JP2010024754A - 人体局部洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥ダクトの吹き出し口が洗浄水の残りや汚物等で汚れ難く、乾燥ダクトから人体局部に向って風を効率的に送風することができる人体局部洗浄装置を提供すること。
【解決手段】使用者が着座する便座2と、便座2を回動自在に支持する本体部1aと、本体部1aに収納され、便座2に着座した使用者の人体局部を洗浄する場合、本体部1aの幅方向の中央部から突出して人体局部に洗浄水を噴出する第1及び第2のノズル5,6と、第1及び第2のノズル5,6の横に配置され、人体局部の洗浄後に人体局部を乾燥させる場合、本体部1aから斜めに突出して人体局部に送風する乾燥ダクト4と、を備え、乾燥ダクト4は、乾燥ダクト4の先端部から上方に向けて送風を行う第1吹き出し口4aを有するとともに、同先端部の側部に第2吹き出し口4bを有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、人体局部洗浄装置に関し、特に、人体局部洗浄装置の乾燥ダクト、及び乾燥ダクト及びノズルを保護するシャッターに関する。
特許文献1には、乾燥ダクトを便器内に突出させ、該乾燥ダクトの先端部から温風を人体局部に向かって吹き出す人体局部洗浄装置が開示されている。乾燥ダクトにおいて、温風の吹き出し口は、便器内に突出自在な先端部の上面に形成されている。
特開昭60−215935号公報(第1図、第3図参照)
一般的に、人体局部洗浄装置は、乾燥ダクトだけではなく、便器内に突出して洗浄水を人体局部に噴射するノズルを有している。ノズルは便器の幅方向中央に配置され、乾燥ダクトはノズルの側方に配置される。よって、温風を人体局部に当てるには、乾燥ダクトを便器内の幅方向中央に向かって大きく突出させて、人体局部に近接させる必要がある。これによって、乾燥ダクトの吹き出し口が、洗浄水の残りや汚物によって、汚染され易くなるという問題が生じる。
また、ユーザに十分な乾燥感を与えるため、乾燥ダクトの先端上面で開口する吹き出し口の開口面積を大きくすると、余計に上記問題が生じる。
しかし、吹き出し口の汚染を回避するため、人体局部から余りに離れた位置から、温風を吹き出した場合には、ユーザに十分な乾燥感を与えることができないという問題が生じる。
本発明の目的は、乾燥ダクトの吹き出し口が洗浄水の残りや汚物等で汚れ難く、乾燥ダクトから人体局部に向って風を効率的に送風することができる人体局部洗浄装置を提供することである。また、本発明の別の目的は、乾燥ダクトやノズルの汚れを防止しつつ、乾燥ダクトとの干渉が防止されたシャッターを備える人体局部洗浄装置を提供することである。
本発明は、第1の視点において、使用者が着座する便座と、前記便座を回動自在に支持する本体部と、該本体部に収納され、前記便座に着座した使用者の人体局部を洗浄する場合、前記本体部の幅方向の中央部から突出して該人体局部に洗浄水を噴出するノズルと、該ノズルの横に配置され、前記人体局部の洗浄後に該人体局部を乾燥させる場合、前記本体部から突出して前記人体局部に送風する乾燥ダクトと、を備えた人体局部洗浄装置において、前記乾燥ダクトは、該乾燥ダクトの先端部から上方に向けて送風を行う第1吹き出し口を有するとともに、前記先端部の人体局部側の側部に第2吹き出し口を有する人体局部洗浄装置を提供する。
(1)本発明によれば、乾燥ダクト先端部の側部にも、第2吹き出し口を形成したことにより、乾燥ダクト先端部の上部に形成されている第1吹き出し口の開口を過度に拡大しなくても、ユーザに十分な乾燥感を与えることができる十分な風量が人体局部に導入され、又第1吹き出し口が、洗浄水の残りや汚物で汚染されることが防止される。
(2)洗浄水を噴射するノズルとの関係上、乾燥ダクトから吹き出される流れは人体局部から逸れ易い。本発明によれば、乾燥ダクト先端部の側部にも吹き出し口を形成したことにより、この第2吹き出し口を風が通ることによって生じるエジェクター効果によって、第1吹き出し口から出る風の流れが人体局部に向かって誘導され、効率的な送風が実行される。
(3)乾燥ダクトから吹き出される風が人体局部に集中して当たるため、乾燥ダクトの突出量を短縮して、人体局部と乾燥ダクトの吹き出し口との間の距離を十分に確保することができる。これによって、乾燥ダクトが汚れ難くなる。また、乾燥ダクトが小型化できるため、乾燥ダクトを収容する乾燥ユニットもコンパクト化でき、レイアウトの自由度が向上する。
