JP4263961B2 - 携帯無線機用アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯無線機用アンテナ装置に関し、例えば、携帯無線機に適用して好適なものである。
携帯無線機等に搭載されるアンテナ装置は回路基板に電流が誘起する不平衡給電方式が多く、この場合、回路基板から電波の放射が行われてしまうことがある。すなわち、ユーザが携帯無線機等を把持する部位から電波の放射が行われてしまうことになり、このため、人体からの影響を受け易く、アンテナ特性が著しく劣化してしまう。そこで、従来、このようなアンテナ特性の劣化を防止する技術として、特許文献1に開示されたものがある。以下、この特許文献1に開示された内容について説明する。
図19は、従来のアンテナ装置の構成を示す断面図である。携帯無線機11は筐体12の外表面に放射導体13が貼付されている。筐体12の内部に収容された回路基板14には給電線15を介して容量板16が設けられており、容量板16と放射導体13との間に容量が形成され、両者が電磁界結合する。このため、回路基板14から給電された電力は放射導体13に供給される。このとき、放射導体13がnλ/2(λ:波長、n=1,2,3・・・)の電気長を有することにより、回路基板14上に電流を誘起せず、回路基板14からの電波の放射を抑えることができる。
このように、従来のアンテナ装置は、回路基板上に電流が誘起することを防止し、人体の影響によるアンテナ特性の劣化を回避している。
特開2001−244715号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、上記従来のアンテナ装置は、回路基板からの電波の放射を低減するものの、人体方向にも電波の放射があり、結果的に人体の影響によるアンテナ特性の劣化を回避していない。放射された電波が人体により吸収されてしまうと、電波が有効に利用されなくなり、アンテナ利得が低下してしまう。さらに、近年、電波の人体への影響を考慮して、人体への電波の吸収量を評価する比吸収率(Specific Absorption Rate:以下、「SAR」という)が示されており、上記従来のアンテナ装置ではこのSARが低減されていないという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、アンテナ利得を向上させる一方、SARを低減させる携帯無線機用アンテナ装置を提供することを目的とする。
かかる課題を解決するため、本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、長手方向が使用周波数の略1/2波長の長さを有する板状の無給電素子と、前記無給電素子の一面に対して所定の間隔をおいて配設され、前記無給電素子と電磁界結合により、前記無給電素子を反射器及び広帯域化素子として動作させる板状の第1励振素子と、一端が給電点に接続された第2励振素子と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、無給電素子が反射器として動作するので、携帯無線機用アンテナ装置を携帯無線機に搭載する際に、ユーザが携帯無線機を使用するときにアンテナ装置の指向性が人体と反対方向に向くようにすることで、アンテナの利得を向上させることができると共に、SARを低減させることができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、ユーザが携帯無線機を使用する際に、前記第1励振素子と所定の間隔をおいて配設される前記無給電素子がユーザ側に位置する構成を採る。
この構成によれば、ユーザが携帯無線機を使用する際に、反射器として動作する無給電素子をユーザ側に位置するようにすることで、アンテナ装置の指向性が人体と反対方向に向き、アンテナの利得を向上させることができると共に、SARを低減させることができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第2励振素子が、所定の長さを有し、前記第1励振素子が配設された前記無給電素子の一面に対して非対向に配設される構成を採る。
この構成によれば、第2励振素子に流れる電流により、無給電素子が反射器として動作することにより放射される電波に対して垂直な電波が放射されるので、水平・垂直両偏波を得ることができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第2励振素子は、素子の一部が前記無給電素子の外側に位置する長さを有する構成を採る。
この構成によれば、第2励振素子の一部が無給電素子の外側に位置するようになり、第2励振素子に流れる電流により、無給電素子が反射器として動作することにより放射される電波に対して垂直な電波が放射されるので、水平・垂直両偏波を得ることができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第2励振素子が、略L形の形状を有し、給電される一端から屈曲部までが前記無給電素子に対して略垂直に配設される構成を採る。
この構成によれば、第2励振素子において無給電素子に対して垂直となる部分から放射される電波が、無給電素子が反射器として動作することにより放射される電波に対して垂直となるので、水平・垂直両偏波を得ることができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第2励振素子が、第1周波数で共振する長さを有する第3励振素子と、第2周波数で共振する長さを有する第4励振素子と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、第3励振素子が第1励振素子と共に無給電素子と電磁界結合し、第1周波数で共振し、第4励振素子が第1励振素子と第2周波数で共振することにより、2周波に対応することができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第2励振素子が、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さの第1素子部と、前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる第2素子部と、前記第1素子部と前記第2素子部とを接続又は開放の切り替えを行うスイッチと、を具備する構成を採る。
