JP2007037086A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2007037086A5
JP2007037086A5 JP2005357364A JP2005357364A JP2007037086A5 JP 2007037086 A5 JP2007037086 A5 JP 2007037086A5 JP 2005357364 A JP2005357364 A JP 2005357364A JP 2005357364 A JP2005357364 A JP 2005357364A JP 2007037086 A5 JP2007037086 A5 JP 2007037086A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
radiator
axis
antenna device
radiators
reflector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005357364A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007037086A (ja
JP4712550B2 (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2005357364A priority Critical patent/JP4712550B2/ja
Priority claimed from JP2005357364A external-priority patent/JP4712550B2/ja
Priority to US11/402,810 priority patent/US7292199B2/en
Publication of JP2007037086A publication Critical patent/JP2007037086A/ja
Publication of JP2007037086A5 publication Critical patent/JP2007037086A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4712550B2 publication Critical patent/JP4712550B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

アンテナ装置
本発明はアンテナ装置に関し、特に、小型化かつ高性能のアンテナ装置に関する。
UHF(Ultrahigh Frequency)帯やVHF(Very High Frequency)帯のテレビジョン放送用電波を受信するアンテナとして、八木アンテナが一般的に用いられる。八木アンテナは1つの放射器と、少なくとも1つの反射器と、少なくとも1つの導波器とを備える。
八木アンテナは指向性に優れるという特徴を有するが、利得や前後比(F/B比)などの特性を向上させようとした場合にはサイズが大きくなる。よって、小型かつ高性能な各種のアンテナがこれまでに提案されている。たとえば、特開2003−8328号公報(特許文献1)では、前後比を良好にすることが可能な小型アンテナが開示される。
図20は、小型アンテナの従来例を示す図である。図20を参照して、アンテナ装置100は筐体102に、UHF帯アンテナ用の放射器103,104とVHF帯アンテナ106とが内蔵される。VHF帯アンテナ106は2本の放射器106Aと2本の放射器106Bとを含む。
アンテナ装置100は、さらに、導波器116と、反射器118とを備える。放射器103,104、導波器116、および反射器118はUHF帯アンテナを構成する。なお、放射器103,104の各々の給電点は2分配器122に接続され、放射器106A,106Bの各々の給電点は2分配器112に接続される。
放射器103の先端は導波器116側に折返され、放射器104の先端は反射器118側に折返されている。このように放射器103,104は折曲部を有しているので、所望の中心周波数の電波を良好に受信することが可能であり、かつ、小型化される。放射器103の直線部の長さは約80mmであり、折曲部の長さは約20mmである。また放射器104の直線部の長さは約110mmであり、折曲部の長さは約40mmである。2つの放射器103の距離は約15mmであり、2つの放射器104の距離は約20mmである。また、放射器103と放射器104との距離は約90mmである。
UHF帯アンテナの他の部分の大きさについて説明する。反射器118の長さは約300mmである。反射器118の最も突出した位置から放射器104までの距離は約40mmである。また、放射器103と導波器116との距離は約25mmである。
特開2003−8328号公報
図20に示すアンテナ装置100においてUHF帯アンテナの利得を向上させるためには、導波器の数を増やす必要がある。しかしながら導波器の数を増やした場合、アンテナ装置100のサイズは電波による信号S1の進行方向に沿って大きくなる。また、UHF帯アンテナの前後比を向上するためには反射器118の面積を大きくする必要がある。しかしながら反射器118の面積を大きくした場合にもアンテナ装置100のサイズが大きくなる。
このように従来のアンテナ装置では特性を向上させようとすればサイズが大きくなる。言い換えれば、従来のアンテナ装置は性能を維持しながら小型化することが難しいという問題を有する。
本発明の目的は、小型かつ高性能なアンテナ装置を提供することである。
