JP2010020287A - 位相差フィルムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】次の(A)〜(D)の各工程を備える位相差フィルムの製造方法が提供される。(A)延伸された長尺状のオレフィン系樹脂フィルムの片面又は両面に、160℃における長手方向の収縮率S160(MD)が0〜35%で、幅方向の収縮率S160(TD)が10〜45%である収縮性フィルムを貼り合わせ、積層フィルムを得る貼合工程、(B)前記積層フィルムを加熱して、幅方向の収縮倍率が0.6〜0.9倍となるように収縮させる加熱収縮工程、(C)前記積層フィルムを、幅方向の延伸倍率が1.001〜1.1倍となるように延伸する延伸工程、並びに(D)加熱収縮工程及び延伸工程を経た後、積層フィルムから収縮性フィルムを剥離して位相差フィルムを得る剥離工程。
【選択図】なし
Description
0.1≦(nx−nz)/(nx−ny)≦0.7 (2)
(B)前記積層フィルムを加熱して、幅方向の収縮倍率が0.6〜0.9倍となるように収縮させる加熱収縮工程、
(C)前記積層フィルムを、幅方向の延伸倍率が1.001〜1.1倍となるように延伸する延伸工程、並びに
(D)加熱収縮工程及び延伸工程を経た後、積層フィルムから収縮性フィルムを剥離して位相差フィルムを得る剥離工程。
本発明に用いられるオレフィン系樹脂とは、エチレンやプロピレンの如き脂肪族オレフィン、又はノルボルネン系モノマーをはじめとする脂環式オレフィンから導かれる単量体単位を主体とする重合体である。この樹脂は、2種以上のモノマーを用いた共重合体であってもよい。
以上のようなオレフィン系樹脂の延伸フィルムに対し、本発明では、その片面又は両面に収縮性フィルムを貼り合わせ、この積層状態で加熱収縮及び延伸を施す。この際、収縮性フィルムとしては、160℃における長手方向の収縮率 S160(MD)が0〜35%であり、かつ幅方向の収縮率 S160(TD)が10〜45%であるものを用いる。
以上のような収縮性フィルムを、前記の延伸されたオレフィン系樹脂フィルムに貼り合わせる。この際、収縮性フィルムの収縮方向が、少なくともオレフィン系樹脂フィルムの主延伸軸方向と直交する方向の成分を含むように貼り合わされる。すなわち、収縮性フィルムの収縮力の全部又は一部が、オレフィン系樹脂フィルムの主延伸軸方向と直交する方向に作用するように行われる。したがって、収縮性フィルムの収縮方向がオレフィン系樹脂フィルムの主延伸軸方向と斜めに交わっていてもよいが、一般には、収縮性フィルムの収縮方向をオレフィン系樹脂フィルムの主延伸軸方向と直交させるのが好ましい。ここで主延伸軸方向とは、前記延伸フィルムにおいて、延伸倍率が最大の方向をいう。
こうして、延伸されたオレフィン系樹脂フィルムの片面又は両面に収縮性フィルムが貼り合わされた状態で、加熱収縮処理が施される。この加熱収縮工程では、延伸されたオレフィン系樹脂フィルムに収縮性フィルムが積層された状態で、幅方向の収縮倍率が 0.6〜0.9倍となるように収縮させる。
S(TD)=W1/W0 (4)
本発明の製造方法における延伸工程では、延伸されたオレフィン系樹脂フィルムに収縮性フィルムが積層された状態で、幅方向の延伸倍率が1.001〜1.1倍となるように延伸する。上で説明した加熱収縮処理に加えて、このような低倍率での延伸処理を施すことにより、位相差値や配向角のバラツキが小さく、一層均質化された位相差フィルムを得ることができる。延伸工程は、加熱収縮工程の前に行っても後に行ってもよく、また、2回又は3回以上の段階に分けて行うこともできるが、加熱収縮工程の後に少なくとも1回の延伸工程を設けるのが好ましい。例えば、加熱収縮工程の前に1段目の延伸処理を行い、加熱収縮処理を行った後に2段目の延伸処理を行うことも、有用な技術である。延伸工程を複数の段階に分ける場合、それらトータルでの延伸倍率が、上述の1.001〜1.1倍となるようにする。
以上のように、予め延伸処理が施されたオレフィン系樹脂フィルムに収縮性フィルムを貼り合わせ、それに加熱収縮処理及び延伸処理を施すことにより、オレフィン系樹脂フィルムに適切な位相差が付与される。加熱収縮工程及び延伸工程を経た後の収縮性フィルムは、そのまま位相差フィルムに貼り合わされた状態で、使用時までプロテクトフィルムとして機能させてもよいが、一般には、加熱収縮工程及び延伸工程を経た後に位相差フィルムから剥離除去される。オレフィン系樹脂フィルムと収縮性フィルムの接着に粘着剤を用いた場合は、粘着剤層も、この剥離工程で収縮性フィルムとともに剥離除去される。