この構成によれば、スイッチが第1素子部と第2素子部の接続を開放すると、第1素子部が第1周波数で共振し、スイッチが第1素子部と第2素子部を接続すると、第1及び第2素子部が第2周波数で共振するので、2周波に対応することができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記励振素子が、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さの第1素子部と、前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる第2素子部と、第1周波数で並列共振し、前記第1素子部と前記第2素子部とを接続する並列共振回路と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、並列共振回路が第1周波数で並列共振するので、第2素子部に電流が流れず、第1素子部のみが第1周波数で共振し、第1及び第2素子部は、第2周波数で共振するので、2周波に対応させつつ、自動的に周波数の切り替えを行うことができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第1励振素子が、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さとなる板状の第1素子部と、前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる板状の第2素子部と、前記第1素子部と前記第2素子部とを接続又は開放の切り替えを行うスイッチと、を具備する構成を採る。
この構成によれば、スイッチが第1素子部と第2素子部の接続を開放すると、第1素子部が第1周波数で共振し、スイッチが第1素子部と第2素子部を接続すると、第1及び第2素子部が第2周波数で共振するので、2周波に対応することができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第1励振素子が、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さとなる板状の第1素子部と、前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる板状の第2素子部と、第1周波数で並列共振し、前記第1素子部と前記第2素子部とを接続する並列共振回路と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、並列共振回路が第1周波数で並列共振するので、第2素子部に電流が流れず、第1素子部のみが第1周波数で共振し、第1及び第2素子部は、第2周波数で共振するので、2周波に対応させつつ、自動的に周波数の切り替えを行うことができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記無給電素子と前記励振素子との間に挿入される誘電体を具備する構成を採る。
この構成によれば、誘電体を無給電素子と励振素子との間に挿入することにより、波長を短縮させることができるので、アンテナ装置を小型化することができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、上記構成において、前記第1励振素子に対して前記反射器として動作する無給電素子と反対側に導波器として動作する板状の無給電素子をさらに具備する構成を採る。
この構成によれば、反射器として動作する無給電素子と導波器として動作する無給電素子とを励振素子を挟んで配設することにより、さらなる利得の増加を図ることができる。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、長手方向が使用周波数の略1/2波長の長さを有する板状の無給電素子と、前記無給電素子の一面に対して所定の間隔をおいて配設され、前記無給電素子と電磁界結合により、前記無給電素子を反射器及び広帯域化素子として動作させる板状の第1励振素子と、を具備する構成を採る。
この構成によれば、励振素子が不平衡給電された場合においても、広帯域化及び利得の増加を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、使用周波数の略1/2波長の大きさを有する板状の無給電素子の一面に対して所定の間隔をおいて対向させて板状および線状の励振素子を配設し、各々の励振素子が無給電素子を反射器として動作させ、アンテナ装置を携帯無線機に搭載する際に、ユーザが携帯無線機を使用するときにアンテナ装置の指向性が人体と反対方向に向くように配置することで、アンテナの利得を向上させることができると共に、SARを低減させることができる。また、無給電素子と板状および線状の励振素子との距離、および各励振素子の長さを調節することにより、広帯域化を図ることができる。
本発明の骨子は、使用周波数の略1/2波長の大きさを有する板状の無給電素子の一面に対して所定の間隔をおいて対向させて励振素子を配設し、この励振素子が無給電素子を動作させ、無給電素子を反射器及び広帯域化素子として動作させることである。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における携帯無線機の構成を示す分解斜視図である。この図において、回路基板101は、網掛け部分に無線通信の信号処理等を行う回路が実装され、残りの部分にアンテナ装置102が実装されている。前面筐体パネル103と背面筐体パネル104とは、回路基板101を内部に収容するように互いに組み合わされる。
