JP2010020746A - 駐車場管理システム - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のものより簡便に複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムを提供する。
【解決手段】駐車場管理システム10は、車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場20と、駐車場20の入口に設けられ、入場時刻が印字された駐車場用駐車券を発券する駐車場用発券機12と、駐車区画の出入口に設けられ、通過時刻を駐車場用駐車券に印字する読取・書込機16、18と、駐車場の出口に設けられ、駐車場用駐車券及び駐車料金を回収する駐車場用精算機14と、駐車場及び駐車区画の出入口に設けられたゲート22A、22B、24A、24Bと、駐車場用精算機14と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、中央演算処理装置は、入場時刻と、駐車場用精算機14が駐車場用駐車券を回収した時刻と、通過時刻が印字されている場合には通過時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を判断し、駐車料金を計算するようにされている。
【選択図】図1
【解決手段】駐車場管理システム10は、車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場20と、駐車場20の入口に設けられ、入場時刻が印字された駐車場用駐車券を発券する駐車場用発券機12と、駐車区画の出入口に設けられ、通過時刻を駐車場用駐車券に印字する読取・書込機16、18と、駐車場の出口に設けられ、駐車場用駐車券及び駐車料金を回収する駐車場用精算機14と、駐車場及び駐車区画の出入口に設けられたゲート22A、22B、24A、24Bと、駐車場用精算機14と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、中央演算処理装置は、入場時刻と、駐車場用精算機14が駐車場用駐車券を回収した時刻と、通過時刻が印字されている場合には通過時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を判断し、駐車料金を計算するようにされている。
【選択図】図1
Description
本発明は、複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムに関する。
自走式駐車場ビルや大規模平面駐車場では、利用客が利用する駐車位置が偏り、駐車場の稼働率があまり上がらないことが常態化している。即ち、自走式駐車場ビルでは駐車車両が低層階に集中して、高層階はがら空きになる。又、大規模平面駐車場では利用施設付近に駐車車両が集中し、遠い場所ががら空きになる。
この問題を解決するために、高層階や利用施設から遠い場所の駐車料金を低料金とすることが考えられる。例えば、特許文献1のように、駐車場内に予め設定した複数のエリア毎に料金データを設定可能とし、施設に近いエリアの駐車料金と施設から遠いエリアの駐車料金の差別化を図る等して駐車場の運用効率を向上させることができる駐車場管理システムがある。
しかしながら、特許文献1の駐車場管理システムでは、料金の異なる複数の駐車エリアを移動自由としているため、駐車場の出入口にのみ駐車料金精算機を設けただけでは、各車両の駐車したエリアが分からないために料金を決定できない。従って、各エリアに駐車料金精算機を、又車両1台毎に端末機を設ける必要があり、多大なコストがかかってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、より簡便に複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムに関する。
本発明者は、鋭意検討した結果、複数の駐車区画を持つ駐車場において、駐車場への入退場時刻及び各駐車区画間の移動時刻から駐車料金を計算するようにされている駐車場管理システムにより、上記課題を解決できることを見出した。
即ち、以下の実施例により上記課題を解決することができる。
(1)複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムであって、車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場と、前記駐車場の入口に設けられ、前記駐車場への入場時刻が記録された駐車場用駐車券を発券する駐車場用発券機と、前記駐車区画の出入口に設けられ、通過時刻を前記駐車場用駐車券に記録する読取・書込機と、前記駐車場の出口に設けられ、前記駐車場用駐車券と駐車料金を回収する駐車場用精算機と、前記駐車場の出入口に設けられ、前記車両の通行を制限するゲートと、前記駐車場用精算機と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、前記中央演算処理装置は、前記入場時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻と、前記通過時刻が記録されている場合には前記通過時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を決定し、該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。
(2)複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムであって、車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場と、前記駐車場の入口に設けられ、前記駐車場への入場時刻が記録された駐車場用駐車券また又は駐車区画用駐車券を発券する駐車場用発券機と、前記駐車区画の入口に設けられ、通過時刻を前記駐車場用駐車券に記録する読取・書込機と、前記駐車区画の出口に設けられ、前記駐車区画用駐車券を受け付け、駐車料金を回収し、精算時刻を記録した前記駐車区画用駐車券を返却する駐車区画用精算機と、前記駐車場の出口に設けられ、前記駐車場用駐車券及び駐車料金、又は前記駐車区画用駐車券及び駐車料金を回収する駐車場用精算機と、前記駐車場の出入口に設けられ、前記車両の通行を制限するゲートと、前記駐車区画用精算機及び前記駐車場用精算機と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、前記中央演算処理装置は、前記駐車区画用精算機については、前記通過時刻と、前記駐車区画用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を決定して該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出し、前記駐車場用精算機については、前期駐車場用駐車券を回収した場合には、前記駐車場への入場時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻とから、前記駐車場用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した場合には、前記駐車区画用駐車券に記録されている精算時刻と前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻とから、駐車した駐車区画及び駐車時間を決定して該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。
