JP3111347B2 - 近距離通信用アンテナ及びその製造方法 - Google Patents

近距離通信用アンテナ及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カードリーダライタと
非接触情報カードとの間で情報信号を送信又は送受信す
るためのカードリーダライタ側の近距離通信用アンテナ
及びその製造方法に関する。さらに詳しくは、交信領域
内で、非接触情報カードがその向きに関係なく効率良く
情報信号を伴った磁界を受信可能にする近距離通信用ア
ンテナ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今は、ICカードシステム、特に情報
の送受信を非接触で行う非接触情報カードシステムが、
例えば自動改札及び入退室管理システム等の分野におい
て急速に話題になっている。
【0003】非接触情報カードシステムは、主として質
問器であるカードリーダライタと、応答器の非接触情報
カードとから構成される。そして、前記カードリーダラ
イタに具備された通信用アンテナから情報信号を伴った
磁束が発生し、その磁束が非接触情報カード側のコイル
(いわゆるアンテナコイル)を鎖交することにより電磁
誘導が起きてコイルに電圧が発生し、ICを稼働させる
しくみになっている。尚、カードリーダライタに具備さ
れる通信用アンテナは、通常ループアンテナが使用され
ている。
【0004】非接触情報カードシステムの一例を図18
に示す。図18において、1はカードリーダライタを示
し、2はこのカードリーダライタ1と電磁誘導で情報信
号の送受信を行う非接触情報カードである。このカード
リーダライタ1において、10はCPU(中央処理装
置)より成る主制御部、11は上位インターフェース制
御回路を示し、この主制御部10よりの送信情報のデジ
タル信号をパラレル−シリアル変換するP/S変換回路
12を介してデジタル変調例えばASK(Amplitude Sh
ift Keying)変調、又はFSK(Frequency Shift Keyi
ng) 変調し、その信号を増幅するデジタル変調・増幅回
路13に供給し、このデジタル変調・増幅回路13の出
力側に得られる被変調波を送信アンテナ14に供給す
る。15は周波数が数100kHzの搬送波信号を発振
する搬送波発振器である。
【0005】16はカードリーダライタの受信アンテナ
を示し、この受信アンテナ16に得られるデジタル変調
波を増幅し、復調する増幅・復調回路17に供給し、こ
の増幅・復調回路17の出力側に得られる復調されたデ
ジタル信号をシリアル−パラレル変換するS/P変換回
路18を介して主制御部10に供給する如くする。
【0006】また、非接触情報カード2において、20
は送信アンテナ14よりの変調波を電磁誘導により受信
する受信アンテナを示す。この電磁誘導により数100
kHzの搬送波信号被変調波を送受信する場合を例にと
ると、カードリーダライタ1の送信アンテナ14に供給
される数100kHzの無線周波電流によって、この送
信アンテナ14の近傍に生ずる磁界の変化により、非接
触情報カード2の受信アンテナ20に誘起する信号によ
り通信を行うようにする。
【0007】受信アンテナ20に得られる変調波を増幅
し、復調例えばASK復調又はFSK復調する増幅・復
調回路21に供給し、この増幅・復調回路21の出力側
に得られるデジタル信号をシリアル−パラレル変換する
S/P変換回路22を介してCPUより成る主制御部2
3に供給する。
【0008】この主制御部23においては、このデジタ
ル信号による情報が読み出し指令信号、書き込み指令信
号、書き込み情報等であるかを判断し、データメモリ2
4に所定の信号を供給する如し、この主制御部23によ
りデータメモリ24の書き込み、読み出し指令等を行う
如くする。
【0009】また、このデータメモリ24より読み出し
た情報信号であるデジタル信号を主制御部23に供給
し、この主制御部23よりの読み出した情報信号である
