以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明の第1の実施形態について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ及びこれに画像データを送信するデジタルカメラの構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ31には、CPU32、内部記憶部33、外部記憶部34、画像処理部36、及び画像転送のためのインターフェース35が設けられている。また、CPU32、内部記憶部33、外部記憶部34、画像処理部36及びインターフェース35を互いに接続するシステム・バス37も設けられている。
このように構成されたデジタルカメラでは、CPU32の制御により、撮像素子(図示せず)等により得られた画像データが、適宜内部記憶部33を用いながら画像処理部36により処理される。そして、CPU32の制御により、処理後の画像データが、例えば外部記憶部34に記憶される。
プリンタ40には、画像印刷部41、画像処理部42、画像転送のためのインターフェース43、CPU44、内部記憶部45及び外部記憶部46が設けられている。また、画像印刷部41、画像処理部42、画像転送のためのインターフェース43、CPU44、内部記憶部45及び外部記憶部46を互いに接続するシステム・バス47も設けられている。
このように構成されたプリンタでは、CPU44の制御により、例えば外部記憶部34に記憶されている画像データが、適宜内部記憶部45を用いながら画像処理部42により処理される。そして、CPU44の制御により、処理後の画像データが画像印刷部41により印刷される。
また、デジタルカメラ31のインターフェース35及びプリンタ40のインターフェース43はケーブル38を介して互いに接続可能となっており、デジタルカメラ31及びプリンタ40間での画像データ等の送受信が可能となっている。従って、プリンタ40は、デジタルカメラ31から送信された画像データをそのまま印刷することも可能である。
次に、デジタルカメラ31において作成される画像データの例について説明する。図2は、デジタルカメラ31の表示部及び操作部を示す模式図である。デジタルカメラ31には、例えば筐体のレンズとは反対側の外面に、表示部及び操作部が設けられている。表示部には、撮像された画像及びこれに合成することが可能なフレーム等が表示される。図2に示す例では、花の画像と、これに合成することが可能な4種類のフレームが表示されている。また、4種類のフレームのうちの1種(左上に位置するフレーム)が選択された状態が示されている。この状態で、「SET」と付されたボタンが押されると、選択されているフレームを合成することが決定される。つまり、画像と1種類のフレームとが合成された画像データが作成される。
なお、本実施形態では、デジタルカメラ31の画像データは、各色8ビット256階調で表現可能となっているが、当該画像データがプリンタ40に送信される際には、255階調に変換される。このとき、階調0の色データが階調1として表現されるか、又は階調255の色データが階調254として表現される。そして、図3(a)又は(b)に示すように、階調0又は階調255の色データがフレーム識別IDとして用いられる。つまり、色データの一部がフレーム識別IDとして用いられる。フレーム識別IDとして用いられる階調がどちらであるかは、デジタルカメラ31の内部記憶部33に記憶されている。また、この情報は、プリンタ40の内部記憶部45にも記憶されている。つまり、フレーム識別IDとして用いられる階調の値が内部記憶部33及び45により共有されている。ここで、フレーム識別IDとは、撮像された画像のデータそのものではなく、フレーム識別IDで表現されている画像データの部分にはフレームデータが割り当てられることを示すための識別標識である。
次に、デジタルカメラ31において作成されたフレームデータを含む画像データをプリンタ40に送信する方法について説明する。図4は、本発明の第1の実施形態におけるデジタルカメラ31からプリンタ40への画像データの送信方法を示すフローチャートである。なお、以下に示すデジタルカメラ31の動作は、主にCPU32により、画像処理装置のプログラムメモリから読み出されたプログラムに基づいて制御される。
先ず、デジタルカメラ31がプリンタ40に接続されると(ステップS11)、CPU32が、ケーブル38を介してプリンタ40からプリンタ情報を取得する(ステップS12)。プリンタ情報には、例えば、用紙の種類、カートリッジの種類、電源の状態等が含まれる。
次いで、ステップS13では、ユーザがデジタルカメラ31において所望の画像を選択し、更にデジタルカメラ31のモードをフレーム合成モードに設定すると、所望のフレームを選択し、決定することができる。この一連のユーザによる操作では、例えば図2に示す映像が表示される。この時、CPU32は、ユーザに画像を選択させるために、デジタルカメラの表示部に外部記憶部に記録されている画像を表示させ、表示されている画像の中から印刷する画像を選択させる。また、フレーム選択の際には、内部記憶部33又は外部記憶部34に記録されているフレームデータを読み出して、読み出したフレームデータの中から印刷に使用するフレームデータをユーザに選択させる。選択させるフレームは、特色を用いたフレームでもよいし、普通色のフレームでもよい。
