JP2010010879A - アンテナ装置およびそれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話等の携帯用電子機器において、開発効率に優れ、小型で放射特性、インピーダンス特性の良好なアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】本発明のアンテナ装置10は、第1端子11と、第2端子12とを備えた電子部品であるスピーカ13と、第1端子11に一方が電気的に接続される第1接続線14と、第1接続線14の他方に電気的に接続される給電部16と、給電部16に電気的に接続される高周波回路17と、高周波回路17が搭載されるグランド板18と、第2端子12に一方が電気的に接続される第2接続線15と、第2接続線15の他方に電気的に接続される、グランド板18上に搭載された短絡部19と、第1端子11と第2端子12とを電気的に接続するコンデンサ20とを備えた構成である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば携帯電話に用いられるアンテナ装置と、このアンテナ装置を用いた電子機器に関するものである。
携帯電話は小型化の要求が大きくなっている。その結果、アンテナ装置に対する小型化の要求も高まっている。
例えば、携帯電話に用いられる従来のアンテナ装置は、図19(a)、(b)に示すような構成となっている。図19(a)において、従来の携帯電話1は、棒状のロッドアンテナ2と螺旋状に構成されたヘリカルアンテナ3とから構成されるアンテナ装置4を具備し、ヘリカルアンテナ3の内部にスピーカ5が構成されている。
この従来のアンテナ装置4は、ヘリカルアンテナ3内にスピーカ5を配置することで、部品の配置スペースを削減し、携帯電話1の小型化を実現する。
図19(b)において、従来のアンテナ装置4は、スピーカ5の内部に構成されるボイスコイル6に給電部7を構成し、スピーカ5をアンテナ装置4と兼用することで、小型化を実現する。
尚、本出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1または特許文献2が知られている。
特許第3160714号公報 特開2003−152606号公報
図19(a)に示す上記従来のアンテナ装置4においては、ロッドアンテナ2部分にスピーカ5へ信号を伝達する接続線(図示せず)が必要になり、接続線がロッドアンテナ2に近接して配置されるため、アンテナ装置4と電磁結合してしまい、アンテナ装置4のアンテナ特性が劣化するという課題があった。
また、ヘリカルアンテナ3とスピーカ5が近接して配置されるため、互いに電磁結合してしまい、アンテナ装置4を携帯電話1に配置した後、スピーカ5との電磁結合の影響を考慮してアンテナ装置4のアンテナ形状等を再設計し、アンテナ特性の調整をする必要があった。
さらに、ロッドアンテナ2と接続線とは別の構成要素となるため、携帯電話1の小型化についても限界があった。
また、図19(b)に示す上記従来のアンテナ装置4は、スピーカ5内部のボイスコイル6に給電するため、アンテナ装置4の特性を調整する場合、スピーカ5を変更する必要があり、調整が困難であるという課題があった。
さらに、携帯電話1の対応する周波数に応じてスピーカ5を変更する必要があり、電子部品の汎用性が小さいという課題があった。
そこで本発明は、携帯電話等の電子機器搭載後におけるアンテナ装置の小型化と特性劣化の回避を実現するとともに、電子部品の大幅な再設計の必要性を無くして、設計開発効率の高いアンテナ装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明のアンテナ装置は、第1端子と第2端子とを備えた電子部品と、前記第1端子に一方が電気的に接続される第1接続線と、前記第1接続線の他方が電気的に接続される給電部と、前記給電部に電気的に接続される高周波回路と、前記高周波回路が搭載されるグランド板と、前記第2端子に一方が電気的に接続される第2接続線と、前記第2接続線の他方が電気的に接続され、前記グランド板に構成される短絡部と、前記第1端子と前記第2端子の近傍で、前記第1接続線と第2接続線とを電気的に接続するコンデンサとを備えた構成である。
また、本発明のアンテナ装置は、第1端子と第2端子とを備えた電子部品と、前記第1端子に一方が電気的に接続される第1接続線と、前記第1接続線の他方に電気的に接続される給電部と、前記給電部に電気的に接続される高周波回路と、前記高周波回路が搭載されるグランド板と、前記第2端子に一方が電気的に接続される第2接続線と、前記第2接続線の他方に電気的に接続され、前記グランド板に構成される短絡部とを備え、前記第1接続線と前記第2接続線の少なくとも一方の少なくとも一部が、前記電子部品の正面投影部分から突出した構成である。
上記構成において、第1接続線と第2接続線は、それぞれアンテナエレメントの一部として積極的に動作した構成となる。そのため、アンテナエレメントと接続線とを別々に構成した場合に比べ、携帯電話の小型化を実現できる。
さらに、接続線の少なくとも一部を、電子部品の正面投影部分から突出させることで、アンテナ特性を向上させることができる。
また、アンテナエレメントとして接続線を利用することで、電子部品でのアンテナ特性の調整が不要となり、電子部品が汎用性のあるものとなる。
(実施の形態1)