デジタル信号をパラレル−シリアル変換するP/S変換
回路25を介して、デジタル変調例えばASK変調し、
その信号を増幅するデジタル変調・増幅回路26に供給
し、このデジタル変調・増幅回路26の出力側に得られ
る被変調波を、カードリーダライタ1の受信アンテナ1
6にこの被変調波を電磁誘導により伝送する送信アンテ
ナ27に供給する如くする。28は数100kHzの周
波数の搬送波信号を発振する搬送波発振器である。
【0010】従来の非接触情報カードシステムは上述の
如く構成されているので、情報を非接触情報カードに書
き込みを行うときは、まず、書き込み命令信号と書き込
み情報信号がカードリーダライタ1の主制御部10より
P/S変換回路12を介してデジタル変調・増幅回路1
3に供給され、これが変調されて送信アンテナ14に供
給される。
【0011】送信アンテナ14に供給された信号と同じ
信号が電磁誘導により、非接触情報カード2の受信アン
テナ20に誘起され、この誘起された信号はこの非接触
情報カード2の増幅・復調回路21で情報信号であるデ
ジタル信号に復調され、この復調されたデジタル信号が
S/P変換回路22でシリアル−パラレル変換されて主
制御部23に供給される。
【0012】この主制御部23でこの送信されたデジタ
ル信号を書き込み命令信号及び書き込み情報信号を識別
し、この書き込み情報信号をデータメモリ24に書き込
み格納する。
【0013】また、この非接触情報カード2のデータメ
モリ24より指定の情報を読み出すときは、上述書き込
み動作の場合と同様にして、カードリーダライタ1から
この非接触情報カード2にデジタル変調信号としてデジ
タル読み出し命令信号が伝送される。
【0014】この非接触情報カード2の主制御部23に
おいては、このカードリーダライタ1から伝送された読
み出し命令を検出し、この命令によって指定されたデー
タメモリ24の領域から指定情報を読み出し、この読み
出した情報信号であるデジタル信号をP/S変換回路2
5でシリアル信号に変換してデジタル変調・増幅回路2
6で変調して、この情報信号の変調信号を得、このデジ
タル変調信号を送信アンテナ27を介して電磁誘導によ
りカードリーダライタ1の受信アンテナ16に伝送され
る。
【0015】この受信アンテナ16に伝送されたこの変
調信号を増幅・復調回路17にて情報信号であるデジタ
ル信号とし、この情報信号であるデジタル信号をS/P
変換回路18にてパラレル信号に変換して、元のデジタ
ル信号の情報信号とし、これを主制御部10に供給する
如くする。
【0016】尚、図18に示すカードリーダライタ1に
おける送信アンテナ14と受信アンテナ16は、送受信
を兼ねた1つの通信用アンテナによって構成することが
できる。また、非接触情報カード2における受信アンテ
ナ20と送信アンテナ27も、送受信を兼ねた1つの通
信用アンテナで構成することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カードリー
ダライタの通信用アンテナであるループアンテナにおい
ては、図16に示すように、このループアンテナ31に
より発生する磁束32がループを囲むように発生する。
従って、図17Aに示すようにループアンテナ31に平
行するように非接触情報カード33を翳せば、、カード
リーダライタと非接触情報カード間での電力伝達の効率
の点では最も良いが、常にこのような位置で通信用アン
テナと交信するのは不可能に近い。例えば図17Bに示
すように非接触情報カード33をループアンテナに対し
て垂直に翳したときには電力効率が激減する。通信用ア
ンテナから発生させる磁界レベルを上げることも考えら
れるが、近傍の機器への影響や法的制限があり好ましく
ない。
【0018】このような問題を解決した従来技術はな
く、受信時の非接触情報カード33の翳す向きに制限さ
れない新しい技術が待ち望まれていた。
【0019】本発明は、上述の点に鑑み、受信時の非接
触情報カードの翳す向きに制限されることなく、電力伝
達を効率良く行えるようにした近距離通信用アンテナ及
