JP2010012083A - 落下防止装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】水平に配置されたロッド本体31の両端部(図5においては、ロッド本体31の左端部のみ図示)には、歯車部材32をそれぞれ回転不能に設ける。本棚の左右一対の側板には、基板21をそれぞれ設ける。一方の基板21と他方の基板21とには、ガイド溝22を鏡対称に形成する。ガイド溝22には、歯部24を形成する。各ガイド溝22の歯部24には、歯車部材32をそれぞれ噛み合わせる。
【選択図】図5
Description
この場合、上記ガイド溝が、ストレートに延びる主部と、この主部に対しその一端部から斜めに延びる傾斜部とを有し、上記傾斜部に上記待機位置が設定され、上記主部に上記落下防止位置が設定され、上記歯部が上記傾斜部の側面、並びにこの側面に続く上記湾曲部及び上記主部の各側面に形成されていることが望ましい。
上記係止手段が、上記ロッドに形成された係合凹部と、上記一方の支持部材に上記係合凹部に係合した係合位置と上記係合凹部から脱出した解除位置との間を移動可能に設けられた係止部材とを有し、上記係合凹部が、上記ロッドの外周面のうちの上記ロッドが上記待機位置に位置しているときに上方を向く部分に配置され、上記係止部材がその自重によって上記係合凹部に係合することにより、上記ロッドが上記待機位置に係止されていることが望ましい。
上記係合凹部の底面が円弧面によって形成され、上記係止部材が断面円形に形成され、上記係止部材の外径が上記係合凹部の底面を形成する円弧面の曲率半径と等しい大きさに設定されていることが望ましい。
上記ガイド溝の上記主部が上下方向に延び、上記傾斜部が上記主部の上端部から斜め上方に延び、上記移動手段が重力であり、上記係止手段による係止状態が解除すると、上記ロッドがその自重によって上記待機位置から上記落下防止位置まで移動することが望ましい。
上記ガイド溝の主部が上下方向に延び、上記傾斜部が上記主部の下端部から斜め下方に延び、上記移動手段が上記ロッドを上方に付勢する付勢手段であり、上記係止手段による係止状態が解除すると、上記ロッドが付勢手段によって上記待機位置から上記落下防止位置まで移動させられることが望ましい。
上記ガイド溝がストレートに延びるストレート部を有し、上記待機位置と上記落下防止位置とが上記ストレート部の長手方向へ互いに離間した2箇所にそれぞれ設定されていてもよい。その場合には、上記係止手段が、上記ロッドに形成された係合凹部と、上記一方の支持部材に上記係合凹部に係合した係合位置と上記係合凹部から脱出した解除位置との間を移動可能に設けられた係止部材とを有し、上記係合凹部が、上記ロッドの外周面のうちの上記ロッドが上記待機位置に位置しているときに上記係止部材と対向する部分に配置され、上記係止部材が上記係合凹部に係合することにより、上記ロッドが上記待機位置に係止されていることが望ましい。
図1〜図8は、この発明の第1実施の形態を示す。この実施の形態は、この発明に係る落下防止装置1を本棚Aに用いたものである。まず、本棚Aについて説明すると、本棚Aは、枠体Bを有している。枠体Bは、底板C、一対の側板D1,D2、天板E及び背板Fにより、前面が開放された中空の直方体として形成されている。枠体Bの内部には、複数の棚板Gが上下方向へ互いに離間して配置されている。各棚板Gは水平に配置されており、その両端部が一対の側板D1,D2によって支持されている。棚板Gには、枠体B内にその前面開放部から挿入された書籍等の物品が載置され、あるいは棚板Gに載置された物品が本体部Bの開放部から取り出される。
歯車部材32は、ロッド本体31より大径の短い円柱をなしており、その外径はガイド溝22の幅とほぼ同一に設定され、その長さはガイド溝22の深さとほぼ同一に設定されている。そして、一対の歯車部材32,32は、第1、第2本体部2A,2Bの各ガイド溝22,22にその長手方向へ移動可能に挿入されている。一対の歯車部材32,32の互いに対向する各面の中央部には、ロッド本体31の一端部と他端部とがそれぞれ挿入固定されている。したがって、一対の歯車部材32,32は、ロッド本体31と一体に回転する。各歯車部材32の外側(ロッド本体31から離間する側)の端部には、歯車部32aが形成されている。一方の歯車部材32の歯車部32aは、第1本体部2Aのガイド溝22の歯部24と噛み合っている。他方の歯車部材32の歯車部32aは、第2本体部2Bのガイド溝22の歯部24と噛み合っている。しかも、一対の歯車部材32,32は、同一高さに配置されている。したがって、ロッド3がガイド溝22内をその長手方向へ移動するときには、一対の歯車部材32,32が同一高さを維持する。よって、ロッド31は、水平な状態を維持しつつガイド溝22に沿って移動する。
例えば、上記の実施の形態においては、この発明に係る落下防止装置1,1′が本棚Aに用いられているが、商品棚、他の各種の棚に採用することが可能である。また、本棚Aの側板D1,D2の互いに対向する面にガイド溝22を形成してもよい。その場合には、側板D1,D2が落下防止装置の支持部材を兼ねることになる。
図13に示す実施の形態のように、ロッド3をコイルばね28等の付勢手段によって待機位置から落下防止位置まで移動させる場合には、ロッド3を上下方向に向けて配置し、水平方向へ移動させることも可能である。勿論、その場合には、主部22Aがその長手方向を水平方向に向けて形成される。
