JP2010010552A - 高繰返し高出力パルスガスレーザ装置 - Google Patents

高繰返し高出力パルスガスレーザ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】複数組の電極を配置して交互発振するガスレーザ装置において、レーザ光がガス密度が希薄化した部分を通ることによって生ずるエネルギー損失をなくした高繰返し高出力が可能なパルスガスレーザ装置を提供すること。
【解決手段】 レーザガスが封入されたチャンバ30内に複数組の一対の電極30a〜30dと、クロスフローファン31を設け、電極30a〜30dへパルス状の電圧を順次印加して放電を発生させ、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振させて、発振段レーザ100から注入されるレーザ光を増幅して出力する。クロスフローファン31によるレーザガスの流速は、上記電極30a〜30dの内の一対の電極間で放電が発生した時に生じるガス密度の希薄化部分が、次に電極間で放電が発生するまでに、該放電により生ずるレーザ光の光路外に移動するように流速とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高繰返し高出力パルスガスレーザ装置に関し、特に、露光装置用エキシマレーザ装置に関するものである。
半導体デバイスの高集積化の要求に対応するため、半導体露光装置用光源には、エキシマレーザ装置が用いられている。
近年、露光装置のスループット向上と回路パターンの超微細化のため、特許文献1、特許文献2等に示されるように、発振段用レーザ及び増幅段用レーザを備えたダブルチャンバシステムで高出力化が計られている。
今後、半導体デバイスの高集積化が進んで32nmノードプロセスになると、露光装置は液浸技術による高NA(1.3〜1.5)化とダブルパターニング等の技術の導入が必要になる。この32nmノード対応露光装置の高スループット化のため、ArFエキシマレーザには、高繰返し周波数(10kHz以上)かつ高出力(100W以上)が要求されている。
ダブルチャンバシステムは、高出力化の要求に答えるため、高光品位(スペクトル性能など)、小出力のレーザ光をつくる発振段レーザと、そのレーザ光を増幅する増幅段レーザで構成されている。ダブルチャンバシステムの形態としては、増幅段チャンバに共振器ミラーを設けないMOPA(Master Oscillator Power Amplifier)方式と共振器ミラーを設けるMOPO(Master Oscillator Power Oscillator)方式とに大別される。
32nmノードプロセス用の露光装置用光源には10kHz以上の繰返し周波数が要求されている。高繰返し動作での問題は、放電安定性である。エキシマレーザは間欠的に放電を起こして、レーザガスを励起し、レーザ発振させる。この時、繰返し周波数を増加させて放電間隔を短くすると、放電は正常なグロー放電からストリーマ放電、アーク放電への変化し、不安定になる。これは、放電時の瞬間的な熱膨張によるガス密度の希薄化と、放電によって生成されるイオン、活性種、電極からの飛散ダストなどの残留によって、放電抵抗が著しく低下するためである。放電が不安定になると利得が不均一で小さくなり、エネルギーが低下する。
図8にガスレーザ装置のレーザチャンバの断面図を示す。
レーザチャンバ101の中には電極間にレーザガスを流すためのクロスフローファン121と放電したレーザガスを冷却するための熱交換器122と放電励起させるためのアノード131とカソード電極132とクロスフローファン121によって流れるレーザガスを電極間に効率よく流すための風ガイド123からなっている。
また、電源133と電極132の間には絶縁セラミックス124が設けられ、さらに、電極131の近くには予備電離電極125が設けられている。
電源133より、予備電離電極125に電圧を印加して、まず、放電空間を予備電離した後、電極131,132間にパルス電圧を印加して、カソード電極132とアノード電極132間に電流を流し、放電させる。
放電により発生したある波長の光を、共振器で選別、増幅することでエキシマレーザが発振する。