本発明は要約すれば、アンテナ装置であって、所定の方向に沿って並列配置される第1および第2の放射器を備える。第1および第2の放射器の各々は、第1の放射素子と、所定の方向に沿った第1の軸に対して第1の放射素子と対称に配置される第2の放射素子とを含む。第1および第2の放射素子の各々は、互いの給電点を結ぶ線分の中点が第1の軸を通り、かつ、少なくとも外形の一部が第1の軸に沿って中点から遠ざかるほど第1の軸との距離が大きくなるように形成される。第1および第2の放射器の各々は、線分と重なる第2の軸に対する両側のうちの一方の側に設けられ、第1および第2の放射素子の各々の先端部同士を接続する第1の導線部をさらに含む。
好ましくは、第1、第2の放射素子の各々は、第2の軸に対称な形状を有し、第1および第2の放射器の各々は、第2の軸に対して第1の導線部と反対側に設けられ、第1および第2の放射素子の各々の先端部同士を接続する第2の導線部をさらに含む。
より好ましくは、第1、第2の放射素子の各々の形状は、多角形であり、多角形は、第2の軸に対称であり、第1の軸に沿って中点から遠ざかるにつれ、第1の軸との距離が大きくなる第1および第2の辺を有する。
さらに好ましくは、多角形は、第3、第4および第5の辺をさらに有する5角形である。第3および第4の辺は、第2の軸に平行である。第3の辺の一方端は、第1の辺に接続される。第4の辺の一方端は、第2の辺に接続される。第5の辺の一方端および他方端は、第3の辺の他方端および第4の辺の他方端にそれぞれ接続される。
より好ましくは、第1、第2の放射素子および第1および第2の導線部の各々は、第1の軸に沿って中点から遠ざかるにつれて、第1および第2の軸を含む平面からの距離が大きくなるように形成される。
より好ましくは、第1、第2の放射素子、および第1および第2の導線部は、板状に一体成型される。
好ましくは、アンテナ装置は、所定の方向に沿って進行する電波の受信に応じ、第1および第2の放射器からそれぞれ出力される第1および第2の出力信号が同相になるように、第1および第2の放射器の各々に対して給電する給電部をさらに備える。
より好ましくは、アンテナ装置は、導波器および反射器の少なくとも一方をさらに備える。
より好ましくは、給電部は、第1の放射器に含まれる第1の放射素子と第2の放射器に含まれる第2の放射素子とを接続する第1の給電線と、第1の放射器に含まれる第2の放射素子と第2の放射器に含まれる第1の放射素子とを接続する第2の給電線とを含み、第1および第2の給電線の各々の長さは、第1および第2の出力信号間の位相差に応じて定められる。
より好ましくは、給電部は、第1および第2の出力信号間の位相差を補正して、第1および第2の出力信号を合成する合成部と、合成部の出力を増幅する増幅部とを含む。
さらに好ましくは、増幅部は、合成部の出力を増幅するか否かを切換可能である。
より好ましくは、給電部は、第1および第2の出力信号を増幅する増幅部と、増幅部により増幅された第1および第2の出力信号間の位相差を補正して、第1および第2の出力信号を合成する合成部とを含む。
さらに好ましくは、増幅部は、第1および第2の出力信号を増幅するか否かを切換可能である。
より好ましくは、アンテナ装置は、第1および第2の放射器を収納する筐体をさらに備える。
本発明のアンテナ装置によれば、電波の送受信方向に沿って設けられ、この方向と垂直な方向に沿って少なくとも外形の一部が広がるように形成された2つの放射器を備えることにより、小型化かつ高性能なアンテナ装置が実現可能になる。
以下において、本発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
[実施の形態1]
図1は、本発明のアンテナ装置の全体構成を示す概略平面図である。図1を参照して、アンテナ装置1は筐体2と、筐体2に収納され、所定の方向に沿って並列配置される放射器3,4とを備える。アンテナ装置1が屋外に設置された場合、放射器3,4は筐体2によって風雨から守られるので特性の劣化を防ぐことが可能になる。なお「所定の方向」とは図1におけるY軸(第1の軸)方向であり、Y軸方向は信号S1(電波)の進行方向に相当する。放射器3,4は、給電点FD1,FD2をそれぞれ有する。
アンテナ装置1は、さらに、放射器3,4に給電するための給電部5を備える。信号S1が放射器3から放射器4に向けて進行する場合、放射器4は放射器3よりも後で信号S1を受信する。信号S1の受信に応じて放射器3から出力される信号と信号S1の受信に応じて放射器4から出力される信号との間には位相差が生ずる。給電部5は位相差を補正して放射器3,4から出力される各信号が同位相になるように各信号を合成する。要するに給電部5は放射器3,4に位相差給電を行なう。放射器3,4に位相差給電を行なうことで、アンテナ装置1の特性が向上する。
給電部5は、フィーダ線11と、同軸ケーブル12と、バラン(balun)13と、コネクタ14とを備える。フィーダ線11は電線L1,L2を含む。電線L1は放射器3の給電点FD1と放射器4の給電点FD2とを接続する。電線L2は放射器3の給電点FD2と放射器4の給電点FD1とを接続する。電線L1,L2は放射器4側で交差するように設けられる。
電線L1,L2を交差させる理由は、放射器3からの出力と放射器4からの出力とを同相で合成するためである。フィーダ線11の長さは放射器3から出力される信号と放射器4から出力される信号との位相差を補正するために適した長さに定められる。具体的に示すと、たとえば放射器3,4の距離が約98mm(受信周波数帯域の中心周波数(620MHz)の約0.2λ)であり、フィーダ線11のインピーダンスが300Ωである場合、フィーダ線11の長さは135mm(中心周波数の約0.3λ)に設定される。
バラン13は同軸ケーブル12による不平衡給電を電線L3,L4(およびフィーダ線11)による平衡給電に変換するために用いられる。バラン13の回路例については後述する。なお、同軸ケーブル12の長さはたとえば約85mmに設定される。
