JP2010026578A - 情報処理装置、画像形成装置と後処理装置の制御方法、コンピュータプログラム - Google Patents

情報処理装置、画像形成装置と後処理装置の制御方法、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 JDFで一元管理された印刷システムにおいて、アプリケーションで設定した印刷文書の、印刷と後処理を、異なるベンダーのデバイスで行いたい場合、プリプレスアプリケーションから一度に指示できず、ユーザ自身が個々のデバイスに対して指示する必要があり手間がかかっていた。
【解決手段】 プリンタ107とプリンタ107の出力物を後処理するニアラインフィニッシャ110とを制御する制御方法であって、フィニッシャ専用アプリケーション109で生成されたジョブチケットを登録し(S1306)、登録されたジョブチケットの中から、ニアラインフィニッシャ110への指示に利用可能なものを検索し、検索されたジョブチケットを利用してニアラインフィニッシャ110への指示を行う(S1703)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリンタと複数のニアラインフィニッシャとを組み合わせて、プリプレス及びプレス工程を行うための文書処理システムに関する。
商業的印刷業界は、第三者(顧客、クライアント)から印刷物(雑誌、新聞、カタログ、広告、グラビア等)の作成依頼を受注し、該クライアントの所望の印刷物を作成し、それを該クライアントに納品することでクライアントから報酬を得る。この商業的印刷業界では、現在でも、オフセット製版印刷機等の大規模な印刷装置を用いているのが主流である。
この商業的印刷業界では、様々な工程を踏んで作業が進められる。この工程には、例えば、入稿、デザインやレイアウト、カンプ(プリンタ出力によるプレゼンテーション)、校正(レイアウト修正や色修正)、校正刷り(プルーフプリント)、版下作成、印刷、後処理加工、発送等がある。上述のような印刷機の利用には版下作成を欠かすことができず、一度版下を作成すると、その修正は容易でなく、且つコスト的にかなり不利である。これは、入念な校正、即ち、レイアウトのチェックや色の確認作業が必須である事等に起因する。
このように、この種の業界では、大掛かりな装置を必要とし、尚且つ、クライアントが所望する印刷物を作成するのにある程度の時間も必要であった。しかも、これらそれぞれの作業には専門知識が必要であり、いわば職人と呼ばれる熟練者のノウハウが必要であった。原稿や原稿の一部となる部品データを入稿し、デザインやレイアウトを確定し、校正刷りを行う技術は、例えば、特許文献1に記載されている。
一方で、最近、電子写真方式の印刷装置やインクジェット方式の印刷装置の高速化、高画質化に伴い、上記のような印刷業界に対抗して、プリント・オン・デマンドという業態が出現しつつある。以下、プリント・オン・デマンド(Print On Demand)は、PODと略記する。
PODでは、印刷装置で扱うジョブを、より比較的小ロットのジョブに分けることで、大掛かりな装置、システムを用いずに、短納期で印刷処理を取り扱うことを目指している。特に、このPODでは、上記のような大規模な印刷機、印刷手法に代えて、例えば、ディジタル複写機やディジタル複合機等のディジタル画像形成装置を最大限に活用して、電子データを用いたディジタルプリントを実現している。そして、このPODによる業態のPOD市場が展開されつつある。このようなPOD市場では、従来の印刷業界に比べてディジタル化が融合し、コンピュータを利用した管理、制御が浸透してきており、コンピュータを利用してある程度、印刷業界のレベルに近づこうとしている。
このような背景の中で、POD市場には、コピー・プリントショップ印刷会社の印刷サービスと言われるPFPや、企業内社内向け印刷サービスと言われるCRD等が存在する。ここで、PFPは、Print For Payの略称である。また、CRDは、Centralized Reproduction Departmentの略称である。
また、昨今のPOD市場では、統括的な業務支援の実現及び効率的な業務運用を目指し、業界団体によっていくつかの標準化規格が策定されている。例えば、CIP4におけるJDF(Job Definition Format)と呼ばれるものがある。なお、CIP4とは、International Cooperation For Integration of Processes in Prepress、Press and Postpress の略で、製版、印刷、後加工の工程・処理統合のための共同組織である。
このJDFフォーマットを用いることによって、クライアントからの入稿、プリプレス、プレス、ポストプレスまでの工程を一元管理し、かつ自動化することが容易となりつつある。例えば印刷業者に持ち込まれた印刷ジョブは印刷システムにより管理され、印刷すべき画像データを生成するRIP工程、用紙に画像を印刷する印刷工程、裁断や製本を行う製本工程などの各工程においてどのような処理をすべきかを操作者が決定する。操作者はさらに、各工程における処理内容をJDFにより定義し、定義した処理内容を各工程について担当する装置に送信する。各装置では送られてきた処理内容に応じてその工程の処理を行うといった処理を行う。これらにより、一連の印刷工程を管理することが可能となる。
なお、印刷作業において、後処理加工をする後工程(ステイプル、パンチ、中とじ製本、くるみ製本等)では、紙折り機や裁断機などフィニッシャと呼ばれる後処理装置が使用されるが、これらの機器は3つの形態に分けることができる。1つは印刷装置に直接接続され、自動的に紙が搬送されるフィニッシャであり、これはインラインフィニッシャと呼ばれる。もう一つは、ネットワークでは接続されているが、印刷装置とは結合していないため、印刷済の紙の自動搬送が行われずオペレータの手作業を必要とするフィニッシャで、「ニアラインフィニッシャ」と呼ばれている。更に、ネットワークでも接続されておらず、情報の伝達手段もないフィニッシャであり、これは「オフラインフィニッシャ」と呼ばれている。
特開平11−110535号公報 特開2005−101883号公報 特開2001−142667号公報
前述したように業界標準規格のJDFフォーマットを用いることによって、クライアントからの入稿、プリプレス、プレス、ポストプレスまでの工程を一元管理したり、自動化したりすることが容易となりつつある。しかし、JDFは業界標準規格のフォーマットといいながらもベンダー独自で拡張した設定属性を持っている場合がある。そのためベンダー間でのインタフェースの違いから、印刷システムの中にベンダーの異なるデバイスが混在している場合にはすべての工程をJDFで完全に制御することは困難であった。例えば、プリプレス及びプレスの工程において、面付けやプリンタに対する印刷設定を行うための「プリプレスアプリケーション」と、印刷装置とは結合していない「ニアラインフィニッシャ」のベンダーが異なる場合がある。ここで、プリプレスアプリケーションが「ニアラインフィニッシャ」のインタフェースの詳細を把握していない場合などもある。このような場合にはプリプレスアプリケーションは「ニアラインフィニッシャ」へ指示するJDFを正しく発行することが難しい。そのため異なるベンダーのプリプレスアプリケーションやフィニッシャを組み合わせて印刷作業を行いたい場合には、手間を要する。すなわち、オペレータ自身がそのインタフェースの違いを埋めるべく、作業指示書などを見ながら、プリプレスアプリケーションとフィニッシャの両方に対して、個々に適切なJDFを発行する必要があり、手間がかかっていた。またこのことはプリプレスからプレスまでの工程をJDFで完全に自動化できない原因となっていた。
本発明の情報処理装置は、画像形成装置と該画像形成装置の出力物を後処理する後処理装置とを制御する情報処理装置であって、他の情報処理装置で生成されたジョブチケットを登録する登録手段と、前記登録手段により登録されているジョブチケットの中から、前記後処理装置への指示に利用可能なものを検索する検索手段と、前記検索手段により検索されたジョブチケットを利用して前記後処理装置への指示を行う指示手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ベンダーの異なる複数のデバイスの混在する環境において、1つのアプリケーションから複数のデバイスに対して直接指示することが可能となりオペレータの設定の手間を軽減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
[文書処理システムの概要]
本発明の実施形態の文書処理システムでは、一般アプリケーションにより作成されたデータファイルが、電子原稿ライタによって電子原稿ファイルに変換される。製本アプリケーションは、その電子原稿ファイルを編集する機能を提供している。
尚、本例では、文書処理システムで実現される各種機能が明瞭になるように、一般アプリケーション、電子原稿ライタ、製本アプリケーション、電子原稿デスプーラ等の各機能を分離して示しているが、ユーザに提供されるパッケージはこれらに限定されない。例えば、これらの各種機能は、それらを組み合わせたアプリケーションやグラフィックエンジンとして提供されても良い。
<文書処理システムのソフトウェア構成例>
図1は本発明の実施形態の、文書処理システムのソフトウェア構成を示す図である。
なお、本文書処理システムには、印刷処理工程における、プリプレス、印刷、フィニッシング工程が含まれている。