本発明によって得られる位相差フィルムは、前記のようなオレフィン系樹脂からなり、その屈折率特性が、前記式(1)及び(2)を満たすようにすることができる。
(式中、nx、ny、nz 及びdは、先に定義したとおりである。)
R40=(nx−ny')×d/cos(φ) (8)
(nx+ny+nz)/3=n0 (9)
ここで、
φ=sin-1〔sin(40°)/n0〕
ny'=ny×nz/〔ny 2×sin2(φ)+nz 2×cos2(φ)〕1/2
本発明により得られる位相差フィルムは、偏光板の少なくとも片側に積層し、複合偏光板として用いることができる。偏光板は、通常、偏光フィルムの片面又は両面に透明保護フィルムを有するものである。偏光フィルムの両面に透明保護フィルムを設ける場合、表裏の透明保護フィルムは、同じ材料で構成されてもよいし、異なる材料で構成されてもよい。偏光板は、通常、液晶セルの両側に配置され、2枚の偏光板は吸収軸が互いに直交するように配置される。本発明により得られる位相差フィルムは、接着剤や粘着剤などを用いて偏光フィルム又は偏光板と積層することができる。偏光フィルムの一方の面に透明保護フィルムを積層し、偏光フィルムの他方の面に本発明により得られる位相差フィルムを積層するのも有効である。
偏光フィルムの一方の面に積層される透明保護フィルムは、透明性、機械的強度、熱安定性、水分遮蔽性、位相差値の安定性などに優れる材料からなることが好ましい。かかる透明保護フィルム用材料としては、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートのようなポリエステル系樹脂、ジアセチルセルロース、トリアセチルセルロースのようなセルロース系樹脂、ポリメチルメタクリレートのような(メタ)アクリル系樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル/スチレン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合体、アクリロニトリル/エチレン/スチレン共重合体、スチレン/マレイミド共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体のようなスチレン系樹脂、ポリカーボネート系樹脂などが挙げられる。また、ノルボルネン系樹脂をはじめとする環状オレフィン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン/エチレン共重合体のような非環状オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、ナイロンや芳香族ポリアミドのようなアミド系樹脂、芳香族ポリイミドやポリイミドアミドのようなイミド系樹脂、スルホン系樹脂、ポリエーテルスルホン系樹脂、ポリエーテルエーテルケトン系樹脂、ポリフェニレンスルフィド系樹脂、ビニルアルコール系樹脂、塩化ビニリデン系樹脂、ビニルブチラール系樹脂、ポリオキシメチレン系樹脂、エポキシ系樹脂、さらにはこれら樹脂のブレンド物なども、透明保護フィルム用材料として用いることができる。これらの中でも、偏光フィルムとの接着の容易さなどを考慮すると、セルロース系樹脂、ポリエステル系樹脂、(メタ)アクリル系樹脂、又は環状若しくは非環状オレフィン系樹脂であることが好ましい。透明保護フィルムは、偏光フィルムとの貼合に先立って、ケン化処理、コロナ処理、プラズマ処理などの易接着処理を施しておくことが望ましい。
位相差フィルムと偏光フィルムとの接着には、例えば、エポキシ系樹脂、ウレタン系樹脂、シアノアクリレート系樹脂、アクリルアミド系樹脂などを成分とする接着剤を用いることができ、これらいずれを用いても、良好な接着力が得られる。接着剤層を薄くする観点から好ましい接着剤として、水系の接着剤、すなわち、接着剤成分を水に溶解したもの又は水に分散させたものを挙げることができる。また、別の好ましい接着剤として、無溶剤型の接着剤、具体的には、加熱や活性エネルギー線の照射によりモノマー又はオリゴマーを反応硬化させて接着剤層を形成するものを挙げることができる。さらに別の好ましい接着剤として、高弾性率の粘着剤を挙げることもできる。
