JP4852911B2 - 車輪用転がり軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は車輪用転がり軸受装置(以下、単に軸受装置ともいう)に関する。
車輪を車体に支持するのに用いられる転がり軸受装置は、一般に、外輪部材と、この外輪部材の径方向内側に転動体を介して配設された内輪部材とを備えている。かかる軸受装置のうち、前記内輪部材が、その外周に車輪取付用フランジが形成された内軸(ハブ軸)と、この内軸の一端外周面に嵌合される内輪構成部材とからなるものにあっては、静的及び動的な強度を確保するために、前記内軸をS55C等の鍛造品(熱間鍛造品)で作製している。しかしながら、従来の内軸は中実断面であり、前述した静的及び動的な強度は確保できるものの、重量が大きくなり、製品の軽量化の点において不利であった。
そこで、本出願人は、さきに熱間鍛造に起因する問題(設備費が高くつき、また製品の加工精度が低いので旋削や研磨等の後加工が必要である)を解消するとともに、軽量化を図ることができる軸受装置を提案した(特許文献1参照)。
この軸受装置は、図5に示されるように、内軸30が冷間鍛造等によって中空円筒状に形成されており、これにより熱間鍛造に起因する問題を解消するとともに軽量化を図ることができる。なお、図5において、31は、ブレーキディスク32及びタイヤホイール33を車輪取付用フランジ34に取り付ける際にガイドとなるガイド部材であり、内軸30の一端のかしめ部30aを覆うように設けられている。
特開2003−294031号公報
しかしながら、特許文献1記載の軸受装置は、加工精度の向上及び軽量化を実現することができるが、内軸が中空であるので、当該軸受装置に対して上下方向(車体の上下方向。図5において上下方向)又は前後方向(車体の前後方向。図5において紙面垂直方向)に大きな荷重が作用した場合に、応力が集中する箇所Cの肉厚が不足して軸受装置が損傷する惧れがある。
本発明は、このような従来技術にさらに改良を加え、加工精度の向上及び軽量化を実現しつつ、必要な静的及び動的強度を確保することができる軸受装置を提供することを目的としている。
本発明の軸受装置は、外輪部材と、この外輪部材に対して径方向内側で同心に配設される、内軸及び内輪構成部材からなる内輪部材と、前記外輪部材と内輪部材との間に設けられる転動体とを備え、前記内輪構成部材は、前記内軸の挿入が可能な中心孔を有し、且つ前記内輪構成部材の中心孔に挿入される内軸の端部が、前記内輪構成部材の端面にかしめられている車輪用転がり軸受装置であって、
前記内軸は、略筒状の内軸本体と、この内軸本体の内側において軸方向に間隔をあけて配設された一対の壁体とで構成されており、前記内軸本体と一対の壁体とによって囲まれた中空部が形成されていることを特徴とする。
前記一対の壁体は、前記転動体を間に挟んでその軸方向両側に配置されていてもよい。
本発明の軸受装置における内軸は、略筒状の内軸本体内に一対の壁体が配設されており、これら内軸本体と壁体とが協働して、当該軸受装置に作用する荷重に対抗するので、大きな静的及び動的強度を得ることができる。また、内軸本体は、例えば薄板のプレス加工により作製することができるので、加工精度を高めることができるとともに、複雑な形状への対応も容易である。さらに、一対の壁体間は中空であるので、内軸を軽量化することができる。
前記内軸本体の一端付近の外周面には、径方向外方に車輪取付用フランジが突出して形成されており、前記一対の壁体のうち前記車輪取付用フランジ側の壁体と、前記内軸本体と、前記車輪取付用フランジとが一体に形成されているのが好ましい。荷重が作用する部分の構造を一体化することにより、静的及び動的強度を一層高めることができる。このような一体化は、薄板のプレス成形により容易に実現することができる。
前記中空部内に、前記内軸を構成する材料よりも比重小さく、当該内軸の強度を高めるための材料を充填することができる。かかる構成を採用することで、一定の軽量化を図りつつ内軸の静的及び動的強度をさらに高めることができる。
前記一対の壁体のうち一方の壁体に貫通孔が形成されており、前記内軸を構成する材料よりも比重の小さい材料が前記貫通孔より中空部内に注入されているのが好ましい。壁体に形成した貫通孔を利用して中空部内に前記比重の小さい材料を注入することにより、簡単に前記中空部内を前記材料で満たすことができる。
