JP2010023370A - シート材の折り曲げ成形装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】シート材を所望の形状に確実に折り曲げ成形することができるシート材の折り曲げ成形装置を提供する。
【解決手段】シート材Wが置かれる台座5と、この台座5に置かれたシート材Wを押え付ける押し部材13と、台座5上に伏されている状態から押し部材13に向けて所定の順番で立ち上げられる複数の起伏部材38a〜38hとを備えるものとする。シート材Wの折り曲げるべき部位に宛がわれる縁部31aを有する可撓性の板体31を押し部材13に付設するのが良く、また起伏部材38a〜38hを押し部材13へと押し付ける押付け機構50を設けるのが好ましい。
【選択図】図12
【解決手段】シート材Wが置かれる台座5と、この台座5に置かれたシート材Wを押え付ける押し部材13と、台座5上に伏されている状態から押し部材13に向けて所定の順番で立ち上げられる複数の起伏部材38a〜38hとを備えるものとする。シート材Wの折り曲げるべき部位に宛がわれる縁部31aを有する可撓性の板体31を押し部材13に付設するのが良く、また起伏部材38a〜38hを押し部材13へと押し付ける押付け機構50を設けるのが好ましい。
【選択図】図12
Description
本発明は、紙、アルミ箔、プラスチックシート等のシート材を折り曲げ成形してキャップや容器等を製造するシート材の折り曲げ成形装置に関するものである。
例えば、酒瓶等の口部に被せられる紙製のキャップとしては、図2に示されるように、瓶の口に重ね合わされる天面部101の周囲に、末広がり状で下方に延びる4つの五角形状部102が等間隔で配され、隣り合う五角形状部102を繋ぐ部分が内側に折り込まれる構造のものがある。この種の紙製キャップ100は予め定められた折線に沿って紙のシート材を折り曲げることで作製されるが、人が手作業で作製していたのでは極めて作業効率が悪いので、雄型と雌型とを備えた絞り成形装置を用い、雄型によりシート材を雌型内に絞り込むことで所望形状に成形するという技術が特許文献1にて提案されている。
しかしながら、この特許文献1に係る技術では、絞りの深さが大きい場合、シート材に無理な力が作用してシート材が破損したり、折り曲げようとしている部位とは異なる部位が折り曲げられたりするなど、シート材を所望の形状に成形することができないという問題点がある。
そこで、シート材を挟んだ状態で雄型により雌型内に挿入される一対のガイド部材を設け、これらガイド部材にシート材を案内させることにより、シート材を所望形状に成形するようにした絞り成形装置が特許文献2にて提案されている。
ところで、特許文献2に係る絞り成形装置において、シート材のガイド部材で挟み込まれた部分以外の部分は、雌型に直接接触し案内されて絞り加工が施される。
このため、特許文献2に係る絞り成形装置でも、絞りの深さが大きい場合、シート材のガイド部材で挟み込まれた部分以外の部分が雌型によって良好に案内されず、シート材を所望の形状に折り曲げ成形することが困難であるという問題点がある。
このため、特許文献2に係る絞り成形装置でも、絞りの深さが大きい場合、シート材のガイド部材で挟み込まれた部分以外の部分が雌型によって良好に案内されず、シート材を所望の形状に折り曲げ成形することが困難であるという問題点がある。
本発明は、このような問題点を解消するためになされたもので、シート材を所望の形状に確実に折り曲げ成形することができるシート材の折り曲げ成形装置を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するために、本発明によるシート材の折り曲げ成形装置は、
シート材が置かれる台座と、この台座に置かれたシート材を押え付ける押し部材と、前記台座上に伏されている状態から前記押し部材に向けて所定の順番で立ち上げられる複数の起伏部材とを備えることを特徴とするものである(第1発明)。
シート材が置かれる台座と、この台座に置かれたシート材を押え付ける押し部材と、前記台座上に伏されている状態から前記押し部材に向けて所定の順番で立ち上げられる複数の起伏部材とを備えることを特徴とするものである(第1発明)。
本発明において、各起伏部材はその基部が前記台座に回動可能に組み付けられることによって前記台座上に伏された状態と前記押し部材に向けて立ち上げられた状態とを切り替え可能に構成され、前記押し部材を弾性的に受け止めてその押し部材と共に下降する際に前記各起伏部材の基端部に突き当てられる受け部材が前記台座に設けられるものとすることができる(第2発明)。
