JP2010013950A - ポンプ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】支軸とボス部との間に生じたバリが脱落されることを防止するこができるポンプ構造を得る。
【解決手段】流体ポンプ10では、一端側でインペラ26を回転可能に支持するシャフト42の他端側が、インサート成形によって樹脂製のシャフト支持ボス40に固定されている。シャフト支持ボス40の軸方向端面には、インペラ26の回転に伴って回転するワッシャ46が摺動可能に接触している。シャフト支持ボス40におけるシャフト42との境界部の軸線方向端部は、バリ逃がし構造60によって、ワッシャ46と接触する接触面に対し軸線方向にオフセットされている。
【選択図】図1
【解決手段】流体ポンプ10では、一端側でインペラ26を回転可能に支持するシャフト42の他端側が、インサート成形によって樹脂製のシャフト支持ボス40に固定されている。シャフト支持ボス40の軸方向端面には、インペラ26の回転に伴って回転するワッシャ46が摺動可能に接触している。シャフト支持ボス40におけるシャフト42との境界部の軸線方向端部は、バリ逃がし構造60によって、ワッシャ46と接触する接触面に対し軸線方向にオフセットされている。
【選択図】図1
Description
本発明は、ポンプ室内でインペラが支軸に支持されたポンプ構造に関する。
モータ側ケースとポンプ側ケースとの間に形成されたポンプ室内で、モータ側ケースに形成されたボス部に固定された支軸によってインペラが回転可能に支持された流体ポンプが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−81736号公報
ところで、上記の如き従来の技術において、インサート成形によって支軸をボス部に固定する場合、該支軸とボス部との間にバリが生じる可能性があり、このバリ対策が望まれる。
本発明は上記事実を考慮して、支軸とボス部との間に生じたバリが脱落されることを防止するこができるポンプ構造を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係るポンプ構造は、一端側でインペラを回転可能に支持する支軸の他端側がインサート成形によって固定されると共に、前記インペラ側の端面が該インペラの回転に伴って回転し得る部材との接触面とされた樹脂製のボス部と、前記ボス部における前記支軸との境界部分の軸線方向端部を、前記接触面に対し軸線方向にオフセットさせることで構成されたバリ逃がし構造と、を備えている。
請求項1記載のポンプ構造では、支軸に支持されたインペラが回転すると、ボス部の接触面に接触した部材が、ボス部(接触面)に対し、又はボス部及びインペラの双方に対し相対回転を生じる。
ところで、樹脂製のボス部に支軸がインサート成形された構造では、ボス部と支軸との境界部に樹脂のバリが形成される場合がある。ここで、本ポンプ構造では、バリ逃がし構造を有するため、換言すれば、ボス部と支軸との境界部の軸線方向端部すなわちバリが発生し得る部位が、該ボス部の接触面に対し軸線方向にオフセットされているため、仮に樹脂成形の際にバリが生じても、このバリがボス部の接触面と接触しつつ相対回転(摺動)する部材によって剥ぎ取られることが効果的に防止又は抑制される。これにより、剥ぎ取られたバリが異物としてポンプ室内に浮遊することが防止又は抑制される。
このように、請求項1記載のポンプ構造では、支軸とボス部との間に生じたバリが脱落されることを防止するこができる。
請求項2記載の発明に係るポンプ構造は、請求項1記載のポンプ構造において、前記バリ逃がし構造は、前記ボス部における前記支軸との境界部分を含む一部を、前記接触面に対し前記インペラ側と反対側に凹ませて構成されている。
請求項2記載のポンプ構造では、バリの発生し得る部位が、ボス部の端面(接触面)においてインペラ側を向いて開口した凹部内に配置されることで、バリ逃がし構造が構成されている。このため、本ポンプ構造では、ボスと相対回転するインペラに対し離間する側にバリの発生し得る部位が配置されるので、樹脂成形に伴って発生したバリが剥ぎ取られることが一層効果的に防止又は抑制される。
