JP2010018176A - 車輪用軸受装置およびそのハウジングの鋳造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鋳造品であるハウジングを、鋳造時に生じる寸法誤差が小さく、かつ安価に鋳造できる車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】 転がり軸受と、この転がり軸受の外輪が内周に嵌合した環状の車輪取付用ハウジングとを備える。ハウジング7は、砂型からなる鋳型40で鋳造された鋳造品である。鋳型40におけるハウジング7の最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻42dで覆って鋳造する。
【選択図】 図2

Description

この発明は、トラック、バス等の大型車両用のアクスルユニットとして使用される車輪用軸受装置およびそのハウジングの鋳造方法に関する。
大型車両用のアクスルユニットとして、例えば特許文献1に開示された構造のものが知られている。図5に示すように、このアクスルユニットは、ユニット化された複列の転がり軸受2と、この転がり軸受2の外輪4が内周に嵌合する環状のハウジング7とを備え、ハウジング7の一端に、ボルト31により車輪のホイール取付け用のハブ32およびブレーキロータ33を取付けたものである。車輪のホイール(図示せず)はハブ32に取付けられる。
特開2003−312205号公報
この種のアクスルユニットのハウジング7は鋳造品であることが多い。ハウジング7が生砂で成形された鋳型を用いて鋳造される場合、個々の鋳型に強度のばらつきがあるため、鋳造された製品ごとに寸法誤差が生じる。また、一つの鋳型について見ても、部分的に強度のばらつきがあり、鋳造された製品に部分的な寸法誤差が生じる。通常、ハウジング7の外周面は、機械加工されずに鋳肌のままであることが多い。鋳肌のままであると、鋳造時に生じた寸法誤差が最終製品になってもそのまま残る。ハウジング7の寸法誤差が大きいと、車両走行中に振動を引き起こすため、寸法誤差を極力小さくする必要がある。
この発明の目的は、鋳造品であるハウジングを、鋳造時に生じる寸法誤差が小さく、かつ安価に鋳造できる車輪用軸受装置およびそのハウジングの鋳造方法を提供することである。
この発明にかかる車輪用軸受装置は、転がり軸受と、この転がり軸受の外輪が内周に嵌合した環状の車輪取付用ハウジングとを備えた車輪用軸受装置であって、前記ハウジングは、砂型からなる鋳型で鋳造された鋳造品であり、前記鋳型における前記ハウジングの最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻で覆って鋳造したものであることを特徴とする。シェル鋳型は、シェルモールド法で成型焼成した鋳型のことである。
シェル鋳型は、粘着剤でコーティングされた砂を金型に充填して焼結したものであり、生砂で成形された鋳型に比べて強度が数十倍高く、鋳造時に変形しないという特長を有する。このため、最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻で覆って鋳造することにより、最終の製品状態で機械加工されない箇所の寸法精度を向上させられる。鋳型全体をシェル鋳型とすることも可能であるが、最終の製品状態で機械加工される箇所は、鋳造完了段階で多少の寸法誤差があっても、後の機械加工により寸法誤差を解消できるので、敢えて鋳型全体に高価なシェル鋳型を用いる必要はない。このように、シェル鋳型を必要箇所にだけ用いることにより、ハウジングのコストダウンが図れる。
この発明において、前記ハウジングは球状黒鉛鋳鉄製とすることができる。
球状黒鉛鋳鉄は、引張り強さ、伸び、粘り強さ(靭性)に優れ、自動車部品に多く使用されているが、前記鋳型でハウジングを鋳造する場合にも球状黒鉛鋳鉄を好適に使用することができる。
前記外殻は、前記鋳型における前記ハウジングの外周面に対向する面を覆うものとすることができる。
アクスルユニットのハウジングでは、外周面は機械加工されず鋳肌のままであることが多い。したがって、鋳型におけるハウジングの外周面に対向する面を外殻で覆えば、シェル鋳型を用いる効果が発揮できる。
