JP2010006716A - αゲルを含む組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 経時安定性がよく、使用性に優れ、安全性に優れた組成物を提供すること。
【解決手段】 アシルメチルタウリン塩(たとえばステアロイルメチルタウリンナトリウム)とベヘニルアルコールと水と水溶性高分子を含む組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明はαゲルを含む組成物に関する。さらに詳しくは、本発明は、アシルメチルタウリン塩と高級アルコールと水および水溶性高分子を含有する、高温での経時安定性と皮膚安全性に優れ、肌の上でのびが良い使用性が良好な組成物に関する。
乳化組成物を調製する方法としては、ノニオン系界面活性剤と高級アルコールを用いる方法、アニオン系界面活性剤と高級アルコールを用いる方法、カチオン系界面活性剤を用いる方法、脂肪酸石鹸を用いる方法、およびそれらを併用する方法などが知られている。乳化組成物において、乳化剤である界面活性剤と乳化助剤である高級アルコールを組み合わせることは汎用技術であるが、乳化組成物のクリーミングを防止し、高温安定性を高めることを目的として、一定量或いは一定比率の高級アルコールと界面活性剤と水から形成されるαゲルを系中に形成させて製剤を固化することにより乳化組成物をより安定にする研究が知られている。ここでいうαゲルとは、水と界面活性剤および高級アルコールの会合体を基本骨格とする白色のゲルを言う。αゲルの形成は、会合体によって形成される二層膜構造を偏光顕微鏡により観察すること、又は高温時の油層分離を開始する温度で確認できる。αゲルは、製剤を増粘固化させ高温安定性を向上させるが、高温安定性を十分確保させるには一定量のαゲルが必要であり、αゲルを形成させる為の界面活性剤や高級アルコールの量は通常の乳化よりも多くなる。その為、皮膚に塗布した時にのびが重くなったり、べたついたりしてさっぱりした使用感が得られないなど使用性は必ずしも十分ではなかった。αゲルを用いた乳化組成物において、肌の上での伸びのよさを改善する目的で、さまざまな試みがなされている。例えば、親水性アニオン系界面活性剤と高級アルコールと水と油分とを含有し、親水性アニオン系界面活性剤の配合量が0.1以上0.5質量%未満であり、ゲルを形成する親水性アニオン系界面活性剤と高級アルコールの配合量のモル比が、1:3であり、ゲルの形成に関与しない過剰の高級アルコール又は両親媒性物質を含む水中油型乳化組成物が、ゲルの形成量が少なくても経時安定性を保ち、使用感が軽いことが知られている(特許文献1:特許第3829048号)。しかしながら、高温安定性を十分確保させるには一定量のαゲルが必要であるから、ゲルの形成量を少なくしたことにより不足する高温安定性を補う為にゲルの形成に関与しない過剰の高級アルコール又は両親媒性物質を必須としなければならず、この高級アルコールは常温固体のものでありそれ自身ののびは重いので、やはり、皮膚に塗布した時にのびの重さや、べたついたりしてさっぱりした使用感が得られないなど使用性は必ずしも満足できるものではなかった。別の試みとして、ステアロイルメチルタウリンナトリウムと高級アルコールを特定の比率で組み合わせ、さらに分子量400以下の極性油分と水を含み、粘度が8,000mPa・s(B型粘度計、30℃)以上であるクリーム組成物が知られている(特許文献2:特開2008−44866)。αゲルを用いた乳化組成物において肌の上での伸びのよさを改善する為に、のびの良い分子量400以下の極性油分を必須としているが、極性油の配合は高温での粘度低下現象を引き起こすので、この系では高温安定性を確保するのに十分なαゲルを系中に形成させなくてはならず、αゲル自身が持つのびの悪さを分子量400以下の極性油分により十分に改善しているとまでは言えず問題であった。
このように、αゲルを用いた乳化組成物においては、安定性、特に高温での安定性を重視するあまり、界面活性剤や高級アルコールの配合量が必然的に多くなる。使用感を改善する為の研究がなされてはいるものの、のびやべたつき等の使用感は必ずしも改善されているとは言い難いことは前述のとおりであるが、界面活性剤や高級アルコールの配合量が多いことは、界面活性剤や高級アルコール自身が持つ毒性により、特に皮膚に塗布する化粧料の分野においては、安全性の面から見て問題となる場合があるが、これまで安全性の観点からなされた研究はない。また、経時でのクリーミングを防止し高温安定性を確保する為には一定の粘度が必要とされ、例えば特許文献2では粘度が8,000mPa・s(B型粘度計、30℃)以上の粘度が必要であるが、このような粘度による制約は、さまざまな化粧料剤形に対応できないこともあり問題である。
特許第3829048号公報 特開2008−44866号公報