びその製造方法を提供するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】第1の本発明に係る近距
離通信用アンテナは、カードリーダライタと非接触情報
カードとの間で情報信号を電磁誘導により送信又は送受
信するようにしたカードリーダライタ側の近距離通信用
アンテナにおいて、この近距離通信用アンテナをループ
アンテナで構成し、このループアンテナをアンテナ導体
が交差するように折り返し、隣接するループコイルにカ
ードリーダライタの給電端子から逆向きの電流が流れる
ようにし、隣接するループコイルのなす角θが180°
より小さくなるようにした構成とする。
【0021】第2の本発明に係る近距離通信用アンテナ
の製造方法は、所定の間隔に固定された複数のボビン
に、アンテナ導体をこのボビンの間を交互に通過させな
がら往復巻装して上記第1の発明の近距離通信用アンテ
ナを製造する。
【0022】第3の本発明に係る近距離通信用アンテナ
の製造方法は、第2の発明の近距離通信用アンテナの製
造方法において、ボビンを往復運動可能なワーク台に固
定し、アンテナ導体を供給する往復運動可能なアンテナ
導体供給用ヘッドを具備したアームによりアンテナ導体
を巻装するようになす。
【0023】第4の本発明に係る近距離通信用アンテナ
は、カードリーダライタと非接触情報カードとの間で情
報信号を電磁誘導により送信又は送受信するようにした
カードリーダライタ側の近距離通信用アンテナにおい
て、アンテナ導体、又はアンテナ導体及び調整用ストリ
ップが絶縁基板上に形成された導体パターンであって、
絶縁基板の両面に形成され互いにスルーホール等を介し
て接続された導体パターンによりループコイルが形成さ
れ、隣接するループコイルにカードリーダライタの給電
端子から逆向きの電流が流れるようにした構成とする。
【0024】第5の本発明に係る近距離通信用アンテナ
は、第4の発明の近距離通信用アンテナにおいて、アン
テナ導体、又はアンテナ導体及び調整用ストリップが化
学的エッチングにより形成された構成とする。
【0025】
【作用】第1の本発明に係る近距離通信用アンテナにお
いては、ループアンテナがアンテナ導体を交差するよう
にループ状に折り返し、隣接するループコイルにカード
リーダライタの給電端から逆向きの電流が流れるように
構成したことにより、一のループコイルから発生した磁
束が、隣接する他のループコイルに戻ることから、隣接
するループコイル間に対応する部分で磁束が閉じること
になる。従って、その部分の磁束密度が高く非接触情報
カードに電磁誘導により十分な誘起電圧を発生させるこ
とができる。隣接するループコイルのなす角θを180
°より小さくすることにより、指向性を有することにな
り、非接触情報カードの動作エリアの狭小化が図れ、さ
らにアンテナの設置スペースが小さくなる。
【0026】また、磁束が閉じていることから、非接触
情報カードをアンテナに翳す向き、従って、その傾きを
気にすることなく交信を確実にすることができる。
【0027】第2の本発明に係る近距離通信用アンテナ
の製造方法においては、所定の間隔に固定された複数の
ボビンにアンテナ導体を、ボビンの間を交互に通過させ
ながら往復巻装してループ状に作成することにより、互
いに電流の向きが逆向きとなるループコイルを隣接して
有する第1の発明の近距離通信用アンテナを精度よく製
造することができ、安定した交信領域が得られる。
【0028】第3の本発明に係る近距離通信用アンテナ
の製造方法においては、第2の発明において、ボビンを
往復運動可能なワーク台に固定し、アンテナ導体を供給
する往復運動可能なアンテナ導体供給用ヘッドを具備し
たアームによりアンテナ導体を巻装することにより、第
1の発明の近距離通信用アンテナの自動巻線機による製
造が可能となる。
【0029】第4の本発明に係る近距離通信用アンテナ
においては、アンテナ導体、又はアンテナ導体及び調整
用ストリップが絶縁基板上に形成された導体パターンで
形成され、絶縁基板の両面に形成され互いにスルーホー
