JP2004364149A - 無線通信機 - Google Patents

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Masahiro Izawa
正裕 伊澤
Kazuya Kawabata
一也 川端
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Abstract

【課題】イヤホンのコードを利用して通信状態の安定化を図る。
【解決手段】無線通信を行うための専用内蔵アンテナ2と、アンテナ2が接続しているRF回路3とが設けられ、音声を聞くためのイヤホン4の接続が可能な無線通信機1において、イヤホン4のコードは高周波的にRF回路3に接続してイヤホンコードアンテナとして機能する。このイヤホンコードアンテナ8は、専用内蔵アンテナ2が動作状態であるときには共に動作状態となる。専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8を両方共に動作状態に駆動させるので、例えば、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8のうちの一方の通信感度が劣化しても、他方側のアンテナによって通信感度の劣化を回避することができる。これにより、無線通信機1は、無線通信の安定化を図ることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イヤホンの接続が可能な無線通信機に関するものである。
【0002】
【背景技術】
音声を聞くためのイヤホンの接続が可能な無線通信機において、そのイヤホンのコードをアンテナとして利用する場合がある。その場合、例えば、特許文献1に示されている構成では、図6のモデル図に示されるように、イヤホン40が無線通信機41に接続されると、無線通信機41のイヤホンジャックのアンテナ切り換え部42の切り換え動作によって、無線通信機41に設けられている無線通信専用のアンテナ43はRF回路44と切り離され休止状態となり、イヤホン40のコード45が高周波的に無線通信用のRF回路44に接続されてアンテナとして動作状態となる。
【0003】
このため、イヤホン40が無線通信機41に接続されているときには、例えば、そのイヤホンコード45により受信された信号がアンテナ切り換え部42を介してRF回路44に入力する。このRF回路44は、例えば、その受信信号を検波し当該検波により得られた信号の周波数を設定の周波数に下げて、例えば無線通信機41の制御装置(図示せず)に向けて出力する。
【0004】
イヤホン40が無線通信機41から外されると、アンテナ切り換え部42の切り換え動作によって、無線通信専用アンテナ43がアンテナ切り換え部42を介してRF回路44に接続して動作状態となる。この場合には、無線通信専用アンテナ43の受信信号がRF回路44に入力する。
【0005】
なお、イヤホン40が無線通信機41に接続されているときには、そのイヤホンコード45は、高周波的にRF回路44に接続されると共に、低周波的には無線通信機41のオーディオ制御部(図示せず)に接続されており、そのオーディオ制御部から低周波(例えばkHzオーダーの周波数)の音声信号がイヤホン40に出力され、当該イヤホン40から音声を聞くことができる。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−107572号公報
【特許文献2】
特開平7−307694号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
イヤホンコード45はフレキシブルな線であるために様々な形に変形し、これにより、イヤホンコード45における電流分布が変化する。このため、イヤホンコード45から成るアンテナの電気的特性は変化し易くて、安定した通信を行うことが難しいという問題が生じる。また、無線通信線用アンテナ43のみでは、無線通信線用アンテナ43の形状が小型になった場合に感度が好ましい状態ではないという問題が生じる。
【0008】
