JP2005159727A - アンテナ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯用無線機本体の内部に設置された回路基板と第一、第二のイヤホンとの間に音声伝送路を形成するよう、それぞれ回路基板と回路基板からの線路が二つに分岐し、分岐先で第一、第二のイヤホンに接続される第一、第二の金属線を備え、第一、第二の金属線は第一イヤホンから第二のイヤホンまでの長さが略同一で、第一、第二の金属線は互いに非接触で近接して配置され、かつ分岐点近傍で異なるイヤホン側にそれぞれ第一、第二のインダクタを備え、分岐点より、イヤホン側の第一、第二の金属線でダイポールアンテナを形成する。
【選択図】図1
Description
また、図7に示す従来のアンテナ装置では、チップアンテナを用いている。チップアンテナは高誘電率材料を用いており、一般的に誘電体損等によりアンテナ効率は低く、使用できる周波数帯域も極限られている。さらに、イヤホン部にチップアンテナを内蔵する関係上、アンテナ特性は人体の影響を強く受ける。
前記第一の金属線の第一のイヤホンから第二のイヤホンまでの長さと、第二の金属線の第一イヤホンから第二のイヤホン迄の長さが略同一で、前記第一の金属線と第二の金属線は非接触で近接して配置され、さらに、第一の金属線の分岐点と第二の金属線の合流点近傍でかつイヤホン側にそれぞれ第一、第二のインダクタを備え、前記分岐点と合流点より、イヤホン側の前記第一、第二の金属線でダイポールアンテナを形成する。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。なお、図中同一、または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
以下図に従い実施の形態1の構成を説明する。図において、1は無線機本体、2は無線機本体1の内部に設置された回路基板、3はイヤホンプラグ、4はイヤホンジャック、5aは第一のイヤホン、5bは第二のイヤホン、6はグラウンド線、6aはグラウンド線6の分岐後に第一のイヤホン5aと接続を行う左グラウンド線、6bはグラウンド線6の分岐後に第二のイヤホン5bと接続を行う右グラウンド線、7は信号線、7aは信号線7の分岐後に第一のイヤホン5aと接続を行う左信号線、7bは信号線7の分岐後に第二のイヤホン5bと接続を行う右信号線、8aは左グラウンド線6aの一部が分岐点近傍で螺旋状に巻かれた第一のコイル、8bは右信号線7bの一部が分岐点近傍で螺旋状に巻かれた第二のコイル、9aは左グラウンド線6a及び左信号線7aの一部が螺旋状に巻かれた第三のコイル、9bは右グラウンド線6b及び右信号線7bの一部が螺旋状に巻かれた第四のコイル、Sはアンテナとしての給電点で、それぞれ信号線7の分岐点、及びグラウンド線6の分岐点としている。
なお、無線機本体1には図示されていない、スピーカー、ディスプレイ、電池、マイク、キーボード等が備わっている。回路基板2にはRF回路、ディジタル回路、画像処理回路、音声処理回路、バラン等が具備されている。
第三のコイル9aは、左グラウンド線6a及び左信号線7aの両方に形成したが、左信号線7aのみに形成しても構わない。第四のコイル9bは、右グラウンド線6b及び右信号線7bの両方に形成したが、右グラウンド線6bのみに形成しても構わない。
図2は本発明の実施の形態2を示すもので、UHF帯テレビ放送視聴機能を備えた、無線端末のアンテナ装置に関するものである。実施の形態1ではモノラルタイプのイヤホンコードを使用したが、実施の形態2ではステレオタイプのイヤホンコードを使用している。実施の形態1との違いは、信号線7を信号線7Lと信号線7Rの2本に分け設け、信号線7Rをグラウンド線6に近接して配置している点である。
以上のように構成することで、ステレオタイプの音声信号に対応することができる。
図3は本発明の実施の形態3を示すもので、UHF帯テレビ放送視聴機能を備えた、無線端末のアンテナ装置に関するもので、イヤホンコードにはモノラルタイプを使用している。実施の形態1との違いは、無線機本体1に収納可能なホイップアンテナ10が回路基板2に接続され、回路基板2には図示されていないダイバーシティ受信処理部が搭載され、本発明によるダイポールアンテナと、ホイップアンテナ10とでダイバーシティ受信が可能となることである。ダイバーシティ処理部では、ダイポールアンテナと、ホイップアンテナ10との電気的な接続を切り替えられるスイッチが備えられ、両アンテナどちらの復調データを採用するかが決定される。
