JP2010019746A - 自動分析装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズルへの洗浄水の付着量を算出して、試料の濃度を補正することによって、信頼性の高い分析結果を得ることが可能な自動分析装置を実現する。
【解決手段】分注ノズル21は試料に浸漬されるのでノズル21内外面の水33が試料22に持ち込まれて希釈される。また、希釈された試料22を設定量分吸引するので試料量は減少する。希釈された試料を分析する場合、希釈率を算出し、算出した希釈率により分析結果を補正する。その後、さらに、分注ノズルに付着した洗浄水により試料が希釈されるが、前回の希釈率を考慮してそのときの希釈率を算出し、算出した希釈率により分析結果を補正する。このように、試料量と測定回数から、各測定の試料希釈率を算出し、算出した試料希釈率を用いて吸光度を補正することにより、信頼性の高い分析結果を得ることが可能な自動分析装置を実現することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、試料中の成分を測定する自動分析装置に関する。
自動分析装置は、例えば血液を遠心分離することによって得られた血清を分注機構により反応容器に分注し、別の分注機構で、試薬を反応容器に分注・混合して、反応液の吸光度を光度計により測定することで、目的成分の濃度を算出している。
自動分析装置では、上記分析動作を繰返し行なうにあたり、試料および試薬を吸引した分注ノズルが、別の試料や試薬と混合することによる悪影響を避けるため、分注ノズル内外面の洗浄を行なっている。
使用する試料及び試薬の少量化前であれば、分注ノズルの内外面には極微量の洗浄水が残存していても、試料量、および、試料の吸引・吐出量が多く、分注ノズル先端に付着した洗浄水が試料および試薬に持ち込まれることによる濃度変化による影響は見られなかった。
しかし、試料および試薬の少量化が進むと、洗浄水の持込による試料および試薬の濃度変化による分析精度への影響が無視できなくなってくる。
そこで、ノズル先端に残存している洗浄水を真空吸引して、除去する方法が特許文献1に記載されている。
また、試料吸引時には、分注ノズルが試料に浸漬されることから、分注ノズル外面には極微量の試料が残存する。極微量の試料の分注を行なう場合は、余分に付着した試料によって分析精度が低下する恐れがある。そこで、極微量の分注を行なう場合は、試料を吐出する前に分注ノズルの外面を洗浄することにより、分析精度を向上させる方法が、特許文献2に記載されている。
特開2002−340913号公報 特開2007−093220号公報
近年、患者数の多い大病院、中小病院、医院から検査を請け負う検査センターなどにおいては、試料および試薬の少量化の要求とともに、複数の自動分析装置間での試料の受け渡しによる効率の良い分析が求められており、より一層の処理能力の向上が期待されている。
しかし、上記従来技術における真空吸引による洗浄水の除去方法では、分注ノズル洗浄後に吸引動作が追加されることから、処理能力の高速化に対応することが難しい。
また、複数台の自動分析装置間で試料の受け渡しを行なうことにより、同一試料に対する分析項目数が増加するとともに、分注ノズルの洗浄回数が増加し、洗浄水を試料および試薬に持込むことによる濃度変化が無視できなくなる。
本発明の目的は、ノズルへの洗浄水の付着量を計算あるいは計測して、試料の濃度を補正することによって、信頼性の高い分析結果を得ることが可能な自動分析装置及び自動分析装置の分析結果補正方法を実現することである。
上記目的を達成するため、本発明は次のように構成される。
本発明の自動分析装置は、試料を試料容器から吸引して反応容器に吐出する分注ノズルと、分注ノズルの内面及び外面を洗浄水により洗浄する分注ノズル洗浄手段と、上記反応容器内の試料の物理的特性を測定する特性測定手段とを備え、さらに、上記分注ノズル洗浄手段により上記分注ノズルが洗浄され、上記分注ノズルに付着する洗浄水付着量及び上記試料容器内の試料の量に基づき、上記分注ノズルに付着した洗浄水により上記試料が希釈される希釈率を算出し、上記特性測定手段により測定された試料の物理的特性を上記算出した希釈率により補正する分析結果補正手段とを備える。