本発明は、αゲルを含む組成物において、高温での経時安定性が良好で、しかも安全性が高く、かつ、肌の上でのびが良く使用感についても満足できる組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上述の事情に鑑み前記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、αゲルを含む組成物において、アニオン系界面活性剤および特定の高級アルコール、高分子を特定の条件で配合することにより、高温での経時安定性に優れ、しかも安全性が高く、かつ、肌の上でのびが良い使用感触の化粧用組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)少なくともアシルメチルタウリン塩と高級アルコールと水および水溶性高分子から構成されるαゲルを含有することを特徴とする組成物、
(2)αゲルが微細分散した1に記載の組成物、
(3)高級アルコールがベヘニルアルコールであることを特徴とする1〜2に記載の組成物、
(4)アシルメチルタウリン塩がステアロイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウムおよびココイルメチルタウリンナトリウムから選ばれる一種または二種以上であることを特徴とする1〜3に記載の組成物、
(5)化粧料または皮膚外用剤であることを特徴とする1〜4に記載の組成物、
(6)マッサージ化粧料であることを特徴とする1〜5に記載の組成物、
に関するものである。
本発明の組成により、経時安定性に問題がなく、のびが良い優れた使用感の組成物を得ることが出来た。特にベヘニルアルコールのみを配合することで細胞毒性の低い安全性が極めて高い化粧料を得ることが出来た。本発明の組成物は、のびが良く優れた使用感を有するので、保湿クリーム、美白クリーム等の化粧料や皮膚外用剤として医薬部外品や医薬品として使用することが出来るが、のびがよく皮膚への安全性が高いので、特に皮膚をマッサージするマッサージ化粧料に好適であった。
本発明で用いられるアシルメチルタウリン塩は、ラウロイルメチルタウリン塩、ミリストイルメチルタウリン塩、パルミトイルメチルタウリン塩、ステアロイルメチルタウリン塩、ココイルメチルタウリン塩等が例示できる。アシルメチルタウリン塩の種類としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩、塩基性アミノ酸塩等があげられ、例えば、リチウム塩、カリウム塩、ナトリウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩、モノイソプロパノールアミン塩、ジイソプロパノールアミン塩、トリイソプロパノールアミン塩、モノ−N−プロパノールアミン塩、ジ−N−プロパノールアミン塩、トリ−N−プロパノールアミン塩、アンモニウム塩、エチレンジアミン塩、プロピレンジアミン塩、アルギニン塩、ヒスチジン塩、リジン塩等があげられる。本発明で用いられるアシルメチルタウリン塩は、ステアロイルメチルタウリン塩、ラウロイルメチルタウリン塩、ココイルメチルタウリン塩が好ましく、ステアロイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンナトリウムが特に好ましい。これらはアニオン性界面活性剤として知られている既知物質であり、多くのものが市販されている。例えば、ココイルメチルタウリンナトリウム(ダイヤポンK−SFパウダー 日本油脂製)、ラウロイルメチルタウリンナトリウム(NIKKOL LMT 日光ケミカルズ製)、ステアロイルメチルタウリンナトリウム(NIKKOL SMT 日光ケミカルズ製)などが挙げられる。これらを購入して使用することも可能であり、市販品を使用するのが好ましく、一種もしくは二種以上を組み合わせて含有させることができる。これらの配合量は、0.3〜1質量%配合することができる。0.3質量%より少ないと、安定性の効果が得にくくなる。1質量%より多く含ませても、安定性に寄与する程度は変わらず、のびの悪さやべたつきが生じ、安全性も低下する恐れがある。
本発明で用いられる高級アルコールは、アシルメチルタウリン塩と水とともにαゲルを形成する。前記αゲルを形成する高級アルコールとしてはステアリルアルコール、セトステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、アラキルアルコール、水添ナタネアルコール等が挙げられる。ベヘニルアルコールを配合することが好ましい。ベヘニルアルコールは、組成物に1〜7質量%配合することができる。より好ましくは1〜5質量%配合することが好ましい。1質量%より少ないとαゲルが十分に形成されないので安定性が悪くなる恐れがある。7質量%より多いとのびの悪さが生じて使用感が損なわれる恐れがある。
