JP2010005812A - 印刷装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチレイアウト印刷する画像を自動選択できるようにする。
【解決手段】一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能な印刷装置1が、画像の情報を取得して画像をグループ分けして、各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する機能を有する。例えばグルーピング条件として誕生日等の月日を入力すると、その入力された月日に撮影された画像が、年ごとに自動的にグループ分けされ、マルチレイアウト印刷用に配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の画像を1枚の用紙に配置して印刷するのに好適な印刷装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来から、主走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動して、用紙を副走査方向に搬送することで、用紙にドットライン状に印画を行うライン熱転写方式のプリンタがある。
近年、デジタルカメラやデジタルビデオカメラ、又はスキャナ等の撮像機器の進歩に伴い、撮影画像をプリントする手段として、熱転写方式のプリンタも注目されている。
インクジェットプリンタは、液滴を飛ばすか飛ばさないか、という2値の選択しかないために、小さな液滴を用紙へ着弾させて、誤差拡散等の手法でみかけの解像度と階調性を得ようとしている。それに対して、熱転写方式のプリンタでは、一つの画素において制御可能な熱の値を容易に変更できるので、一つの画素に対する階調性を多く取ることが可能になる。したがって、インクジェットプリンタに比べて滑らかで高画質な画像を得ることができる。また、サーマルヘッドの性能や用紙材料の性能も向上しており、仕上がり品位で銀塩写真にも見劣りしない画像プリントを得ることが可能になっており、近年のデジタルカメラの進歩に歩調を合わせるように特に自然画像用のプリンタとして注目されている。
また一方、インクジェットプリンタでも液滴の小ドット化等の技術が進み、より高画質なものが登場している。
印刷装置には、デジタルカメラ等で画像を記録した記録媒体を読み込み可能なカードスロットを備え、一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能としたものがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1によれば、ユーザが印刷する画像及び配置を選択することによって、一枚の用紙に複数の画像を印刷することができる。
特開2008−052432号公報
しかしながら、上記従来の印刷装置では、ユーザがSDカード等の記録媒体に記録されている画像を検索し、マルチレイアウト印刷する画像を一枚ずつ選択していかなければならず、その作業に煩わしさがあった。
本発明は上記のような点を考慮してなされたものであり、マルチレイアウト印刷する画像を自動選択できるようにすることを目的とする。
本発明の印刷装置は、一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能な印刷装置であって、画像の情報を取得する情報取得手段と、前記情報取得手段により取得した情報に基づいて画像をグループ分けするグルーピング手段と、前記グルーピング手段によりグループ分けした各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する配置手段とを備えることを特徴とする。
本発明の印刷装置の制御方法は、一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能な印刷装置の制御方法であって、画像の情報を取得する手順と、前記取得した情報に基づいて画像をグループ分けする手順と、前記グループ分けした各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する手順とを有することを特徴とする。
本発明のプログラムは、一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能な印刷装置を制御するプログラムであって、画像の情報を取得する処理と、前記取得した情報に基づいて画像をグループ分けする処理と、前記グループ分けした各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する処理とをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、マルチレイアウト印刷する画像が自動選択されるので、画像選択の煩わしさが軽減される。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1〜図8を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態の印刷装置は、昇華型の熱転写記録方式のプリンタであり、電子的な画像の情報を任意なプリント枚数分プリントアウトすることができるものである。