ルを介して接続された導体パターンによりループコイル
が形成され、隣接するループコイルにカードリーダライ
タの給電端子から逆向きの電流が流れるように構成した
ことにより、一のループコイルから発生した磁束が隣接
する他のループコイルに戻ることから、隣接するループ
コイル間に対応する部分で磁束が閉じることになる。従
ってその部分の磁束密度が高く非接触情報カードに電磁
誘導により十分な誘起電圧を発生させることができる。
また、磁束が閉じていることから非接触情報カードをア
ンテナに翳す向き、従って傾きを気にすることなく交信
を確実にすることができる。
【0030】調整用ストリップを形成するときは、アン
テナ周辺の機器への影響やアンテナ導体の製造上のバラ
ツキを補正できる。
【0031】そして、この発明では絶縁基板の両面に形
成した導体パターンによってループコイルを形成するの
で、近距離通信用アンテナを高精度に且つコンパクトに
製造できると共に、近距離通信用アンテナの配置を容易
にすることができる。
【0032】第5の本発明に係る近距離通信用アンテナ
においては、第4の発明の近距離通信用アンテナにおい
て、そのアンテナ導体、又はアンテナ導体及び調整用ス
トリップが化学的エッチングにより形成することによ
り、精度の良い近距離通信用アンテナが得られる。
【0033】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0034】図1及び図2は、カードリーダライタの通
信用アンテナ即ち、送信アンテナ、又は送受信アンテナ
となる本発明に係る近距離通信用アンテナの一実施例を
示す。本例の近距離通信用アンテナ41は、アンテナ導
体42を中間で交差するようにループ状に折り返し、即
ち平面的にみて8の字型に巻回し、互いに電流iの向き
が逆向きとなる2つのループコイル43A及び43Bを
隣接して形成し、アンテナ導体42の両端より給電端子
44A及び44Bを導出して構成する。
【0035】この近距離通信用アンテナ41において
は、2つのループコイル43A及び43Bに互いに逆向
きの電流が流れるので、図3に示すように、一方のルー
プコイル43Aから発生した磁束45は隣接する他方の
ループコイル43Bに戻ることから、隣接するループコ
イル43A及び43B間に対応する部分46及び47で
磁束45が閉じることになる。また、左右のループコイ
ル43A及び43Bからの磁束が相剰する。従って、こ
の部分46及び47の磁束密度が高くなり、電磁誘導に
より非接触情報カード33に十分な誘起電圧を発生させ
ることができる。
【0036】また、交信時、非接触情報カード33はア
ンテナ41に翳しながら移動するが、アンテナ41の磁
束45が閉じていることから、非接触情報カード33を
翳す向き、従ってその傾きを気にすることなく交信を確
実にすることができる。
【0037】即ち、非接触情報カード33を、図3の実
線図示のように、近距離通信用アンテナであるループア
ンテナ41の平面に垂直に翳した場合、又は鎖線図示の
ように、非接触情報カード33をループアンテナ41の
平面に平行に翳した場合のいずれに対しても確実に交信
することができる。つまり、本実施例では、非接触情報
カード33のループアンテナ41に対する傾き角度に拘
らず電力の伝達効率を、1つのループコイルによるアン
テナに比べて向上する。
【0038】図3に示す近距離通信用アンテナ41の磁
束45が閉じる部分46及び47を利用して通信を行う
際、この部分46及び47の磁界45を必要最小限に抑
えれば、アンテナ端部に対応する部分48の磁界45a
はさらに弱くなり、隣接機器への妨害を低減することが
できる。
【0039】この近距離通信用アンテナ41では、非接
触情報カード33の動作エリアを上記隣接するループコ
イル間に対応する部分46及び47の領域のみに限定す
ることができる。
【0040】図4及び図5は、本発明に係る近距離通信
用アンテナの他の実施例を示す。本例の近距離通信用ア
ンテナ51は、平面的にみて図1と同様にアンテナ導体
