JP2021098655A - 皮膚外用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】肌のハリ・弾力を向上させ、ベタツキがない使用感触に優れ、かつ結晶析出抑制効果に優れ、酸化による変臭などの安定性不良が起こりにくい皮膚外用組成物の提供。【解決手段】次の成分(A)〜(D);(A)ニコチン酸アミド1〜10質量%(B)耐塩性水溶性高分子0.05〜1質量%(C)レチノール又はその誘導体0.001〜1質量%(D)多価アルコール5〜25質量%、を含む皮膚外用剤。【選択図】なし

Description

本発明は、肌のハリ・弾力を向上させ、ベタツキがない使用感触に優れ、かつ結晶析出抑制効果に優れ、酸化による変臭などの安定性不良が起こりにくい皮膚外用組成物に関するものである。
近年、加齢やストレス、紫外線や空気の乾燥などにより、しみやシワ、たるみ、色素沈着等を改善することを目的とした基礎化粧品が多く発売されている。特にシワやたるみは、加齢が進んだ印象をあたえるため改善が望まれる。効果成分としてニコチン酸アミドを配合することで、肌荒れ改善効果、角質改善効果を有する。さらに高配合しても安全性が高く、肌のハリや弾力を向上できる(特許文献1)。
しかしながら、ニコチン酸アミドを多く配合することでベタツキやキシミなどが発生し、良好な使用感触が得られないということが知られており(特許文献2)、特にニコチン酸アミドを1質量%以上配合した皮膚外用組成物の場合には、中身が口部や、キャップに付着した後乾燥した場合、容器側面に付着した時などでニコチン酸アミドの結晶が析出することが知られている(特許文献3)。
これに対し、特許文献2では、特定の分枝鎖炭化水素や特定の高展性油を併用することで、ニコチン酸アミドを多量に配合した場合のベタツキを低減した。ところが中身が口部やキャップに付着した場合に結晶が析出しスムーズな容器の開閉を妨げる場合があった。
他には、水中油型乳化組成物において、直鎖脂肪酸とポリエチレングリコールとのエステルを乳化剤として用いて、ワセリンを配合するという対応をおこなうことで、1%以上のニコチン酸アミドを配合しても刺激感・べたつきがなく使用感触に優れ、かつ結晶抑制効果に優れた水中油型乳化組成物を得ることが報告されている(特許文献4)。
しかしながら、特許文献4では総合的に良好な皮膚外用組成物が得られているものの、ワセリンを必須とする水中油型乳化物に限定されており充分な汎用性を持つとは言い難い。
特許文献3では、特定のカチオン配合ポリマーを配合することにより結晶析出は改善されるが、ベタツキが増し、使用感触の良くないものであった。
一方、皮膚外用剤の安定化剤として配合される水溶性高分子としては、カルボマーなどのアクリル酸系増粘剤が挙げられるが、一般に耐塩性に乏しく電解質の種類によっては、著しい粘度低下や凝集をおこすため安定性不良の原因となることはよく知られている。
レチノール類については、シワ、タルミの予防及び改善等の皮膚老化の防止の目的などで、美容液、クリーム、乳液などの化粧料に配合される。しかし、酸化安定性が悪く、製剤中に配合することが難しいことはよく知られている(特許文献5)。これに対し、特許文献5では、レチノール類の酸化安定性のために、抗酸化成分として緑茶抽出物とローズマリー抽出物を組み合わせることで、顕著な酸化安定性効果を得ているが、汎用性に乏しい。
すなわち、ニコチン酸アミドにレチノールおよびその誘導体を配合することで、肌のハリ・弾力を向上させることができるが、ベタツキがなく使用感触に優れ、かつ結晶が析出しない、酸化による変臭を起こしにくい皮膚外用組成物は知られていない状況である。
特開平10−130135号公報 特表2003−502435号公報 特表2002−537241号公報 特開2018−172304号公報 特開2005−132745号公報
本発明は、ニコチン酸アミドを高配合した場合に生じるベタツキ等の使用感、使用・保管時に生じる析出を改善し、レチノールおよびその誘導体の酸化による変臭を防止することを課題とする。
かかる実情を鑑み、本発明者は、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、水溶性ビタミンであるニコチン酸アミドと油溶性ビタミンであるレチノール類を併用することで高いスキンケア効果を得たうえで、耐塩性水溶性高分子と多価アルコールを配合することでニコチン酸アミドのベタツキを抑えることを見出した。また、本来ニコチン酸アミドの溶解性が低い多価アルコールの配合量をニコチン酸アミドの2倍量以上にすることと、皮膚外用組成物中の25質量%以下の範囲にすることで、結晶析出の抑制と良好な使用感の両立が可能になることを見出した。
これらを組み合わせることにより、ニコチン酸アミド単体を配合するときよりも肌のハリ・弾力が向上することを見出し、シワ・たるみといった老化の形態的変化を予防・改善することを見出して本発明を完成した。