本発明において、前記押し部材には、シート材の折り曲げるべき部位に宛がわれる縁部を有する可撓性の板体が取り付けられるのが好ましい(第3発明)。
本発明において、前記起伏部材を前記押し部材へと押し付ける押付け機構が設けられるのが好ましい(第4発明)。
本発明によれば、台座に置かれたシート材が押し部材によって押え付けられた状態で、台座上に伏されている複数の起伏部材が押し部材に向けて所定の順番で立ち上げられると、起伏部材の立ち上がり順に従ってシート材が順次に折り曲げられるので、シート材を所望の形状に確実に折り曲げ成形することができる。
また、各起伏部材を、その基部が台座に回動可能に組み付けられることによって台座上に伏された状態と押し部材に向けて立ち上げられた状態とを切り替え可能に構成し、押し部材を弾性的に受け止めてその押し部材と共に下降する際に各起伏部材の基端部に突き当てられる受け部材を台座に設けるものとすることにより、比較的簡易な構成で押し部材の下降動作に連動させて各起伏部材を台座上に伏されている状態から押し部材に向けて立ち上げることができる。なお、折り曲げ加工終了後においては受け部材の弾発力によって製品が押し上げられるので、台座上から製品を容易に取り去ることができ、作業効率の向上を図ることができる。
また、シート材の折り曲げるべき部位に宛がわれる縁部を有する可撓性の板体を押し部材に取り付けるものとすることにより、シート材の折り曲げるべき部位をより正確に折り曲げることができる。
また、起伏部材を押し部材へと押し付ける押付け機構を設けるものとすることにより、折り目をより明瞭に形成することができる。
次に、本発明によるシート材の折り曲げ成形装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1には、本発明の一実施形態に係るシート材の折り曲げ成形装置の右側面図が示されている。また、図2には、製品の紙製キャップの全体斜視図が示されている。
本実施形態のシート材の折り曲げ成形装置1は、紙のシート材Wを折り曲げ成形して酒瓶等の口部に被せられる図2に示されるような紙製キャップ100を製造するものである。ここで、図2に示される紙製キャップ100は、瓶の口に重ね合わされる天面部101と、この天面部101の周囲に等間隔で配され、末広がり状で下方に延びる4つの五角形状部102と、隣り合う五角形状部102を繋いで内側に折り込まれる折込部103とより構成されている。なお、図2に示される紙製キャップ100は、説明の都合上、全体的にやや広げた状態を表わしているが、実際の使用時には全体を窄めた状態として酒瓶等の口部に装着される。
図1に示される折り曲げ成形装置1は、ベース2と、このベース2に立設される支柱3と、この支柱3の下部にクランパ4を介して装着される台座5と、支柱3の中間部に固定された支持ブロック6を挟み込むようにして支柱3に摺動可能に装着される保持フレーム7とを備えている。
保持フレーム7には前方に張り出すように張出し部8が設けられている。張出し部8には上下方向に両端開口を向けるようにガイド筒9が固定されている。ガイド筒9には、当該ガイド筒9に案内されて上下方向に摺動可能な昇降ロッド10が挿通されている。昇降ロッド10の上端部には、保持フレーム7の上方位置に張り出すように第1取付部材11が固定され、昇降ロッド10の中間部には第2取付部材12が固定され、昇降ロッド10の下端部には台座5の中心部と向き合うように押し部材13が装着されている。
保持フレーム7には、その上面壁を貫通するようにガイドロッド14が固定されている。ガイドロッド14の上端側は、第1取付部材11に穿設されたガイド孔11aに挿通されている。ガイドロッド14の下端側は、保持フレーム7の内部に配され、支持ブロック6の前方張出部6aに係止されている。こうして、昇降ロッド10の昇降時に、昇降ロッド10が第1取付部材11を介してガイドロッド14に案内されることにより、昇降ロッド10の昇降動作がスムーズに行われるのは勿論のこと、ガイドロッド14が回り止め部材として機能して、昇降ロッド10が該昇降ロッド10の軸線周りに回るのを防ぐことができるとともに、保持フレーム7が支柱3の周りに回るのを防ぐことができる。
ガイドロッド14の外周面には、保持フレーム7と第1取付部材11との間に組み込まれるように圧縮コイルばね15が巻き付けられている。圧縮コイルばね15は、昇降ロッド10が下降された際に、昇降ロッド10を上昇待機位置に復帰させるための復元力を蓄える。
支柱3の中間部外周面には、保持フレーム7と支持ブロック6との間に組み込まれるように圧縮コイルばね16が巻き付けられている。圧縮コイルばね16は、保持フレーム7が下降された際に、保持フレーム7を上昇待機位置に復帰させるための復元力を蓄える。