以下に本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係るアンテナ装置の模式図である。図1において、実施の形態1に係るアンテナ装置10は、第1端子11と、第2端子12とを備えた電子部品であるスピーカ13と、第1端子11に一方が電気的に接続される第1接続線14と、第1接続線14の他方に電気的に接続される給電部16と、給電部16に電気的に接続される高周波回路17とを備える。更に、実施の形態1に係るアンテナ装置10は、高周波回路17が搭載されるグランド板18と、第2端子12に一方が電気的に接続される第2接続線15と、第2接続線15の他方に電気的に接続されると共に、グランド板18上に搭載された短絡部19と、第1端子11と第2端子12とを電気的に接続するコンデンサ20とを備えた構成である。
高周波回路17から送信された高周波信号は給電部16に供給された後、少なくとも第1接続線14、第1端子11、コンデンサ20、第2端子12、第2接続線15、短絡部19、グランド板18に伝搬されて行く。これにより、第1接続線14、第1端子11、コンデンサ20、第2端子12、第2接続線15、短絡部19、グランド板18が、主にアンテナとして動作する事となる。
さらに、第1接続線14と第2接続線15とをコンデンサ20を介して接続することで、周波数の低い音声信号はスピーカ13に入力できるとともに、音声信号よりも周波数の高い高周波信号(高周波回路17から送信されたもの)については、コンデンサ20を介して第1接続線14と第2接続線15との2本の接続線に主に給電されることとなる。例えば、スピーカ13において高周波信号の大きな電力ロスが生じる場合には、図1中のコンデンサ20により、スピーカ13への高周波信号の供給が抑制できるため、アンテナ装置10の放射効率の劣化を防止する事ができる。また、例えば、高周波信号がスピーカ13へ供給された際、スピーカ13よりノイズ音が生ずる場合には、図1中のコンデンサ20により、スピーカ13への高周波信号の供給が抑制できるため、当該ノイズを低減することが可能となる。
更に、高周波信号の周波数において、第1端子11と第2端子12とから見たスピーカ13の入力インピーダンスが、第1接続線14と第2接続線15のインピーダンスと比較して非常に高い場合には、第1接続線14は先端開放のアンテナエレメントとして動作し、第2接続線15は、一端が短絡され、他端が開放されると共に、第1接続線14に近接配置されたアンテナエレメントとして動作することとなる。この場合、高周波信号の周波数において、第1接続線14に発生する電流ベクトルと、第2接続線15に発生する電流ベクトルとは、概ね逆相となるため、アンテナ装置の帯域幅は狭帯域となると共に、放射抵抗が小さくなるため放射効率も劣化する。この場合に、本実施の形態1のアンテナ装置10は、コンデンサ20を介して第1接続線14と第2接続線15とが、概ねループアンテナとして動作するため、第1接続線14と第2接続線15とに発生する電流ベクトルが逆相になりにくい。故に、本実施の形態1のアンテナ装置10は、広帯域特性と高い放射効率を実現できる。尚、第1接続線14とコンデンサ20と第2接続線15との電気長が概ね半波長である場合、最も第1接続線14と第2接続線15とに発生する電流ベクトルが逆相になりにくいため、アンテナ装置10は、広帯域特性と高い放射効率を実現しやすい。尚、上記においては、特許請求の範囲に記載された電子部品の一例としてスピーカ13を用いて説明したが、その他の部品(例えば、モータ等)でも、同様な効果が得られる。
以上より、本実施の形態1は、第1接続線14と第2接続線15とをアンテナエレメントとして積極的に利用できるため、アンテナ装置10の小型化とスピーカ13の特性の両立を図ることができる。
このような構成により、本実施の形態1のアンテナ装置10は、図19(a)に示した従来のロッドアンテナ2と接続線とを共通化することで、接続線をアンテナ装置の一部として積極的に動作させる事を特徴とする。これにより、従来のアンテナ装置と比較して、接続線の領域もアンテナエレメントの領域として使用できるため、等価的にアンテナ装置を大型化でき、アンテナ装置の広帯域化、放射効率の向上を図ることができる。また、図19(a)のロッドアンテナ2と接続線とを1つの部品にて実現できるため、携帯電話等の電子機器への組み込み等が容易になると共に、電子機器の小型化を図ることも可能となる。
図1のアンテナ装置10において、第1接続線14と第2接続線15のうち、少なくとも1つの接続線は、アンテナ装置10の対応する周波数に合わせてその長さを調整することができる。これにより、アンテナ装置10のスピーカ13の形状を変えずに、対応する周波数を変えることができる。その結果、汎用性の高い部品を用いて、コストの低いアンテナ装置10を提供することができる。
なお、本実施の形態では接続にコンデンサ20を用いているが、例えば第1接続線14と第2接続線15とから延長される導体間に構成されたギャップによる容量結合を利用して、コンデンサを形成することも可能である。
さらに、アンテナ装置10は、グランド板18に近接して配置されるとインピーダンスが小さくなるが、第2接続線15の一方を、グランド板18上に構成された短絡部19に電気的に接続することで、給電部16からみたアンテナ装置10のインピーダンスを変えてインピーダンス整合を取ることができる。
また、第1接続線14と第2接続線15とは、リード線で構成することができる。リード線で構成することにより、低コストで携帯端末に搭載しやすいアンテナ装置を実現できる。また、スピーカ13および第1接続線14、第2接続線15をグランド板18の面上から外して配置することで、電子機器の薄型化が図れるとともに、グランド板18と、第1接続線14、第2接続線15との電磁結合を低減することができることから、広帯域特性を有するアンテナ装置を実現できる。