すなわち本発明は、次の成分(A)〜(D);
(A)ニコチン酸アミド 1〜10質量%
(B)耐塩性水溶性高分子 0.05〜1質量%
(C)レチノール又はその誘導体 0.001〜1質量%
(D)多価アルコール 5〜25質量%
を含む皮膚外用剤に関するものである。
成分(D)と成分(A)の配合質量割合が、
(D)/(A)≧2である皮膚外用組成物に関するものである。
成分(A)と成分(C)の配合質量割合が、
(A)/(C)=1〜1000である皮膚外用組成物に関するものである。
成分(B)の耐塩性水溶性高分子が
多糖類または多糖類の誘導体、およびアクリロイルジメチルタウリン塩を単量体として含む共重合体から選択される1種以上である皮膚外用組成物に関するものである。
成分(B)の耐塩性水溶性高分子がキサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマーの中から選択される1種以上である皮膚外用組成物に関するものである。
上記の皮膚外用組成物をシート状基材に含浸させてなるシート状皮膚外用剤に関するものである。
本発明の皮膚外用組成物は、肌のハリ・弾力を向上させ、ベタツキがなく使用感触に優れ、かつ結晶析出抑制効果と酸化による変臭抑制に優れた効果を有するものである。
以下、本発明について詳細に説明する。なお、本明細書において、「〜」はその前後の数値を含む範囲を意味するものとする。また、%で表記する数値は、特に記載した場合を除き、質量を基準にした値である。
成分(A):ニコチン酸アミド
本発明における成分(A)ニコチン酸アミド(C6H6N2O/分子量:122.12)は、水溶性のビタミンでビタミンB群に含まれる。ニコチン酸(ビタミンB3、ナイアシン)のアミド化合物である。本発明では、米ぬかから抽出したものや、合成したものを配合することができる。具体的には、医薬部外品原料規格2006に収載されているものを用いることが出来る。溶解性:水やエタノールに溶けやすく、多価アルコールや油剤には溶けにくいことが知られている。
成分(A)の配合量は、1〜10質量%(以下、単に「%」と略す)である。より好ましくは3〜8%である。成分(A)の配合量がこの範囲であると肌荒れや肌のハリ・弾力の向上の点で効果感が得られる。尚、10%を超えて配合しても、効果面では頭打ちの傾向にある。
成分(B):耐塩性水溶性高分子
本発明における成分(B)耐塩性水溶性高分子は、塩類や金属酸化物などの電解質が水に溶解していても十分な粘度を発現する水溶性の高分子である。具体的な構造としては、多糖類又はその誘導体、アクリロイルジメチルタウリン塩を単量体として含む共重合体等を好適に使用することができ、単独又は2種以上を適宜組み合わせて含有させることができる。
多糖類又はその誘導体としては、例えば、アラビアガム、トラガカントガム、ガラクタン、グアガム、キャロブガム、カラヤガム、カラギーナン、ペクチン、カンテン、クインスシード(マルメロ)、アルゲコロイド(カッソウエキス)、デンプン(コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ)、グリチルリチン酸等の植物系高分子;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグリカン、ブルラン等の微生物系高分子等;カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデンプン系高分子;メチルセルロース、ニトロセルロース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース系高分子;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等のアルギン酸系高分子等が挙げられる。
アクリロイルジメチルタウリン塩を単量体として含む共重合体としては、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマー等が挙げられる。
前記耐塩性水溶性高分子の市販品として好適なものは、キサンタンガムとしては、エコーガム、ケルトロール(CP ケルコ社製)、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテルとしては、サンジェロース(大同化成社製)、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーとしては、SIMULGEL EG(セピック社製)、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマーとしては、SEPINOV EMT10(セピック社製)、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマーとしては、ARISTOFLEX AVC(クラリアント社製))等が挙げられる。