支柱3の中間部外周面には、保持フレーム7と支持ブロック6との間に組み込まれるように圧縮コイルばね16が巻き付けられている。圧縮コイルばね16は、保持フレーム7が下降された際に、保持フレーム7を上昇待機位置に復帰させるための復元力を蓄える。
次に、押し部材13を昇降させる押し部材駆動機構20について説明する。この押し部材駆動機構20は、保持フレーム7に枢軸21により回動可能に連結されたハンドル22と、一端部がハンドル22の中間部に固定された第1アーム23と、下端部が第1アーム23の他端部に回動可能に連結されるとともに、上端部が第2取付部材12に回動可能に連結された第2アーム24と、上端部がハンドル22の先端部に回動可能に連結されるとともに、下端部が支持ブロック6に回動可能に連結される第3アーム25とから構成されている。
この押し部材駆動機構20においては、ハンドル22を図1中矢印Pで示されるように押し下げ操作すると、第3アーム25を介して支持ブロック6に反力を得て保持フレーム7が支柱3に沿って鉛直下向きに押し下げられるとともに、ハンドル22の回動力により第1アーム23および第2アーム24を介して第2取付部材12が鉛直下向きに押し下げられ、この第2取付部材12に固定された昇降ロッド10がガイド筒9に沿って鉛直下方に向けて移動されて押し部材13が下降される。こうして、昇降ロッド10の下降ストロークとして、保持フレーム7の下降ストロークの略2倍のストロークを得ることができる。また、保持フレーム7および昇降ロッド10のそれぞれ下降時に、圧縮コイルばね15,16が圧縮されて復元力が圧縮コイルばね15,16に蓄勢され、ハンドル22への操作力を解除すると、圧縮コイルばね15,16の付勢力によって昇降ロッド10および保持フレーム7がそれぞれ上昇待機位置に復帰される。
この押し部材駆動機構20によって昇降される押し部材13は、下端側に進むにつれて先細る倒立截頭円錐形状とされている。この押し部材13の先端部には、周方向に等間隔で放射状に4枚の板体31が取り付けられている。
図3に示されるように、各板体31は、可撓性を有する例えばプラスチック板よりなり、押し部材13に取り付く側の基端側から先端側に向けて末広がりの形状とされ、その両側に、シート材Wの折り曲げるべき部位、すなわち紙製キャップ100の五角形状部102と折込部103とを区画する山折線104(図2参照)に宛がわれる縁部31aを有している。各板体31の板面には、基端側から先端側に向けて細長い複数の長孔31bが設けられている。
図4に示されるように、台座5の中心部には、押し部材13を弾性的に受け止めるクッション装置32が組み込まれている。このクッション装置32は、図6に示されるように、押し部材13を受け入れ可能な丸穴33と中心を一致させて台座5を上下方向に貫くクッションロッド34と、このクッションロッド34の上端部に装着されて押し部材13と接当される受け部材35と、クッションロッド34の下端部に装着されるストッパ部材36と、丸穴33の底面と受け部材35との間に組み込まれるようにクッションロッド34の外周面に巻き付けられる圧縮コイルばね37とより構成されている。
図4に示されるように、台座5には、クッション装置32を中心として放射状に複数の起伏部材38a〜38hが配置されている。台座5の上面には、起伏部材38a〜38hを台座5上に伏した状態で収納可能な窪み部39a〜39hが形成されている。
図5に示されるように、窪み部39a〜39hには、溝40a〜40hが形成され、溝40a〜40hには、圧入状態で駒状部材41a〜41hが組み込まれている。
図6に示されるように、代表として、駒状部材41bには、ピン42bを介してブラケット43bが回動可能に取り付けられ、ブラケット43bには、ビス止め等の固定手段によって起伏部材38bの基部が固定されている。その他、駒状部材41a,41c〜41hと、ピン42a,42c〜42hと、ブラケット43a,43c〜43hと、起伏部材38a,38c〜38hとの間でも、これと同様の構成が採用されている。
すなわち、駒状部材41a〜41hとピン42a〜42hとブラケット43a〜43hと起伏部材38a〜38hとで起伏部材ユニット44a〜44hを構成し、各起伏部材ユニット44a〜44hを台座5に着脱可能に組み込むようにしている。
図5に示されるように、窪み部39a〜39hには、溝40a〜40hが形成され、溝40a〜40hには、圧入状態で駒状部材41a〜41hが組み込まれている。