前記中空部内に充填される材料を発泡樹脂とすることができる。高強度の発泡樹脂を充填材料として用いると、一定の軽量化を図りつつ内軸の静的及び動的強度をさらに高めることができる。
また、本発明の軸受装置は、外輪部材と、この外輪部材に対して径方向内側で同心に配設される、内軸及び内輪構成部材からなる内輪部材と、前記外輪部材と内輪部材との間に設けられる転動体とを備え、前記内輪構成部材は、前記内軸の挿入が可能な中心孔を有し、且つ前記内輪構成部材の中心孔に挿入される内軸の端部が、前記内輪構成部材の端面にかしめられている車輪用転がり軸受装置であって、
前記内軸は、略筒状の内軸本体を有しており、この内軸本体の内部の中空部に、前記内軸を構成する材料よりも比重小さく、当該内軸の強度を高めるための材料が充填されていることを特徴としている。
この場合も、一定の軽量化を図りつつ内軸の静的及び動的強度を高めることができる。
本発明の軸受装置によれば、加工精度の向上及び軽量化を実現しつつ、必要な静的及び動的強度を確保することができる。
以下、添付図面を参照しつつ、本発明の軸受装置の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る軸受装置の断面説明図である。この軸受装置は、外輪部材1と、この外輪部材1に対して径方向内側で同心に配設される、内軸(ハブ輪)2及び内輪構成部材3からなる内輪部材4と、前記外輪部材1と内輪部材4との間に設けられる、転動体であるボール5とを備えている。より詳細には、前記内輪構成部材3は、前記内軸2の挿入が可能な中心孔3aを有しており、当該内輪構成部材3の中心孔3aに挿入される内軸2の端部2aは、中空の円筒状に形成されており、揺動かしめ機等で前記内輪構成部材3の端面にかしめられている。内軸2及び内輪構成部材3のそれぞれの外周には断面円弧状の軌道面6が形成されており、また、外輪を構成する前記外輪部材1の内周面には、前記軌道面6に対向する断面円弧状の軌道面7が形成されている。そして、前記複列の軌道面6、7間にボール5が介在している。
また、内軸2の一端の外周には車輪取付用フランジ8が径方向外方に突出して形成されるとともに、外輪部材1の外周には車体取付用フランジ9が径方向外方に突出して形成されている。なお、10は、ボール5を所定間隔で保持するための保持器、11は、外輪部材1と内輪部材4との間の環状空間を密封するためのシールである。また、12は、車輪取付用フランジ8をホイール等の車輪側部材に取り付けるためのボルトであり、13は、鉄等の金属をプレス成形することで作製された有底短円筒形状のカバーであり、このカバー13は外輪部材1の端部内周面に嵌め込まれている。なお、本実施の形態では、内軸1の外周に車輪取付用フランジ8が形成されているが、この車輪取付用フランジ8は、図5に示されるような内軸の外周に形成することもできる。さらに、外輪部材が回転するタイプの軸受装置においては、当該外輪部材の外周に形成され、本発明において、その形成箇所は特に限定されるものではない。
前記内軸2は、略筒状の内軸本体2bと、この内軸本体2bの内側において軸方向に沿って配設された一対の壁体2c、2dとで構成されており、前記内軸本体2bと一対の壁体2c、2dとによって中空部14が形成されている。このように、略筒状の内軸本体2b内に一対の壁体2c、2dを配設し、これら壁体2c、2dと内軸本体2bとを協働させて、軸受装置に作用する荷重に対抗させることで、大きな静的及び動的強度を得ることができる。また、中空部14を形成することで、内軸2の軽量化を図ることができる。
前記内軸本体2bは、薄板をプレス加工したり、機械構造用炭素鋼(S55C)を冷間鍛造することにより作製することができるが、より高い加工精度が得られるとともに、複雑な形状にも容易に対応することができるという点より、薄板のプレス加工により作製するのが好ましい。
本実施の形態では、前記一対の壁体2c、2dのうち、前記車輪取付用フランジ8側の壁体2cと、前記内軸本体2bと、前記車輪取付用フランジ8とが一体に形成されており、荷重が作用する部分(図1のS参照。車輪取付用フランジ8を介して軸受装置に上下荷重又は前後荷重が作用した場合、車輪取付用フランジ8側のボール5を支点として、図1においてSで示される付近に応力が集中する)の構造が一体化されているので、内軸2、つまりは軸受装置の静的及び動的強度を一層高めることができる。前記一対の壁体2c、2dのうち、カバー13側の壁体2dは、前記内軸本体2bとは別体で作製されており、内軸本体2b内の所定位置まで挿入された後に溶接等によって当該内軸本体2bの内周面に固定されている。