文書処理システムは、本発明の文書処理装置(情報処理装置)の好適な実施形態であるコンピュータ100(以下、ホストコンピュータとも呼ばれる)によって実現されている。
一般アプリケーション101は、ワードプロセシングやスプレッドシート、フォトレタッチ、ドローあるいはペイント、プレゼンテーション、テキスト編集等の各種機能を提供するアプリケーションプログラムである。この一般アプリケーション101は、コンピュータ100上で動作するOS(オペレーティングシステム)に対する印刷機能を有している。これらの一般アプリケーション101は、作成された文書データや画像データ等のアプリケーションデータを印刷するにあたって、OSにより提供される所定のインタフェース(GDI:Graphic Device Interface)を利用する。
即ち、任意の一般アプリケーション101は、作成したデータを印刷するために、所定のインタフェースを提供するOSの出力モジュール(不図示)に対して、OSに依存する所定形式の出力コマンド(GDI関数と呼ばれる)を送信する。出力コマンドを受信した出力モジュールは、プリンタ等の出力デバイスが処理可能な形式にその出力コマンドを変換し、変換されたコマンド(DDI:Device Driver Interface関数と呼ばれる)を出力する。
出力デバイスが処理可能な形式は、デバイスの種類やメーカ、機種等によって異なるために、デバイス毎にそれを制御するためのデバイスドライバが提供されている。OSでは、そのデバイスドライバを利用してコマンドの変換を行い、印刷データを生成し、JL(Job Language)でくくることにより印刷ジョブが生成される。OSとしてマイクロソフト社のウインドウズを利用する場合には、前述した出力モジュールとしては、GDI(Graphic Device Interface)と呼ばれるモジュールが相当する。
電子原稿ライタ102は、前述のデバイスドライバを改良したものであり、本文書処理システム実現のために提供されるソフトウェアモジュールである。ただし、電子原稿ライタ102は、特定の出力デバイスを目的としておらず、後述の製本アプリケーション104やプリンタドライバ106により処理可能な形式に出力コマンドを変換する。
この電子原稿ライタ102による変換後の形式(以後、「電子原稿形式」と呼ぶ)は、ページ単位の原稿を詳細な書式をもって表現可能であれば、特に、その形式は問わない。実質的な標準形式の内では、例えば、米国のアドビシステムズ社によるPDF形式や、W3Cにより公開されているSVG(Scalabele Vector Graphics)形式等が電子原稿形式として採用できる。
一般アプリケーション101により電子原稿ライタ102を利用させる場合には、出力に使用するデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してから印刷を実行させる。ただし、電子原稿ライタ102によって作成されたままの電子原稿ファイルは、電子原稿ファイルとして完全な形式を備えていない。
そのため、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定するのは製本アプリケーション104であり、その管理下でアプリケーションデータの電子原稿ファイルへの変換が実行される。製本アプリケーション104は、電子原稿ライタ102が生成した新規の不完全な電子原稿ファイルを、後述する形式を備えた電子原稿ファイルとして完成させる。
以下では、この点を明瞭に識別する必要がある際には、電子原稿ライタ102によって作成されたファイルを電子原稿ファイルと呼び、製本アプリケーション104によって構造を与えられた電子原稿ファイルをブックファイルと呼ぶ。また、特に、区別する必要がない場合は、アプリケーションにより生成されるドキュメントファイル、電子原稿ファイル、及びブックファイルをいずれも文書ファイル(または文書データ)と呼ぶ。
このようにデバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定し、一般アプリケーション101によりそのアプリケーションデータを印刷させる。これにより、アプリケーションデータは、一般アプリケーション101によって定義されたページ(以後、「論理ページ」あるいは「原稿ページ」と呼ぶ)を単位とする電子原稿形式に変換される。そして、この電子原稿形式のアプリケーションデータは、電子原稿ファイル103としてハードディスク等の記憶媒体に格納される。
尚、ハードディスクは、本実施形態の文書処理システムを実現するコンピュータが備えているローカルドライブであっても良いし、ネットワークに接続されている場合にはネットワーク上に提供されるドライブであっても良い。
また、一般アプリケーション101自身が電子原稿形式のデータを作成する能力を有する場合には、電子原稿ライタ102を指定して印刷を実行する必要はない。この場合は、一般アプリケーション101自身が生成した電子原稿形式のデータを、製本アプリケーション104の管理下で、アプリケーションデータを電子原稿ファイルへ変換することも可能である。
製本アプリケーション104は、電子原稿ファイルあるいはブックファイル103を読み込み、それを編集するための機能を利用者に提供する。
製本アプリケーション104によって編集されたブックファイル103を印刷する際には、製本アプリケーション104によって電子原稿デスプーラ105が起動される。電子原稿デスプーラ105は、製本アプリケーション104と共にコンピュータ内にインストールされるプログラムモジュールである。
この電子原稿デスプーラ105は、製本アプリケーション104で利用するドキュメント(ブックファイル)を印刷する際に、プリンタドライバ106や、プリンタ107へ描画データを出力するために使用されるモジュールである。
電子原稿デスプーラ105は、指定されたブックファイル103をハードディスクから読み出し、それに記述された形式で各ページを印刷するために、OSの出力モジュールに適合する出力コマンドを生成して、それを出力モジュールに出力する。その際に、出力デバイスとして使用されるプリンタ107のプリンタドライバ106がデバイスドライバとして指定される。出力モジュールは、指定されたプリンタ107のプリンタドライバ106を用いて受信した出力コマンドを、プリンタ107で解釈実行可能なデバイスコマンドに変換する。そして、デバイスコマンドはプリンタ107に送信され、プリンタ107によってデバイスコマンドに応じた画像が印刷用紙に印刷される。
109は、フィニッシャ専用アプリケーションであり、110は、プリンタ107の出力物を後処理する後処理装置としてのニアラインフィニッシャである。フィニッシャ専用アプリケーション109は、ユーザの指示に基づいて、ニアラインフィニッシャ110を制御するためのジョブチケットを作成し、それをニアラインフィニッシャ110に対して発行する。なお、図1においては、フィニッシャ専用アプリケーション109は、製本アプリケーション104等がインストールされるコンピュータ100と異なるコンピュータにインストールされていが、コンピュータ100内にインストールされてもよい。
<文書処理システムのハードウェア構成例>
図2は本発明の実施形態の、文書処理システムのハードウェア構成を示す図である。
図2において、100はホストコンピュータであり、CPU201を備える。CPU201は、ROM203のプログラム用ROM203bあるいは外部メモリ211に記憶された文書処理プログラム(アプリケーションプログラム)、印刷処理関連プログラム等のプログラムに基づく処理を実行する。この処理には、図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等の構成要素が混在した文書処理がある。更に、CPU201は、ホストコンピュータ100内のシステムバス204に接続される各デバイスを総括的に制御する。
ROM203のプログラム用ROM203bあるいは外部メモリ211には、BIOSや、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下、OS)等のプログラムも記憶している。また、ROM203のフォント用ROM203aあるいは外部メモリ211には、文書処理の際に使用するフォントデータ等のデータを記憶している。また、ROM203のデータ用ROM203cあるいは外部メモリ211には、文書処理等の各種処理を行う際に使用する各種データを記憶する。
202はRAMであり、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。205はキーボードコントローラ(KBC)であり、キーボード(KB)209からのキー入力やポインティングデバイス(不図示)からのコマンド入力を制御する。206はCRTコントローラ(CRTC)であり、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を制御する。尚、CRTコントローラ7206及びCRTディスプレイ210の代りに、LCDコントローラ及びLCDを用いても良い。
207はディスクコントローラ(DKC)であり、ハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ211とのアクセスを制御する。この外部メモリ211は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、印刷制御コマンド生成プログラム(以下、プリンタドライバ)等の各種データを記憶する。