(4)本発明の統合シャッターによれば、ノズルを保護するシャッターと、乾燥ダクトを保護するシャッターが共通化されていることにより、部品数が削減され、人体局部洗浄装置がサイズダウンされる。また、ノズルによって、統合シャッターと吹き出し口の干渉を防止することができる。
本発明の好ましい実施の形態によれば、前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口の間に、両者を分離するブリッジ部がある。この形態によれば、上述のエジェクター効果が高められ、第1吹き出し口から出る風の流れが人体局部に向かって集中的に誘導される。
本発明の好ましい実施の形態によれば、前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口が連続している。この形態によれば、吹き出し口の汚れを防止しながら、風量を拡大することができる。
本発明の好ましい実施の形態に係る人体局部洗浄装置は、乾燥ダクト及びノズルを出没させるための駆動手段、例えば、モータ及びラックアンドピニオンから構成される機構をそれぞれ有する。
本発明の好ましい実施の形態に係る人体局部洗浄装置は、前記乾燥ダクト及び前記ノズルの収納時には該乾燥ダクト及び該ノズルの先端を覆い、前記乾燥ダクトないし前記ノズルの突出時には開く、開閉自在な統合シャッターと、前記便器内に出没自在であり、突出している前記乾燥ダクトが没入する際、前記統合シャッターが前記上部ないし第2吹き出し口に引っ掛からないよう、該統合シャッターを支持してその開放状態を維持する支持手段と、を有する。この統合シャッターによれば、乾燥ダクトとノズルを汚れから保護する開閉シャッターが共通化されて部品数が削減される。また、統合シャッターと乾燥ダクトの吹き出し口との干渉は、出没自在な支持手段、好ましくは、ノズルが、乾燥ダクトが没入ないし収納される際、統合シャッターを開放状態で支持することによって回避される。この支持手段は、乾燥ダクトを没入ないし収納する際、統合シャッターが、乾燥ダクトの吹き出し口に引っ掛かる現象を防止する。特に、この支持手段は、吹き出し口を乾燥ダクト先端部の側部に形成した場合、この側部の吹き出し口と上部の吹き出し口の間に、統合シャッターが引っ掛かる現象を防止する上で有効である。
本発明の好ましい実施の形態に係る人体局部洗浄装置、特に、好ましい統合シャッターの制御方法においては、乾燥ダクトを突出させる際、統合シャッターが第1又は第2のノズルによって押し上げられ、乾燥ダクトを収納する際、統合シャッターが第1又は第2のノズルによって支持されていることにより、乾燥ダクトの収納時、特に、その吹き出し口と統合シャッターの干渉が防止される。
本発明の好ましい実施の形態に係る人体局部洗浄装置、特に、好ましい統合シャッターの制御方法においては、乾燥ダクトを突出させる際、統合シャッターが乾燥ダクトと、第1又は第2のノズルの一方によって押し上げられ、乾燥ダクトを収納する際、統合シャッターが前記一方のノズルによって支持されていることにより、乾燥ダクトの収納時、特に、その吹き出し口と統合シャッターの干渉が防止される。
本発明の好ましい実施の形態に係る人体局部洗浄装置、特に、好ましい統合シャッターの制御方法においては、乾燥ダクトを突出させる際、統合シャッターが乾燥ダクトによって押し上げられ、その後、第1又は第2のノズルの一方が突出して、統合シャッターを支持し、この支持状態で乾燥ダクトが収納されることにより、乾燥ダクトの収納時、特に、その吹き出し口と統合シャッターの干渉が防止される。
以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。図1は、本発明の実施例1に係る人体局部洗浄装置が搭載された便座ないし便器の外観図である。図2は、本発明の実施例1に係る人体局部洗浄装置の詳細図であり、図3は、図2の動作図である。
図1〜図3を参照すると、人体局部洗浄装置1は、便器3の後側上部に搭載されている。人体局部洗浄装置1は、使用者が着座する便座2と、便座2を回動自在に支持する本体部1aと、本体部1aに収納され、便座2に着座した使用者の人体局部を洗浄する場合、本体部1aの幅方向の中央部から突出して人体局部に洗浄水を噴出する第1及び第2のノズル5,6と、第1及び第2のノズル5,6の横に配置され、人体局部の洗浄後に人体局部を乾燥させる場合、本体部1aから人体局部に近づく方向に斜めに突出して人体局部に送風する乾燥ダクト4と、を備えている。
