JP2010023299A - カード付き帳票とその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】台紙20の表面に設けた接着層21とカード基材30の裏面に設けた剥離層31とを疑似接着し、カード基材30の表面を被覆したフィルムラベル40を台紙20の表面に貼り合わせ、フィルムラベル40の表面からカード基材30を貫通するハーフカット51でカード50を型抜きするようにした。
【選択図】図4
Description
まず、図1〜3に基づいて、本実施形態のカード付き帳票の構成を説明する。
図1に示すように、本実施形態のカード付き帳票10は、利用者に会員カードやポイントカード等の各種のカード50を送付する際に使用するものであり、連続用紙からなる台紙20を用いて製造されている。連続用紙にはその長手方向に等間隔で配置した切り取りミシン目11,11,…が形成されており、この切り取りミシン目11を介して複数の単片状のカード付き帳票10,10,…が互いに切り離し可能に連接されている。また、各々のカード付き帳票10には1枚ずつカード50が設けられていて、このカード50を台紙20から剥離できるようになっている。
図2と図3に示すように、カード付き帳票10は、台紙20とカード基材30とフィルムラベル40を備えて構成されている。
次に、図4に基づいて、本実施形態のカード付き帳票の製造方法を説明する。
図4(A)に示すように、まず台紙20の表面の所定領域に接着剤を塗布して接着層21を形成し、カード基材30の裏面全域に剥離剤を塗布して剥離層31を形成する。そして、台紙20の接着層21とカード基材30の剥離層31を対向させて接着し、台紙20の上にカード基材30を貼り合わせる。これにより、カード基材30と台紙20が接着層21と剥離層31の接合面を介して剥離可能に疑似接着される。
図4(B)に示すように、次いでカード基材30の表面にフィルムラベル40を覆い被せて接着する。また、カード基材30の周囲にはみ出た接着層42によってフィルムラベル40を台紙20の表面に貼り付ける。これにより、カード基材30全体がフィルムラベル40で被覆され、台紙20とカード基材30の間に発生する段差がフィルムラベル40によって緩やかに解消される。
図4(C)に示すように、最後にハーフカット51を形成し、カード50の型抜きを行う。ハーフカット51は、フィルムラベル40の表面からカット刃60を入れ、カード基材30を貫通して台紙20の表面まで到達する深さで形成する。これにより、ハーフカット51によってカードサイズに型抜きされたカード50が台紙20から剥離可能に設けられる。このように、本実施形態のカード付き帳票10によれば、台紙20にカード基材30を接着し、フィルムラベル40を貼り合わせた後、カード50を型抜きするだけで製造することができる。したがって、加工工程が簡素化され、しかも疑似接着に接着剤と剥離剤を使用することで材料費が抑えられるので、従来のカード用紙に比べ大幅に製造コストを低減することができる。
最後に、図5に基づいて、本実施形態のカード付き帳票の使用方法を説明する。
まずカード付き帳票10の宛先表示部22にカード利用者の住所や氏名等の宛先を印字する。ここで、カード付き帳票10は、図3に示したように台紙20とカード基材30の間の段差がフィルムラベル40によって解消されているので、プリンタで宛先を印字するに際して、段差で引っ掛かったりドラムを傷付けたりすることがなく安定した印字を行える。そして、図5(A)に示すように、宛先が印字されたカード付き帳票10を窓付き封筒70に入れて封緘すると宛先表示部22が窓枠71内に表示され、カード付き帳票10を利用者の元に郵送することができる。なお、カード付き帳票10は台紙20に接着層21と剥離層31を介してカード基材30を疑似接着したものであるため、郵送時に窓付き封筒70に入れる帳票全体の厚さが薄くて済み、重量が軽いので郵送費を削減することができる。
次に、郵送された窓付き封筒70を受け取った利用者は、封筒を開封して中身のカード付き帳票10を取り出す。そして、図5(B)に示すように、ハーフカット51で型抜きされたカード50を台紙20から剥がし取って利用する。このとき、カード50は、図5(C)に示すように接着層21と剥離層31との接合面を介して剥離され、フィルムラベル40とカード基材30と剥離層31の積層体がカード50になる。なお、カード50を剥がした後の台紙20には、カード50の周囲にフィルムラベル40がわずかに残るだけであるので、廃棄するゴミの量を減らして材料資源の節約を図ることができる。
以上説明した通り、上記の実施形態では同時に多数のカード付き帳票10を設けるために連続用紙を用いて製造したが、もちろん単片用紙を用いてカード付き帳票10を個別に製造しても構わない。また、カード付き帳票10を利用者に郵送するために台紙20を窓付き封筒70に入るサイズに形成したが、台紙20のサイズはこれに限られず、カード50を手渡しする場合には台紙20に宛先表示部22を設ける必要もない。
11 切り取りミシン目
20 台紙
21 接着層
22 宛先表示部
30 カード基材
31 剥離層
40 フィルムラベル
41 フィルム
42 接着層
50 カード
51 ハーフカット
60 カット刃
70 窓付き封筒
71 窓枠
Claims (2)
- 台紙の表面の接着層とカード基材の裏面の剥離層とが剥離可能に疑似接着され、カード基材の表面を被覆したフィルムラベルが台紙の表面に貼り合わされており、フィルムラベルの表面からカード基材を貫通するハーフカットによって型抜きされたカードが台紙から剥離可能に設けられていることを特徴とするカード付き帳票。
- 台紙の表面に塗布した接着剤とカード基材の裏面に塗布した剥離剤とを剥離可能に疑似接着し、カード基材の表面を被覆したフィルムラベルを台紙の表面に貼り合わせた後、フィルムラベルの表面からカード基材を貫通するハーフカットを形成してカードを型抜きすることを特徴とするカード付き帳票の製造方法。
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