請求項3記載の発明に係るポンプ構造は、請求項1又は請求項2記載のポンプ構造において、前記凹部は、前記インペラの回転に伴って回転し得る部材は、該インペラと前記接触面との間に配置されたワッシャ部材である。
請求項3記載のポンプ構造では、インペラの回転に伴ってワッシャ部材がボス部の接触面と摺動する。このようなワッシャ部材をボス部とインペラとの間に設けることで、バリ逃がし構造を有しない構成では、ワッシャ部材にてバリが剥ぎ取られることが懸念されるが、本ポンプ構造では、ワッシャ部材によりバリが剥ぎ取られることが効果的に防止又は抑制される。
本発明の実施形態に係るポンプ構造が適用されたポンプ装置としての流体ポンプ10について、図1〜図3に基づいて説明する。先ず、流体ポンプ10の全体構成について説明し、次いで、本発明の要部であるバリ逃がし構造について説明することとする。
(流体ポンプの全体構成)
図1には、流体ポンプ10の概略全体構成が側面断面図にて示されている。この図に示される如く、流体ポンプ10は、モータ軸線方向に並んで配置されたポンプ部12と、モータ部14とを備えている。
図1には、流体ポンプ10の概略全体構成が側面断面図にて示されている。この図に示される如く、流体ポンプ10は、モータ軸線方向に並んで配置されたポンプ部12と、モータ部14とを備えている。
ポンプ部12は、ケース部材としてのケーシング16を有している。ケーシング16は、有底円筒状を成す大径部16Aの底部に有底円筒状の小径部16Bが同軸的に連結された如き略段付き円筒状に形成されている。このケーシング16は、大径部16Aの開口端が後述するポンプボディ30に閉止されるようになっており、その内部空間はポンプ室18とされている。
また、ケーシング16には、小径部16B(内の空間)の底側部分から接線方向に沿って突出された吸込口(サクション)20と、大径部16A内のポンプ室18から接線方向に沿って突出された吐出口ディスチャージ)22とが設けられている。この吸入口20と吐出口22とは、ポンプ室18を介して互いに連通されている。
ポンプ室18における大径部16Aの内側部分には、複数の羽根24を有して構成されたインペラ26が、自軸回りに回転可能に配置されている。インペラ26は、所定方向への回転に伴って吸入口20より流体を吸入すると共にポンプ室18の流体を径方向外側に搬送して吐出口22から外部に吐出(圧送)するように構成されている。
このインペラ26は、後述するポンプボディ30のシャフト支持ボス40に固定されたシャフト42によって、回転自在に軸支されている。具体的には、シャフト支持ボス40は、一端側でインペラ26を回転自在に軸支するための支軸としてのシャフト42の他端側を固定的に保持(支持)している。インペラ26は、すべり軸受44を介してシャフト支持ボス40に同軸的かつ相対回転可能に支持されている。この実施形態では、シャフト支持ボス40の先端とすべり軸受44との間には、本発明におけるワッシャ部材としてのワッシャ46が介在している。
また、ポンプ室18内では、ケーシング16に設けられたインペラ保持ボス部54によって、インペラ26のシャフト42からの脱落が防止されている。具体的には、図1に示される如く、インペラ保持ボス部54は、ケーシング16における小径部16Bを構成する底板部56からポンプ室18(大径部16A)内に向けて、シャフト42と同軸的に突出されている。このインペラ保持ボス部54は、その軸心部が空胴55とされた中空構造として構成されており、少なくとも先端側の一部(開口端部)には、内径がシャフト42の外径よりも大径とされたシャフト逃がし部54Aを有する。
このインペラ保持ボス部54は、シャフト逃がし部54A内にシャフト42の先端を入り込ませた状態で、該シャフト逃がし部54Aを囲む環状壁部54Bがインペラ26(すべり軸受44)に所定間隔で対峙又は接触することで、インペラ26のシャフト42に対する抜け止めを行っている。なお、この実施形態では、すべり軸受44の端面と環状壁部54Bとの間にワッシャ58が介在しており、環状壁部54Bは、すべり軸受44に微小間隔で対峙又は接触するワッシャ58に対して、所定間隔で対峙又は接触する構成とされている。