コネクタ14は放射器3,4からの各出力を合成した信号を外部に出力するために設けられる。コネクタ14はたとえばF形接栓である。
アンテナ装置1は、さらに、放射器3に対応して設けられる導波器16,17を備える。導波器16,17を設けることにより、アンテナ装置1の利得が向上する。なお、放射器3,4のみで所望の特性が得られる場合、導波器16,17はアンテナ装置1に含まれていなくてもよい。導波器の数や長さは必要とされるアンテナ装置1の利得に応じて適切に定められる。
導波器16,17は導電板により形成される。導波器16のX軸方向の長さは約86mm(中心周波数の約0.2λ)であり、Y軸方向の長さは10mmである。また、導波器17のX軸方向の長さは約139mm(中心周波数の約0.3λ)であり、Y軸方向の長さは10mmである。導波器16と導波器17とでX軸方向の長さが異なるのは、広帯域(たとえば470〜770MHz)において、低周波帯の利得と高周波帯の利得との差をできるだけ小さくするためである。
アンテナ装置1は、さらに、放射器4に対応して設けられる反射器18を備える。反射器18はたとえばAWG−24線等のワイヤで構成される。ワイヤの長さに応じて利得等の特性を変化させることが可能になる。なお、放射器3,4のみで所望の特性が得られる場合には反射器18はアンテナ装置1に含まれていなくてもよい。要するにアンテナ装置1は導波器および反射器の少なくとも一方を含むよう構成されてもよい。
反射器18は放射器4の下に設けられ、かつ、放射器4の中央付近で折曲げられて筐体2に収納される。反射器18がワイヤで構成される場合、ワイヤが長くても筐体2の中に容易に収納できるので、アンテナ装置1の小型化を実現できる。なお、反射器18は導電板により構成されてもよい。
反射器18は、放射器4の2箇所の端部を囲むように配置されている。このように反射器18を構成することにより、反射器18はいわゆるコーナリフレクタ(角型反射器)として機能する。
なお、筐体2のY軸方向の長さは約170mmである。筐体2のX軸方向の長さは放射器3の側の長さが約200mmであり、放射器4の側の長さは約210mmである。
以下ではアンテナ装置1はUHF帯の電波を受信するアンテナとして説明する。ただし本発明のアンテナ装置はUHF帯用のアンテナであると限定される必要はなく、たとえば放射器3,4の各々のサイズを適切に設定することで、より高周波(GHz帯)の電波を受信することが可能である。また、本発明のアンテナ装置は送信アンテナとしても適用可能である。
図2は、図1の放射器3,4と、導波器16,17と、反射器18の配置を模式的に示す側面図である。図2を参照して、放射器3を挟むように導波器16,17が設けられる。また、放射器4の下部に反射器18が設けられる。また、放射器3,4と、導波器16,17とは導電板で形成され、反射器18はワイヤまたは導電板により形成される。よって、アンテナ装置1の高さを小さくすることができる。なお、放射器3,4、導波器16,17、反射器18、筐体2の各々の間には、たとえば絶縁体20が設けられる。
たとえば放射器3,4の各々の厚み方向がZ軸方向に沿うように放射器3,4が設けられてもよい。この場合、信号S1を受信する放射器3,4の各々の面積が広がるので、アンテナ装置1の特性を向上させることができる。
図3は、図1の放射器3を詳細に示す図である。なお、放射器4の形状は放射器3と同様であるので、以下では代表的に放射器3の形状について説明する。
図3を参照して、放射器3は放射素子21,22と導線部23,24とを備える。放射素子21,22は給電点FD1,FD2をそれぞれ有する。放射素子22はX軸に対して放射素子21と対称に配置される。図3のY軸は信号S1の進行方向に沿った軸であり、給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点を通る軸である。X軸はこの線分の中点を通り、Y軸に垂直な軸である。つまり、図3に示すX軸,Y軸は図1に示すX軸,Y軸とそれぞれ同方向の軸である。
放射素子21,22の各々は、給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点がY軸を通るように設けられる。放射素子21,22の各々の外形の少なくとも一部は、Y軸に沿って、この中点から遠ざかるほどY軸との距離が大きくなるように形成される。
代表的に放射素子21の形状について説明する。放射素子21は辺25A〜25Gを有する多角形である。辺25A,辺25BはX軸に対称であり、給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点からY軸に沿って遠ざかるにつれて、Y軸との距離が大きくなる。辺25C,辺25Dについても同様である。なお、辺25E,25FはX軸に平行な線分であり、辺25GはY軸に平行な線分である。
なお、X軸に対称であり、給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点からY軸に沿って遠ざかるにつれてY軸との距離が大きくなる2つの辺が放射素子21に含まれていればよい。よって放射素子21の形状は、たとえば三角形や台形、五角形等であってもよい。
導線部23はX軸に対する両側のうちの一方の側に設けられ、放射素子21,22の先端部同士を接続する。またX軸に対して導線部23と反対側に、導線部24が設けられる。導線部23と同様に、導線部24は放射素子21,22の先端部同士を接続する。
なお、放射器3のX軸方向の長さは約190mmであり、Y軸方向の長さは約60mmである。