208はプリンタコントローラ(PRTC)であり、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)21を介してプリンタ107に接続されて、プリンタ107との通信制御処理を実行する。双方向性インタフェースの例には、USBインタフェース、IEEE1394インタフェース、無線LANインタフェース等がある。
尚、CPU201は、例えば、RAM202上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行してGUIを提供することで、CRT210上でのWYSIWYGを可能としている。また、CPU201は、CRT210上のマウスカーソル(不図示)等で指示されたコマンドに基づいて、登録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは、印刷を実行する際、印刷の設定に関するウインドウ(操作画面)を開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷方法の設定を行える。
プリンタ(印刷装置)107において、312はプリンタCPUであり、プリンタCPU312は、プリンタ制御部1000内のシステムバス315に接続される各デバイスを総括的に制御する。また、プリンタCPU312は、印刷部インタフェース(I/F)316を介して、出力情報としての画像信号を印刷部(プリンタエンジン)317に出力する。尚、この出力は、ROM313のプログラム用ROM313bあるいは外部メモリ314に記憶された制御プログラム等のプログラムに基づくものである。
ROM313のプログラム用ROM313bには、プリンタCPU312の制御プログラム等のプログラムを記憶している。また、ROM313のフォント用ROM313aには、上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等のデータを記憶している。また、ハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ314がないプリンタの場合には、ROM313のデータ用ROM313cには、ホストコンピュータ100上で利用される情報等を記憶している。
プリンタCPU312は、入力部318を介してホストコンピュータ100との通信処理が可能となっており、プリンタ107内のステータス情報等の各種情報をホストコンピュータ100に通知可能に構成されている。319は、プリンタCPU312の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMである。このRAM319は、増設ポート(不図示)に接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。
尚、RAM319は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。外部メモリ314は、メモリコントローラ(MC)320によりアクセスが制御される。外部メモリ314は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等のデータを記憶する。また、321は操作部であり、プリンタ107に対する各種操作を実現するための操作パネルやスイッチ、LED表示器等が構成されている。
また、外部メモリ314は1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていても良い。さらに、NVRAM(不図示)を有し、操作部321からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
<電子原稿データの形式例>
製本アプリケーション104の詳細を言及する前に、ブックファイルのデータ形式を説明する。
ブックファイルは、紙媒体の書物を模した3層の層構造を有する。上位層は「ブック」と呼ばれ、1冊の本を模しており、その文書全般に係る属性が定義されている。その下の中間層は、本でいう章に相当し、やはり「章」と呼ばれる。各章についても、章毎の属性が定義できる。下位層は「ページ」であり、アプリケーションプログラムで定義された各ページに相当する。各ページについてもページ毎の属性が定義できる。ひとつのブックには、複数の章を含むことができ、また、ひとつの章には、複数のページを含むことができる。
図3は本発明の実施形態のブックファイルのデータ形式の一例を模式的に示す図である。
この例のブックファイルにおける、ブック、章、ページは、それぞれに相当するノードにより示されている。ひとつのブックファイルは、ひとつのブックを含む。ブック、章は、ブックとしての構造を定義するための概念であるから、定義された属性値と下位層へのリンクとをその実体として含む。ページは、アプリケーションプログラムによって出力されたページごとのデータを実体として有する。そのため、ページは、その属性値のほか、原稿ページの実体(原稿ページデータあるいは原稿データ)と各原稿ページデータへのリンクを含む。
尚、紙媒体等の印刷用紙に出力する際の印刷ページは、複数の原稿ページを含む場合がある。この構造に関してはリンクによって表示されず、ブック、章、ページ各階層における属性として表示される。
図3では、ブックファイルが1つの完結したブックである必要はないので、「ブック」を「文書」として一般化して記載している。
まず、文書は、最上位に文書情報401を有する。文書情報401は、402〜404の3つのパートに大別できる。文書制御情報402は、文書ファイルのファイルシステムにおけるパス名等の情報を保持する。文書設定情報403は、ページレイアウト等のレイアウト情報とステイプル等の印刷装置の機能設定情報を保持し、ブックの属性に相当する。章情報リスト404は、文書を構成している章の集合をリスト形式で保持する。リストが保持するのは章情報405である。
章情報405も、406〜408の3つのパートに大別できる。章制御情報406は、章の名称等の情報を保持する。章設定情報407は、その章特有のページレイアウトやステイプルの情報を保持し、章の属性に相当する。章毎に設定情報を持つことで最初の章は2−UPのレイアウト、その他の章は4−UPのレイアウトのように複雑なレイアウトを持った文書を作成することが可能である。ページ情報リスト408は、各章を構成する原稿ページの集合リスト形式で保持している。ページ情報リスト408が指示するのは、ページ情報データ409である。
ページ情報データ409も、410〜412の3つのパートに大別される。ページ制御情報410は、ツリー上に表示するページ番号等の情報を保持する。ページ設定情報411は、ページ回転角やページの配置位置情報等の情報を保持し、原稿ページの属性に相当する。ページデータリンク情報412は、ページに対応する原稿データである。この例では、ページ情報409が直接原稿データを持つのではなく、リンク情報412だけをもち、実際の原稿データは、ページデータリスト413で保持する構成としている。
図4は本発明の実施形態のブック属性(文書設定情報403)の例を示す図である。
通常、下位層と重複して定義可能な項目に関しては、下位層の属性値が優先採用される。そのため、ブック属性にのみ含まれる項目に関しては、ブック属性に定義された値はブック全体を通して有効な値となる。しかし、下位層と重複する項目については、下位層において定義されていない場合における既定値としての意味を有する。しかし、本例では、後述するように、下位層の属性値を優先するか否かが選択可能となっている。尚、図示された各項目は具体的に1項目に対応するのではなく、関連する複数の項目を含むものもある。
ブック属性に固有の項目は、印刷方法、仕上がりサイズ、面付け方法、トンボ・ドブ、とじ代/とじ方向、製本詳細、表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切り、フィニッシング、くるみ表紙サイズ、仕上がり拡大縮小、ドブ拡大縮小の14項目である。これらは、ブックを通して定義される項目である。
印刷方法属性としては、片面印刷、両面印刷、製本印刷の3つの値を指定できる。仕上がりサイズ属性としては、固定サイズ、ユーザ指定サイズの2つの値を指定できる。
仕上がりサイズ属性は、用紙サイズで示される印刷用紙を断裁した後に残される最終印刷物となるサイズである。本発明では、仕上がりサイズを用紙サイズとは別に設定することが可能であり、仕上がりサイズは、用紙サイズ以下となるように設定される。また、仕上がりサイズが設定される特定の印刷方法の場合、用紙サイズはブック属性だけで定義され、後述する章属性では設定できなくなる。
面付け方法属性は、出力用紙を、インラインフィニッシャまたはオフラインフィニッシャにより断裁、製本することを前提として、1枚の出力用紙上に印刷ページを複数ページ面付けして印刷したいときに、その面付け方法を指定するための項目である。指定可能な面付け方法としては、「ペラ、中とじ、くるみ、4つ折り」等がある。
ここで、「ペラ」とは、仕上げの際に用紙を折らないでとじることができる形式に印刷ページを用紙に面付けする方法である。「中とじ」とは、別途指定する枚数の用紙を束にして2つ折りにし、その束をつづり合わせることで製本が可能となる形式に適したレイアウトに印刷ページを用紙に面付けする方法である。
また、「くるみ(くるみ製本)」とは、インラインフィニッシャまたは、オフラインフィニッシャによるくるみ製本が可能となる形式で、くるみ表紙、中紙に印刷ページを面付けする方法である。そして、印刷した中紙を綴じ位置に糊付けし、くるみ表紙でくるむことで製本し、必要に応じて三方断裁する方法である。