図6に示されるように、代表として、駒状部材41bには、ピン42bを介してブラケット43bが回動可能に取り付けられ、ブラケット43bには、ビス止め等の固定手段によって起伏部材38bの基部が固定されている。その他、駒状部材41a,41c〜41hと、ピン42a,42c〜42hと、ブラケット43a,43c〜43hと、起伏部材38a,38c〜38hとの間でも、これと同様の構成が採用されている。
すなわち、駒状部材41a〜41hとピン42a〜42hとブラケット43a〜43hと起伏部材38a〜38hとで起伏部材ユニット44a〜44hを構成し、各起伏部材ユニット44a〜44hを台座5に着脱可能に組み込むようにしている。
起伏部材38a〜38hは、金属板材に所要の切削加工や曲げ加工等を施して作製される。
図4に示されるように、起伏部材38a〜38hのうち、台座5の前後左右方向に互いに90度ずつ位相をずらして配置される起伏部材38a,38c,38e,38gは、紙製キャップ100の折込部103における谷折線105(図2参照)に宛がわれる縁部を両側に有し、基端側から先端側に向けて末広がりの形状とされ、しかも図5に示されるように押し部材13に向けて立ち上げられたときに押し部材13と向き合う側の板面が押し部材13の外周面と係合するように湾曲されている。
図4に示されるように、これら起伏部材38a,38c,38e,38gに対して45度ずつ位相をずらして配置される起伏部材38b,38d,38f,38hは、紙製キャップ100の五角形状部102(図2参照)を折り曲げ成形するためのもので、基端側から中間部までは末広がり状で中間部から先端側は真っ直ぐに延びる形状とされ、先に述べた起伏部材38a,38c,38e,38gと同様に、図5に示されるように、押し部材13に向けて立ち上げられたときに押し部材13と向き合う側の板面が押し部材13の外周面と係合するように湾曲されている。
図4に示されるように、起伏部材38a〜38hのうち、台座5の前後左右方向に互いに90度ずつ位相をずらして配置される起伏部材38a,38c,38e,38gは、紙製キャップ100の折込部103における谷折線105(図2参照)に宛がわれる縁部を両側に有し、基端側から先端側に向けて末広がりの形状とされ、しかも図5に示されるように押し部材13に向けて立ち上げられたときに押し部材13と向き合う側の板面が押し部材13の外周面と係合するように湾曲されている。
図4に示されるように、これら起伏部材38a,38c,38e,38gに対して45度ずつ位相をずらして配置される起伏部材38b,38d,38f,38hは、紙製キャップ100の五角形状部102(図2参照)を折り曲げ成形するためのもので、基端側から中間部までは末広がり状で中間部から先端側は真っ直ぐに延びる形状とされ、先に述べた起伏部材38a,38c,38e,38gと同様に、図5に示されるように、押し部材13に向けて立ち上げられたときに押し部材13と向き合う側の板面が押し部材13の外周面と係合するように湾曲されている。
図6に示されるように、受け部材35は、平面視で起伏部材38a〜38hの基端部と重なるフランジ部を有している。受け部材35の下降動作の際に、起伏部材38a〜38hの基端部に受け部材35のフランジ部が突き当てられることにより、起伏部材38a〜38hがピン42a〜42hを中心として押し部材13に向けて立ち上がるように回動される。
起伏部材38a,38c,38e,38gの基端部と、上昇待機位置に位置している受け部材35のフランジ部との間には隙間S1が設けられている。一方、起伏部材38b,38d,38f,38hの基端部と、上昇待機位置に位置している受け部材35のフランジ部との間には前記隙間S1よりも大きな隙間S2が設けられている。
起伏部材38a,38c,38e,38gが図6において二点鎖線で示されるように鉛直方向に沿って立ち上げられた状態において、起伏部材38a,38c,38e,38gと台座5の中心線Oとの間には距離R1が設けられるようになっている。
一方、起伏部材38b,38d,38f,38hが図6において二点鎖線で示されるように鉛直方向に沿って立ち上げられた状態において、起伏部材38b,38d,38f,38hと台座5の中心線Oとの間には前記距離R1よりも大きな距離R2またはR3が設けられるようになっている。
起伏部材38a,38c,38e,38gが図6において二点鎖線で示されるように鉛直方向に沿って立ち上げられた状態において、起伏部材38a,38c,38e,38gと台座5の中心線Oとの間には距離R1が設けられるようになっている。
一方、起伏部材38b,38d,38f,38hが図6において二点鎖線で示されるように鉛直方向に沿って立ち上げられた状態において、起伏部材38b,38d,38f,38hと台座5の中心線Oとの間には前記距離R1よりも大きな距離R2またはR3が設けられるようになっている。