(3)複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムであって、車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場と、前記駐車場の入口に設けられ、前記駐車場への入場時刻が記録された駐車場用駐車券を発券する駐車場用発券機と、前記駐車区画の入口に設けられ、前記駐車区画への入場時刻が記録された駐車区画用駐車券を発券する駐車区画用発券機と、前記駐車区画の出口に設けられ、前記駐車区画用駐車券を受け付け、駐車料金を回収し、精算時刻を記録した前記駐車区画用駐車券を返却する駐車区画用精算機と、前記駐車場の出口に設けられ、前記駐車場用駐車券及び駐車料金、又は前記駐車場用駐車券、前記駐車区画用駐車券及び駐車料金を回収する駐車場用精算機と、前記駐車場の出入口に設けられ、前記車両の通行を制限するゲートと、前記駐車区画用精算機及び前記駐車場用精算機と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、前記中央演算処理装置は、前記駐車区画用精算機については、前記駐車区画への入場時刻と、前記駐車区画用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を決定し、該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出し、前記駐車場用精算機については、前記駐車場への入場時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した場合には前記駐車区画用駐車券に記録されている精算時刻とから、駐車した駐車区画及び駐車時間を決定し、該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。
(4)前記駐車区画用発券機及び/又は前記駐車区画用精算機は、通過時刻を記録する読取・書込機能を備えていることを特徴とする(2)または(3)に記載の駐車場管理システム。
(5)前記駐車区画の出入口に、前記車両の通行を制限するゲートが設けられたことを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の駐車場管理システム。
(6)前記駐車場の入口及び/又は出口に設けられ、前記車両の車種を識別することができる車両識別装置を備え、前記駐車場用精算機は車種別の駐車料金を計算するようにされていることを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかに記載の駐車場管理システム。
(7)前記駐車区画の入口又は出口に設けられ、前記車両の車種を識別することができる車両識別装置を備え、前記駐車区画用精算機は車種別の駐車料金を計算するようにされていることを特徴とする(2)乃至(6)のいずれかに記載の駐車場管理システム。
(8)前記駐車場用発券機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、入場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、前記駐車場用精算機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、出場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、前記中央演算処理装置は、前記駐車場用発券機及び前記駐車場用精算機と通信可能とされ、前記駐車場用発券機から供給される入場車両台数と前記駐車場用精算機から供給される出場車両台数との差から現在の前記駐車場内の駐車台数を計算し、該駐車場内の駐車台数が前記駐車場の収容可能台数と等しくなった場合は前記駐車場用発券機に前記駐車場用駐車券の発券の中止を指示するようにし、駐車場用駐車券の発券が中止された後に前記駐車場内の駐車台数が前記収容可能台数よりも少なくなった場合は前記駐車場用発券機に前記駐車場用駐車券の発券の再開を指示するようにされていること特徴とする(1)乃至(7)のいずれかに記載の駐車場管理システム。
(9)前記駐車区画用発券機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、前記駐車区画への入場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、前記駐車区画用精算機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、出場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、前記中央演算処理装置は、前記駐車区画用発券機及び前記駐車区画用精算機と通信可能とされ、前記駐車区画用発券機から供給される前記駐車区画への入場車両台数と前記駐車区画用精算機から供給される出場車両台数との差から、現在の前記駐車区画用発券機から、前記駐車区画用精算機までに至る間の全ての駐車区画の駐車台数を計算し、該駐車台数の合計が前記全ての駐車区画の収容可能台数の合計と等しくなった場合は前記駐車区画用発券機に前記駐車区画用駐車券の発券の中止を指示するようにし、前記駐車区画用駐車券の発券が中止された後に前記全ての駐車区画の駐車台数が前記収容可能台数よりも少なくなった場合は前記駐車区画用発券機に前記駐車区画用駐車券の発券の再開を指示するようにされていることを特徴とする(3)乃至(8)のいずれかに記載の駐車場管理システム。
(10)前記中央演算処理装置は、前記駐車区画の入口のゲートの開閉を指示できるようにされており、前記駐車区画の入口に設置された読取・書込機から供給される通過車両の台数と前記駐車区画の出口に設置された読取・書込機または前記駐車区画用精算機から供給される通過車両の台数との差から、現在の前記駐車区画の入口に設置された読取・書込機から前記駐車区画の出口に設置された読取・書込機または前記駐車区画用精算機に至る間の全ての駐車区画の駐車台数を計算し、該駐車台数が前記全ての駐車区画の収容可能台数と等しくなった場合は前記ゲートを閉じたままとし、前記駐車台数が前記収容可能台数よりも少なくなった場合は前記ゲートを開閉可能とするようにされていることを特徴とする(5)乃至(9)のいずれかに記載の駐車場管理システム。
本発明によれば、低コストで複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムを提供することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示されるように、本発明の実施例1に係る駐車場管理システム10は、駐車場20と、この駐車場20に設置された駐車場用発券機12と駐車場用精算機14と読取・書込機16、18とゲート22A、22B、24A、24Bと中央演算処理装置26と(図1には図示しない)からなる。
駐車場20は、6階建の自走式駐車場ビルであり、1F〜6Fの6フロアからなる。各フロアは登りスロープ及び下りスロープで移動可能とされており、図1中の矢印は車両の進路を表わす。駐車場20は、1F〜3Fの駐車区画Aと、4F〜6Fの駐車区画Bからなる。駐車区画AとBは車両が互いに移動可能とされ、駐車料金が異なるようにされている。駐車場20の出入口から遠い駐車区画Bの方が安くなるようにされている。ここで、自走式とは、ユーザーが自ら車両を運転して駐車場所まで移動する形式をいう。
駐車場用発券機12は、駐車場20の入口に設置され、入場車両に駐車場用駐車券を発券するようにされている。駐車場用発券機12は、図3に示されるように、駐車場用駐車券を発券する駐車券口28と駐車券発券ボタン30を備え、駐車券発券ボタン30が押下されると駐車券口28から駐車場用駐車券を発券するようにされている。この駐車場用駐車券は紙でできており、入場時刻が印字されている。駐車場用発券機12は中央演算処理装置26と通信可能とされ、駐車場用駐車券を発券すると、入場車両の台数を中央演算処理装置26に供給するようにされている。
ゲート22Aは駐車場用発券機12に隣接して設置され、駐車場用発券機12から駐車場用駐車券が発券されるとゲートを開くようにされている。ゲート22Aは、図4に示されるように、ゲートバー42を備え、通常は閉じて車両の通行を制限するようにされており(ゲートバー42が下がった状態)、車両が通過するときのみ開く(ゲートバー42が上がった状態)ようにされている。