本発明で用いられる水溶性高分子は、組成物を増粘させ、組成物の高温安定性を保つことが出来るものであれば、天然高分子、半合成高分子、合成高分子のいずれを用いてもよい。たとえば、天然高分子としては、トラガントガム、カラヤガム、キサンタンガム、グアガム、カチオン化グアガム、アニオン化グアガム、タラガム、アラビアガム、タマリンドガム、ジュランガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、クインスシード、デキストラン、等が例示できる。半合成高分子としては、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、メチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カチオン化セルロース、アルギン酸プロピレングリコールエステル、アルギン酸ナトリウム、ベントナイト等が例示できる。合成高分子としては、カルボキシビニルポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、アンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/VPコポリマー、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ジアルキルポリエチレングリコール、ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド、ポリエチレングリコール、ジステアリン酸ポリエチレングリコール、合成スメクタイト、等が例示できる。中でもカルボキシビニルポリマーやキサンタンガム、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、アンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/VPコポリマーを用いることが好ましい。これらは既知物質であり、多くのものが市販されている。例えば、カルボキシビニルポリマーは、和光純薬工業からハイビスワコー103、ハイビスワコー104、ハイビスワコー105、NOVEON社製カーボポール934、カーボポール940、カーボポール941、カーボポール980等が上市されている。例えば、キサンタンガムは、大日本住友製薬からエコーガムが上市されている。(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーは、SEPICC社からSEPINOV EMT10等が上市されている。アンモニウムアクリロイルジメチルタウレート/VPコポリマーは、クラリアント社(Clariant)から入手可能であるアリストフレックス(Aristoflex)AVCという商標名を有するが挙げられる。これらを購入して使用することも可能であり、市販品を使用するのが好ましく、一種もしくは二種以上を組み合わせて含有させることができる。
水溶性高分子を含ませる第一の目的は、粘度が低すぎる系を好みの粘度に増粘させ、高温でのクリーミング現象を防止して安定性を向上させることである。第二の目的は、肌の上でののびを向上させることである。高分子の持つ特有の粘性は界面活性剤や高級アルコールの持つ固有のべたつきや指止まり感(塗布時の指すべりの悪さ)を改善してのびをよくする。第三の目的は、皮膚に塗布した時に薄い皮膜を形成し、刺激誘発物質と、皮膚との接触を防ぎ、刺激抑制効果を発現して安全性を向上させることである。水溶性高分子は、組成物に0.01〜1質量%配合することができる。0.01質量%より少ないと、安定性に影響しない場合があり、のびの改善効果、刺激緩和の効果も得にくくなる。1質量%より多く配合しても、安定性に寄与する程度は変わらないが、べたつきやぬるつきなどが生じて使用性が低下する恐れがある。
本発明の組成物には、その用途、使用目的、剤形などに応じて、トリグリセライド油、エステル油、炭化水素油、シリコーン油、高級脂肪酸、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、防腐剤、糖類、金属イオン封鎖剤、粉体成分、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、ヒアルロン酸のような保湿剤、香料、pH調整剤等を含有させることができる。ビタミン類、皮膚賦活剤、血行促進剤、常在菌コントロール剤、活性酸素消去剤、抗炎症剤、美白剤、殺菌剤等の他の薬効成分、生理活性成分を含有させることもできる。
