JP2015092734A - アンテナ装置および受信装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この電子機器の音声は、同軸ケーブルを用いたイヤホンケーブルを通してイヤホン(ヘッドホンを含む)で聴取することも行われている。
いわゆるイヤホンアンテナについては、たとえば特許文献1、2に開示されている。
ところが、φ3.5、φ2.5極のような筒型の端子を用いる場合、高周波的な結合が大きく、アンテナゲインの劣化が顕著であるという不利益がある。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施形態(受信システム(受信装置)の第1の構成例)
2.第2の実施形態(受信システム(受信装置)の第2の構成例)
3.第3の実施形態(受信システム(受信装置)の第3の構成例)
4.第4の実施形態(受信システム(受信装置)の第4の構成例)
5.第5の実施形態(受信システム(受信装置)の第5の構成例)
6.第6の実施形態(受信システム(受信装置)の第6の構成例)
[受信システム(受信装置)の第1の構成例]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るアンテナ装置を形成するアンテナケーブルを含む電子機器(セット機器)の一例である携帯端末を含む受信システム(受信装置)を示す図である。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
図3は、本実施形態に係るアンテナケーブルを形成するシールド部付同軸ケーブルおよび中継基板を含むプラグ接続部の等価回路を示す図である。
携帯端末20は、高周波信号を受信するためにアンテナ装置を形成する3極プラグ40が接続される丸型ジャック部22等を含む。
丸型ジャック部22の構成については後で詳述する。
そして、本第1の実施形態においては、音声信号伝送ケーブル50は、アンテナケーブル60およびイヤホンケーブル70により形成される。
3極プラグ40の中継基板による接続部および3極ジャック63の形成部分には、キャップ64,65が配置されている。
3極プラグ40は、ジャック部22に挿入される円筒状の先端部41に、先端側から順に、ステレオ音声信号の左チャンネル(Lch)端子411、右チャンネル(Rch)端子412、およびグランド(GND)端子413が、互いに絶縁されて形成されている。
3極プラグ40は、アンテナケーブル60の一端部(側)と接続される円筒状の後端部42に、中央部側からGND端子421、Rch端子422、およびLch端子423が、互いに絶縁されて形成されている。
そして、3極プラグ40において、先端部41のLch端子411と後端部42のLch端子423が円筒軸内を通して電気的に接続されている。
先端部41のRch端子412と後端部42のRch端子422が円筒軸内を通して電気的に接続されている。
先端部41のGND端子413と後端部42のGND端子421が円筒軸内を通して電気的に接続されている。
中継部62はキャップ64で被覆され、3極ジャック63はキャップ65で被覆されている。
この同軸ケーブル61は、たとえばジャケットにより被覆されたシールド部付同軸ケーブルにより形成される。
図4は、シールド部付同軸ケーブルの構造例を示す図である。
3芯同軸ケーブル610は、オーディオのLラインおよびRライン、およびGNDラインを形成する複数の芯線611,612,613、および芯線611,612,613を絶縁するための内部絶縁体614を有する。
同軸ケーブル610は、絶縁体614の外周に配置された外部導体としてのシールド部615、および外周全体を被覆するエラストマー等の外部絶縁体(外皮、ジャケット)616を有する。
絶縁体614は、たとえばX線照射架橋PEにより形成される。
また、シールド部615は、たとえば軟銅線により形成される。
また、シールド部615は、導電性を有する複数の素線、たとえば裸軟銅線を編組した編組シールドにより形成されている。
なお、編組シールドは、横巻シールドと比べて、屈曲時においてもシールドの隙間発生が少なく、適度な柔軟性、折り曲げ強さ、機械的強度を備えた静電シールド方法として知られているものである。
芯線611,612,613とシールド部615は、高周波的にインピーダンスを有する。
次に、中継部62の構成例について説明する。
図2は、本実施形態に係る中継部の具体的な構成、並びに音声信号ケーブルおよび同軸ケーブルの接続例を示す図である。
中継部62の一端部側において、同軸ケーブル610は、絶縁体614、シールド部615、ジャケット616が除去されて芯線611,612,613が露出している。