上述のように、放射器3は、Y軸に対して対称な形状を有する放射素子21,22と放射素子21,22の先端部同士を接続する導線部23,24とを備える。放射素子21,22は少なくとも外形の一部が給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点からY軸に沿って遠ざかるにつれてY軸との距離が大きくなるように形成される。このような形状を有する2つの放射器が電波の受信方向に沿って並べられ、2つの放射器に対して位相差給電が行なわれることにより、小型化かつ高性能なアンテナ装置を実現することができる。
なお本発明のアンテナ装置において、放射器の形状はY軸に対称であればよい。ただし放射器の形状がX軸にも対称であることにより、アンテナ装置の特性をより向上させることが可能になる。
図4は、図1のバラン13の構成例である。図4を参照して、バラン13はコイル31,37およびコンデンサ32,33を備える。コイル31は端子T1と端子T3との間に接続される。コンデンサ32は一端が端子T1に接続され、他端が接地ノードに接続される。コンデンサ33は端子T2と端子T3との間に接続される。コイル37は一端が端子T2に接続され、他端が接地ノードに接続される。
端子T1,T2には図1に示す電線L3,L4がそれぞれ接続される。端子T3には同軸ケーブル12の心線34が接続される。同軸ケーブル12には心線34の外側に絶縁体35を介して外部導体36が設けられる。外部導体36は接地ノードに接続される。図4では接地ノードに接続される外部導体36を電線L5として模式的に示す。なお、バラン13はトランスを用いて構成されてもよい。
図5は、放射器3,4および給電部5により構成されるアンテナ装置1の特性を示す図である。図5を参照して、グラフの横軸は周波数範囲を示し、縦軸は利得およびVSWR(電圧定在波比)を示す。周波数範囲は470〜890MHzである。図5のグラフの周波数範囲には日本のUHFテレビ放送における放送電波の周波数範囲(470〜770MHz)が含まれる。曲線G1は周波数に対する利得の変化を示し、曲線V1は周波数に対するVSWRの変化を示す。470〜770MHzの周波数範囲において、利得は約2dBから5dBの範囲で変化し、VSWRはほぼ2以下となる。
図6は、放射器3,4および給電部5により構成されるアンテナ装置1の別の特性を示す図である。図6を参照して、グラフの横軸は周波数範囲を示し、縦軸は前後比(図6においてF/Bと示す)および半値幅(図6においてH.P.A.と示す)を示す。半値幅とは、放射強度(放射電力)が最大値の1/2になる角度幅である。また、前後比とは基準点の方向(角度0度)の放射強度と基準点の方向に対し180度±60度の範囲の方向の放射強度との比である。曲線H1は周波数に対する半値幅の変化を示し、曲線F1は周波数に対する前後比の変化を示す。470〜770MHzの周波数範囲において前後比は約6dB〜14dBの間で変化し、半値幅は約70度から約85度の間で変化する。
図7は、放射器3,4および給電部5により構成されるアンテナ装置1のさらに別の特性を示す図である。図7を参照して、放射器3,4および給電部5により構成されるアンテナ装置1の指向特性が示される。図7に示す指向特性の中心周波数は620MHzである。この場合において前後比は約6.5dBであり半値幅は約85度である。アンテナ装置1の前方(アンテナ装置1において放射器3,4のうちの放射器3側)に強い指向性が生じる。
次に、上述のアンテナ装置1に導波器16,17および反射器18をさらに備えた場合の特性について説明する。
図8は、導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1の特性を示す図である。図8を参照して、曲線G2は周波数に対する利得の変化を示す。470〜770MHzの周波数範囲のほぼ全域において利得は約3dB以上になる。導波器16,17および反射器18を設けることにより、アンテナ装置1は広帯域で高い利得を有する。
図9は、導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1の別の特性を示す図である。図9を参照して、曲線V2は周波数に対するVSWRの変化を示す。470〜770MHzの周波数範囲においてVSWRの値はほぼ2以下である。
図10は、導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1のさらに別の特性を示す図である。図10を参照して、曲線F2は周波数に対する前後比の変化を示し、曲線H2は周波数に対する半値幅の変化を示す。反射器18を設けることによって、特に前後比が変化する。470〜770MHzの周波数範囲において前後比は約10dBから約14dBの範囲で変化する。なお半値幅は約70度から約80度の間で変化する。
図11は、導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1のさらに別の特性を示す図である。図11を参照して、アンテナ装置1の指向性が示される。反射器を設けることにより、アンテナ装置1の後方(120度から180度の範囲)の指向性が弱められることが示される。
続いて、本発明のアンテナ装置に含まれる放射器の変形例について説明する。上述のように、本発明のアンテナ装置において、放射器は、Y軸(電波の送受信方向に沿った軸)に対して対称な形状を有する2つの放射素子と、2つの放射素子の先端部同士を接続する導線部とを備えていればよい。2つの放射素子の各々は、少なくとも外形の一部が互いの給電点を結ぶ線分の中点からY軸に沿って遠ざかるにつれてY軸との距離が大きくなるように形成されていればよい。