また、「4つ折り」とは、出力用紙を4つ折りにして、束にすると、無線とじ製本が可能となる形式で、印刷ページを面付けする方法である。ここで、無線とじ製本は、オフラインフィニッシャにより三方断裁または四方断裁することにより実現される。
トンボ・ドブ属性は、電子原稿ファイルを印刷する際に、印刷ページに対しトンボの印刷、及びドブ(裁ち落とし)を指定したい場合に指定するための項目である。
ドブ領域(裁ち落とし幅)は、仕上がりページの各辺に付与でき、印刷用紙を断裁するときに、裁ち落とされる幅を表す。トンボマーク(裁ち落とし位置目印)は、オフラインフィニッシャを用いてユーザが裁ち落としを行う際の位置を示す目印である。
とじ代/とじ方向は、文書を綴じる方向として、用紙向きが縦の場合は、長編綴じ(左)、長編綴じ(右)、短辺綴じ(上)、短辺綴じ(下)から選択可能である。用紙向きが横の場合は、長編綴じ(上)、長編綴じ(下)、短辺綴じ(左)、短辺綴じ(右)から選択可能である。とじ代は、綴じる方向側に付与される余白領域の幅を示す。
製本詳細属性としては、「中とじ」、「くるみ」、「4つ折り」等の面付け方法が指定されている場合に、見開き方向や、束になる枚数、とじ代(幅)、ガターシフト等が指定できる。
表紙/裏表紙属性は、ブックとしてまとめられる電子原稿ファイルを印刷する際に、表紙及び裏表紙となる用紙を付加することの指定、及び付加した用紙への印刷内容の指定を含む。
インデックス紙属性は、章の区切りとして、印刷装置に別途用意される耳付きのインデックス紙の挿入の指定及びインデックス(耳)部分への印刷内容の指定を含む。この属性は、印刷用紙とは別に用意された用紙を所望の位置に挿入するインサート機能を持ったインサータが使用する印刷装置に備えられている場合か、あるいは、複数の給紙カセットを使用可能である場合に有効となる。これは合紙属性についても同様である。
合紙属性は、章の区切りとして、インサータからあるいは給紙カセットから供給される用紙の挿入の指定、及び、合紙を挿入する場合には、給紙元の指定等を含む。
章区切り属性は、章の区切り目において、新たな用紙を使用するか、新たな印刷ページを使用するか、特に何もしないか等の指定を含む。片面印刷時には新たな用紙の使用と新たな印刷ページの使用とは同じ意味を持つ。両面印刷時には、「新たな用紙の使用」を指定すれば、連続する章が1枚の用紙に印刷されることはないが、「新たな印刷ページの使用」を指定すれば、連続する章が1枚の用紙の表裏に印刷されることがあり得る。
フィニッシング属性は、排出した用紙を、中とじ製本やくるみ製本(バインディング)あるいは三方断裁等の処理を施すか否かを指定するための項目であり、この属性の有効性は使用する印刷装置がその機能を有するか否かに依存する。
くるみ表紙用紙サイズは、面付け方法で「くるみ(くるみ製本)」が選択される場合に設定可能となる用紙サイズであり、中紙をくるむための表紙の用紙サイズを示す。尚、上述した仕上がりサイズは、中紙の仕上がりサイズを示すものであり、この中紙の仕上がりサイズから、くるみ表紙の仕上がりサイズは算出可能であるため、本実施形態では、属性としては保持していない。
中紙と同様に、くるみ表紙用紙サイズは、くるみ表紙仕上がりサイズよりも大きな値となる。くるみ表紙の仕上がりサイズは、「中紙の仕上がりサイズ×2+背表紙幅」により算出される。なぜなら、くるみ表紙の仕上がりサイズは、表紙サイズ、背表紙サイズ、裏表紙サイズの和であり、本実施形態では、表紙サイズと裏表紙サイズは中紙の仕上がりサイズに等しいためである。尚、背表紙幅は、中紙の用紙種類(メディアタイプ)により決定される中紙用紙の厚さと中紙の枚数の積により算出される。
仕上がり拡大縮小属性でONされている場合には、仕上がり用紙サイズに合わせて、入力される原稿ページを拡大縮小することを示す。
ドブ拡大縮小属性でONされている場合には、仕上がり用紙サイズの4辺に設定されているドブ領域を含むサイズに合わせて、入力される原稿ページを拡大縮小することを示す。
図5は本発明の実施形態の章属性(章設定情報407)の例を示す図である。また、図6は本発明の実施形態のページ属性(ページ設定情報411)の例を示す図である。章属性とページ属性との関係もブック属性と下位層の属性との関係と同様である。
章属性に関しては、章に固有の項目はなく、すべてブック属性と重複する。従って、通常は、章属性における定義とブック属性における定義とが異なれば、章属性で定義された値が優先する。しかし、本例では、後述するように、下位層の属性値を優先するか否かが選択可能となっている。
ブック属性と章属性とにのみ共通する項目は、用紙サイズ、用紙方向、N−up印刷指定、拡大縮小、排紙方法の5項目である。この内、用紙サイズは、前述したように、印刷用紙のサイズを示し、くるみ製本や二つ折り製本(上記製本印刷に相当)が選択されていない場合は、章単位に用紙サイズを切り替えることが可能である。
また、用紙方向は、ポートレイト(縦)であるか、ランドスケープ(横)であるかを示す。
N−up印刷指定属性は、1印刷ページに含まれる原稿ページ数を指定するための項目である。指定可能な配置としては、1×1や1×2、2×2、3×3、4×4等がある。拡大縮小属性でONされている場合には、出力用紙サイズに合わせて、入力される原稿ページを拡大縮小することを示す。
排紙方法属性は、排出した用紙にステイプル処理を施すか否かを指定するための項目であり、この属性の有効性は使用する印刷装置がステイプル機能を有するか否かに依存する。
ページ属性に固有の項目には、ページ回転指定、ズーム、配置位置、アノテーション、ページ分割等がある。ページ回転指定属性は、原稿ページを印刷ページに配置する際の回転角度を指定するための項目である。ズーム属性は、原稿ページの変倍率を指定するための項目である。変倍率は、仮想論理ページ領域のサイズを100%として指定される。仮想論理ページ領域とは、原稿ページを、N−up等の指定に応じて配置した場合に、1原稿ページが占める領域である。例えば、1×1であれば、仮想論理ページ領域は1印刷ページに相当する領域となり、1×2であれば、1印刷ページの各辺を約70パーセントに縮小した領域となる。
ブック属性、章属性、ページ属性について共通な属性として、ウォーターマーク属性及びヘッダ・フッタ属性がある。ウォーターマークとは、アプリケーションで作成されたデータに重ねて印刷される、別途指定される画像や文字列等の情報である。ヘッダ・フッタは、それぞれ各ページの上余白及び下余白に印刷されるウォーターマークである。但し、ヘッダ・フッタには、ページ番号や日時等の情報で、かつ変数により指定可能な項目が用意されている。
尚、ウォーターマーク属性及びヘッダ・フッタ属性において指定可能な内容は、章とページとは共通であるが、ブックはそれらと異なっている。ブックにおいては、ウォーターマークやヘッダ・フッタの内容を設定できる。また、ブック全体を通してどのようにウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するかを指定することができる。一方、章やページでは、その章やページにおいて、ブックで設定されたウォーターマークやヘッダ・フッタを印刷するか否かを指定できる。
<文書処理システムの操作手順例>
(ブックファイルの生成手順例)
ブックファイルは、上述したような構造及び内容を有している。次に、製本アプリケーション104及び電子原稿ライタ102によってブックファイルを作成する手順を説明する。ブックファイルの作成は、製本アプリケーション104によるブックファイルの編集操作の一環として実現される。
図7は本発明の実施形態の製本アプリケーションによるブックファイルの生成手順を示すフローチャートである。
まず、開こうとするブックファイルが、新規作成すべきものであるか、それとも既存のものであるかを判定する(ステップS701)。新規作成のブックファイルである場合(ステップS701でYES)、章を含まないブックファイルを新規に作成する(ステップS702)。
新規に作成されるブックファイルは、図3の例で示せば、文書情報401のみ有し、これは、章のノードに対するリンクが存在しないブックのノードとなる。ブック属性(文書設定情報403)は、新規作成用としてあらかじめ用意された属性のセットが適用される。そして、新規ブックファイルを編集するためのユーザインターフェース(UI)画面を表示する(ステップS704)。図8は、新規にブックファイルが作成された際のUI画面800の一例である。この場合には、ブックファイルは実質的な内容を持たないために、UI画面800には何も表示されない。
一方、既存のブックファイルである場合(ステップS701でNO)、指定されたブックファイルを開く(ステップS703)。そして、そのブックファイルの構造、属性、内容に従ってユーザインターフェース(UI)画面を表示する。図9は、このUI画面900の一例である。
ここで、このUI画面900の詳細について、図9を用いて説明する。
図9は本発明の実施形態の製本アプリケーションによるUI画面の一例を示す図である。
UI画面900は、ブックの構造を示すツリー部901と、印刷された状態を表示するプレビュー部902とを備えている。ツリー部901には、ブックに含まれる章、各章に含まれるページが、図3のような木構造が分かるように表示される。ツリー部901に表示されるページは原稿ページである。プレビュー部902には、印刷ページの内容が縮小されて表示される(縮小画像表示)。その表示順序は、ブックの構造を反映したものとなっている。