図2(a)は、アンテナ装置10を構成する電子部品であるスピーカ13の一具体例を示す上方透視図、図2(b)は側方透視図である。図1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。スピーカ13は、ケース28内部に配置されると共に一方が第1端子11に電気的に接続される第3接続線22と、第3接続線22の他方が電気的に接続されるボイスコイル24と、ボイスコイル24の第3接続線が電気的に接続される部位と異なる部位に、一方が電気的に接続された第4接続線23と、ボイスコイル24内に配置される磁性体21と、ボイスコイルの外側に配置されるヨーク26とプレート27と、ボイスコイル24に密着して接続される振動板25とを備えた構成である。
本構成のスピーカ13は、ボイスコイル24に音声周波数を持つ電気信号が入力されると、磁性体21から発生し、ヨーク26、プレート27で閉じ込められる磁界による電磁誘導でボイスコイル24が振動し、それにより振動板25が振動して音を発生させる。本発明の実施の形態におけるスピーカの構成は一例であり、本形状以外のスピーカにも本発明を適用することが可能である。
また、スピーカ13を構成する磁性体21は高周波においてインピーダンスを高くする効果があり、スピーカ13をアンテナ装置10のローディング素子とすることでアンテナ装置10のインピーダンスを高くすることも可能である。これにより、インピーダンス整合の取り易いアンテナ装置10を実現する事ができる。
さらに、磁性体21に損失の少ない材料を用いることで、アンテナ装置10での損失を低減することも可能である。
図3(a)は、アンテナ装置10を構成する電子部品の別の具体例であるモータの構成を示す上方透視図、図3(b)は側方透視図である。図1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。モータ30は、ケース38内部に配置されると共に、一方が第1端子11に電気的に接続される第3接続線32と、第3接続線32の他方が電気的に接続される第3端子34と、第3端子34に電気的に接続され、ケース38から突出した軸36を中心に回転する回転部37と、回転部37の第3端子34と電気的に接続される部分と別の部分に電気的に接続された第4端子35と、一方が第4端子35と電気的に接続され、他方が第2端子12に電気的に接続される第4接続線33と、ケース38内に配置されるリング状の磁性体31とを備えた構成である。
回転部37は軸36に対して偏心した形状であり、回転部37のコイル(図示せず)に電流を流して電磁界を発生させ、磁性体31によって生じる磁界とで回転させることで、振動を発生させることができる。本発明の実施の形態におけるモータの構成は一例であり、本形状以外のモータにも本発明を適用することは可能である。
また、モータ30を構成する磁性体31は高周波においてインピーダンスを高くする効果があり、モータ30をアンテナ装置10のローディング素子とすることでアンテナ装置10のインピーダンスを高くすることも可能である。これにより、インピーダンス整合の取り易いアンテナ装置10を実現する事ができる。
さらに、磁性体31に損失の少ない材料を用いることで、アンテナ装置10での損失を低減することも可能である。
図4は、本発明の実施の形態1の別の実施の形態に係るアンテナ装置の正面模式図である。図1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。図4において、図1に示したアンテナ装置との相違点は、磁性体21の一部が、第1接続線14とコンデンサ20と第2接続線15とで構成されるループ状のエリアと、正面透視図で重なっている点である。本構成とすることで、ループ内に構成される磁界が磁性体21によって強められ、アンテナ装置10の小型化を図ることができると共に、アンテナ特性を向上することが可能となる。
図5は、実施の形態1のさらに別の実施の形態に係るアンテナ装置の正面模式図である。図1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。図5において、図1に示したアンテナ装置との相違点は、第1端子11と第2端子12の近傍で、コンデンサ20を電気的に接続した点である。本構成とすることで、コンデンサ20の接続位置により、第1接続線14と第2接続線15の長さを変えることができ、アンテナ装置10の対応する周波数を調整することが可能となる。また、コンデンサ20の接続位置が第1端子11と第2端子12の近傍であるため、第1接続線14と第2接続線15のほぼ全長をアンテナとして活用できるため、高い放射効率を有した広帯域なアンテナ装置10を実現する事ができる。
尚、図5においては、第1端子と第2端子の近傍にコンデンサ20を電気的に接続した事例を記載したが、これに限る必要はなく、アンテナ装置10の所望の共振周波数が得られるのであれば、第1接続線14及び第2接続線15の所望の部位にコンデンサ20を電気的に接続しても良い。
更に、コンデンサ20の素子値は、高周波信号は概ね通過し、電子部品への信号(例えば、電子部品がスピーカの場合には、音声信号)は概ね遮断する値としてもよい。これにより、上記のように、第1接続線14と第2接続線15とをアンテナエレメントとして積極的に利用できると共に、電子部品への信号をも電子部品へ入力できるため、アンテナ装置10の小型化と電子部品(例えば、図1においてはスピーカ13)の特性の両立を図ることができる。
また、本実施の形態のアンテナ装置10を受信専用のシステムに適用すれば、高周波回路17から大きな送信出力信号が送信され、それによりスピーカ13からノイズ音が出る等の電子部品への悪影響を回避する事ができる。
(実施の形態2)