その後、CPU32が、印刷開始命令を取得したことを契機にして(ステップS14)、YUVデータから印刷用のYMCデータを作成し、このYMCデータを内部記憶部33に記憶させる(ステップS15)。このYMCデータは、画像を印刷する際に使用する、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)のそれぞれの色毎の色データで、それぞれの色の階調を示すデータにより構成されている。
続いて、画像処理部36がYMCデータと、ステップS13において決定されたフレームに該当するフレームデータとを合成する(ステップS16)。このとき、フレームデータが配置される部分には、内部記憶部33に記憶されているフレーム識別IDを割り当てる。ここでは、フレーム識別IDを0とする。即ち、画像処理部36は、フレームデータと画像データを合成する際に、フレームデータが割り当てられる画素は階調0とする。そして、フレーム部分ではない画像データ部分でもとは階調0であった画素は階調1に変換する。このような処理を行い画像処理部36はフレームデータを合成したYMCデータを作成する。もし、フレーム識別IDが255と記憶されていた場合は、画像データ部分の階調255の色データを階調254の色データに変換する。また、フレーム部分の画素を階調255とする。このようにして、フレームデータを合成した画像データを生成する。
次いで、CPU32が、ケーブル38を介してステップS16における合成後の画像データをインターフェース35を介してプリンタ40に転送(送信)する(ステップS17)。
その後、CPU32が、Y、N及びCの3色分の色データの転送が終了したか判断する(ステップS18)。そして、3色分の転送が終了していない場合には、ステップS15からステップS17までの処理を繰り返す。
一方、既に3色分の転送が終了している場合には、CPU32が、図14に示すような制御情報をプリンタ40に送信する(ステップS19)。このとき、制御情報には、フレーム識別IDが含まれていてもよい。また、本実施形態ではフレームデータは単色であるが、プリンタの特色が複数色有り、フレームデータも複数の特色から構成されている場合は、複数色に対して異なるフレーム識別IDを割り当てる。この場合、フレーム識別IDに対応する特色の色が分かるように、フレーム識別IDと特色を対応づけた情報を作成し、制御情報としてプリンタに送信する。
続いて、CPU32が、プリンタ40からの印刷を終了したことを示す通知の受信を契機にして(ステップS20)、表示部に印刷が終了したことを表示する(ステップS21)。
このようにして、デジタルカメラ31において作成されたフレームデータを含む画像データのプリンタ40への送信が行われる。
次に、プリンタ40の詳細について説明する。図5は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ40の構成を示すブロック図である。先ず、プリンタ40の機械的な構成及び動作について説明する。
ユーザ又はデジタルカメラ31から印刷開始の指示があると、記録用紙Pを積載した用紙カセット2から給紙ローラ3で一枚ずつ記録用紙Pが分離給送される。この際、記録用紙Pは給紙時にバネ19によって付勢された押上げ板20によって給紙ローラ3に当接する。記録用紙Pは記録用紙Pの紙の反りによる給紙不良を防ぐため、反りを矯正できる程度の作用力の用紙押さえバネ14によって押さえられている。
給紙ローラ3によって搬送された記録用紙Pは、ピンチローラ4−2及びグリップローラ4−1からなる搬送ローラ対4で挟持搬送されて、画像印刷部41を往復可能にしている。グリップローラ4−1には、ステッピングモータ(図示せず)の出力軸が減速機構を介してして直結され、このステッピングモータの回転制御により、グリップローラ4−1が正逆自在に駆動される。記録用紙Pは、搬送ローラ対4によりしっかりと挟持され、往復搬送されるので、記録用紙Pもステッピングモータの回転制御により、正確に位置制御され、搬送される。画像印刷部41においては記録用紙搬送経路を挟んでプラテンローラ5と、印刷データに応じて発熱するサーマルヘッド6とが互いに対向している。印刷データは、画像供給装置であるデジタルカメラ31から受信した画像データに基づいて処理回路18により生成される。処理回路18には、CPU44、画像処理部42、インターフェース43、内部記憶部45及び外部記憶部46等が含まれている。
インクカセット7には、インクシート8が収納されている。インクシート8には、熱昇華性インクを塗布した3色(イエロー(Y)、マゼンダ(M)、及びシアン(C))のインク層、並びに印刷面を保護するために印刷面上にオーバーコートされる保護層(OP)が含まれている。更に、本実施形態では、インクシート8に、特にフレームの印刷に好適なゴールド、シルバー、メタリック及び蛍光色等の熱溶融インクの特色インク層も含まれている。これらのインク層、保護層及び特色インク層は互いに並べて配置されている。そして、印刷時には、これらの各層がサーマルヘッド6によって記録用紙Pに転写される。サーマルヘッド6は、発熱体を選択的に加熱することにより、インク層を転写させ記録用紙Pに画像を記録し、その後、保護層をオーバーコートする。更に、オーバーコートの後に熱溶融インクの特色インク層を転写する。これらの動作の制御の詳細については後述する。なお、インクシート8は供給側7−2からサーマルヘッド6に供給され、使用済みのインクシート8が巻取側7−1へ巻き取られる。また、インクシート8のサイズは、記録用紙Pの印刷領域を覆ってそのサイズと略等しいサイズである。各層ずつ熱転写しては、記録用紙Pを記録開始位置P1に戻し、上述のように、記録用紙P上に順次重ねて各層が転写される。つまり、記録用紙Pは搬送ローラ対4により、各色インク層、保護層及び特色インク層の数に応じて画像印刷部41を往復する。記録用紙Pが往復搬送される際は、印刷後の記録用紙Pはプリンタ40前方で搬送経路切替シート16によって搬送路が切り替えられ、ガイド部15に沿って排出方向へ導紙される。