図7(a)に示されるように、起伏部材38b,38fを枢支するピン42b,42fは、台座5の中心線Oに対して距離L1を存する位置に配され、起伏部材38b,38fが鉛直方向に沿って立ち上げられた状態で台座5の中心線Oに対し距離R2を存するようにされている。
図7(b)に示されるように、起伏部材38d,38hを枢支するピン42d,42hは、台座5の中心線Oに対して前記距離L1よりも大きな距離L2を存する位置に配され、起伏部材38d,38hが鉛直方向に沿って立ち上げられた状態で台座5の中心線Oに対し前記距離R2よりも大きな距離R3を存するようにされている。
図7(b)に示されるように、起伏部材38d,38hを枢支するピン42d,42hは、台座5の中心線Oに対して前記距離L1よりも大きな距離L2を存する位置に配され、起伏部材38d,38hが鉛直方向に沿って立ち上げられた状態で台座5の中心線Oに対し前記距離R2よりも大きな距離R3を存するようにされている。
図6に示されるように、隙間S1よりも隙間S2の方が大きい関係に設定されることにより、受け部材35の下降動作の際、受け部材35のフランジ部は、まず起伏部材38a,38c,38e,38gの基端部に突き当たり、次いで起伏部材38b,38d,38f,38hの基端部に突き当たることになる。これにより、押し部材13に向けて、まず図8に示されるように起伏部材38a,38c,38e,38gが立ち上げられ、次いで図9に示されるように起伏部材38b,38d,38f,38hが立ち上げられる。
また、図6および図7(a)(b)に示されるように、距離R1、距離R2および距離R3の順に大きくなる関係に設定されることにより、図5に示されるように、起伏部材38a〜38hが押し部材13に向けて立ち上げられた際、台座5の中心線Oを基準として、起伏部材38a,38c,38e,38gの起立位置よりも外側の起立位置に起伏部材38b,38fが配され、起伏部材38b,38fの起立位置よりも外側の起立位置に起伏部材38d,38hが配されることになる。
ここで、起伏部材38b,38fと起伏部材38d,38hとは、図5に示されるような立ち上がり状態において、起伏部材38d,38hの配置方向側から見たときに、起伏部材38b,38fの側部の上に起伏部材38d,38hの側部が重なるように互いの形状寸法等が設定されている。
また、図6および図7(a)(b)に示されるように、距離R1、距離R2および距離R3の順に大きくなる関係に設定されることにより、図5に示されるように、起伏部材38a〜38hが押し部材13に向けて立ち上げられた際、台座5の中心線Oを基準として、起伏部材38a,38c,38e,38gの起立位置よりも外側の起立位置に起伏部材38b,38fが配され、起伏部材38b,38fの起立位置よりも外側の起立位置に起伏部材38d,38hが配されることになる。
ここで、起伏部材38b,38fと起伏部材38d,38hとは、図5に示されるような立ち上がり状態において、起伏部材38d,38hの配置方向側から見たときに、起伏部材38b,38fの側部の上に起伏部材38d,38hの側部が重なるように互いの形状寸法等が設定されている。
図10に示されるように、ガイド筒9には、起伏部材38a〜38hを押し部材13へと押し付ける押付け機構50が装着されている。この押付け機構50は、ガイド筒9の上部に上下動可能に装着される操作プレート51と、ガイド筒9の下部に固着されるホルダ52と、ホルダ52にヒンジ53を介して揺動可能に取り付けられ、起伏部材38d,38hに対応するように配置される一対のレバー部材54とを備えている。
各レバー部材54は、帯状平板に折り曲げ加工等を施して作製されるものであって、押し部材13に向けて立ち上げられた起伏部材38d,38hの押し部材13と向き合う側の板面の反対側の板面に接触できるように下方に延びる縦板部54aと、この縦板部54aに対して直角に近い鋭角を成して横方向に延びる横板部54bとより構成されている。
操作プレート51の下面には、レバー部材54の横板部54bに突き当てられる突起部材55が固着されている。
操作プレート51の下面には、レバー部材54の横板部54bに突き当てられる突起部材55が固着されている。