また、中継部62の近傍にはジャケット616が除去されてシールド部615が露出している。
中継部62の他端側において、3極プラグ40の後端部42が、同軸ケーブル610の一端側の芯線611,612,613の端部と対向するように配置される。
そして、3極プラグ40の後端部42のRch端子422は、高周波遮断部621を介して、同軸ケーブル部610の芯線611(Rchライン)と接続されている。
そして、3極プラグ40の後端部42のLch端子423は、高周波遮断部622を介して、同軸ケーブル部610の芯線612(Lchライン)と接続されている。
これにより、アンテナ信号ラインLANTが形成されている。
実装基板80は、その長手方向の一端部にφ3.5mmの3極プラグ40の後端部42を収容するプラグ収容領域81が形成されている。
この例では、3極プラグ40の後端部42の長さは7.5mm程度である。
プラグ収容領域81の周囲には、その収容口近傍に収容される3極プラグ40のGND端子421と接続されるGND端子82が形成されている。
プラグ収容領域81の長手方向の先端よりの中間部に、Rch端子422と接続されるR端子83が形成されている。
プラグ収容領域81の長手方向の先端部には、Lch端子423と接続されるL端子84が形成されている。
端子83と接続端子85の配置位置の間に高周波遮断部621を形成するフェライトビーズFB1が実装されている。
端子84と接続端子86の配置位置の間に高周波遮断部622を形成するフェライトビーズFB2が実装されている。
そして、端子82と端子87が接続配線LW1により接続されている。端子83とフェライトビーズFB1が接続配線LW2により接続されている。端子84とフェライトビーズFB2が接続配線LW3により接続されている。
フェライトビーズFB1と接続端子85が接続配線LW4により接続されている。フェライトビーズFB2と接続端子86が接続配線LW5により接続されている。
3極ジャック63は、図2および図3に示すように、Rch端子631、Lch端子632、およびGND端子633を有する。
3極ジャック63の近傍において、同軸ケーブル610の他端部は、絶縁体614、シールド部615、ジャケット616が除去されて芯線611,612,613が露出している。また、3極ジャック63の近傍にはジャケット61が除去されてシールド部615が露出している。
そして、Rch端子631は芯線611に接続され、Lch端子632は芯線612に接続され、GND端子633は芯線613に接続されている。
また、図において、634はプラグ挿入口を示している。
イヤホンケーブル70は、一端部が分岐されてRch用イヤホン71、Lch用イヤホン72が接続され、他端部にφ3.5mmの3極プラグ73が接続されている。
3極プラグ73は、その円筒状の先端部をアンテナケーブル60の3極ジャック63に挿入して接続可能であり、Rch端子731、Lch端子732、およびGND端子733を有する。
そして、Rch端子731とイヤホン71がRchライン734により接続され、Lch端子732とイヤホン72がLchライン735により接続され、GND端子733がGNDライン736,737と接続されている。
携帯端末20に形成される3極ジャック部22は、図2に示すように、3極ジャック221、引き出し部(引き出しライン部)222,223,224を有する。
引き出し部222は、3極ジャックのRch端子TRに接続されてRchの音声信号を図示しない信号処理系に供給する。
引き出し部222には、高周波遮断のためのインダクタLやフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部225が挿入(接続)されている。
引き出し部223は、3極ジャックのLch端子TLに接続されてLchの音声信号を図示しない信号処理系に供給する。
引き出し部223には、高周波遮断のためのインダクタLやフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部226が挿入(接続)されている。
引き出し部224は、3極ジャックのGND端子TGに接続されてセットグランドに接続される。
引き出し部224には、高周波遮断のためのインダクタLやフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部227が挿入(接続)されている。
引き出し部224は、2つに分岐され、第1の分岐ラインLB1に高周波遮断部227が接続される。第2の分岐ラインLB2はアンテナ信号ラインLAMTを形成し、キャパシタC221が接続され、さらにキャパシタC221を介してチューナー23に接続されている。