42を8の字状に巻回し、隣接する2つのループコイル
43A及び43Bを形成すると共に、特にループコイル
43A及び43Bをその両ループコイル43A及び43
Bのなす角θを180°より小さくなるように折曲して
構成する。
【0041】この様に、2つのループコイル43A及び
43Bを折曲して構成したときには、指向性を有するの
で非接触情報カード33の動作エリアの狭小化を図るこ
とができ、さらにアンテナの設置スペースを小さくする
ことができる。
【0042】図6は、本発明に係る近距離通信用アンテ
ナの他の実施例を示す。本例の近距離通信用アンテナ5
3は、1本のアンテナ導体42を交差させながら巻回
し、互いに電流の向きが逆向きとなる3つ以上、本例で
は3つのループコイル54A,54B及び54Cを連接
して形成し、アンテナ導体42の両端より給電端子44
A及び44Bを導出して構成する。
【0043】この近距離通信用アンテナ53において
は、中央のループコイル54Bから発生した磁束は、隣
接する両側のループコイル54A及び54Cに夫々戻る
ことから、夫々の隣接するループコイル54A及び54
B間、及びループコイル54B及び54C間、夫々アン
テナ導体42が交差する部分に対応した領域で夫々磁束
が閉じることになり、この結果、磁束密度の高い領域が
広くなり、非接触情報カード33の動作エリアを任意の
距離だけ伸ばすことができる。即ち動作エリアの拡大化
を図ることができる。
【0044】この時、ループコイル54Aと54Cを各
1回巻く間、ループコイル54Bのみ2回巻いて、ルー
プコイル54A:ループコイル54B:ループコイル5
4Cの巻数を1:2:1とする事も出来る。
【0045】この様に、上述の各実施例を選択すること
により、非接触情報カード33の動作エリアを自由に設
定することもできる。
【0046】図7及び図8は、本発明に係る近距離通信
用アンテナの他の実施例を示す。本例の近距離通信用ア
ンテナ56は、絶縁基板57の上面57aにアンテナ導
体となる例えば逆S字状の導体パターン59を形成する
と共に、下面57bに上面57aの逆S字状の導体パタ
ーン59と中間で交差するように、アンテナ導体となる
例えばS字状の導体パターン60を形成し、夫々の導体
パターン59及び60の一端同士をスルーホール61を
介して接続し、両導体パターン、即ちアンテナ導体59
及び60によって、平面的にみて互いに電流iの向きが
逆向きとなる2つの隣接するループコイル62A及び6
2Bを形成し、導体パターンによる給電端子64A及び
64Bを導出して構成する。
【0047】この近距離通信用アンテナ56において
も、図1と同様に隣接するループコイル62A及び62
Bに流れる電流iの向きが逆になるので、一方のループ
コイル62Aから発生する磁束が他方のループコイル6
2Bに戻り、磁束が閉じることになる。従って、図1と
同様に、非接触情報カード33に十分な誘起電圧を発生
させることができ、また非接触情報カード33を翳す傾
きに拘らず交信を確実にすることができる。
【0048】図9は、本発明に係る近距離通信用アンテ
ナの他の実施例を示す。この近距離通信用アンテナ66
は、図7の構成において、更に絶縁基板57の上面57
aに導体パターン即ちアンテナ導体59及び60と共
に、調整用ストリップ(金属箔片)67を形成して構成
する。
【0049】この近距離通信用アンテナ66は、図7と
同様の作用効果を奏するも、特に調整用ストリップ67
を有するので、アンテナ周辺の機器への影響やアンテナ
導体59,60の製造上のバラツキを補正する効果を有
する。尚、調整は、この調整用ストリップ67を適宜剥
離することにより、容易に行われる。
【0050】図7及び図9のアンテナ導体59,60、
又は調整用ストリップ67は、絶縁基板57に被着され
た導電箔又は導電層を化学的選択エッチングで形成する
ことができる。この近距離通信用アンテナ56,66に
よれば、これら、アンテナ導体59,60、又は調整用
ストリップ67の位置及び大きさ等は、化学的エッチン