駐車場用発券機12及びゲート22Aは、図5に示す処理フローに従って動作する。まず、現在の駐車台数と駐車場20の収容可能台数とを確認し、駐車台数と収容可能台数が等しい場合には発券をせずにゲート22Aを閉じたままとする(以下、駐車台数と収容可能台数が等しい状態を「満車」という。)。満車でない場合には、ステップS12に進む(ステップS10)。
次に、駐車場用駐車券を発券し(ステップS12)、駐車券口28から駐車場用駐車券が抜き取られるとゲート22Aを開く(ステップS14)。車両がゲート22Aを通過したことを検知すると(ステップS16)、ゲート22Aを閉じる(ステップS18)。車両がゲート22Aを通過したことを検知するには、センサー等を設置することが考えられる。
駐車場用精算機14は、駐車場20の出口に設置され、ユーザーから駐車場用駐車券と駐車料金を回収するようにされている。駐車場用精算機14は、図6に示されるように、駐車場用駐車券を受け付ける駐車券口34と、硬貨を受け付ける硬貨投入口36と、紙幣を受け付ける紙幣挿入口38と、釣銭を出す釣銭口40と、駐車料金を表示する駐車料金表示部43を備え、駐車券口34から駐車場用駐車券が挿入されると、駐車料金表示部43に駐車料金を表示し、硬貨投入口36及び紙幣挿入口38にて駐車料金を回収し、釣銭が必要な場合は釣銭口40から釣銭を出すようにされている。駐車場用精算機14は、駐車場用駐車券を受け付けると印字内容を中央演算処理装置26に供給するようにされている。また、駐車場用精算機14は中央演算処理装置26と通信可能とされ、精算が終了すると、出場車両の台数を中央演算処理装置26に供給するようにされている。
ゲート22Bは、駐車場用精算機14に隣接して設置され、駐車場用精算機14により精算が終了するとゲートを開くようにされている。ゲート22Bはゲート22Aと同様の構造であり、同様の動作をするようにされている。
駐車場用精算機14及びゲート22Bは、図7に示す処理フローに従って動作する。まず、駐車券口34から駐車場用駐車券が挿入される(ステップS30)と、駐車料金表示部43に駐車料金を表示する(ステップS32)。
次に、硬貨投入口36及び紙幣挿入口38にて駐車料金の回収が完了すると(ステップS34)、ゲート22Bを開く(ステップS36)。車両がゲート22Bを通過したことを検知すると(ステップS38)、ゲート22Bを閉じる(ステップS40)。
読取・書込機16は、駐車区画Bの入口、即ち3Fの登りスロープ手前に設置され、駐車場用駐車券を受け付け、ゲート24Aの通過時刻(通過時刻C)を印字するようにされている。読取・書込機16は、図8に示されるように、駐車場用駐車券を受け付ける駐車券口32を備え、駐車券口32から駐車場用駐車券が挿入されると通過時刻Cを駐車場用駐車券に印字し、駐車場用駐車券を発券するようにされている。読取・書込機16は、印字した通過時刻Cを中央演算処理装置26に供給するようにされている。
ゲート24Aは、読取・書込機16に隣接して設置され、読取・書込機16が駐車場用駐車券を受け付け、駐車場用駐車券に通過時刻が印字されるとゲートを開くようにされている。ゲート24Aはゲート22Aと同様の構造であり、同様の動作をするようにされている。
読取・書込機16及びゲート24Aは、図9に示す処理フローに従って動作する。まず、駐車区画Bが満車かどうかを確認し、満車である場合にはゲート24Aを閉じたままとする。満車でない場合には、ステップS32に進む(ステップS30)。
次に、駐車場用駐車券が駐車券口32に挿入されると(ステップS32)、駐車場用駐車券に通過時刻Cを印字し(ステップS34)、駐車場用駐車券を発券する(ステップS36)。駐車券口32から駐車場用駐車券が抜き取られるとゲート24Aを開く(ステップS38)。車両がゲート24Aを通過したことを検知すると(ステップS40)、ゲート24Aを閉じる(ステップS42)。
読取・書込機18は、駐車区画Bの出口、即ち4Fの下りスロープ手前に設置され、駐車場用駐車券を受け付け、ゲート24Bの通過時刻(通過時刻D)を印字するようにされている。読取・書込機18は、読取・書込機16と同様の構造であり、駐車券口から駐車場用駐車券が挿入されると通過時刻Dを駐車場用駐車券に印字し、駐車場用駐車券を発券するようにされている。読取・書込機18は、印字した通過時刻Dを中央演算処理装置26に供給するようにされている。
ゲート24Bは、読取・書込機18に隣接して設置され、読取・書込機18が駐車場用駐車券を受け付け、駐車場用駐車券に通過時刻が印字されるとゲートを開くようにされている。ゲート24Bはゲート22Aと同様の構造であり、同様の動作をするようにされている。
読取・書込機18及びゲート24Bは、図10に示す処理フローに従って動作する。まず、駐車券口から駐車場用駐車券が挿入される(ステップS50)と、駐車場用駐車券に通過時刻Dを印字し(ステップS52)、駐車場用駐車券を発券する(ステップS54)。駐車券口から駐車場用駐車券が抜き取られるとゲート24Bを開く(ステップS56)。車両がゲート24Bを通過したことを検知すると(ステップS58)、ゲート24Bを閉じる(ステップS60)。
中央演算処理装置26は、駐車場用発券機12、駐車場用精算機14、読取・書込機16、18と通信可能とされている。中央演算処理装置26は、駐車台数の管理と駐車料金の計算を行なうようにされている。
駐車台数の管理は、駐車場用発券機12から供給される入場車両の台数と駐車場用精算機14から供給される出場車両の台数との差から現在の駐車場20内の駐車台数を計算することにより行う。満車時には、中央演算処理装置26は、駐車場陽発券機12に駐車場用駐車券の発券停止を指示するようにされている。駐車場用駐車券が発券されないのでゲート22Aは閉じたままとなる。駐車場用精算機14から出場車両の台数が供給されると、中央演算処理装置26が把握している現在の駐車台数を出場車両の台数に合わせて減少させ、駐車場用発券機12に駐車場用駐車券の発券再開を指示するようにされている。
また、駐車区画Bの駐車台数の管理は、読取・書込機16から供給される通過時刻の数と読取・書込機18から供給される通過時刻の数との差から現在の駐車区画Bの駐車台数を求めることにより行う。駐車区画Bの満車時には、中央演算処理装置26は、読取・書込機16に駐車場用駐車券の受付中止を指示するようにされている。駐車場用駐車券の受付中止は、駐車券口32を閉じるようにしてもよいし、駐車券口32に挿入された駐車場用駐車券に通過時刻を印字せずに利用者に戻すようにしてもよい。駐車場用駐車券に通過時刻Cが印字されないのでゲート24Aは閉じたままとる。読取・書込機18から通過時刻が供給されると、現在の駐車区画Bの駐車台数を供給された通過時刻の数に合わせて減少させ、読取・書込機16に駐車場用駐車券の受付再開を指示するようにされている。
駐車料金を計算する際は、中央演算処理装置26は図11に示す処理フローに従って動作する。まず、精算機14から供給された駐車場用駐車券の印字内容に通過時刻Cが含まれているかどうかを判定し、通過時刻Cが含まれている場合はステップS92に進む。通過時刻Cが含まれていない場合はステップS100に進む(ステップS90)。
次に、入場時刻と通過時刻Cの差を、ゲート22Aを通過してからゲート24Aを通過するまでの時間とし、この時間が設定時間以内かどうかを判定し、設定時間以内である場合はステップS94に進む。設定時間を超過している場合はステップS100に進む(ステップS92)。
次に、駐車場用精算機14から供給された駐車場用駐車券の印字内容に通過時刻Dが含まれているかどうかを判定し、通過時刻Dが含まれている場合はステップS96に進む。通過時刻Dが含まれていない場合はステップS100に進む(ステップS94)。次に、通過時刻Dと現在時刻(駐車場用駐車券が駐車場用精算機14に挿入された時刻)の差を、ゲート24Bを通過してからゲート22Bの前に停車するまでの時間とし、この時間が設定時間以内かどうかを判定し、設定時間以内である場合はステップS98に進む。設定時間を越えている場合はステップS100に進む(ステップS96)。
ステップS98に進んだ場合は、駐車区画Bに駐車したと判断し、駐車区画Bの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積を駐車料金とする。ステップS100に進んだ場合は、駐車区画Aに駐車したと判断し、駐車区画Aの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積を駐車料金とする。