また、本発明による自動分析装置の分析結果補正方法は、分注ノズル洗浄手段により分注ノズルが洗浄され、上記分注ノズルに付着する洗浄水付着量及び試料容器内の試料の量に基づき、上記分注ノズルに付着した洗浄水により上記試料が希釈される希釈率を算出し、特性測定手段により測定された試料の物理的特性を算出した希釈率により補正する。
本発明によれば、ノズルへの洗浄水の付着量を計算あるいは計測して、試料の濃度を補正することによって、信頼性の高い分析結果を得ることが可能な自動分析装置及び自動分析装置の分析結果補正方法を実現することができる。
本発明の実施形態に説明に先立って、本発明の原理について説明する。
本発明は、試料のサンプリング時に、試料の希釈率を算出し、試料濃度を補正する。試料濃度の補正を行なうためには、試料容器内の試料の量と吸引する試料量および試料に持ち込まれる洗浄水量を把握する必要がある。
試料の量は、液面検知機能により試料容器内の液面高さを求め、試料容器の断面形状から算出することが可能である。また、吸引する試料量は、設定された分析パラメータの値を用いることにより算出することができる。
更に、試料に持ち込まれる洗浄水量は、洗浄方法に対応した洗浄水の付着量を設定する。これは、分注ノズルへの液体の付着量は、分注ノズルと液体との接触面積、濡れ性、粘性、分注ノズル表面の粗さ、洗浄方法などに影響されるからである。
通常、洗浄水に用いられる液体は水であり、物理特性に大きな変化はない。また、分注ノズルの洗浄には、2種類の洗浄方法がある。一つは異なる試料を測定する場合の試料間洗浄であり、二つ目は同一試料で試薬項目が異なる場合に行なう項目間洗浄である。そのため、分注ノズルへの洗浄水の付着量は洗浄方法に対応した2つの領域に分布する。
また、上記設定分析パラメータから元試料の希釈率を算出し、吸光度を補正することができる。サンプリングされた試料の濃度は、次式(1)、(2)によって求めることができる。ただし、式(1)、(2)において、初期の試料量をV、分注ノズルの水の付着量をw、試料のサンプリング量をS、試料の吸光度をCとする。
1回目の測定は、水が付着した分注ノズルが試料液面に挿入されて、水が試料内に持ち込まれて希釈が生じる。この試料をサンプリングするので、試料の吸光度Cは、以下の式(1)、(2)で表される。
={V/(V+w)}*C ・・・(1)
=V+w−S ・・・(2)
2回目の測定は、サンプリングにより試料量Vに減少した濃度Cの試料に、水が付着量wだけ持ち込まれ、再び希釈される。この試料をサンプリングするので、試料の吸光度Cは、次式(3)で表される。
=(V×C)/(V+w)=(V+w−S)C/(V+w−S+w)=(V+w−S)C/(V+2w−S) ・・・(3)
したがって、n回目の吸光度は次式(4)で求められる。
=(Vn−1×Cn−1)/(Vn−1+w) ・・・(4)
このように前回の試料吸光度に対して、吸光度を逆算して、濃度を補正することが可能となる。
なお、水の持込み量wは、洗浄方法や、処理条件の違いによって、複数の値を選択することで、より高い精度の分析が可能となる。また、分析開始前に基準試料を複数回測定したときの吸光度変化から、水の持込み量wを調整することにより、分析精度を向上させることができる。また、分注ノズルの洗浄後にカメラなどの光学的な方法や、静電容量などの電気的な方法によって、分注ノズル先端に付着した洗浄水量を測定し、水の持込み量wを毎回補正することで、分析精度を更に向上させることができる。
以上説明した本発明の原理を用いた実施形態について、添付図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態が適用される自動分析装置の概略構成図である。なお、本発明が適用される自動分析装置は、試料、試薬等の液体を分注ノズルを用いて所定量採取する機構と液面検知機能とを備えている。以下の説明では、血液、尿等の生体サンプルの分析を行う臨床検査用自動分析装置を例にとって説明するが、他の機能を有する自動分析装置にも本発明は適用可能である。
図1において、分析装置1は、試料ディスク2、この試料ディスク2上に同心円状に配置された試料容器3と、反応ディスク4と、この反応ディスク4上に同心円状に配置された反応容器5と、試料分注機構6とを備える。