3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル 3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキサンカルボキシレート、
エチレンビス(3,4−エポキシシクロヘキサンカルボキシレート)、
ビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチル) アジペート、
ビス(3,4−エポキシ−6−メチルシクロヘキシルメチル) アジペート、
ジエチレングリコールビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチルエーテル)、
エチレングリコールビス(3,4−エポキシシクロヘキシルメチルエーテル)、
2,3,14,15−ジエポキシ−7,11,18,21−テトラオキサトリスピロ−[5.2.2.5.2.2]ヘンイコサン(また、3,4−エポキシシクロヘキサンスピロ−2',6'−ジオキサンスピロ−3'',5''−ジオキサンスピロ−3''',4'''−エポキシシクロヘキサンとも命名できる化合物)、
4−(3,4−エポキシシクロヘキシル)−2,6−ジオキサ−8,9−エポキシスピロ[5.5]ウンデカン、
4−ビニルシクロヘキセンジオキサイド、
ビス−2,3−エポキシシクロペンチルエーテル、
ジシクロペンタジエンジオキサイドなど。
“カヤラッド PCI-220”及び“カヤラッド PCI-620”(以上、日本化薬(株)製)、
“UVI-6990”(ユニオンカーバイド社製)、
“アデカオプトマー SP-150”及び“アデカオプトマー SP-170”(以上、(株)ADEKA製);
“CI-5102”、“CIT-1370”、“CIT-1682”、“CIP-1866S”、“CIP-2048S”、
“CIP-2064S”(以上、日本曹達(株)製);
“DPI-101”、“DPI-102”、“DPI-103”、“DPI-105”、“MPI-103”、“MPI-105”、“BBI-101”、“BBI-102”、“BBI-103”、“BBI-105”、“TPS-101”、“TPS-102”、
“TPS-103”、“TPS-105”、“MDS-103”、“MDS-105”、“DTS-102”及び“DTS-103”
(以上、みどり化学(株)製);
“PI-2074”(ローディア社製)など。
“アデカオプトン CP77”及び“アデカオプトン CP66”(以上、(株)ADEKA製);
“CI-2639”及び“CI-2624”(以上、日本曹達(株)製);
“サンエイド SI-60L”、“サンエイド SI-80L”及び“サンエイド SI-100L”(以上、三新化学工業(株)製)など。
以上説明した複合偏光板は、液晶セルの片面又は両面に配置して、液晶表示装置とすることができる。図1の(A)は、かかる液晶表示装置の一例を示す断面模式図であって、液晶セルの両面に複合偏光板が配置されている。図1に示される液晶表示装置は、液晶セル10と、その液晶セル10の下側に配置された、粘着剤層50/位相差フィルム20/接着剤層52/偏光フィルム30/接着剤層54/透明保護フィルム40を備える複合偏光板と、液晶セル10の上側に配置された、同様に、粘着剤層51/位相差フィルム20/接着剤層52/偏光フィルム30/接着剤層54/透明保護フィルム40を備える複合偏光板とを有する。両複合偏光板は、それぞれ位相差フィルム20側に配置された粘着剤層50,51を用いて液晶セル10に貼合されている。この液晶表示装置は、いずれかの透明保護フィルム40の外側に、図示しないバックライトを備える。図1の(B)は、同(A)に示す各層の軸角度を説明するための斜視図である。それぞれの複合偏光板において、位相差フィルム20の遅相軸25と偏光フィルム30の吸収軸35が平行関係になっている。また、下側の複合偏光板における偏光フィルム30は、その吸収軸35が液晶セル10の長辺方向15に直交し、上側の複合偏光板における偏光フィルム30は、その吸収軸35が液晶セル10の長辺方向15に平行になるように構成されている。図1に示される構成の液晶表示装置は、液晶セルが横電界モードである場合に特に有効である。
