JP3032664B2 - アンテナ装置 - Google Patents
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Description
体層あるいは空気層を挟んで、2つの放射導体素子と接
地導体板とを互いに対向させた構造の2組のアンテナ素
子で構成されたアンテナ装置に関し、携帯無線機、特に
衛星通信用の移動無線機器に内蔵するのに適したアンテ
ナ装置に関するものである。
(以下、両面プリント基板と呼ぶ)を用いて形成したプ
リントアンテナが提供されている。このプリントアンテ
ナは、いわゆるマイクロストリップ形アンテナであり、
フォトエッチング技術の向上により、電気的特性の再現
性が良好となっている。しかも、このプリントアンテナ
の場合には、両面プリント基板の基材の誘電率が十分に
大きければ、波長短縮効果により、誘電体層を空気で構
成した場合に比べて小型化できるという利点もある。そ
こで、特に携帯用無線機などの内蔵アンテナとして適用
されている。
られてきたが、近年では、特に移動体通信システムにお
いて、衛星を利用した円偏波が利用されるようになって
いる。この種の円偏波用プリントアンテナとしては、図
8に示すものが提案されている。この円偏波用プリント
アンテナでは、両面プリント基板1の表面導体箔を用い
て放射導体層2を形成し、裏面導体箔を用いてグランド
層3を形成してある。なお、絶縁層を誘電体層4として
用いてある。
2)の直線偏波アンテナ素子としてのダイポールからな
る放射導体素子51 ,52 を空間的に直交させるように
形成してある。ここで、この放射導体素子51 ,52 の
幅は波長に比べて細く形成してある。夫々の放射導体素
子51 ,52 の出力は、90度移相合成器として動作す
る移相合成部(ハイブリッドと呼ばれることもある)6
で合成するようにしてある。なお、移相合成出力は移相
合成部6の出力端子6aから出力される。また、この移
相合成部6には終端抵抗7を介してグランド層3と接続
してある。ここで、終端抵抗7としてはチップ抵抗を用
いてあり、終端抵抗7とグランド層3とはスルーホール
からなる導体部8で接続してある。
用いた場合には、空間的に直交する直線偏波アンテナ素
子としての放射導体素子51 ,52 の出力を90度の位
相差で合成し、円偏波を受信する。なお、例えば上記円
偏波用プリントアンテナを立設する形で配置すると、水
平偏波受信用の放射導体素子51 の受信出力に対して、
垂直偏波受信用の放射導体素子52 の受信出力を、移相
合成部6で90度位相を遅らせて合成することにより、
全体として右旋円偏波信号が受信される。
プリントアンテナを携帯無線機に装備しようとすると、
次のような問題がある。上記図8のプリントアンテナは
1/2波長型であるため、例えば誘電率3.5、厚さ5
mmの両面プリント基板1を用いて形成した場合、155
0MHzでは、両面プリント基板1として60mm角程度
の大きさのものが必要である。また、この大きさである
と、重量も重くなる。従って、寸法的また重量的に携帯
無線機への適用が難しくなる。
その各辺は1/4波長(λ/4)必要であり、上記放射
導体素子51 ,52 と同一の面に形成するには、プリン
トアンテナ全体の素子配置、及び携帯無線機への実装
(取付固定など)上の制約が増すという問題がある。本
発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目的
とするところは、小型で、軽量であるアンテナ装置を提
供することにある。
記目的を達成するために、波長に比べて薄い誘電体層あ
るいは空気層を挟んで、2つの放射導体素子と接地導体
板とを互いに対向させ、夫々の放射導体の一端と接地導
体板とを接続して2組の接地型アンテナ素子としての逆
L型アンテナを構成し、放射導体素子の少なくとも接地
端側の基部が同一平面上で互いに直交するように接地型
アンテナ素子を配置すると共に、2組の接地型アンテナ
素子を1/4波長の間隔で配置し、一方の接地型アンテ
ナ素子を給電素子とすると共に、他方の接地型アンテナ
素子を非給電素子としてある。
る場合には、請求項2に示すように、上記2組の接地型
アンテナ素子の先端にインダクタ部あるいはキャパシタ
ンス部を設ければよい。請求項3の発明では、上記目的