図12は、図1の放射器3の変形例を示す図である。図12を参照して、放射器3AはX軸およびY軸の両方に対称である。なお、図12のX軸およびY軸は図3に示すX軸およびY軸とそれぞれ同じである。放射器3Aは放射素子21A,22Aおよび導線部23A,24Aを備える。放射素子21A,22Aは給電点FD1,FD2をそれぞれ有する。放射素子21A,22AはX軸およびY軸に沿って直角に折れ曲がるよう形成される。なお放射素子21A,22Aは給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点からY軸に沿って放射状に広がる形状を有していてもよい。
図13は、図12の放射器R1を示す図である。図13を参照して、放射器R1は放射器3Aの構成要素に相当する。放射器3Aは2つの放射器R1を組合せて構成される。なお、図13に示すX軸およびY軸は図3に示すX軸およびY軸とそれぞれ同じである。
放射器R1はY軸に対称である。放射器R1は放射素子21A,22Aおよび導線部23Aを備える。放射素子21A,22Aはそれぞれ給電点FD1,FD2を有する。放射器3Aの給電点FD1,FD2は2つの放射器R1の給電点FD1,FD2同士を結ぶ線分の中間に設けられるか、あるいは2つの放射器R1の給電点FD1,FD2を重ね合わせた位置に設けられる。なお、放射器3Aと同様に、放射器R1も本発明のアンテナ装置に適用可能である。
図14は、本発明のアンテナ装置における放射器3A,4Aの配置例を示す図である。図14を参照して、Y軸方向に沿って放射器3A,4Aが並べられる。図14に示されるY軸は放射器3Aの給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点C1と、放射器4Aの給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点C2とを結ぶ軸である。またY軸の方向は信号S1の進行方向である。図14に示されるX軸の方向は放射器3Aの給電点FD1,FD2を結ぶ線分の方向であるとともに、放射器4Aの給電点FD1,FD2を結ぶ線分の方向である。図14に示されるX軸の方向は図1に示されるX軸の方向と同じである。
放射器4Aの形状は放射器3Aの形状と同様であるので以後の説明は繰返さない。放射器3A,4Aの各々は、給電点FD1,FD2を結ぶ線分の中点(中点C1または中点C2)からY軸に沿って遠ざかるにつれ、X軸およびY軸を含む平面(XY面)からの距離が大きくなるように形成されている。要するに放射器3A,4Aの各々は給電点FD1,FD2を結ぶ線分に沿って折曲げられる。このように放射器3A,4Aを折曲げることでアンテナ装置1の薄型化が可能になる。
図1に示すようにフィーダ線11には電線L1,L2が含まれる。電線L1は放射器3Aの給電点FD1と放射器4Aの給電点FD2とを接続する。電線L2は放射器3Aの給電点FD2と放射器4Aの給電点FD1とを接続する。
放射器3A,4Aの大きさ(特にX軸方向の長さ)はアンテナの特性に応じて適切に定められる。図14に示す例では、放射器3AのX軸方向の長さ、すなわち導線部23Aの長さ(導線部24Aの長さ)は約170mm(中心周波数の約0.35λ)である。また、放射器4AのX軸方向の長さ、すなわち導線部23Aの長さ(導線部24Aの長さ)は約200mm(中心周波数の約0.4λ)である。このように放射器3A,4Aの各々のX軸方向の長さを設定することで効率的に信号S1を受信することができる。ただし放射器3A,4Aの各々のX軸方向の長さは等しくてもよい。
図15は、図14に示す放射器3A,4Aの別の配置を示す図である。図15を参照して、図15は図14に示す放射器4Aに対してXY面内で180度回転している点で図14に示す放射器3A,4Aの配置と異なる。この場合においても電線L1は放射器3Aの給電点FD1と放射器4Aの給電点FD2とを接続し、電線L2は放射器3Aの給電点FD2と放射器4Aの給電点FD1とを接続する。図15の例では放射器3AのX軸方向の長さ(導線部23Aの長さおよび導線部24Aの長さ)は200mmに設定される。ただし、図14のように放射器4AのX軸方向の長さが放射器3AのX軸方向の長さより長くてもよい。
さらに、別の変形例として図15に示す放射器3A,4Aの配置に対し、放射器3AをXY面内で180度回転させてもよい。
以上のように実施の形態1によれば、電波の送受信方向(Y軸)に沿って配置された2つの放射器を備え、2つの放射器の各々はY軸に対称な形状を有し、少なくとも外形の一部がX軸方向に遠ざかるように形成される2つの放射素子と、各放射素子の先端を接続する導線部とを含むので、アンテナ装置を小型化することが可能であるとともに特性を向上させることが可能になる。
さらに、実施の形態1によれば、2つの放射器に位相差給電を行なうことによって従来の小型アンテナよりも特性を向上させることができる。
さらに、実施の形態1によれば、導波器および反射器を備えることによって特性を向上させることができる。
[実施の形態2]
図16は、実施の形態2のアンテナ装置の全体ブロック図である。図16を参照して、アンテナ装置1Aは給電部5に代えて給電部5Aを備える点において図1に示すアンテナ装置1と異なるが他の部分の構成はアンテナ装置1と同様であるので以後の説明は繰返さない。
給電部5Aは、合成部40Aと、増幅部40Bと、アンプ42と、コンデンサ43と、チョークコイル44と、レギュレータ45と、スイッチ46とを備える。
合成部40Aは、フィーダ線11とバラン13とを含む。合成部40Aは信号S1の受信に応じて放射器3,4からそれぞれ出力される信号S11,S21の間の位相差を補正し、信号S11,S21を合成する。
増幅部40Bは、合成部40Aの出力を増幅する。増幅部40Bが設けられることによってフィーダ線や同軸ケーブルなどの給電線により電力の損失が発生してもCN比(Carrier to Noise Ratio:搬送波と雑音との比)を良好にすることが可能になる。