エキシマレーザを高い動作周波数で動作させる場合には、放電安定性が問題となる。上記のように、エキシマレーザでは、間欠放電を起こして、レーザガスを励起し、レーザ発振させるが、繰り返し周波数を増加させると、この間欠放電が安定に生成できなくなるからである。これは、高繰り返し化を行うと、放電が正常なグロー放電ではなく、アーク放電、ストリーマ放電に変化し、放電中のレーザ利得が均一でなくなり、レーザ発振に必要な利得長が確保できなくなるからだと考えられている。
放電によって生成されるイオン、活性種などの放電生成物、電極からの飛散ダスト、デブリはガスの放電抵抗を著しく低下させる。また、放電によって、ガス希薄部が生じ、この部分は相対的にガス圧力が低いため、放電抵抗が小さい。よって、この部分(放電生成物)が、電極近傍に存在すると、次に生じる放電が、電極間ではなく、この部分に生じてしまう。
そこで、レーザガスをアノード131とカソード電極132間に放電方向に略直交する方向に流し、この放電生成物を次の放電が発生する前に電極の近傍から遠ざける必要がある。
一般に、エキシマレーザにおける、動作可能な繰返し周波数は、クリアランスレシオ(CR:Clearance Ratio)と関連付けて説明される。クリアランスレシオ(CR)は電極間ガス流速をV、放電間隔時間をt、放電幅をWとすると以下の式で表される。
CR=Vt/W … (1)
クリアランスレシオ(CR)が大きい方が、上記放電時の瞬間的な熱膨張によるガス密度の希薄化、放電により生成するイオン、活性種、電極からの飛散ダストなどを、放電空間から遠ざけることができる。
このため、クリアランスレシオ(CR)が大きければ、安定な放電が得られる。必要なクリアランスレシオ(CR)の値は、レーザ装置の用途によって異なるが2程度以上は必要になる。露光装置用光源のように、高いエネルギー安定性が要求される用途では、大きなクリアランスレシオ(CR)が必要になる。
繰返し周波数を現状の6kHzから10kHzに上げると放電間隔は167μsecから100μsecに短くなる。6kHz動作時と同じCR値を確保するには、(1)式より電極間ガス流速(V)を1.67倍にするか、放電幅(W)を1/1.67にする必要がある。
特許文献3では、放電幅(W)を小さくすることにより、10kHz以上の高繰返し動作を達成している。この方式は、ダブルチャンバシステムにおける発振段レーザのような比較的エネルギーが小さい用途においては有効であるが、増幅段レーザのようなエネルギーが大きい用途では問題がある。ビームサイズが小さくなるため、高エネルギーではエネルギー密度が高くなり、フロントミラーやウィンドゥなどの光学素子が損傷してしまう。
他の高繰返し動作を実現する方法として、シングルスチャンバシステムにおいては特許文献4で、ダブルチャンバシステムにおいては前記特許文献3や、特許文献5で、同一共振器内に二対の電極を配置して、放電を半周期ずらして交互発振する方法が示されている。例えば、5kHz動作で必要なCR値が得られているチャンバ内に二対の電極を配置して交互発振すれば10kHzの動作が可能になる。
この方法は、単独発振時と同じビームサイズにできるので、高エネルギーでもエネルギー密度が高くならない。このため、ダブルチャンバシステムの増幅段レーザのようなエネルギーが大きい用途にも適用可能である。
特開2001−156367号公報 特開2001−24265号号公報 特開2008−78372号公報 特開昭63−98172号公報 米国特許第7006547号明細書
上述のように、5kHz動作で必要なCR値が得られているチャンバ内に二対の電極を配置して交互発振すれば10kHzの動作が可能である。しかし、繰返し周波数を上げると、8kHz程度の繰返し周波数からエネルギーが下がることがわかった。
これは、二対の電極の光軸が同じために発生する。一方の電極対での放電により生成したレーザ光は、他方の電極対の放電空間を通り共振する。なお、以下では、二対の電極対によるそれぞれの放電空間を、それぞれ放電部という。
例えば、5kHz交互発振による10kHz動作の場合、一方の電極対での放電により生成したレーザ光は、放電から10kHzの間隔の100μsecしか経過していない他方の電極対の放電空間を通る。