図2は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置200の構成を示す斜視図である。この図において、無給電素子201は、長手方向が使用周波数の波長(以下、単に「波長」という)の約1/2の長さである。
板状励振素子202及び線状励振素子203は無給電素子201と所定の間隔hをおいて対向して設けられる。板状励振素子202及び線状励振素子203と無給電素子201との所定の間隔hは両者が電磁界結合する距離とする。
給電点204は、板状励振素子202及び線状励振素子203を給電する。
無給電素子201、板状励振素子202及び線状励振素子203は、無給電素子201が反射器として動作し、かつアンテナ装置200の入力インピーダンスが広帯域となるように設定される。
ここで、図2の具体的な構成例について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の具体的な構成を示す斜視図である。この図において、無給電素子201は銅板であり、長手方向の長さを0.54λ(λは波長を示す)とし、幅方向の長さを0.3λとする。
板状励振素子202及び線状励振素子203は、無給電素子201と同じ大きさで絶縁体のガラスエポキシ樹脂上にプリントされ、板状励振素子202の一辺の長さを0.43λとし、線状励振素子203の長さを0.26λとし、無給電素子201と0.02λの間隔をおいて配設される。
上述した構成において、給電点204が板状励振素子202及び線状励振素子203を給電することにより、板状励振素子202及び線状励振素子203と無給電素子201とが電磁界結合し、無給電素子201は反射器として動作するため、図3に示した座標系において、−X方向に向けて主に指向性が形成される。
図4は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置200の放射パターンを示す図である。この図では、X−Y平面におけるEφ成分を示し、実線はアンテナ装置200の放射パターンを示し、点線はアンテナ装置200から無給電素子を除いた励振素子のみの放射パターンを示す。この図から分かるように、−X方向に利得の高い指向性が形成され、X方向の放射が抑えられる。
上述したような指向性を有することを利用し、携帯無線機の背面側に指向性が向くように、すなわち、X方向が人体方向となるように、アンテナ装置を携帯無線機に搭載することにより、人体方向への放射が抑えられ、SARの低減を図りつつ、人体と反対側の方向である−X方向への利得を向上させ、通話時利得の向上を図ることができる。
図5は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置200の周波数帯域特性を示す図である。この図において、横軸は周波数を示し、縦軸は電圧定在波比(VSWR:Voltage Standing Wave Ratio)を示す。また、実線はアンテナ装置200の周波数帯域特性を示し、点線はアンテナ装置200から無給電素子を除いた励振素子のみの周波数帯域特性を示す。VSWRの値が1に近いほどアンテナ装置に効率よく電力が供給され、このVSWRが周波数に依存して変化することから、VSWRの値が低く、広い周波数帯域にわたっていると広帯域なアンテナとして動作することがわかる。したがって、実線が示すアンテナ装置は、点線が示す励振素子のみのアンテナに比べ、広帯域なアンテナであると言える。
図6は、本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置200の電流分布を示す概念図である。図6(a)は板状励振素子202及び線状励振素子203の電流分布を示している。板状励振素子202の給電される一辺と線状励振素子203の電流方向は互いに逆向きであり、線状励振素子203から放射される電波は打ち消されるが、図6(b)に示すように無給電素子201の電流分布は、板状励振素子202の面上に形成される電流分布と位相が反転し、無給電素子201は反射器として動作しており、強い指向性を得ることができる。
このように本実施の形態によれば、使用周波数の約1/2波長の長さを有する無給電素子と所定の間隔をおいて対向して配設された所定の長さを有する励振素子が給電されることにより、励振素子と電磁界結合する無給電素子が反射器として動作するので、無給電素子に対して励振素子の方向に指向性が形成される。したがって、励振素子側を携帯無線機の背面に向けて搭載すれば、通話時において、人体方向への放射を抑えることができ、SARを低減することができると共に、人体方向へ放射する代わりに人体と反対方向へ放射することになり、アンテナ利得の向上を図ることができる。
(実施の形態2)
図7は、本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置210の構成を示す斜視図である。ただし、図7が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
線状励振素子211は、所定の長さを有する線状の素子であり、板状励振素子202と無給電素子201との間隔hと同じ間隔で無給電素子201の幅方向と平行に、かつ、無給電素子201に対して非対向に配設されている。また、一端が給電点204に接続され、他端が開放されている。
上述した構成において、板状励振素子202の電流分布は、給電される一辺と線状励振素子211の電流方向が同一方向となり、板状励振素子202の面上に形成される電流分布とは電流方向が垂直となるため、線状励振素子211は、無給電素子201が反射器として動作することにより放射される電波に対して垂直方向の電波を放射する。