成分(B)の配合量は、0.05〜1%である。より好ましくは、0.1〜0.5%がより好ましい。この範囲であればベタツキ低減効果、結晶析出抑制効果にも優れている。
成分(C):レチノール又はその誘導体
本発明における成分(C)であるレチノールは共役のポリ不飽和を含む側鎖を有するシクロヘキセン環からなる油溶性のビタミンである。ヒトにとっては必須で、視覚にとって重要な役割を果たすことはよく知られている。最近ではシワ、タルミの予防及び改善等の皮膚老化の防止の目的などで化粧料に配合されているが、その構造から一般的な皮膚外用組成物に配合するには酸化安定性が十分でなく、変臭の原因になることが多い。
本発明における成分(C)であるレチノール誘導体は、特に限定されないが、例えば、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、レチノイン酸トコフェリル等を挙げることができる。
成分(C)は、単独で用いても良いし、複数組み合わせて用いても良い。
成分(C)は、通常は油性基材で希釈された溶液で市販されており、化粧品用や医薬品用として市販されているものが好適に使用できる。処方系への配合のしやすさから特にコーン油や、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルで希釈されたレチノール、パルミチン酸レチノール、レチノイン酸トコフェリルやビタミンA油等が好適である。
成分(C)の配合量は、純分で0.001〜1%であることが望ましく、より好ましくは、0.01〜0.5%である。成分(C)の配合量を1%以下とすることで皮膚に対する刺激性が問題ないレベルになる。さらに、酸化による変臭や、分解を抑制することが容易になる。本発明のように成分(A)成分と併用することで、ハリ、弾力の評価が顕著に向上する。
成分(D):多価アルコール
本発明における成分(D)多価アルコールは、成分(A)の結晶析出を抑制するために配合される。多価アルコールだけでは、溶解度が低いため結晶析出抑制効果はほとんどないが耐塩性水溶性高分子と併用することで良好な結果が得られる。
成分(D)は、皮膚外用剤に一般に用いられるものであれば、特に制限されないが、例えば、2価のアルコールである1,3ブチレングリコールのようなアルカンジオール類でもよく、3価以上のアルコールであるグリセリンやジグリセリン、水酸基が多い糖類や糖アルコールでもよく、必要に応じて一種または二種以上を適宜選択して用いることができる。
成分(D)の配合量は、成分(A)を溶解させ結晶析出を抑制するために、成分(A)に対し2倍量以上配合される。また、成分(D)配合量が成分(A)の配合量の2倍量未満だと、皮膚外用組成物を使用した際に、水分が蒸発して皮膚外用組成物が濃縮して、肌表面や皮膚外用組成物が垂れた容器側面などでニコチン酸アミドの結晶が析出する場合がある。また、多量の多価アルコールを配合すると使用感的にベタツキが発生しやすくなるため25%以下が望ましい。
本発明の皮膚外用組成物は、上記成分(A)〜(D)を配合することにより、肌のハリ・弾力を向上させ、シワ・たるみといった老化の形態的変化を予防・改善すると共に、刺激感・ベタツキがない使用感触に優れ、かつ結晶析出抑制効果、および酸化安定性に優れた皮膚外用組成物にすることが可能となる。
更に、皮膚外用組成物中における成分(A)と成分(C)の質量割合(A)/(C)が1〜1000であると、皮膚外用組成物による肌のハリ・弾力を向上させる効果が相乗的に顕著になり好ましい。
成分(E)として、各種植物抽出物等の有効成分を併用することができる。例えば、バラ桜、ユリ、シマホウズキ、ガジュツ、茶、ジオウ、トウキ、ハイビスカス、トルメンチラ、バオバブ、イレイセン、ヒマワリ、クスリグサ、カンゾウ、ベニバナ、朝鮮人参、ハトムギ、スギナ、イチョウ、ホホバ、テルミナリア、ハコベ、トウモロコシ、ハナイグチ、ザクロ、メシマコブ、ローズヒップ、月見草、カミツレ、ダイズ、シロハナマメ、ミカン、モクテンリョウ、黒ニンジン、ホワイトストロベリー、ヒマラヤンラズベリー、ネムノキ、スイートマジョラム、モダマ等の全草、花、葉、根、果実等の抽出物を1種以上配合することができる。
本発明の皮膚外用組成物には、上記成分の他に、本発明の効果を妨げない範囲で通常の皮膚外用組成物に配合される任意成分、すなわち、上記必須成分以外の、水性成分、油剤、粉体、皮膜形成剤、界面活性剤、油溶性ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、樹脂、着色剤、紫外線吸収剤、防腐剤、抗菌剤、香料、酸化防止剤、pH調整剤、キレート剤、美容成分等を配合することができる。
本発明の皮膚外用組成物は、他の成分との併用により種々の剤型とすることもできる。具体的には、液状、ゲル状、ペースト状、クリーム状、固形状、シート状等、種々の剤型にて実施することができる。