前記ハウジングの外周に車輪取付用のフランジを有する構成とすることができる。
ハウジングの外周に車輪取付用のフランジを有する構成、有しない構成のいずれにも、この発明を適用できる。
前記ハウジングは、中心軸方向の一方側へいくほど肉厚が厚い形状であり、このハウジングの鋳型に溶湯を注入する状態で、ハウジングの肉厚の厚い側が上になるように前記鋳型を設置して鋳造するのがよい。
ハウジングの材料としては球状黒鉛鋳鉄が多く使用されるが、この球状黒鉛鋳鉄は、凝固時にマッシー凝固という特殊な過程を経るため、ねずみ鋳鉄に比べて凝固収縮によるひけ巣が出来やすい。ひけ巣が出来ると、製品の強度低下を招く。一般的に、鋳型に注入された溶湯は、肉厚の厚い箇所で最終凝固が生じる。ハウジングの肉厚の厚い側が上になるように鋳型を設置して鋳造することにより、最終凝固部位への溶湯補給を最後まで行うことができ、ひけ巣の発生を効果的に防げる。
また、前記鋳型は、前記ハウジングとなるキャビティと、このキャビティの上部に連通する押し湯用の湯溜まり部とを有するものとすることができる。
キャビティの上部に連通する押し湯用の湯溜まり部が設けられていると、溶湯の注入が終わった後も、湯溜まり部に溜まった溶湯によりキャビティ上部への溶湯の補給が継続されるため、ひけ巣の発生をより一層効果的に防げる。
この発明にかかる車輪用軸受装置のハウジングの鋳造方法は、転がり軸受と、この転がり軸受の外輪が内周に嵌合した環状の車輪取付用ハウジングとを備えた車輪用軸受装置のハウジングの鋳造方法であって、砂型からなる鋳型を用い、この鋳型における前記ハウジングの最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻で覆って鋳造することを特徴とする。
シェル鋳型は、粘着剤でコーティングされた砂を金型に充填して焼結したものであり、生砂で成形された鋳型に比べて強度が数十倍高く、鋳造時に変形しないという特長を有する。このため、最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻で覆って鋳造することにより、最終の製品状態で機械加工されない箇所の寸法精度を向上させられる。鋳型全体をシェル鋳型とすることも可能であるが、最終の製品状態で機械加工される箇所は、鋳造完了段階で多少の寸法誤差があっても、後の機械加工により寸法誤差を解消できるので、敢えて鋳型全体に高価なシェル鋳型を用いる必要はない。このように、シェル鋳型を必要箇所にだけ用いることにより、ハウジングのコストダウンが図れる。
この発明の車輪用軸受装置は、転がり軸受と、この転がり軸受の外輪が内周に嵌合した環状の車輪取付用ハウジングとを備えた車輪用軸受装置であって、前記ハウジングは、生砂鋳型とシェル鋳型を組み合わせた鋳型で鋳造された鋳造品であり、最終の製品状態で機械加工されない箇所の表面を前記シェル鋳型で覆って鋳造したものであるため、ハウジングを鋳造時に生じる寸法誤差が小さく、かつ安価に鋳造できる。
また、この発明の車輪用軸受装置のハウジングの鋳造方法は、転がり軸受と、この転がり軸受の外輪が内周に嵌合した環状の車輪取付用ハウジングとを備えた車輪用軸受装置のハウジングの鋳造方法であって、砂型からなる鋳型を用い、この鋳型における前記ハウジングの最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻で覆って鋳造するため、ハウジングを鋳造時に生じる寸法誤差が小さく、かつ安価に鋳造できる。
この発明の実施形態を図1と共に説明する。この実施形態の車輪用軸受装置1は、外輪回転タイプで、例えばトラック、バス等の従動輪用アクスルユニットに適用されるものである。なお、この明細書において、車両に取付けた状態で車両の車幅方向の外側寄りとなる側をアウトボード側と呼び、車両の中央寄りとなる側をインボード側と呼ぶ。
この車輪用軸受装置1は、転がり軸受2と、この転がり軸受2の外周に嵌合するハウジング7とからなる。転がり軸受2は、外周面に軌道面3aを有する一対の内輪3と、この一対の内輪3の軌道面3aに対向する複列の軌道面4aを内周面に有する外輪4と、これら内外輪3,4間に組み込まれた複列の転動体5とを備えている。この実施形態の場合、転動体5は円すいころであって、円すいころ軸受として構成されている。転動体5である複列の円すいころは、背面組合せで配列され、各列毎に保持器6で保持されている。内輪3と外輪4間の軸受空間の両端は、シール8,9によりそれぞれ密封されている。