モータ部14は、ステータ28と、ケース部材としてのポンプボディ30と、ハウジング32と、ロータ34と、制御回路36とを主要部として構成されている。ポンプボディ30は、ポンプ部12側と反対側に開口する有底円筒状を成す大径部30Aと、大径部30Aの底板部を貫通してポンプ部12側に開口する有底円筒状を成す小径部30Bとが同軸的かつ一体に設けられた略二重円筒状に形成されている。このポンプボディ30は、大径部30Aの開口端から径方向外向きに延設されたフランジ部30Cにおいて、ケーシング16における大径部16Aの開口端から径方向外向きに延設されたフランジ部16Cに、図示しない締結手段等やスナップフィット等の係合手段等によって接合されている。
これにより、上記したポンプ室18は、ケーシング16とポンプボディ30とで囲まれて構成されているものと捉えることができ、このポンプ室18は、ポンプボディ30の小径部30B内に形成されたロータ室38に連通されている。そして、小径部30Bの底板部から、上記した本発明におけるボス部としてのシャフト支持ボス40がポンプ室18に向けて突出されている。
また、ポンプボディ30のロータ室38内には、ロータ34がポンプ部12の軸線回りに回転自在に配設されている。この実施形態では、ロータ34は、ポンプ室18内のインペラ26に固定的(一体的)に設けられており、該インペラ26及びすべり軸受44を介してポンプボディ30に対する相対回転可能にシャフト42に軸支されているものと捉えることができる。
一方、ポンプボディ30の大径部30Aと小径部30Bとの間の空間は、ステータ室48とされている。ポンプボディ30のステータ室48内には、ステータ28が収容されている。ステータ28は、略円環状を成しており、コア、コイル等を一体的に備えている。このステータ28は、その内部に小径部30Bが圧入されることで、ポンプボディ30のステータ室48内に固定的に保持されている。
さらに、ポンプボディ30における大径部30Aの開口端(すなわちポンプボディ30のステータ室48)は、ハウジング32にて閉止されている。ハウジング32は、周方向に沿って複数設けられたスナップフィット部50によって、ポンプボディ30に接合されている。この実施形態では、制御回路36の基板部36Aがハウジング32に保持されており、ポンプボディ30によるハウジング32の接合状態で、制御回路36がポンプボディ30内に位置する構成とされている。
この制御回路36は、ステータ28を構成するコイルと電気的に接続されており、ハウジング32に設けられたコネクタ52を介して接続された図示しない外部制御(電源)装置から出力された制御信号に応じてステータ28のコイルに電流を供給する構成とされている。この流体ポンプ10では、外部制御装置から制御信号が出力されると、ステータ28が回転磁界を発生し、この回転磁界によってロータ34がインペラ26と共に所定方向に回転されるようになっている。このインペラ26の所定方向への回転に伴って、上記した通り吸入口20を通じて外部からポンプ室18へ流体が吸入されると共に、ポンプ室18の流体が吐出口22から外部へ吐出される構成とされている。
以上説明した流体ポンプ10は、例えば、自動車等に搭載される内燃機関の冷却水を循環するためのウォータポンプ等として構成することができる。
(バリ逃がし構造の構成)
流体ポンプ10を構成するシャフト支持ボス40は、図2に示される如く、樹脂製のポンプボディ30に一体に形成されている。この実施形態では、シャフト支持ボス40は、樹脂の射出成形によってポンプボディ30に一体に形成されている。シャフト42は、金属製とされており、インサート成形によって、その他端側(インペラ26の支持側と反対側)がシャフト支持ボス40に固定的に保持されている。このため、シャフト支持ボス40は、シャフト42との境界部Bに対する軸線方向外側(シャフト42の露出面周り)には、インサート成形の際に金型とシャフト42との間に樹脂が入り込むことによりバリが生じる場合がある構成とされている。
