JP2010011728A - パルス符号幅変調モータ駆動システム - Google Patents

パルス符号幅変調モータ駆動システム Download PDF

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Abstract

【課題】パルス符号幅変調(PCWM)モータ駆動システムの詳細な構造上および動作上の特徴を開示すること。
【解決手段】このモータ駆動システムは、3相永久磁石式AC(PMAC)モータのロータ位置を検出せずに、モータを正弦波信号によってオープンループ制御することを特徴とする。本システムは音響雑音を軽減するため、超音波搬送周波数(例えば約20kHz)を用いている。また、ハードウェア構成を最小限に抑えながらも、一つのASICだけで各種用途のモータ動作要求事項を満たすことができる、きわめてコストパフォーマンスの高いモータ駆動システムである。本システムは、AC/DC変換器、専用集積回路(ASIC)、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路、およびDC/DCステップダウン・チョッパによって構成され、3相ACモータを駆動する。
【選択図】図1

Description

本発明は、可変速度モータ駆動システムに関し、さらに詳しくは、ロータ位置を検出せずに3相永久磁石式AC(Permanent Magnet AC, PMAC)モータを正弦波信号によりオープンループ駆動することができるパルス符号幅変調(PulseCode Width Modulation, PCWM)方式による可変速度モータ駆動システムに関する。
Yoshino 他の米国特許 第4634952号(952号特許)”Inverter” には、デジタル通信技術のパルス符号変調(Pulse Code Modulation, PCM)に類似の符号化方法を用いた、正弦波形によるモータ駆動信号の生成についての記載がなされている。しかし、この952号特許に開示されている技術にはいくつかの欠点がある。第1に、この特許では1信号出力周期全体の符号化された正弦波出力信号を、つぎの信号出力周期に備えて準実時間に一時記憶するための高速記憶装置(RandomAccess Memory, RAM)を使用している。したがって、現在の信号出力周期内で、周波数または電圧のレベルを変更することができない。
第2に、952号特許では、電圧/周波数(Voltage/Frequency,V/F)包絡線内で任意に電圧レベルを選択できる機能について述べているが、所望の電圧レベルを選択する方法についての記述がなく、また、モータの負荷レベルを測定するいかなる手段も開示していない。第3に、952特許では、本発明の実施例の単一搬送周波数方式と異なり、同期した信号周波数と搬送周波数を用いている。すなわち、搬送周波数の範囲が 0.94kHz から 1.52kHz であり、この周波数の変化に連動して信号周波数が変化するようになっている。また、952号特許では、特定の出力信号周波数を、基本クロック周波数 6kHz を複雑な構成の可変ステップダウン・カウンタに入力して、そのカウンタ出力から得ている。
第4に、952号特許には、負の単位正弦関数を読取り専用記憶装置(Read Only Memory, ROM)に記憶する方法が記載されていない。第5に、952号号特許に示されているシステム構成では、少なくとも3つの大規模半導体集積回路が必要である。つまり、正弦関数を符号化する2つのマイクロコンピュータ(Central Processing Unit,CPU)と、符号化された正弦関数を復号する1つのゲートアレイとが必要である。
さらに、Yoshino の米国特許 第5420778号(778号特許)”Independent Real Time
Controlof Output Frequency and Voltage of PWM Inverter” にも、モータ駆動のための出力PWM信号を生成する符号化方法が記載されている。778号特許の主な目的は、インバータ出力電流をフィードバック信号として用いたインバータ出力電圧の能動制御を行うことである。しかし、778号特許には、PWM信号エンコーダおよびPWM信号デコーダの構成法について開示されていない。さらに、778号特許には、出力信号波形の生成に必要な正弦関数表および基準V/F関数表の記憶装置、またはそれらの記憶データを使って所望の変調信号の出力を計算する方法の記述も全くない。
本発明が解決しようとする課題はつぎのとおりである。
(1)3相PMACモータのロータ位置を検出せずに、正弦波を用いてオープンループ駆動できるシステムであること。
(2)モータ駆動正弦波信号の歪率を極力小さくしてアナログ信号に近づけること。
(3)搬送周波数(Carrier Frequency)を超音波領域に設定し、デジタル制御特有の煩わしい音響雑音を軽減すること。
(4)制御回路を簡略化・小型化するために、従来技術のマイコン方式やDSP方式に代わって、論理部に専用LSI(Application Specific IC, ASIC)回路を採用し、アナログ回路やメモリを含まない、フルデジタル構成とすること。
本発明は、例えばファンやコンプレッサなどの用途のためのPMACモータをオープンループ制御するためになされた。これらの用途の負荷レベルは、通常、事前に分かっている。したがって、本実施例では、システムを簡略化するために、V/F関数をモータ速度の固定関数として定義している。
本実施例の1つの特徴は、有限状態機械(FiniteState Machine)技術を用いることによって、約 51.2us の一定の搬送信号周期ごとに、出力正弦関数の位相角およびそれに対応するPWM信号のパルス出力幅の更新をする実時間計算機能にある。これにより、約20kHz(= 1/51.2us)の超音波搬送周波数を用いた正弦波信号によってパワートランジスタをオンオフ変調し、デジタル制御特有の煩わしい音響雑音を軽減することが可能となった。この概念は、最大出力電圧に対応する単位正弦関数円の内部に位置し、中間の出力電圧に対応する部分正弦関数円を描くことにより、部分正弦関数の瞬時振幅値とモータ駆動信号出力の単位PWMパルス間隔内のパルス幅値との関係を明確に定義することによって可能となった。以下に単位正弦関数表およびV/F関数表を用いたPWM信号の実時間計算手順を、一実施例について詳細に説明する。
本実施例の別の特徴は、2倍精度レジスタを用いることにより10進数整数計算の小数点以下の計算も行い、四捨五入による結果の桁上げ/桁下げをする計算機能である。これによってさらに精密なデジタル速度制御をすることが可能となり、モータ駆動の安定性が増した。
本実施例の別の特徴は、単一のシリアル通信回線を介して、外部から最大出力周波数および加減速度の設定を行う機能であり、この機能によって単一のASICで、各種モータ駆動用途への多様な適用が可能となった。