放電時、ガスは瞬間的に過熱されて熱膨張し、ガス密度が希薄化する。このガス密度が希薄化した部分はガス流で移動するが、100μsecでは十分に移動できないため、レーザ光がこのガス密度が希薄化した部分を通る。希薄化した部分は他より屈折率が小さいため、ここを通ったレーザ光は屈折し共振器外に出てエネルギーが低下する。
このため、5kHz動作で必要なCR値が得られているチャンバ内に二対の電極を配置して交互発振すると、10kHz動作は可能であるが、ある繰返し周波数からエネルギーが低下する。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、同一共振器内に複数組の電極を配置して交互発振することにより、一対の電極の時の複数倍の繰返し周波数で動作させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置において、ガス密度が希薄化した部分をレーザ光が通ることにより生ずる他方の放電部でのエネルギー損失をなくし、高繰返し高出力が可能なパルスガスレーザ装置を提供することを目的とする。
同一共振器内に二対の電極を配置して交互発振することにより、一対時の2倍の繰返し周波数で動作させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置において、他方の放電部でのエネルギー損失を抑制する方法として、以下の3つが考えられる。
(1)ガス流速を上げて、希薄化した部分を遠くに移動させる。
(2)ガス密度が希薄化する部分の幅(放電方向に対して垂直方向)を狭くする。
(3)ダブルチャンバシステムにおいて、増幅段レーザのビーム幅(放電方向に対して垂直方向)を狭くする。
本発明者は、ガス流速を上げて、希薄化した部分を遠くに移動させる方法を検討した。希薄化した部分でのエネルギーの損失を抑制するには、レーザ光のビーム幅(放電方向に対して垂直方向)をWb、放電時の瞬間的な熱膨張でガス密度が希薄化する部分の幅(放電方向に対して垂直方向)をWh、放電間隔をt(それぞれの放電の間隔、5kHz交互発振による10kHz動作では200μsec)とすると、ガス流速を以下の(2)より算出されるV1以上にすれば良いことを見出した。
V1={(Wb+Wh)/2}/(t/2)…(2)
それぞれの放電に必要なガス流速V2は、CR値をRcとし、放電幅をWdとすると、前記(1)式より、以下の(3)式が得られる。
V2=Rc×Wd/t …(3)
ここで、V1とV2の関係は、次の(4)式となる。
V1>V2 …(4)
これは、Wb≒Wd、Wb<Whの関係があり、さらに、(4)式の関係が変わるほど、大きなCR値を必要とするレーザ装置の用途はほとんどないためである。
以上より、同一共振器内に二対の電極を配置して交互発振することにより、一対時の2倍の繰返し周波数で動作させる方法において、放電していない他方の放電部でのエネルギー損失のない、高繰返し高出力パルスガスレーザ装置は、ガス流速をV1以上にすることにより達成できる。
また、ガス流速をV2の2倍以上に上げると、単独で2倍の繰返し周波数で動作可能であるので、交互発振する意味がない。
よって、以下の(5)式を満たすガス流速Vにすることにより、上記目的を達成することができる。
V1≦V<2×V2 …(5)
以上に基づき、本発明においては、次のようにして前記課題を解決する。
(1)レーザガスが封入されたレーザチャンバと、該レーザチャンバ内部に所定間隔離間して対向する複数組の一対の電極と、それぞれの一対の電極を放電させるための電源回路と、上記電極間を通過するレーザガスを循環させるクロスフローファンとを備え、上記電源回路から上記複数組の一対の電極へパルス状の電圧を順次印加し、複数の一対の電極間に所定の時間隔で順次放電を発生させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置において、上記クロスフローファンによる生ずるガス流の流速を、上記一対の電極間で放電が発生した時に生じるガス密度の希薄化部分が、次に電極間で放電が発生するまでに、該放電により生ずるレーザ光の光路外に移動するように流速とする。