増幅部40Bは、スイッチSW1,SW2とアンプ41とを含む。スイッチSW1,SW2の各々はスイッチ46から電圧VDDが入力されたか否かに応じて接続を切換える。スイッチSW1,SW2は合成部40Aからの出力をアンプ41に送るかアンプ41を経由せずにアンプ42に送るかを切換える。つまり、増幅部40Bは合成部40Aからの出力を増幅するか否かを切換えることができる。
スイッチSW1がアンプ41の入力側に接続され、スイッチSW2がアンプ41の出力側に接続される場合には、バラン13から出力される信号がアンプ41により増幅される。スイッチSW1,SW2の接続を切換えることにより、バラン13から出力される信号はアンプ42に直接送られる。アンプ42から出力される信号SOUTは、たとえばテレビジョン受像機等の受信装置に送られる。
コンデンサ43およびチョークコイル44はレギュレータ45に対して電圧VINを供給するために設けられる。レギュレータ45にはたとえば電源挿入器(パワーインサータ)からコネクタ14を介して電圧VINが供給される。なおレギュレータ45には電源装置(図示せず)から電圧VINが供給されてもよい。
レギュレータ45は電圧VINの入力に応じて電圧VDDを出力する。電圧VDDはアンプ41,アンプ42の電源電圧である。
スイッチ46はスイッチSW1,SW2に対して、レギュレータ45から出力される電圧VDDを供給するか否かを切換えるために設けられる。スイッチ46は、たとえば手動スイッチである。アンテナ装置1Aの設置場所での信号S1の受信状況に応じ、作業者がアンテナ装置1Aの設置の際にスイッチ46を切換えることでスイッチSW1,SW2に電圧VDDを供給するか否かを切換えることができる。これにより、信号S1の受信強度が弱い場合には、合成部40Aからの出力を一旦、アンプ41で増幅することにより、CN比を良好にすることができる。なお、スイッチ46はトランジスタ等のスイッチング素子により構成されてもよい。
図17は、実施の形態2の変形例を示す図である。図17を参照して、アンテナ装置1Bは給電部5Aに代えて給電部5Bを備える点において図15に示すアンテナ装置1Aと異なるが他の部分の構成は同様であるので以後の説明は繰返さない。
給電部5Bは、合成部40A、増幅部40Bに代えて合成部50A、増幅部50Bを含む点において給電部5Aと異なるが他の部分の構成は給電部5Aと同様であるので以後の説明は繰返さない。
増幅部50Bは信号S11,S21の各々を増幅して出力する。合成部50Aは増幅部50Bにより増幅された信号S11,S21の間の位相差を補正して、信号S11,S21を合成する。
増幅部50Bは、放射器3,4の各々に対して設けられるバラン13、スイッチSW1,SW2およびアンプ41を含む点で増幅部40Bと異なる。2つのスイッチSW1および2つのスイッチSW2は電圧VDDが入力されたか否かに応じて接続を切換える。
合成部50Aは電線L11,電線L12と、電線L11,L12の各々を伝達する信号を合成して出力する合成器51とを含む。
電線L11,L12はたとえば同軸ケーブルにより構成される。電線L11は放射器3に対して設けられたスイッチSW2から出力される信号を伝送する。電線L12は放射器4に対して設けられたスイッチSW2から出力される信号を伝送する。電線L11の長さと電線L12の長さとが異なることにより放射器3,4に対して位相差給電を行なうことができる。なお電線L11,L12の各々の長さはたとえば約90mm(中心周波数の約0.2λ)である。
以上のように、実施の形態2によれば放射器の出力を増幅する増幅部を設けることにより、アンテナ装置から出力される信号のCN比を改善することが可能になる。
また、実施の形態2によれば、電波の受信状況に応じ、増幅部において放射器の出力を増幅するか否かを切換えることができる。
[実施の形態3]
実施の形態3のアンテナ装置の全体構成は図1のアンテナ装置1と同様である。ただし実施の形態3のアンテナ装置が備える放射器は図1のアンテナ装置1が備える放射器3,4と形状が異なる。実施の形態3のアンテナ装置は図1のアンテナ装置1の構成において放射器3,4に代えて放射器3B,4Bを含む。以下、図18を参照して実施の形態3のアンテナ装置が備える放射器3Bの形状を説明する。なお、放射器4Bは放射器3Bと同一の形状を有するので、放射器4Bの形状についての説明は以後繰り返さない。
図18は、実施の形態3のアンテナ装置が備える放射器3Bの形状を示す図である。
図18を参照して、放射器3Bは放射素子21,22の形状が図3の放射器3と異なる。放射素子21,22の各々は5角形であり、辺25A,25B,25E,25F,25G(第1〜第5の辺)を含む。放射器3Bの他の部分は放射器3と同様であるので以後の説明は繰返さない。
辺25E,25Fは、X軸(第2の軸)に平行である。辺25Eの一方端は、辺25Aに接続される。辺の25Fの一方端は、辺25Bに接続される。辺25GはX軸に垂直である。辺25Gの一方端および他方端は、辺25Eの他方端および辺25Fの他方端にそれぞれ接続される。
放射器3と比較すると放射器3Bにおいて放射素子21,22の各々は辺25C,25Dを含んでいないため、放射器3よりも放射素子の面積を大きくすることができる。これにより、後述するように実施の形態3のアンテナ装置は実施の形態1よりも特性を向上させることができる。
また、放射素子21,22および導線部23,24は、たとえば金型を用いて金属板を打ち抜くことにより、板状に一体成型される。これにより実施の形態3のアンテナ装置は製造コストを低減することができる。なお、図1の放射器3,4も放射器3Bと同様に板状に一体成型されてもよい。