この押付け機構50においては、図14に示されるように、操作プレート51を押し下げるように操作すると、その押し下げ操作力が突起部材55からレバー部材54の横板部54bに伝達され、これにより縦板部54aが押し部材13側へと押し込まれるようにレバー部材54がヒンジ53の回りに回動される。したがって、起伏部材38d,38hの配置方向側から見たときに、起伏部材38b,38fの側部の上に起伏部材38d,38hの側部が重なるように、起伏部材38b,38f;38d,38hが立ち上げられた状態において操作プレート51を押し下げるように操作すると、レバー部材54によって起伏部材38d,38hが押し部材13へと押し付けられるのと連動して起伏部材38b,38fも押し部材13へと押し付けられる。
以上に述べたように構成される折り曲げ成形装置1の作動について主に図1、図8および図9並びに図10〜図15を用いて以下に説明することとする。
図1に示されるように、ハンドル22を最上位置とし、保持フレーム7および昇降ロッド10をそれぞれ上昇待機位置に位置させた状態として、紙のシート材Wを台座5の所定位置に置く。このとき、図示されない位置決め手段を台座5に設けておくと、シート材Wを台座5の所定位置に容易かつ正確に置くことができる。
次いで、ハンドル22を図1中矢印Pで示されるように押し下げ操作して押し部材13を下げていく。
すると、図10に示されるように押し部材13がシート材Wを介在させた状態で受け部材35に突き当てられ、シート材Wは押し部材13と受け部材35に挟み付けられた状態でそれら押し部材13および受け部材35と共に下げられていく。
受け部材35の下降動作の際、図8〜図9に示されるように、受け部材35のフランジ部は、まず起伏部材38a,38c,38e,38gの基端部に突き当たり、次いで起伏部材38b,38f;38d,38hの基端部に突き当たるので、押し部材13に向けて、まず起伏部材38a,38c,38e,38gが立ち上げられ、次いで起伏部材38b,38f;38d,38hが立ち上げられる。
これにより、図11〜図12に示されるように、まず起伏部材38a,38c,38e,38gに対応するシート材W部分が押し部材13側へと折り曲げられていき、次いで起伏部材38b,38f;38d,38hに対応するシート材W部分が板体31と共に押し部材13側へと折り曲げられていく。
次いで、ハンドル22を図1中矢印Pで示されるように押し下げ操作して押し部材13を下げていく。
すると、図10に示されるように押し部材13がシート材Wを介在させた状態で受け部材35に突き当てられ、シート材Wは押し部材13と受け部材35に挟み付けられた状態でそれら押し部材13および受け部材35と共に下げられていく。
受け部材35の下降動作の際、図8〜図9に示されるように、受け部材35のフランジ部は、まず起伏部材38a,38c,38e,38gの基端部に突き当たり、次いで起伏部材38b,38f;38d,38hの基端部に突き当たるので、押し部材13に向けて、まず起伏部材38a,38c,38e,38gが立ち上げられ、次いで起伏部材38b,38f;38d,38hが立ち上げられる。
これにより、図11〜図12に示されるように、まず起伏部材38a,38c,38e,38gに対応するシート材W部分が押し部材13側へと折り曲げられていき、次いで起伏部材38b,38f;38d,38hに対応するシート材W部分が板体31と共に押し部材13側へと折り曲げられていく。
クッション装置32(図6参照)のストッパ部材36がベース2(図1参照)に突き当たるまで押し部材13が下げられたときには、図13に示されるように、起伏部材38d,38hの配置方向側から見たとき、起伏部材38b,38fの側部の上に起伏部材38d,38hの側部が重なるように、起伏部材38b,38f;38d,38hが立ち上げられる。
このような状態において、図14に示されるように、操作プレート51を押し下げるように操作すると、レバー部材54によって起伏部材38d,38hが対応するシート材W部分を板体31を介在させた状態で押し部材13へと押し付けられるのと連動して起伏部材38b,38fも対応するシート材W部分を板体31を介在させた状態で押し部材13へと押し付けられる。
こうして、シート材Wに起伏部材38a〜38hによる折り曲げ加工が施されて製品としての紙製キャップ100を得ることができる。
このような状態において、図14に示されるように、操作プレート51を押し下げるように操作すると、レバー部材54によって起伏部材38d,38hが対応するシート材W部分を板体31を介在させた状態で押し部材13へと押し付けられるのと連動して起伏部材38b,38fも対応するシート材W部分を板体31を介在させた状態で押し部材13へと押し付けられる。
こうして、シート材Wに起伏部材38a〜38hによる折り曲げ加工が施されて製品としての紙製キャップ100を得ることができる。