流体ポンプ10を構成するシャフト支持ボス40は、図2に示される如く、樹脂製のポンプボディ30に一体に形成されている。この実施形態では、シャフト支持ボス40は、樹脂の射出成形によってポンプボディ30に一体に形成されている。シャフト42は、金属製とされており、インサート成形によって、その他端側(インペラ26の支持側と反対側)がシャフト支持ボス40に固定的に保持されている。このため、シャフト支持ボス40は、シャフト42との境界部Bに対する軸線方向外側(シャフト42の露出面周り)には、インサート成形の際に金型とシャフト42との間に樹脂が入り込むことによりバリが生じる場合がある構成とされている。
また、この実施形態では、すべり軸受44はインペラ26側に固定されており、該インペラ26と共にシャフト42周りに回転する構成とされている。このため、流体ポンプ10では、インペラ26の回転に伴ってワッシャ46が連れ回りする構成とされている。すなわち、ワッシャ46は、インペラ26の回転に伴ってシャフト支持ボス40に対し相対回転する構成とされている。
そして、本流体ポンプ10では、シャフト支持ボス40における自由端側にバリ逃がし構造60が設けられている。具体的には、シャフト支持ボス40の自由端部における軸心側には、ワッシャ46(インペラ26)側に向けて開口する凹部62が形成されている。すなわち、凹部62は、シャフト42を囲む環状溝状に形成されており、内周側の溝壁はシャフト42の外周面にて構成されている。
一方、シャフト支持ボス40における凹部62(バリ逃がし構造60)の径方向外側に位置する端面は、上記したワッシャ46が摺動可能に接触する接触面40Aとされている。したがって、流体ポンプ10では、図3に詳細に示される如く、シャフト支持ボス40におけるシャフト42との境界部Bの軸線方向端部Baの位置が、接触面40Aに対して、シャフト支持ボス40の軸線方向にオフセットされた構成とされている。換言すれば、バリ逃がし構造60は、シャフト42のシャフト支持ボス40(ポンプボディ30)とのインサート成形に伴ってバリが生じ得る領域Abが、凹部62内に配置された構成として把握することができる。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
上記構成の流体ポンプ10では、外部制御装置から制御信号が出力されると、この制御信号に応じた電流が制御回路36からステータ28に供給される。これにより、ロータ34は、インペラ26と共に上記制御信号に応じた速度、トルクで所定方向に回転する。すると、インペラ26の回転によって、吸入口20から流体が吸い込まれると共に吐出口22から流体が吐出される。
この際、ワッシャ46は、インペラ26と共に回転するすべり軸受44に連れ回り、シャフト支持ボス40に対し相対回転する。したがって、シャフト支持ボス40の接触面40Aとワッシャ46との間には摺動が生じる。
ところで、流体ポンプ10を構成する樹脂製のシャフト支持ボス40と金属製のシャフト支持ボス40との境界部Bには、これらシャフト支持ボス40と金属製のシャフト支持ボス40とのインサート成形の際にバリが生じる場合がある。
ここで、本流体ポンプ10では、シャフト支持ボス40のワッシャ46との接触面40A側に端部にバリ逃がし構造60が設けられているため、仮にシャフト42周りの領域Abにバリが生じた場合であっても、このバリにはワッシャ46等から力が加わることがない。すなわち、流体ポンプ10では、シャフト支持ボス40の接触面40Aとワッシャ46との相対回転によってバリが剥ぎ取られることがない。
例えばバリ逃がし構造60を有しない構成では、シャフト支持ボスとシャフトとの境界部に発生したバリがワッシャによって剥ぎ取られ、該バリが異物としてポンプ室18内や内燃機関の冷却系統(循環系統)に浮遊することが懸念される。これに対して流体ポンプ10では、上記の通りバリ逃がし構造60を設けることで、仮にバリが生じた場合でも、該バリが異物として浮遊することが防止又は効果的に抑制される。
このように、本発明の実施形態に係るポンプ構造が適用された流体ポンプ10では、シャフト42とシャフト支持ボス40との間に生じたバリが脱落されることを防止するこができる。