ステップS94では、車両が駐車区画Bを経由したかどうかを判定する。ただし、これだけではこの車両が駐車区画Bに駐車されたのかどうかは不明であるため、ステップS96では、駐車区画Aに駐車した車両が精算直前に駐車区画Bを経由して駐車区画Aに戻り、駐車区画Bの駐車料金で精算しようとする不正を排除する。また、ステップS98では、駐車場20に入場した車両がそのまま駐車区画Bを経由して駐車区画Aに駐車し、駐車区画Bの駐車料金で精算しようとする不正を排除する。
例えば、ステップS92及びS96の設定時間がそれぞれ10分間であり、図12に示される駐車場用駐車券44を駐車場用精算機14が15時34分に受け付けた場合は、以下のように処理される。駐車場用駐車券44には、通過時刻C及びDが印字されており、入場時刻から通過時刻Cまでが6分、通過時刻Dから駐車場用駐車券44が精算機14に挿入されるまでの時間が4分であるため、両者とも設定時間以内であり、駐車場用駐車券44に対応する車両は駐車区画Bに駐車したと判断される。従って、駐車区画Bの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積が駐車料金となる。
これに対して、図13に示される駐車場用駐車券46を駐車場用精算機が15時34分に受け付けた場合は、以下のように処理される。駐車場用駐車券46には、通過時刻C及びDが印字されているが、入場時刻から通過時刻Cまでが5時間5分あるため設定時間を超過している。従って、駐車場用駐車券46に対応する車両は駐車区画Aに駐車したと判断され、駐車区画Aの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積が駐車料金となる。
また、図14に示される駐車場用駐車券48を精算機が15時34分に受け付けた場合は、以下のように処理される。駐車場用駐車券48には、通過時刻C及びDが印字されており、入場時刻から通過時刻Cまでが6分であり、設定時間以内であるが、通過時刻Dから駐車場用駐車券48が駐車場用精算機14に挿入されるまでの時間が5時間4分であるため設定時間を超過している。従って、駐車場用駐車券48に対応する車両は駐車区画Aに駐車したと判断され、駐車区画Aの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積が駐車料金となる。
なお、ゲート22Aに図15に示す表示機50を設けるようにしてもよい。表示機50の矢印52は、駐車場20が満車の場合は消灯し、駐車場用精算機14から車両が出場した旨の情報が届くと点灯して入場を促すようにされる。また、ゲート24Aに表示機を設けるようにしてもよい。表示機50の矢印52は、駐車区画Bが満車の場合は消灯し、読取・書込機18から車両が通過した旨の情報が届くと点灯して入場を促すようにされる。
図16を参照して、本発明の実施例2に係る駐車場管理システム60について説明する。この駐車場管理システム60は、自走式駐車場、駐車場ビル、平面型駐車場、または大規模駐車場などであり、駐車場出入口が駐車場の出入口通路上にあり、出入口通路から直接各駐車区画に入出場できる。出入口通路は駐車場敷地内にある。また、入口には車両識別装置64が設置されている。その他の構成は駐車場管理システム10と同様であるので、駐車場管理システム10と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車場管理システム60は、駐車区画Aと駐車区画Bからなり、出入口にのみゲートを設置している。入口からは駐車区画Aと駐車区画Bに移動可能である。即ち、入口から駐車区画Bに、駐車区画Aを経由せずに移動することができる。
車両識別装置64は、ナンバープレートを画像認識して車両の車種(車両の種類)を識別することができるようにされており、識別した車種を駐車場用発券機12に供給するようにされている。
駐車場用発券機12は、車両識別装置64から供給された車種を駐車場用駐車券に印字するようにされている。
駐車料金の計算方法は駐車場管理システム10と同様であるが、駐車場用駐車券に印字された車種によって、車種別の駐車料金を計算するようにされている。例えば、大型車、中型車、小型車で別料金とするようにされている。また、駐車台数の管理方法は駐車場管理システム10と同様である。
なお、車両識別装置は、駐車場の出口に設置するようにしてもよい。車両識別装置と駐車場用精算機とを通信可能とすれば、駐車場用駐車券に車種を印字しなくとも車種別の精算が可能となる。また、車両識別装置は出口と入口の両方に設置するようにしてもよい。
図17を参照して、本発明の実施例3に係る駐車場管理システム70について説明する。この駐車場管理システム70は、自走式駐車場、駐車場ビル、平面型駐車場、または大規模駐車場などであり、駐車場出入口が駐車場の出入口通路上にあり、出入口通路から直接各駐車区画に入出場できる。出入口通路は駐車場敷地内にあり、かつ、出入口通路が入口と出口で共通とされている。その他の構成は駐車場管理システム10と同様であるので、駐車場管理システム10と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車場管理システム70は、駐車区画Aと駐車区画Bからなり、出入口にのみゲートを設置している。入口からは駐車区画Aと駐車区画Bに移動可能である。即ち、入口から駐車区画Bに、駐車区画Aを経由せずに移動することができる。駐車料金の計算方法は駐車場管理システム10と同様である。また、駐車台数の管理方法は駐車場管理システム10と同様である。
図18を参照して、本発明の実施例4に係る駐車場管理システム80について説明する。この駐車場管理システム80は、自走式駐車場、駐車場ビル、平面型駐車場、または大規模駐車場などであり、3つの駐車区画からなる。その他の構成は駐車場管理システム10と同様であるので、駐車場管理システム10と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車場管理システム80は、駐車区画Aと駐車区画Bと駐車区画Cからなり、出入口にのみゲートを設置している。駐車区画Cには、駐車区画Bと同様に読取・書込機54、56が設置されている。入口からは駐車区画Aを経由しないと駐車区画B又は駐車区画Cに移動することができない。また、読取・書込機54は、駐車場用駐車券を受け付け、通過時刻(通過時刻E)を印字するようにされている。読取・書込機56は、駐車場用駐車券を受け付け、通過時刻(通過時刻F)を印字するようにされている。
この駐車場管理システム80では、駐車料金を計算する際は、中央演算処理装置は図19に示す処理フローに従って動作する。まず、駐車場用精算機14から供給された駐車場用駐車券の印字内容に通過時刻Eが含まれているかどうかを判定し、通過時刻Eが含まれている場合はステップS112に進む。通過時刻Cが含まれていない場合はステップS120に進む(ステップS110)。
次に、入場時刻と通過時刻Eの差を、ゲート22Aを通過してから駐車区画Cに入るまでの時間とし、この時間が設定時間以内かどうかを判定し、設定時間以内である場合はステップS114に進む。設定時間を超過している場合はステップS120に進む(ステップS112)。
次に、駐車場用精算機14から供給された駐車場用駐車券の印字内容に通過時刻Fが含まれているかどうかを判定し、通過時刻Fが含まれている場合はステップS116に進む。通過時刻Fが含まれていない場合はステップS120に進む(ステップS114)。次に、通過時刻Fと現在時刻(駐車場用駐車券が駐車場用精算機14に挿入された時刻)の差を、駐車区画Cを出てからゲート22Bの前に停車するまでの時間とし、この時間が設定時間以内かどうかを判定し、設定時間以内である場合はステップS118に進む。設定時間を越えている場合はステップS120に進む(ステップS116)。