このように本実施の形態によれば、線状励振素子が無給電素子の幅方向と平行に、かつ、無給電素子と向き合わないように配設することにより、水平・垂直両偏波成分を得ることができる。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置220の構成を示す斜視図である。ただし、図8が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
線状励振素子221は、無給電素子201の幅方向の長さを越える長さを有し、無給電素子201の幅方向と平行に所定の間隔をおいて対向して配設されている。また、一端が給電点204に接続され、他端が開放されている。
上述した構成において、板状励振素子202の給電される一辺に流れる電流と線状励振素子221に流れる電流の向きが逆方向になるものの、線状励振素子221の長さは板状励振素子202の幅方向の長さよりも長いため、線状励振素子221に流れる電流により形成される電波が全て打ち消されるものではないので、線状励振素子221により放射される電波は、無給電素子201が反射器として動作することにより放射される電波に対して垂直になる。
このように本実施の形態によれば、線状励振素子を無給電素子の幅方向と平行に、かつ、無給電素子と非対向となるように配設することにより、水平・垂直両偏波成分を得ることができる。
(実施の形態4)
図9は、本発明の実施の形態4に係るアンテナ装置230の構成を示す斜視図である。ただし、図9が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
励振素子231は、L形の形状を有し、一端が給電点204に接続され、他端が開放されている。給電点204に接続された励振素子231は、無給電素子201に対して垂直に所定距離離れた位置で屈曲され、屈曲された部位から開放端までの素子部が無給電素子201の幅方向と平行に配設されている。
上述した構成において、給電点204に接続された励振素子231の一端から無給電素子201に対して垂直な素子部で電波を放射するため、無給電素子201が反射器として動作することにより放射される電波に対して垂直になる。
このように本実施の形態によれば、L形の励振素子の一端から給電し、給電される一端から屈曲部までを無給電素子に対して垂直に配設し、屈曲部から開放端までを無給電素子の幅方向と平行に、かつ、無給電素子と対向して配設することにより、水平・垂直両偏波成分を得ることができる。
なお、本実施の形態において、板状励振素子をL形の断面を有するように屈曲させてもよい。
(実施の形態5)
図10は、本発明の実施の形態5に係るアンテナ装置240の構成を示す斜視図である。ただし、図10が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
線状励振素子241は、周波数f1で共振する長さを有し、線状励振素子242は、周波数f2で共振する長さを有し、それぞれ無給電素子201の幅方向と平行に、無給電素子201に対して所定の間隔hをおいて対向して配設されている。線状励振素子241及び242は、一端が給電点204に接続され、他端が開放されている。
上述した構成において、給電点204から給電されると、線状励振素子241は板状励振素子202と共に無給電素子201と電磁界結合し、アンテナ装置240が周波数f1の電波を放射する。また、線状励振素子242は板状励振素子202と周波数f2で共振し、無給電素子201とは電磁界結合せずに、アンテナ装置240は周波数f2の電波を放射する。
このように本実施の形態によれば、周波数f1で共振する長さの線状励振素子と、周波数f2で共振する長さの線状励振素子とを配設することにより、周波数f1と周波数f2の電波を放射することになり、2周波に対応したアンテナ装置を実現することができる。
(実施の形態6)
図11は、本発明の実施の形態6に係るアンテナ装置250の構成を示す斜視図である。ただし、図11が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
線状励振素子251は、給電点204に接続された一端を有する第1素子部2511と一端が開放された第2素子部2512とが直線状に配設され、第1素子部2511と第2素子部2512とがスイッチ2513を介して接続されている。
第1素子部2511は、周波数f1で共振する長さを有し、無給電素子201の幅方向と平行に、かつ、無給電素子201に対して所定の間隔hをおいて対向して配設されている。
第2素子部2512は、スイッチ2513がオンとなり第1素子部2511と接続されることにより、周波数f2で共振する長さを有する。
上述した構成において、スイッチ2513がオフで第1素子部2511と第2素子部2512が接続されていない場合、給電点204から給電されると、第1素子部2511は板状励振素子202と共に無給電素子201と電磁界結合し、アンテナ装置250が周波数f1の電波を放射する。また、スイッチ2513がオンで第1素子部2511と第2素子部2512が接続されている場合、第1素子部2511及び第2素子部2512は板状励振素子202と周波数f2で共振し、無給電素子201とは電磁界結合せずに、アンテナ装置250は周波数f2の電波を放射する。
このように本実施の形態によれば、周波数f1で共振する長さの第1素子部と、第1素子部とスイッチを介して接続される第2素子部が第1素子部と接続したときに、周波数f2で共振する長さとし、スイッチの切り替えを行うことにより、周波数f1と周波数f2の電波を放射することになり、2周波に対応したアンテナ装置を実現することができる。
(実施の形態7)
図12は、本発明の実施の形態7に係るアンテナ装置260の構成を示す斜視図である。ただし、図12が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