図6(A)は、ジャック部22の基板24への実装領域の背面(実装面)にGNDラインや信号ライン(導電ライン)が形成されている例を示している。
図6(B)は、ジャック部22の実装領域の背面(実装面)にはGNDラインや信号ラインがない領域(非導電領域)241を形成している例を示している。
図7および図8の(A),(B)において、Hで示す曲線が水平偏波(Horizontal Polarization)の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波(Vertical Polarization)の特性を示している。
また、図7および図8の(C),(D)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
図7がイヤホンケーブル70を接続した場合の測定結果を、図8がアンテナケーブル60のみの場合の測定結果を示している。
これらの図からわかるように、ジャック部22の配置領域の実装面(背面)にGND等の導電部がない場合は、ある場合に比較して、大きく特性が改善している。
図9(A)が高周波遮断部としてのフェライトビーズを実装した場合の測定結果を、図9(B)が高周波遮断部としてのフェライトビーズを実装していない場合の測定結果を示している。
図9(A),(B)において、Hで示す曲線が水平偏波の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波の特性を示している。
また、図9(C),(D)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
図10(A)において、Hで示す曲線が水平偏波の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波の特性を示している。
また、図10(B)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
[受信システム(受信装置)の第2の構成例]
図11は、本発明の第2の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
本第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[受信システム(受信装置)の第3の構成例]
図12は、本発明の第3の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
これに応じてアンテナケーブル60Bは、4芯の同軸ケーブル610Bが適用されている。
図12においては、同軸ケーブル610Bの断面を併せて示している。
そして、4極プラグ40Bは、後端部42Bにおいて、GND端子421とRch端子422との間にMIC端子424が形成されている。
中継部62Bにおいて、MIC端子424には、インダクタL3やフェライトビーズにより形成される高周波遮断部623が接続されている。
また、同軸ケーブル610Bは、3芯の同軸ケーブル610に比べて芯線617が1本多く含まれている。
芯線617の一端部は中継部62Bにおいて高周波遮断部623に接続されている。
また、芯線617の他端部は、マイクロフォン(MIC)90に接続され、MIC90は、GNDラインである芯線613とイヤホンケーブル70BのGNDラインとに接続される。
そして、引き出し部228には、高周波遮断のためのインダクタLやフェライトビーズFB等により形成される高周波遮断部229が挿入(接続)されている。
本第3の実施形態によれば、上述した第1および第2の実施形態と同様の効果を得ることができる。
[受信システム(受信装置)の第4の構成例]
図13は、本発明の第4の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
図14(A)および(B)において、Hで示す曲線が水平偏波の特性を示し、Vで示す曲線が垂直偏波の特性を示している。
また、図14(C)および(D)においては、特性図にあわせて測定結果を詳細に示す図表を図示している。
図14(A)および(C)がVHF帯の特性を、図14(B)および(D)がUHF帯の特性を示している。
[受信システム(受信装置)の第5の構成例]
図15は、本発明の第5の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
すなわち、一ラインとしてのGNDライン613Dが同軸ケーブル610Dで形成され、他ラインとしての音声信号のRchライン611DおよびLchライン612Dが外側で、同軸ケーブル610Dに並列に配置されている。