以下に、本発明の実施の形態2について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態2におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図6において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、図1のコンデンサ20を取り除き、第1接続線14の一部が、正面透視図においてスピーカ13上(特許請求の範囲における「正面投影部分」に該当)から突出して構成された点である。
本構成とすることで、アンテナ装置10の特性を向上させることができる。これは、アンテナエレメントの一部である第1接続線14の一部と、スピーカ13との電磁結合を低減することで、第1接続線14から効率よく電波を放射することができるためである。
尚、図6においては、第1接続線14の一部がスピーカ13の正面投影部分から突出した構成について図示したが、第2接続線15の一部がスピーカ13の正面投影部分から突出した場合においても、第2接続線15の一部とスピーカ13との電磁結合を低減することができ、第2接続線15から効率よく電波を放射することができる。
(実施の形態3)
以下に、本発明の実施の形態3について、図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態3におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図7において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、第1接続線14の一部が、正面透視図においてスピーカ13上から突出して構成された点である。
本構成とすることで、アンテナ装置10の特性を向上させることができる。これは、アンテナエレメントの一部である第1接続線14の一部と、スピーカ13との電磁結合を低減することで、第1接続線14から効率よく電波を放射することができるためである。さらに、第1接続線14の一部をメアンダ状に構成することで、アンテナ装置10の対応する周波数を調整することが可能となる。
尚、本実施の形態では第1接続線14の一部がスピーカ13から突出して配置されているが、第2接続線15でも同様の効果が得られる。
(実施の形態4)
以下に、本発明の実施の形態4について、図8を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態4におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図8において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、コンデンサ20が、正面透視図においてスピーカ13から突出して構成された点である。
本構成とすることで、コンデンサ20を実装することが容易となり、アンテナ装置10を容易に構成することが可能となる。さらに、スピーカ13とコンデンサ20とが同一面に配置できるため、アンテナ装置10を低背化することも可能となる。
コンデンサ20は、例えば基板上のパターンに実装されるチップコンデンサで実現することが可能である。また、電子部品がモータなどで構成されている場合、第1端子11と第2端子12が構成される小型の基板上に、チップコンデンサを搭載することも可能である。
(実施の形態5)
以下に、本発明の実施の形態5について、図9を用いて説明する。図9は、本発明の実施の形態5におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図9において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、図1の第1接続線14と第2接続線15とが、基板90上の導体パターンで構成された点と、第1接続線14と給電部16との間にインダクタンス素子91を構成した点である。
本構成とすることで、基板90上に構成された第1接続線14と第2接続線15の形状が一定になり、アンテナ装置10の特性変化を抑制することができ、ばらつきの少ない高品質なアンテナ装置を提供できる。更に、携帯電話等の電子機器にアンテナ装置を搭載した後に、アンテナエレメント等の設計が、より簡易になる。
また、インダクタンス素子91は通常、チップコイルなどで構成され、インダクタンス素子91を取り替えることでアンテナ装置10の対応する周波数を変えることができる。その結果、導体パターンの形状を変えることなく、アンテナ装置10を調整できるため、アンテナエレメント等の設計が、より簡易に低コストで行うことができる。
なお、本実施の形態では、第1接続線14と給電部16との間にインダクタンス素子91を構成したが、第1接続線14の途中にインダクタンス素子を構成する、あるいは第2接続線15にインダクタンス素子を構成する、あるいは両方の接続線にインダクタンス素子を構成することも可能である。また、インダクタンス素子91の素子値は、電子部品へ供給される信号(例えば、電子部品がスピーカ13の場合、音声信号が該当)は概ね通過できる値を選択すると、電子部品とアンテナ装置との共用を効率的に行う事が可能となる。
さらに、基板90をフレキシブル基板で構成することで、基板90をより携帯電話等の電子機器に内蔵することが容易となり、レイアウトの自由度を向上させることが可能となる。また、フレキシブル基板を用いる事により、第1接続線14及び第2接続線15を立体的に配置する事が可能となり、所望の放射パターンを実現できる形状に第1接続線14及び第2接続線15の形状を変形させて、電子機器に内蔵することが可能となる。
(実施の形態6)