本発明の皮膚外用組成物は、化粧料の他、特に抗老化化粧料としてニコチン酸アミドを高配合する医薬部外品を調製するのに適している。化粧料の用途としては、例えば、化粧水、乳液、クリーム、美容液、マッサージ化粧料、パック化粧料、ハンドクリーム、ボディローション、ボディクリームなどに用いることができる。その使用方法は、手や指、コットンで使用する、不織布等に含浸させて使用する、噴射剤を用いてエアゾール化させるなどの方法が挙げられる。
本発明について以下に実施例を挙げてさらに詳述するが、本発明はこれによりなんら限定されるものではない。配合量は特記しない限り、その成分が配合される系に対する質量%で示す。
実験1:増粘剤に与えるニコチン酸アミドの影響
1%カルボマーゲルを用いて、ニコチン酸アミド配合量による粘度変化を確認した。結果を表1に示す。
(実験方法)
1:1%カルボマー水溶液を、水酸化カリウムを用いてPH6.5に調整して、ゲル化させ1%カルボマーゲルとした。
2:上記1%カルボマーゲルに所定量のニコチン酸アミドを添加し、均一に溶解した後、20℃で4時間放置し粘度を測定した。粘度低下度は数1の式に基づいて算出した。
(測定条件)
測定機器:東機産業社製 VISCOTESTER TVB−10
測定条件:ローター M3、回転数 12rpm、60sec後 at20℃
Figure 2021098655
Figure 2021098655
(考察)
ニコチン酸アミドの配合量が1%に達しないような低濃度領域では、粘度低下が少なかった。ニコチン酸アミドは電解質であるが、化粧料の増粘安定剤として汎用されているカルボマーのような、電解質に敏感な水溶性高分子ゲルの粘度低下に対して比較的影響が少ないことが示唆された。しかし配合量が1%を超えて高濃度になった場合には、明らかな粘度低下が起こることが本実験で示されている。そのため分離などの安定性不良が起こりやすくなることが懸念された。
尚、塩化ナトリウムを用いて同様の試験を行った場合は以下のとおりであった。
1%カルボマーゲルに代表的電解質である塩化ナトリウムを0.1%加えた時の粘度は、35.3mPa.s(測定条件:ローター M1、回転数 60rpm、60sec後 at20℃)粘度低下度=99.4%
本発明品1〜10及び比較品1〜11
下記表2に示す処方を調製し、肌のハリ・弾力、ベタツキ、結晶析出抑制効果について下記の方法により評価した。その結果も併せて表2に示す。
(評価項目)
肌のハリ・弾力
ベタツキのなさ
結晶析出抑制効果
酸化安定性
(評価方法)
[肌のハリ・弾力、ベタツキのなさの官能評価方法]
20代〜40代の女性で官能評価の訓練を受けた、専門パネラーを10名にて評価を行った。各試料について専門パネラーが皮膚に塗布した後の直後のベタツキ、および翌朝に感じる肌のハリ・弾力を評価した。
下記絶対評価にて5段階評価をおこない、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
(肌のハリ・弾力の評価方法)
(点数):(評価)
5点:非常に肌のハリ又は弾力があると感じる
4点:肌のハリ又は弾力があると感じる
3点:普通(変化を感じない)
2点:肌のハリ又は弾力があるとあまり感じない
1点:肌のハリ又は弾力があると感じない
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点以上
○ :3点以上〜4点未満
△ :2点以上〜3点未満
× :2点未満
(ベタツキのなさの評価方法)
(点数):(評価)
5点:ベタツキを感じない
4点:ほとんどベタツキを感じない
3点:ややベタツキを感じる
2点:ベタツキを感じる
1点:非常にベタツキを感じる
4段階判定基準
(判定):(評点の平均点)
◎ :4点以上
○ :3点以上〜4点未満
△ :2点以上〜3点未満
× :2点未満
[結晶析出抑制効果の評価方法]
結晶析出抑制効果の評価については、滅菌シャーレ(ポリスチレン製:90mmΦ×15mm)に試料4gを底面に塗布し、30℃インキュベーター内に解放状態(蓋をしない状態)で24時間静置した。その後、各試料を顕微鏡観察した。結晶析出状態は、光学顕微鏡40倍にて偏光フィルターを用いて観察した。
<判定基準>
(判定):(評価)
◎ :結晶の析出がない。
○ :わずかに結晶の析出がみられる。
× :結晶の析出が明らかに見られる。
[経時安定性の評価方法]
経時安定性の評価については、試料を100gずつガラス製マヨネーズ瓶に充填し、50℃インキュベーターで30日間保管した後、性状変化を確認した。具体的には、使用した時に強い酸敗臭がしないか確認した。乳化物については、乳化状態の変化(分離の有無)も確認した。性状に変化がなかった場合には「変化なし」、変臭があった場合は「変臭」、分離が見られた場合は「分離」と記す。
Figure 2021098655
37.5%(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート80/水混合品 *1 SIMULGEL EG:セピック社製
ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル *2 サンジェロース 60L:大同化成社製
65%パルミチン酸レチノール希釈液 (コーン油で希釈)*3 リケンAパルミテ
ート 1000E(V):理研ビタミン社製
製造方法:水系組成物(化粧水、エッセンス)
実施例1〜3、実施例5、実施例7、8、比較例1〜4、比較例6
A:1、2、10を加熱溶解する。
B:24の精製水にAを加え可溶化する。
C:その他成分を順次、攪拌溶解する。
D:すべてを溶解したら、ろ過し目的の水系組成物とする。
製造方法:水中油型乳化組成物(乳液、クリーム)
実施例4、6、比較例5、7
A:1および3〜10を70℃で均一に溶解混合する。
B:24の精製水に順次その他成分を加え、70℃で均一に溶解混合する。
C:BにAを添加し70℃で乳化する。
D:40℃まで攪拌冷却して目的の水中油型乳化組成物とする。
表2の結果から明らかなように、本発明品の実施例1〜8の皮膚外用組成物は、水系組成物であっても、水中油型乳化組成物であっても、比較例1〜7の皮膚外用組成物に比べ、肌のハリ・弾力、ベタツキのなさ、結晶抑制効果、経時安定性の全てにおいて良好な結果が得られた。
これに対して成分(A)、(C)の片方しか配合されていない比較品1、2は肌のハリ・弾力の評価が低かった。耐塩性水溶性高分子である成分(B)が配合されていない比較例3は、結晶析出が生じた。多価アルコールの配合量が請求範囲より少ない比較例4でも結晶析出が生じた。耐塩性水溶性高分子の代わりに一般的な増粘剤であるカルボマーを用いた比較例5の水中油型乳化組成物においては、製造後は問題のない状態であったが、経時安定性を確認したところ分離が発生した。さらに結晶析出も生じた。多価アルコールの代わりに一価のアルコールであるエタノールを配合した比較例6については、ベタツキの少ない良好な使用感だったが、結晶析出を生じた。パルミチン酸レチノールを多量に配合した比較例7の水中油型乳化組成物は、使用感、結晶析出、経時安定性試験での分離安定性については問題がなかったが、強い酸敗臭が発生し使用に耐えられないものであった。
実施例9:水中油型保湿クリーム
(成分) (質量%)
1.1,3−ブチレングリコール 12.0
2.ジグリセリン 3.0
3.精製水 適量
4.ニコチン酸アミド 6.0
5.パラオキシ安息香酸メチル 0.1
6.(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー
*4 0.1
7.キサンタンガム 0.05
8.30%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液 0.3
9.モノステアリン酸グリセリル 1.5
10.セスキオレイン酸ソルビタン 0.3
11.水添レシチン 0.1
12.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 3.0
13.5%レチノール希釈液(トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリル/アスコルビン酸Na/トコフェロール混合物で希釈)*5 0.5
14.ホホバ油 5.0
15.シアバター 2.0
16.スクワラン 1.0
17.セラミド3 0.1
18.トコフェロール 0.05
19.セトステアリルアルコール 2.0
20.ベヘニルアルコール 1.0

(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー *4 SEPINOV EMT10:セピック社製
5%レチノール希釈液(トリ(カプリル酸・カプリン酸)グリセリル・アスコルビン酸Na・トコフェロール混合物)*5 RETISTAR:BASF社製
(製造方法)
A:成分1〜8を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分9〜20を80℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:40℃まで冷却して水中油型保湿クリームを得た。
実施例9の水中油型乳化乳液は、肌のハリ・弾力、ベタツキ、結晶析出抑制効果、経時安定性が優れた皮膚外用組成物であった。
実施例10:水中油型乳化美容液
(成分) (質量%)
1.1,3−ブチレングリコール 5.0
2.ジプロピレングリコール 5.0
3.キシリトール 3.0
4.精製水 適量
5.ニコチン酸アミド 4.0
6.(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10−30))クロスポリマー
0.1
7.92%(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー
(t−ブタノール/水混合品)*6 0.1
