JPH06212676A - 局部洗浄・乾燥装置における汚染防止装置 - Google Patents

局部洗浄・乾燥装置における汚染防止装置

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JPH06212676A
JPH06212676A JP5004574A JP457493A JPH06212676A JP H06212676 A JPH06212676 A JP H06212676A JP 5004574 A JP5004574 A JP 5004574A JP 457493 A JP457493 A JP 457493A JP H06212676 A JPH06212676 A JP H06212676A
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toilet seat
local cleaning
arm
cleaning nozzle
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昇 田栗
Yoshihiro Sakurai
義弘 桜井
Masahito Nagayama
正仁 永山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋板を直線運動する際は速く、回動運動する
際は遅くする。 【構成】 ガイド21に沿って直線移動する移動体16
と、この移動体16の先端に枢支されて直線運動すると
共にガイド21先端から突出することで回動運動する蓋
板19とで遮蔽カバー3を構成する。回動するアーム1
2の一端部を移動体16に枢支する。アーム12のピン
32を便座と連動して回動する操作腕29の一端部に設
けた長孔31に挿入する。便座を立てた時に蓋板19が
温風吹き出し口1の前方と局部洗浄ノズル2の前方とを
閉塞するように下降し、便座を倒した際に蓋板19をガ
イド21に沿って後退させる。蓋板19がガイド21に
沿って直線運動する際は速く、蓋板19がガイド21か
ら前方に突出して回動運動する際はゆっくりと動くよう
に遮蔽カバー3の移動速度を変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、局部洗浄・乾燥装置に
おける洗浄ノズルと温風吹き出し口とが汚染するのを防
止するための局部洗浄・乾燥装置における汚染防止装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、人体の局部を局部洗浄ノズル
から温水を噴出して洗浄し、洗浄後に温風吹き出し口か
ら温風を人体の局部に吹き出して乾燥するようにしたい
わゆる局部洗浄・乾燥装置が知られている。そして、局
部洗浄ノズルは洗浄動作を行う際には前方に突出し、洗
浄動作を行わない時は後方に後退して便器の後部上方の
収納位置に収納されるようになっている。上記局部洗浄
ノズルは収納時に温風吹き出し口の隣りに位置するよう
に収納するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、収納位置に
後退して収納された局部洗浄ノズルと温風吹き出し口と
は便器の後部上方に位置するため、男子の小便時等に小
便水が飛散したりして局部洗浄ノズルを汚染し、更に温
風吹き出し口を汚染するという問題がある。本発明は上
記の従来例の問題点に鑑みて発明したものであって、そ
の目的とするところは、局部洗浄ノズルや温風吹き出し
口の非使用時に収納位置にある局部洗浄ノズルと温風吹
き出し口とを共通の遮蔽カバーにより遮蔽して局部洗浄
ノズルや温風吹き出し口が汚染されるのを防止し、局部
洗浄ノズルや温風吹き出し口の使用時には遮蔽カバーに
邪魔されることなく本来の局部洗浄や乾燥ができ、しか
も、遮蔽カバーの蓋板が直線運動する際には速く、回動
運動する際には遅くしてスムーズな運動ができるように
した局部洗浄・乾燥装置における汚染防止装置を提供す
るにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本発明の目的を達成するため、本発明の局部洗浄
・乾燥装置は、人体の局部に温風を噴き当てるための温
風吹き出し口1の隣りに人体の局部を洗浄するための出
し入れ自在な局部洗浄ノズル2を収納自在とし、温風吹
き出し口1の前方と収納位置に収納した局部洗浄ノズル
2の前方とを閉塞する位置と、温風吹き出し口1の前方
を開放し且つ局部洗浄ノズル2の前方への移動の障害と