中継部62Dにおける接続は第2の実施形態と同様に、Rchライン611Dは高周波遮断部621を介してプラグ端子422に接続され、Lchライン612Dが高周波遮断部622を介してプラグ端子423に接続されている。
中継部62Dにおいて、同軸ケーブル610Dに芯線であるGNDライン613Dとシールド部615とプラグ40のGND端子421が接続されて、アンテナ信号ラインLANTが形成されている。
そして、中継部62Dにおいては、アンテナ信号ラインLANTと、Rchライン611DおよびLchライン612Dの間に、容量C621,C622が形成されている。
本実施形態においては、キャパシタを配置している。これにより、アンテナ特性の向上を図ることが可能である。
中継部100において、同軸ケーブル610Dの芯線613Dの他端が配線101によりイヤホンケーブル70のGNDライン736,737と接続されている。
また、信号ライン611D,612Dの他端にはインダクタやフェライトビーズにより形成される高周波遮断機能を有する高周波遮断部102,103が接続されている。
そして、高周波遮断部102が配線104によりイヤホンケーブル70のRchライン734に接続され、高周波遮断部103が配線105によりイヤホンケーブル70のLchライン735に接続されている。
[受信システム(受信装置)の第6の構成例]
図16は、本発明の第6の実施形態に係る受信システムの等価回路を示す図である。
すなわち、一ラインとしてのGNDライン613Eが同軸ケーブル610Eが形成され、他ラインとしての音声信号のRchライン611E、Lchライン612E、およびMICライン617Eが外側で、同軸ケーブル610Eに並列に配置されている。
中継部62Eにおける接続は第3の実施形態と同様に、Rchライン611Eは高周波遮断部621を介してプラグ端子422に接続され、Lchライン612Eが高周波遮断部622を介してプラグ端子423に接続されている。さらに、MICライン617Eが高周波遮断部623を介してプラグ端子424に接続されている。
中継部62Eにおいて、同軸ケーブル610Eに芯線であるGNDライン613Eとシールド部615とプラグ40BのGND端子421が接続されて、アンテナ信号ラインLANTが形成されている。
そして、中継部62Eにおいては、アンテナ信号ラインLANTと、Rchライン611E,Lchライン612E、およびMICライン617Eの間に、容量C621,C622,C623が形成されている。
本実施形態においては、キャパシタを配置している。
中継部100Eにおいて、同軸ケーブル610Eの芯線613Eの他端が配線101Eによりイヤホンケーブル70のGNDライン736,737と接続されている。
また、信号ライン611E,612E,617Eの他端にはインダクタやフェライトビーズにより形成される高周波遮断機能を有する高周波遮断部102E,103E,106Eが接続されている。
そして、高周波遮断部102Eが配線104Eによりイヤホンケーブル70のRchライン734に接続され、高周波遮断部103Eが配線105Eによりイヤホンケーブル70のLchライン735に接続されている。
高周波遮断部106EはMIC90に接続され、MIC90は配線107Eにより配線101Eおよびイヤホンケーブル70のGNDライン736,737に接続されている。
また、高周波遮断部位は、磁性材料にケーブル部を巻きつけることによって形成することも可能である。
Claims (6)
- 複数の端子を含む音声信号用プラグと、
複数のラインを含み、一端側に上記音声信号用プラグが接続されて音声信号を伝送する音声信号伝送ケーブルと、を含み、
上記音声信号用プラグは、
円筒状の先端部に、少なくともステレオ信号の左チャンネル端子、右チャンネル端子、グランド端子が円筒軸方向に沿って互いに絶縁されて形成され、
円筒状の後端部に、少なくともステレオ信号の左チャンネル端子、右チャンネル端子、グランド端子が円筒軸を中心に互いに絶縁されて形成され、
先端部の左チャンネル端子と後端部の左チャンネル端子が円筒軸内を通して電気的に接続され、
先端部の右チャンネル端子と後端部の右チャンネル端子が円筒軸内を通して電気的に接続され、
先端部のグランド端子と後端部のグランド端子が円筒軸内を通して電気的に接続され、
上記音声信号伝送ケーブルは、
少なくともオーディオの左(L)ライン、右(R)ライン、およびグランド(G)ラインを含み、
当該オーディオの左(L)ライン、右(R)ライン、およびグランド(G)ラインのうち少なくともグランド(G)ラインが、ジャケットにより被覆されたシールド部付同軸状ケーブルにより形成され、