線状励振素子261は、給電点204に接続された一端を有する第1素子部2611と一端が開放された第2素子部2612とが直線状に配設され、第1素子部2611と第2素子部2612とが並列共振回路2613を介して接続されている。
第1素子部2611は、周波数f1で共振する長さを有し、無給電素子201の幅方向と平行に、かつ、無給電素子201に対して所定の間隔hをおいて対向して配設されている。
第2素子部2612は、第1素子部2611及び並列共振回路2613と接続した長さが、周波数f2で共振する長さを有する。
並列共振回路2613は、周波数f1で並列共振し、インピーダンスが理論上無限大となるインダクタンス及びキャパシタンスが設定されている。
上述した構成において、アンテナ装置260が周波数f1で共振する場合、並列共振回路2613が並列共振し、理論上無限大のインピーダンスになるため、第1素子部2611にのみ電流が流れ、第1素子部2611及び板状励振素子202が無給電素子201と電磁界結合し、アンテナ装置260が周波数f1の電波を放射する。一方、アンテナ装置260が周波数f2で共振する場合、並列共振回路2613は周波数f1以外の周波数では並列共振を行わないので、第2素子部2612に電流が流れ、第1素子部2611及び第2素子部2612は板状励振素子202と共に周波数f2で共振し、無給電素子201とは電磁界結合せずに、アンテナ装置260は周波数f2の電波を放射する。
このように本実施の形態によれば、周波数f1で共振する長さの第1素子部と、周波数f1で並列共振する並列共振回路を介して第1素子部と接続される第2素子部を、第1素子部と合計した長さが周波数f2で共振する長さとすることにより、周波数f1と周波数f2の電波を放射することになり、2周波に対応し、自動的に周波数を切り替えるアンテナ装置を実現することができる。
なお、本実施の形態では、並列共振回路を用いた場合について説明したが、チョークコイルを用いてもよい。
(実施の形態8)
図13は、本発明の実施の形態8に係るアンテナ装置270の構成を示す斜視図である。ただし、図13が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
励振素子271は、給電点204に接続される板状の第1素子部2711と板状の第2素子部2712とが同一平面上に配設され、第1素子部2711と第2素子部2712とがスイッチ2713を介して接続されている。
第1素子部2711は、周波数f1で共振する長さを有し、無給電素子201に対して所定の間隔hをおいて対向して配設されている。
第2素子部2712は、スイッチ2713がオンとなり第1素子部2711と接続されることにより、周波数f2で共振する長さを有する。
上述した構成において、スイッチ2713がオフで第1素子部2711と第2素子部2712が接続されていない場合、給電点204から給電されると、第1素子部2711は線状励振素子203と共に無給電素子201と電磁界結合し、アンテナ装置270が周波数f1の電波を放射する。また、スイッチ2713がオンで第1素子部2711と第2素子部2712が接続されている場合、第1素子部2711及び第2素子部2712は線状励振素子203と周波数f2で共振し、無給電素子201とは電磁界結合せずに、アンテナ装置270は周波数f2の電波を放射する。
このように本実施の形態によれば、周波数f1で共振する長さの第1素子部と、第1素子部とスイッチを介して接続される第2素子部が第1素子部と接続したときに、周波数f2で共振する長さとし、スイッチの切り替えを行うことにより、周波数f1と周波数f2の電波を放射することになり、2周波に対応したアンテナ装置を実現することができる。
(実施の形態9)
図14は、本発明の実施の形態9に係るアンテナ装置280の構成を示す斜視図である。ただし、図14が図2と共通する部分は、図14と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
励振素子281は、給電点204に接続される板状の第1素子部2811と板状の第2素子部2812とが同一平面上に配設され、第1素子部2811と第2素子部2812とが並列共振回路2813を介して接続されている。
第1素子部2811は、周波数f1で共振する長さを有し、無給電素子201に対して所定の間隔hをおいて対向して配設されている。
第2素子部2812は、第1素子部2811及び並列共振回路2813と接続した長さが、周波数f2で共振する長さを有する。
並列共振回路2813は、周波数f1で並列共振し、インピーダンスが理論上無限大となるインダクタンス及びキャパシタンスが設定されている。
上述した構成において、アンテナ装置280が周波数f1で共振する場合、並列共振回路2813が並列共振し、理論上無限大のインピーダンスになるため、第1素子部2811にのみ電流が流れ、第1素子部2811及び線状励振素子203が無給電素子201と電磁界結合し、アンテナ装置280が周波数f1の電波を放射する。一方、アンテナ装置280が周波数f2で共振する場合、並列共振回路2813は周波数f1以外の周波数では並列共振を行わないので、第2素子部2812に電流が流れ、第1素子部2811及び第2素子部2812は線状励振素子203と共に周波数f2で共振し、無給電素子201とは電磁界結合せずに、アンテナ装置280は周波数f2の電波を放射する。
このように本実施の形態によれば、周波数f1で共振する長さの第1素子部と、周波数f1で並列共振する並列共振回路を介して第1素子部と接続される第2素子部を、第1素子部と合計した長さが周波数f2で共振する長さとすることにより、周波数f1と周波数f2の電波を放射することになり、2周波に対応し、自動的に周波数を切り替えるアンテナ装置を実現することができる。