以下に、本発明の実施の形態6について、図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施の形態6におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図10において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、一方が給電部16に接続され、他方が開放状態である導体100を構成した点である。
本構成とすることで、導体100による共振に対応する周波数帯にアンテナ装置10が対応できるため、アンテナ装置10が2つの周波数帯に対応できるマルチバンド化を実現できる。
さらに、第1接続線14、第2接続線15はアンテナエレメントとして積極的に動作するため、導体100を近接して配置した場合でも、導体100がアンテナエレメントとして動作できる。つまり、第1接続線14、第2接続線15がアンテナエレメントでない場合、アンテナエレメントである導体100を配置する際に、導体100と、第1接続線14、第2接続線15との間にある程度距離が必要になる。それに比べて、第1接続線14と第2接続線15とをアンテナエレメントとして動作させる場合、導体100を近づけて配置できるため、アンテナ装置の小型化が実現できる。
また、図10のように、導体100の開放端をスピーカ13の正面投影部分よりも突出して配置することで、導体100とスピーカ13との電磁結合を低減する事ができるため、導体100からの放射をより効率よく行うことができ、アンテナ装置10の放射特性を向上させることができる。
なお、本実施の形態では2つの周波数に対応する事例を示しているが、さらに導体を付加することで、3つの周波数帯、4つの周波数帯と対応できる周波数を増やすことが可能となる。また、短絡部19にも導体を付加することで、マルチバンド化を図っても良い。
尚、導体100、第1接続線14、第2接続線15の内、少なくとも1つは基板上の導体パターンで構成しても良い。これにより、形状のばらつきを抑制できるため、高品質なアンテナ装置10を実現できる。
(実施の形態7)
以下に、本発明の実施の形態7について、図11、図12を用いて説明する。図11は、本発明の実施の形態7におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図11において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、給電部16と高周波回路17との間を接続するハイパスフィルタ型回路110と、給電部16に電気的に接続されるローパスフィルタ型回路111と、ローパスフィルタ型回路111に電気的に接続される音声信号端子112を構成した点である。
高周波回路17から出力される高周波信号より低い周波数の音声信号は、ハイパスフィルタ型回路110によって、高周波回路17へ伝わらない。一方、高周波回路17から出力される高周波信号は、ローパスフィルタ型回路111によって、音声信号端子112側へは伝わらない。
本構成とすることで、音声信号回路等(図示せず)が音声信号端子112に接続できるため、音声信号端子112からスピーカ13に音声信号を入出力することが可能となる。
さらに、第1接続線14と第2接続線15とは、スピーカ13に音声信号を供給する線路として共用できる。
具体的な回路構成の一例を図12に示す。図12において、給電部16とグランド間に電気的に接続される第1コイル120と、第1コイル120に電気的に接続される第1コンデンサ121と、第1コンデンサ121とグランド間に電気的に接続される第2コイル122とがハイパスフィルタ型回路110を構成する。つまり低い周波数帯の信号は、ハイパスフィルタ型回路110により、高周波回路17へ伝わらず、高周波回路17を保護することができる。さらに、ハイパスフィルタ型回路110及びローパスフィルタ型回路111はアンテナ装置10の整合回路としても動作させることができる。
また、図12において、給電部16とグランド間に電気的に接続される第2コンデンサ123と、第2コンデンサ123に電気的に接続される第3コイル124と、第3コイル124とグランド間に電気的に接続される第3コンデンサ125とがローパスフィルタ型回路111を構成する。つまり、高周波回路16へ出入する高周波信号はローパスフィルタ型回路111により音声信号端子112側へ伝わらず、アンテナ装置の特性劣化を回避することができる。
また、音声信号端子を電源端子として用いることで、スピーカ13のかわりにモータなどの直流電源を入力する電子部品を使用することも可能となる。
但し、上記のローパスフィルタ型回路111は、低周波帯の信号が通過可能である構成とする必要がある。そのような回路構成であれば、例えばハイパスフィルタ型回路110が第1コンデンサ121のみで構成され、ローパスフィルタ型回路111が第3コイル124のみで構成されてもよく、本実施の形態に限定されるものではない。
(実施の形態8)
以下に、本発明の実施の形態8について、図13、図14を用いて説明する。図13は、本発明の実施の形態8におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図13において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、給電部16と高周波回路17との間をローノイズアンプ130で接続した点である。本構成のように、ローノイズアンプ130を接続することで、特にGPS(Global Positioning System)やデジタルテレビといった受信システムに対して、受信感度を向上させることができる。