(2)レーザガスが封入されたレーザチャンバと、該レーザチャンバ内部に所定間隔離間して対向する複数組の一対の電極と、それぞれの一対の電極を放電させるための電源回路と、上記電極間を通過するレーザガスを循環させるクロスフローファンとを備え、上記電源回路から上記複数組の一対の電極へパルス状の電圧を順次印加し、複数の一対の電極間に所定の時間隔で順次放電を発生させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置において、レーザ光のビーム幅(放電方向に対して垂直方向)をWb、放電時の瞬間的な熱膨張でガス密度が希薄化する部分の幅(放電方向に対して垂直方向)をWh、放電間隔をt、放電幅をWdとし、CR値をRcとしたとき、上記クロスフローファンによる生ずるガス流の流速Vを、以下の(1)〜(3)式を満たすように設定する。
V1≦V<2×V2…(1)
V1={(Wb+Wh)/2}/(t/2)…(2)
V2=Rc×Wd/t…(3)
(3)上記(1)(2)の高繰返し高出力パルスガスレーザ装置を、発振段レーザと、増幅段レーザとからなる注入同期式レーザ装置の増幅段レーザであって、レーザチャンバ内に、複数組の一対の放電電極を配置したものに適用する。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)同一共振器内に二対の電極を配置して交互発振することにより、一対時の2倍の繰返し周波数で動作させる高繰り返し高出力レーザ装置において、クロスフローファンによる生ずるガス流の流速を、一対の電極間で放電が発生した時に生じるガス密度の希薄化部分が、次に電極間で放電が発生するまでに、該放電により生ずるレーザ光の光路外に移動する流速としたので、ガス密度が希薄化した部分をレーザ光が通ることによりエネルギーが低下するのを防ぐことができる。
このため、高繰返し高出力パルスガスレーザ装置を達成することが可能となった。本発明では、15%のガス流速アップで、放電していない他方の放電部でのエネルギー損失がなくすることができた。
(2)本発明を、発振段レーザと、増幅段レーザとからなる注入同期式レーザ装置における増幅段レーザに適用することにより、一層の高出力化を図ることができる。
図1は、本発明の5kHz交互発振による10kHz動作の実施形態に係るレーザシステムの構成図である。
MOPO方式で、増幅段用チャンバ30内に二対の電極が配置されたダブルチャンバシステムである。なお、図1では、本発明をダブルチャンバ方式のレーザ装置に適用した場合について示しているが、シングルチャンバのレーザ装置にも同様に適用することができる。
発振段用レーザ100で高光品位(スペクトル性能など)、小出力のレーザ光が生成される。そして、増幅段用レーザ300でそのレーザ光が増幅される。すなわち、発振段用レーザ100から出力されるレーザ光の光品位(スペクトル性能など)によってレーザシステムの光品位(スペクトル性能など)が決定され、増幅段用レーザ300によってレーザシステムのエネルギーが決定される。
発振段用レーザ100は発振段用チャンバ10と、発振段用高電圧パルス発生器12と、スペクトルを狭帯域化する狭帯域化モジュール(以下LNMという)16と、フロントミラー17と、で構成される。
増幅段用レーザ300は増幅段用チャンバ30と、増幅段用高電圧パルス発生器33、34と、リアミラー36と、フロントミラー37とで構成される。
まず、発振段用レーザ100の構成と機能について説明する。
発振段用チャンバ10の内部には、互いの長手方向が平行であって且つ放電面が対向する一対の電極(カソード電極及びアノード電極)10a、10bが設けられる。この電極の間隔は、10kHz動作を実現するため、特許文献3に記載されるように、8mmとした。発振段用チャンバ10内にはアルゴン(Ar)ガス、フッ素(F2 )ガスとバッファガスのネオン(Ne)が満たされている。なお、バッファガスはヘリウム(He)でも良い。
電極10a、10bに、高電圧パルス発生器12と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極10a、10b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。