なお、本実施の形態では、並列共振回路を用いた場合について説明したが、チョークコイルを用いてもよい。
(実施の形態10)
図15は、本発明の実施の形態10に係るアンテナ装置290の構成を示す斜視図である。ただし、図15が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
誘電体291は、セラミックスや樹脂などであり、板状の形状を有する。誘電体291の一面には無給電素子201を、他面には板状励振素子202及び線状励振素子203をそれぞれ配設する。これにより、誘電体291の比誘電率に応じて波長を短縮することができるので、その分、アンテナ装置290を小型化することができる。
(実施の形態11)
図16は、本発明の実施の形態11に係るアンテナ装置300の構成を示す斜視図である。ただし、図16が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
無給電素子301は、板状励振素子202及び線状励振素子203に対して無給電素子201と反対側に所定の間隔をおいて対向して配設される。また、無給電素子301は、板状励振素子202及び線状励振素子203と電磁界結合し、導波器として動作するように配設される。
上述した構成において、給電点204が板状励振素子202及び線状励振素子203を給電することにより、板状励振素子202及び線状励振素子203と無給電素子201とが電磁界結合し、無給電素子201は反射器として動作する。また、板状励振素子202及び線状励振素子203と無給電素子301とが電磁界結合し、無給電素子301は導波器として動作する。これにより、さらなる利得の増加を図ることが出来る。
(実施の形態12)
図17は、本発明の実施の形態12に係るアンテナ装置310の構成を示す斜視図である。ただし、図17が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
給電点311は、回路基板312から板状励振素子202に不平衡給電する。このような不平衡給電方式では、回路基板312に漏れ電流が生じてしまうが、板状励振素子202の長さの設定及び板状励振素子202と無給電素子201との距離を所定の間隔におくことにより回路基板312への漏れ電流を抑圧し、広帯域化及び利得の増加を図ることが可能となる。また、平衡・不平衡変換器(バラン)を設けたり、線状励振素子を設けたりしないでよいので、部品点数を削減することもできる。
(他の実施の形態)
図18は、本発明の他の実施の形態におけるアンテナ装置320の構成を示す斜視図である。ただし、図18が図2と共通する部分は、図2と同一の符号を付し、その詳しい説明は省略する。
励振素子321は、所定の長さを有し、一端が給電点204に接続され、他端が板状励振素子202に接続されている。このように、励振素子321の給電されない他端を板状励振素子202に接続することにより、素子長を短くすることができる。
このように、線状励振素子は、板状励振素子と給電点との整合をとるのに寄与すればよく、給電されない他端で板状励振素子に接続する場合に限らず、線状励振素子の中間で板状励振素子に接続してもよく、どんな形状でもよい。
なお、上述した各実施の形態における板状励振素子は、長手方向の長さを変化させることにより共振周波数を変化させることができ、線状励振素子は、素子長を変化させることによりアンテナ装置の入力インピーダンスのリアクタンス分を変化せることができ、用途に応じてそれぞれの長さを設定すればよい。
また、上述した各実施の形態において、線状励振素子を例に挙げ説明したが、本発明はこれに限らず、他の形状であってもよい。
また、上述した各実施の形態において、携帯無線機用アンテナ装置として携帯無線機に搭載することを想定して説明したが、本発明はこれに限らず、基地局装置に搭載してもよい。
本発明の携帯無線機用アンテナ装置は、使用周波数の略1/2波長の大きさを有する板状の無給電素子の一面に対して所定の間隔をおいて対向させて板状および線状の励振素子を配設し、各々の励振素子が無給電素子を反射器として動作させ、アンテナ装置を携帯無線機に搭載する際に、ユーザが携帯無線機を使用するときにアンテナ装置の指向性が人体と反対方向に向くように配置することで、アンテナの利得を向上させ、また、SARを低減させる効果を有し、例えば、携帯無線機等に適用できる。
本発明の実施の形態1における携帯無線機の構成を示す分解斜視図 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の具体的な構成を示す斜視図 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の放射パターンを示す図 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の周波数帯域特性を示す図 本発明の実施の形態1に係るアンテナ装置の電流分布を示す概念図 本発明の実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態4に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態5に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態6に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態7に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態8に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態9に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態10に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態11に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の実施の形態12に係るアンテナ装置の構成を示す斜視図 本発明の他の実施の形態におけるアンテナ装置の構成を示す斜視図 従来のアンテナ装置の構成を示す断面図