図19は、実施の形態3のアンテナ装置の利得を示す図である。なお図19は図8と対比される図である。図19を参照して、770MHzにおける利得は約3.0dBである。図8に示すように実施の形態1のアンテナ装置の利得は770MHzにおいて3.0dBを下回っている。また、図19において利得のピーク値(710MHz付近の利得)は約5.5dBであるのに対し、図8における利得のピーク値は約5.0dBである。このように実施の形態3のアンテナ装置は実施の形態1よりも放射素子の面積を広げることによって特性を向上させることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明のアンテナ装置の全体構成を示す概略平面図である。 図1のアンテナ装置1の側面方向から放射器3,4と、導波器16,17と、反射器18の配置を説明する図である。 図1の放射器3を詳細に示す図である。 図1のバラン13の構成例である。 放射器3,4および給電部5により構成されるアンテナ装置1の特性を示す図である。 放射器3,4および給電部5により構成されるアンテナ装置1の別の特性を示す図である。 放射器3,4および給電部5により構成されるアンテナ装置1のさらに別の特性を示す図である。 導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1の特性を示す図である。 導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1の別の特性を示す図である。 導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1のさらに別の特性を示す図である。 導波器16,17および反射器18をさらに備えるアンテナ装置1のさらに別の特性を示す図である。 図1の放射器3の変形例を示す図である。 図12の放射器R1を示す図である。 本発明のアンテナ装置における放射器3A,4Aの配置例を示す図である。 図14に示す放射器3A,4Aの別の配置を示す図である。 実施の形態2のアンテナ装置の全体ブロック図である。 実施の形態2の変形例を示す図である。 実施の形態3のアンテナ装置が備える放射器の形状を示す図である。 実施の形態3のアンテナ装置の利得を示す図である。 小型アンテナの従来例を示す図である。
符号の説明
1,1A,1B,100 アンテナ装置、2,102 筐体、3,4,3A,4A,3B,4B,103,104,106A,106B,R1 放射器、5,5A,5B 給電部、11 フィーダ線、12 同軸ケーブル、13 バラン、14 コネクタ、16,17,116 導波器、18,118 反射器、20,35 絶縁体、21,22,21A,22A 放射素子、23,24,23A,24A 導線部、25A〜25G 辺、31,37 コイル、32,33,43 コンデンサ、34 心線、36 外部導体、40A,50A 合成部、40B,50B 増幅部、41,42 アンプ、44 チョークコイル、45 レギュレータ、46,SW1,SW2 スイッチ、51 合成器、106 VHF帯アンテナ、112,122 2分配器、C1,C2 中点、F1,F2,G1,G2,H1,H2,V1,V2 曲線、FD1,FD2 給電点、L1〜L5,L11,L12 電線、S1 電波、T1〜T3 端子。
JP2005357364A 2005-06-21 2005-12-12 アンテナ装置 Expired - Fee Related JP4712550B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005357364A JP4712550B2 (ja) 2005-06-21 2005-12-12 アンテナ装置
US11/402,810 US7292199B2 (en) 2005-06-21 2006-04-13 Antenna apparatus

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005180674 2005-06-21
JP2005180674 2005-06-21
JP2005357364A JP4712550B2 (ja) 2005-06-21 2005-12-12 アンテナ装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007037086A JP2007037086A (ja) 2007-02-08
JP2007037086A5 true JP2007037086A5 (ja) 2008-10-23
JP4712550B2 JP4712550B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=37572843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005357364A Expired - Fee Related JP4712550B2 (ja) 2005-06-21 2005-12-12 アンテナ装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7292199B2 (ja)
JP (1) JP4712550B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7626557B2 (en) 2006-03-31 2009-12-01 Bradley L. Eckwielen Digital UHF/VHF antenna
US7911406B2 (en) * 2006-03-31 2011-03-22 Bradley Lee Eckwielen Modular digital UHF/VHF antenna