特に、流体ポンプ10では、バリ逃がし構造60が上記した境界部Bの軸線方向端部Baを凹部62内に位置させる構成であるため、バリが発生し得る領域Abをインペラ26、ワッシャ46から離間した位置に配置することができる。このため、バリがワッシャ46により剥ぎ取られることが一層効果的に防止又は抑制される。そして、流体ポンプ10では、上記の通りシャフト支持ボス40の形状の工夫によりバリ逃がし構造60を構成することができるため、一般的な製造設備、成形技術を用いてバリの脱落防止効果を得ることができる。
また、図4に示す比較例に係る構成では、シャフト100が樹脂製のボス部102に対し圧入により固定されている。この比較例では、シャフト100における圧入部分にローレット加工が施されており、圧入後にシャフト100がボス部102から抜けること及びシャフト100がボス部102に対し相対回転することを防止する各機能を果たすようになっている。これらの機能を満たすために、ローレット部100A及びボス部の孔部102Aには厳しい寸法公差を満たすことが要求されており、比較例に係る構成ではコスト低減を図ることが困難である。
これに対して流体ポンプ10では、圧入構造ではなく、ローレット部及びボス部の孔部が不要であるインサート成形を採用しているため、上記比較例との比較で部品加工、検査を容易にすることができ、製造コストの低減を図ることができる。そして、上記の如くバリ逃がし構造60を設けたため、上記した通り、インサート成形を採用する際に懸念されるバリの浮遊物化が防止又は効果的に抑制される。これにより、流体ポンプ10では、製造コストの低減を図りつつ、異物の浮遊防止等についての要求性能を満足することができる。
なお、上記した実施形態では、ワッシャ46がシャフト支持ボス40の接触面40Aと摺動する例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、すべり軸受44の端部(に設けられたフランジ部等でも良い)やインペラ26の端部(に設けられた摺動部等でも良い)が接触面40Aと摺動する構成としても良い。
また、上記した実施形態では、金属製のシャフト42がシャフト支持ボス40にインサート成形された例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、摺動性の良好な樹脂材にて構成されたシャフト42をシャフト支持ボス40にインサート成形する構成としても良い。このような摺動製の良好な樹脂材としては、例えば、ポリプラスチック社製のフォートロン2130A1(PPS−CF30)等を採用することができる。また、摺動性の良好な材料(樹脂)でシャフトとシャフト支持部とを一体成形する構成とすることも可能である。この構成では、バリ逃がし構造を金型の型合わせ部に設定する(凹部62内に型合わせ部が位置するようにする)こととなる。
10・・・流体ポンプ、・・・40シャフト支持ボス(ボス部)、40A ・・・接触面、42・・・シャフト(支軸)、46・・・ワッシャ(インペラの回転によって回転し得る部材、ワッシャ部材)、60・・・バリ逃がし構造、62・・・凹部(バリ逃がし構造)
Claims (3)
- 一端側でインペラを回転可能に支持する支軸の他端側がインサート成形によって固定されると共に、前記インペラ側の端面が該インペラの回転に伴って回転し得る部材との接触面とされた樹脂製のボス部と、
前記ボス部における前記支軸との境界部分の軸線方向端部を、前記接触面に対し軸線方向にオフセットさせることで構成されたバリ逃がし構造と、
を備えたポンプ構造。 - 前記バリ逃がし構造は、前記ボス部における前記支軸との境界部分を含む一部を、前記接触面に対し前記インペラ側と反対側に凹ませて構成されている請求項1記載のポンプ構造。
- 前記インペラの回転に伴って回転し得る部材は、該インペラと前記接触面との間に配置されたワッシャ部材である請求項1又は請求項2記載のポンプ構造。
Priority Applications (1)
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2008
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