JP3178863U - 長靴用保形具 - Google Patents

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正明 金森
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株式会社力王
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Abstract

【課題】長靴やブーツなどの筒部の頂部付近を内側からしっかりと突っ張るようにして保形できるようにした長靴用保形具を提供する。
【解決手段】シート材料からなり基本形状が概ね扇状をなし、その広い領域を筒形成部2が、また残りの領域を突っ張り部3が占める保形具本体1からなるものであって、上記筒形成部2は筒形状に折曲げできるようになっており、その端縁略中央に差込み用突起4を備えると共に、突っ張り部3には筒形成部によって形成された筒内側でジグザグ状に突っ張ることができる折曲げ線が設けられ、かつ筒形成部2と突っ張り部3の境界線近辺で、上記差込み用突起対応箇所に差込み溝5が設けられいることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、長靴やブーツのように筒の長い履物に供するもので、輸送中や展示中などに発生する型崩れ、変形を防止するための長靴用保形具に関するものである。
ゴムからなる長靴や各種素材からなるブーツは、脚部に相当する長い筒部を備えているため、輸送中や展示の際などに筒部が撓んだり折れ曲がったりすることが起こり易く、これによって商品価値を低下させることがあった。
このため、古くからこの筒内に収納させて保形をする保形具が用いられている。例えば特許文献1に開示された長靴用保形芯は、ほぼ扇状の平板の一方縁に突片を、また他方縁には突片が係合する複数の透孔を設け、これを筒形に固定して長靴筒部に収納して用いるようになっている。
実開昭62−16306号公報
ところが、上述した特許文献1の保形芯は、厚紙などで作られ円筒状に固定して使用するもので、長靴筒内部を全周にわたり内側から保形するものである。しかし全周内側に保形芯が接してもこの形態を保持する支えがないため、外から力が加わったりすると保形芯自体が変形してしまい十分な保形が出来なくなってしまうことがあった。
このため最近は、長靴などの内容積に見合う形状に膨らませたプラスチック成形品を筒内部に収納して用いることが普及している。ところが、このようなプラスチック成形品からなる保形具は、保形効果は高いものの、成形設備やサイズ毎の金型を用意するなどの投資が必要となり、また使用後にプラスチック塵となるため、この回収、処分や再利用の問題が残ることが懸念されている。
本考案は、このような問題点を解消するため、この種履物筒部を内側からしっかりと突っ張るようにして保形効果を高めた保形具を提供しようとするもので、その要旨とするところは、シート材料からなり基本形状が概ね扇状をなし、その広い領域を筒形成部が、また残りの領域を突っ張り部が占める保形具本体からなるものであって、上記筒形成部は筒形状に折曲げできるようになっており、その端縁略中央に差込み用突起を備えると共に、突っ張り部には筒形成部によって形成された筒内側ジグザグ状に突っ張ることができる折曲げ線が設けられ、かつ筒形成部と突っ張り部の境界線近辺で、上記差込み用突起対応箇所に差込み溝が設けられいることを特徴とする長靴用保形具にある。
また本考案は、保形具本体がダンボールからなり、凹んだ状態の折曲げ線を設けたことも特徴とするものである。
本考案は、上述したような構成からなるものであるから、全体が一枚物のシート材料からなるものであり、保形具本体の折曲げと差込み用突起の差込み作業の簡単な操作で組立てることができると共に、保形具本体の筒形成部によって形成される筒部及びジグザグ部を備えた突っ張り部の存在で内側からしっかりと突っ張ることができ、しかも差込み用突起を差込み溝に差込んで固定することができるため、この形態を保持することができる利点がある。
また本考案の長靴保形具は、以上のようにして組み立てて使用するため、長靴筒内に収納して内部から突っ張る際に、直線状或いは曲線状の面が長靴内面に当接することになるため、局所的な凹凸が生じることがなく、したがって長靴筒面に歪みや変形などを起こさない特徴も備え、筒が柔軟な素材からなる長靴にも適用できる特徴がある。