ステップS118に進んだ場合は、駐車区画Cに駐車したと判断し、駐車区画Cの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積を駐車料金とする。ステップS120に進んだ場合は、精算機14から供給された駐車場用駐車券の印字内容に通過時刻Cが含まれているかどうかを判定し、通過時刻Cが含まれている場合はステップS122に進む。通過時刻Cが含まれていない場合はステップS130に進む(ステップS120)。
次に、入場時刻と通過時刻Cの差を、ゲート22Aを通過してから駐車区画Bに入るまでの時間とし、この時間が設定時間以内かどうかを判定し、設定時間以内である場合はステップS124に進む。設定時間を超過している場合はステップS130に進む(ステップS122)。
次に、駐車場用精算機14から供給された駐車場用駐車券の印字内容に通過時刻Dが含まれているかどうかを判定し、通過時刻Dが含まれている場合はステップS126に進む。通過時刻Dが含まれていない場合はステップS130に進む(ステップS124)。次に、通過時刻Dと現在時刻(駐車場用駐車券が駐車場用精算機14に挿入された時刻)の差を、駐車区画Bを出てからゲート22Bの前に停車するまでの時間とし、この時間が設定時間以内かどうかを判定し、設定時間以内である場合はステップS128に進む。設定時間を越えている場合はステップS130に進む(ステップS126)。
ステップS128に進んだ場合は、駐車区画Bに駐車したと判断し、駐車区画Bの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積を駐車料金とする。ステップS130に進んだ場合は、駐車区画Aに駐車したと判断し、駐車区画Aの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積を駐車料金とする。
駐車台数の管理方法は駐車場管理システム10と同様である。
図20を参照して、本発明の実施例5に係る駐車場管理システム90について説明する。この駐車場管理システム90は、自走式駐車場、駐車場ビル、平面型駐車場、または大規模駐車場などであり、駐車場出入口が駐車場の出入口通路上にあり、出入口通路から直接各駐車区画に入出場できる。出入口通路は駐車場敷地内にあり、かつ、出入口通路が入口と出口で共通とされている。駐車区画が2つから3つに増えたこと以外は駐車場管理システム70と同様であるので、駐車場管理システム70と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車場管理システム90は、駐車区画Aと駐車区画Bと駐車区画Cからなり、出入口にのみゲートを設置している。駐車区画Cには、駐車区画Bと同様に読取・書込機54、56が設置されている。入口からは駐車区画Aを経由せずに駐車区画B又は駐車区画Cに移動することができる。駐車料金の計算方法は駐車場管理システム80と同様である。また、駐車台数の管理方法は駐車場管理システム10と同様である。
図21を参照して、本発明の実施例6に係る駐車場管理システム100について説明する。この駐車場管理システム100は、自走式駐車場、駐車場ビル、平面型駐車場、または大規模駐車場などであり、駐車場出入口が駐車場の出入口通路上にあり、出入口通路から直接各駐車区画に入出場できる。出入口通路は駐車場敷地内にあり、かつ、出入口通路が入口と出口で別とされている。駐車区画が2つから3つに増えたこと以外は駐車場管理システム60と同様であるので、駐車場管理システム60と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車場管理システム100は、駐車区画Aと駐車区画Bと駐車区画Cからなり、出入口にのみゲートを設置している。駐車区画Cには、駐車区画Bと同様に読取・書込機54、56が設置されている。入口からは駐車区画Aを経由せずに駐車区画B又は駐車区画Cに移動することができる。駐車料金の計算方法は駐車場管理システム80と同様である。また、駐車台数の管理方法は駐車場管理システム10と同様である。
図22を参照して、本発明の実施例7に係る駐車場管理システム110について説明する。この駐車場管理システム110は、駐車区画A及びBからなり、隣接する駐車区画AとBは車両が互いに移動可能とされ、駐車料金が異なるようにされている。駐車料金は、駐車区画Aが高く、駐車区画Bが安くされている。
駐車区画用発券機12Aは、駐車区画Bの入口に設置されている。駐車区画用発券機12Aは、駐車場用発券機12と同様の構成とされ、駐車区画用駐車券を発券するようにされている。駐車区画用発券機12Aは中央演算処理装置26と通信可能とされ、駐車区画用駐車券を発券すると、入場車両の台数を中央演算処理装置26に供給するようにされている。
駐車区画用精算機14Bは、駐車区画Bの出口に設置されている。駐車区画用精算機14Bは、実施例1の駐車場用精算機14と同様の構成とされ、駐車区画用駐車券を受け付け、駐車料金を回収するようにされている。駐車料金の回収が完了すると、駐車料金の回収が完了した時間を精算時刻として駐車区画用駐車券に印字し、駐車券口から駐車区画用駐車券を返却するようにされている。また、駐車区画用精算機14Bは、中央演算処理装置26と通信可能とされ、精算が終了すると、出場車両の台数を中央演算処理装置26に供給するようにされている。
駐車場用精算機14Aは、駐車場の出口に設置されている。駐車場用精算機14Aは、実施例1の駐車場用精算機14と同様の構成とされ、駐車券を受け付け、駐車料金を回収するようにされている。
その他の構成は、実施例1の駐車場管理システム10と同様であるので、駐車場管理システム10と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車料金を計算する際は、中央演算処理装置26は図23に示す処理フローに従って動作する。まず、駐車場用精算機14Aが受け付けたのが駐車場用駐車券かどうか、即ち駐車場用精算機14Aから供給された印字内容が駐車場用駐車券のものであるかどうかを判定し、駐車場用駐車券のものである場合には、ステップS134に進む。駐車場用駐車券のものでない場合、即ち駐車区画用駐車券のものである場合にはステップS135に進む(ステップS132)。
駐車場用駐車券のものである場合には、駐車場用精算機14Aが駐車区画用駐車券を受け付けたか、即ち駐車場用精算機14Aから駐車区画用駐車券の印字内容が供給されたかどうかを判定し、駐車区画用駐車券の印字内容が供給されていればステップS136に進む。駐車区画用駐車券の印字内容が供給されていない場合にはステップS138に進む。
また、駐車区画用駐車券のものである場合には、駐車場用精算機14が駐車場用駐車券を受け付けたか、即ち駐車場用精算機14Aから駐車場用駐車券の印字内容が供給されたかどうかを判定し、駐車場用駐車券の印字内容が供給されていればステップS136に進む。駐車場用駐車券の印字内容が供給されていない場合には、駐車場用精算機14Aから駐車区画用駐車券を返却するようにして終了する(ステップS135)。なお、駐車区画用駐車券のみで精算を終了できないのは、駐車区画Aに駐車した後に、駐車区画Bを経由して駐車区画Bの駐車料金のみで出場するような不正を防止するためである。
次に、供給された印字内容から、駐車料金を計算するかどうかを決定する。ステップS134から遷移した場合も、ステップS135から遷移した場合も、共に駐車場用精算機14Aが駐車区画用駐車券を受け付けたということであり、駐車区画用精算機14Bでの精算は終了している。従って、駐車場用駐車券が発券されてから駐車区画用駐車券が発券されるまでの時間、及び駐車区画用精算機14Bでの精算終了後、駐車場用精算機14Aが駐車区画用駐車券を受け付けるまでの時間が設定時間内かどうかを判断する。設定時間内であれば、駐車料金は計算せずに終了する。設定時間を越えている場合はステップS138に進む(ステップS136)。
ステップS136において、いずれかの時間が設定時間を越えていると、駐車区画Aに駐車したと判断し、駐車区画Aの単位時間当たりの駐車料金と駐車時間との積を駐車料金とする(ステップS138)。ここで、駐車時間とは、ステップS134から遷移した場合は駐車場用駐車券が発券されてから駐車場用精算機14Aが駐車場用駐車券を受け付けるまでの時間をいい、ステップS135又はステップS136から遷移した場合は、駐車場用駐車券が発券されてから駐車区画用駐車券が発券されるまでの時間、及び/又は駐車区画用精算機14Bでの精算が終了してから駐車場用精算機14Aが駐車場用駐車券を受け付けるまでの時間をいう。