を達成するために、波長に比べて薄い誘電体層あるいは
空気層を挟んで、2つの放射導体素子と接地導体板とを
互いに対向させ、夫々の放射導体の一端と接地導体板と
を接続して2組の接地型アンテナ素子としての逆F型ア
ンテナを構成し、放射導体素子を逆F型アンテナ動作主
モードにおける主電流の方向が同一平面上で互いに直交
するように接地型アンテナ素子を配置すると共に、2組
の接地型アンテナ素子を1/4波長の間隔で配置し、一
方の接地型アンテナ素子を給電素子とすると共に、他方
の接地型アンテナ素子を非給電素子としてある。
切換使用することを可能とする場合には、請求項4に示
すように、各放射導体素子に給電を行う給電部を設け、
いずれかの放射導体素子の給電部に給電を選択的に行う
切換手段を備えるようにすればよい。
とにより、2組の一方の接地型アンテナ素子を給電素子
とすると共に、他方の接地型アンテナ素子を非給電素子
とすることにより、移相合成部を不要とし、アンテナ装
置を小型,軽量化する。請求項2の発明では、インダク
タ部のインダクタ装荷効果、あるいはキャパシタンス部
の容量装荷効果により、放射導体素子をさらに小型化す
ることを可能とし、さらに小型,軽量化を図る。
なり、1/4波長離れて配置された2組のアンテナ素子
が逆F型アンテナであり、各素子の1辺の長さが、略1
/8波長となるので、アンテナ素子形状選択の自由度を
増すことができ、その結果、基板の板取りを合理化する
ことができる。請求項4の発明では、2組の接地型アン
テナ素子を給電素子及び非給電素子とに切り換え、右旋
円偏波及び左旋円偏波用として切換使用することを可能
とする。
の対照用の従来例について説明する。本従来例は、基本
的には、図8で説明したものと同様の構造であるが、ア
ンテナ素子が1/2波長型ではなく、1/4波長型であ
る点が異なる。以下の説明は図8で示した従来例と同一
の構成には同一符号を付して説明は省略する。
一端をスルーホールからなる接地導体部9を介してグラ
ンド層3に接続している。これにより、2組の放射導体
素子は接地型アンテナ、更に具体的には逆L型アンテナ
として動作する。 これにより、放射導体部の長さを1/
4波長に短縮できるので、アンテナを構成する両面プリ
ント基板の寸法が小さくなり、安価なアンテナを実現で
きる。但し、移相合成部6の寸法は1辺が1/4波長で
あり、専有面積は変わらない。また、放射導体素子
5 1 ,5 2 の動作を乱さないようにする必要があるた
め、移相合成部6は放射導体素子5 1 ,5 2 から離して
配置する必要がある。このため、誘電率3.5、厚さ5
mmの両面プリント基板1を用いて形成した場合、155
0MHz用では、50mm角の寸法となった。
例では、上述の対照用の従来例のように移相合成部6を
用いることなく、アンテナ装置を構成したものであり、
一方の放射導体素子51 ,52 から延出された出力端子
10から出力を得る構造としてある。また、放射導体素
子51 と放射導体素子52 とは1/4波長の間隔を設け
て形成してある。このように構成した場合、放射導体素
子51 が給電素子となり、他方の放射導体素子52 が非
給電素子として動作する。
て配置し、放射導体素子51 から水平偏波の電波を正面
手前方向に放射した場合を考えると、放射導体素子52
は1/4波長の距離を隔てて配置してあるので、放射導
体素子51 から放射された電波は、90°位相が遅れて
受信される。ここで、この放射導体素子52 は、非給電
素子(無負荷)であるので、受信された電波は再輻射さ
れる。すなわち、放射導体素子51 から輻射された電波
と、ほぼ振幅が等しく、90度位相の遅れた垂直偏波の
電波が、放射導体素子52 から再輻射される。よって、
正面方向の遠方から電波を観測すると、本実施例のアン
テナ装置からは右旋円偏波が発射されていることにな
る。
作させた場合の説明であったが、アンテナ可逆性の原理
から、右旋円偏波送信アンテナは右旋円偏波受信アンテ
ナとしても有効に動作することは明らかである。なお、
左旋円偏波用とする場合には、出力端子10を放射導体
素子52 側に形成し、放射導体素子52 を給電素子と
し、放射導体素子51 を非給電素子とすればよい。図2
(b)は同図(a)の両面プリント基板1の断面を示し
ており、9は放射導体素子5 1 あるいは5 2 の一端をグ