本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、イヤホンのコードをアンテナとして利用しながら安定した無線通信を行うことを可能にする無線通信機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決するための手段としている。すなわち、この発明は、無線通信又は放送受信を行うための専用内蔵アンテナと、その専用内蔵アンテナが接続しているRF回路とが設けられ、音声を聞くためのイヤホンの接続が可能な無線通信機において、そのイヤホンのコードが接続された場合には当該コードは高周波的に前記RF回路に接続されてイヤホンコードアンテナとして機能する構成と成し、そのイヤホンコードアンテナは、イヤホンコードが接続された場合に前記専用内蔵アンテナが動作状態にあるときに共に動作状態に駆動されることを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1には第1実施形態例の無線通信機における特有な構成部分が簡略化されて示されている。この無線通信機1は、専用内蔵アンテナ2と、無線通信用のRF回路3とを有し、当該無線通信機1にはイヤホン4が接続可能となっている。この第1実施形態例では、専用内蔵アンテナ2は、誘電体又は磁性体の基体にアンテナ動作を行う放射電極が形成された態様と成して、無線通信機1の回路基板に表面実装される表面実装型アンテナである。この専用内蔵アンテナ2の放射電極は、無線通信機1の回路基板のグランド部を利用してアンテナ動作を行うλ/4タイプの放射電極と成している。なお、専用内蔵アンテナ2を構成する基体や、λ/4タイプの放射電極には、それぞれ、様々な形態があり、ここでは、何れの形態を採用してもよく、それらの説明は省略する。
【0012】
イヤホン4は、そのコード5の基端側のプラグ6が無線通信機1のプラグ受け部(イヤホンコード取り付け部)7に差し込まれることにより、低周波的にはオーディオ制御部10に接続され、当該オーディオ制御部10から音声信号(低周波の信号)がイヤホン4に供給可能な状態となる。また、イヤホン4のコード5は、プラグ6を介して高周波的にRF回路3に接続されてアンテナとして機能する構成と成している。この第1実施形態例では、イヤホンコード5には高周波チョークコイル18が介設されている。これにより、プラグ6から高周波チョークコイル18までのイヤホンコード部分が、RF回路3と高周波的に接続されることとなり、そのプラグ6から高周波チョークコイル18までのイヤホンコード部分がイヤホンコードアンテナ8として機能する。
【0013】
その高周波チョークコイル18の介設位置は、この第1実施形態例では、イヤホンコード5の基端側のプラグ6からの距離Leが、イヤホンコードアンテナ8の予め定めた共振周波数feの電波の波長λeの((1/4)+n)倍の距離(Le=((1/4)+n)・λe)又はその近傍となる位置となっている。なお、nは0以上の整数である。
【0014】
そのような位置に高周波チョークコイル18を設けることによって、イヤホンコードアンテナ8は、無線通信機1の回路基板のグランド部を利用して共振周波数feでもってアンテナ動作を行う線状逆Fアンテナとして動作する。この場合、イヤホンコードアンテナ8だけでなく、回路基板のグランド部をも利用して無線通信を行うので、電波を放射する面積が増加してイヤホンコードアンテナ8のアンテナ利得を向上させることができる。
【0015】
この第1実施形態例では、イヤホン4のプラグ6が無線通信機1のプラグ受け部7に接続されているときには、イヤホンコードアンテナ8は常にRF回路3に高周波的に接続されて動作状態となっており、このイヤホンコードアンテナ8と、専用内蔵アンテナ2とは両方共に動作状態に駆動される。
【0016】
RF回路3は、専用内蔵アンテナ用位相器(第1の位相器)13と、イヤホンコードアンテナ用位相器(第2の位相器)14と、信号合成器15と、受信部16とを有して構成されている。
【0017】
専用内蔵アンテナ用位相器13は、専用内蔵アンテナ2により信号が受信されると、その受信信号を取り込む。そして、専用内蔵アンテナ用位相器13は、受信信号の位相を変換する。なお、専用内蔵アンテナ用位相器13の位相変換量は、イヤホンコードアンテナ8が外されているときに専用内蔵アンテナ2の感度が最良となるように設定されている。
【0018】