壁体2cの厚さは、本発明において特に限定されるものではないが、厚くしすぎると軽量化の効果が小さくなり、また薄くしすぎると十分な強度が得られないことより、本実施の形態では、内軸本体2bの壁厚と同程度にされている。また、壁体2c、2dの位置であるが、車両アウタ側(図1において左側)の壁体2cは車両アウタ側のボール5よりもややアウタ側に、車両インナ側(図1において右側)の壁体2dは車両インナ側のボール5よりもややインナ側にそれぞれ配置されている。できるだけ中空部14を大きくとるとともに、前記荷重が作用する部分Sの強度を高めるためである。
内軸本体2bと一対の壁体2c、2dとによって形成される中空部14内は、単なる空間としておいてもよいが、前記内軸2を構成する材料よりも比重の小さい充填材料16を充填してもよい。内軸2を構成する材料よりも比重の小さい充填材料16を中空部14内に充填することで、一定の軽量化を図りつつ内軸2の静的及び動的強度をさらに高めることができる。この場合に、一方の壁体2dに貫通孔15を形成し、この壁体2dを内軸本体2b内に固定した後に前記貫通孔15より中空部14内に前記充填材料16を注入することができる。この方法により、簡単に前記中空部14内に前記充填材料16を充填することができる。
中空部14内に充填することができる充填材料16の例としては、例えばアルミニウム等の金属や、発泡ウレタン、ABS樹脂等の発泡樹脂や、エポキシ樹脂、フェノール樹脂等を挙げることができる。これらのうち、発泡倍率が10〜20程度の発泡樹脂は、重量が小さい割には、比較的大きな強度が得られるので、一定の軽量化を図りつつ内軸2の静的及び動的強度をさらに高めることができるという点より好ましい。また、種々の発泡樹脂のうち、発泡ウレタンは、相手部材に対する自己接着力が高いという利点がある。
なお、前述した実施の形態では、一対の壁体2c、2dのうち、車輪取付用フランジ8側の壁体2cと、内軸本体2bとを一体に形成しているが、前記壁体2cを、壁体2dと同様に内軸本体2bとは別体で作製し、当該内軸本体2b内に挿入、固定することもできる。
図2は、本発明の第2の実施の形態に係る軸受装置の断面説明図である。なお、第1の実施の形態と同一の構成に関しては符号を同一として、その説明を省略する。
本実施の形態においては、第1の実施の形態における一対の壁体2c、2dのうち、壁体2dを省略し、壁体2cと内軸本体2bとによって形成される中空部14に充填材料16が充填されている。この充填材料16としては、第1の実施の形態と同様の材料を使用することができる。このような本実施の形態によれば、一方の壁体2dを省略することにより、より構造を簡略化して軽量化することができる。
図3は、本発明の第3の実施の形態に係る軸受装置の断面説明図である。本実施の形態は、図2に示される実施の形態の考え方を、図5に示される従来の軸受装置に適用したものである。
外輪部材6は、外周部に車体側のナックル等に固定されるフランジ部27を備え、内周部に複列の外輪側軌道面を備えている。また、内輪部材40は、内輪構成部材20と内軸21とから構成されている。
前記内輪構成部材20は、外周部に内輪軌道面を備え、内周部に貫通孔20bを備えた円筒状に形成されるとともに、軸方向アウタ側(図3において左側)に外径が小さい小径円筒部20cを備えている。なお、内輪構成部材20は、熱間鍛造の他、冷間鍛造やプレス加工によって形成してもよい。
内軸21は、略円筒形状に形成され外周部に内輪軌道面を有する内軸本体21aと、この内軸本体21aの径方向外方に拡がりブレーキディスク22とホイール23がボルト24とナット(図示せず)により固定されるハブフランジ部21bとを備えている。また、内軸21は、内輪構成部材0の小径円筒部20cの外周部に嵌合され、当該小径円筒部20cの軸方向車両アウタ側端部20aをかしめることにより、内輪構成部材20に固定される。なお、内軸1も、熱間鍛造の他、冷間鍛造やプレス加工によって形成してもよい。
外輪部材26の外輪側軌道面と、内輪構成部材20の内輪側軌道面及び内軸1の内輪側軌道面との間には、転動体として複数の玉25が転動可能に配列されている。
ガイド部材29は、ブレーキディスク22とホイール23を取り付ける際の案内部材である。ガイド部材29は、金属板をプレス加工することにより形成されており、中心部に円筒部29aを備え、この円筒部29aは内輪構成部材20の貫通孔20b内に圧入嵌合されている。