駐車場内の駐車台数の管理方法は、駐車場管理システム10と同様である。
駐車区画B及びC内の駐車台数の管理は、駐車区画用発券機12Aから供給される入場車両の台数と駐車区画用精算機14Bから供給される出場車両の台数との差から現在の駐車区画B及びC内の駐車台数を計算することにより行なう。この駐車台数が駐車区画B及びCの収容可能台数と等しくなると、中央演算処理装置26は、駐車区画用発券機12Aに駐車区画用駐車券の発券停止を指示するようにされている。駐車区画用駐車券が発券されないので、ゲート24Aは閉じたままとなる。駐車区画用精算機14Bから出場車両の台数が供給されると、中央演算処理装置26が把握している現在の駐車区画B及びC内の駐車台数を出場車両の台数に合わせて減少させ、駐車区画用発券機12Aに駐車区画用駐車券の発券再開を指示するようにされている。
なお、駐車区画Bの入口及び/又は出口に車両識別装置を設置すれば、実施例2と同様に、駐車区画用駐車券に印字された車種によって、車種別の駐車料金を計算することができる。
また、駐車区画用発券機12A及び駐車区画用精算機14Bに、実施例1の読取・書込機16のような通過時刻を記録する読取・書込機能を備えるようにしてもよい。このようにすれば、実施例1と同様の駐車場管理システムとすることができる。
図24を参照して、本発明の実施例8に係る駐車場管理システム120について説明する。この駐車場管理システム120は、実施例1の駐車場管理システム10と実施例7の駐車場管理システム110とを組み合わせたものであり、駐車区画A、B及びCからなる。隣接する駐車区画AとB、及びBとCはそれぞれ車両が互いに移動可能とされ、駐車料金が異なるようにされている。駐車料金は、駐車区画Aが最も高く、駐車区画Cが最も安くされている。
駐車場の入口には、駐車場用発券機12及びこれに隣接してゲート22Aが設置され、駐車場の出口には、駐車場用精算機14A及びこれに隣接してゲート22Bが設置されている。
駐車区画AからBへの入口には、駐車区画用発券機12A及びこれに隣接してゲート24Aが設置され、駐車区画BからAへの出口には、駐車区画用精算機14B及びこれに隣接してゲート24Bが設置されている。
駐車区画BからCへの入口には、読取・書込機16及びこれに隣接してゲート29Aが設置され、駐車区画CからBへの出口には、読取・書込機18及びこれに隣接してゲート29Bが設置されている。
その他の構成は、実施例1の駐車場管理システム10、実施例7の駐車場管理システム110と同様であるので、駐車場管理システム10、110と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車区画Aに駐車した場合は、駐車場用精算機14Aで精算し、駐車区画B及び/又はCに駐車した場合は、駐車区画用精算機14Bで精算するようにされている。
駐車場用精算機14Aにおける駐車料金の計算方法は、実施例7の駐車場管理システム110と同様とされ、駐車区画用精算機14Bにおける駐車料金の計算方法は、実施例1の駐車場管理システム10と同様とされている。
図25を参照して、本発明の実施例9に係る駐車場管理システム130について説明する。この駐車場管理システム130は、実施例7の駐車場管理システム110の読取・書込機18を駐車区画用精算機14Cで、置き換えたものである。駐車場管理システム130は、駐車区画A及びBからなり、隣接する駐車区画AとBは車両が互いに移動可能とされ、駐車料金が異なるようにされている。駐車料金は、駐車区画Aが高く、駐車区画Bが安くされている。
駐車場用発券機12Bは、駐車場の入口に設置され、入場車両に駐車場への入場時刻が記録された駐車場用駐車券又は駐車区画用駐車券を発券するようにされている。また、定期券を受け付けるようにされている。駐車場用発券機12Bは、図26に示されるように、駐車場用駐車券又は駐車区画用駐車券を発券する駐車券口66Aと、定期券を受け付ける定期券口66Bと、駐車場用駐車券発券ボタン64Aと、駐車区画用発券ボタン64Bを備える。
駐車場用発券機12Bは、駐車場用駐車券発券ボタン64Aが押下されると、駐車券口66Aから駐車場用駐車券を発券し、駐車区画用駐車券発券ボタン64Bが押下されると、駐車券口66Aから駐車区画用駐車券を発券するようにされている。また、定期券ボタンが押下されると、定期券口66Bから定期券を受け付けるようにされている。
読取・書込機16Aは、駐車区画用駐車券を受け付けると、通過時刻を記録した駐車区画用駐車券を返却してゲート24Aを開き、駐車場用駐車券を受け付けるとゲート24Aを閉じたままとするようにされている。定期券を受け付けると、定期券が駐車区画B用のものである場合にはゲート24Aを開き、定期券が駐車区画A用のものである場合にはゲート24Aを閉じたままとするようにされている。
駐車区画用精算機14Cは、実施例1の駐車場用精算機14と同様の構成とされ、駐車区画用駐車券を受け付け、駐車区画Bを回収し、精算時刻を記録した駐車区画用駐車券を返却するようにされている。また、駐車区画用精算機14Cは、中央演算処理装置26と通信可能とされ、精算が終了すると、出場車両の台数を中央演算処理装置26に供給するようにされている。定期券を受け付けると、定期券を返却し、ゲート24Bを開くようにされている。
中央演算処理装置26は、駐車区画用精算機14Cについては、通過時刻と、駐車区画用精算機14Cが駐車区画用駐車券を回収した時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を決定して駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされている。中央演算処理装置26は、駐車場用精算機14Aについては、駐車場用駐車券を回収した場合には、駐車場への入場時刻と、駐車場用精算機14Aが駐車場用駐車券を回収した時刻とから、駐車場用精算機14Aが駐車区画用駐車券を回収した場合には、駐車区画用駐車券に記録されている精算時刻と駐車場用精算機14Aが駐車場用駐車券を回収した時刻とから、駐車した駐車区画及び駐車時間を決定して駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされている。
駐車場内の駐車台数の管理方法は、駐車場管理システム10と同様である。
駐車区画B内の駐車台数の管理は、読取・書込機16Aから供給される入場車両の台数と駐車区画用精算機14Cから供給される出場車両の台数との差から現在の駐車区画B内の駐車台数を計算することにより行なう。この駐車台数が駐車区画Bの収容可能台数と等しくなると、中央演算処理装置26は、駐車場用発券機12Bに駐車区画用駐車券の発券停止を指示するようにされている。読取・書込機16Aが駐車区画用駐車券を受け付けることがないため、ゲート24Aは閉じたままとなる。駐車区画用精算機14Cから出場車両の台数が供給されると、中央演算処理装置26が把握している現在の駐車区画B内の駐車台数を出場車両の台数に合わせて減少させ、駐車場用発券機12Bに駐車区画用駐車券の発券再開を指示するようにされている。読取・書込機16Aが駐車区画用駐車券を受け付けると、ゲート24Aは開閉可能となる。
その他の構成は、実施例7の駐車場管理システム110と同様であるので、駐車場管理システム110と同じ符号を用いて、説明を省略する。
駐車区画Aに駐車した場合は、駐車場用精算機14で精算し、駐車区画Bに駐車した場合は、駐車区画用精算機14Cで精算するようにされている。
駐車場用精算機14A及び駐車区画用精算機14Cにおける駐車料金の計算方法は、実施例7の駐車場管理システム110と同様とされている。
本実施例では、駐車場用発券機12Bによって、駐車場用駐車券と駐車区画用駐車券の両方が発券されるので、車両が駐車場に入るときに、それぞれの区画の駐車台数をカウントすることが容易に可能となる。また、それぞれの区画について、満車時に駐車券の発券を停止し、警告表示をすることができる。