さて、開かれたブックファイルには、電子原稿ライタ102によって電子原稿ファイルに変換されたアプリケーションデータを、新たな章として追加することができる。この機能を電子原稿インポート機能と呼ぶ。図7の手順によって新規に作成されたブックファイルに電子原稿インポートすることで、そのブックファイルには実体が与えられる。この機能は、図8あるいは図9の画面にアプリケーションデータをドラッグアンドドロップ操作することで起動される。
次に、この電子原稿インポートの処理手順について、図10を用いて説明する。
図10は本発明の実施形態の電子原稿インポートの処理手順を示すフローチャートである。
まず、指定されたアプリケーションデータを生成したアプリケーションプログラムを起動し、デバイスドライバとして電子原稿ライタ102を指定してアプリケーションデータを印刷出力させることで、電子原稿データに変換する(ステップS801)。
変換の完了後、その変換された電子原稿データが画像データであるか否かを判定する(ステップS802)。この判定は、ウインドウズOSの下であれば、アプリケーションデータのファイル拡張子に基づいて行うことができる。
例えば、拡張子が「bmp」であればビットマップデータであり、「jpg」であればJPEG形式の画像データ、「tiff」であればtiff形式の画像データであると判定できる。また、このような画像データの場合、アプリケーションプログラムを起動せずに、画像データから直接電子原稿ファイルを生成することが可能であるため、ステップS801の処理を省略することも可能である。
変換されたデータが画像データでない場合(ステップS802でNO)、生成された電子原稿ファイルを、現在開かれているブックファイルのブックに、新たな章として追加する(ステップS803)。通常、章属性としては、ブック属性と共通するものについてはブック属性の値がコピーされ、そうでないものについては、あらかじめ用意された規定値に設定される。但し、本実施形態では、後述するように、下位層の属性値を優先するか否かが選択可能となっている。
一方、変換されたデータが画像データである場合(ステップS802でYES)、原則として新たな章は追加されず、指定されている章に、生成された電子原稿ファイルに含まれる各原稿ページが追加される(ステップS804)。
但し、ブックファイルが新規作成されたファイルであれば、新たな章が作成されて、その章に属するページとして電子原稿ファイルの各ページが追加される。通常、ページ属性は、上位層の属性と共通のものについてはその属性値が与えられ、アプリケーションデータにおいて定義された属性を電子原稿ファイルに引き継いでいるものについてはその値が与えられる。
例えば、N−up指定等がアプリケーションデータにおいて指定されていた場合には、その属性値が引き継がれる。このようにして、新規なブックファイルが作成され、あるいは、新規な章が追加される。しかし、本実施形態では、後述するように、下位層の属性値を優先するか否かが選択可能となっている。
次に、ステップS801の詳細について、図11を用いて説明する。
図11は本発明の実施形態のステップS801の電子原稿ファイルの生成手順の詳細を示すフローチャートである。
まず、新たな電子原稿ファイルを作成してそれを開く(ステップS901)。指定したアプリケーションデータに対応するアプリケーションプログラムを起動し、電子原稿ライタ102をデバイスドライバとして、OSの出力モジュールに対して出力コマンドを送信させる。出力モジュールは、受信した出力コマンドを電子原稿ライタ102によって電子原稿形式のデータに変換し、出力する(ステップS902)。出力先は、ステップS901で開いた電子原稿ファイルである。
次に、指定されたデータすべてについて変換が終了したか否かを判定する(ステップS903)。終了していない場合(ステップS903でNO)、ステップS902に戻る。一方、終了している場合(ステップS903でYES)、電子原稿ファイルを閉じる(ステップS904)。ここで、電子原稿ライタ102によって生成される電子原稿ファイルは、図3に示す原稿ページデータの実体を含むファイルである。
(ブックファイルの編集例)
以上のようにして、アプリケーションデータからブックファイルを作成することができる。生成されたブックファイルについては、章及びページに対して次のような編集操作が可能である。
(1)新規追加
(2)削除
(3)コピー
(4)切り取り
(5)貼り付け
(6)移動
(7)章名称変更
(8)ページ番号名称振り直し
(9)表紙挿入
(10)合紙挿入
(11)インデックス紙挿入
(12)各原稿ページに対するページレイアウト
この他、一旦行った編集操作を取り消す操作や、さらに取り消した操作をやり直す操作が可能である。これら編集機能により、例えば、複数のブックファイルの統合、ブックファイル内で章やページの再配置、ブックファイル内で章やページの削除、原稿ページのレイアウト変更、合紙やインデックス紙の挿入等の編集操作が可能となる。
これらの編集操作を行うと、図4乃至図6に示す属性に操作結果が反映されたり、あるいはブックファイルの構造に反映される。例えば、ブランクページの新規追加操作を行えば、指定された箇所にブランクページが挿入される。このブランクページは、原稿ページとして扱われる。また、原稿ページに対するレイアウトを変更すれば、その変更内容は、印刷方法やN−up印刷、表紙/背表紙/裏表紙、インデックス紙、合紙、章区切り等の属性に反映される。
本例における、編集時の表示及び操作例については、以下で詳細に示す。
(ブックファイルの出力例)
以上のように作成・編集されるブックファイルは、印刷出力を最終目的としている。利用者が、製本アプリケーションのUI(ユーザインターフェース)画面(操作画面:図9)からファイルメニューを選択し、そこから印刷を選択すると、指定した出力デバイスにより印刷出力される。
この際、まず製本アプリケーション104は、現在開かれているブックファイルからジョブチケットを作成して電子原稿デスプーラ105に渡す。電子原稿デスプーラ105は、ジョブチケットをOSの出力コマンド、例えば、ウインドウズのGDIコマンドに変換し、それを出力モジュール、例えば、GDIに送信する。出力モジュールは、指定されたプリンタドライバ106によってデバイスに適したコマンドを生成し、そのデバイスに送信する。
即ち、出力モジュールのグラフィックエンジンは、印刷装置毎に用意されたプリンタドライバ106を外部メモリ211からRAM202にロードし、出力をプリンタドライバ106に設定する。そして、出力モジュールは、受け取ったGDI(Graphic Device Interface)関数からDDI(Device Driver Interface)関数に変換して、プリンタドライバ106へDDI関数を出力する。
プリンタドライバ106は、出力モジュールから受け取ったDDI関数に基づいて、プリンタが認識可能な制御コマンド、例えば、PDL(Page Description Language)に変換する。変換されたプリンタ制御コマンドは、OSによってRAM202にロードされたシステムスプーラを経てインタフェース21経由でプリンタ107へ印刷データとして出力される仕組みとなっている。
ここで、ジョブチケットは、原稿ページを最小単位とする構造を有するデータである。ジョブチケットにおける構造は、用紙上における原稿ページのレイアウトを定義している。ジョブチケットは1ジョブにつき1つ発行される。
そのため、まず、最上位にドキュメントというノードがあり、文書全体の属性、例えば両面印刷/片面印刷等の属性が定義されている。その下には、用紙ノードが属し、用いるべき用紙の識別子や、プリンタにおける給紙口の指定等の属性が含まれる。
各用紙ノードには、その用紙で印刷されるシートのノードが属する。1シートは1枚の用紙に相当する。各シートには、印刷ページ(物理ページ)が属する。片面印刷ならば1シートには1物理ページが属する。また、両面印刷ならば1シートに2物理ページが属する。各物理ページには、その上に配置される原稿ページが属する。また、物理ページの属性として、原稿ページのレイアウトが含まれる。
ここで、ジョブチケットのデータ構造例について、図12を用いて説明する。
図12は本発明の実施形態のジョブチケットのデータ構造例を示す図である。
印刷用のデータでは、文書は用紙の集合で構成されており、各用紙は表、裏の2面で構成されている。表裏面の各面は、原稿をレイアウトする領域(物理ページ)を持ち、各物理ページには、最小単位である原稿ページの集合から構成される。
図12において、文書情報1101は、文書に相当するデータで、文書全体に関係する情報(文書設定)と、文書を構成する用紙情報のリストから構成される。用紙情報1102は、用紙サイズ等の用紙に関する情報(用紙設定)と、用紙上に配置される面情報のリストから構成される。
面情報1103は、面に固有の情報(面設定)と、面上に配置される物理ページに関する物理ページ情報のリストから構成される。物理ページ情報1104は、物理ページのサイズやヘッダ・フッタ等の情報(物理ページ設定)と、物理ページを構成する原稿ページに関する原稿ページ情報のリストから構成される。原稿ページ情報1105は、原稿ページに関する情報(原稿ページ設定)と、原稿ページデータへのリンクから構成される。
そして、電子原稿デスプーラ105は、このジョブチケットを出力モジュールへの出力コマンドに変換する。
なお、電子原稿デスプーラ105は、プリンタ107が標準ジョブチケットフォーマットであるJDFを解釈可能なプリンタである場合には、プリンタ107への指示を記述したJDF形式のジョブチケットを生成し、プリンタ107へ出力指示を行うことができる。その際、電子原稿デスプーラ105は、指定されたブックファイル103をハードディスクから読み出し、それに記述された形式で各ページを印刷するために、JDF形式のジョブチケットを生成する。そして、描画データとともに、生成したJDF形式のジョブチケットを、指定されたプリンタ107に送信する。プリンタ107は、JDFに記載されている指示の通りに、描画データの印刷およびフィニッシング処理を行う。