トリグリセライド油としては、トリ(2−エチルヘキサン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、動植物油等が挙げられる。エステル油としては2−エチルヘキサン酸セチル、イソノナン酸イソトリデシル等が挙げられる。炭化水素油として、スクワラン、流動パラフィンなどが挙げられる。シリコーン油として、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、シクロジメチルポリシロキサン等が挙げられる。アニオン界面活性剤として、例えば、ラウリン酸ナトリウム等の脂肪酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム等の高級アルキル硫酸エステル塩、POEラウリル硫酸トリエタノールアミン等のアルキルエーテル硫酸エステル塩、N−アシルサルコシン酸、スルホコハク酸塩、N−アシルアミノ酸塩等があげられる。カチオン界面活性剤として、例えば、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニウム塩、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等があげられる。両性界面活性剤として、例えば、アルキルベタイン、アミドベタイン等のベタイン系界面活性剤等があげられる。非イオン界面活性剤として、例えば、ソルビタンモノオレエート等のソルビタン脂肪酸エステル類、硬化ヒマシ油誘導体があげられる。防腐剤として、例えば、メチルパラベン、エチルパラベン等をあげることができる。金属イオン封鎖剤として、例えば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エデト酸、エデト酸ナトリウム塩等のエデト酸塩をあげることができる。粉末成分として、例えば、タルク、カオリン、雲母、シリカ、ゼオライト、ポリエチレン粉末、ポリスチレン粉末、セルロース粉末、無機白色顔料、無機赤色系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ等のパール顔料、赤色201号、赤色202号等のタール色素をあげることができる。紫外線吸収剤として、例えば、パラアミノ安息香酸、サリチル酸フェニル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン等をあげることができる。紫外線遮断剤として、例えば、酸化チタン、タルク、カルミン、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛等をあげることができる。 保湿剤として、例えば、キシリトール、マルチトール、マルトース、ソルビトール、ブドウ糖、果糖、ショ糖、乳糖、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸、シクロデキストリン等があげられる。薬効成分として、例えば、ビタミンA油、レチノール等のビタミンA類、リボフラビン等のビタミンB2類、ピリドキシン塩酸塩等のB6類、パントテン酸カルシウム等のパントテン酸類、ビタミンD2、コレカルシフェロール等のビタミンD類、α−トコフェロール、酢酸トコフェロール、ニコチン酸DL−α−トコフェロール等のビタミンE類等のビタミン類をあげることができる。そのほかに、ローヤルゼリー、ぶなの木エキス等の皮膚賦活剤、カプサイシン、ジンゲロン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、γ−オリザノール等の血行促進剤、グリチルリチン酸誘導体、グリチルレチン酸誘導体、アズレン等の消炎剤、アルギニン、セリン、ロイシン、トリプトファン等のアミノ酸類、常在菌コントロール剤のマルトースショ糖縮合物、塩化リゾチーム等をあげることができる。さらに、カミツレエキス、パセリエキス、ワイン酵母エキス、グレープフルーツエキス、スイカズラエキス、コメエキス、ブドウエキス、ホップエキス、コメヌカエキス、ビワエキス、オウバクエキス、ヨクイニンエキス、センブリエキス、メリロートエキス、バーチエキス、シャクヤクエキス、サボンソウエキス、ヘチマエキス、トウガラシエキス、レモンエキス、ゲンチアナエキス、シソエキス、アロエエキス、ローズマリーエキス、セージエキス、タイムエキス、茶エキス、海藻エキス、キューカンバーエキス、チョウジエキス、マロニエエキス、ハマメリスエキス、クワエキス等の各種抽出物を配合することができる。
組成物を調製するにあたっては、すべての成分を混合し、攪拌しながら加熱して、80度〜85度に達したら加熱をやめ、水で冷却しながら攪拌を続けて、30度に達したら攪拌を停止する。水溶性高分子の添加は、加熱前から混合しなければならない。カルボキシビニルポリマーなど中和が必要な水溶性高分子を用いる場合は、40度付近でアルカリ成分を添加して中和する。
本発明の乳化組成物は、ローション、乳液、保湿クリーム、マッサージクリーム、マッサージジェル、ヘアクリーム、日焼け止めクリーム、ファンデーションなど、様々な化粧料に利用することができる。