その後、図15に示されるように、操作プレート51への操作力を解除するとともに、ハンドル22への操作力を解除すると、圧縮コイルばね15,16(図1参照)の付勢力によって保持フレーム7および昇降ロッド10がそれぞれ上昇待機位置に復帰されるとともに。圧縮コイルばね37の付勢力によって受け部材35も上昇待機位置に復帰される。
受け部材35が圧縮コイルばね37の付勢力によって上昇待機位置に復帰される際には、製品とされた紙製キャップ100が受け部材35によって押し上げられ、この押し上げられた紙製キャップ100によって起伏部材38a〜38hが台座5へと押し返される。
台座5へと押し返された起伏部材38a〜38hは、図4に示されるように、台座5上に伏された状態で窪み部39a〜39h内に格納される。
受け部材35が圧縮コイルばね37の付勢力によって上昇待機位置に復帰される際には、製品とされた紙製キャップ100が受け部材35によって押し上げられ、この押し上げられた紙製キャップ100によって起伏部材38a〜38hが台座5へと押し返される。
台座5へと押し返された起伏部材38a〜38hは、図4に示されるように、台座5上に伏された状態で窪み部39a〜39h内に格納される。
本実施形態の折り曲げ成形装置1によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)台座5に置かれたシート材Wが押し部材13によって受け部材35に押え付けられた状態でその受け部材35の下降動作に連動して、まず折込部103に対応する起伏部材38a,38c,38e,38gが立ち上げられ、次いで五角形状部102に対応する起伏部材38b,38f;38d,38hが立ち上げられるので、絞り成形では作製困難な紙製キャップ100のようなものであっても確実に折り曲げ成形することができる。
(2)五角形状部102に対応する起伏部材38b,38f;38d,38hが、山折線104に宛がわれる縁部31aを有する板体31を押し部材13との間に介在させた状態で押し部材13へと立ち上げられるので、シート材Wを山折線104でより正確に折り曲げることができる。
(3)押付け機構50によって五角形状部102に対応する起伏部材38b,38f;38d,38hが押し部材13との間に板体31を介在させた状態で押し部材13へと押し付けられるので、山折線14での折り目をより明瞭に形成することができる。
(4)板体31の板面には基端側から先端側に向けて細長い複数の長孔31bが設けられているので、板体31が押し部材13へと押し付けられる際、板体31の板面が押し部材13の外周面にぴったりと合うように撓ませることができ、五角形状部102をより精度良く折り曲げ成形することができる。
(5)受け部材35が圧縮コイルばね37の付勢力によって上昇待機位置に復帰される際には製品とされた紙製キャップ100が受け部材35によって押し上げられるので、台座5上から製品の紙製キャップ100を容易に抜き取ることができ、作業効率の向上を図ることができる。
(1)台座5に置かれたシート材Wが押し部材13によって受け部材35に押え付けられた状態でその受け部材35の下降動作に連動して、まず折込部103に対応する起伏部材38a,38c,38e,38gが立ち上げられ、次いで五角形状部102に対応する起伏部材38b,38f;38d,38hが立ち上げられるので、絞り成形では作製困難な紙製キャップ100のようなものであっても確実に折り曲げ成形することができる。
(2)五角形状部102に対応する起伏部材38b,38f;38d,38hが、山折線104に宛がわれる縁部31aを有する板体31を押し部材13との間に介在させた状態で押し部材13へと立ち上げられるので、シート材Wを山折線104でより正確に折り曲げることができる。
(3)押付け機構50によって五角形状部102に対応する起伏部材38b,38f;38d,38hが押し部材13との間に板体31を介在させた状態で押し部材13へと押し付けられるので、山折線14での折り目をより明瞭に形成することができる。
(4)板体31の板面には基端側から先端側に向けて細長い複数の長孔31bが設けられているので、板体31が押し部材13へと押し付けられる際、板体31の板面が押し部材13の外周面にぴったりと合うように撓ませることができ、五角形状部102をより精度良く折り曲げ成形することができる。
(5)受け部材35が圧縮コイルばね37の付勢力によって上昇待機位置に復帰される際には製品とされた紙製キャップ100が受け部材35によって押し上げられるので、台座5上から製品の紙製キャップ100を容易に抜き取ることができ、作業効率の向上を図ることができる。