JIS K 7133:1999 の加熱寸法変化測定方法に準じて求めた。ただし、JISに規定されるカオリン床に代えて、滑石を含む粉末を敷いた床を用いた。具体的には、幅120mm×長さ120mmの試験片に、幅方向及び長さ方向でそれぞれ二つの標線をマークし、試験前の標線間距離をそれぞれ測定する。この試験片を、規定の温度に保たれた空気循環式乾燥器の滑石床の上に置き、所定の時間加熱する。冷却後、再度幅方向及び長さ方向の標線間距離を測定し、標線間の寸法変化を求める。
以下の装置を用い、TMA(Thermo Mechanical Analysis)法にて、140℃における幅方向(TD)の収縮力 T140(TD)、及び160℃における幅方向(TD)の収縮力T160(TD)を測定した。
・応力負荷装置:セイコーインスツル(株)製の“TMA/SS 6100”
・データ処理装置:セイコーインスツル(株)製の“EXSTAR 6000”
・測定モード:10℃/分の等速昇温
・測定雰囲気:室温の大気中
・サンプルサイズ:15mm×2mm(フィルムの幅方向(TD)が15mm)
(株)ニコン製のデジタルマイクロメーター“MH-15M”を用いて測定した。
位相差フィルム前駆体(延伸フィルム)に収縮性フィルムを貼り合わせた状態で、幅方向の収縮操作と延伸操作が行えるようになっているテンターに供給し、収縮及びケースによっては延伸を行った。テンターは、入り口のフィルム幅(以下「初期フィルム幅」ともいう)を基準に、収縮率及び伸張率を設定できるようになっているので、それにより収縮倍率又は延伸倍率を設定した。また、上記の如く位相差フィルム前駆体(延伸フィルム)に収縮性フィルムを貼り合わせた状態で、テンターに供給する前の収縮性フィルムの表面に長手方向10cm×幅方向10cmの正方形標線をマークしておき、テンター通過後のフィルムにおける標線間長さを測定し、それらの値から求められる最終的な収縮倍率が、設定値から求められる値と合っているかを確認した。伸縮操作の途中でフィルムがたるんだりした場合には、設定値からずれた収縮倍率になる可能性があるためである。収縮前の前記長手方向10cm×幅方向10cmの正方形標線が、テンターから出た後に長手方向9cm×幅方向8cmになったとすると、長手方向の収縮倍率が0.9倍、幅方向の収縮倍率が0.8倍となる。以下に示す各例では、予め付した標線間の長さとテンターから出た後の標線間の長さとから求められる最終の収縮倍率は、テンターの設定値から求められる値と一致しており、伸縮操作の途中でフィルムにたるみなどが発生していないことが確認できたので、標線間長さから求められた値は省略する。
平行ニコル回転法を原理とする位相差計〔王子計測機器(株)製の“KOBRA-21ADH”〕 を用いて、波長590nmにおける値を測定した。後掲の表には、当該波長におけるNz係数、面内位相差値Ro 及び厚み方向位相差値Rthを表示した。また、波長450nmにおける面内位相差値Ro(450) も測定し、波長590nmにおける面内位相差値Ro(590) に対する比Ro(450)/Ro(590)を位相差値の波長分散の指標として求めた。面内位相差値Ro 及び配向角のバラツキは、フィルムの幅方向で等間隔に5点の面内位相差値Ro 及び配向角を測定し、その5点の位相差値の平均値及び配向角の平均値を求め、平均値と最大値及び最小値との差をバラツキとした。
スガ試験機(株)製のヘイズメーター“HGM-2DP”を用いて測定した。
(株)キーエンス製の赤外線放射温度計“IT2-50”を用いて測定した。積層フィルムの空気循環式オーブン出口付近における表面温度を測定した結果、積層フィルムの表面温度は、空気循環式恒温オーブンの設定温度±1℃であった。そのため、以下の実施例及び比較例では、空気循環式恒温オーブンの設定温度で表示する。
23℃の暗室内で液晶表示装置のバックライトを点灯させて白画像及び黒画像を表示させ、バックライトの点灯から30分後に、ELDIM社製の液晶視野角・色度特性測定装置“EZ Contrast 160D”により、表示画面上で最も光漏れが大きい方向の一つである、表示画面の方位角45°、極角60°の方向におけるXYZ表色系のY値を測定した。そして、白画像におけるY値(YW)と、黒画像におけるY値(YB)とから、斜め方向のコントラスト比(YW/YB)を算出した。なお、方位角45°とは、パネルの長辺方向を0°としたときに反時計周りに45°回転させた方位を意味し、極角60°とは、表示画面の正面方向を0°としたときに角度60°に傾斜させた方向を意味する。