傾斜部は、湾曲部22Bと勾配部22Cとによって構成することなく、いずれか一方だけで構成してもよい。ただし、傾斜部を勾配部22Cだけで構成する場合には、勾配部22Cと主部22Aとが屈曲状態で交差し、その交差部においてロッド3の待機位置から落下防止位置への移動が阻害されるおそれがある。そこで、勾配部22Cを形成する場合には、勾配部22Cと主部22Aとの間に湾曲部22Bを形成することが望ましい。
また、上記実施の形態においては、係止手段4を第1、第2本体部2A,2Bの両者に設けているが、いずれか一方にのみ設けてもよい。
さらに、上記の実施の形態においては、主部22Aの勾配部22C側と逆側の端部を落下防止位置としているが、主部22Aにストッパを主部22Aの長手方向へ位置調節可能に設け、このストッパに歯車部材32が突き当たった位置を落下防止位置としてもよい。
さらにまた、上記の実施の形態においては、地震の振動によって係止部材42,43を係合位置から解除位置まで移動させているが、地震の振動を検知する検知手段と、この検知手段の検知信号に基づいて係止部材42,43を係合位置から解除位置まで移動させる係止部材移動手段とを設け、係止部材移動手段によって係止部材42,43を係合位置から解除位置まで移動させてもよい。
1′ 落下防止装置
3 ロッド
4 係止手段
21 基板(支持部材)
22 ガイド溝
22A 主部
22B 湾曲部(傾斜部)
22C 勾配部(傾斜部)
22D ストレート部
24 歯部
25 収容凹部
25′ 収容凹部
28 引っ張りコイルばね(付勢手段)
31 ロッド本体
32a 歯車部
41 係合凹部
42 係止部材
43 係止部材
Claims (8)
- ガイド溝を有する一対の支持部材と、両端部が上記一対の支持部材の各ガイド溝にその長手方向へそれぞれ移動可能に挿入され、上記一対の支持部材に対して待機位置と落下防止位置との間を移動可能であるロッドと、このロッドを上記待機位置から上記落下防止位置まで移動させる移動手段と、上記一対の支持部材のうちの少なくとも一方の支持部材に設けられ、通常時には上記ロッドを上記待機位置に係止し、上記支持部材に所定の大きさを越える振動が作用したときには上記ロッドに対する係止状態を解除して上記ロッドが上記待機位置から上記落下防止位置に向って移動することを許容する係止手段とを備えた落下防止装置において、
上記一対の支持部材の各ガイド溝の長手方向に沿って延びる一側面には、歯部がそれぞれ設けられ、
上記ロッドが、ロッド本体と、このロッド本体の両端部に回動不能に設けられ、上記一対の支持部材の各ガイド溝の歯部と噛み合う歯車部とを有し、上記歯車部が上記待機位置と上記落下防止位置との間において上記歯部と噛み合わされていることを特徴とする落下防止装置。 - 上記ガイド溝が、ストレートに延びる主部と、この主部に対しその一端部から斜めに延びる傾斜部とを有し、上記傾斜部に上記待機位置が設定され、上記主部に上記落下防止位置が設定され、上記歯部が上記傾斜部の側面、並びにこの側面に続く上記湾曲部及び上記主部の各側面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
- 上記係止手段が、上記ロッドに形成された係合凹部と、上記一方の支持部材に上記係合凹部に係合した係合位置と上記係合凹部から脱出した解除位置との間を移動可能に設けられた係止部材とを有し、上記係合凹部が、上記ロッドの外周面のうちの上記ロッドが上記待機位置に位置しているときに上方を向く部分に配置され、上記係止部材がその自重によって上記係合凹部に係合することにより、上記ロッドが上記待機位置に係止されていることを特徴とする請求項2に記載の落下防止装置。
- 上記係合凹部の底面が円弧面によって形成され、上記係止部材が断面円形に形成され、上記係止部材の外径が上記係合凹部の底面を形成する円弧面の曲率半径と等しい大きさに設定されていることを特徴とする請求項3に記載の落下防止装置。
- 上記ガイド溝の上記主部が上下方向に延び、上記傾斜部が上記主部の上端部から斜め上方に延び、上記移動手段が重力であり、上記係止手段による係止状態が解除すると、上記ロッドがその自重によって上記待機位置から上記落下防止位置まで移動することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の落下防止装置。
- 上記ガイド溝の主部が上下方向に延び、上記傾斜部が上記主部の下端部から斜め下方に延び、上記移動手段が上記ロッドを上方に付勢する付勢手段であり、上記係止手段による係止状態が解除すると、上記ロッドが付勢手段によって上記待機位置から上記落下防止位置まで移動させられることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の落下防止装置。
- 上記ガイド溝がストレートに延びるストレート部を有し、上記待機位置と上記落下防止位置とが上記ストレート部の長手方向へ互いに離間した2箇所にそれぞれ設定されていることを特徴とする請求項1に記載の落下防止装置。
- 上記係止手段が、上記ロッドに形成された係合凹部と、上記一方の支持部材に上記係合凹部に係合した係合位置と上記係合凹部から脱出した解除位置との間を移動可能に設けられた係止部材とを有し、上記係合凹部が、上記ロッドの外周面のうちの上記ロッドが上記待機位置に位置しているときに上記係止部材と対向する部分に配置され、上記係止部材が上記係合凹部に係合することにより、上記ロッドが上記待機位置に係止されていることを特徴とする請求項7に記載の落下防止装置。
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