本発明により、高温での経時安定性に問題がなく、のびが良い優れた使用感の乳化組成物が提供でき、特にベヘニルアルコールのみを配合することで細胞毒性の低い安全性が極めて高い化粧料が提供される。本発明では、粘度も自由に設計できるので、様々な剤形に対応した化粧料が提供される。中でもマッサージ化粧料は、マッサージするときに皮膚刺激が少なからず加わるのでより安全性の高いものが要求される化粧料であるが、肌へののびが良く、安全性の高い本発明の乳化組成物は、マッサージ化粧料に特に好適である。
以下、本発明を実施例によって詳しく説明する。なお、本発明の技術的範囲がこれらの実施例等により限定されるものではない。配合量はすべて質量%である。
下記表1に示す組成の組成物(実施例1〜6 、比較例1〜10)を常法により調製し、粘度、高温安定性、安全性、使用性(のび、マッサージのしやすさ)を評価した。試験方法および評価基準は以下のとおりであり、その結果を表1、表3に示す。
[粘度]各配合サンプルを蓋付広口瓶に充填し、B型粘度計(ローター番号4番、ローター回転数12回転 30秒間測定)を用い、25℃における粘度を測定した。
[高温安定性]各配合サンプルを蓋付広口瓶に充填し、40℃、1ヶ月保管後の状態を目視により評価した。
○;状態に全く変化がない
△;クリーミング(水相がわずかに分離している)
×;分離または析出(水相が明らかに分離しているか、析出がある)
[安全性](単細胞毒性試験1)正常ヒト線維芽細胞を96穴プレートに3.5×104播種し、5日間培養する。コンフルエントの状態で、検体を含む培地に交換して細胞に暴露させる。24時間暴露後MTTアッセイ法を用い、細胞生存率からサンプルの刺激性を評価した。
○;細胞生存率が100%以上
△;細胞生存率が50%以上100未満
×;細胞生存率が50%未満
[使用性評価]各配合サンプルを、市販のマッサージクリームを対照として各評価項目(のびの良さ、マッサージのしやすさ)について、官能評価に優れたパネル(10名)がブラインドにより評価した。
〈使用感(のびの良さ)〉
○;良い (7名以上が肌の上でのびがよいと答えた)
△;普通 (4〜6名が肌の上でのびがよいと答えた)
×;悪い (肌の上でのびがよいと答えたのが3名以下であった。)

〈使用感(マッサージのしやすさ)〉
○;良い (7名以上が肌の上でマッサージしやすいと答えた)
△;普通 (4〜6名が肌の上でマッサージしやすいと答えた)
×;悪い (肌の上でマッサージしやすいと答えたのが3名以下であった。)
Figure 2010006716
本発明の実施例1と実施例2は、高温安定性、安全性、使用性すべてにおいて良好であった。比較例1は固形物が析出してざらつきがありマッサージしにくかった。比較例2は、高級アルコールを含まず、安定性が実施例1、2と比べて劣っていた。比較例3はステアロイルメチルタウリンナトリウムを含まず、安定性が実施例1、2と比べて劣っていた。比較例1〜3はいずれも安全性が実施例1、2よりも劣っていた。比較例4〜10はいずれも水溶性高分子を含まないが、高級アルコールがセトステアリルアルコール3質量%以上である比較例4〜6は、高温での安定性は良いものの、安全性評価は「×」(細胞生存率が50%未満)であり、実施例1、2に比べて劣っていた。高級アルコールがベヘニルアルコールである比較例7〜10は、安全性評価はすべての例で「○」(細胞生存率が100%以上)であったが、ベヘニルアルコールの配合量が3質量%と5質量%である比較例7、9では高温安定性が不良であり、ベヘニルアルコールの配合量が7質量%である比較例8、10は高温での安定性は良いものの、重たいのびでありマッサージする時の指のすべりが悪かった。セトステアリルアルコールはセチルアルコールとステアリルアルコールの混合物であるが、比較例4の高温安定性が「○」であるのに対し、比較例7は高温安定性が「×」であった。比較例4も比較例7も高級アルコールの配合量はいずれも3質量%であるが、セトステアリルアルコールを配合したことで結果的に二種類の高級アルコールが含まれたことになり、αゲルを形成させるには、2種類の高級アルコールを組み合わせて使用すると良いことから高温安定性が良好になったと推測できる。ステアリルアルコールやセトステアリルアルコール(主にセチルアルコールとステアリルアルコールの混合物)はカブレや皮膚炎等アレルギー性疾患を起こすケースもあるため、化粧品に全成分表示が義務づけられる以前は、表示指定成分としての表示が義務づけられた成分である。本発明では、ベヘニルアルコールを唯一種配合するだけでも安定性、使用性に優れ、しかも皮膚への安全性を著しく向上させた組成物が出来た。
ステアロイルメチルタウリンナトリウムの安全性を単細胞毒性評価2で評価した。結果を表2に示す。
[単細胞毒性評価方法2]