本実施例のさらに別の特徴は、中央変調PWM信号を採用したことである。通常の片側変調PWM信号では、パワートランジスタの上アームと下アームの相互導通が単位PWMパルス間隔あたり1回生じるのに対して、中央変調PWM信号では2回生じる。これにより、デジタル制御に基づく電流波形のリップル周波数が前者の2倍になって、電流波形がよりきめ細かくなり、モータ駆動をより滑らかにできる。
本実施例のさらに別の特徴は、使用するハードウェアが小型なことである。とくにASICは、スモール・アウトライン・パッケージ(SOP)を採用して、単位正弦関数表、V/F関数表、クロック発生器、PCWM信号エンコーダ、およびPCWM信号デコーダをすべて1つの小さなパッケージ内に収めることができる。
その他の好ましい本実施例の態様や利点は、添付の図面を参照しながら以下の詳細な説明によって順次明らかにしていく。
本実施例によるモータ駆動システムのブロック図。 ASICおよびゲートドライブ/パワートランジスタ回路内部の構成を示すブロック図。 本実施例が使用する単位正弦関数表。PCWM信号エンコーダが単位正弦関数表番地をこの表に入力して対応する単位正弦関数値を得る。 部分正弦関数の瞬間振幅値と単位PWMパルス間隔内のパルス幅値との間の関係を示す図。 単位PWMパルス間隔内のパルス幅値と部分正弦関数値との間の関数関係を表すグラフ。 CK5の割込み周期(約3.6864ms)ごとにASIC内のマシン周波数およびマシン電圧を更新するサブプログラムのフローチャート。 図6のサブプログラムと協働する単位正弦関数表走査速度の更新サブプログラムのフローチャート。 CK3の割込み周期(約51.2us)ごとに単位正弦関数表の単位正弦関数表番地を更新するサブプログラムのフローチャート。 図8のサブプログラムと協働するPCWM数値(PWM中央変調前半オフ期間値)の更新サブプログラムのフローチャート。 PCWM信号エンコーダが生成したPCWM数値がどのようにしてPCWM信号デコーダで単位PWMパルス間隔内のパルス幅値に変換されるかを示すタイムチャート。単位正弦関数が正の場合と負または零の場合について示している。 PCWM信号デコーダの出力波形の比較チャート。単位PWMパルス間隔内で片側変調PWM信号および中央変調PWM信号の上アームの信号がどのように見えるかを比較して示す。 ASIC内のPCWM信号デコーダ内部の詳細を示すブロック図。 単位正弦関数が正である一例について、中央変調PWM信号の上アームからの出力信号の特徴を単位PWM信号間隔内の正規化時間の関数として示した図。 単位PWMパルス間隔内の各パワートランジスタの1回のオンオフ動作によって、中央変調PWM信号ではパワートランジスタ上下アーム間の相互導通が2回生じるのに対して、通常の片側変調PWM信号では1回であることを比較して示した図。
以下に本PCWMモータ駆動システムの構造上および動作上の特徴について詳細に説明する。このモータ駆動システムは、3相PMACモータのロータ位置を検出せずに、モータを正弦波信号によってオープンループ制御することを特徴としている。本システムは、音響雑音を軽減するため、約20kHzの超音波搬送周波数を用いており、また、ハードウェア構成を最小限に抑えながらも、一つのASICだけで多様な用途のモータ動作要求事項を満たすことができる、きわめてコストパフォーマンスの高いモータ駆動システムである。
図1を参照して、本発明の一実施例の構成について説明する。外部ホストCPU01 は、UARTシリアルバス 02 を介してASIC 06 に接続される。単相AC商用電源入力 03 はAC/DC変換器 04 に接続され、そのAC入力は、システム仕様によって定まる約150vdcから約300vdcのDCバス電圧05 に変換される。UARTシリアルバス 02 からの入力を受けるASIC06 は、実時間演算を行って、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 にゲートドライブ入力信号07 を出力する。ついで、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 は、3個の正弦波モータ駆動信号 09 を出力して3相ACモータ 10 を駆動する。DCバス電圧 05 は、DC/DCステップダウン・チョッパ11 とゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 に供給される。DC/DCステップダウン・チョッパ 11 はさらに、ASIC 06 の電源 12 として約3.3vdcを供給し、また、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 の制御用電源 13 および 14 として約5vdc および約15vdcとを供給する。
図2は、本実施例におけるASIC 06 およびゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 内部の構成を示すブロック図である。ASIC 06 は、UARTシリアルバス 02 から入力信号を受信する。2ビット16進数の加減速定数 kad および5ビット16進数の周波数増倍係数 kfmf は、電源投入直後にASIC06 に入力され、モータ起動後は代わって8ビット16進数のコマンド周波数 fc がASIC 06 に入力される。
クロック発生器 21 は、ここには示さないが、ASIC 06 の外部に接続した約10MHz の基準周波数をもった水晶発振器によって動作し、ASIC 06 内のブロックへ、異なる周波数または位相のクロックパルスを提供する。約200ns の反復周期をもつCK1 28 と、約51.2us の反復周期をもつCK3 29 はともにクロック信号として、PCWM信号エンコーダ 25 およびPCWM信号デコーダ27 に供給される。約51.2us の反復周期をもつCK4 30 は、PCWM信号デコーダ 27 のクロック信号として供給される。また、約3.6864ms の反復周期をもつCK5 31 は、PCWM信号エンコーダ 25 のクロック信号として供給される。
本実施例で用いる単位正弦関数表 22 は、0°- 360°間の最大振幅の正弦関数値(127sinθ)に対応する8ビット16進数値によって構成されている。ただし、負数は1の補数により表されている。PCWM信号エンコーダ25 から単位正弦関数表番地 nが入力されると、単位正弦関数値 nu 24 をPCWM信号エンコーダ25 に送り返す。V/F関数表 23 は、PCWM信号エンコーダ25 から8ビット16進数のマシン周波数 fm が入力されると、8ビット16進数のマシン電圧 vm をPCWM信号エンコーダ25 に送り返す。