ならない位置との間で移動自在な遮蔽カバー3を設けた
もので合って、収納位置の局部洗浄ノズル2と温風吹き
出し口1とをケース13の開口部14に臨ませ、このケ
ース13に設けたガイド21に沿って直線運動して移動
する移動体16と、この移動体16の先端に枢支部によ
り回動自在に上端を枢支されガイド21に沿って直線運
動すると共にガイド21先端から突出することで回動運
動する蓋板19とで遮蔽カバー3を構成し、回動自在な
アーム12の一端部を遮蔽カバー3の移動体16に枢支
し、該アーム12の他端に突設したピン32を便座4と
連動して回動する操作腕29の一端部に設けた長孔31
に挿入し、便座4を立てた時に蓋板19が温風吹き出し
口1の前方と収納位置に収納した局部洗浄ノズル2の前
方とを閉塞するように下降し、便座4を倒した際に蓋板
19がガイド21に沿って後退するように設定し、蓋板
19がガイド21に沿って直線運動する際は速く、蓋板
19がガイド21から前方に突出して回動運動する際は
ゆっくりと動くように遮蔽カバー3の移動速度を変化さ
せる遮蔽カバー移動速度変化手段を設けて成ることを特
徴とするものである。
【0005】
【作用】しかして、上記のような構成の本発明において
は、便座4を回動することで、操作腕29、アーム12
を回動して遮蔽カバー3を移動して便座4を立てたとき
に遮蔽カバー3が温風吹き出し口1の前方と収納位置に
収納した局部洗浄ノズル2の前方とを閉塞する位置に位
置し且つ便座4を倒したときに温風吹き出し口1の前方
を開放し且つ局部洗浄ノズル2の前方への移動の障害と
ならない位置となるように便座4の回動に連動させるの
である。そして、ケース13に設けたガイド21に沿っ
て直線運動して移動する移動体16と、この移動体16
の先端に枢支部により回動自在に上端を枢支されガイド
に沿って直線運動すると共にガイド21先端から突出す
ることで回動運動する蓋板19とで遮蔽カバー3を構成
し、回動自在なアーム12の一端部を遮蔽カバー3の移
動体16に枢支し、該アーム12の他端に突設したピン
32を便座4と連動して回動する操作腕29の一端部に
設けた長孔31に挿入し、便座4を立てた時に蓋板19
が温風吹き出し口1の前方と収納位置に収納した局部洗
浄ノズル2の前方とを閉塞するように下降し、便座4を
倒した際に蓋板19がガイド21に沿って後退するよう
に設定し、蓋板19がガイド21に沿って直線運動する
際は速く、蓋板19がガイド21から前方に突出して回
動運動する際はゆっくりと動くように遮蔽カバー3の移
動速度を変化させる遮蔽カバー移動速度変化手段を設け
てあることで、遮蔽カバー3が移動する際、蓋板19が
ガイド21に沿って直線状に移動する際は速く、蓋板1
9がガイド21の先端から突出して回動運動する際はゆ
っくりと回動するようにすることで、全体としての移動
時間を長くすることなく、スムーズな移動を可能とする
ものである。
【0006】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。局部洗浄・乾燥装置はケース13内に温水
供給部や温風発生部を内装し、更に、このケース13の
前面部に設けた開口部14に温風発生部から供給される
温風の温風路であるダクト20の先端の温風吹き出し口
1が位置し、また、上記開口部14内の温風吹き出し口
1の隣りが出し入れ自在な局部洗浄ノズル2の収納部と
なっており、局部洗浄ノズル2は非使用時にはこの収納
部内に後退して収納されるものである。局部洗浄ノズル
2としては肛門洗浄ノズル2aとビデ洗浄ノズル2bと
の2つを設けてある。ケース13には便座4が回動自在
に取付けてある。便座4の後部両側にはそれぞれ非円形
をした軸受けを設けてあり、この非円形の軸受け部に軸
受けの断面形状に合致する断面形状のヒンジ軸5が嵌め
込まれ、更に、このヒンジ軸5をケース13の上ケース
部15に設けた孔に挿入し、更に、ケース13の下ケー
ス部20に固着したダンパー装置8を構成する回動体6
に設けたヒンジ軸5と同じ断面形状の非円形の孔21に
嵌合してある。ダンパー装置8は図4に示すように下ケ
ース部20に固着される筒状をした軸受け部7内にブレ
ード22を有する回動体6を回動自在に入れ、軸受け部
7と回動体6との間に流体を入れ、ブレード22は回動
体6の一方方向の回動時には倒れて流体をスムーズに流
し、他方への回動時には流体が抵抗となって回動体6が
ゆっくりと回動するようにしたものである。したがっ
て、便座4を起立させる時は、ブレード22が倒れて流