そして、LNM16とフロントミラー17で構成される共振器で共振し、レーザ光が発生する。LNM16は、拡大プリズムと波長選択素子であるグレーティング(回折格子)で構成され、レーザ光のスペクトル幅を400pmから0.3pm程度まで狭帯域化している。
また、発振段用チャンバ10の内部には、前記図8に示したようにクロスフローファン11と、図示しない熱交換器、温度センサとウィンドウが設けられる。
クロスフローファン11は、チャンバ内のレーザガスを循環させ、放電時の瞬間的な熱膨張によるガス密度の希薄化の部分、放電により生成するイオン、活性種、電極からの飛散ダストなどを、放電空間から遠ざける。熱交換器は、発振段用チャンバ10内の排熱を行う。
温度センサは、ガス温度によりエネルギーが変化するため、所望の温度に制御するためのモニタである。ウィンドウは、レーザ光の光軸上にあって発振段用チャンバ10の出力部分に設けられる。ウィンドウの材質は、レーザ光の波長193nmに対して透過性があるCaF2 である。
次に、増幅段用レーザ300について説明する。
基本的な構成と機能は発振段用レーザ100と同じである。違いは二対の電極30aと30bおよび30cと30dを交互に放電することにより高繰返し動作を実現している点である。
それぞれの電極対の間隔は16mmと発振段用レーザ100より広くし、高エネルギーでもエネルギー密度が高くならないようにした。
増幅段用チャンバ30内には発振段用チャンバ10と同様にアルゴン(Ar)ガス、フッ素(F2 )ガスとバッファガスのネオン(Ne)が満たされている。なお、バッファガスはヘリウム(He)でも良い。
増幅段用チャンバ30の内部には、発振段用レーザと同様、前記図8に示したように、クロスフローファン31と、図示しない熱交換器、温度センサとウィンドウが設けられる。クロスフローファン31は、前述したようにチャンバ内のレーザガスを循環させ、放電時の瞬間的な熱膨張によるガス密度の希薄化の部分、放電により生成するイオン、活性種、電極からの飛散ダストなどを、二対の電極30a,30b及び30c,30d間のそれぞれの放電空間から遠ざける。
熱交換器は、発振段用チャンバ10内の排熱を行う。また、温度センサは、所望の温度に制御するためのモニタである。ウィンドウは、レーザ光の光軸上にあって増幅段用チャンバ30の出力部分に設けられる。
電極30a、30bに、高電圧パルス発生器33と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30a、30b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。このArFエキシマ形成に合わせて、発振段用レーザ100からレーザ光を注入する。
注入されたレーザ光は、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、増幅される。
次に電極30c、30dに、高電圧パルス発生器34と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極30c、30d間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。このArFエキシマ形成に合わせて、発振段用レーザ100からレーザ光を注入する。注入されたレーザ光は、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振し、増幅される。この二対の電極30aと30b、30cと30dでの放電を交互に繰り返す。
発振段用レーザ100のフロントミラー17と増幅段用レーザ300のリアミラー36との間には、ビームエキスパンダ20と、高反射ミラー21、22と、モニタモジュール19とが設けられる。
フロントミラー17を透過したレーザ光は、ビームエキスパンダ20により、少なくとも放電方向に拡大され、高反射ミラー21でビーム方向を変え、モニタモジュール19に案内される。モニタモジュール19ではレーザ光のエネルギーをモニタしている。
その後、高反射ミラー22でビーム方向を変え、リアミラー36から増幅段用レーザ300に注入される。