また、イヤホンコードアンテナ用位相器14は、イヤホンコードアンテナ8により信号が受信されると、その受信信号を取り込んで当該信号の位相を変換する。イヤホンコードアンテナ用位相器14の位相変換量は、当該位相器14による位相変換後の信号の位相が信号合成器15において専用内蔵アンテナ用位相器13で変換された位相変換後の信号と同相になるように設定されている。
【0019】
信号合成器15は、その専用内蔵アンテナ用位相器13により位相変換された信号と、イヤホンコードアンテナ用位相器14により位相変換された信号とを合成する。この信号合成器15によって合成された受信信号が信号合成器15から受信部16に供給される。受信部16は、その供給された受信信号の中から予め定められた周波数帯の信号を取り出し、当該信号の周波数変換を行い周波数を下げて設定の周波数を持つIF信号を作り出し、このIF信号を例えば無線通信機1の制御装置(図示せず)に向けて出力する。
【0020】
ところで、この第1実施形態例では、専用内蔵アンテナ2およびイヤホンコードアンテナ8のリターンロスの周波数特性は、例えば、図2(a)に示されるような場合と、図2(b)に示されるような場合とのうちの予め選択した一方となっている。なお、図2(a)、(b)において、鎖線Aが専用内蔵アンテナ2に関するものであり、点線Bがイヤホンコードアンテナ8に関するものである。
【0021】
図2(a)の場合においては、専用内蔵アンテナ2は予め定められた通信用の周波数範囲H内の共振周波数faを持ち、この専用内蔵アンテナ2の帯域幅は、その通信用の周波数範囲Hの帯域幅以上となっている。このため、イヤホン4が無線通信機1に接続されていない場合であっても、専用内蔵アンテナ2だけで通信用の周波数範囲H内の信号の通信を行うことができる。
【0022】
しかし、専用内蔵アンテナ2はそのように通信用の周波数範囲Hの全領域に渡って信号通信を行うことができるものであるが、当然に通信用の周波数範囲H内において通信感度が低い領域が生じてしまう。このことを考慮し、図2(a)に示す例では、イヤホンコードアンテナ8は、専用内蔵アンテナ2の共振周波数faからずれた共振周波数feを持つ。その共振周波数feは、通信用の周波数範囲Hにおいて専用内蔵アンテナ2の通信感度が低い周波数領域の周波数であり、イヤホンコードアンテナ8は、その共振周波数feおよびその近傍の周波数領域において、通信感度が専用内蔵アンテナ2の通信感度よりも高くなるように形成されている。
【0023】
この場合、無線通信機1全体としてのリターンロスの周波数特性は、図2(a)の実線Cに示されるような特性となる。つまり、イヤホン4が無線通信機1に接続されてイヤホンコードアンテナ8と専用内蔵アンテナ2の両方が動作状態となることによって、通信用の周波数範囲Hにおいて、専用内蔵アンテナ2だけでは通信感度がやや低下してしまう周波数領域での通信感度をイヤホンコードアンテナ8によって高めることができて無線通信機1全体の通信状態を向上させることができる。
【0024】
図2(a)のリターンロスの周波数特性を専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8にそれぞれ持たせることは次に示すような場合に有効である。例えば、専用内蔵アンテナ2の小型化などに起因して放射電極の電気長が不足して、専用内蔵アンテナ2の共振周波数faを低下する方向に調整することが難しく、これに起因して、設定の通信用の周波数範囲Hにおける低周波側での専用内蔵アンテナ2の通信感度が高周波側に比べて低くなってしまう場合がある。このような場合に、その専用内蔵アンテナ2の低周波側の通信感度が低い周波数領域の通信感度をイヤホンコードアンテナ8によって補うことができるので、このような場合に図2(a)のリターンロスの周波数特性を専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8にそれぞれ持たせることは有効である。
【0025】