符号の説明
101、312 回路基板
102、200、210、220、230、240、250、260、270、280、290、300、310、320 アンテナ装置
103 前面筐体パネル
104 背面筐体パネル
201、301 無給電素子
202 板状励振素子
203、211、221、241、242、251、261 線状励振素子
204、311 給電点
2513、2713 スイッチ
2613、2813 並列共振回路
291 誘電体
231、271、281、321 励振素子

Claims (13)

  1. 長手方向が使用周波数の略1/2波長の長さを有する板状の無給電素子と、
    前記無給電素子の一面に対して所定の間隔をおいて配設され、前記無給電素子と電磁界結合により、前記無給電素子を反射器及び広帯域化素子として動作させる板状の第1励振素子と、
    一端が給電点に接続された第2励振素子と、
    を具備することを特徴とする携帯無線機用アンテナ装置。
  2. ユーザが携帯無線機を使用する際に、前記第1励振素子と所定の間隔をおいて配設される前記無給電素子がユーザ側に位置することを特徴とする請求項1に記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  3. 前記第2励振素子は、所定の長さを有し、前記第1励振素子が配設された前記無給電素子の一面に対して非対向に配設されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  4. 前記第2励振素子は、素子の一部が前記無給電素子の外側に位置する長さを有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  5. 前記第2励振素子は、略L形の形状を有し、給電される一端から屈曲部までが前記無給電素子に対して略垂直に配設されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  6. 前記第2励振素子は、
    第1周波数で共振する長さを有する第3励振素子と、
    第2周波数で共振する長さを有する第4励振素子と、
    を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  7. 前記第2励振素子は、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さとなる第1素子部と、
    前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる第2素子部と、
    前記第1素子部と前記第2素子部とを接続又は開放の切り替えを行うスイッチと、
    を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  8. 前記励振素子は、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さとなる第1素子部と、
    前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる第2素子部と、
    第1周波数で並列共振し、前記第1素子部と前記第2素子部とを接続する並列共振回路と、
    を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  9. 前記第1励振素子は、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さとなる板状の第1素子部と、
    前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる板状の第2素子部と、
    前記第1素子部と前記第2素子部とを接続又は開放の切り替えを行うスイッチと、
    を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  10. 前記第1励振素子は、給電点に接続された一端から第1周波数で共振する長さとなる板状の第1素子部と、
    前記第1素子部の長さを含めた長さが第2周波数で共振する長さとなる板状の第2素子部と、
    第1周波数で並列共振し、前記第1素子部と前記第2素子部とを接続する並列共振回路と、
    を具備することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  11. 前記無給電素子と前記励振素子との間に挿入される誘電体を具備することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  12. 前記第1励振素子に対して前記反射器として動作する無給電素子と反対側に導波器として動作する板状の無給電素子をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれかに記載の携帯無線機用アンテナ装置。
  13. 長手方向が使用周波数の略1/2波長の長さを有する板状の無給電素子と、
    前記無給電素子の一面に対して所定の間隔をおいて配設され、前記無給電素子と電磁界結合により、前記無給電素子を反射器及び広帯域化素子として動作させる板状の第1励振素子と、
    を具備することを特徴とする携帯無線機用アンテナ装置。
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