グにより、精度よく得られるので、同じ大きさのループ
コイル62A,62Bを所定の位置に多数作成すること
ができ、量産に向いている。
【0051】また、この近距離通信用アンテナ56にお
いては、絶縁基板57の両面57a,57bに形成した
導体パターン59,60によってループコイル62A,
62Bを形成するので、高精度に且つコンパクトに製造
できると共に、近距離通信用アンテナの配置を容易にす
ることができる。
【0052】上述の図7及び図9では、2つのループコ
イル62A及び62Bを形成したが、その他、3つ以上
のループコイルを形成するようにした構成とすることも
できる。
【0053】上例のループコイル43A,43B,54
A,54B,54C,62A,62Bの形状は、例えば
平面的にみて真円としたが、これに限らず、横長の楕
円、方形等でも良い。また、図1、図4、図6のアンテ
ナ導体42は、線状のアンテナ線であり、アンテナの厚
み方向に多巻装することも可能である。
【0054】次に、本発明の近距離通信用アンテナの製
造方法を説明する。
【0055】図10に示すように、共通基板71上に1
対の巻枠72,73を所定間隔を置いて対向配置して成
る巻線装置74を用意する。この巻線装置74の1対の
巻枠72,73に手作業によってアンテナ導線を例えば
S字状に巻回する。即ち、左の巻枠72では左巻とな
り、右の巻枠73では右巻となるように交互に巻き付け
方向を変えて巻回する。
【0056】この様な巻線装置74を用いることによ
り、手作業によって例えば図1に示す本発明の近距離通
信用アンテナ41を容易に作製することができる。
【0057】左右の交差箇所での重なり頻度を落とす場
合は、例えば左の巻枠72に複数回(例えば2回以上)
を単位として巻回してから反転して右の巻枠73に同じ
回数だけ巻回するようにして目的の近距離通信用アンテ
ナを作製するようにしてもよい。
【0058】本発明の他の製造方法としては、図11及
び図12に示す自動巻線機を用いて作製することができ
る。この例は、同図に示すように、ワーク台76上に図
10の巻線装置74を一方向に往復運動可能に載置する
と共に、このワーク台76上にアンテナ導体供給用ヘッ
ド(いわゆる巻線ヘッド)77を有する回動アーム78
を取付けた自動巻線機79を用いる。回動アーム78は
軸79を中心に巻線装置74の往復動方向aと交差、例
えば直交する方向bに往復運動するように回動する。ア
ンテナ導体42は回動アーム78に沿わされて先端のア
ンテナ導体供給用ヘッド77に供給される。
【0059】この自動巻線機79においては、巻線装置
74を直線的に往復運動させながら、回動アーム78を
軸79を中心に往復運動するように回動することによ
り、上述の手巻きと同じように、アンテナ導体42が巻
線装置74の巻枠72,73にS字状に巻回され2つの
ループコイル43A,43Bからなる本発明の例えば図
1の近距離通信用アンテナ41が作製される。勿論、複
数単位巻きも可能である。
【0060】図13は、アンテナ導体供給用ヘッド77
の動作順を示している。ヘッド77の動作順及びその位
置を(1)〜(8)で示す。(A)欄には、巻線装置7
4のa方向の左右移動によるヘッド77の動作順の位置
を示し、(B)欄には、回動アーム78のb方向の回動
変位によるヘッド77の動作順の位置を示す。いずれ
も、横軸方向に関して離れているとき(例えば(A)欄
の(1)と(2)、(B)欄の(2)と(3))は移動
又は回転変位の量が大きく、並んでいるとき(例えば
(A)欄の(2)と(3)、(B)欄の(1)と
(2))は移動又は回転変位の量が小さいことを示す。
【0061】図13の手順通りになるように、巻線装置
74及び回動アーム78を往復運動することにより、図
1の近距離通信用アンテナ41が作製される。
【0062】(A)欄及び(B)欄の動作を変え、上述
の手巻による作製で説明したと同様に、左右の巻枠7
2,73に各複数回の単位で巻いて交差箇所での重なり
頻度を低減するようになすことも可能である。