体がスムーズに流れるように設定し、逆に便座4を倒す
時は、ブレード22が起立して流体が抵抗となるように
設定することで、便座4は便座4を立てる際にはスムー
ズに動作し、便座4を倒す時にゆっくり倒れる動作をす
るようになっている。
【0007】温風吹き出し口1の前方と収納位置に収納
した局部洗浄ノズル2の前方とを閉塞する位置と、温風
吹き出し口1の前方を開放し且つ局部洗浄ノズル2の前
方への移動の障害とならない位置との間で移動自在な遮
蔽カバー3を設けてある。この遮蔽カバー3は移動体1
6と移動体16の下端に枢支部17により回動自在に枢
支した蓋板19とにより構成してある。下ケース部20
にはガイド21を構成する側部ガイド23と下受けガイ
ド24と中央ガイド25とが設けてある。移動体16は
略逆T字状をしており、中央部の突片26を中央ガイド
25に設けた前後方向に長い長孔25aに前後複数個の
連結ピン27によって前後に移動自在に取付けてあり、
また、移動体16の両側は下受けガイド24により受け
られ、上ケース部15の下面に沿ってこの下受けガイド
24に支持された状態で移動体16が前後方向に移動自
在となっている。そして、移動体16が前方にガイド2
1に沿って前方に直線移動をすると、移動体16の前端
に枢支し且つガイド21に支持してある蓋板19がガイ
ド21に沿って直線運動をし、蓋板19がガイド21の
前端からある程度前方に突出すると枢支部17を中心に
蓋板19が回動運動をし、枢支部17が完全にガイド2
1の前端より前に位置した時点で蓋板19が略垂直姿勢
となって温風吹き出し口1の前方と収納位置に収納した
局部洗浄ノズル2の前方とを閉塞する位置に位置するも
のである。一方、移動体16を後方に移動すると移動体
16の下端(前端)に枢支した蓋板19が回動しながら
下受けガイド24の前端部から下受けガイド24の上に
乗りながら引き上げられ、その後直線移動しながら下受
けガイド24上に沿って後退するようになっている。こ
の移動体16は便座4の回動に連動機構を介して連動す
るようになっており、便座4を立てたときに遮蔽カバー
3の蓋板19が温風吹き出し口1の前方と収納位置に収
納した局部洗浄ノズル2の前方とを閉塞する位置に位置
し且つ便座4を倒したときに温風吹き出し口1の前方を
開放し且つ局部洗浄ノズル2の前方への移動の障害とな
らない位置となるように蓋板19が後退するように設定
してある。
【0008】図1、図2には回動体6の回動を遮蔽カバ
ー3の移動に変換するための連動機構が示してある。す
なわち、下ケース部20にはアーム12の略中央部が支
点用ピン28により回動自在に取付けてあり、アーム1
2の一端部を上記遮蔽カバー3の移動体16の連結ピン
27の一つに枢支してある。ダンパー装置8の回動体6
には便座側歯車60が形成してある。また、軸受け部7
の外郭構成部材には操作腕29の略中央部がピン80に
より回動自在に枢支してあり、操作腕29の一端部はL
状に曲げてあり、このL状部分の先端を構成する横片3
0に設けた長孔31にアーム12の他端部に設けたピン
32を挿入してある。操作腕29の他端部は便座側歯車
60と噛み合う従動歯車61が設けてある。便座側歯車
60とかみ合う従動歯車61は両端間に2個の欠歯部分
62を設けて構成してある。そして、便座4を回動する
と、回動体6が回動し、回動体6が回動することで便座
側歯車60が回動し、これに噛合した従動歯車61が回
動することで操作腕29が回動し、更にアーム12が回
動し、遮蔽カバー3の移動体16が前後方向に移動し、
これに連動して蓋板19が引き上げられたり、引き下げ
られたりするようになっている。このようにして蓋板1
9によって温風吹き出し口1の前方と収納位置に収納し
た局部洗浄ノズル2の前方とを閉塞したり、温風吹き出
し口1の前方を開放し且つ局部洗浄ノズル2の前方への
移動の障害とならないようになっている。そして、便座
4を立てた状態では蓋板19によって温風吹き出し口1
の前方と収納位置に収納した局部洗浄ノズル2の前方と
を閉塞し、このことにより男子が小便をしても小便水が
局部洗浄ノズル2や温風吹き出し口1を汚染しないよう
になっている。また、便座4を倒した状態では蓋板19
が引き上げられ、便座4に座って局部洗浄ノズル2を前
方に突出させて人体の局部の洗浄をしたり、温風吹き出
し口1から温風を吹き出して乾燥したりするのに支障が
ないものである。
【0009】ところで、図5は便座4を完全に倒した状
態であり、この図5の状態から便座4を起立させるため