8.ヤシ油脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O.) 0.5
9.マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 2.0
10軽質流動イソパラフィン 3.0
11.ジメチルポリシロキサン(5CS) 3.0
12.10%レチノイン酸トコフェリル希釈液
( トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルで希釈) 0.2
13.トコフェロール 0.01
14.グリチルレチン酸ステアリル 0.05
15.10%水酸化ナトリウム水溶液 0.5
16.フェノキシエタノール 0.2
17.エタノール 5.0
18.0.3%水溶性コラーゲン水溶液 0.1
19.0.4%水溶性エラスチン水溶液 0.1
20.1%ヒアルロン酸ナトリウム水溶液 0.1

92%(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー (t−ブタノール/水混合品) *6 ARISTOFLEX AVC:クラリアント社製
(製造方法)
A:成分1〜7を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分8〜14を80℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:Cを冷却開始後、45℃で成分15〜20を順次添加した後、40℃まで冷却して水中油型乳化美容液を得た。
実施例10の水中油型乳化美容液は、肌のハリ・弾力、ベタツキ、結晶析出抑制効果、経時安定性が優れた皮膚外用組成物であった。
実施例11:水系保湿ジェル
(成分) (質量%)
1.1,2ペンタンジオール 0.5
2.1,3ブチレングリコール 12.0
3.メチルグルセスー10 3.0
4.37.5%(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー/イソヘキサデカン/ポリソルベート80/水混合品 0.3
5.5%ポリクオタニウムー51水溶液 0.3
6.ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
7.(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー *7
1.0
8.ニコチン酸アミド 3.0
9.グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
10.1%カルボマー水溶液 10.0
11.10%水酸化カリウム水溶液 1.0
12.65%パルミチン酸レチノール希釈液(コーン油で希釈) 0.1
13.PEG−100水添ヒマシ油 0.5
14.エチルヘキシルグリセリン 0.3
15・精製水 適量

(PEG−240/デシルテトラデセス−20/HDI)コポリマー *7 アデカノールGT−700:ADEKA社製
(製造方法)
A:あらかじめ成分12〜14を加熱溶解しておく。
B:成分15にAおよび、各成分を添加混合し透明均一になるまで攪拌し水系保湿ジェルを得た。
実施例11の水系保湿ジェルは、肌のハリ・弾力、ベタツキ、結晶析出抑制効果、経時安定性の優れた皮膚外用組成物であった。
実施例12:シートマスク(不織布含浸美容液)
(成分) (質量%)
1.1,2ヘキサンジオール 0.5
2.1,3ブチレングリコール 10.0
3.メチルグルセスー10 1.0
4.キサンタンガム 0.1
5.PEG/PPG/ポリブチレングリコール−8/5/3グリセリン 0.3
6.ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
7.ニコチン酸アミド 7.0
8.グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
9.グリセリン 5.0
10.δ−トコフェロール 0.05
11.65%パルミチン酸レチノール希釈液(コーン油で希釈) 0.1
12.PPG−6デシルテトラデセス−30 0.5
13.エチルヘキシルグリセリン 0.2
14.メチルパラベン 0.1
15・精製水 適量
(製造方法)
A:あらかじめ成分10〜14を加熱溶解しておく。
B:成分15にAおよび、各成分を添加混合し透明均一になるまで攪拌し美容液を得た。
C:本美容液を、顔状に成形した不織布(500cm2,目付60g/m2,レーヨン/ポリプロピレン=70%/30%)に30g含浸させ、アルミシート袋に充填して、シートマスクを調整した。
実施例12のシートマスクは、肌のハリ・弾力、ベタツキ、使用時に結晶析出がない、経時安定性の優れたものであった。
実施例13:水中油型乳化美容液(多種抽出物配合美容液)
(成分) (質量%)
1.1,3−ブチレングリコール 9.0
2.ジグリセリン 5.0