ローノイズアンプ130の具体的な回路構成例を、図14に示す。図14において、給電部16に接続されたコイル142とコンデンサ143とからなる直列共振回路141と、直列共振回路141の出力とグランド間に接続されたコイル144と、コンデンサ143およびコイル144にゲート端子が電気的に接続された電界効果トランジスタ145と、電界効果トランジスタ145のソース端子とグランド間に接続されたコイル147と、電界効果トランジスタ145のドレイン端子に接続されたトランジスタ電源端子146と、ドレイン端子とトランジスタ電源端子146との接続点に接続された高周波回路17から構成される。この場合、トランジスタ電源端子146は電池(図示せず)に接続され、電界効果トランジスタ145へ電源を供給している。さらに、給電部16から第1接続線14側のアンテナエレメントは、UHF帯(470MHz〜770MHz)を使用するデジタルテレビを受信するアンテナ装置として機能しており、インピーダンス特性は470MHz付近において容量性となっている。また、電界効果トランジスタ145のインピーダンス特性は、コイル144によって470MHz付近において誘導性となっており、アンテナエレメントと略複素共役整合の関係となっており、波長に比べて小型であるアンテナ装置10の受信感度を向上することが可能となる。
なお、直列共振回路141はUHF帯を通過させて900MHz帯の携帯電話用信号を減衰させるバンドパスフィルタとして動作しており、さらにコイル142はアンテナエレメントの電気長を増加させる電気長補正素子として機能する。これにより、UHF帯においては、波長に比べて小型であるアンテナエレメントのインピーダンス特性を470MHz付近では容量性とし、770MHzでは誘導性とすることが可能となる。この場合、電界効果トランジスタ145のインピーダンス特性は、コイル144によって470MHz付近において誘導性となると同時に、770MHz付近において容量性となるよう調整されており、470MHz付近および770MHz付近においてアンテナエレメントと略複素共役整合の関係を実現することが可能となる。このため、アンテナ装置10は広帯域に動作することが可能となり、アンテナの小型化と高感度特性を同時に満足することが期待できる。
なお、470MHz付近と770MHz付近において、アンテナエレメントと電界効果トランジスタとが略複素共役整合の関係にあり、不整合損失が小さい場合に電界効果トランジスタにおける通過利得が470MHz付近と770MHz付近において局大化する場合があるため、コイル147を挿入することにより470MHz付近と770MHz付近における通過利得を周波数選択的に低減することができる。この場合には、電界効果トランジスタの通過利得は周波数特性が緩やかになると同時に、アンテナ装置の受信感度特性は広帯域のまま維持されるため、ローノイズアンプの安定性が向上する。
なお、本実施の形態ではデジタルテレビの受信を例に示したが、GPSやFMラジオといったシステムに適用することも可能である。
また、図13に示した実施の形態においては、ローノイズアンプ130が、給電部16から高周波回路17への方向の信号のみ増幅して通過させるため、スピーカ13への音声信号を高周波回路17から出力する事ができず、図11に示した音声信号端子112を給電部16とローノイズアンプ130との間に別途設ける必要がある。ただ、高周波回路17が音声信号を出力できる回路を兼用するとき、ローノイズアンプ130が給電部16と高周波回路17との間に接続されていない場合には、高周波回路17から高周波信号と音声信号を共に出力することは可能となり、アンテナ装置10の小型化を図ることができる。
(実施の形態9)
以下に、本発明の実施の形態9について、図15、図16を用いて説明する。図15(a)は、本発明の実施の形態9におけるアンテナ装置10の上方透視図、図15(b)は側方透視図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図15において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、携帯電話150の上部筐体151内の端部に、本発明の実施の形態1から8で説明したアンテナ装置10が配置されている点である。
本構成とすることで、アンテナ装置10が音声信号を出力することで、携帯電話150は音声を出力することができる。さらに、アンテナ装置10がスピーカを兼用できるため、携帯電話150を小型化することができる。また、アンテナ装置10は携帯電話150の端部に配置されることで、他の部品からの影響を低減できるとともに、グランド板18からの距離を比較的大きくとることができるため、アンテナ装置の広帯域特性(インピーダンス特性)および放射特性を向上することができる。
さらに、上部筐体151は利用時に握られないことが多いため、アンテナ装置10が握られる可能性が小さくなり、アンテナ装置10の特性劣化を抑えることができる。
図16は、本発明の実施の形態9の、別の例を示した図である。図16(a)は、本発明の実施の形態9におけるアンテナ装置10の上方透視図、図16(b)は側方透視図を示している。図16の図15との相違点は、携帯電話150の下部筐体160内の端部に、発明の実施の形態1から7で説明したアンテナ装置10が配置されている点である。
本構成とすることで、アンテナ装置10はモータの接続線を利用しており、アンテナ装置10が振動することで、携帯電話150は音を鳴らす必要のない報知手段を得ることができる。さらに、アンテナ装置10がモータを兼用できるため、携帯電話150も小型化することができる。また、アンテナ装置10は携帯電話150の端部に配置されることで、他の部品からの影響を低減できるとともに、グランド板18からの距離を比較的大きくとることができるため、アンテナ装置の広帯域特性(インピーダンス特性)および放射特性を向上することができる。尚、モータの接続線の代わりにマイクの接続線を用いても、同様の効果が得られる。