ランド層3に接地するためのスルーホールを示してい
る。
部6を設けずに済み、円偏波アンテナの形状を小型化す
ることが可能である。なお、図2(c)は、同図(a)
の両面プリント基板1を斜めに切除したもので、給電は
グランド層3側から行うようにしてある。このようにす
れば、誘電率3.5、厚さ5mmの両面プリント基板1を
用いて形成した場合、1550MHzでは、両面プリン
ト基板1として、約50×30mmの寸法とすることがで
き、図8の従来のものに比べて半分以下に面積を小さく
することができる。
2 の非接地端を、放射導体素子51の接地端の近傍にな
るようにしてある。これは、90度の位相差を保ちなが
ら、プリントアンテナを小型にする素子配置を選択した
とき、放射導体素子51 ,52 の結合が少なくなるよう
にするためである。図3に、図2(a)の構成で円偏波
アンテナを製作したときの特性を示す。ここで、図3
(a)は上記プリントアンテナのインピーダンス特性を
示すスミス図表であり、同調周波数(1550MHz)
を図中のF0 で示してあり、円偏波アンテナ特有のイン
ピーダンス軌跡が得られている。なお、所望の特性を得
るためには、2つの放射導体素子5 1 ,5 2 間の結合量
及び移相量を適切な値とするために、各放射導体素子5
1 ,5 2 の間隔並びに長さの微調整が必要である。
ように本実施例のプリントアンテナAに対してX,Y,
Z軸を設定した場合におけるXZ面及びYZ面の受信指
向特性を夫々示す。図3(b),(c)における一点鎖
線が右旋円偏波の受信指向特性を示し、実線が左旋円偏
波の受信指向特性を示す。ここで、指向特性はXZ面と
YZ面で低仰角における指向特性に差があり、XZ面の
方が良好である。しかし、天頂方向(Z軸方向)の交差
偏波比は、約15dB(軸比3dBに相当する)であ
り、ほぼ良好な特性となっている。なお、天頂方向の右
旋円偏波信号に対する利得は+2dBiであった。
アンテナは、図2(c)に示す実施例1のものを基本と
して構成されたもので、本実施例の場合には、放射導体
素子51 ,52 の形状に特徴がある。つまり、これら放
射導体素子51,52 の長さを短縮することにより、さ
らに小型化を可能としたものである。
地端に近い部分(以下、基部と呼ぶ)5aをほぼ1/8
波長(λ/8)の長さにし、各放射導体素子51 ,52
の基部5aは互いに空間的に直交するように形成してあ
る。そして、基部5aの接地側と反対側(以下、先端と
呼ぶ)からインダクタンス成分を放射導体素子51 ,5
2 に装荷するインダクタンス部5bを形成してある。こ
こで、インダクタンス部5bは、基部5aの先端から基
部5aと直交する方向に突設され、複数回折り曲げる形
で形成してある。
が、主として、接地端に近い部分、つまりは基部5aに
流れる電流により支配される。そこで、その点を利用
し、放射導体素子51 ,52 の基部5aのみを空間的に
直交させ、インダクタンス部5bのインダクタンス装荷
効果により放射導体素子51 ,52 の長さを短くしてあ
る。
2 のインダクタンス部5bの代わりに、キャパシタンス
部5cを設けたものであり、容量装荷効果により放射導
体素子51 ,52 の長さを短くしてある。上記構造とす
れば、図2(c)に示すプリントアンテナの長手方向の
長さ(B寸法)を約2/3に短縮することができる。な
お、この図4の場合にも、給電素子と非給電素子を入れ
換えることにより、左旋円偏波受信用とすることができ
る。
本実施例は、電子スイッチ手段により、右旋円偏波及び
左旋円偏波を切換的に受信できるようにしたものであ
る。本実施例の放射導体素子51 ,52 は、図5に示す
ように、PINダイオードなどのスイッチングダイオー
ドD1 ,D2 及びコンデンサCを介してアンテナ出力O
UTに接続してある。ここで、スイッチングダイオード
D1 ,D2は互いに逆向きで放射導体素子51 ,52 に
接続され、コンデンサCに夫々接続された共通接続点に
スイッチングダイオードD1 ,D2 のバイアス電圧を印
加し、スイッチングダイオードD1 ,D2 を選択的にオ
ン,オフするようにしてある。なお、コンデンサCは直
流カット用である。また、バイアス電圧はスイッチSW
の切換によりチョークコイルCHを介して直流電源