PCWM信号エンコーダ 25 は、クロックCK1 28 で動作する有限状態機械である。同エンコーダ 25 は、CK531 の割込み周期ごとに、UARTシリアルバス 02 を介して電源投入時には加減速定数kad と周波数増倍係数 kfmf を、モータ起動後にはコマンド周波数 fc をそれぞれ入力して、マシン周波数fm およびマシン電圧 vm を更新する。また、CK3 29 の割込み周期ごとに、更新したマシン周波数fm およびマシン電圧 vm ならびに周波数増倍係数kfmf に基づいて、単位正弦関数値 nu 24 を更新して新しいPCWM数値 d 26 を演算し、PCWM信号デコーダ27 に出力する。
PCWM信号デコーダ 27 は、クロックCK1 28 で動作し、直列に接続されたDフリップフロップ 32 、7ビット・アップコンバータ34 、およびトグル・フリップフロップ 36 より構成される(図12参照)。同デコーダ27 は、CK3 29 の割込み周期ごとに、PCWM信号エンコーダ 27 から出力されるPCWM数値 d 26 を入力し、中央変調PWM信号数値 g 07 を、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 に出力する。
ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 は、3相の各対ごとに上下に直列接続されたU相の上アーム 15 と下アーム 16 、V相の上アーム17 と下アーム 18 、ならびにW相の上アーム 19 と下アーム20 によって構成される。PCWM信号デコーダ 27 から出力される中央変調PWM信号g 07 に基づいて、DCバス電圧 05 を上アームと下アームのパワートランジスタによってオンオフ変調することにより、モータのU相、V相およびW相に対応する3個の正弦波モータ駆動信号09をつくり、これを3相ACモータ 10 に印加する。
図3は、本実施例で用いる単位正弦関数表 22 を示す。この表はPCWM信号エンコーダ25 が、16ビット16進数値の単位正弦関数表番地 n を入力して、8ビット16進数の単位正弦関数値nu 24 を得るために参照する。
図4は、信号正弦波の瞬間振幅値を表す部分正弦関数値 nf と、255個の離散位置をとることができる単位PWMパルス間隔内でのパルス幅値pw との関係を図示している。単位正弦関数円は、本実施例で採用している最大振幅に対応する最大半径127 を有する円である。この円の中心から円周方向に0.5 度間隔で720 本の放射状線分が延び、各放射状線分は単位正弦関数の720 通りの異なる位相角を表している。この単位正弦関数円上とその内側に、それと等しいか、またはそれより小さい半径をもつ255 個の円が存在し、それら各円は 255 通りの異なるモータ出力電圧レベルを表している。したがって、数学的には、このデジタルマシンがとることができる正弦波信号の位相と電圧の組合せを表す交差点の数は 720 x 255 個存在する。
3個の正弦波モータ駆動信号09 の出力周波数は、単位正弦関数表の走査速度に比例しており、同表の走査速度は回転円の走査速度と等価であり、マシン周波数fm に周波数増倍係数 kfmf を乗算した積によって決まる。3相正弦波モータ駆動信号09 の出力電圧は、単位正弦関数円上またはその内側の部分正弦関数の半径に比例する。モータ起動後、3相ACモータ10 が回転し始めるとき、それは部分正弦関数円群の中心付近の回転円で始まり、このときの回転円の走査速度はモータの最低回転速度に比例してゆっくりしている。その後、この回転円は加速しながら外側の離散的に位置する軌道の回転円へだんだんと移動していく。最終的に、3相ACモータ10 が最大速度に到達したときには、回転円は最大電圧に対応する最外側の単位正弦関数円上に到達し、モータの最高回転速度に対応する走査速度で回転する。
図5は、本実施例の約 51.2us の単位PWMパルス間隔内のパルス幅値 pw と部分正弦関数値 nf の瞬時振幅値との関係を示したグラフである。この関係はデジタルマシンの計算に整数のみを用いていることを示している。この両者の正確な数値関係により、約51.2us のCK3 29 の割込み信号で始まるPCWM数値 d 26 の更新演算ごとに、部分正弦関数値nf をパルス幅値 pw に実時間で変換していくことができる。
図6は、本実施例のPCWM信号エンコーダ 25 がマシン周波数 fm およびマシン電圧vm を更新するサブプログラムのフローチャートである。S61で、電源投入時にUARTシリアルバス 02 を介して加減速定数 kadおよび周波数増倍係数 kfmf がPCWM信号エンコーダ 25に入力され、周波数増分レジスタ対D R63 およびE R64 と、周波数増倍係数レジスタF R65 とにそれぞれ格納される。ここで、D R63 は零を記憶し、E R64 は実際の定数を記憶する。
加減速定数 kad は、各種用途モータの加減速度仕様に適合させるため本実施例のモータ駆動システムの外部で選択できるようにしている。加減速度は4つの選択肢がある。周波数増倍係数 kfmfも、各種用途モータの最大駆動出力周波数仕様に適合させるため外部で選択できるようにしている。ゲートドライブ/パワートランジスタ回路08 から出力する最大駆動周波数は31個の中から選択できる。
S62 は、CK531 の割込み周期(約3.6864ms)ごとにこのサブプログラムに入ることを示し、モータが起動したかどうか調べる。モータ起動後にはS63 へ進み、UARTシリアルバス 02 を介して入力されたコマンド周波数 fcがマシン周波数 fm と等しいかどうかを判別する。コマンド周波数 fc がマシン周波数 fm と等しい場合には、このサブプログラムを終了する。両者が異なる場合には、S64 で加減算ルーチンに入り、マシン周波数レジスタ対B R61およびC R62 と周波数増分レジスタ対D R63 およびE R64とを用いてマシン周波数 fm を更新する。周波数増分レジスタ対D R63およびE R64 ならびにマシン周波数レジスタ対B R61 およびC R62 はともに、周波数制御精度を向上させるため、つぎのCK5 31 の割込み周期まで10進数対応の小数点以下の値を保持することができる2倍精度レジスタ対である。
コマンド周波数 fc がマシン周波数fm より大きい場合には、最初に周波数増分レジスタE R64の内容をマシン周波数レジスタC R62 の内容に加算し、続いて周波数増分レジスタD R63 の内容および桁上げ値をマシン周波数レジスタB R61 の内容に加算する。コマンド周波数 fc がマシン周波数 fm より小さい場合には、最初にマシン周波数レジスタC R62 の内容から周波数増分レジスタE R64 の内容を減算し、続いてマシン周波数レジスタB R61の内容から周波数増分レジスタD R63 の内容および桁下げ値を減算する。
S65 でこのサブプログラムは単位正弦関数表 22 の走査速度更新サブプログラム(図7)に進む。S66 でマシン周波数レジスタB R61 の内容がマシン周波数fm として更新記憶される。S67 で更新されたマシン周波数 fm をV/F関数表 23 に入力して新しいマシン電圧 vm を得、S68 でこの値をマシン電圧保持レジスタG R66 に更新記憶してこのサブプログラムを終了する。