また、例えば、デジタルテレビ信号の通信に使用される周波数範囲(例えば470MHz〜770MHz)のように通信用の周波数範囲が広い場合には、その広い周波数範囲の中で専用内蔵アンテナ2の通信感度の高低差が大きくなる。このような場合に、専用内蔵アンテナ2の通信感度が低くなってしまう周波数領域の通信感度を改善すべくイヤホンコードアンテナ8を形成することによって、広い周波数範囲内における通信感度の高低差を小さくできる。このことから、このような場合にも、図2(a)のリターンロスの周波数特性を専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8にそれぞれ持たせることは有効である。なお、図2(a)の例では、イヤホンコードアンテナ8の共振周波数feは専用内蔵アンテナ2の共振周波数faよりも低い周波数であったが、共振周波数faよりも高周波側の周波数領域における専用内蔵アンテナ2の通信感度が低くなる場合には、イヤホンコードアンテナ8の共振周波数feは専用内蔵アンテナ2の共振周波数faよりも高周波側の周波数としてもよい。
【0026】
図2(b)の場合には、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8のリターンロスの周波数特性はほぼ同様である。この場合には、例えば、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8の指向性を異ならせることが好ましい。例えば、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8には、それぞれ、互いのヌル点を補うような指向性を持たせることが好ましい。これにより、無線通信機1は、ダイバーシチ制御を行っていると等価な状態となり、電波通信方向にヌル点が無い安定した通信が可能となる。
【0027】
この第1実施形態例では、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8にそれぞれ図2(a)や(b)に示すようなリターンロスの周波数特性を持たせることにより、上記したような効果を得ることができる上に、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8を両方共に動作状態として、専用内蔵アンテナ2の通信信号と、イヤホンコードアンテナ8の通信信号とを合成する構成としたため、無線通信機1の良好な通信状態を安定化することが容易となる。例えば、イヤホンコードアンテナ8は、コード変形により電気的特性が変化し易く、コード変形によって通信感度が劣化し易い。これに対して、専用内蔵アンテナ2は、放射電極が基体に形成されて成る表面実装型アンテナであり、放射電極全体が基体に支持されているので、放射電極の変形は無く電気的特性は安定したものである。このため、例えば、イヤホンコードアンテナ8の変形に起因してイヤホンコードアンテナ8の通信感度が専用内蔵アンテナ2よりも劣化してしまっても、その場合には、専用内蔵アンテナ2の発信信号があるので、通信感度の劣化を抑制することができる。
【0028】
以下に、第2実施形態例を説明する。なお、この第2実施形態例の説明において、第1実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
【0029】
上述した第1実施形態例では、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8をそれぞれ別々のアンテナとして動作させたのに対して、この第2実施形態例では、イヤホンコードアンテナ8は図3(a)に示されるような無線通信機1の回路基板20のグランド部Gを介して専用内蔵アンテナ2と高周波的に接続されて専用内蔵アンテナ2を補佐するアンテナとして機能し、当該イヤホンコードアンテナ8と専用内蔵アンテナ2は一つのアンテナとして動作する。つまり、イヤホンコードアンテナ8は専用内蔵アンテナ2を介してRF回路3に間接的に接続され、当該イヤホンコードアンテナ8は専用内蔵アンテナ2と共に動作状態に駆動される。
【0030】
この第2実施形態例では、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8が一つのアンテナとして機能するために、RF回路3には、第1実施形態例に示した専用内蔵アンテナ用位相器13とイヤホンコードアンテナ用位相器14と信号合成器15は設けられない。例えば、無線通信機1が信号受信機能を持つ場合には、RF回路3は、専用内蔵アンテナ2およびイヤホンコードアンテナ8から成るアンテナの受信信号を検波する回路部と、その検波後の信号の周波数を設定の周波数に低下させる回路部とを有する。また、無線通信機1が信号送信機能を持つ場合には、RF回路3は、例えば制御装置側から受け取った送信用の信号の周波数を無線用の周波数に高める回路部と、その周波数変換後の信号を搬送波に乗せる回路部とを有する。