さらに、分析装置1は、試薬ディスク7と、この試薬ディスク7上に同心円状に配置された種々の試薬が入った試薬容器8と、試薬分注機構9と、攪拌機構10と、光源11と、多波長光度計12と、A/Dコンバータ13と、反応容器洗浄機構14と、分注ノズル洗浄機構15とを備える。なお、光源11と多波長光度計12とにより特性測定手段が構成される。
分析装置1による分析は以下の順に従い実行される。
まず、試料分注機構6が、被分析試料を試料容器3から反応容器5へと分注する。次に、試薬分注機構9が、分析に使用する試薬を試薬容器8から反応容器5へと分注する。続いて、攪拌機構10が反応容器5内の混合液の攪拌を行う。
光源11から発生した光は、混合液の入った反応容器5を透過し、多波長光度計12により測定される。多波長光度計12により測定された光度は、A/Dコンバータ13及びインターフェイス17を介してコンピュータ18に送信される。コンピュータ(分析結果補正手段、分析結果補正制御手段)18による演算の結果、得られた測定結果は、記憶手段19に保存されるとともに、表示部20に表示される。
分注ノズル洗浄機構15は、試料分注機構6及び試薬分注機構9が、試料または試薬の分注を行うごとに、分注ノズルの先端を洗浄する。また、反応後の反応容器5は、反応容器洗浄機構14により洗浄され、次の反応に繰り返し使用される。これら分析装置の動作機構は、全て通信手段16、インターフェイス17を介してコンピュータ18によって制御される。
また、以下に説明する試料の希釈率や吸光度の補正は、コンピュータ18、記憶手段19等が用いられて実行される。
図2は、分注ノズル21による試料の吸引・洗浄・吐出工程を示す図である。
最初に、分注ノズル21は、分注ノズル洗浄機構15に移動し、装置内流路水31による内面洗浄と洗浄水23による外面洗浄が行なわれる。洗浄中の模式図が図3であり、洗浄後の模式図が図4である。
次に、空気を分注ノズル21内に吸引する。分注ノズル21内に空気層を形成したときの模式図が図5である。図4、図5に示すように、洗浄水吐出ノズル35の吐出口36から洗浄水23が吐出されるが、分注ノズル21の内外面に余分な洗浄水33が例えば、約0.2マイクロリットル残存する。なお、32は、分節空気層である。
次に、図2の(a)に示すように、分注ノズル21を試料容器3上に移動し、試料22の液面に向かって下降させる。液面検知機能(例えば、静電容量式液面検知機能)によって、試料容器3内の試料液面を検出し、分注ノズル21の下降を停止する。このとき、ノズル21の下降量に基づき、試料容器3内の試料液面の高さを算出し、試料量を算出する。(試料の液量は700マイクロリットルとして以後計算する)。
分注ノズル21は試料液面から所定量液面に浸漬されるので、ノズル21内外面の水33が試料22に持ち込まれて希釈される。このときの希釈率は次式(5)で求められる。
700/(700+0.2)=99.97% ・・・(5)
次に、希釈された試料22を設定量分(この例では、1.5マイクロリットルで計算する)吸引するので、試料量は698.7マイクロリットル(=700.2マイクロリットル−1.5マイクロリットル)に減少する。
図6に示すように、試料22を保持した分注ノズル21の外壁には、余分な試料34が付着している。そこで、分注ノズル21は、分注ノズル洗浄機構15に移動し、図2の(b)及び図7に示すように、洗浄水23によって分注ノズル12の外面を洗浄する。なお、37は先端空気層である。
洗浄は、給水タンク25内の洗浄水23を電磁弁26、流路24を介してノズル21の外面に供給し、その後、洗浄水は廃液タンク27に収容される。このとき、図8に示すように、分注ノズル21の外面に余分な洗浄水33が、例えば、約0.1マイクロリットル残存する。
次に、図2の(c)に示すように、分注ノズル21は反応容器5内に移動し、吸引した試料22を吐出する。その後、同一の試料22を測定する場合は、分注ノズル21の内面および外面の洗浄をせずに、試料の吸引動作を行なうので、外面に付着している0.1マイクロリットルの水が試料に持ち込まれ、希釈される。このときの希釈率は次の計算式(6)で求められる。
698.7×99.97%/(698.7+0.1)=99.96% ・・・(6)
ノズル21による試料吸引後における試料容器3内の試料22の量は、697.3マイクロリットル(=698.7+0.1−1.5)になっているので、同一の項目を繰返し測定すると、その希釈率は次の計算式(7)で求められる。