以上、本発明のシート材の折り曲げ成形装置について、一実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
1 折り曲げ成形装置
5 台座
13 押し部材
31 板体
31a 縁部
35 受け部材
38a〜38h 起伏部材
50 押付け機構
100 紙製キャップ
W シート材
5 台座
13 押し部材
31 板体
31a 縁部
35 受け部材
38a〜38h 起伏部材
50 押付け機構
100 紙製キャップ
W シート材
Claims (4)
- シート材が置かれる台座と、この台座に置かれたシート材を押え付ける押し部材と、前記台座上に伏されている状態から前記押し部材に向けて所定の順番で立ち上げられる複数の起伏部材とを備えることを特徴とするシート材の折り曲げ成形装置。
- 各起伏部材はその基部が前記台座に回動可能に組み付けられることによって前記台座上に伏された状態と前記押し部材に向けて立ち上げられた状態とを切り替え可能に構成され、前記押し部材を弾性的に受け止めてその押し部材と共に下降する際に前記各起伏部材の基端部に突き当てられる受け部材が前記台座に設けられる請求項1に記載のシート材の折り曲げ成形装置。
- 前記押し部材には、シート材の折り曲げるべき部位に宛がわれる縁部を有する可撓性の板体が取り付けられる請求項1または2に記載のシート材の折り曲げ成形装置。
- 前記起伏部材を前記押し部材へと押し付ける押付け機構が設けられる請求項1〜3のいずれかに記載のシート材の折り曲げ成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008188707A JP2010023370A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | シート材の折り曲げ成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008188707A JP2010023370A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | シート材の折り曲げ成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010023370A true JP2010023370A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41729656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008188707A Withdrawn JP2010023370A (ja) | 2008-07-22 | 2008-07-22 | シート材の折り曲げ成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010023370A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016030266A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 三菱アルミニウム株式会社 | 角型容器の製造方法並びに製造装置 |
CN108312628A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-07-24 | 汕头大学 | 一种包装纸篮自动成型设备 |
CN109648922A (zh) * | 2019-01-26 | 2019-04-19 | 佛山市顺德区惠美庄材料实业有限公司 | 一种包装底垫组合成型设备 |
WO2024162353A1 (ja) * | 2023-01-30 | 2024-08-08 | 裕義 林 | 店舗、及び蓋体の提供方法 |
-
2008
- 2008-07-22 JP JP2008188707A patent/JP2010023370A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016030266A (ja) * | 2014-07-28 | 2016-03-07 | 三菱アルミニウム株式会社 | 角型容器の製造方法並びに製造装置 |
CN108312628A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-07-24 | 汕头大学 | 一种包装纸篮自动成型设备 |
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