【0031】
この第2実施形態例では、専用内蔵アンテナ2は、第1実施形態例と同様にλ/4タイプの表面実装型アンテナであり、放射電極だけでなく、無線通信機1の回路基板20のグランド部Gをも利用して信号(電波)の通信を行うものである。例えば、回路基板20は様々な条件によって大きさが規制されているために、回路基板20(グランド部G)の長さLgの短さに起因して専用内蔵アンテナ2の共振周波数faが、通信に使用する例えば図3(b)に示す周波数範囲Hにおける高周波側寄りにしか調整することができず、これにより、その通信用の周波数範囲Hにおける低周波側の通信感度が劣化し易いという問題発生が生じる。
【0032】
このような場合に、イヤホンコードアンテナ8を利用することによって、通信用の周波数範囲Hにおける低周波側の共振周波数feを無線通信機全体のアンテナに持たせることができる。例えば、イヤホンコード5は、一般的に、回路基板20の長手方向の長さLgよりも長いことから、そのイヤホンコード5には、プラグ6から、回路基板20の長手方向の長さLgよりも長い距離Leだけ離れた位置に高周波チョークコイル18を設けて、プラグ6から高周波チョークコイル18までのコード部分をイヤホンコードアンテナ8として機能させる。ここでは、その距離Leは、周波数feを持つ電波の波長λeの((1/4)+n)倍の長さ又はその近傍の長さとする。なお、nは0以上の整数である。
【0033】
イヤホンコードアンテナ8が無線通信機1に接続されておらず専用内蔵アンテナ2のみの場合には、無線通信機1のリターンロスの周波数特性は図3(b)の実線Aに示すような特性であるのに対して、イヤホンコードアンテナ8が無線通信機1に接続されて専用内蔵アンテナ2の補佐用のアンテナとして機能することによって、専用内蔵アンテナ2は、共振周波数faだけでなく、共振周波数feをも持つことができて、無線通信機1のリターンロスの周波数特性は図3(c)の実線A’に示すような特性となる。換言すれば、イヤホンコードアンテナ8と専用内蔵アンテナ2が非対称ダイポールアンテナのようになり、通信用に設定された周波数範囲Hにおける低周波側の通信状態を改善することができる。つまり、イヤホンコードアンテナ8を利用することで、回路基板20の小型化を促進させながら、設定の通信用の周波数範囲内の信号通信を良好に行わせることが可能となる。
【0034】
なお、図3(a)の例では、専用内蔵アンテナ2と、プラブ受け部7とは近接配置されていたが、例えば、図4に示されるように、専用内蔵アンテナ2とプラブ受け部7が回路基板20上に離間配置されている構成としてもよい。この場合にも、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8は、回路基板20のグランド部Gを介して高周波的に接続される状態となる。このため、専用内蔵アンテナ2は、当該専用内蔵アンテナ2からグランド部Gを介しイヤホンコード5の高周波チョークコイル18に至るまでの部分を利用して共振する。このような場合に、前記したように通信用の周波数範囲Hにおける低周波側の通信感度を改善するために、通信用の周波数範囲Hにおける低周波側の周波数を共振周波数feとして専用内蔵アンテナ2に持たせる場合には、回路基板20のグランド部Gが大きく関与することから、回路基板20の長手方向の長さLgと、イヤホンコードアンテナ8の長さLeとを加算した長さLcが、共振周波数feの電波の波長λeの((1/4)+n)倍の長さ又はその近傍の長さとなるように高周波チョークコイル18の配設位置を設定する。なお、nは0以上の整数である。
【0035】
換言すれば、イヤホンコードアンテナ8の長さ(プラグ6から高周波チョークコイル18までのコード部分の長さ)Leは、共振周波数feの電波の波長λeの((1/4)+n)倍の長さ又はその近傍の長さから、回路基板20の長手方向の長さLgを差し引いて得られる値となっている。
【0036】
この場合、イヤホンコードアンテナ8の長さLeは、図3(a)に示す場合よりも短くて済むので、コード変形に起因した電気的特性の変動を抑制することができる。これにより、イヤホンコードアンテナ8を利用しても、イヤホンコードアンテナ8の変形の悪影響が少なくて、より安定した通信を実現することができる。