収縮性フィルムB:ノルボルネン系樹脂の横一軸延伸フィルム(厚み60μm )。
(A)貼合工程
ノルボルネン系モノマーの開環重合体に水素添加された樹脂が縦一軸延伸されている厚み81μm の長尺フィルム〔積水化学工業(株)製の“エスシーナ”〕を、貼合工程に用いる一軸延伸フィルムとした。このフィルムのガラス転移温度は138℃であり、光弾性係数は3.5×10-12m2/N、面内の位相差値は300nm、厚み方向の位相差値は145nmであった。この一軸延伸フィルムの両面に、それぞれ厚み25μm のアクリル系粘着剤層を介して長尺状の収縮性フィルムAをロール・ツー・ロールで貼り合わせた。これを積層フィルムAとする。
積層フィルムAをテンターにてフィルムの幅方向を保持しながら、空気循環式恒温オーブンで150℃±1℃に保たれた予熱ゾーンを通過させ、次に空気循環式恒温オーブンで170℃±1℃に保たれた収縮ゾーンを通過させ、その収縮ゾーンにおいて初期フィルム幅基準で幅方向に26.7%収縮させた(収縮倍率で表すと0.733倍)。
収縮ゾーンを通過したフィルムは、引続き、空気循環式恒温オーブンで120℃±1℃に保たれた延伸ゾーンにて、初期フィルム幅基準で幅方向に 1.7%延伸した(このときの延伸倍率で表すと、0.75/0.733= 1.02倍)。最終的に得られたフィルムの収縮率は、初期フィルム幅に対して26.7−1.7=25%であり、初期フィルム幅に対する収縮倍率で表すと 0.75倍になる。
上記の延伸後、両面に貼った収縮性フィルムを粘着剤ごと剥がして、ノルボルネン系樹脂からなる位相差フィルムを得た。この位相差フィルムの特性を表2に示す。
予熱ゾーンの温度を140℃±1℃、収縮ゾーンの温度を160℃±1℃、そこでの収縮率を27.7%(収縮倍率で表せば0.723倍)とし、そして延伸ゾーンでの伸張率を初期フィルム幅基準で 2.7%とし、その他は実施例1と同様にして実験を行った。延伸ゾーンでの延伸を延伸倍率で表すと、0.75/0.723= 1.04倍となる。最終的に得られたフィルムの収縮率は、初期フィルム幅に対して27.7−2.7=25%であり、初期フィルム幅に対する収縮倍率で表すと 0.75倍になる。得られた位相差フィルムの特性を表2に示す。
(A)貼合工程
ノルボルネン系モノマーの開環重合体に水素添加された樹脂フィルム〔(株)オプテス製の“ゼオノアフィルム”〕を縦一軸延伸した厚み80μm の長尺フィルムを、貼合工程に用いる一軸延伸フィルムとした。このフィルムのガラス転移温度は136℃であり、光弾性係数は 3.1×10-12m2/N、面内の位相差値は 300nm、厚み方向の位相差値は145nmであった。この一軸延伸フィルムの両面に、それぞれ厚み25μm のアクリル系粘着剤層を介して長尺状の収縮性フィルムBをロール・ツー・ロールで貼り合わせた。これを積層フィルムBとする。
積層フィルムBをテンターにてフィルムの幅方向を保持しながら、空気循環式恒温オーブンで175℃±1℃に保たれた予熱ゾーンを通過させ、次に空気循環式恒温オーブンで160℃±1℃に保たれた収縮ゾーンを通過させ、その収縮ゾーンにおいて初期フィルム幅基準で幅方向に32.7%収縮させた(収縮倍率で表すと0.673倍)。
収縮ゾーンを通過したフィルムは、引続き、空気循環式恒温オーブンで120℃±1℃に保たれた延伸ゾーンにて、初期フィルム幅基準で幅方向に 2.7%延伸した(このときの延伸倍率で表すと、0.70/0.673= 1.04倍)。最終的に得られたフィルムの収縮率は、初期フィルム幅に対して32.7−2.7=30%であり、初期フィルム幅に対する収縮倍率で表すと 0.70倍になる。
上記の延伸後、両面に貼った収縮性フィルムを粘着剤ごと剥がして、ノルボルネン系樹脂からなる位相差フィルムを得た。この位相差フィルムの特性を表2に示す。
(A)貼合工程