なお、読取・書込機16Aは、駐車場用駐車券を受け付けた場合でもゲート24Aを開くようにしてもよい。また、駐車場用発券機12Bは、駐車券の発券ボタンが2つであるが、駐車区画が増えた場合には、駐車区画の数に応じてボタンの数を追加すればよい。
また、駐車場用精算機は、定期券を受け付けるとゲート22Bを開くようにされている。
以上のように、本発明の駐車場管理システムは、様々な形態の駐車場に対して適用することができる。
なお、実施例2乃至6では、駐車場の出入口にのみゲートを設けているが、実施例1のように、読取・書込機に隣接してゲートを設けるようにしてもよい。
また、実施例1は、自走式駐車場ビルであるが、実施例2乃至6のように、平面型駐車場、大規模駐車場などであってもよい。
駐車場用駐車券又は駐車区画用駐車券は紙のものを用いてもよいし、磁気カード、ICカードを用いてもよい。また、駐車場管理システムは、事前精算機、携帯電話による決済システム、ETCによる決済システムを用いるようにしてもよい。
また、定期券を利用する車両がある場合には、精算を行わなくとも通過できるようにすればよい。
ICカード、携帯電話による決済システム、ETCによる決済システムを用いれば、駐車場の通行、区画間の移動時の認証、支払い、駐車料金の割引計算などが瞬時に完了するため、駐車場の出入口、区画間における混雑が緩和される。事前精算機を用いれば、駐車場の出口における混雑が緩和される。
実施例1乃至6における駐車料金の計算方法は、複数区画の駐車料金のうち、主として駐車した区画の駐車料金を適用して計算する方法であるが、複数区画のそれぞれに駐車した時間により各区画の駐車料金を按分して計算するようにしてもよい。ここで、実施例1乃至6において、駐車料金の計算方法にいずれの方法を用いたとしても、駐車料金に割引を適用することができる。また、定期券を使用することもできる。
駐車場用駐車券又は駐車区画用駐車券に時刻等を記録する場合には、紙を用いる場合には実施例のように印字してもよいし、磁気カードを用いる場合には磁気記録を用いてもよい。ICカードを用いる場合には、ICカード内のICチップに記録するようにしてもよい。
車両識別装置は、ナンバープレートを画像認識することにより車種を識別するようにされているが、ETCシステムやその他の方法で車種を識別するようにされていてもよい。このようにすることで、車種を普通車、軽自動車、大型車等に分類して駐車料金を課金して、車種によって駐車区画を分けることが可能となり、駐車場の管理をより効率的に行うことができる。ETCシステムでは、駐車場の出入口で車種を識別するだけでなく、駐車料金の精算も自動的に行うことができ、迅速な入出場が可能となる。
また、例えば、区画間の移動にらせん状の通路を使う駐車場などでUターンができない場合は、ゲートを設置しない、または、ゲートを設置しても通行可能とするようにすることもできる。
ゲートの開閉は隣接する読取・書込機、発券機、精算機が制御するようにしてもよいし、中央演算処理装置が制御するようにしてもよい。
10、60、70、80、90、100、110、120、130…駐車場管理システム
12、12B…駐車場用発券機
12A…駐車区画用発券機
14、14A…駐車場用精算機
14B、14C…駐車区画用精算機
16、16A、18、54、56、58、62…読取・書込機
22A、22B、24A、24B、29A、29B…ゲート
26…中央演算処理装置
28、32、34、66A…駐車券口
30…駐車券発券ボタン
36…硬貨投入口
38…紙幣投入口
40…釣銭口
42…ゲートバー
43…駐車料金表示部
44、46、48…駐車場用駐車券
50…表示機
52…矢印
64…車両識別装置
66B…定期券口
12、12B…駐車場用発券機
12A…駐車区画用発券機
14、14A…駐車場用精算機
14B、14C…駐車区画用精算機
16、16A、18、54、56、58、62…読取・書込機
22A、22B、24A、24B、29A、29B…ゲート
26…中央演算処理装置
28、32、34、66A…駐車券口
30…駐車券発券ボタン
36…硬貨投入口
38…紙幣投入口
40…釣銭口
42…ゲートバー
43…駐車料金表示部
44、46、48…駐車場用駐車券
50…表示機
52…矢印
64…車両識別装置
66B…定期券口
Claims (10)
- 複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムであって、
車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場と、
前記駐車場の入口に設けられ、前記駐車場への入場時刻が記録された駐車場用駐車券を発券する駐車場用発券機と、
前記駐車区画の出入口に設けられ、通過時刻を前記駐車場用駐車券に記録する読取・書込機と、
前記駐車場の出口に設けられ、前記駐車場用駐車券と駐車料金を回収する駐車場用精算機と、
前記駐車場の出入口に設けられ、前記車両の通行を制限するゲートと、
前記駐車場用精算機と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、
前記中央演算処理装置は、前記入場時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻と、前記通過時刻が記録されている場合には前記通過時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を決定し、該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムであって、
車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場と、
前記駐車場の入口に設けられ、前記駐車場への入場時刻が記録された駐車場用駐車券また又は駐車区画用駐車券を発券する駐車場用発券機と、
前記駐車区画の入口に設けられ、通過時刻を前記駐車場用駐車券に記録する読取・書込機と、
前記駐車区画の出口に設けられ、前記駐車区画用駐車券を受け付け、駐車料金を回収し、精算時刻を記録した前記駐車区画用駐車券を返却する駐車区画用精算機と、
前記駐車場の出口に設けられ、前記駐車場用駐車券及び駐車料金、又は前記駐車区画用駐車券及び駐車料金を回収する駐車場用精算機と、
前記駐車場の出入口に設けられ、前記車両の通行を制限するゲートと、
前記駐車区画用精算機及び前記駐車場用精算機と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、
前記中央演算処理装置は、前記駐車区画用精算機については、前記通過時刻と、前記駐車区画用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を決定して該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出し、前記駐車場用精算機については、前期駐車場用駐車券を回収した場合には、前記駐車場への入場時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻とから、前記駐車場用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した場合には、前記駐車区画用駐車券に記録されている精算時刻と前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻とから、駐車した駐車区画及び駐車時間を決定して該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 複数の駐車料金を設定可能な駐車場管理システムであって、
車両が互いに移動可能とされた複数の駐車区画からなる駐車場と、
前記駐車場の入口に設けられ、前記駐車場への入場時刻が記録された駐車場用駐車券を発券する駐車場用発券機と、
前記駐車区画の入口に設けられ、前記駐車区画への入場時刻が記録された駐車区画用駐車券を発券する駐車区画用発券機と、
前記駐車区画の出口に設けられ、前記駐車区画用駐車券を受け付け、駐車料金を回収し、精算時刻を記録した前記駐車区画用駐車券を返却する駐車区画用精算機と、