に回動させると、便座4が回動することで回動体6に設
けた便座側歯車60が便座4と共に図5→図6→図7→
図8→図9→図10→図11→図12という順序で回動
するが、両端間に2個の欠歯部分62を設けて構成した
従動歯車61は図5、図6の状態では回動せず、図7の
状態で始めて回動を開始し、図7→図8→図9→図10
と回動し、図11、図12の状態では回動せずに便座側
歯車60のみが回動することになる。便座4を倒すには
上記と逆の順序で動作する。このように、従動歯車60
が図7乃至図10の範囲でのみ回動し、便座4はこの従
動歯車60の回動をオーバして回動できるようにしてお
くことで、便座4が完全に回動しきっていない状態でも
遮蔽カバー3は全開または全閉状態となっており、この
ため、設計上や操作上での便座4の回動範囲の誤差があ
っても遮蔽カバー3は正確な動作をし、便座4を立てた
時に遮蔽して汚染を防止し、便座4を倒した時に遮蔽を
完全に解除して局部洗浄ノズル2や温風吹き出し口1の
機能を損なわないようになっている。
【0010】軸受け部7の外郭構成部材には操作腕29
の縦片の略中央部がピン28により回動自在に枢支して
あり、操作腕29の一端部はL状に曲げて横片30を突
出してあり、このL状部分の先端を構成する横片30に
設けた長孔31は図1に示すように操作腕29の回動軸
芯であるピン80に対して弧状に傾斜して形成してあ
る。そして、アーム12の他端部に設けたピン32が弧
状をした長孔31にスライド自在に挿入してある。すな
わち、横片30に長孔31を形成する場合、図15
(a)に示すように操作腕29の回動軸芯であるピン8
0と平行となるように長孔31を形成した場合、図15
(b)に示す回転(αの変化)と、アーム12の回転
(βの変化)はほぼ比例する。この場合、一般的な使用
域は−30°<α<30°である。これに対し、長孔3
1を操作腕29の回動軸芯であるピン80に対して傾斜
するように横片30に形成し、この長孔31にアーム1
2に設けたピン32をスライド自在に挿入すると、操作
腕29を回動した場合におけるピン32の移動量は図1
5に比べて減ったり、あるいは増えたりする。つまり、
長孔31を傾斜させる場合、図16(a)のように傾斜
させた場合はピン32は減速され、図16(b)のよう
に傾斜させた場合にはピン32は増速される。ここで、
減速の例の場合に説明すると図16(a)においてΔD
1 だけアーム12は操作腕29に押してもらえないこと
になり、その分伝達時に減速がおこなわれるのである。
上記の減速、増速の原理を応用して本発明においては図
14のように横片30に形成する弧状に傾斜した長孔3
1を形成してある。ここで、図14の実施例と図16
(a)の比較例における差ΔD2 は長孔31の左半分で
は増加し、右半分では減少する。つまり、図14の実施
例ではピン28が長孔31の左半分を移動している時は
図16(a)の場合よりも速く移動し、右半分を移動し
ている時は図16(a)の場合よりもゆっくりと移動す
るようになっている。そして、本発明においては、蓋板
19がガイド21に沿って直線運動する範囲が上記傾斜
した弧状の長孔31の右半分をピン28が移動する時で
あり、蓋板19がガイド21から前方に突出して回動運
動する範囲が上記傾斜した弧状の長孔31の左半分をピ
ン28が移動する時となるように設定してある。このた
め、本発明においては、蓋板19がガイド21に沿って
直線運動する際は速く、蓋板19がガイド21から前方
に突出して回動運動する際はゆっくりと動くように遮蔽
カバー3の移動速度を変化させるように設定してある。
この場合、上記した横片30に設けた傾斜した弧状の長
孔31とこれに挿入したピン28とにより上記遮蔽カバ
ー移動速度変化手段を構成している。上記のように、蓋
板19がガイド21に沿って直線運動する際は速く、蓋
板19がガイド21から前方に突出して回動運動する際
はゆっくりと動くように遮蔽カバー3の移動速度を変化
させるように設定することで、蓋板19は動作の不安定
回動時にはゆっくり、動作の安定した直線運動時には素
早く移動するものである。
【0011】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように構成し
たので便座を回動することで、操作腕、アームを回動し
て遮蔽カバーを移動して便座を立てたときに遮蔽カバー
が温風吹き出し口の前方と収納位置に収納した局部洗浄
ノズルの前方とを閉塞する位置に位置し且つ便座を倒し
たときに温風吹き出し口の前方を開放し且つ局部洗浄ノ