ハウジング7は環状の部材であり、その内周面11は、前記外輪4が圧入される圧入面部11aと、この圧入面部11aに段差部11bを介してアウトボード側へ続き前記圧入面部11aよりも小径な内側突出部11cとからなる段付き円筒面状に形成されている。ハウジング7のアウトボード側の端面における周方向複数箇所に、車輪取付用のボルト孔12が設けられている。ハウジング7は、全体的に、中心軸方向の一方側すなわちアウトボード側へいくほど肉厚が厚い形状とされている。
転がり軸受2は、その外輪4をハウジング7の内周面圧入面部11aにインボード側から圧入することにより、ハウジング7に組み込まれる。組み込んだ後、ハウジング7の内周に形成された環状の止め輪溝13に止め輪14が嵌め込まれる。転がり軸受2をハウジング7に組込んだ状態では、外輪4は、そのアウトボード側の端面がハウジング7の内周面段差部11bに当接して、アウトボード側への移動が規制され、かつインボード側の端面が止め輪14に当接して抜け止めされる。
ハウジング7は鋳造により製作される。ハウジング7の材料としては、例えば球状黒鉛鋳鉄を用いることができる。球状黒鉛鋳鉄は、引張り強さ、伸び、粘り強さ(靭性)に優れる。球状黒鉛鋳鉄を用いる場合、硬さがHB130〜330、材料疲労強度が200MPa以上とすることが望ましい。球状黒鉛鋳鉄以外では、低、中炭素鋼やその他の鋳鉄を用いることができる。
図2はハウジング7を鋳造する鋳型の断面図である。鋳型40は、上型41と下型42と中子43とでなる。また、下型42は、下型本体42aと、この下型本体42aの内周面から底面にかけての範囲を覆うシェル外殻42bとでなる。上型41および下型本体42aは、生砂で成形されている。シェル外殻42bは、シェル鋳型でできている。シェル鋳型は、シェルモールド法で成型焼成した鋳型のことである。シェル鋳型は、粘着剤でコーティングされた砂を金型に充填して所定の形状に焼結したものであり、生砂で成形された鋳型に比べて強度が数十倍高く、鋳造時に変形しないという特長を有する。シェル外殻42bの内面で囲まれた凹部44に中子43が配置されており、シェル外殻42bと中子43間にキャビティ45が形成されている。正確には、キャビティ45は、外周側と下側がシェル外殻42b、内周側が中子43、上側が上型41によりそれぞれ覆われており、ハウジング7のアウトボード側すなわち肉厚の厚い側を上にしてある。
また、キャビティ45から径方向に離れた位置に、上型41から下型42にかけて押し湯用の湯溜まり部47が設けられている。湯溜まり部47の大部分は上型41に位置している。この湯溜まり部47は、キャビティ45の上端面外周部と、堰48を介して連通している。堰48は上型41と下型42間に形成されている。
この鋳型40は、ハウジング7の軸方向が上下方向を向くように環状であるキャビティ45が成形されているため、キャビティ45の周方向の各部に溶湯が均等に回りやすい。ハウジング7の肉厚の厚い側が上にしてキャビティ45が設けられているので、鋳鉄が液体から固体へ凝固する際の体積減少による空洞がキャビティ45の上部に発生する。この空洞には、溶湯の注入が終わった後も、湯溜まり部47の溶湯が堰48を通って継続して補給される。そのため、最終凝固部位への溶湯補給を最後まで行うことができ、ひけ巣の発生を効果的に防げる。ハウジングの材料としては多く使用される球状黒鉛鋳鉄は、凝固時にマッシー凝固という特殊な過程を経るため、ねずみ鋳鉄に比べて凝固収縮によるひけ巣が出来やすいとされているが、この構成の鋳型40によれば、球状黒鉛鋳鉄を用いた場合でも、ひけ巣の発生を防ぐことができる。
上記鋳型40で鋳造されたハウジング7は、最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面をシェル外殻42bで覆って鋳造されるため、最終の製品状態で機械加工されない箇所の寸法精度を向上させられる。この実施形態の場合、最終の製品状態で機械加工されない箇所は、ハウジング7の外周面における図2で一点鎖線46で示す部分である。