注入されたレーザ光は、リアミラー36とフロントミラー37で構成される共振器で共振して増幅され、フロントミラー37側から出射する。増幅段用レーザ300の出射側にはモニタモジュール39が設けられ、出力レーザ光がモニタされる。
5kHz交互発振による10kHz動作を、他方の放電部(交互発振しているうちの放電していない方の放電部)でのエネルギー損失のなく達成するには、クロスフローファン31による必要なガス流速は前記(2)式より52m/sになる。
なお、算出に必要なレーザ光のビーム幅(放電方向に対して垂直方向)Wbと、放電時の瞬間的な熱膨張でガス密度が希薄化した部分の幅(放電方向に対して垂直方向)Whは以下のように求めた。
ビーム幅(放電方向に対して垂直方法)Wbは、レーザを蛍光板にあて蛍光させ、その蛍光をCCDカメラで観察し算出した。図2(a)に、CCDカメラで観察したビーム幅の概念図を示す。同図のWbがビーム幅である。
また、ガス密度が希薄化した部分の幅(放電方向に対して垂直方向)Whは、マッハ・ツェンダー干渉法により、放電時の瞬間的な熱膨張によるガス密度変化を計測し、その計測結果から算出した。図2(b)にマッハ・ツェンダー干渉法により観察した希薄化した部分の概念図を示す。同図のWhは、観察したガス密度が希薄化した部分の幅である。
同様に(3)式よりガス流速V2を算出すると45m/sであり、(4)式と同様の大小関係であった。本実施形態では、52m/sのガス流速はクロスフローファン31の回転数を上げることにより実現した。回転数は、ガス流速を45m/sから52m/sにするため15%アップした。
図3にマッハ・ツェンダー干渉法により放電幅Wを計測するシステムの構成例を示す。 コヒーレントなパルスレーザ401からの光束をミラー402を介してビームエキスパインダ403に入射させ、ビームエキスパンダ403によりレーザ400の放電領域以上にビーム拡大する。
ハーフミラー404によりレーザチャンバ405を通る光束と通らない光束とに等量に2分し、一方をレーザチャンバ405に入射し、他方を高反射ミラー410を介してハーフミラー408に入射する。
レーザチャンバ405内には放電電極406が設けられ、放電電極406に放電電圧を印加し放電させることにより、レーザチャンバ405内に入射した光は放電電極406間の放電領域を通過し出力する。
レーザ400の出力光は高反射ミラー407で反射してハーフミラー408に入射し、上記高反射ミラー410を介してハーフミラー408に入射した光と重ね合わせられ、重ね合わせられた光は、干渉フィルタ409を介してICCDカメラ411に入射する。
これら二つの光束は、レーザチャンバ405を通る光束と通らない光束の間で両光束は干渉し干渉縞を発生する。すなわち。パルスレーザの波長をλとすれば、光路差Δが半波長λ/2の奇数倍であれば、二つの光束の山と谷が重なって互いに弱め合い暗い縞を生じ、 偶数倍であればお互いに強め合って明るい縞を生じる。光路差Δが像面全体で同じであれば、像は一様な明るさになる。
ここで、カソード電極406aとアノード電極406b間で放電すると電子密度が高くなり、放電部の屈折率が変化する。したがって、この干渉縞が歪む領域の幅を放電幅Wとしてこの干渉計により計測できる。
図4に、ガス流速を52m/sとした本実施形態の場合と、45m/sとした従来技術の場合の10kHzまでのエネルギー変化を示す。
本発明の実施形態では、10kHzまでエネルギーの低下はみられない。しかし、従来技術では8kHz以降、エネルギーの低下が見られる。よって(5)式を満たすガス流速Vにすることで、同一共振器内に二対の電極を配置して交互発振することにより、一対時の2倍の繰返し周波数で動作させる方法において、他方の放電部でのエネルギー損失のない、高繰返し高出力パルスガスレーザ装置を達成できる。
以上、本実施形態は、MOPO方式の構成で行ったが、図5に示す様なMOPA方式のレーザ装置にも適用可能である。
MOPA方式の場合は、増幅段用チャンバ30にリアミラー36とフロントミラー37を設けない構成になる。