(プレビュー表示の内容例)
既に説明したとおり、ブックファイルが製本アプリケーション104によって開かれると、図9に示すUI画面900が表示される。
UI画面900において、ツリー部901には、開いているブック(以下、「注目ブック」と呼ぶ。)の構造を示すツリーが表示される。プレビュー部902には、利用者の指定に応じて、3通りの表示方法が用意されている。
第1の表示方法は、原稿ページをそのまま表示する原稿ビューと呼ばれるモードである。原稿ビューモードでは、注目ブックに属する原稿ページの内容が縮小されてプレビュー部902に表示される。この原稿ビューモードでは、プレビュー部902の表示にレイアウトは反映されない。
第2の表示方法は、印刷ビューモードである。印刷ビューモードでは、プレビュー部902には、原稿ページのレイアウトが反映された形で原稿ページが表示される。
第3の表示方法は、簡易印刷ビューモードである。簡易印刷ビューモードでは、各原稿ページの内容はプレビュー部902の表示には反映されず、レイアウトのみが反映される。
尚、モードの切り替えは、モード切替部904を操作することによって実現される。ここでは、プルダウンメニューで実現されている。ユーザは、このプルダウンメニューに登録されているモードから任意のモードを選択することで、意図するモードに切り替えることが可能である。
<本実施形態の文書処理システムにおけるJDF登録>
本実施の形態に係る文書処理システムにおける製本アプリケーション104は、他のシステムにおいて生成されたJDF形式のジョブチケットを文書処理システム内に登録する機能を持つ。
図13は製本アプリケーション104によるJDF登録処理の流れを示すフローチャートである。
まず図13のフローチャートを説明する前に、図14を参照して「JDF登録」の一例について説明する。
図14は、本実施の形態に係る文書処理システムの製本アプリケーション104による「JDF登録」のウィンドウ表示の一例を示す図である。
図14において、1401はJDF登録を実行する際のIDとなる「ジョブID」を指定するためのエリアでここでは「152677」という数字が指定されている。エリア1402は、登録したいJDFに対応するニアラインフィニッシャ名称を指定するためのエリアである。製本アプリケーション104は、「JDF登録実行」ボタン1403により登録実行の指示がされると、他のシステムから送付されるJDFを受け取か可能な状態となり、JDFを受け取ると自動的に文書処理システム内に登録する処理に入る。
以上の前提を基に、図13のフローチャートについて説明する。
本フローチャートは、ユーザによって図14のボタン1403によってJDF登録実行の指示がなされることにより実行される。ステップS1301において製本アプリケーション104は現在開かれているブックファイルに対して行われている印刷設定のうち「ステイプル、パンチ穴、中とじ製本、くるみ製本、三方断裁」等のフィニッシングに関する属性を一時的に解除する。なお、ここでは開かれているブックファイルに対して、フィニッシング属性として「くるみ製本」が設定されているものとする。そして、ステップS1302に進み、製本アプリケーション104は、JDF登録DB108へ、新規のJDF保存先(雛形)を確保する。
図15はステップS1302で確保したJDF保存先(雛形)の一例である。ここでは、4番目に新たな保存先が生成されていることを示している。JDF保存先には、図14の「JDF登録」ウィンドウにおいて指定された「ジョブID」、「デバイス名」が追記される。また、「設定属性」の欄には、ステップS1301において解除されたフィニッシング属性情報が追記される。解除したフィニッシング属性がこの後、オペレータによりニアラインフィニッシャ専用アプリケーションで発行されるJDFの設定属性であり、オペレータが発行したJDFがこのあと製本アプリケーション104へ送信されることになる。以上のように、「デバイス名」、「設定属性」をセットで管理することによって、そのJDFがどのデバイスに対する何の指示をするためのJDFなのか分かる形で保存することができる。現段階では「JDF保存先」は空白であるが、ここには後述のステップで追記される。
一方、ユーザによって、ニアラインフィニッシャ専用アプリケーション109から、ニアラインフィニッシャ110に対する「くるみ製本」を指示するJDFの発行と、製本アプリケーション104に対する送信が行われる。そして、次のステップS1303において製本アプリケーション104は、送信されたJDFを受け取る。なお、JDF発行の際、ユーザは図14の「JDF登録」ウィンドウにおいて指定した「ジョブID」を付ける。そしてステップS1304に進み、受け取ったJDFに記載されているジョブIDを参照し、そのジョブIDの保存先が、JDF登録DB108の中に存在するかを確認する。そして、ステップS1305において、そのIDの保存先が見つかったらステップS1306へ進む。そして、さきほど受け取ったJDFをJDF登録DB108の所定の場所へ保存するとともに、図15の「JDF保存先」へ保存先のパスを追記する。
図16は、ステップS1306において「JDF保存先」へパスを追記した後の状態を示すものである。一方、ステップS1306において、ジョブIDが見つからなかった場合は、エラーメッセージを表示して登録処理を終了する。
以上のようにして、そのJDFが「どのデバイスに対する」、「何の指示をするための」JDFなのかがわかる形でDBに登録していく。
製本アプリケーション104は、JDF登録DB108の内容を、ユーザ自身が編集可能とするためのウィンドウも提供する。図24は、製本アプリケーション104による「JDF登録情報」ウィンドウの一例を示す図である。このウィンドウでは、JDF登録DB108の登録内容を確認することができる。
また、2401の「追加」ボタンによって、ユーザ自身が新たにJDFを登録することも可能である。
また、2402の「削除」ボタンによって、選択中のジョブID、および保存先パスにあるJDFを削除することも可能である。
また、2403の「プロパティ」ボタンによって、選択中のジョブIDの情報を変更するためのウィンドウ(図25)を表示することができる。図25の「JDF登録属性変更」ウィンドウでは、ユーザ自身がJDF登録DBの内容(すなわち「ジョブID」、「デバイス名」、「設定属性」、「JDF保存先パス」などの情報)を変更することが可能である。
<本実施形態の文書処理システムにおけるJDF出力>
本実施形態に係る製本アプリケーション104は、プリンタとニアラインフィニッシャを組み合わせて印刷およびフィニッシング処理を行うことが可能である。このとき、製本アプリケーション〜印刷の指示を受けた電子原稿デスプーラ105は、プリンタに対しては印刷の指示をするためのJDFを発行する。そして、ニアラインフィニッシャに対しては、文書処理システム100に登録されているJDFの中からブックファイルに対して設定されているフィニッシング属性を含むJDFを探し出し、そのJDFを(またはその一部を)流用してフィニッシングの指示を行う。
次に、図17、18を用いて、本実施の形態に係る文書処理システムの製本アプリケーション104による、プリンタとニアラインフィニッシャを併用したJDF印刷処理について説明する。
図18は、本実施の形態に係る文書処理システムの製本アプリケーション104による「JDF出力」のウィンドウ表示の一例を示す図である。
図18において、1801は「ジョブ名」、1802は「ユーザ名」を指定するためのエリアである。どちらも任意の文字列を指定することができ、これらの情報は電子原稿デスプーラ105によってJDFにも記述される。1803は、印刷に使用したいプリンタを指定するためのエリアである。また、ここではチェックボックス1804により「後工程はニアラインフィニッシャで行う。」がチェックされている。これにより、ブックファイルに対して行われている印刷設定のうち、印刷だけをプリンタ1803で行い、フィニッシング処理は専用のニアラインフィニッシャで行うことが可能となる。エリア1805は、フィニッシング処理をさせたいニアラインフィニッシャを指定するためのエリアで、チェックボックス1804をオンにした場合のみ表示される。また、1806の「フィニッシャ追加」ボタンを押下することによって、複数のニアラインフィニッシャを指定することも可能である。
図19は、「フィニッシャ追加」ボタン1806を2回押下した後の状態を示すウィンドウである。この場合、3つのフィニッシャを指定することが可能となっている。ユーザは、フィニッシング工程の処理の順番にあわせて、第1、第2、第3フィニッシャを指定することができる。複数のニアラインフィニッシャが指定されている場合、製本アプリケーション104はそれぞれのフィニッシャに対して必要なフィニッシングの指示のみを記述したJDFを送信する。例えば、ブックファイルで、「インデックス紙挿入」、「ステイプル」、「パンチ穴」のフィニッシングに関する印刷設定が行われている場合には、第1フィニッシャには「インデックス紙挿入」の指示を記述したJDFを送信する。
製本アプリケーション104はOKボタンによりJDF印刷実行の指示がなされると、プリンタとニアラインフィニッシャを併用したJDF印刷処理を開始する。
次に図17のフローチャートを用いて、プリンタとニアラインフィニッシャを併用したJDF印刷処理について説明する。