【0037】
また、この第2実施形態例では、回路基板20のグランド部Gを介して専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8が高周波的に接続されていたが、回路基板20のグランド部Gに代えて、無線通信機1の筐体(図示せず)に設けたグランド部を介して専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8が高周波的に接続されていてもよい。この場合にも、この第2実施形態例と同様のアンテナ動作が行われる。
【0038】
以下に、第3実施形態例を説明する。なお、この第3実施形態例の説明において、第1や第2の各実施形態例と同一構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略する。
【0039】
前記第1や第2の各実施形態例では、イヤホンコードアンテナ8はRF回路3と高周波的に接続されていたが、この第3実施形態例では、イヤホンコードアンテナ8は、RF回路3と非接続状態な無給電アンテナ素子と成し、専用内蔵アンテナ2と電磁結合して専用内蔵アンテナ2と複共振状態を作り出す構成となっている。
【0040】
例えば、図5に示す共振周波数faを持つように専用内蔵アンテナ2を形成し、また、図5に示す共振周波数feを持つようにイヤホンコードアンテナ8を形成することによって、無線通信機1は、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8の複共振によって図5の実線Cに示されるようなリターンロスの周波数特性を持つことができる。これにより、専用内蔵アンテナ2だけの場合(図5鎖線A参照)よりも、帯域幅を格段に広げることができる。これにより、例えば、デジタルテレビ信号通信用の広帯域な周波数範囲の全領域に渡って満足な通信ができる無線通信機1を得ることができる。また、無線通信機1の通信感度を高めることができる。
【0041】
なお、この第3実施形態例では、専用内蔵アンテナ2だけがRF回路3に高周波的に接続されているので、第2実施形態例と同様に、RF回路3には、第1実施形態例に示した専用内蔵アンテナ用位相器13とイヤホンコードアンテナ用位相器14と信号合成器15は設けられない。例えば、無線通信機1が信号受信機能を持つ場合には、RF回路3は、専用内蔵アンテナ2およびイヤホンコードアンテナ8から成る複共振タイプのアンテナの受信信号を検波する回路部と、その検波後の信号の周波数を設定の周波数に低下させる回路部とを有する。また、無線通信機1が信号送信機能を持つ場合には、RF回路3は、例えば制御装置側から受け取った送信用の信号の周波数を無線用の周波数に高める回路部と、その周波数変換後の信号を搬送波に乗せる回路部とを有する。
【0042】
なお、この発明は第1〜第3の各実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、第1〜第3の各実施形態例では、専用内蔵アンテナ2は、基体に放射電極が形成された表面実装型アンテナであったが、例えば、専用内蔵アンテナ2は、回路基板20に直接的に放射電極(例えば導体パターン)が形成されている構成としてもよい。また、専用内蔵アンテナ2は、金属板から成る放射電極を有して構成されていてもよい。
【0043】
また、この発明は、デジタルテレビ信号受信機能(放送受信機能)を備えた無線通信機に限定されるものではなく、イヤホンの接続が可能であれば、例えば携帯型電話機などの他の構成の無線通信機にも適用することができるものである。また、この発明は、回路基板が1枚だけの無線通信機だけでなく、回路基板を複数枚有する例えば折り畳み式の無線通信機にも適用することができる。複数の回路基板を有する場合には、RF回路3の集約化や、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8間の高周波的な接続などを考慮して、専用内蔵アンテナ2とイヤホンコードアンテナ8は同じ回路基板に設けることが好ましい。
【0044】
【発明の効果】