その他の構成は前記図1に示したものと同様であり、発振段用レーザ100は発振段用チャンバ10と、発振段用高電圧パルス発生器12と、スペクトルを狭帯域化する狭帯域化モジュール(以下LNMという)16と、フロントミラー17とで構成される。
発振段用レーザ100のフロントミラー17と増幅段用レーザ301との間には、ビームエキスパンダ20と、高反射ミラー21、22と、モニタモジュール19とが設けられる。
発振段用レーザ100からのレーザ光は、ビームエキスパンダ20により、少なくとも放電方向に拡大され、高反射ミラー21でビーム方向を変え、モニタモジュール19を介して高反射ミラー22に入射し、ここでビーム方向を変え、増幅段用レーザ301に注入される。増幅段用レーザ301は、前述したように二対の電極30aと30bおよび30cと30dを有し、これを交互に放電させることにより高繰返し動作を実現している。
増幅段用レーザ301に注入されたレーザ光は、増幅段用レーザ301で増幅され、出射する。増幅段用レーザ300の出射側にはモニタモジュール39が設けられ、出力レーザ光がモニタされる。
発振段用レーザ100、増幅段用レーザ301のチャンバ10、30内には、前述したようにクロスフローファン11,31が設けられ、クロスフローファン31によるガス流速は、前記(2)式により設定される。
なお、MOPA方式では、光が増幅段用チャンバ30内を通過する回数は1回であるが、これに限るものではない。例えば、折り返しミラーを設けて、増幅段用チャンバを複数回通過させてもよい。このように構成することにより、より高い出力のレーザ光を取り出すことが可能となる。
発振段レーザ100のレーザ光の注入は、図1に示したように増幅段レーザ300のリアミラー36側に限定されるものではなくフロントミラー37側から注入してもよい。
図6にフロントミラー側から注入した場合の構成例を示す。同図(a)は側面図を示し、同図(b)は増幅段用レーザ300の上面図を示し、レーザ光の注入方法を変えた点を除き、前記図1に示したものと同様である。
前述したように、発振段用レーザ100は発振段用チャンバ10と、発振段用高電圧パルス発生器12と、スペクトルを狭帯域化する狭帯域化モジュール(以下LNMという)16と、フロントミラー17とで構成される。
発振段用レーザ100のフロントミラー17と増幅段用レーザ300との間には、ビームエキスパンダ20と、高反射ミラー21、22と、モニタモジュール19とが設けられる。
発振段用レーザ100からのレーザ光は、ビームエキスパンダ20により少なくとも放電方向に拡大され、高反射ミラー21でビーム方向を変え、モニタモジュール19を介して高反射ミラー22に入射する。
高反射ミラー22で反射したレーザ光は、図6(b)に示すように高反射ミラー23、24で反射して、フロントミラー37側から増幅段用レーザ300のフロントミラー37とリアミラー36で構成される共振器内に注入される。増幅段用レーザ300は、前述したように二対の電極30aと30bおよび30cと30dを有し、これを交互に放電させることにより高繰返し動作を実現している。
増幅段用レーザ300に注入されたレーザ光は、フロントミラー37とリアミラー36で構成される共振器内で増幅され出射する。増幅段用レーザ300の出射側にはモニタモジュール39が設けられ、出力レーザ光がモニタされる。
発振段用レーザ100、増幅段用レーザ300のチャンバ10、30内には、前述したようにクロスフローファン11,31が設けられ、クロスフローファン31によるガス流速は、前記(2)式により設定される。
さらに、本発明の適用例は、ダブルチャンバシステムに限定されるものではなく、シングルチャンバシステムにも適用可能である。図7にシングルチャンバシステムに適用した場合の構成例を示す。
基本的な構成と機能は図1の増幅段レーザと同様であり、二対の電極40aと40bおよび40cと40dを交互に放電することにより高繰返し動作を実現している。
電極40a、40bに、高電圧パルス発生器43と図示しない充電器とで構成された電源によって高電圧パルスが印加されると、電極40a、40b間で放電が生じ、ArFエキシマが形成される。レーザ光は、リアミラー46とフロントミラー47で構成される共振器で共振し、増幅され、フロントミラー47側から出射する。レーザ400の出射側にはモニタモジュール49が設けられ、出力レーザ光がモニタされる。