ズルの前方への移動の障害とならない位置となるように
便座の回動に連動させることができ、男子の小便水によ
り局部洗浄ノズルと温風吹き出し口とが汚染されるのを
防止できるものであり、しかも、ケースに設けたガイド
に沿って直線運動して移動する移動体と、この移動体の
先端に枢支部により回動自在に上端を枢支されガイドに
沿って直線運動すると共にガイド先端から突出すること
で回動運動する蓋板とで遮蔽カバーを構成し、回動自在
なアームの一端部を遮蔽カバーの移動体に枢支し、該ア
ームの他端に突設したピンを便座と連動して回動する操
作腕の一端部に設けた長孔に挿入し、便座を立てた時に
蓋板が温風吹き出し口の前方と収納位置に収納した局部
洗浄ノズルの前方とを閉塞するように下降し、便座を倒
した際に蓋板がガイドに沿って後退するように設定し、
蓋板がガイドに沿って直線運動する際は速く、蓋板がガ
イドから前方に突出して回動運動する際はゆっくりと動
くように遮蔽カバーの移動速度を変化させる遮蔽カバー
移動速度変化手段を設けてあるので、蓋板を動作の不安
定回動時にはゆっくり、動作の安定した直線運動時には
素早く移動することができて、全体としての移動時間を
変えることなく蓋板の動きをスムーズにできるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の上蓋を取り外した状態の要
部平面図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の局部洗浄・乾燥装置の全体斜視図であ
る。
【図4】同上に用いるダンパー装置の一部破断した正面
図である。
【図5】同上の作用説明図である。
【図6】同上の作用説明図である。
【図7】同上の作用説明図である。
【図8】同上の作用説明図である。
【図9】同上の作用説明図である。
【図10】同上の作用説明図である。
【図11】同上の作用説明図である。
【図12】同上の作用説明図である。
【図13】同上の操作腕とアームとの分解斜視図であ
る。
【図14】同上の操作腕の横片に設けた長孔を示す説明
図である。
【図15】(a)は同上の操作腕の横片に設けた長孔の
比較例を示す説明図であり、(b)は(a)の長孔の場
合における操作腕とアームとの回動角度を示す説明図で
ある。
【図16】(a)(b)は操作腕の横片に設けた長孔の
他の比較例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 温風吹き出し口 2 局部洗浄ノズル 3 遮蔽カバー 4 便座 12 アーム 13 ケース 14 開口部 16 移動体 17 枢支部 19 蓋板 21 ガイド 29 操作腕 31 長孔 32 ピン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体の局部に温風を噴き当てるための温
    風吹き出し口の隣りに人体の局部を洗浄するための出し
    入れ自在な局部洗浄ノズルを収納自在とし、温風吹き出
    し口の前方と収納位置に収納した局部洗浄ノズルの前方
    とを閉塞する位置と、温風吹き出し口の前方を開放し且
    つ局部洗浄ノズルの前方への移動の障害とならない位置
    との間で移動自在な遮蔽カバーを設けたものであって、
    収納位置の局部洗浄ノズルと温風吹き出し口とをケース
    の開口部に臨ませ、このケースに設けたガイドに沿って
    直線運動して移動する移動体と、この移動体の先端に枢
    支部により回動自在に上端を枢支されガイドに沿って直
    線運動すると共にガイド先端から突出することで回動運
    動する蓋板とで遮蔽カバーを構成し、回動自在なアーム
    の一端部を遮蔽カバーの移動体に枢支し、該アームの他
    端に突設したピンを便座と連動して回動する操作腕の一
    端部に設けた長孔に挿入し、便座を立てた時に蓋板が温
    風吹き出し口の前方と収納位置に収納した局部洗浄ノズ
    ルの前方とを閉塞するように下降し、便座を倒した際に
    蓋板がガイドに沿って後退するように設定し、蓋板がガ
    イドに沿って直線運動する際は速く、蓋板がガイドから
    前方に突出して回動運動する際はゆっくりと動くように
    遮蔽カバーの移動速度を変化させる遮蔽カバー移動速度
    変化手段を設けて成ることを特徴とする局部洗浄・乾燥
    装置における汚染防止装置。
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