E1 ,E2 から印加するようにしてあり、チョークコイ
ルCHは高周波カット用である。
2 は、図6に示すように、放射導体素子5を形成する銅
箔を部分的に切除して、その切除部15内にランド12
を形成し、そのランド12と放射導体素子5との間にス
イッチングダイオードDを実装してある。そして、上記
ランド12はスルーホールからなる導体部13でグラン
ド層3側に設けたランド14に接続し、図5で説明した
後段回路に接続するようにしてある。
換えると、直流電源E1 がスイッチングダイオード
D1 ,D2 に印加され、スイッチングダイオードD1 が
導通状態となり、スイッチングダイオードD2 が非導通
状態となる。このため、放射導体素子51 が給電素子と
なり、放射導体素子52 が非給電素子となる。よって、
先に説明した実施例であれば、右旋円偏波用の受信アン
テナとして機能する。逆に、スイッチSWをb側に切り
換え、直流電源E2 がスイッチングダイオードD1 ,D
2 に印加され、スイッチングダイオードD1 が非導通状
態となり、スイッチングダイオードD2 が導通状態とな
る。このため、放射導体素子51 が非給電素子、放射導
体素子52 が給電素子となり、左旋円偏波用の受信アン
テナとして機能する。本実施例は、反射の多い伝搬路に
おいて、高速で移動する場合には、円偏波ダイバーシテ
ィ受信を行うことでデータ誤り率を低減することが可能
になる。
L型アンテナの代わりに逆F型アンテナを用いて構成し
たものである。ここで、逆L型アンテナ及び逆F型アン
テナは共に接地型アンテナであるが、逆F型アンテナの
場合には、放射導体素子(図7の51 ’,52 ’)が矩
形に形成され、各辺とも約1/8波長とし、周囲長が1
/2波長になるようにする。このため、板状逆L型アン
テナとしての機能に加えて、1/2波長スロットアンテ
ナの機能を加えた動作モードで動作する。この逆F型ア
ンテナの場合には、人体による動作利得の減少が少ない
磁流アンテナとして動作し、特に携帯無線機用に用いた
場合に有効である。
/8波長の矩形の放射導体素子51’,52 ’を形成
し、放射導体素子51 ’の1つの角部においてスルーホ
ールからなる接地導体部9で接地してある。給電点11
を接地端の近傍に設けてある。本実施例のプリントアン
テナにおける逆F型アンテナの主モード(逆L型アンテ
ナモード)における主電流方向が図中に矢印で示す方向
になる。つまりは、放射導体素子51 ,52 の接地端と
なる角部を通る対角線方向になり、夫々の電流方向は互
いに直交する方向になるようにしてある。
設けることもできる。この場合は各放射導体素子
51 ’,52 ’の主電流方向が長辺に沿う方向になる。
この場合にも長辺の方向が互いに直交するように、各放
射導体素子51 ’,52 ’を形成すればよい。なお、以
上の説明では、アンテナ装置がプリントアンテナである
場合について説明したが、波長に比べて薄い空気層を挟
んで、2つの放射導体素子と接地導体板とを互いに対向
させ、夫々の放射導体の一端と接地導体板とを接続して
2組の接地型アンテナ素子を構成したアンテナ装置にお
いても適用できることは言うでもない。
比べて薄い誘電体層あるいは空気層を挟んで、2つの放
射導体素子と接地導体板とを互いに対向させ、夫々の放
射導体の一端と接地導体板とを接続して2組の接地型ア
ンテナ素子としての逆L型アンテナを構成し、放射導体
素子の少なくとも接地端側の基部が同一平面上で互いに
直交するように接地型アンテナ素子を配置すると共に、
2組の接地型アンテナ素子を1/4波長の間隔で配置
し、一方の接地型アンテナ素子を給電素子とすると共
に、他方の接地型アンテナ素子を非給電素子としてある
ので、移相合成部が不要となり、小型,軽量化すること
ができる。
ンテナ素子の先端にインダクタ部あるいはキャパシタン
ス部を設けることにより、インダクタ部のインダクタ装
荷効果、あるいはキャパシタンス部の容量装荷効果によ
り、放射導体素子をさらに小型化することができ、さら
に小型,軽量化することができる。請求項3の発明で
は、波長に比べて薄い誘電体層あるいは空気層を挟ん
で、2つの放射導体素子と接地導体板とを互いに対向さ
せ、夫々の放射導体の一端と接地導体板とを接続して2
組の接地型アンテナ素子としての逆F型アンテナを構成
し、放射導体素子を逆F型アンテナ動作主モードにおけ
