており、前記ベース用トレンチ内には前記ソース電極の一部が埋め込まれていることを特徴とする請求項1記載の電力用半導体装置。
  3. 前記不純物濃度プロファイルにおける前記極小値をCmin(cm−3)とし、前記極小値をとる位置と前記極大値をとる位置との間の距離をL(cm)とするとき、比(L/Cmin)の値が6×10−16cm以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の電力用半導体装置。
  4. 前記ベースコンタクト層の不純物濃度は、前記ベース層と前記ドリフト層との接合界面から生じた空乏層が前記ベースコンタクト層内には実質的に広がらないような濃度であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の電力用半導体装置。
  5. 前記第1導電型はn型であり、前記第2導電型はp型であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の電力用半導体装置。
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