乾燥ダクト4は、外套15に内蔵され、外套15にはさらに、温風を生成するためのヒータ15aと、風ないし温風を吹き出させるためのファン15bが内蔵されている。乾燥ダクト駆動装置13は、不図示のモータ及びそれに連結されたラックアンドピニオン13aから構成されている。モータが回転しピニオンがラック上を回動して、ピニオン軸に接続された乾燥ダクト4がリニアに移動することにより、乾燥ダクト4は、外套15内をストロークして便器3内に出没する。
さらに、人体局部洗浄装置1は、本体部1aに収納された乾燥ダクト4と第1及び第2のノズル5,6が突出する前方に、本体部1aに対して回動自在に設けられた統合シャッター7を備えている。統合シャッター7は、乾燥ダクト4又は第1若しくは第2のノズル5,6の突出により開き、乾燥ダクト4が収納される場合には、第1又は第2のノズル5,6で統合シャッター7を開状態にしたまま乾燥ダクト4の収納が行われる。統合シャッター7は、ヒンジ7aにより開閉自在に人体局部洗浄装置1に取り付けられている。
図4は、図2に示した乾燥ダクトの部分図である。図3及び図4を参照すると、乾燥ダクト4は、乾燥ダクト4の先端部から上方に向けて送風を行う第1吹き出し口4aを有するとともに、同先端部の人体局部側の側部に第2吹き出し口4bを有している。さらに、第1吹き出し口4aと第2吹き出し口4bの間に、両者を分離するブリッジ部4cが形成されている。このブリッジ部4cがあるため、乾燥ダクト4の収納時、乾燥ダクト4が統合シャッター7にひっかかりにくくされている。
本発明の実施例1に係る人体局部洗浄装置、特に、乾燥ダクト4の機能について説明する。ユーザが、人体局部洗浄装置1に、乾燥ダクト4から人体局部に向かって風ないし温風を送風するよう指令を送ると、乾燥ダクト4の先端部は便器3の幅方向中央に向かって斜めに突出し、ヒータ15aないしファン15bによって生成された風ないし温風が第1吹き出し口4a及び第2吹き出し口4bから送出される。
特に、図3を参照すると、第1吹き出し口4aからの流れFaは、第2吹き出し口4bからの流れFbによるエジェクター効果により、人体局部に向かって誘導され、人体局部から逸れる流れFcはきわめて少なくなる。このため、乾燥ダクト4の突き出し量を小さくしても、人体局部に十分な風を効率的に当てることができる。このエジェクター効果は、第2吹き出し口4bの方が第1吹き出し口4aよりも小さいことにより、第2吹き出し口4bからの吹き出し速度が速くなり、回りの空気を引き込み易くなるため発生すると考えられる。発明者らが、試験したところ、第2吹き出し口4bを設けた乾燥ダクト4によれば、それを設けていない乾燥ダクトに比べて、風向が改善され、人体局部に風が当たることが確認された。
また、乾燥ダクト4の突き出し量を小さくすることができるため、乾燥ダクト4の収納スペースを削減することができる。この結果、人体局部洗浄装置のレイアウトの自由度が増加する。
本発明の実施例2に係る乾燥ダクトを説明する。なお、本実施例においては、実施例2の乾燥ダクトが、前記実施例1の乾燥ダクトと相違する点について、主として説明し、同様の点については、前記実施例1の記載を参照するものとする。
図5は、本発明の実施例2に係る乾燥ダクトの外観図である。図5を参照すると、乾燥ダクト4において、第1吹き出し口4aと第2吹き出し口4bが連続して形成されている。この形態によれば、実施例1と同様に、吹き出し口4aの汚れを防止しながら、第2吹き出し口4bによって人体局部に当たる有効な風量を拡大することができる。また、第1吹き出し口4aと第2吹き出し口4bが連続して形成されているため、複雑な成型が不要となり、安価に製造できる。