る主電流の方向が同一平面上で互いに直交するように接
地型アンテナ素子を配置すると共に、2組の接地型アン
テナ素子を1/4波長の間隔で配置し、一方の接地型ア
ンテナ素子を給電素子とすると共に、他方の接地型アン
テナ素子を非給電素子としてあるので、移相合成部が不
要となり、また、1辺が約1/8波長の逆F型アンテナ
素子を使用するため、アンテナ外形がさらに小型,軽量
化することができる。
電を行う給電部を設け、いずれかの放射導体素子の給電
部に給電を選択的に行う切換手段を備えているので、2
組の接地型アンテナ素子を給電素子及び非給電素子とに
切り換えることができ、右旋円偏波及び左旋円偏波用と
して切換使用することができる。
す正面図及び断面図である。
及び放射導体素子の形成方法を変えてさらに小型化した
場合の正面図である。
ナにおけるインピーダンス特性を示すスミス図表、XZ
面における指向特性図、YZ面における指向特性図、及
びプリントアンテナにおいて設定したX,Y,Z軸方向
を示す説明図である。
実施例2の正面図である。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 波長に比べて薄い誘電体層あるいは空気
層を挟んで、2つの放射導体素子と接地導体板とを互い
に対向させ、夫々の放射導体の一端と接地導体板とを接
続して2組の接地型アンテナ素子としての逆L型アンテ
ナを構成し、放射導体素子の少なくとも接地端側の基部
が同一平面上で互いに直交するように接地型アンテナ素
子を配置すると共に、2組の接地型アンテナ素子を1/
4波長の間隔で配置し、一方の接地型アンテナ素子を給
電素子とすると共に、他方の接地型アンテナ素子を非給
電素子として成ることを特徴とするアンテナ装置。 - 【請求項2】 上記2組の接地型アンテナ素子の先端に
インダクタ部あるいはキャパシタンス部を設けて成るこ
とを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。 - 【請求項3】 波長に比べて薄い誘電体層あるいは空気
層を挟んで、2つの放射導体素子と接地導体板とを互い
に対向させ、夫々の放射導体の一端と接地導体板とを接
続して2組の接地型アンテナ素子としての逆F型アンテ
ナを構成し、放射導体素子を逆F型アンテナ動作主モー
ドにおける主電流の方向が同一平面上で互いに直交する
ように接地型アンテナ素子を配置すると共に、2組の接
地型アンテナ素子を1/4波長の間隔で配置し、一方の
接地型アンテナ素子を給電素子とすると共に、他方の接
地型アンテナ素子を非給電素子として成ることを特徴と
するアンテナ装置。 - 【請求項4】 各放射導体素子に給電を行う給電部を設
け、いずれかの放射導体素子の給電部に給電を選択的に
行う切換手段を備えて成ることを特徴とする請求項1あ
るいは請求項3記載のアンテナ装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5144050A JP3032664B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | アンテナ装置 |
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JP5144050A JP3032664B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | アンテナ装置 |
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JPH077321A JPH077321A (ja) | 1995-01-10 |
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Family Applications (1)
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JP5144050A Expired - Lifetime JP3032664B2 (ja) | 1993-06-15 | 1993-06-15 | アンテナ装置 |
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