図1は、本実施形態に係る印刷装置の内部構成を示す図である。印刷装置1では、記録紙Pを積載した用紙カセット2から、記録紙Pが給紙ローラ3で一枚ずつ分離給送される。このとき、記録紙Pはバネ20によって付勢された押上げ板21によって給紙ローラ3に当接する。給紙ローラ3によって搬送された記録紙Pは、搬送ローラ対4で挟持搬送されて記録部を往復可能となっている。
記録部においては、記録紙Pの搬送経路を挟んでプラテンローラ5と記録情報に応じて発熱するサーマルヘッド6とが対向する。サーマルヘッド6は、インクカセット7に収納される、熱溶融性又は熱昇華性インクを塗布したインク層と印画面を保護するために印画面上にオーバーコートされるオーバーコート層を持つインクシート8を記録紙Pに押圧するとともに、選択的に加熱することにより、該記録紙Pに所定画像を転写記録し、保護層をオーバーコートする。インクシート8は、記録紙Pの印画領域を覆ってそのサイズと略等しいサイズでイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各インク層と、オーバーコート層とが並べて設けられたものである。印刷装置1では、各層ずつ熱転写しては、記録紙Pを記録開始位置に戻し、記録紙P上に順次重ねて転写する。
このように、記録紙Pは搬送ローラ対4により、各色インク及びオーバーコート層の数だけ往復される。この際、各インク層の印画後の記録紙Pは装置本体前方で反転され、用紙カセット2前方部及び下部のガイド部を介して装置本体の後方へ導紙される。装置本体前方で反転されるために印画途中の記録紙Pが外部に出ることによるスペースの無駄や意図せずに触ってしまったというようなことが無く、設置場所の省スペース化等を可能にしている。
しかも、用紙カセット2の下部を紙ガイドとして直接利用していることによって装置本体の厚さを薄くすることができる。そして、記録紙Pをインクカセット7と用紙カセット2に挟まれた空間を通すことで装置本体の全高を最小限にとどめることができ、小型化を可能にしている。
用紙カセット2の用紙搬送ガイド部25は、装置本体前方から反転されてきた記録紙Pを装置本体後方に反転させる。用紙搬送ガイド部25を用紙カセット2に具備することで、装置本体全体の小型化に大きく寄与している。また、用紙カセット2の上面は印画されて排紙された記録紙Pの排紙トレイ26を兼用しており、これも装置本体の小型化に寄与している。
ヘッドカバー23、24は、用紙カセット2の交換時のサーマルヘッド6への接触防止板である。
各層の印画終了後に、記録紙Pは排紙ローラ9a、排出ローラ9bに案内され、装置本体後方から前方に向かって排出され、記録動作が終了する。排出ローラ9bは、記録紙Pの排出動作時のみ圧接するように構成され、印画中にはストレスがかからないように構成されている。なお、装置本体には記録紙Pのガイド部15が構成されており、記録紙Pを導紙する。
搬送路切り替えシート15aは、記録紙Pが給紙された後は、記録紙Pを排出側の経路に導紙するようになっている。
また、サーマルヘッド6はヘッドアーム22に一体的に具備されており、インクカセット7を交換する場合にはインクカセット7の抜き差しに支障ない位置まで退避する。この退避動作は、インクカセット7の交換は用紙カセット2を引き抜くと可能になり、この際用紙カセット2の着脱動作に連動してヘッドアーム22は図不示のカム部によって押さえられている状態から用紙カセット2のカム部が退避していくことで上下するように構成されている。
通常の熱転写方式のプリンタでは、YMC3色を3回面順次で記録するため、各色の記録先端を正確に合致させる制御が必要となる。そのためには、搬送ローラ対4で記録紙Pを離さずしっかり挟持し搬送を行う必要があり、記録紙Pの送り方向の端部には記録不可能な余白部が必要となる。これを鑑み、最終的に、容易に、縁のない印画物を得るために、図3に示すように、記録紙Pには、記録開始時搬送ローラ対4でしっかり挟持され記録できない余白部分16を後で容易に手で切取り可能とするミシン目12が設けられる。記録紙Pに設けられたミシン目12の領域にはオーバーコートするものとする。また、斜線で示す領域17は印画領域であり、ミシン目12を含む領域が印画される。オーバーコートは、略印画される領域であり且つ印画される領域よりやや大きく印画される領域を含むように印画される。
搬送ローラ対4は、ピンチローラ42とグリップローラ41により構成される。グリップローラ41には、図示しないステッピングモータの出力軸が減速機構を介して直結され、このステッピングモータの回転制御により、正逆自在に駆動される。記録紙Pは、搬送ローラ対4により挟持されて往復搬送されるので、記録紙Pもまた、ステッピングモータの回転制御により正確に位置制御され、搬送駆動される。いま、一例としてサーマルヘッド6による1ライン分の記録ピッチを85μmとし、記録紙Pを1ライン分搬送するためのステッピングモータのステップ数を4ステップとする。この場合、記録紙Pは、ステッピングモータを4ステップで回転制御することにより、1ライン(すなわち85μm)搬送することができる。図3に示した印画領域17が搬送方向において144mmであるとすると、1694ライン印画可能であり、記録紙をこの分搬送するためには、ステッピングモータを6776ステップ分回転させればよい。