図1は、本考案長靴保形具の一実施例を示し、組み立てる前の展開した状態を示す正視図である。 図2は、同じく長靴保形具を組み立てた状態を示す斜視図である。 図3は、図2の長靴保形具を長靴の筒部に差込んでいる途中の状態を示す斜視図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は、本考案の一実施例を示すもので、このうち図1は組み立てる前の展開した状態を示している。
図において、1は保形具本体、2はこのうちの広い領域を占める筒形成部、3は残りの領域を占める突っ張り部であり、これらは後述するような一枚物のシート材料を用い、例えばプレスと裁断とを同時に行えるプレス装置によって製作している。
上記の保形具本体1の形状で、高さ方向の長さは長靴筒部の高さと略等しい長さとし、また横方向の長さは幅方向の内周長と略等しい長さとし、さらに突っ張り部3は、上記筒形成部2による筒部内にあって、ジグザグ状突っ張ることができる長さにするとよい。
そして上記保形具本体1には、多数本の折曲げ線が設けられるが、この例においては、情報が広区下方が狭い若干のテーパーの付いた筒形状を想定し、筒形成部2に合計15本、突っ張り部3には4本の折曲げ線が設けられ、このうち実線で示したものが谷折り線、点線で示したものが山折り線となっている。
次にこの保形部本体1を所定の通り折曲げてテーパーの付いた筒状にすることを説明すると、図2において紙面の方向Aが長靴筒部の前後方向を示し、これと直交する方向Bが幅方向を示している。
そして筒形成部2の折り線2Aと2Cとで後ろ方向の湾曲となるように谷折りして折曲げ、他方の折り線2Bを同様に谷折りして前方向の湾曲なるようにし、これで筒型に賦形するようにしている。
残りの領域の突っ張り部3は、4本の折曲げ線4本のうち1本を山折り、他を谷折りして図2のようにジグザグ状に折曲げ、この部分が上記筒形成部2の内側になるようにして組立て、最終的に筒形成部2に設けられた差込み用突起4を前記差込み溝5に差込み、図2のように組立てて本考案の長靴用保形具とするものである。
以上のようにして得られた本考案の長靴用保形具は、例えば図3に示すように長靴6の筒上方から差込み、最終的にこの保形具が長靴6の筒部に収まるにして用いると、長靴の筒部の前後方向はもっぱら筒形成部2によって、また幅方向はもっぱらジグザグ状となった突っ張り部3によって、長靴筒部を内側より突っ張って好ましい状態で保形させることができるものである。
そしてこの保形の状態は、長靴筒内側より直線状或いは曲線状の面で突っ張ることができるため、長靴本来の筒形状を何等崩すことなく保形できることとなる。したがって、ゴムなどの材料で柔らかい筒をもつ長靴の保形にも適している。
本考案に使用するシート材料としては、簡単に入手でき容易に折曲げることが可能な紙やプラスチックシートが使用できるが、このうちダンボールを使用するときは、軽量で丈夫でありかつ適度な厚みを有していることから、凹んだ状態の谷折り線や山折り線が形成しやすく好ましいものである。
そして本考案では、図1のように保形具本体1をシート材料から裁断機やプレス機を用いて製作することができ、使用する前は平面状態でストックでき、保管に便利であると共に、使用の際に手作業で簡単に組み立てて使用することができるため便利である。
1 保形具本体
2 筒形成部
3 突っ張り部
4 差込み用突起
5 差込み溝

Claims (2)

  1. シート材料からなり基本形状が概ね扇状をなし、その広い領域を筒形成部が、また残りの領域を突っ張り部が占める保形具本体からなるものであって、上記筒形成部は筒形状に折曲げできるようになっており、その端縁略中央に差込み用突起を備えると共に、突っ張り部には筒形成部によって形成された筒内側でジグザグ状に突っ張ることができる折曲げ線が設けられ、かつ筒形成部と突っ張り部の境界線近辺で、上記差込み用突起対応箇所に差込み溝が設けられいることを特徴とする長靴用保形具。
  2. 保形具本体がダンボールからなり、凹んだ状態の折曲げ線を設けたことを特徴とする請求項1記載の長靴用保形具。
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