図7は図6中にある S65 の単位正弦関数表 22 の走査速度更新サブプログラムの手順をさらに詳しく説明したフローチャートである。このサブプログラムにおいては、さきにS62 に示したCK5 31 の割込み周期(約3.6864ms)ごとに、S75 に示す正弦関数表番地増分レジスタ対P R74およびQ R75の内容を更新する。S71 でマシン周波数レジスタ対BR61 およびC R62 の内容がマシン周波数保持レジスタ対AH R71 およびAL R72 にとり込まれ、S72 で kfmfの値を保持している周波数増倍係数レジスタF R65 の内容が、周波数増倍係数保持レジスタX R73 にとり込まれる。ついでS73 で乗算A×Xを実行する。この乗算結果の上位8ビットは、CK3 29 の割込み周期2回分(102.4us)の正弦関数表番地増分値の整数部分を表し、下位8ビットは小数部分を表す。
S74 で上記計算結果を2で割ると、これは、単位PWMパルス周期ごとの、つまり、CK3 29 の割込み周期(約51.2us)ごとの単位正弦関数表番地増分値となる。この値も上位8ビットが整数、下位8ビットが小数を表している。例えば、マシン周波数レジスタ対B R61およびC R62 の内容が最高周波数に対応する hff00(= 255: 整数部分のみで少数部分は零)で、周波数増倍係数レジスタFR65 の内容が h09(= 9)である場合には、乗算の結果の上位8ビットをとって(256 で割って)、さらに2で割ると、 255 x 9 / 256 / 2 = 4.4824 となる。これが、3個の正弦波モータ駆動信号 09の最高出力周波数 121.6(=4.4824 x 100000 / 51.2 / 720)Hz に対応する、CK3 29 の割込み周期あたりの正弦関数表番地増分値である。ここで、4.4824 x 1000000 / 51.2 は1秒あたりの同表番地の増分値、720 は単位正弦関数表 22 の表の長さである。S75 では S74 で得られた結果を正弦関数表番地増分レジスタ対P R74 およびQ R75に格納し、このサブプログラムを終了する。
図8は、本実施例のPCWM信号エンコーダ 25 が単位正弦関数表番地 n を更新するサブプログラムのフローチャートである。S81に示すように、CK3 29 の割込み周期(約51.2us)ごとに本サブプログラムが呼び出される。S82で正弦関数表番地増分レジスタ対P R74 およびQ R75 の内容を正弦関数表番地レジスタ群M R81、N R82、およびL R83 の内容に加算して更新する。正弦関数表番地レジスタ群M R81、N R82、 およびL R83ならびに正弦関数表番地増分レジスタ対P R74 およびQ R75 は、周波数制御精度を向上させるため、つぎのCK3 29の割込み周期まで小数点以下の値を保持することができる2倍精度レジスタ群/対である。
S82 では最初に正弦関数表番地増分レジスタQ R75 の内容を正弦関数表位置レジスタL R83 の内容に加算し、続いて正弦関数表番地増分レジスタP R74 の内容および桁上げ値を正弦関数表位置レジスタ対M R81 およびN R82 の内容に加算する。これにより、S83 に示すように、正弦関数表番地レジスタ対MR81 とN R82 の内容は、単位正弦関数表番地n を更新記憶する。S84ではこの更新された単位正弦関数表番地 nを用いて、新しい単位正弦関数値nu を得、これを単位正弦関数レジスタHに格納する。
S85 で図9に示すPCWM信号符号化サブプログラムを呼び出す。S86 で単位正弦関数表番地 n を 480 増分し、単位正弦関数表番地 n を 240°進める。S87 で、S86 で得られた単位正弦関数表番地n を 720 と比較し、単位正弦関数表番地n が 720 を超えない場合には、このサブプログラムはS89 に進む。超えた場合には、このサブプログラムはS88 に進み、S86 で算出した単位正弦関数表番地 n から720 を減算し、単位正弦関数表番地n をリセットする。S82、 S86 および S88 では周波数制御精度の向上のために、つぎのCK329 の割込み周期までこれらの計算での10進数対応の少数部分の値をレジスタQ R75 およびL R83 に保持しておく。
S88 の後、このサブプログラムはS89 へ進み、3相の正弦モータ駆動信号 09 の生成が完了したかどうかを確認する。完了していない場合には、このサブプログラムは S84 に戻り、同じプロセスを繰り返す。完了している場合には、このサブプログラムを終了する。
図9は、図8中にある S85 のPCWM信号符号化サブプログラムをさらに詳しく説明したフローチャートである。このサブプログラムにおいては、さきにS81 に示したCK3 29 の割込み周期(約51.2us)ごとに、PCWM数値 d 26 を出力する。S90 では S84 で得られ、単位正弦関数レジスタH R80 に保持されている単位正弦関数値 nu (図8参照)を被乗数として単位正弦関数保持レジスタA R91にとり込む。また、S91では S68で得られ、マシン電圧保持レジスタG R66 に保持されているマシン電圧vm を乗数としてマシン電圧レジスタX R92 にとり込む。
S92 で、nu の最上位ビットを確認することによって単位正弦関数値 nu の極性を決定する。最上位ビットが零、すなわち nu が正である場合には S93 に進み、乗算A×Xを実行する。その結果の上位8ビットは、レジスタA R93に記憶される。この上位8ビットは、nu >0 の場合は変調オン期間値を表す。下位8ビットはレジスタX R94 に記憶されて上記乗算の10進数対応の小数値を表すが使用されない。S94 で非変調オン期間値 h80をレジスタA R93 の内容に加算すると、これが単位PWMパルス周期全体のオン期間値となる。S95でレジスタA R93 の1の補数を求めて単位PWMパルス周期全体のオフ期間値を得、このサブプログラムは S99に進む。
単位正弦関数値 nu の最上位ビットが1、すなわち nu が負または零である場合にはS96 に進み、S90 の単位正弦関数保持レジスタA R91 の内容の1の補数を求めて単位正弦関数値 nu のオフ期間値を得る。S97 では、乗算A×Xを実行する。その結果の上位8ビットはレジスタA R93 に記憶される。この上位8ビットは、nu ≦0 の場合は変調オフ期間値を表す。下位8ビットはレジスタX R94 に記憶されて上記乗算の10進数対応の小数値を表すが使用されない。S98で、非変調オフ期間値h80 をレジスタA R93 の内容に加算すると、これが単位PWMパルス周期全体のオフ期間値となり、このサブプログラムは S99に進む。