カバー50は、外輪部材26の車両インナ側(図3において右側)端部に嵌合固定され、外輪部材26の開口部を覆っている。
本実施の形態では、前記内輪構成部材20の貫通孔20bとガイド部材29の円筒部29aの内部に、前記実施の形態と同様の充填材料16を充填している。
このような構成により、本実施の形態では、充填材料16により補強されるので、内輪構成部材20と内軸21の径方向の厚さを小さくしても、強度の高い車輪用転がり軸受装置を得ることができる。
図4は、本発明の第4の実施の形態に係る軸受装置の断面説明図である。
本実施の形態は、基本的には図2と同様の車輪用転がり軸受装置であるが、内軸本体2bに軸方向に貫通する貫通孔2eを形成した点が異なっている。この貫通孔2e内部を中空部14として、その内部に充填材料16を充填している。これにより、本実施の形態では、図1や図2に示される実施の形態よりも軽量化することが可能である。また、壁体を形成する必要がないので、内軸本体の製造も容易である。
なお、本実施の形態における、貫通孔2e内への充填材料16の充填方法としては、貫通孔2eの何れか一方の開口部を治具で一時的に塞ぎ、その後、前記貫通孔2e内に充填材料16を充填し、充填材料16が固まった後、治具を除去する方法をあげることができる。
本発明の軸受装置の第1の実施の形態の断面説明図である。 本発明の軸受装置の第2の実施の形態の断面説明図である。 本発明の軸受装置の第3の実施の形態の断面説明図である。 本発明の軸受装置の第4の実施の形態の断面説明図である。 従来の軸受装置の断面説明図である。
符号の説明
1外輪部材
2内軸
2b内軸本体
2c、2d壁体
3内輪構成部材
4内輪部材
5ボール(転動体)
14中空部
15貫通孔
16充填材料

Claims (7)

  1. 外輪部材と、この外輪部材に対して径方向内側で同心に配設される、内軸及び内輪構成部材からなる内輪部材と、前記外輪部材と内輪部材との間に設けられる転動体とを備え、前記内輪構成部材は、前記内軸の挿入が可能な中心孔を有し、且つ前記内輪構成部材の中心孔に挿入される内軸の端部が、前記内輪構成部材の端面にかしめられている車輪用転がり軸受装置であって、
    前記内軸は、略筒状の内軸本体と、この内軸本体の内側において軸方向に間隔をあけて配設された一対の壁体とで構成されており、前記内軸本体と一対の壁体とによって囲まれた中空部が形成されていることを特徴とする車輪用転がり軸受装置。
  2. 前記一対の壁体が、前記転動体を間に挟んでその軸方向両側に配置されている請求項1に記載の車輪用転がり軸受装置。
  3. 前記内軸本体の一端付近の外周面には、径方向外方に車輪取付用フランジが突出して形成されており、前記一対の壁体のうち前記車輪取付用フランジ側の壁体と、前記内軸本体と、前記車輪取付用フランジとが一体に形成されている請求項1〜2のいずれかに記載の車輪用転がり軸受装置。
  4. 前記中空部内に、前記内軸を構成する材料よりも比重が小さく、当該内軸の強度を高めるための材料が充填されている請求項1〜3のいずれかに記載の車輪用転がり軸受装置。
  5. 前記一対の壁体のうち一方の壁体に貫通孔が形成されており、前記内軸を構成する材料よりも比重の小さい材料が前記貫通孔より中空部内に注入されてなる請求項に記載の車輪用転がり軸受装置。
  6. 前記中空部内に充填される材料が発泡樹脂である請求項4〜5のいずれかに記載の車輪用転がり軸受装置。
  7. 外輪部材と、この外輪部材に対して径方向内側で同心に配設される、内軸及び内輪構成部材からなる内輪部材と、前記外輪部材と内輪部材との間に設けられる転動体とを備え、前記内輪構成部材は、前記内軸の挿入が可能な中心孔を有し、且つ前記内輪構成部材の中心孔に挿入される内軸の端部が、前記内輪構成部材の端面にかしめられている車輪用転がり軸受装置であって、
    前記内軸は、略筒状の内軸本体を有しており、この内軸本体の内部の中空部に、前記内軸を構成する材料よりも比重が小さく、当該内軸の強度を高めるための材料が充填されていることを特徴とする車輪用転がり軸受装置。
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JP2007333082A (ja) 車輪用軸受装置

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