給紙ローラ3から搬送ローラ対4を見て、搬送ローラ対4の近傍の位置に記録紙先端検出センサ10が配置される。これにより、記録紙Pの先端を検出し、検出後、搬送ローラ対4で挟持できる範囲で所定ラインを送り停止させる。この位置が、上述した記録開始時の位置となる。ここから、Y(イエロー)からサーマルヘッド6を記録情報に応じて発熱駆動し、各色インクの所定画像を記録し、又はオーバーコート層を転写する。1色が終わると、次にこの位置から記録紙Pを排紙ローラ9bのある方向に戻して搬送し、再び所定のライン数を戻し送り、YMC各色及びオーバーコート層転写を4回繰返す。記録紙先端検出センサ10と、プラテンローラ5とサーマルヘッド6により記録紙Pを押圧する位置の距離は、装置内部品配置を考慮し、記録紙上の距離で20mm程度に設定している。
以上のようにした印刷装置1の全体の制御は、処理回路18により行われる。本実施形態に係る印刷装置1では、一枚の用紙に複数の画像を印刷するNup印刷(マルチレイアウト印刷)印刷を行うことが可能である。特に、以下に詳述するが、画像の情報を取得して画像をグループ分けして、各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する機能を有する。すなわち、処理回路18が、本発明でいう情報取得手段、グルーピング手段、配置手段として機能する。
図2は、印刷装置1の上面の外観図である。上述したように用紙カセット2の上面は排紙トレイ26を兼用する。
201は液晶等からなる画像表示部であり、印刷する画像やメニューを表示する。
202a〜202eはボタン等からなる操作部材である。202aは上下左右方向を選択する十字キーである。202eは十字キー202aの中央部に設けられたセットボタン(setボタン)である。十字キー202aでメニュー項目の選択を行い、セットボタン202eで決定する。202bはメニューボタンであり、画像表示部201に表示するメニューの表示・非表示を選択する。メニューから、一枚の用紙に複数の画像を印刷するNup印刷を指示することができる。202cは戻るボタンであり、メニュー表示中に前の画面に戻るときに使用する。202dは印刷ボタンであり、これを押下することによって印刷が開始される。
203はメディアスロットであり、印刷する画像のデータを記録した記録媒体204を挿入するスロットである。SDカード、CFカード、メモリスティック等、複数のメディアを同時に挿入可能である。
204はSDカード、マルチメディアカード、CFカード、メモリスティック等の記録媒体である。記録媒体204に記録されている画像を、画像表示部201に表示することができる。例えばデジタルカメラ等で画像を記録した記録媒体204をメディアスロット203に挿入することにより、記録した画像を画像表示部201に表示することができる。画像表示部201に表示した画像を、ユーザが印刷ボタン202dを押下することによって印刷することが可能となる。
205はUSBコネクタであり、デジタルカメラやパソコン等と接続することが可能である。デジタルカメラやパソコンと接続することによって、デジタルカメラに記録されている画像やパーソナルコンピュータに保存されている画像を印刷することができる。
図4は、第1の実施形態おけるNup印刷の処理を示すフローチャートである。処理回路18は、ユーザによりグルーピング条件が入力されるのを待つ(ステップS401)。
図5は、グルーピング条件入力の例を説明するための図である。ユーザは操作部材を操作することによって、図5(a)に示す画面を画像表示部201に表示させる。図5(a)では、レイアウト、条件が選択可能となっており、図示例では、レイアウト:4up、条件:日付を選択している。なお、レイアウトとしては、他に1up、2up、8up等が選択可能である。図5(a)の画面の表示中にセットボタン202eを押下すると、図5(b)の指定画面が表示される。この画面で、印刷する画像の日付(撮影月日)を指定することができる。ここでは、「6月1日」を指定している。
ステップS401でグルーピング条件が入力されると、処理回路18は、記録媒体204に記録されている画像ファイルの情報を解析する(ステップS402)。このとき解析する画像ファイル情報としては、例えばEXIF(Exchangeable image file format)情報がある。
次に、処理回路18は、ステップS402で解析した画像ファイルをグループ分けするグルーピング処理を行う。ここでは、ステップS401で指定された撮影月日に撮影された画像を、年ごとにグループ分けする。