【0063】図11及び図12の自動巻線機79におい
て、巻線装置74及び回動アーム78の動力源として
は、直線動作のステッピングモーター等を使えば、簡単
で安価な装置で済み、且つ、1回単位や2回単位の巻線
形態の違うループコイルの切り替えも容易であり、極め
て経済的である。
【0064】図14及び図15は、3ループコイルから
なる近距離通信用アンテナの製造方法の例を示す。図1
4に示すように、共通基板81上に3つの巻枠82,8
3,84を互いに所定間隔を置いて1列に配列して巻線
装置85を用意する。この巻線装置85を図11及び図
12の自動巻線機79に巻線装置74に代えて装着す
る。そして、図15で示すアンテナ導体供給用ヘッド7
7の動作位置(い)〜(ほ)及びその動作順(1)〜
(12)に沿って巻線装置85及び回動アーム78を往
復運動することにより、例えば図6に示す本発明の近距
離通信用アンテナ53を作製することができる。図15
の表図は、図13の表図と同じ記載方式をとっているの
で詳細説明は省略する。
【0065】図15の表図の場合は、巻枠82,83,
84に巻かれる巻数は1:1:1であるが、動作順
(1)〜(4)までに限り2回繰り返せば、作成された
3つのループコイルのうち、中央のループコイルの巻数
が左右のループコイルの巻数の2倍となる。この様にす
ると、磁束の発生量のバランスがとれる。
【0066】
【発明の効果】本発明に係る近距離通信用アンテナによ
れば、複数のループコイルが形成されることによって、
磁束の閉じた部分が形成されると共に、その部分の磁束
密度は隣接するループコイルからの磁束の相剰効果で、
高くなり、十分な交信が可能となり、且つ受信時の非接
触情報カードの向き(傾き)に関係なく効率良く情報信
号を伴った磁界を受信することができる。従って、カー
ドリーダライタの通信用アンテナに対して非接触情報カ
ードの向きを自由に選択することができる。
【0067】また、ICカードシステム運用時の通信可
能範囲を所要の領域に設定することが可能となり、且つ
隣接機器への妨害を低減することができる。
【0068】本発明に係る近距離通信用アンテナの製造
方法によれば、アンテナ導体を交差して電流の向きが逆
向きとなる複数のループコイルからなる近距離通信用ア
ンテナを精度良く作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明近距離通信用アンテナの一実施例を示す
平面図である。
【図2】図1の近距離通信用アンテナの断面図である。
【図3】本発明に係る近距離通信用アンテナの磁束の状
態を示す説明図である。
【図4】本発明に係る近距離通信用アンテナの他の実施
例を示す平面図である。
【図5】図4の近距離通信用アンテナの断面図である。
【図6】本発明に係る近距離通信用アンテナの他の実施
例を示す平面図である。
【図7】本発明に係る近距離通信用アンテナの他の実施
例を示す平面図である。
【図8】図7の近距離通信用アンテナの斜視図である。
【図9】本発明に係る近距離通信用アンテナの他の実施
例を示す平面図である。
【図10】A 本発明の近距離通信用アンテナの製造に
使用する巻線装置の一例を示す平面図である。 B 本発明の近距離通信用アンテナの製造に使用する巻
線装置の一例を示す正面図である。 C 本発明の近距離通信用アンテナの製造に使用する巻
線装置の一例を示す側面図である。
【図11】本発明の近距離通信用アンテナの製造に使用
する自動巻線機の正面図である。
【図12】図11の自動巻線機の平面図である。
【図13】図10の巻線装置を組み込んだ自動巻線機に
よる巻線ヘッドの動作順序を示す表図である。
【図14】A 本発明の近距離通信用アンテナの製造に
使用する巻線装置の他の例を示す平面図である。 B 本発明の近距離通信用アンテナの製造に使用する巻
線装置の他の例を示す正面図である。 C 本発明の近距離通信用アンテナの製造に使用する巻
線装置の他の例を示す側面図である。
【図15】図14の巻線装置を組み込んだ自動巻線機に
よる巻線ヘッドの動作順序を示す表図である。