上記音声信号用プラグの少なくとも上記後端部の左チャンネル端子と上記音声信号伝送ケーブルの上記左(L)ラインの一端側、および上記音声信号用プラグの上記後端部の右チャンネル端子と上記音声信号伝送ケーブルの上記右(R)ラインの一端側が、高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部を介して接続され、
上記音声信号用プラグの上記後端部の上記グランド端子と、上記音声信号伝送ケーブルの上記シールド部付同軸状ケーブルのシールド部と、上記グランド(G)ラインの一端側
と、が接続され、
上記音声信号伝送ケーブルの一端側、および上記音声信号伝送ケーブルの他端側のうち少なくとも一端側に、上記音声信号用プラグの円筒状の後端部と接続するための中継基板部が配置され、
上記音声信号用プラグがジャック部に接続され、
上記ジャック部は、
基板に実装され、当該基板の少なくとも上記ジャック部の配置領域は導電ラインがない非導電領域として形成され、上記配置領域の周囲の基板には、少なくとも、上記音声信号用プラグの各端子との接続端子、接続ラインが形成されている
アンテナ装置。 - 上記ジャック部は、
複数の引き出し部を含み、
少なくとも上記音声信号用プラグが接続されてアンテナ信号ラインを形成する一引き出し部以外の他の引き出し部に、高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続されている
請求項1記載のアンテナ装置。 - 上記一引き出し部は、
分岐され、一分岐部に高周波遮断部が接続され、
他分岐部にキャパシタが接続されている
請求項2記載のアンテナ装置。 - アンテナ装置と、
上記アンテナ装置が接続可能で、放送波の受信機能を有する電子機器と、を有し、
上記電子機器は、
上記アンテナ装置の音声信号用プラグが接続されるジャック部を含み、
上記ジャック部は、
基板に実装され、当該基板の少なくとも上記ジャック部の配置領域は導電ラインがない非導電領域として形成され、
上記配置領域の周囲の基板には、少なくとも、上記音声信号用プラグの各端子との接続端子、接続ラインが形成されて、複数の引き出し部が形成され、
少なくとも上記音声信号用プラグが接続されてアンテナ信号ラインを形成する一引き出し部以外の他の引き出し部に、高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部が接続されている
受信装置。 - 上記一引き出し部は、
分岐され、一分岐部に高周波遮断部が接続され、
他分岐部にキャパシタが接続されている
請求項4記載の受信装置。 - 上記アンテナ装置は、
複数の端子を含む音声信号用プラグと、
複数のラインを含み、一端側に上記音声信号用プラグが接続されて音声信号を伝送する音声信号伝送ケーブルと、を含み、
上記音声信号用プラグは、
円筒状の先端部に、少なくともステレオ信号の左チャンネル端子、右チャンネル端子、グランド端子が円筒軸方向に沿って互いに絶縁されて形成され、
円筒状の後端部に、少なくともステレオ信号の左チャンネル端子、右チャンネル端子、グランド端子が円筒軸を中心に互いに絶縁されて形成され、
先端部の左チャンネル端子と後端部の左チャンネル端子が円筒軸内を通して電気的に接続され、
先端部の右チャンネル端子と後端部の右チャンネル端子が円筒軸内を通して電気的に接続され、
先端部のグランド端子と後端部のグランド端子が円筒軸内を通して電気的に接続され、
上記音声信号伝送ケーブルは、
少なくともオーディオの左(L)ライン、右(R)ライン、およびグランド(G)ラインを含み、
当該オーディオの左(L)ライン、右(R)ライン、およびグランド(G)ラインのうち少なくともグランド(G)ラインが、ジャケットにより被覆されたシールド部付同軸状ケーブルにより形成され、
上記音声信号用プラグの少なくとも上記後端部の左チャンネル端子と上記音声信号伝送ケーブルの上記左(L)ラインの一端側、および上記音声信号用プラグの上記後端部の右チャンネル端子と上記音声信号伝送ケーブルの上記右(R)ラインの一端側が、高周波的な遮断機能を有する高周波遮断部を介して接続され、
上記音声信号用プラグの上記後端部の上記グランド端子と、上記音声信号伝送ケーブルの上記シールド部付同軸状ケーブルのシールド部と、上記グランド(G)ラインの一端側
と、が接続され、
上記音声信号伝送ケーブルの一端側、および上記音声信号伝送ケーブルの他端側のうち少なくとも一端側に、上記音声信号用プラグの円筒状の後端部と接続するための中継基板部が配置されている
請求項4または5記載の受信装置。
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