3.マルトース 3.0
4.精製水 適量
5.ニコチン酸アミド 4.0
6.キサンタンガム 0.1%
7.(ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル *2 0.1
8.PEG−50水添ひまし油 2.0
9.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル 2.0
10.ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 3.0
11.水添ポリイソブテン 3.0
12.10%レチノイン酸トコフェリル希釈液
( トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルで希釈) 0.2
13.セスキオレイン酸ソルビタン 0.8
14.グリチルレチン酸ステアリル 0.05
15.トコフェロール 0.1
16.フェノキシエタノール 0.2
17.バラ抽出物 0.01
18.桜抽出物 0.01
19.ユリ抽出物 0.01
20.シマホオズキ抽出物 0.01
21.ガジュツ抽出物 0.01
22.茶抽出物 0.01
23.ジオウ抽出物 0.01
24.トウキ抽出物 0.01
25.ハイビスカス抽出物 0.01
26.トルメンチラ抽出物 0.01
27.バオバブ抽出物 0.01
28.イレイセン抽出物 0.01
29.ヒマワリ抽出物 0.01
30.クスリグサ抽出物 0.01
31.カンゾウ抽出物 0.01
32.ベニバナ抽出物 0.01
33.朝鮮人参抽出物 0.01
34.ハトムギ抽出物 0.01
35.スギナ抽出物 0.01
36.イチョウ抽出物 0.01
37.ホホバ抽出物 0.01
38.テルミナリア抽出物 0,01
39.ハコベ抽出物 0.01
40.トウモロコシ抽出物 0.01
41.ハナイグチ抽出物 0.01
42.ザクロ抽出物 0.01
43.メシマコブ抽出物 0.01
44.ローズヒップ抽出物 0.01
45.月見草抽出物 0.01
46.カミツレ抽出物 0.01
47.ダイズ抽出物 0.01
48.シロハナマメ抽出物 0.01
49.ミカン抽出物 0.01
50.モクテンリョウ抽出物 0.01
51.黒ニンジン抽出物 0.01
52.ホワイトストロベリー抽出物 0.01
53.ヒマラヤンラズベリー抽出物 0.01
54.ネムノキ抽出物 0.01
55.スイートマジョラム抽出物 0.01
56.モダマ抽出物 0.01

ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル *2 サンジェロース 60L:大同化成社製
(製造方法)
A:成分1〜7を70℃で均一に溶解混合する。
B:成分8〜15を80℃で均一に溶解混合する。
C:AにBを添加し70℃で乳化する。
D:Cを冷却開始後、45℃で成分16〜56を順次添加した後、35℃まで冷却して水中油型乳化美容液を得た。
実施例13の水中油型乳化美容液は、肌のハリ・弾力、ベタツキ、結晶析出抑制効果、経時安定性が優れた皮膚外用組成物であった。
本発明は、化粧料、医薬部外品、皮膚外用剤等に適用できる。

Claims (6)

  1. 次の成分(A)〜(D);
    (A)ニコチン酸アミド 1〜10質量%
    (B)耐塩性水溶性高分子 0.05〜1質量%
    (C)レチノール又はその誘導体 0.001〜1質量%
    (D)多価アルコール 5〜25質量%
    を含む皮膚外用剤。
  2. 成分(D)と成分(A)の配合質量割合が、
    (D)/(A)≧2である請求項1記載の皮膚外用組成物。
  3. 成分(A)と成分(C)の配合質量割合が、
    (A)/(C)=1〜1000である請求項1又は請求項2記載の皮膚外用組成物。
  4. 成分(B)の耐塩性水溶性高分子が
    多糖類または多糖類の誘導体、およびアクリロイルジメチルタウリン塩を単量体として含む共重合体から選択される1種以上
    である請求項1乃至請求項3いずれかに記載の皮膚外用組成物。
  5. 成分(B)の耐塩性水溶性高分子がキサンタンガム、ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル、(アクリル酸Na/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイルジメチルタウリンNa)コポリマー、(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマーの中から選択される1種以上である請求項1乃至請求項4いずれかに記載の皮膚外用組成物。
  6. 請求項1乃至請求項5いずれか一項に記載の皮膚外用組成物をシート状基材に含浸させてなるシート状皮膚外用剤。


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