S99 でレジスタAR93 の内容は、U相上アーム 15, V相上アーム 17 およびW相上アーム 19 のPWM片側変調のオフ期間値 2d を表す。nu >0 の場合、この値は 0 ≦ 2d < 127 であり、nu ≦ 0の場合、127≦ 2d ≦ 255 となる。S100 で S99 のレジスタAR93 の内容を2で割って、計3個のPCWM数値 d 26 を得る。これはU相上アーム 15, V相上アーム 17 およびW相上アーム 19 の3つのPWM中央変調前半オフ期間値に対応する。3個のPCWM数値 d 26 は、PCWM信号デコーダ 27 に入力される。
図10は、本実施例のPCWM信号エンコーダ 25 が図9のフローチャートに基づいて生成するPCWM数値d 26 とPCWM信号デコーダ 27 が出力する単位PWMパルス間隔内のパルス幅値とを関連づけたタイムチャートである。この図では、単位正弦関数値nu が正の場合と負または零の場合の両方を示している。
ここで、図9を参照しながら実際の数値を用いてnu >0 の場合について考察する。nu= h3e(62)、vm = h80(128)であるものと仮定する。理解を容易にするために、括弧内に10進数値を示してある。S93で、A×X =62 X 128 = 7936 である。この乗算結果の上位8ビットをとると、7936/ 256= h1f(31)となる。S94 で上位8ビットに h80 を加算すると h9f(159)となり、ついで S95 でこの結果の1の補数をとるとh60(96)となり、図9の S99 で 2d= 96 < 127 を得る。したがって、S100 の出力は、d = h30(48)であり、これがゲートドライブ/パワートランジスタ回路08 の上アーム 15, 17 および 19 におけるPWM中央変調前半オフ期間値 d となる。
つぎに、nu = hc1(193)、vm= h80(128)であるものと仮定して、nu ≦ 0の場合について考察する。S96 で hc1(193)の1の補数をとると、h3e(62)が得られる。したがって S97では A×X = 62 X 128 = 7936 となり、この乗算結果の上位8ビットをとると、7936 / 256 = h1f(31)、S98 で上位8ビットに h80 を加算すると h9f(159)となり、図9の S99 で 2d= 159 > 127 が得られる。したがって、S100 の出力は d = h4f(79)であり、これがゲートドライブ/パワートランジスタ回路08 の上アーム 15, 17 および 19 のPWM中央変調前半オフ期間値 d となる。
図11は、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 の上アーム出力波形の比較チャートであり、約 51.2us の単位PWMパルス間隔における通常の片側変調と本実施例による中央変調のオン信号の位置を示している。単位正弦関数値 nu が正の場合、零の場合、および負の場合について比較を行っている。
図12は、ASIC 06 内のPCWM信号デコーダ 27 の内部の詳細を示す本実施例のブロック図である。PCWM信号デコーダ 27 は、CK3 29 の割込み周期(約 51.2us )ごとに中央変調PWM信号 g 07 を更新する。中央変調PWM信号 g07 は、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 内の上アーム15、17および19 を駆動するための3個の上アーム駆動信号群37 と、下アーム 16 、18 および 20 を駆動するための3個の下アーム駆動信号群 38 の合計6チャンネルの信号によって構成されている。
直前のCK3 29 の割込み周期の間に、PCWM信号デコーダ 27 はPCWM信号エンコーダ25 からPCWM数値 d 26 を受けとり、このデータをDフリップフロップ32 に書き込む。PCWM数値 d 26 は、図9の S100 で前述したように、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路08 の上アーム 15 、17 および19 のPWM中央変調の前半オフ期間値(後述の図13参照)に対応する。下アーム16 、18 および 20 には、トグル・フリップフロップ 36 の反転した出力端子の信号が供給される。Dフリップフロップ 32の出力 d/d 33 は7ビット・アップカウンタ 34 に入力される。7ビット・アップカウンタ 34 は、クロック信号CK3 29 でPCWM数値 d 26 の反転信号に対応する d 33 を、クロック信号CK4 30 でPCWM数値 d 26 に対応する d 33 を入力し、7ビット・アップカウンタ 34がフルカウント値 h7f に到達すると信号cry 35 を出力する。
7ビット・アップカウンタ 34 およびトグル・フリップフロップ 36 のクロック信号としてCK1 28 を使用する。7ビット・アップカウンタ 34は、後述の図13に示すように、単位PWMパルス間隔内の前半オフ期間の生成のために値 d 33 を、後半オフ期間の生成のために値 d 33 をそれぞれ入力する。7ビット・アップカウンタ 34 は、所望の出力を生成するためにその出力数値の1の補数を入力する。
トグル・フリップフロップ 36 は、7ビット・アップカウンタ 34 からの cry 35 およびクロック発生器 21 からのクロックCK3 29 または CK4 30 を受信するたびにその出力極性を反転し、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路08 の出力波形をつくるための、3個の上アーム駆動信号群 37 および3個の下アーム駆動信号群 38 を生成する。3個の下アーム駆動信号群 38 の極性は、3個の上アーム駆動信号群 37 の逆である。ここでは説明を分かりやすくするため、上アーム信号群 37 と下アーム信号群 38 の間の不感帯時間を省略している。このようにして、中央変調PWM信号 g07 が生成され、ゲートドライブ/パワートランジスタ回路 08 に入力される。
図13は、単位正弦関数値 nu が正であるときの上アーム信号の単位PWMパルス極性の特徴を、単位PWM信号間隔内の正規化時間の関数として示した図である。この図に示すように、単位正弦関数値 nu が零であるとき、変調はなくパルス持続時間は50%であり、d = 0.25 である。単位正弦関数値 nu が正のとき、パルス持続時間は50%超であり、d< 0.25 である。単位正弦関数値 nu が負のとき、パルス持続時間は50%未満であり、d > 0.25 である。ここで d + d = 1である。変調された信号部分は、単位PWMパルスの前半と後半に分割されている。
図14の比較チャートは、本実施例による中央変調PWM信号 g 07 が、単位PWMパルス間隔内の各パワートランジスタの1回のオンオフ動作によって、パワートランジスタ上下アーム間の相互導通が、従来の片側変調PWM信号では1回であるのに対し、2回起こることを示したものである。この比較チャートでは、U相の上アーム 15 およびV相の下アーム 18 が導通状態にある場合を仮定した。