【図16】従来のループアンテナの磁束の状態を示す説
明図である。
【図17】A 従来のループアンテナに対して水平に翳
した非接触情報カードと磁束の関係を示す説明図であ
る。 B 従来のループアンテナに対して垂直に翳した非接触
情報カードと磁束の関係を示す説明図である。
【図18】情報カードシステムの例を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 カードリーダライタ 2,33 非接触情報カード 41,53,56,66 近距離通信用アンテナ 42,59,60 アンテナ導体 43A,43B,54A,54B,54C,62A,6
2B ループコイル i 電流 44A,44B 給電端子 45 磁束 57 絶縁基板 74,85 巻線装置 72,73,82,83,84 巻枠 76 ワーク台 77 アンテナ導体供給ヘッド 78 回動アーム 79 自動巻線機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折原 勝久 栃木県鹿沼市さつき町18番地 ソニーケ ミカル株式会社 鹿沼工場内 (56)参考文献 特開 平8−162837(JP,A) 特開 平7−30319(JP,A) 実開 平3−90110(JP,U) 実公 昭42−17509(JP,Y1) 米国特許4260990(US,A) 欧州特許出願公開544136(EP,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 7/00 G06K 7/08 H04B 5/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードリーダライタと非接触情報カード
    との間で情報信号を電磁誘導により送信又は送受信する
    ようにした前記カードリーダライタ側の近距離通信用ア
    ンテナにおいて、 該近距離通信用アンテナがループアンテナで構成され、
    前記ループアンテナはアンテナ導体を交差するように折
    り返し、隣接するループコイルに前記カードリーダライ
    タの給電端子から逆向きの電流が流れるようにし、 前記隣接するループコイルのなす角θが180°より小
    さくなるようにして成る ことを特徴とする近距離通信用
    アンテナ。
  2. 【請求項2】 所定の間隔に固定された複数のボビンに
    アンテナ導体を、該ボビンの間を交互に通過させながら
    往復巻装することを特徴とする請求項1に記載の近距離
    通信用アンテナの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ボビンを往復運動可能なワーク台に
    固定し、前記アンテナ導体を供給する往復運動可能なア
    ンテナ導体供給用ヘッドを具備したアームにより前記ア
    ンテナ導体を巻装することを特徴とする請求項に記載
    の近距離通信用アンテナの製造方法。
  4. 【請求項4】 カードリーダライタと非接触情報カード
    との間で情報信号を電磁誘導により送信又は送受信する
    ようにした前記カードリーダライタ側の近距離通信用ア
    ンテナにおいて、 アンテナ導体、又はアンテナ導体及び調整用ストリップ
    が絶縁基板上に形成された導体パターンであって、前記
    絶縁基板の両面に形成され互いにスルーホール等を介し
    て接続された導体パターンによりループコイルが形成さ
    れ、隣接するループコイルに前記カードリーダライタの
    給電端子から逆向きの電流が流れるようにして成ること
    を特徴とする近距離通信用アンテナ。
  5. 【請求項5】 前記アンテナ導体、又はアンテナ導体及
    び調整用ストリップが化学的エッチングにより形成され
    て成ることを特徴とする請求項4に記載の近距離通信用
    アンテナ。
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