この発明によれば、イヤホンのコードをアンテナとして利用する構成と成し、そのイヤホンコードアンテナと、専用内蔵アンテナとは共に動作状態とする構成とした。このようにイヤホンコードアンテナと専用内蔵アンテナが共に動作状態であるときに、それらイヤホンコードアンテナの通信信号と、専用内蔵アンテナの通信信号とを合成する構成を備えることによって、良好な通信感度を維持することができる。例えば、イヤホンコードアンテナはフレキシブルな線により形成されているために、コードが変形し易く、そのコード変形に起因して通信感度が悪化してしまうことがあるが、イヤホンコードアンテナの通信感度が低下してしまっても、専用内蔵アンテナの通信信号を有することにより、無線通信機の通信感度の悪化を抑えることができる。
【0045】
また、イヤホンコードアンテナの通信信号と専用内蔵アンテナの通信信号とを合成する構成を備えると共に、イヤホンコードアンテナは、予め定められた通信用の周波数範囲において専用内蔵アンテナの通信感度が低い周波数領域におけるイヤホンコードアンテナの通信感度を専用内蔵アンテナの通信感度よりも高くした構成を備えたものにあっては、専用内蔵アンテナの通信感度が低下する周波数領域の通信感度をイヤホンコードアンテナによって高めることができるので、設定の通信用の周波数範囲における無線通信機の通信状態の向上を図ることが容易となる。
【0046】
さらに、イヤホンコードアンテナの通信信号と専用内蔵アンテナの通信信号とを合成する構成を備えると共に、専用内蔵アンテナとイヤホンコードアンテナが互いに異なる指向性を有する構成を備えたものにあっては、見かけ上、無線通信機はダイバーシチ制御を行っているように見え、電波通信方向にヌル点を無くした安定した無線通信を行うことができる。
【0047】
専用内蔵アンテナとイヤホンコードアンテナは高周波的に接続されて一つのアンテナとして動作する構成を備えたものにあっては、イヤホンコードアンテナを利用することによって、専用内蔵アンテナの電気長を見かけ上長くすることができるので、専用内蔵アンテナの小型化およびそれを備えた無線通信機の小型化を図りながら、設定の通信用の周波数範囲内の無線通信を良好に行うことが可能となる。
【0048】
専用内蔵アンテナとイヤホンコードアンテナが一つのアンテナとして動作する構成とする場合に、イヤホンコードの取り付け部が、専用内蔵アンテナの形成位置とグランド部を介して離間配置され、そのイヤホンコード取り付け部と専用内蔵アンテナ間のグランド部がアンテナの一部として利用されるものにあっては、専用内蔵アンテナは、グランド部からイヤホンコードアンテナまでを利用して共振動作を行うので、そのグランド部の長さに応じてイヤホンコードアンテナの長さを短くすることができる。このため、イヤホンコードアンテナの変形の悪影響を受け難くなり、無線通信機は、イヤホンコードアンテナを利用して、より一層安定した通信を行うことが可能となる。
【0049】
放射電極が基体に形成されて成る態様の専用内蔵アンテナを設ける構成のものにあっては、その専用内蔵アンテナは、放射電極全体が基体に支持されているので放射電極の変形が回避されて電気的特性の変動が小さいものである。このため、イヤホンコードアンテナの変形に因りイヤホンコードアンテナの電気的特性が変化しても、専用内蔵アンテナは電気的特性の変動が小さいので、無線通信機全体としては、電気的特性の変動を抑制することができる。
【0050】
イヤホンコードアンテナと専用内蔵アンテナが電磁結合して複共振状態を作り出す構成のものにあっては、そのイヤホンコードアンテナと専用内蔵アンテナの複共振によって、無線通信機の通信可能な周波数範囲の広帯域化および通信感度の向上を図ることができる。
【0051】
この発明では、専用内蔵アンテナとイヤホンコードアンテナを両方共に動作状態として使用することにより、通信可能な周波数範囲の広帯域化を促進させることができるものである。このことから、この発明を、広帯域な通信が要求されるデジタルテレビ信号受信用の無線通信機に適用することにより、満足のいくデジタルテレビ信号の受信を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例の無線通信機の特有な構成部分を説明するための図である。
【図2】第1実施形態例の無線通信機におけるリターンロスの周波数特性の例を説明するためのグラフである。
【図3】第2実施形態例を説明するためのモデル図である。