また、本発明の実施の形態では折畳み型の携帯電話の図を用いて説明したが、本構成に限定されるものではなく、例えばストレート型の携帯電話や、スライド型の携帯電話に用いることも可能である。
さらに、第1端子、第2端子とを備える電子部品と、第1端子に電気的に接続される第1接続線と、第2端子に電気的に接続される第2接続線を搭載した電子機器ならば、本発明を適用することが可能である。
(実施の形態10)
以下に、本発明の実施の形態10について、図17を用いて説明する。図17は、本発明の実施の形態10におけるアンテナ装置10のブロック図を示している。尚、実施の形態1と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図17において、図1に示した実施の形態1のアンテナ装置との相違点は、アンテナ装置10に電気的に接続されるノイズ増幅回路170、ノイズ位相制御回路171と、信号受信アンテナ172に電気的に接続される信号増幅回路173と、ノイズキャンセル回路174が構成されている点である。ノイズキャンセル回路174においては、ノイズ位相制御回路171の出力信号と信号増幅回路173の出力信号とが足しあわされる。そして、これら2つの信号が足しあわされた結果、信号受信アンテナ172で受信されたノイズがキャンセルされるように、ノイズ増幅回路170の利得およびノイズ位相制御回路171の移相量が制御部(図示せず)により制御される。
本構成に示したノイズキャンセル装置を用いる事で、ノイズ源(図示せず)から発生するノイズをアンテナ装置10がピックアップし、信号受信アンテナ172が受信する信号に混ざるノイズをキャンセルさせて、信号受信アンテナ172の特性を向上させることができる。この構成を実現する上で、電子部品と一体化されたアンテナ装置10を用いる事で、小型で生産効率の高いノイズキャンセル装置を実現できる。これにより、携帯電話等の電子機器へのノイズキャンセル装置の組み込み等が容易になると共に、電子機器の小型化を図ることも可能となる。
さらに、本実施の形態において、アンテナ装置10を構成する電子部品としてモータを利用すれば、モータは端末内のレイアウトに比較的自由度があるため、ノイズ源に比較的簡単に近づけることができ、より高性能なノイズキャンセル装置を実現できる。
尚、本実施の形態においては、ノイズピックアップ用のアンテナのみに本発明のアンテナ装置を適用したが、これに限る必要はなく、信号受信アンテナ172に本発明のアンテナ装置を適用しても、同様の効果が得られる。
(実施の形態11)
以下に、本発明の実施の形態11について、図18を用いて説明する。図18は、本発明の実施の形態11におけるアンテナ装置10の模式図を示している。尚、前記実施の形態と同様の構成については、同一符号を付してその説明を省略し、相違点のみについて記述する。
図18において、図15、図16に示した実施の形態9のアンテナ装置との相違点は、上部筐体151内にアンテナ装置10、下部筐体160内に第2のアンテナ装置180を搭載している点である。本構成とすることで、第2のアンテナ装置180と、本発明のアンテナ装置10とでダイバーシチ受信が可能となる。特に、本発明のアンテナ装置10を受信用に用いることで、大きなパワーを送信しないため、SAR特性を考慮する必要が無く、アンテナ装置10を上部筐体151の頭部近くに配置することができる。また、第2のアンテナ装置180が通常のモノポールアンテナのような場合、アンテナ装置10がループアンテナとして構成されるため、アンテナ間の相互結合を弱め、アイソレーション特性を向上することが可能となる。
なお、本発明の形態ではダイバーシチ受信について説明したが、例えばMIMO(マルチプルインプットマルチプルアウトプット)のようなシステムに本構成を適用することも可能である。
以上のように、本発明は、例えば携帯電話等の携帯用電子機器において、開発効率に優れ、小型で、放射特性、インピーダンス特性の良好なアンテナ装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 (a)本発明の第1の実施の形態におけるスピーカの上方透視図、(b)本発明の第1の実施の形態におけるスピーカの側方透視図 (a)本発明の第1の実施の形態におけるモータの上方透視図、(b)本発明の第1の実施の形態におけるモータの側方透視図 本発明の第1の実施の形態の別の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第1の実施の形態の別の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第2の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第3の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第4の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第5の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第6の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第7の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第7の実施の形態における回路図 本発明の第8の実施の形態におけるアンテナ装置の模式図 本発明の第8の実施の形態における回路図 (a)本発明の第9の実施の形態におけるアンテナ装置の上方透視図、(b)本発明の第9の実施の形態におけるアンテナ装置の側方透視図 (a)本発明の第9の実施の形態におけるアンテナ装置の上方透視図、(b)本発明の第9の実施の形態におけるアンテナ装置の側方透視図 本発明の第10の実施の形態におけるアンテナ装置のブロック図 (a)本発明の第11の実施の形態におけるアンテナ装置の上方透視図、(b)本発明の第11の実施の形態におけるアンテナ装置の側方透視図 (a)従来のアンテナ装置の模式図、(b)従来のアンテナ装置の側方透視図