697.3×99.96%/(697.3+0.1)=99.94% ・・・(7)
異なる試料を測定する場合は、分注ノズル21の内外洗浄および外面洗浄を行い、このとき分注ノズル内外面に残存した洗浄水33は、次の試料に持ち込まれる。
このように、試料量と測定回数から、各測定の試料希釈率を算出し、算出した試料希釈率を用いて吸光度を補正する。補正した結果を図10に示す。図10に示すように、補正前のデータC1では、測定回数が増加するにつれて、検体濃度が低下するのに対して、補正後のデータC2では、測定回数の増加に関係無く、検体濃度が100%である場合の吸光度を得ることができる。
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、分注ノズル21の洗浄によるノズル内外面に付着する水洗浄水による試料容器内の試料の希釈率を考慮して、試料の吸光度を補正するように構成したので、ノズルへの洗浄水の付着量を計算あるいは計測して、試料の濃度を補正することによって、信頼性の高い分析結果を得ることが可能な自動分析装置及び自動分析装置の分析結果補正方法を実現することができる。
なお、分注ノズル21への洗浄水の付着量は、分注ノズル21の内径、外径、材質により、予め実験を行うことにより設定され、設定された結果を記憶手段19に格納しておき、使用する分注ノズル21の内径、外径、材質を、キーボード等の入力手段(図示せず)から入力することにより、線浄水の付着量が自動的に設定される構成となっている。
(第2の実施形態)
上述した本発明の第1の実施形態においては、分注ノズル21への洗浄水の付着量は、分注ノズル21の内径、外径、材質により設定されるものである。
これに対して、本発明の第2の実施形態においては、分注ノズル21の内径、外径、材質により設定された付着量を初期値として使用するが、装置の立ち上げ時毎、または定期的に、分注ノズル21への洗浄水の付着量を算出し、更新する。
つまり、試料容器3に適当な濃度のアミドブラックやオレンジGなどの試料22を700マイクロリットル分注する。サンプル量を1.5マイクロリットル、試薬に水を用いて、試薬量を水100マイクロリトルに設定する。上記試料22に対して、100回の測定を実施する。このときの吸光度の変化から、分注ノズル21先端への水の付着量を算出し、その結果を新しい付着量wとして採用する。この付着量の算出は、コンピュータ18からの動作制御指令により実行される。
このように、ノズル21への洗浄水の付着量を、装置の立ち上げ時、または定期的に求めるように構成すれば、ノズル21への洗浄水付着量が変化した場合でも、適切な付着量に基づいて、試料の希釈率を算出して、正確な吸光度を算出することができる。
なお、自動分析装置の構成は、第1の実施形態と第2の実施形態とは同等であるので、図示及びその説明は省略する。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態は、自動分析装置1から他の自動分析装置1に試料22を搬送させる搬送手段(図示せず)により受け渡す場合に、サンプル量と希釈率のデータを相互通信手段(図示せず)により後続の自動分析装置に転送することで、複数の自動分析装置間で連続した希釈率の補正を行なう例である。なお、相互通信手段は、自動分析装置のコンピュータ相互が通信インターフェースを介して接続される手段である。
1台目の自動分析装置において、試料の液量が700マイクロリットルであったとして、分注ノズル21への洗浄水の付着量が0.2マイクロリットルであったすれば、希釈率は、上記式(5)のように、99.97%となる。
次に、上記のように希釈された試料を設定量分(1.5マイクロリットルで計算する)吸引すると、試料量は698.7マイクロリトル(=700.2マイクロリットル−1.5マイクロリットル)に減少する。この試料が、2台目の自動分析装置1に受け渡されるとすると、試料の受け渡しと同時に、試料量と希釈率の値を2台目の自動分析装置に相互通信手段により転送する。
2台目の自動分析装置1においては、受け渡された試料22を吸引する前に分注ノズル21の内面及び外面洗浄が行なわれ、ノズル先端に洗浄水33が付着し、残存する(残存量を約0.2マイクロリットルとする)。次に、約0.2マイクロリットルの洗浄水が付着した分注ノズル21が試料22内に浸漬されるので、試料22が希釈される。このときの希釈率は、次式(8)で表される。