【図4】第2実施形態例の無線通信機におけるリターンロスの周波数特性の例を説明するためのグラフである。
【図5】第3実施形態例の無線通信機におけるリターンロスの周波数特性の例を説明するためのグラフである。
【図6】イヤホンをアンテナとして利用した無線通信機の一例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 無線通信機
2 専用内蔵アンテナ
3 RF回路
4 イヤホン
8 イヤホンコードアンテナ
13 専用内蔵アンテナ用位相器
14 イヤホンコードアンテナ用位相器
15 信号合成器
18 高周波チョークコイル

Claims (10)

  1. 無線通信又は放送受信を行うための専用内蔵アンテナと、その専用内蔵アンテナが接続しているRF回路とが設けられ、音声を聞くためのイヤホンの接続が可能な無線通信機において、そのイヤホンのコードが接続された場合には当該コードは高周波的に前記RF回路に接続されてイヤホンコードアンテナとして機能する構成と成し、そのイヤホンコードアンテナは、イヤホンコードが接続された場合に前記専用内蔵アンテナが動作状態にあるときに共に動作状態に駆動されることを特徴とする無線通信機。
  2. RF回路には、専用内蔵アンテナの通信信号を取り込み当該通信信号に基づいて使用周波数に対する専用内蔵アンテナの通信信号の位相を変換する第1の位相器と、イヤホンコードアンテナの通信信号を取り込み当該通信信号に基づいて使用周波数に対するイヤホンコードアンテナの通信信号の位相を変換する第2の位相器と、それら位相器によりそれぞれ位相変換された2つの通信信号を合成する信号合成器とを有することを特徴とする請求項1記載の無線通信機。
  3. イヤホンコードアンテナは専用内蔵アンテナの共振周波数からずれた共振周波数を有し、当該イヤホンコードアンテナは、予め定められた通信用の周波数範囲内において専用内蔵アンテナの通信感度の低い周波数領域における通信感度を専用内蔵アンテナの通信感度よりも高くしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信機。
  4. 専用内蔵アンテナとイヤホンコードアンテナは互いに異なる指向性を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無線通信機。
  5. イヤホンコードアンテナを外したときに専用内蔵アンテナの感度が最良となるように第1の位相器の位相変換量が制御されていることを特徴とする請求項2記載の無線通信機。
  6. 専用内蔵アンテナとイヤホンコードアンテナは高周波的に接続されて一つのアンテナとして動作する構成と成し、無線通信機に設けられるイヤホンコードの取り付け部は、専用内蔵アンテナの形成位置と無線通信機の筐体上又は回路基板に設けたグランド部を介して離間配置され、そのイヤホンコード取り付け部と専用内蔵アンテナとの間のグランド部をアンテナの一部として利用することを特徴とする請求項1記載の無線通信機。
  7. イヤホンコードアンテナをRF回路に接続するのに代えて、イヤホンコードアンテナはRF回路とは直接的には非接続状態と成しており、当該イヤホンコードアンテナは専用内蔵アンテナと電磁結合して専用内蔵アンテナと複共振状態を作り出す無給電アンテナ素子と成していることを特徴とする請求項1記載の無線通信機。
  8. 専用内蔵アンテナは、アンテナ動作を行う放射電極が誘電体基体に形成された態様を有している表面実装型アンテナであることを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1つに記載の無線通信機。
  9. 無線通信機の回路基板にはグランド部が形成されており、イヤホンコードアンテナはそのグランド部を利用してアンテナ動作を行う線状逆Fアンテナであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の無線通信機。
  10. 専用内蔵アンテナとイヤホンコードアンテナは、デジタルテレビ信号受信用のアンテナとして機能することを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れか1つに記載の無線通信機。
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