図4は本発明の実施の形態4を示すもので、UHF帯テレビ放送視聴機能を備えた無線端末のアンテナ装置に関するものである。実施の形態4において、7cは同軸ケーブルの内導体、7dは同軸ケーブルの内導体7cの分岐後に第一のイヤホン5aと接続を行う左信号線、7eは同軸ケーブルの内導体7cの分岐後に第二のイヤホン5bと接続を行う右信号線、6は同軸ケーブルの外導体、6dは同軸ケーブルの外導体6における給電点S側の端部と第一のイヤホン5aを接続する左グラウンド線、6eは同軸ケーブルの外導体6における給電点S側の端部と第二のイヤホン5bを接続する右グラウンド線、8cは左信号線7dの一部が螺旋状に巻かれた第五のコイル、8dは右グラウンド線6eの一部が螺旋状に巻かれた第六のコイル、9cは左信号線7d及び左グラウンド線6dの一部が螺旋状に巻かれた第七のコイル、9dは右信号線7e及び右グラウンド線6eの一部が螺旋状に巻かれた第八のコイル、11はチョーク構造を持つ導体であり、一部が外導体6cと導通する。
図5は本発明の実施の形態5を示すもので、UHF帯テレビ放送視聴機能を備えた無線端末のアンテナ装置に関するものであり、アンテナの基本動作は実施の形態3と同じである。12はイヤホンコード、13はクリップで、イヤホンコード12とつながっており、イヤホンコード12が無線端末使用者の衣服と固定できるようにしたものである。
なお、イヤホンコード12は実施の形態1〜実施の形態4で説明したもののうちの何れか一つで構成されている。
Claims (11)
- 携帯用無線機本体の内部に設置された回路基板と、第一、第二のイヤホンと、第一、第二の金属線と、第一、第二のインダクタとを備え、前記第一、第二の金属線は音声信号伝送路を形成し、前記回路基板に接続された前記音声信号伝送路は二つに分岐し、分岐先で第一、第二のイヤホンに接続され、前記第一、第二の金属線は前記第一のイヤホンから前記第二のイヤホンまでの長さが略同一で、前記第一、第二の金属線は互いに非接触で近接して配置され、さらに、前記第一、第二の金属線は前記分岐点の近傍で異なるイヤホン側にそれぞれ前記第一、第二のインダクタを備え、前記分岐点より、イヤホン側の前記第一、第二の金属線でダイポールアンテナを形成したことを特徴とするアンテナ装置。
- 前記第二の金属線は、分岐しない二本の金属線で形成され、前記二本の金属線は前記回路基板と前記第一、第二のイヤホンとを接続し、前記第一の金属線と前記二本の金属線は互いに非接触で近接して配置され、前記第一または第二のインダクタは前記回路基板からの距離が略同じ長さで、前記第二のインダクタは前記二本の金属線の一方に、且つ前記第一のインダクタとは異なるイヤホン側に設けられ、ステレオ音声信号の伝送に対応可能とされたことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
- 前記回路基板に接続された前記ダイポールアンテナと異なる種類のアンテナを備え、前記ダイポールアンテナと前記異なる種類のアンテナからの受信信号を切り替えるスイッチとを備え、ダイバーシティ受信を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアンテナ装置。
- 前記回路基板に接続された前記ダイポールアンテナと異なる種類のアンテナを備え、前記ダイポールアンテナと前記異なる種類のアンテナのそれぞれで受信される電力を最大比合成する回路を備え、ダイバーシティ受信を行うことを特徴とする請求項1または請求項2記載のアンテナ装置。
- 前記第一及び第二の金属線の前記分岐点から、前記第一及び第二のイヤホンの側に沿う所定の伝搬波長の略1/4波長の位置に、第三または第四のインダクタが前記第一及び第二、若しくは何れか一方の金属線に設けられたことを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 前記第一及び第二の金属線の前記分岐点から、前記第一及び第二のイヤホンの側に沿う所定の伝搬波長の略1/4波長の位置にキャパシタが設けられ、前記第一、第二の金属線同士が前記キャパシタを介して接続されることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 前記第一及び第二の金属線の、前記第三及び第四のインダクタまたは前記キャパシタから前記第一及び第二のイヤホンに至る迄の部分を磁性体で覆ったことを特徴とする請求項5または請求項6記載のアンテナ装置。
- 前記分岐点近傍の前記第一及び第二の金属線にインピーダンス整合回路を形成したことを特徴とする請求項1から請求項7の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 前記第一または第二の金属線を使用者の衣服に固定する為の手段を前記第一または第二の金属線に備えたことを特徴とする請求項1から請求項8の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 前記第一及び第二の金属線において、前記回路基板から前記分岐点までの部分を、同軸線路で置き換えたことを特徴とする請求項1から請求項9の何れか一に記載のアンテナ装置。
- 前記同軸線路にチョーク構造を形成したことを特徴とする請求項10記載のアンテナ装置。
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