レーザ400のチャンバ40内には、前述したようにクロスフローファン41が設けられ、クロスフローファン41によるガス流速は、前記(2)式により設定される。
本発明の実施形態に係るMOPO方式のレーザ装置の構成図である。 ビーム幅と希薄化した部分の幅の計測結果を示す概念図である。 マッハ・ツェンダー干渉法により放電幅Wを計測するシステムの構成例を示す図である。 ガス流速を52m/sとした本実施形態の場合と、45m/sとした従来技術の場合の10kHzまでのエネルギー変化を示す図である。 本発明をMOPA方式のレーザ装置に適用した構成例を示す図である。 フロントミラー側注入の場合の本発明の実施形態に係るMOPO方式のレーザ装置の構成図である。 本発明をシングルチャンバのレーザ装置に適用した場合の構成例を示す図である。 レーザ装置のレーザチャンバの断面図を示す図である。
符号の説明
10 発振段用チャンバ
10a,10b 電極
11 クロスフローファン
12 発振段用高電圧パルス発生器
16 狭帯域化モジュール(LNM)
17 フロントミラー
19,39 モニタモジュール
100 発振段用レーザ
20 ビームエキスパンダ
21,22 高反射ミラー
23,24 高反射ミラー
30 増幅段用チャンバ
30a〜30d 電極
31 クロスフローファン
33,34 増幅段用高電圧パルス発生器
36 リアミラー
37 フロントミラー
300 増幅段用レーザ(MOPO方式)
301 増幅段用レーザ(MOPA方式)
40 チャンバ
40a〜40d 電極
41 クロスフローファン
43,44 増幅段用高電圧パルス発生器
46 リアミラー
47 フロントミラー
400 レーザ(シングルチャンバ)

Claims (3)

  1. レーザガスが封入されたレーザチャンバと、該レーザチャンバ内部に所定間隔離間して対向する複数組の一対の電極と、それぞれの一対の電極を放電させるための電源回路と、上記電極間を通過するレーザガスを循環させるクロスフローファンとを備え、
    上記電源回路から上記複数組の一対の電極へパルス状の電圧を順次印加し、複数の一対の電極間に所定の時間隔で順次放電を発生させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置であって、
    上記クロスフローファンによる生ずるガス流の流速を、
    上記一対の電極間で放電が発生した時に生じるガス密度の希薄化部分が、次に電極間で放電が発生するまでに、該放電により生ずるレーザ光の光路外に移動する流速とする
    ことを特徴とする高繰返し高出力パルスガスレーザ装置。
  2. レーザガスが封入されたレーザチャンバと、該レーザチャンバ内部に所定間隔離間して対向する複数組の一対の電極と、それぞれの一対の電極を放電させるための電源回路と、上記電極間を通過するレーザガスを循環させるクロスフローファンとを備え、
    上記電源回路から上記複数組の一対の電極へパルス状の電圧を順次印加し、複数の一対の電極間に所定の時間隔で順次放電を発生させる高繰返し高出力パルスガスレーザ装置であって、
    レーザ光のビーム幅(放電方向に対して垂直方向)をWb、放電時の瞬間的な熱膨張でガス密度が希薄化する部分の幅(放電方向に対して垂直方向)をWh、放電間隔をt、放電幅をWdとし、CR値をRcとしたとき、上記クロスフローファンによる生ずるガス流の流速Vを、以下の(1)〜(3)式を満たすように設定する
    V1≦V<2×V2…(1)
    V1={(Wb+Wh)/2}/(t/2)…(2)
    V2=Rc×Wd/t…(3)
    ことを特徴とする高繰返し高出力パルスガスレーザ装置。
  3. 請求項1または請求項2の高繰返し高出力パルスガスレーザ装置は、発振段レーザと、増幅段レーザとからなる注入同期式レーザ装置における増幅段レーザであって、
    該増幅段レーザのレーザチャンバ内に、複数組の一対の放電電極が配置されている
    ことを特徴とする高繰返し高出力パルスガスレーザ装置。
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