JP2009182819A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Sanyo Electric Co Ltd アンテナ制御装置及び受信装置並びにアンテナ制御方法
FR2956251B1 (fr) * 2010-02-05 2012-12-28 Khamprasith Bounpraseuth Antenne plane a doublet replie
JP5888920B2 (ja) * 2011-09-28 2016-03-22 Dxアンテナ株式会社 アンテナ給電回路およびそれを備えるアンテナ
USD863268S1 (en) 2018-05-04 2019-10-15 Scott R. Archer Yagi-uda antenna with triangle loop

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2656463A (en) * 1951-04-03 1953-10-20 Rca Corp Broad-band directive antenna
US2935747A (en) * 1956-03-05 1960-05-03 Rca Corp Broadband antenna system
JPS5723452B2 (ja) * 1973-04-05 1982-05-19
JPS5866708A (ja) * 1981-10-16 1983-04-21 Niimi Sangyo Kk トンネル窯のアンダ−フレ−ム整形装置
US5274391A (en) * 1990-10-25 1993-12-28 Radio Frequency Systems, Inc. Broadband directional antenna having binary feed network with microstrip transmission line
US5229782A (en) * 1991-07-19 1993-07-20 Conifer Corporation Stacked dual dipole MMDS feed
JP3111347B2 (ja) * 1995-05-29 2000-11-20 ソニーケミカル株式会社 近距離通信用アンテナ及びその製造方法
CN1153316C (zh) * 1996-02-27 2004-06-09 汤姆森消费电子有限公司 组合卫星和vhf/uhf接收天线
JPH1022721A (ja) * 1996-06-28 1998-01-23 Mitsubishi Electric Corp プリントループアンテナ
JP2000244219A (ja) * 1998-12-25 2000-09-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 無線通信端末用内蔵アンテナ
US6859182B2 (en) * 1999-03-18 2005-02-22 Dx Antenna Company, Limited Antenna system
JP2002198723A (ja) * 2000-11-02 2002-07-12 Ace Technol Co Ltd 広帯域指向性アンテナ
JP4549580B2 (ja) * 2001-06-25 2010-09-22 Dxアンテナ株式会社 位相差給電アンテナ
KR100535386B1 (ko) * 2002-12-03 2005-12-08 현대자동차주식회사 차량의 글래스 안테나를 이용한 전파 수신 방법 및 이를이용한 차량용 오디오 시스템
US6933907B2 (en) * 2003-04-02 2005-08-23 Dx Antenna Company, Limited Variable directivity antenna and variable directivity antenna system using such antennas
JP4597579B2 (ja) * 2003-08-05 2010-12-15 日本アンテナ株式会社 反射板付平面アンテナ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4502790B2 (ja) 放射器および放射器を備えるアンテナ
JP3980172B2 (ja) 広帯域アンテナ
JP4712550B2 (ja) アンテナ装置
US20230032648A1 (en) Antenna device
JPH11511614A (ja) 低内部変調電磁フィード携帯電話用アンテナ
JP2007037086A5 (ja)
JPH1168453A (ja) 複合アンテナ
JP4112136B2 (ja) 多周波共用アンテナ
JP2004364149A (ja) 無線通信機
JP4744371B2 (ja) アンテナ装置
JP7233913B2 (ja) アンテナ装置および無線端末
CN115498386B (zh) 功分器
US11081772B2 (en) Antenna device and receiver
JP4878024B2 (ja) アンテナ
JP4795898B2 (ja) 水平偏波無指向性アンテナ
WO2015141386A1 (ja) アンテナ装置及びその製造方法
JP6918607B2 (ja) アンテナ装置
WO2012121015A1 (ja) アンテナ
JP4971212B2 (ja) ヘリカルホイップアンテナ
WO2021085483A1 (ja) Mimoアンテナ装置
JP4589821B2 (ja) アンテナ装置
JPH05136627A (ja) 移動体用アンテナ
JP2000307327A (ja) 双ループアンテナ
JP5004029B2 (ja) アンテナ装置
US6281857B1 (en) Dipole UHF antenna