製本アプリケーション104は、図18の「JDF出力」ウィンドウによりJDF印刷実行の指示がされるとJDF印刷処理を開始する。このとき、図18のエリア1804で「後工程はニアラインフィニッシャで行う」指示がなされている場合、ステップS1701において、ブックファイルに対して行われている印刷設定のうちフィニッシングに関する属性を一時的にすべて解除する。例えば、ステイプル、パンチ穴、中とじ製本、くるみ製本、三方断裁等があげられる。ここでは、ブックファイルに対するフィニッシング属性として、「くるみ製本」と「三方断裁」が設定されているものとする。そして、ステップS1702に進み、電子原稿デスプーラ105に印刷指示のみを記載したJDFの生成を行わせるとともに、印刷用プリンタ(図18のエリア1803で指定されたプリンタ)に対して送信させることでプリンタ107に対して印刷を行わせる。(ここでユーザは、プリンタ107とニアラインフィニッシャ110は物理的には接続されていないため、プリンタ107に出力された印刷用紙をニアラインフィニッシャ110へ運ぶ必要がある。)続く、ステップS1703で、製本アプリケーション104は、ニアラインフィニッシャに対して「くるみ製本」と「三方断裁」の指示を行うことが可能なJDFを、JDF登録DB108の中から探し出し、電子原稿デスプーラ105に渡す。そして電子原稿デスプーラ105を介してそのJDFをニアラインフィニッシャ110に対して送信することによって、フィニッシングの指示を行う。
また、図19のように、第1から第3までのフィニッシャが指定されている場合には、電子原稿デスプーラ105はそれぞれのフィニッシャに対して必要なフィニッシングの指示のみを記述したJDFを送信する。例えば、「インデックス紙挿入」、「ステイプル」、「パンチ」のフィニッシングが設定されている場合、製本アプリケーション104は、第1フィニッシャに対して「インデックス紙挿入」指示を行うことのできるJDFをJDF登録DB108の中から探し出す。そして、電子原稿デスプーラ105に渡す。同じように、第2、第3フィニッシャに対して、必要な指示を持つJDFを探し出して電子原稿デスプーラ105に渡していく。電子原稿デスプーラ105は、受け取ったJDFをそれぞれのニアラインフィニッシャに対して順次送信することで、「インデックス紙挿入」、「ステイプル」、「パンチ」の順にフィニッシングの指示を行う。
次に、図20のフローチャートでステップS1703のJDF検索処理の詳細について、説明する。
まずステップS2001で、製本アプリケーション104は、JDF登録DB108の「デバイス名」部と「設定属性」部を参照する。そして、図18のエリア1805において指定されているニアラインフィニッシャ名(「第1フィニッシャ名」)とブックファイルに対して設定されているフィニッシング属性(ここでは「くるみ製本」と「三方断裁」)の組み合わせに一致するJDFを検索する。そして、ステップS2002において、完全に一致するJDFが見つかった場合、ステップS2003へ進み、その見つかったJDFを、電子原稿デスプーラ105を介して第1フィニッシャに送信することでフィニッシングの指示を行う。一方、ステップS2002において、完全に一致するJDFが見つからなかった場合、ステップS2004へ進み、ブックファイルに対して設定されているフィニッシング属性の一部を含むJDFはあるかどうか検索する。そしてステップS2005において一部のフィニッシング属性を含むJDFが見つかったら、ステップS2006へ進み、そのJDFを、電子原稿デスプーラ105を介して第1フィニッシャに送信することで部分的なフィニッシングの指示を行う。さらに、ステップ2007において、残りのフィニッシング属性(不足ししている指示)情報を印刷用プリンタ107に出力する。(これによりユーザは、プリンタ107に出力された残りのフィニッシング属性が書かれた紙を見ながら、ニアラインフィニッシャ専用アプリケーション109からニアラインフィニッシャ110に対して、不足しているフィニッシング指示を行うことができる。)
一方、ステップS2005において、フィニッシング属性の一部を含むJDFでも見つからなかった場合には、ステップS2008へ進み、指示できなかったフィニッシング属性情報をプリンタ107へ出力する。(これによりユーザは、プリンタ107に出力されたフィニッシング属性が書かれた紙を見ながら、ニアラインフィニッシャ専用アプリケーション109からニアラインフィニッシャ110に対してフィニッシング指示を行うことができる。)そして製本アプリケーション104はステップS2009へ進み、図17のフローチャートで説明したJDF登録処理を行う。
図17のフローチャートでは、文書処理システム100自身が流用可能なJDFを探し出して、ニアラインフィニッシャ110に対して指示する例を説明した。しかし、本実施の形態に関わる文書処理システム100の製本アプリケーション104は、ユーザ自身がJDF登録DB108に登録されているJDFの中からニアラインフィニッシャ110への指示に使用したいJDFを選択することも可能である。図18の「プロパティ」ボタン1807を押下することによって、図26の「登録済みJDF選択」ウィンドウが表示される。図26では、図18のエリア1805で選択されているフィニッシャに対応付けて保存されているJDF情報のみが表示されており、ユーザ自身がチェックボックス2601によってニアラインフィニッシャに対する必要な指示を含むJDFを選択することができる。この場合、製本アプリケーション104はJDFの検索処理は行わず、ユーザの選択したJDFをそのまま電子原稿デスプーラ105からニアラインフィニッシャ110へ送信される。
図27は、ユーザ自身がJDF登録DB108に登録されているJDFの中から、流用したいJDFを選択した場合のJDF印刷処理を示すフローチャートである。
ステップS2701とステップS2702は、図17で説明したステップS1701とステップS1702と同じであるが、ステップ2703が異なる。ステップS2703で製本アプリケーション104はチェックボックス2601で選択されたJDFを電子原稿デスプーラ105へ渡す。電子原稿デスプーラ105は、図18のエリア1805で選択されているフィニッシャへ送信することによりフィニッシング処理の指示を行う。
<第2の実施例>
図13のフローチャートで説明したJDF登録処理は、文書処理システム100に対してニアラインフィニッシャ用のJDFの登録のみを行うものであるが、別の実施形態としてユーザが仕事をしている中で自動的に文書処理システム内にJDF登録を行ってもよい。
次に、図21、22を用いて、ユーザが仕事をしている中で製本アプリケーション104がニアラインフィニッシャへのフィニッシング指示が書かれたJDFを入手し文書処理システム内へ登録するべく拡張した例を説明する。
図22は、JDF印刷実行中にJDF登録処理も行うべく、図18の「JDF出力」ウィンドウを拡張したものであり、同様のエリアは図18と同じ番号で示している。
図22において、「ニアラインフィニッシャ用JDF登録も行う」チェックボックス2201が新たに追加されている。ユーザは、プリンタとニアラインフィニッシャを併用したJDF印刷処理を行う場合に、これをチェックしておけば、同時に文書処理システム内にニアラインフィニッシャ用のJDF登録までも行うことができる。
図21は、本実施の形態に係る、ユーザが仕事をしながらJDF登録も行えるよう拡張したJDF登録処理示すフローチャートである。
通常のプリンタとニアラインフィニッシャを併用したJDF出力手順によって(図18のボタン1807によって)、製本アプリケーション104で作成したブックファイルのJDF出力実行の指示がなされる。ここではフィニッシング属性として「くるみ製本」と「三方断裁」が設定されているものとする。すると、製本アプリケーション104は、図18のエリア1804で「後工程はニアラインフィニッシャで行う」指示がなされているかどうかをチェックする。そして、ステップS2101において、図18のエリア1804で「後工程はニアラインフィニッシャで行う」指示がなされていると判断した場合、ステップS1701へ進む。ステップS1701では、ブックファイルに対して行われている印刷設定のうち「ステイプル、パンチ穴、中とじ製本、くるみ製本、三方断裁」等のフィニッシングに関する属性(「くるみ製本」と「三方断裁」)を一時的に解除する。
そして、ステップS2102に進み、製本アプリケーション104は、フィニッシング指示を含まないジョブチケットを発行して電子原稿デスプーラ105に渡す。そして、電子原稿デスプーラ105に印刷指示だけを含むJDFを発行させて、それを印刷用プリンタ(すなわち図18のエリア1803で指定されたプリンタ)に送信させる。これによりプリンタ107で印刷だけが行われる。(このときユーザは、プリンタとニアラインフィニッシャが直接的に接続されていないため、プリンタ107に出力された印刷用紙をニアラインフィニッシャ110へ運ぶことになる)。
続くステップS2103で、製本アプリケーション104はステップS2101で解除したすべてのフィニッシング設定(ここでは、「くるみ製本」と「三方断裁」)を記載したページを一時的に作成しプリンタ107に対して出力する。そして、ステップS2104に進み、製本アプリケーション104はJDF登録DB108の中に図15で説明したJDF保存先(雛形)を確保する。その際、JDF保存先には、図18の「JDF出力登録」画面でユーザによって指定された「ジョブID」と「フィニッシャ名」、およびステップS2101において一時的に解除したフィニッシング属性を追記する。