図6は、記録媒体204に記録されている画像ファイルに関するディレクトリ構成・情報の一例である。ROOTの下に、100CANONがあり、100CANONの下にIMG_0001.jpg〜IMG_0010.jpgまでの10ファイルがある。処理回路18は、記録媒体204に記録されている画像のうち、図5で指定された条件である「6月1日」に撮影された画像でグルーピング処理を行う。グルーピング結果は、以下の通りである。
第1グループ:IMG_0001.jpg(2004年6月1日に撮影)
第2グループ:IMG_0003.jpg、IMG_0004.jpg(2005年6月1日に撮影)
第3グループ:IMG_0008.jpg、IMG_0009.jpg(2006年6月1日に撮影)
第4グループ:IMG_0010.jpg(2007年6月1日に撮影)
次に、処理回路18は、ステップS401で指定されたレイアウト及び条件と、ステップS403でのグルーピング結果とに基づいてNup配置を行う(ステップS404)。本例では、ステップS401で「4up」が設定され、ステップS403で4つのグループにグループ分けされている。その結果、図7に示すように、4つの画像を配置するNup配置が行われる。左上には第1グループのIMG_0001.jpgが、右上には第2グループのIMG_0003.jpgが、左下には第3グループのIMG_0008.jpgが、右下には第4グループのIMG_0010.jpgが配置される。
なお、第2グループ、第3グループのように、一つのグループに複数の画像が含まれる場合は、例えばファイル番号の小さいものを抜き出して配置するようにすれば良い。また、ユーザが操作部材を操作して、画像を選択可能なように構成しても構わない。例えば、右上の2005年6月1日の画像としてIMG_0004.jpgを表示して、左下の2006年6月1日の画像としてIMG_0009.jpgを表示しても良い。
図8は、ステップS404でのNup配置後に画像表示部201に表示される画面の例である。6月1日が誕生日である場合、過去4年分の誕生日に撮影された画像がNup配置された状態で表示される。この場合に、図8に示すように、各画像の上に年月日を表示するように構成しても構わない。
その後、処理回路18は、プリントボタン202dが押下されるのを検知すると、画像表示部201に表示されている画像のNup印刷を実行する(ステップS405)。
以上述べたように、例えば誕生日等の記念日に撮影した画像を、年度ごとにグループ分けして簡単にNup印刷することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、図5(a)に示す画面においてユーザがレイアウトを設定するように構成したが、印刷装置1が自動でレイアウトを決定するように構成しても構わない。すなわち、ステップS403のグルーピング処理において、グループ分けが4つできれば4up印刷、2つできれば2up印刷、N個できればNup印刷、というように自動でレイアウトを決定する。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態において、第1の実施形態との相違点は、ステップS401でのグルーピング条件の入力内容である。その他の処理は第1の実施形態と同様であり、ここではその詳細な説明は省略する。
図9は、グルーピング条件入力の例を説明するための図である。ユーザは操作部材を操作することによって、図9(a)に示す画面を画像表示部201に表示させる。図9(a)では、レイアウト、条件が選択可能となっており、図示例では、レイアウト:4up、条件:タグを選択している。なお、レイアウトとしては、他に1up、2up、8up等が選択可能である。図9(a)の画面を表示中にセットボタン202eを押下すると、図9(b)の指定画面が表示される。この画面で、印刷する画像のタグの種類と、インターバルを設定することができる。ここでは、印刷する画像のタグの種類として「イベント」、インターバルとして「年」を指定している。つまり、イベントタグを持つ画像を、年間隔で4upレイアウトするように指定されている。イベントタグは、EXIF規格により記録された画像のMakerNoteタグに付与することが可能である。
図10は、記録媒体204に記録されている画像ファイルに関するディレクトリ構成・情報の一例である。処理回路18は、記録媒体204に記録されている画像のうち、図9で指定された条件であるイベントタグを持つ画像ファイルを、「年」単位でグループ分けを行う。グループ分けの結果は、以下の通りである。
第1グループ:IMG_0001.jpg、IMG_0002.jpg(タグ:イベント、2004年に撮影)
第2グループ:IMG_0003.jpg、IMG_0004.jpg、IMG_0005.jpg、IMG_0007.jpg(タグ:イベント、2005年に撮影)
第3グループ:IMG_0010.jpg(タグ:イベント、2007年に撮影)