この技術分野を熟知している当業者は、本発明の基本となる原理を逸脱することなく、上述の実施形態の細部に多くの変更が加え得ることを理解するであろう。したがって、本発明の範囲は以下の特許請求の範囲によってのみ決定される。

Claims (19)

  1. パルス符号幅変調(PCWM)方式を用いたモータ駆動システムであって、3相ACモータを正弦波信号によりセンサレス・オープンループで駆動でき、
    該PCWM方式を用いたモータ駆動システムは、
    (1)DCバス電圧をゲートドライブ/パワートランジスタ回路に供給するAC/DC変換器と、
    (2)PCWM信号エンコーダから単位正弦関数表番地 n を受信したときに、前記PCWM信号エンコーダに単位正弦関数値 nuを提供する最大振幅正弦関数から成る単位正弦関数表と、
    (3)前記PCWM信号エンコーダからマシン周波数 fmを受信したときに、前記PCWM信号エンコーダにマシン電圧 vmを出力する周波数/電圧(V/F)関数表と、
    (4)加減速定数 kadとコマンド周波数 fc に基づき、前記マシン周波数 fm と前記マシン電圧 vm を更新し、また、周波数増倍係数 kfmf を使用して求めた前記単位正弦関数表番地 nを前記単位正弦関数表に入力して得られる前記単位正弦関数値 nuと前記マシン電圧 vm に基づき、PCWM値 d を算出し、これをPCWM信号デコーダに提供する有限状態機械から成る前記PCWM信号エンコーダと、
    (5)直列に接続されたDフリップフロップ、7ビット・アップカウンタおよびトグル・フリップフロップから成り、前記PCWM信号エンコーダから入力された前記PCWM値 d に基づいて、中央変調パルス幅変調(PWM)信号 g を前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路に出力する前記PCWM信号デコーダと、
    (6)前記PCWM信号デコーダから出力される前記中央変調PWM信号 g に対応して、前記DCバス電圧をオンオフ変調する前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路とから成り、
    前記オンオフ変調された前記DCバス電圧を前記3相ACモータに印加して駆動することを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  2. 請求項1に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、さらにDC/DCステップダウン・チョッパを含み、
    該DC/DCステップダウン・チョッパは、
    前記DCバス電圧を入力して、前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路の制御用DC電源と専用大規模集積回路(ASIC)のDC電源を供給することを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  3. 請求項2に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記DCバス電圧は、約 150vdcから約 300vdc の間の範囲にあり、
    前記DC/DCステップダウン・チョッパは、前記DCバス電圧を約 15vdc および約 5vdc の前記制御用DC電源に変換して、前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路に供給し、
    前記DC/DCステップダウン・チョッパは、前記DCバス電圧を約 3.3vdc の前記DC電源に変換して、前記ASICに供給することを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  4. 請求項2に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記ASICは、
    クロック発生器と、
    前記単位正弦関数表と、
    前記V/F関数表と、
    前記PCWM信号エンコーダと、
    前記PCWM信号デコーダとから成り、
    すべてデジタル回路により小型化したことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  5. 請求項4に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記クロック発生器は、
    クロック信号CK1、CK3およびCK5を前記PCWM信号エンコーダに供給し、クロック信号CK1、CK3およびCK4を前記PCWM信号デコーダに供給することを特徴、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  6. 請求項5に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記PCWM信号エンコーダはさらに、
    電源投入時に前記クロックCK5の周期ごとに、前記加減速定数 kad を外部から入力し、
    前記電源投入時に前記クロックCK5の周期ごとに、前記周波数増倍係数 kfmf を外部から入力し、
    モータ起動後には前記クロックCK5の周期ごとに、前記コマンド周波数 fcを外部から入力し、
    前記マシン周波数 fmおよび前記マシン電圧 vm を前記クロックCK5の周期ごとに、更新し、
    複数の前記PCWM値 d を前記クロックCK3の周期ごとに更新して、前記PCWM信号デコーダに提供することを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  7. 請求項6に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記PCWM信号エンコーダは、前記PCWM信号デコーダに前記PCWM値 d を供給し、
    前記PCWM信号デコーダは、前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路に複数の前記中央変調PWM信号 g を出力し、
    前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路は、U相上アームおよびU相下アームと、V相上アームおよびV相下アームと、W相上アームおよびW相下アームとから成り、各相のアームは上下に直列接続されて、前記各相を前記複数の前記中央変調PWM信号 g によって前記DCバス電圧を前記オンオフ変調することにより、3個の正弦波モータ駆動信号U、VおよびWをつくって、前記3相ACモータに印加することを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  8. 請求項5に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記PCWM信号エンコーダは、前記電源投入時に前記クロックCK5の割込み周期ごとに、前記加減速定数 kad と前記周波数増倍係数 kfmf を外部から入力して、それぞれ、周波数増分レジスタ対DEと周波数増倍レジスタFとに保持し、また、前記モータ起動後には前記クロックCK5の割込み周期ごとに、前記コマンド周波数 fc を外部から入力して、前記マシン周波数 fm および前記マシン電圧 vm を更新するように動作し、