前記駐車場の出口に設けられ、前記駐車場用駐車券及び駐車料金、又は前記駐車場用駐車券、前記駐車区画用駐車券及び駐車料金を回収する駐車場用精算機と、
前記駐車場の出入口に設けられ、前記車両の通行を制限するゲートと、
前記駐車区画用精算機及び前記駐車場用精算機と通信可能とされた中央演算処理装置を備え、
前記中央演算処理装置は、前記駐車区画用精算機については、前記駐車区画への入場時刻と、前記駐車区画用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した時刻から駐車した駐車区画及び駐車時間を決定し、該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出し、前記駐車場用精算機については、前記駐車場への入場時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車場用駐車券を回収した時刻と、前記駐車場用精算機が前記駐車区画用駐車券を回収した場合には前記駐車区画用駐車券に記録されている精算時刻とから、駐車した駐車区画及び駐車時間を決定し、該駐車区画及び駐車時間に応じた駐車料金を算出するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 請求項2または3において、
前記駐車区画用発券機及び/又は前記駐車区画用精算機は、通過時刻を記録する読取・書込機能を備えていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 請求項1乃至4のいずれかにおいて、
前記駐車区画の出入口に、前記車両の通行を制限するゲートが設けられたことを特徴とする駐車場管理システム。 - 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
前記駐車場の入口及び/又は出口に設けられ、前記車両の車種を識別することができる車両識別装置を備え、
前記駐車場用精算機は車種別の駐車料金を計算するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 請求項2乃至6のいずれかにおいて、
前記駐車区画の入口又は出口に設けられ、前記車両の車種を識別することができる車両識別装置を備え、
前記駐車区画用精算機は車種別の駐車料金を計算するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 請求項1乃至7のいずれかにおいて、
前記駐車場用発券機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、入場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、
前記駐車場用精算機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、出場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、
前記中央演算処理装置は、前記駐車場用発券機及び前記駐車場用精算機と通信可能とされ、前記駐車場用発券機から供給される入場車両台数と前記駐車場用精算機から供給される出場車両台数との差から現在の前記駐車場内の駐車台数を計算し、
該駐車場内の駐車台数が前記駐車場の収容可能台数と等しくなった場合は前記駐車場用発券機に前記駐車場用駐車券の発券の中止を指示するようにし、駐車場用駐車券の発券が中止された後に前記駐車場内の駐車台数が前記収容可能台数よりも少なくなった場合は前記駐車場用発券機に前記駐車場用駐車券の発券の再開を指示するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 請求項3乃至8のいずれかにおいて、
前記駐車区画用発券機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、前記駐車区画への入場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、
前記駐車区画用精算機は、前記中央演算処理装置と通信可能とされ、出場車両台数を前記中央演算処理装置に供給するようにされており、
前記中央演算処理装置は、前記駐車区画用発券機及び前記駐車区画用精算機と通信可能とされ、前記駐車区画用発券機から供給される前記駐車区画への入場車両台数と前記駐車区画用精算機から供給される出場車両台数との差から、現在の前記駐車区画用発券機から、前記駐車区画用精算機までに至る間の全ての駐車区画の駐車台数を計算し、
該駐車台数の合計が前記全ての駐車区画の収容可能台数の合計と等しくなった場合は前記駐車区画用発券機に前記駐車区画用駐車券の発券の中止を指示するようにし、前記駐車区画用駐車券の発券が中止された後に前記全ての駐車区画の駐車台数が前記収容可能台数よりも少なくなった場合は前記駐車区画用発券機に前記駐車区画用駐車券の発券の再開を指示するようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。 - 請求項5乃至9のいずれかにおいて、
前記中央演算処理装置は、前記駐車区画の入口のゲートの開閉を指示できるようにされており、前記駐車区画の入口に設置された読取・書込機から供給される通過車両の台数と前記駐車区画の出口に設置された読取・書込機または前記駐車区画用精算機から供給される通過車両の台数との差から、現在の前記駐車区画の入口に設置された読取・書込機から前記駐車区画の出口に設置された読取・書込機または前記駐車区画用精算機に至る間の全ての駐車区画の駐車台数を計算し、
該駐車台数が前記全ての駐車区画の収容可能台数と等しくなった場合は前記ゲートを閉じたままとし、前記駐車台数が前記収容可能台数よりも少なくなった場合は前記ゲートを開閉可能とするようにされていることを特徴とする駐車場管理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008325236A JP2010020746A (ja) | 2008-06-09 | 2008-12-22 | 駐車場管理システム |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2008150102 | 2008-06-09 | ||
JP2008325236A JP2010020746A (ja) | 2008-06-09 | 2008-12-22 | 駐車場管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=41705530
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2008325236A Pending JP2010020746A (ja) | 2008-06-09 | 2008-12-22 | 駐車場管理システム |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016212734A (ja) * | 2015-05-12 | 2016-12-15 | 株式会社駐車場綜合研究所 | 駐車場利用情報収集装置、駐車場利用情報収集方法、駐車位置予測方法、駐車場利用情報収集プログラム |
JP2020033786A (ja) * | 2018-08-30 | 2020-03-05 | パーク二四株式会社 | 駐車場管理機 |
WO2023105853A1 (ja) * | 2021-12-06 | 2023-06-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 情報提供方法および駐車場管理システム |
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2008
- 2008-12-22 JP JP2008325236A patent/JP2010020746A/ja active Pending
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