698.7×99.97%/(698.7+0.2)=99.94% ・・・(8)
試料吸引後の試料容器3内の試料総量は、697.4マイクロリットル(=698.7+0.2−1.5)になっている。
そのときの試料22を、2台目の自動分析装置1から、更に3台目の自動分析装置1に試料を受け渡す場合の希釈率は、次式(9)で表される。
697.4×99.94%/(697.4+0.2)=99.91% ・・・(9)
このように試料量と希釈率、洗浄水の持込み量から、各自動分析装置における測定の試料希釈率を算出し、吸光度を補正する。
第3の実施形態においては、第1の実施形態と同様な効果を得ることができる他、試料を複数の自動分析装置に受け渡す場合においても、分注ノズルへの洗浄水の適切な付着量に基づいて、試料の希釈率を算出して、正確な吸光度を算出することができる。
なお、この第3の実施形態においても、自動分析装置の構成は、第1の実施形態と同等であるので図示及びその説明は省略する。
(第4の実施形態)
上述した第2の実施形態においては、分注ノズル21の吸光度の変化から分注ノズルへの洗浄水の付着量を算出しているが、本発明の第4の実施形態においては、分注ノズル21に光を照射して、付着水の影から、付着量を算出する。
図9は、分注ノズル21に付着した洗浄水33の量を測定する例の説明図である。図9において、分注ノズル21の周囲3箇所にLED光源41を設置し、LED光源41と分注ノズル21の先端との延直線上にフォトダイオード42を設置する。
分注ノズル21が分注ノズル洗浄機構15に移動し、内面洗浄または内面および外面洗浄を行なう。洗浄後にLED光源41を点灯させ、分注ノズル21の先端に付着した洗浄水33を含む影43をフォトダイオード42に投影する。付着した洗浄水33の量に応じて投影された影43の面積が増減するので、このときの受光量を測定し、付着水量を測定する。3箇所に設定されたLED光源41のそれぞれに対応してフォトダイオード42が設置されており、これらのフォトダイオード42が測定した受光量及び分注ノズル21の外径等の寸法から洗浄水の付着量を算出することができる。
図9の(a)、(b)、(c)は、分注ノズル21への洗浄水の付着形状の例を示している。
本発明の第4の実施形態によれば、第2の実施形態と同様な効果を得ることができるが、洗浄毎に洗浄水33の付着量をより正確に測定することができ、更に精度の高い補正を行なうことが可能となる。
本発明が適用される自動分析装置の概略構成図である。 本発明が適用される自動分析装置における分注ノズルによる試料の吸引・吐出、分注ノズルの洗浄について説明する図である。 本発明が適用される自動分析装置における分注ノズルの外面洗浄中の模式図である。 本発明が適用される自動分析装置における分注ノズルの外面洗浄後の模式図である。 本発明が適用される自動分析装置における分注ノズル内の空気層を形成したときの模式図である。 試料を保持した分注ノズルの外壁に余分な試料が付着している状態を示す図である。 本発明が適用される自動分析装置における分注ノズルの外面洗浄中の模式図である。 本発明が適用される自動分析装置における分注ノズルの外面に洗浄水が残存している状態を示す図である。 本発明の第4の実施形態の説明図である。 ノズル残留洗浄水により試料の希釈率を補正した場合の効果を示すグラフである。
符号の説明
1・・・分析装置、2・・・試料ディスク、3・・・試料容器、4・・・反応ディスク、5・・・反応容器、6・・・試料分注機構、7・・・試薬ディスク、8・・・試薬容器、9・・・試薬分注機構、10・・・攪拌機構、11・・・光源、12・・・多波長光度計、13・・・A/Dコンバータ、14・・・反応容器洗浄機構、15・・・分注ノズル洗浄機構、16・・・通信手段、17・・・インターフェイス、18・・・コンピュータ、19・・・記憶手段、20・・・表示部、21・・分注ノズル、22・・・試料、23・・・洗浄水、24・・・
流路、25・・・給水タンク、26・・・電磁弁、27・・・廃液タンク、31・・・装置内流路水、32・・・分節空気層、33・・・余分に付着した洗浄水、34・・・余分に付着した試料、35・・・洗浄水吐出ノズル、36・・・吐出口、37・・・先端空気層、41・・・LED光源、42・・・フォトダイオード