鋳型全体をシェル鋳型とすることも可能であるが、最終の製品状態で機械加工される箇所、すなわちハウジング7の内周面およびアウトボード側の端面は、鋳造完了段階で多少の寸法誤差があっても、後の機械加工により寸法誤差を解消できるので、敢えて鋳型全体に高価なシェル鋳型を用いる必要はない。このように、シェル鋳型を必要箇所にだけ用いることにより、ハウジング7のコストダウンが図れる。
なお、鋳造後、ハウジング7の内外周面および端面を機械加工する場合は、図3に示すように、シェル外殻を有しない生砂だけで成形された下型42を使用して鋳造することもできる。
図4は異なる実施形態を示す。この実施形態の車輪用軸受装置1は、外輪回転タイプで、例えばトラック、バス等の駆動輪用アクスルユニットに適用される。この実施形態が前記実施形態と異なる点は、ハウジング7の外周に車輪およびブレーキロータ取付用のフランジ21を有することである。フランジ21には、周方向の複数箇所にボルト挿通孔22が設けられており、フランジ21の両側に配した車輪(図示せず)およびブレーキロータ(図示せず)を、ボルト挿通孔22に挿通したボルト(図示せず)により、フランジ21に結合するようになっている。ハウジング7のアウトボード側の端面に設けたボルト孔23は、車軸結合用である。なお、車軸(図示せず)は、内輪3の内周に嵌合する筒軸(図示せず)の内周部に、回転自在に挿通される。
この実施形態の車輪用軸受装置1のハウジング7についても、前記実施形態の場合とほぼ同様の方法で鋳造することができる。
上記各実施形態では第1世代タイプの車輪用軸受装置としたが、この発明は単列ころ軸受タイプの車輪用軸受装置にも適用できる。
また、上記各実施形態では、転がり軸受2を円すいころ軸受型としているが、アンギュラ玉軸受等の玉軸受型としてもよい。
この発明の実施形態にかかる車輪用軸受装置の断面図である。 同車輪用軸受装置のハウジングの鋳造に用いる鋳型の断面図である。 異なる鋳型の断面図である。 この発明の異なる実施形態にかかる車輪用軸受装置の断面図である。 従来のアクスルユニットの断面図である。
符号の説明
1…車輪用軸受装置
2…転がり軸受
3…内輪
4…外輪
7…ハウジング
21…フランジ
40…鋳型
41…上型
42…下型
42b…シェル外殻
43…中子
45…キャビティ
47…湯溜まり部

Claims (7)

  1. 転がり軸受と、この転がり軸受の外輪が内周に嵌合した環状の車輪取付用ハウジングとを備えた車輪用軸受装置であって、前記ハウジングは、砂型からなる鋳型で鋳造された鋳造品であり、前記鋳型における前記ハウジングの最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻で覆って鋳造したものであることを特徴とする車輪用軸受装置。
  2. 請求項1において、前記ハウジングは球状黒鉛鋳鉄からなる車輪用軸受装置。
  3. 請求項1または請求項2において、前記外殻は、前記鋳型における前記ハウジングの外周面に対向する面を覆うものである車輪用軸受装置。
  4. 請求項1または請求項2において、前記ハウジングの外周に車輪取付用のフランジを有する車輪用軸受装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項において、前記ハウジングは、中心軸方向の一方側へいくほど肉厚が厚い形状であり、このハウジングの鋳型に溶湯を注入する状態で、ハウジングの肉厚の厚い側が上になるように前記鋳型を設置して鋳造したものである車輪用軸受装置。
  6. 請求項1ないし請求項5において、前記鋳型は、前記ハウジングとなるキャビティと、このキャビティの上部に連通する押し湯用の湯溜まり部とを有する車輪用軸受装置。
  7. 転がり軸受と、この転がり軸受の外輪が内周に嵌合した環状の車輪取付用ハウジングとを備えた車輪用軸受装置のハウジングの鋳造方法であって、砂型からなる鋳型を用い、この鋳型における前記ハウジングの最終の製品状態で機械加工されない箇所に対向する面を、シェル鋳型でできた外殻で覆って鋳造することを特徴とする車輪用軸受装置のハウジングの鋳造方法。
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