ノルボルネン系モノマーの開環重合体に水素添加された樹脂が縦一軸延伸されている厚み81μm の長尺フィルム〔積水化学工業(株)製の“エスシーナ”〕を、貼合工程に用いる一軸延伸フィルムとした。このフィルムは、実施例1の(A)に示したものと同じである。この一軸延伸フィルムの片面に、厚み25μm のアクリル系粘着剤層を介して長尺状の収縮性フィルムAをロール・ツー・ロールで貼り合わせた。これを積層フィルムCとする。
積層フィルムCをテンターにてフィルムの幅方向を保持しながら、空気循環式恒温オーブンで150℃±1℃に保たれた予熱ゾーン、次に空気循環式恒温オーブンで175℃±1℃に保たれた収縮ゾーンを順次通過させ、予熱ゾーンにおいて初期フィルム幅基準で幅方向に5%、収縮ゾーンにおいて初期フィルム幅基準で幅方向に20%それぞれ収縮させた。予熱ゾーンにおける収縮を収縮倍率で表すと 0.95倍であり、また収縮ゾーンにおける収縮を加えた合計収縮率は25%で、最終的な幅方向の収縮倍率で表すと 0.75倍になる。
収縮ゾーンを通過したフィルムは、引続き、空気循環式恒温オーブンで110℃±1℃に保たれた延伸ゾーンにて、初期フィルム幅基準で幅方向に1%延伸した(このときの延伸倍率で表すと、0.76/0.75= 1.01倍)。最終的に得られたフィルムの収縮率は、初期フィルム幅に対して25−1=24%であり、初期フィルム幅に対する収縮倍率で表すと 0.76倍になる。
上記の延伸後、片面に貼った収縮性フィルムを粘着剤ごと剥がして、ノルボルネン系樹脂からなる位相差フィルムを得た。この位相差フィルムの特性を表2に示す。
(A)貼合工程
実施例4の(A)と同様に、ノルボルネン系一軸延伸フィルムの片面に粘着剤層を介して収縮性フィルムAを貼り合わせた積層フィルムCを作製した。
この積層フィルムCをテンターにてフィルムの幅方向を保持しながら、空気循環式恒温オーブンで150℃±1℃に保たれた予熱ゾーン、次に空気循環式恒温オーブンで175℃±1℃に保たれた収縮ゾーンを順次通過させ、予熱ゾーンにおいて初期フィルム幅基準で幅方向に8%、収縮ゾーンにおいて初期フィルム幅基準で幅方向に17%それぞれ収縮させた。予熱ゾーンにおける収縮を収縮倍率で表すと 0.92倍であり、収縮ゾーンにおける収縮を加えた合計収縮率は25%で、最終的な幅方向の収縮倍率で表すと 0.75倍になる。
収縮ゾーンを通過したフィルムは、引続き、空気循環式恒温オーブンで110℃±1℃に保たれた延伸ゾーンにて、初期フィルム幅基準で幅方向に1%延伸した(このときの延伸倍率で表すと、0.76/0.75= 1.01倍)。最終的に得られたフィルムの収縮率は、初期フィルム幅に対して25−1=24%であり、初期フィルム幅に対する収縮倍率で表すと 0.76倍になる。
上記の延伸後、片面に貼った収縮性フィルムを粘着剤ごと剥がして、ノルボルネン系樹脂からなる位相差フィルムを得た。この位相差フィルムの特性を表2に示す。
収縮ゾーンの温度を160℃±1℃、そこでの収縮率を25%(収縮倍率では 0.75倍)とし、収縮後の延伸を行わず、その他は実施例1と同様にして実験を行った。得られた位相差フィルムの特性を表2に示す。
(B)加熱収縮工程
収縮ゾーンの温度を170℃±1℃、そこでの収縮率を25%(収縮倍率では 0.75倍)とし、収縮後の延伸を行わず、その他は実施例1と同様にして実験を行った。得られた位相差フィルムの特性を表2に示す。
(A)複合偏光板の作製
ポリビニルアルコールフィルムにヨウ素が吸着配向している偏光フィルムの片面に40μm 厚のトリアセチルセルロースフィルムが貼合されている偏光板を用意した。その偏光フィルム面に、実施例1で得られた位相差フィルムをその遅相軸が偏光フィルムの吸収軸と平行になるように接着し、複合偏光板を得た。偏光フィルムと位相差フィルムの接着には、ポリビニルアルコール系樹脂〔(株)クラレから入手した“クラレKポリマー”〕と水溶性ポリアミドエポキシ樹脂〔住化ケムテックス(株)から入手した“Sumirez Resin 650 ”〕を含む水溶液からなる接着剤を用いた。