符号の説明
10 アンテナ装置
11 第1端子
12 第2端子
13 スピーカ
14 第1接続線
15 第2接続線
16 給電部
17 高周波回路
18 グランド板
19 短絡部
20 コンデンサ
21 磁性体
22 第3接続線
23 第4接続線
24 ボイスコイル
25 振動板
26 ヨーク
27 プレート
28 ケース
30 モータ
31 磁性体
32 第3接続線
33 第4接続線
34 第3端子
35 第4端子
36 軸
37 回転部
38 ケース
90 基板
91 インダクタンス素子
100 導体
110 ハイパスフィルタ型回路
111 ローパスフィルタ型回路
112 音声信号端子
120 第1コイル
121 第1コンデンサ
122 第2コイル
123 第2コンデンサ
124 第3コイル
125 第3コンデンサ
130 ローノイズアンプ
141 直列共振回路
142、144、147 コイル
143 コンデンサ
145 電界効果トランジスタ
146 トランジスタ電源端子
150 携帯電話
151 上部筐体
160 下部筐体
170 ノイズ増幅回路
171 ノイズ位相制御回路
172 信号受信アンテナ
173 信号増幅回路
174 ノイズキャンセル回路
180 第2のアンテナ装置
1 従来例の携帯電話
2 従来例のロッドアンテナ
3 従来例のヘリカルアンテナ
4 従来のアンテナ装置
5 従来例のスピーカ
6 従来例のボイスコイル
7 従来例の給電部

Claims (14)

  1. 第1端子と第2端子とを備えた電子部品と、
    前記第1端子に一方が電気的に接続される第1接続線と、
    前記第1接続線の他方が電気的に接続される給電部と、
    前記給電部に電気的に接続される高周波回路と、
    前記高周波回路が搭載されるグランド板と、
    前記第2端子に一方が電気的に接続される第2接続線と、
    前記第2接続線の他方が電気的に接続されると共に、前記グランド板に構成される短絡部と、
    前記第1接続線と第2接続線とを電気的に接続するコンデンサとを備えたアンテナ装置。
  2. 第1端子と第2端子とを備えた電子部品と、
    前記第1端子に一方が電気的に接続される第1接続線と、
    前記第1接続線の他方に電気的に接続される給電部と、
    前記給電部に電気的に接続される高周波回路と、
    前記高周波回路が搭載されるグランド板と、
    前記第2端子に一方が電気的に接続される第2接続線と、
    前記第2接続線の他方に電気的に接続されると共に、前記グランド板に構成される短絡部とを備え、
    前記第1接続線と前記第2接続線の少なくとも一方の少なくとも一部が、前記電子部品の正面投影部分から突出したアンテナ装置。
  3. 前記第1接続線と前記第2接続線とを、リード線で構成した、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記第1接続線と前記第2接続線とを、基板上に構成された導体パターンで構成した、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  5. 前記導体パターンの途中に、インダクタンスを装荷する構成とした、請求項4に記載のアンテナ装置。
  6. 前記基板が折り曲げ可能なフレキシブル基板で構成された、請求項4または5に記載のアンテナ装置。
  7. 一方が前記給電部と電気的に接続され、他方を開放端とした導体を備えた、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  8. 前記電子部品が一部磁性体で構成され、前記磁性体の少なくとも一部が、前記第1接続線と前記第2接続線が作るループ内に配置された、請求項1に記載のアンテナ装置。
  9. 前記電子部品がスピーカである、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  10. 前記電子部品がモータである、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  11. 前記給電部と前記高周波回路とを電気的に接続するハイパスフィルタ型回路と、
    前記給電部に電気的に接続されるローパスフィルタ型回路と、
    前記ローパスフィルタ型回路に電気的に接続される入力端子とを備えた、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  12. 前記給電部と前記高周波回路との間に電気的に接続されたローノイズアンプとを備えた、請求項1または2に記載のアンテナ装置。
  13. 請求項1から請求項12のうち1つの請求項に記載のアンテナ装置を備えた、電子機器。
  14. 請求項1から請求項12のうち1つの請求項に記載のアンテナ装置を、電子機器の端部に構成した、請求項13に記載の電子機器。
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