本発明の実施例3に係る人体局部洗浄装置、特に、統合シャッター及びその支持手段について詳細に説明する。図3及び図5を参照すると、人体局部洗浄装置1は、図1に示した本体部1aに収納された乾燥ダクト4と第1及び第2のノズル5,6が突出する前方に、本体部1aに対して回動自在に設けられた統合シャッター7を備えている。統合シャッター7は、乾燥ダクト4又は第1若しくは第2のノズル5,6の突出により開き、乾燥ダクト4が収納される場合には、第1又は第2のノズル5,6で統合シャッター7を開状態にしたまま乾燥ダクト4の収納が行われる。統合シャッター7は、ヒンジ7aにより開閉自在に人体局部洗浄装置1に取り付けられている。統合シャッター7は、乾燥ダクト4及びノズル5,6の収納時には乾燥ダクト4及びノズル5,6の先端を覆い、乾燥ダクト4ないしノズル5,6の突出時には開くものである。なお、以下の説明において、人体局部洗浄装置1は、便器3内に突出している乾燥ダクト4が没入ないし収納される際、統合シャッター7が、第1又は第2吹き出し口4a,4bに引っ掛からないよう、統合シャッター7を支持してその開放状態を維持する手段として、第1のノズル5を有している。なお、この手段を第2のノズル6としてもよい。
図6は、本発明の実施例3に係る人体局部洗浄装置において、統合シャッターの制御構成を示すブロック図である。図6を参照すると、図2に示した人体局部洗浄装置1は、ユーザのオンオフ操作に応じて、乾燥ダクト4、第1及び第2のノズル5,6をそれぞれ作動させるための信号をそれぞれ出力する乾燥スイッチ12a、第1及び第2の洗浄スイッチ12b,12cと、スイッチ12a〜12cからそれぞれ出力された信号が入力され、入力された信号に応じた駆動信号を出力する制御装置11と、制御装置11から出力された駆動信号に応じて乾燥ダクト4を図1に示した便器3内に出没させる乾燥ダクト駆動装置13と、制御装置11から出力された駆動信号に応じて第1及び第2のノズル5,6を便器3内に出没させる第1及び第2のノズル駆動装置14a,14bと、を有している。なお、第1及び第2のノズル駆動装置14a,14bは、上述した乾燥ダクト駆動装置13と同様に、モータ及びラックアンドピニオンから構成することができる。
次に、以上説明した統合シャッター7等の制御方法を説明する。図7は、図6に示した統合シャッターの制御方法を説明するフローチャートである。図8は、図6に示した統合シャッターの別の制御方法を説明するフローチャートである。図9は、図6に示した統合シャッターのさらに別の制御方法を説明するフローチャートである。
図7を参照して、ステップ1で、ユーザが乾燥スイッチ12aをオンすると、ステップ2で、制御装置11は、第1のノズル駆動装置14aを駆動させて、統合シャッター7の支持手段である第1のノズル5を突出させる。第1のノズル5が統合シャッター7を押し上げることにより、統合シャッター7が開く。
ステップ3で、制御装置11は、乾燥ダクト駆動装置13を駆動させて、乾燥ダクト4を突出させる。このとき、第1のノズル5が統合シャッター7を押し上げていることにより、乾燥ダクト4、特に、上部及び第2吹き出し口4a,4bが統合シャッター7に引っ掛かる現象が防止される。
ステップ4で、制御装置11は、ヒータ15a及びファン15bをオンさせ、乾燥ダクト4から人体局部に向けて温風を吹き出させる。ステップ5で、ユーザが乾燥スイッチ12aをオフするか、制御装置11が、乾燥スイッチ12aがオンされてから一定時間経過したと判定すると、制御装置11は、ステップ6で、ヒータ15a及びファン15bをオフさせる。
ステップ7で、制御装置11は、乾燥ダクト駆動装置13を駆動させて、乾燥ダクト4を収納ないし没入させる。このとき、第1のノズル5が突出して統合シャッター7を押し上げていることにより、統合シャッター7を開状態にしたまま乾燥ダクト4の収納が行われる。これによって、乾燥ダクト4、特に、第1及び第2吹き出し口4a,4bが統合シャッター7に引っ掛かる現象が防止される。
ステップ8で、乾燥ダクト4の収納後、制御装置11は、第1のノズル駆動装置14aを駆動させて、第1のノズル5を収納ないし没入させる。これに伴い、統合シャッター7も閉じられる。
図8に示す別の制御方法においては、制御装置11は、図7に示したステップ2とステップ3を同時に実行させ、乾燥ダクト4及び第1のノズル5を同時に突出させて、両方で統合シャッター7を押し上げて開かせる。図8の制御方法において、その他のステップは、図7に示したステップと同様である。
図9に示すさらに別の制御方法においては、制御装置11は、図7に示したステップ3をステップ2よりも先に実行させることにより、乾燥ダクト4を突出させて、乾燥ダクト4で統合シャッター7を押し上げて開かせる。次に、制御装置11は、統合シャッター7の閉止時に備え、ステップ4の動作と同時或いは前後して、第1のノズル5を突出させて、統合シャッター7を支持させる。図9の制御方法において、その他のステップは、図7に示したステップと同様である。