Claims (8)

  1. 自動分析装置において、
    試料を試料容器から吸引して、反応容器に吐出する分注ノズルと、
    上記分注ノズルの内面及び外面を洗浄水により洗浄する分注ノズル洗浄手段と、
    上記反応容器内の試料の物理的特性を測定する特性測定手段と、
    上記分注ノズル洗浄手段により上記分注ノズルが洗浄され、上記分注ノズルに付着する洗浄水付着量及び上記試料容器内の試料の量に基づき、上記分注ノズルに付着した洗浄水により上記試料が希釈される希釈率を算出し、上記特性測定手段により測定された試料の物理的特性を上記算出した希釈率により補正する分析結果補正手段と、
    を備えることを特徴とする自動分析装置。
  2. 自動分析装置において、
    試料を試料容器から吸引して、反応容器に吐出する分注ノズルと、
    上記分注ノズルの内面及び外面を洗浄水により洗浄する分注ノズル洗浄手段と、
    上記反応容器内の試料の物理的特性を測定する特性測定手段と、
    上記分注ノズル洗浄手段により上記分注ノズルが洗浄され、上記分注ノズルに付着する洗浄水付着量を記憶する記憶手段と、
    上記分注ノズル、上記分注ノズル洗浄手段及び上記特性測定手段を制御するとともに、上記試料容器内の試料の量を算出し、上記分注ノズルが上記試料容器内の試料中に浸漬することにより、上記試料が希釈される希釈率を上記記憶手段に記憶された洗浄水付着量及び上記算出した試料の量に基づいて算出し、上記分注ノズルにより吸引された試料の量から、上記試料容器内に残留する試料の量を算出し、上記特性測定手段により測定された試料の物理的特性を上記算出した希釈率により補正する分析結果補正制御手段と、
    を備えることを特徴とする自動分析装置。
  3. 請求項2記載の自動分析装置において、上記特性測定手段は、試料の吸光度を測定することを特徴とする自動分析装置。
  4. 請求項2記載の自動分析装置において、上記分析結果補正制御手段は、既知の濃度の試料を、上記分注ノズル洗浄手段による上記分注ノズルの洗浄動作を行いながら、上記分注ノズルにより吸引させて、反応容器に吐出させ、物理的特性を測定させ、その結果に基づいて、試料容器内の試料の希釈率を算出し、算出した希釈率に基づいて、上記分注ノズル洗浄手段により上記分注ノズルが洗浄され、上記分注ノズルに付着する洗浄水付着量を算出し、上記記憶手段に記憶させることを特徴とする自動分析装置。
  5. 請求項2記載の自動分析装置において、試料容器に収容された試料を、他の自動分析装置に搬送する手段と、他の自動分析装置に搬送された試料の量及び希釈率を他の自動分析装置に伝送する相互通信手段とをさらに備えることを特徴とする自動分析装置。
  6. 請求項2記載の自動分析装置において、上記分注ノズルに付着した洗浄水の量を測定する付着洗浄水測定手段を備え、上記分析結果補正制御手段は、上記付着洗浄水測定手段により測定された洗浄水付着量を上記記憶手段に記憶させることを特徴とする自動分析装置。
  7. 請求項6記載の自動分析装置において、上記付着洗浄水測定手段は、上記分注ノズルを照射する複数の光源と、これら光源からの光を受光する手段を有することを特徴とする自動分析装置。
  8. 試料を試料容器から吸引して反応容器に吐出する分注ノズルと、この分注ノズルの内面及び外面を洗浄水により洗浄する分注ノズル洗浄手段と、上記反応容器内の試料の物理的特性を測定する特性測定手段とを備える自動分析装置の分析結果補正方法において、
    上記分注ノズル洗浄手段により上記分注ノズルが洗浄され、上記分注ノズルに付着する洗浄水付着量及び上記試料容器内の試料の量に基づき、上記分注ノズルに付着した洗浄水により上記試料が希釈される希釈率を算出し、上記特性測定手段により測定された試料の物理的特性を上記算出した希釈率により補正することを特徴とする分析結果補正法方法。
JP2008181744A 2008-07-11 2008-07-11 自動分析装置 Active JP5028350B2 (ja)

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