IPSモードの液晶セルを含む液晶表示装置〔(株)日立製作所製の“W32L-H9000”〕からバックライトを取り外し、さらに液晶セルのバックライト側に配置されていた偏光板を取り外して、そのガラス面を洗浄した。次に、この液晶セルのバックライト側に、上記(A)で得られた複合偏光板を、その吸収軸がオリジナルの偏光板の吸収軸と同じになるように、かつ位相差フィルムが液晶セル側となるように、アクリル系粘着剤を介して接着し、液晶パネルを作製した。最後に、一旦取り外しておいたバックライトを再び組み込んで液晶表示装置を作製した。この液晶表示装置について、バックライトを点灯させて30分後に、方位角45°、極角60°のコントラスト比を測定した。その結果、286のコントラスト比を示した。
実施例6において、実施例1で得られた位相差フィルムの代わりに、実施例2で得られた位相差フィルムを用いたこと以外は、実施例6と同様にして液晶表示装置を作製した。この液晶表示装置について、バックライトを点灯させて30分後に、方位角45°、極角60°のコントラスト比を測定した。その結果、251のコントラスト比を示した。
実施例6において、実施例1で得られた位相差フィルムの代わりに、実施例3で得られた位相差フィルムを用いたこと以外は、実施例6と同様にして液晶表示装置を作製した。この液晶表示装置について、バックライトを点灯させて30分後に、方位角45°、極角60°のコントラスト比を測定した。その結果、241のコントラスト比を示した。
15……液晶セルの長辺方向、
20……位相差フィルム、
25……位相差フィルムの遅相軸、
30……偏光フィルム、
35……偏光フィルムの吸収軸、
40……透明保護フィルム、
50,51……粘着剤層、
52,54……接着剤層。
Claims (11)
- (A)延伸された長尺状のオレフィン系樹脂フィルムの片面又は両面に、160℃における長手方向の収縮率S160(MD)が0〜35%であり、幅方向の収縮率S160(TD)が10〜45%である収縮性フィルムを貼り合わせて、積層フィルムを得る貼合工程、
(B)前記積層フィルムを加熱して、幅方向の収縮倍率が0.6〜0.9倍となるように収縮させる加熱収縮工程、
(C)前記積層フィルムを、幅方向の延伸倍率が1.001〜1.1倍となるように延伸する延伸工程、並びに
(D)加熱収縮工程及び延伸工程を経た後、積層フィルムから収縮性フィルムを剥離して位相差フィルムを得る剥離工程、
を備えることを特徴とする位相差フィルムの製造方法。 - 得られる位相差フィルムが、その面内遅相軸方向、面内進相軸方向及び厚み方向の屈折率をそれぞれnx、ny及びnz とし、厚みをdとしたときに、下式(1)及び(2):
100nm≦(nx−ny)×d≦300nm (1)
0.1≦(nx−nz)/(nx−ny)≦0.7 (2)
を満たすように前記各工程を行う請求項1に記載の方法。 - 前記オレフィン系樹脂は、脂環式オレフィンから導かれる単量体単位を含有する樹脂である請求項1又は2に記載の方法。
- 貼合工程に供されるオレフィン系樹脂フィルムは、10〜200μm の厚みを有する請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 貼合工程に供されるオレフィン系樹脂フィルムは、200〜400nmの面内位相差値を有する請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- 貼合工程に供されるオレフィン系樹脂フィルムは、一軸延伸されたものである請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
- 収縮性フィルムは、二軸延伸されたものである請求項1〜6のいずれかに記載の方法。
- 収縮性フィルムは、ノルボルネン系樹脂又はプロピレン系樹脂で構成される請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法。
- 加熱収縮工程は、前記オレフィン系樹脂フィルムのガラス転移温度より1〜50℃高い温度で行われる請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
- 得られる位相差フィルムは、面内の位相差のバラツキが±5nm以内である請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
- 得られる位相差フィルムは、面内の配向角のバラツキが ±0.5°以内である請求項1〜9のいずれかに記載の方法。
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