本発明の実施例1に係る乾燥ダクトの変形例である、本発明の実施例4に係る乾燥ダクトを説明する。なお、本実施例においては、実施例4の乾燥ダクトが、前記実施例1の乾燥ダクトと相違する点について、主として説明し、同様の点については、前記実施例1の記載を参照するものとする。
図10は、本発明の実施例4に係る乾燥ダクトの外観図である。図10を参照すると、実施例4に係る乾燥ダクト4の第1吹き出し口4aは、乾燥ダクト4の前方側の開口縁4d、人体局部側の開口縁4e及びそれら開口縁4d,4eをつなぐ傾斜した開口縁4fからなり、人体局部側を大きく開口させた三角形形状となっている。これにより、風向きを人体局部側に向けることができるため、乾燥ダクト4の人体局部側に突出する角度も抑えることができ、人体局部洗浄装置1(図2等参照)の内部に収納される機器のレイアウト設計の自由度を高めることができる。
本発明は、便座ないし便器に搭載され、人体の一又は複数の局部に洗浄水を噴射し、又温風等を送風する人体局部洗浄装置に適用される。
本発明の実施例1に係る人体局部洗浄装置が搭載された便座ないし便器の外観図である。 本発明の実施例1に係る人体局部洗浄装置の詳細図である。 図2の動作図である。 図2に示した乾燥ダクトの部分図である。 本発明の実施例2に係る乾燥ダクトの外観図である。 本発明の実施例3に係る人体局部洗浄装置において、統合シャッターの制御構成を示すブロック図である。 図6に示した統合シャッターの制御方法を説明するフローチャートである。 図6に示した統合シャッターの別の制御方法を説明するフローチャートである。 図6に示した統合シャッターのさらに別の制御方法を説明するフローチャートである。 本発明の実施例4に係る乾燥ダクトの外観図である。
符号の説明
1 人体局部洗浄装置
1a 本体部
2 便座
3 便器
4 乾燥ダクト
4a 第1吹き出し口
4b 第2吹き出し口
4c ブリッジ部
4d 前方側の開口縁
4e 人体局部側の開口縁
4f 傾斜した開口縁
5 第1のノズル
6 第2のノズル
7 統合シャッター
7a ヒンジ
11 制御装置
12a 乾燥スイッチ
12b 第1の洗浄スイッチ
12c 第2の洗浄スイッチ
13 乾燥ダクト駆動装置
13a ラックアンドピニオン
14a,14b 第1及び第2のノズル駆動装置
15 外套
15a ヒータ
15b ファン

Claims (4)

  1. 使用者が着座する便座と、
    前記便座を回動自在に支持する本体部と、
    該本体部に収納され、前記便座に着座した使用者の人体局部を洗浄する場合、前記本体部の幅方向の中央部から突出して該人体局部に洗浄水を噴出するノズルと、
    該ノズルの横に配置され、前記人体局部の洗浄後に該人体局部を乾燥させる場合、前記本体部から突出して前記人体局部に送風する乾燥ダクトと、
    を備えた人体局部洗浄装置において、
    前記乾燥ダクトは、該乾燥ダクトの先端部から上方に向けて送風を行う第1吹き出し口を有するとともに、前記先端部の側部に第2吹き出し口を有することを特徴とする人体局部洗浄装置。
  2. 前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口の間に、両者を分離するブリッジ部がある、ことを特徴とする請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  3. 前記第1吹き出し口と前記第2吹き出し口が連続していることを特徴とする請求項1に記載の人体局部洗浄装置。
  4. 前記本体部に収納された前記乾燥ダクトと前記ノズルが突出する前方に、前記本体部に対して回動自在に設けられた統合シャッターを備え、該統合シャッターは、前記乾燥ダクト又は前記ノズルの突出により開き、前記乾燥ダクトが収納される場合には、前記ノズルで前記統合シャッターを開状態にしたまま前記乾燥ダクトの収納が行われることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の人体局部洗浄装置。
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