正常ヒト線維芽細胞を96穴プレートに3.5×104播種し、5日間培養する。コンフルエントの状態で、検体を試験濃度に調整した培地に交換して細胞に暴露させる。24時間暴露後MTTアッセイ法を用いて細胞生存率からEC50(細胞が50%死滅する濃度)を求め評価した。
Figure 2010006716
一般的に中程度の刺激物と言われているSDS(ドデシル硫酸ナトリウム)のEC50が0.02であるのに対し、ステアロイルメチルタウリンナトリウムは0.006であり、刺激がある成分といえる。
Figure 2010006716
表2のとおりステアロイルメチルタウリンナトリウムは単体で刺激がある成分であり、ステアロイルメチルタウリンナトリウムの配合量が0.2質量%増えた実施例3の方が実施例4と比べて安全性が検体濃度に依存して劣っていた。一方、ベヘニルアルコールの配合量を3%に増やした実施例5では、ステアロイルメチルタウリンナトリウムの配合量が0.7質量%と実施例3と同じであるにもかかわらず、実施例3と比べて、細胞生存率が高くステアロイルメチルタウリンナトリウムの毒性は発現されず安全性が著しく改善された。ベヘニルアルコールを化粧料等の組成物に含ませると、組成物の細胞毒性を低減して安全性を高める効果があった。実施例3〜5は、高温安定性、安全性、使用性のすべてにおいて優れた組成物であった。実施例6はベヘニルアルコールを5質量%含む。表1の比較例9では、ベヘニルアルコールが5質量%であり、のびが実施例と比較して劣っているのに対し、実施例6では水溶性高分子を含む為、のびの良さが改善された。細胞生存率は100%を超えており、毒性は発現されず、組成物の安全性はきわめて高かった。実施例3〜6より、ベヘニルアルコールを化粧料等の組成物に含ませると、濃度依存的に乳化組成物の細胞毒性を低減して安全性を高める効果があった。実施例6は、高温安定性、安全性、使用性すべてにおいて優れた組成物であった。
実施例7「マッサージクリーム」
(配合成分)
(質量%)
(1)ラウロイルメチルタウリンナトリウム 0.3
(2)ベヘニルアルコール 6
(3)スクワラン 10
(4)1,2−ペンタンジオール 1
(5)グリセリン 8
(6)1,3−ブチレングリコール 8
(7)カルボキシメチルデキイストランナトリウム 0.1
(8)ヒドロキシエチルセルロース 0.05
(9)カルボキシビニルポリマー 0.15
(10)グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
(11)水酸化カリウム 0.05
(12)精製水 残部
(製法)(1)〜(10)と(12)を80度まで加熱混合し、40度で(12)の一部に溶解させた(11)を攪拌混合し30度で攪拌冷却を停止した。
実施例7のマッサージクリームは、高温での経時安定性に問題がなく、のびが良い優れた使用感のマッサージクリームであり、皮膚刺激は全くなかった。
実施例8「美白マッサージジェル」
(配合成分)
(質量%)
(1)ココイルイルメチルタウリンナトリウム 0.5
(2)ベヘニルアルコール 3
(3)ジメチルポリシロキサン 0.5
(4)1,2−ペンタンジオール 1.5
(5)ジグリセリン 5
(6)ジプロピレングリコール 8
(7)キサンタンガム 0.1
(8)カルボキシビニルポリマー 0.2
(9)水酸化カリウム 0.07
(10)アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム 0.5
(11)ソウハクヒエキス 0.1
(12)精製水 残部
(製法)(1)〜(8)と(12)を80度まで加熱混合し、40度で(12)の一部に溶解させた(11)、(12)の一部に溶解させた(10)および(11)を攪拌混合し30度で攪拌冷却を停止した。
実施例8の美白マッサージジェルは、高温での経時安定性に問題がなく、のびが良い優れた使用感の美白マッサージジェルであり、皮膚刺激は全くなかった。

Claims (6)

  1. 少なくともアシルメチルタウリン塩と高級アルコールと水および水溶性高分子から構成されるαゲルを含有することを特徴とする組成物。
  2. αゲルが微細分散した請求項1に記載の組成物。
  3. 高級アルコールがベヘニルアルコールであることを特徴とする請求項1〜2に記載の組成物。
  4. アシルメチルタウリン塩がステアロイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウムおよびココイルメチルタウリンナトリウムから選ばれる一種または二種以上であることを特徴とする請求項1〜3に記載の組成物。
  5. 化粧料または皮膚外用剤であることを特徴とする請求項1〜4に記載の組成物。
  6. マッサージ化粧料であることを特徴とする請求項1〜5に記載の組成物。
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