    前記PCWM信号エンコーダはさらに、
    (1)前記コマンド周波数 fc が前記マシン周波数 fm と等しいかどうかを判別し、fc= fm である場合には前記マシン周波数fm の更新を終了し、その他の場合には前記マシン周波数 fm の前記更新を継続し続ける比較器と、
    (2)前記マシン周波数 fm を記憶するマシン周波数レジスタ対BCと、
    (3)前記マシン周波数レジスタ対BCの内容を前記周波数増分レジスタ対DEの内容によって増分または減分して前記マシン周波数レジスタ対BCの内容を更新し、さらに前記マシン周波数レジスタBの内容を前記マシン周波数 fm とする加減算要素と、
    (4)単位正弦関数表走査速度を更新するため、前記マシン周波数レジスタ対BCの前記内容に前記周波数増倍レジスタFの内容を乗算し、乗算結果を2で割って単位正弦関数表番地増分値を求め、正弦関数表番地増分レジスタ対PQに格納する乗算要素と、
    (5)前記マシン周波数 fm の一次関数である前記マシン電圧 vm を出力する前記V/F関数表と、
    (6)前記PCWM信号デコーダへの入力としての前記複数の前記PCWM値 d を生成するために、前記マシン電圧 vm を記憶するマシン電圧レジスタGによって構成したことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  9. 請求項8に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、各種モータの加減速度仕様を満たすために、前記加減速定数 kadを外部から選択的に入力できるようにしたことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  10. 請求項8に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記マシン周波数レジスタ対BC、前記周波数増分レジスタ対DE、および前記正弦関数表番地増分レジスタ対PQは、よりきめ細かな周波数制御を行うために、つぎのCK5の割込み周期まで小数値を保持するように、2倍精度レジスタによって構成したことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  11. 請求項5に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記PCWM信号エンコーダは、前記クロックCK3の割込み周期ごとに、前記単位正弦関数表番地 n を更新して前記PCWM値 d を前記PCWM信号デコーダに出力し、単位正弦関数表走査速度を変えることによって、前記モータ駆動システムの出力周波数を制御し、
    該PCWM信号エンコーダはさらに、
    (1)前記単位正弦関数表からの前記単位正弦関数値 nuを保持する単位正弦関数レジスタHと、
    (2)前記V/F関数表からの前記マシン電圧 vmを保持するマシン電圧レジスタGと、
    (3)前記単位正弦関数表番地 n を保持する単位正弦関数表番地レジスタ群MNLと、
    (4)前回の前記クロックCK5の割込み周期における正弦関数表番地増分値を保持する前記正弦関数表番地増分レジスタ対PQと、
    (5)前記単位正弦関数表番地レジスタ群MNLの内容を前記正弦関数表番地増分レジスタ対PQの内容および桁上げで増分して、前記単位正弦関数表番地 n を更新し、前記単位正弦関数表番地レジスタ対MNの前記内容を前記単位正弦関数表番地 n とする第1加算要素と、
    (6)前記単位正弦関数表番地 n を入力して、前記単位正弦関数値 nuを求め、前記単位正弦関数レジスタHに格納する前記単位正弦関数表と、
    (7)前記単位正弦関数表走査速度の更新サブプログラムと、
    (8)前記単位正弦関数表番地レジスタ対MNに記憶された前記単位正弦関数表番地 n を、240°の位相角と等価な 480増分して、3相の前記単位正弦関数値 nuを得る動作を3回繰り返して、前記単位正弦関数表番地 n の更新をする第2加算要素と、
    (9)前記単位正弦関数表番地レジスタMNの前記内容を単位正弦関数表の長さ 720と比較する第1の比較器と、
    (10)前記単位正弦関数表番地 n が前記単位正弦関数表の長さ 720を超えるときは、前記正弦関数表番地レジスタ対MNの内容から前記単位正弦関数表の長さ 720 を減算して、前記単位正弦関数表番地 n をリセットする減算要素と、
    (11)前記3相の前記単位正弦関数表番地 n の更新が完了したかどうかを判別する第2の比較器とから構成したことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  12. 請求項11に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、各種モータの最大出力周波数仕様を満たすために、前記周波数増倍係数 kfmf を外部からプログラムして入力できるようにしたことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  13. 請求項11に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記マシン周波数レジスタ対BC、前記単位正弦関数表番地レジスタ群MNL、および前記正弦関数表番地増分レジスタ対PQは、よりきめ細かな周波数制御を行うために、つぎのCK3の割込み周期まで小数値を保持するように、2倍精度レジスタによって構成したことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  14. 請求項5に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記PCWM信号エンコーダは、前記クロックCK3の割込み周期ごとに、前記単位正弦関数値 nu に前記マシン電圧 vm を乗算して得られる部分正弦関数値 nf の瞬時振幅値を、一定周期幅をもつ単位PWMパルス間隔内の前記PCWM値 d に変換することによって、前記モータ駆動システムの出力電圧を制御し、
    該PCWM信号エンコーダはさらに、
    (1)前記単位正弦関数表からの前記単位正弦関数値 nuを保持する単位正弦関数レジスタHと、
    (2)前記V/F関数表からの前記マシン電圧 vmを保持するマシン電圧レジスタGと、