図23は、ステップS2103においてプリンタ107に出力された「解除したフィニッシング設定一覧」の出力結果の一例を示すものである。これを見ながらユーザは、ニアラインフィニッシャ専用アプリケーション109からニアラインフィニッシャ110に対してフィニッシング指示(「くるみ製本」と「三方断裁」)をするためのJDFを発行することができる。そして、ユーザより、「くるみ製本」と「三方断裁」を指示するJDFがニアラインフィニッシャ110に対して送信されるる。このニアラインフィニッシャ110は前述したように文書処理システムのIPアドレスで登録されているため、JDFは自動的に文書処理システム100に送信される。
続くステップS2105において、文書処理システムに送信された「くるみ製本」と「三方断裁」の指示が記述されたJDFを製本アプリケーション104が受けと取ると、ステップS2106へ進む。そのJDFに記載されているジョブIDを参照し、そのジョブIDが、JDF登録DB108の中にステップS2104で作成した雛形の「ジョブID」と一致するかを確認する。ステップS2107で雛形の「ジョブID」と一致していると判断したら、ステップS2108へ進み、電子原稿デスプーラ105へ受け取ったJDFを渡す。電子原稿デスプーラ105は、雛形の「フィニッシャ名」情報を参照し、そこに記載されているフィニッシャに対して受け取ったJDFをそのまま送信する。それによりフィニッシャ110において、「くるみ製本」と「三方断裁」が行われ、ユーザは所望の成果物を得ることができる。
さらに製本アプリケーション104は、ステップS2109において、受け取ったJDFを、JDF登録DB108の所定のフォルダに保存するとともに、雛形の「JDF保存先」へ保存先パスを追記する。
一方、ステップS2107で雛形に記載のジョブIDと一致しなかった場合、製本アプリケーション104は、ステップS2110でエラーメッセージを画面に表示し、処理を終了する。
以上、実施の形態2によれば、ユーザが仕事を行いながら、JDF登録処理を行えるようにすることで、ユーザのJDF登録の手間を軽減することができる。
本発明の実施の形態に係るスタンドアロン型の文書処理システムの構成を説明するためのブロック図である。 本実施の形態に係る文書処理システムのホストコンピュータの構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係るブックファイルの構造の一例を示す図である。 本実施の形態に係るブック属性の一例を示す図である。 本実施の形態に係る章属性の一例を示す図である。 本実施の形態に係るページ属性の一例を示す図である。 本実施の形態に係るブックファイルを開く手順を説明するフローチャートである。 新規のブックファイルを開いた際のユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 既存のブックファイルを開いた際のユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る、電子原稿ファイルをブックファイルにインポートする手順を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係る、アプリケーションデータを電子原稿ファイルに変換する手順を説明するフローチャートである。 本実施の形態に係る文書ファイルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF登録処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF登録を実行するためのユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF登録DBの一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF登録DBの一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF出力処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF出力を実行するためのユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF出力を実行するためのユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF出力処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF登録処理の手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF登録を実行するためのユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおける出力結果の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDFの登録属性を編集するためのユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDFの登録属性を編集するためのユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF出力を実行するためのユーザインターフェース画面の一例を示す図である。 本実施の形態に係る文書処理システムにおけるJDF出力処理の手順を示すフローチャートである。

Claims (10)

  1. 画像形成装置と該画像形成装置の出力物を後処理する後処理装置とを制御する情報処理装置であって、
    他の情報処理装置で生成されたジョブチケットを登録する登録手段と、
    前記登録手段により登録されているジョブチケットの中から、前記後処理装置への指示に利用可能なものを検索する検索手段と、
    前記検索手段により検索されたジョブチケットを利用して前記後処理装置への指示を行う指示手段と
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記登録手段は、ジョブチケットを受付可能な後処理装置の名称と、該ジョブチケットに含まれる設定情報と、該ジョブチケットが保存される場所とを対応づけて登録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. さらに、面付け処理および後処理を含む属性を設定する設定手段を有し、
    前記指示手段は、前記設定手段により設定された属性に基づいて、前記画像形成装置と前記後処理装置に対して印刷処理および後処理を指示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. さらに、前記登録手段の登録内容を変更する変更手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記変更手段は、後処理装置の名称、設定情報、保存先を変更可能であることを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記指示手段による指示に基づいて、前記登録手段が前記後処理装置へ指示可能なジョブチケットの登録を行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. アプリケーションプログラムにおいて設定された後処理に関する属性を一時的に解除して印刷専用のジョブチケットを作成し、解除された前記後処理に関する属性の一覧を前記画像形成装置へ出力することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. ジョブチケット登録手段によりあらかじめ登録されているジョブチケットの中から、前記後処理装置への指示に利用するジョブチケットをユーザが選択可能な選択手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 画像形成装置と該画像形成装置の出力物を後処理する後処理装置とを制御する制御方法であって、
    他の情報処理装置で生成されたジョブチケットを登録する登録ステップと、
    前記登録ステップにより登録されたジョブチケットの中から、前記後処理装置への指示に利用可能なものを検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索されたジョブチケットを利用して前記後処理装置への指示を行う指示ステップと
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  10. 画像形成装置と該画像形成装置の出力物を後処理する後処理装置とを制御する制御方法を、コンピュタに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    他のコンピュータプログラムによって生成されたジョブチケットを登録する登録ステップと、
    前記登録ステップにより登録されたジョブチケットの中から、前記後処理装置への指示に利用可能なものを検索する検索ステップと、
    前記検索ステップにより検索されたジョブチケットを利用して前記後処理装置への指示を行う指示ステップと
    をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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