次に、処理回路18は、ステップS401で指定されたレイアウト及び条件と、ステップS403でのグルーピング結果とに基づいてNup配置を行う(ステップS404)。本例では、ステップS401で「4up」が設定され、ステップS403で3つのグループにグループ分けされている。その結果、図11に示すように、3つの画像を配置するNup配置が行われる。左上には第1グループのIMG_0001.jpgが、右上には第2グループのIMG_0003.jpgが、左下には第3グループのIMG_0010.jpgが配置される。本例の場合、4upが指定されているが、グルーピング処理を行った結果、グループが3つしかなかったため、右下には画像は表示されない。
なお、第1グループ、第2グループのように、一つのグループに複数の画像が含まれる場合は、例えばファイル番号の小さいものを抜き出して配置するようにすれば良い。また、ユーザが操作部材を操作して、画像を選択可能なように構成しても構わない。例えば、左上の2004年のイベントタグを持つ画像としてIMG_0002.jpgを表示して、2005年のイベントタグを持つ右上の画像としてIMG_0005.jpgを表示しても良い。
図12は、ステップS404でのNup配置後に画像表示部201に表示される画面の例である。イベントとして運動会やスポーツ大会を撮影した画像がNup配置された状態で表示される。この場合に、図12に示すように、各画像の上に年度を表示するようにしても構成しても構わない。
なお、図9では条件を「タグ:イベント」としたが、別にどのようなタグ情報でも構わない。例えば「タグ:顔」でも良い。また、図9では条件を「インターバル:年」としたが、インターバルを「月」や「日」等の期間としても良い。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態として、図9でグルーピング条件のインターバルとして「日」を指定した場合を説明する。つまり、イベントタグを持つ画像を、日間隔で4upレイアウトするように指定された例である。
図13は、記録媒体204に記録されている画像ファイルに関するディレクトリ構成・情報の一例である。処理回路18は、記録媒体204に記録されている画像のうち、指定された条件であるイベントタグを持つ画像ファイルを、「日」単位でグループ分けを行う。グループ分けの結果は、以下の通りである。
第1グループ:IMG_0001.jpg(タグ:イベント、2004年6月1日に撮影)
第2グループ:IMG_0002.jpg(タグ:イベント、2004年9月2日に撮影)
第3グループ:IMG_0003.jpg、IMG_0004.jpg(タグ:イベント、2005年6月1日に撮影)
第4グループ:IMG_0005.jpg、IMG_0006.jpg(タグ:イベント、2005年6月2日に撮影)
第5グループ:IMG_0010.jpg(タグ:イベント、2007年6月1日に撮影)
次に、処理回路18は、ステップS401で指定されたレイアウト及び条件と、ステップS403でのグルーピング結果とに基づいてNup配置を行う(ステップS404)。本例では、ステップS401で「4up」が設定され、ステップS403で5つのグループにグループ分けされている。その結果、図14(a)に示すように、4つの画像を配置するNup配置が行われる。本例の場合、4upが指定されているが、グルーピング処理を行った結果、グループが5つある。この場合、例えば新しいものを抜き出して配置するようにすれば良い。左上には第2グループのIMG_0002.jpgが、右上には第3グループのIMG_0003.jpgが、左下には第4グループのIMG_0005.jpgが、右下には第5グループのIMG_0010.jpgが配置される。
また、操作部材を操作することにより、図14(b)に示すように、画像を一つずらして、第1〜第4グループの画像が表示されるようにしても構わない。図14(b)では、左上には第1グループのIMG_0001.jpgが、右上には第2グループのIMG_0002.jpgが、左下には第3グループのIMG_0003.jpgが、右下には第4グループのIMG_0005.jpgが配置される。
なお、第3グループ、第4グループのように、一つのグループに複数の画像が含まれる場合は、例えばファイル番号の小さいものを抜き出して配置するようにすれば良い。また、ユーザが操作部材を操作して、画像を選択可能なように構成しても構わない。
(第5の実施形態)
第3、4の実施形態では、インターバルを1年、1日としたが、1週間、1月等、任意のインターバルを設定できるようにしても構わない。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給することによっても達成される。この場合、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行する。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけに限らない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現されてもよい。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる形態でもよい。この場合メモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。