    (3)前記単位正弦関数値 nu が正であるかどうかを判別する比較器と、
    (4)前記単位正弦関数値 nu が正である場合は、前記単位正弦関数レジスタHの内容に前記マシン電圧レジスタGの内容を乗算し、それ以外の場合には前記単位正弦関数レジスタHの前記内容の1の補数をとった後で乗算を行う乗算要素と、
    (5)前記乗算要素の乗算結果の上位8ビットは前記部分正弦関数値 nf の絶対値であり、これを保持する部分正弦関数レジスタAと、
    (6)h80 を前記部分正弦関数レジスタAの内容に加算し、前記単位正弦関数値 nuが正である場合は、前記加算要素の結果の1の補数をとり、それ以外の場合には前記加算要素の前記結果に何もしない加算要素と、
    (7)前記加算要素の前記結果から得られるPWM片側変調オフ期間値 2d を保持するレジスタと、
    (8)前記PWM片側変調オフ期間値 2d を2で割って、前記PCWM信号デコーダへの入力となるPWM中央変調前半オフ期間値を表す前記PCWM値 d を得る除算要素とによって構成されることを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  15. 請求項14に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記乗算要素および前記加算要素が、-127 から 127の前記瞬時振幅値をもつ前記部分正弦関数値 nf を、前記一定周期幅をもつ前記単位PWMパルス間隔内の、 0 から 255の大きさのパルス幅値 pwに変換するように構成したことを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  16. 請求項5に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記PCWM信号デコーダは、前記3相ACモータ駆動のために3個のチャネルから成り、前記PCWM信号エンコーダから3個の前記PCWM値 d を入力して、前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路への6個の前記中央変調PWM信号 g を生成するように構成し、
    該PCWM信号デコーダはさらに、
    (1)前記PCWM信号エンコーダからの前記3個の前記PCWM値 d は、符号化された3相の正弦波モータ駆動信号U、VおよびWを表し、
    (2)前記クロック発生器は、マシンクロック信号を生成するため、前記クロック信号CK1を前記7ビット・アップカウンタおよび前記トグル・フリップフロップに供給し、前縁ロード信号を生成するため、前記クロック信号CK3を前記Dフリップフロップ、前記7ビット・アップカウンタおよび前記トグル・フリップフロップに供給し、
    中間点ロード信号を生成するため、前記クロック信号CK4を前記Dフリップフロップ、前記7ビット・アップカウンタおよび前記トグル・フリップフロップに供給し、
    (3)前記Dフリップ・フロップは、前記PCWM信号エンコーダから入力される前記3個の前記PCWM値 d を保持し、
    前記クロック信号CK3を受信したときには、前記単位PWMパルス間隔内の中間点より前の前半極性反転信号生成のため、前記保持したデータ d の1の補数データ d を、
    前記クロック信号CK4を受信したときには、前記単位PWMパルス間隔内の中間点より後ろの後半極性反転信号生成のため、前記保持したデータ d を、それぞれ前記7ビット・アップカウンタに供給し、
    (4)前記7ビット・アップカウンタは、前記クロック信号CK1によってカウントアップを行い、カウンタの内容がフルになったときに、前記単位PWMパルス間隔内の前記中間点より前と後の2回の桁上げ信号 cryを前記トグル・フリップフロップに、それぞれ、前記前半極性反転信号と前記後半極性反転信号として出力し、
    (5)前記トグル・フリップフロップは、前記2回の桁上げ信号 cry を受信することによって出力信号の極性を反転し、該出力信号は前記6個の前記中央変調PWM信号 g のうちの1個であり、
    これら時間軸上で復号された前記6個の前記中央変調PWM信号 g が前記ゲートドライブ/パワートランジスタ回路の3相の上チャネルおよび下チャネルの入力信号として供給されることを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  17. 請求項16に記載のPCWM方式を用いたモータ駆動システムであって、
    前記単位PWMパルス間隔内の6個のパワートランジスタのオンオフ動作によって、片側変調PWM信号では前記パワートランジスタの異なる相の上アームと下アームの相互導通が1回起こるのに対して、前記中央変調PWM信号 g では前記相互導通が2回生じるので、よりきめ細かな電流波形となり、モータ駆動がさらに滑らかになることを特徴とする、PCWM方式を用いたモータ駆動システム。
  18. パルス符号幅変調(PCWM)方式を用いて3相ACモータを正弦波信号によって駆動する方法であって、
    単位正弦関数表番地 n に基づいて、最大振幅正弦関数から成る単位正弦関数表から単位正弦関数値 nu をとり出すことと、
    マシン周波数 fm に基づいて、電圧/周波数(V/F)関数表からマシン電圧 vm をとり出すことと、
    加減速定数 kad およびコマンド周波数 fc に基づいて、前記マシン周波数 fm と前記マシン電圧 vm を周期的に更新することと、
    周波数増倍係数 kfmf と前記マシン電圧 vm および前記単位正弦関数値 nu に基づいて、部分正弦関数値 nf を演算して、複数のPCWM値 d を生成することと、
    前記複数のPCWM値 d に基づいて、複数の中央変調パルス幅変調信号 g を生成することと、
    3相ACモータを駆動するため、前記複数の中央変調PWM信号 g によってDCバス電圧を変調することとより成ることを特徴とする方法。
  19. モータ駆動システムであって、
    単位正弦関数表番地 n に基づいて、最大振幅正弦関数から成る単位正弦関数表から単位正弦関数値 nu をとり出す手段と、
    マシン周波数 fm に基づいて、電圧/周波数(V/F)関数表からマシン電圧 vm をとり出す手段と、
    周波数増倍係数 kfmf と前記マシン電圧 vm および前記単位正弦関数値 nu に基づいて、部分正弦関数値 nf を演算して、複数のPCWM値 d を生成する手段と、
    前記複数のPCWM値 d に基づいて、複数の中央変調パルス幅変調(PWM)信号g を生成する手段と、
    3相ACモータを駆動するため、前記複数の中央変調PWM信号 g によってDCバス電圧を変調する手段とより成ることを特徴とする、モータ駆動システム。
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