第1の実施形態に係る印刷装置の内部構成を示す図である。 第1の実施形態に係る印刷装置の上面の外観図である。 記録紙Pを説明するための図である。 第1の実施形態おけるNup印刷の処理を示すフローチャートである。 第1の実施形態おけるグルーピング条件入力の例を説明するための図である。 第1の実施形態おける画像ファイルに関するディレクトリ構成・情報の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるNup配置を説明するための図である。 第1の実施形態におけるNup配置後に表示される画面例を示す図である。 第2の実施形態におけるグルーピング条件入力の例を説明するための図である。 第3の実施形態おける画像ファイルに関するディレクトリ構成・情報の一例を示す図である。 第3の実施形態におけるNup配置を説明するための図である。 第3の実施形態におけるNup配置後に表示される画面例を示す図である。 第4の実施形態おける画像ファイルに関するディレクトリ構成・情報の一例を示す図である。 第4の実施形態におけるNup配置を説明するための図である。
符号の説明
1 印刷装置
2 用紙カセット
3 給紙ローラ
4 搬送ローラ対
5 プラテンローラ
6 サーマルヘッド
7 インクカセット
8 インクシート
18 処理回路
201 画像表示部
202a 十字キー
202b メニューボタン
202c 戻るボタン
202d 印刷ボタン
202e セットボタン
203 メディアスロット
204 記録媒体
205 USBコネクタ

Claims (8)

  1. 一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能な印刷装置であって、
    画像の情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段により取得した情報に基づいて画像をグループ分けするグルーピング手段と、
    前記グルーピング手段によりグループ分けした各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する配置手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記情報取得手段が取得する情報はEXIF(Exchangeable image file format)情報であることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. グルーピング条件を入力するグルーピング条件入力手段を備え、
    前記グルーピング手段は、前記グルーピング条件入力手段により入力されたグルーピング条件に基づいてグループ分けすることを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記画像は撮影画像であって、
    前記グルーピング条件入力手段では、前記グルーピング条件として画像の撮影月日を入力でき、
    前記グルーピング手段は、前記グルーピング条件として入力された撮影月日に撮影された画像を、年ごとにグループ分けすることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  5. 前記グルーピング条件入力手段では、前記グルーピング条件として画像のタグ情報及び期間を入力でき。
    前記グルーピング手段は、前記グルーピング条件として入力されたタグ情報を持つ画像を、前記グルーピング条件として入力された期間ごとにグループ分けすることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  6. マルチレイアウト印刷のレイアウトを予め指定できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能な印刷装置の制御方法であって、
    画像の情報を取得する手順と、
    前記取得した情報に基づいて画像をグループ分けする手順と、
    前記グループ分けした各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する手順とを有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
  8. 一枚の用紙に複数の画像を印刷するマルチレイアウト印刷可能な印刷装置を制御するプログラムであって、
    画像の情報を取得する処理と、
    前記取得した情報に基づいて画像をグループ分けする処理と、
    前記グループ分けした各グループから一枚ずつ画像を抜き出して、マルチレイアウト印刷用に配置する処理とをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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