排紙トレイ部26は、用紙カセット2の蓋と、印刷後に排紙された記録用紙Pのトレイとを兼用しており、開閉可能に構成されている。従って、排紙トレイ部26を開けば用紙交換を行うことが可能である。用紙押さえバネ14は排紙トレイ部26の内側の左右2箇所に配設されている。各インク層の印刷終了後に記録用紙Pは排紙ローラ9へ案内され、プリンタ40前方に向かって排出され記録動作が終了する。
また、印刷用のサーマルヘッド6はヘッドアーム22に一体的に具備されており、インクカセット7を交換する場合にはインクカセット7の抜き差しに支障ない位置まで退避する。
また、給紙ローラ3から搬送ローラ対4を見て、搬送ローラ対4の近傍の位置に、記録紙先端検出センサ10が配置されており、先端検出センサ10により記録用紙Pの先端が検出される。詳細は後述するが、この検出後、搬送ローラ対4で挟持できる範囲で所定ライン分が送り停止させられる。この位置が記録開始時の位置となる。この位置から、色ごとにサーマルヘッド6が記録情報に応じて発熱駆動され、各色インクの所定画像が記録され、また、オーバーコート層及び特色インク層の転写も行われる。このとき、1色分の印刷が終わると、次にこの位置から記録用紙Pが排紙ローラ9のある方向に戻して搬送され、再び所定のライン数が戻し送りされる。記録紙先端検出センサ10の位置と、プラテンローラ5及びサーマルヘッド6により記録用紙Pを押圧する位置との距離は特に限定されないが、例えば記録用紙P上の距離で20mmである。
また、処理回路18に含まれるCPU44は、記録用紙Pの給紙時に、最初に記録紙先端検出センサ10で検知した記録紙の先端検出信号に基づいてステッピングモータのステップ数を管理する。また、CPU44は、記録用紙Pの搬送時における位置関係に基づいてステッピングモータの回転駆動のステップ数を全印刷記録時において管理する。このようにして、記録位置管理が行われる。
なお、各YMC色、オーバーコート層及び特色インク層の転写記録時において、記録紙先端部に検出センサを設けて記録紙の先端検出を行い、その信号を基準としてステッピングモータの回転駆動のステップ数を管理することにより、記録位置管理を行ってもよい。
また、印刷途中の記録紙Pはプリンタ40の後方に設けられたスリット29を通して外部へ露出し、後方に抱えられた脱着可能な電池30の下方の記録紙後端端部28まで搬送される。
また、オーバーコート層の転写の制御は、サーマルヘッド6の発熱駆動のON/OFFのみに限定されない。例えば、オーバーコート層の転写開始時では、徐々に発熱量を増加させ、また、オーバーコート層の転写終了時には、徐々に発熱量を減少させる制御を加えてもよい。但し、このような発熱を伴う動作によってプリンタ40が過熱しすぎると、所定の性能が引き出されないことがありえる。特に、サーマルヘッド6の近傍又は取り付け部品であるヘッドアーム22が蓄熱していると、印刷のための過熱制御に異常が生じることもありえる。このため、ファン21を設け、サーマルヘッド6の近傍が所定の温度を上回った場合にはファン21を回して空冷することが好ましい。
次に、プリンタ40の動作について説明する。図6は、本発明の第1の実施形態に係るプリンタ40の動作を示すフローチャートである。なお、以下に示すプリンタ40の動作は、主にCPU44により、印刷装置用のプログラムに基づいて制御される。
先ず、デジタルカメラ31がプリンタ40に接続されると(ステップS1)、CPU44が、ケーブル38を介してデジタルカメラ31にプリンタ情報を送信する(ステップS2)。プリンタ情報には、例えば、用紙の種類、カートリッジの種類、電源の状態等が含まれる。また、CPU44は、デジタルカメラ31との間でのプリントに必要な諸条件の確認や、必要に応じて画像情報の印刷情報への画像処理も行う。なお、デジタルカメラ31が、プリンタ40の機種等に応じた処理を行ってもよい。この場合には、例えば、デジタルカメラ31が、その画素数及びプリンタ40におけるプリントサイズに基づくリサイズ処理を更に行い、その後にプリンタ40へ画像情報を送出すればよい。
その後、CPU44が、デジタルカメラ31によってステップS17においてインターフェース43を介して転送(送信)された合成後の3色分の画像データ及び制御情報(図14)を受信すると、これらを内部記憶部45に保存する(ステップS3)。
続いて、CPU44が、画像印刷部41に印刷を実行させる(ステップS4)。この印刷に当たり、画像印刷部41は、内部記憶部45に記憶されているフレーム識別IDを参照し、このフレーム識別IDで表わされている部分をフレームと判断し、この部分を白抜きにする。他の部分においては、画像印刷部41は、受信した色データに合わせた階調で印刷を行う。特色インクにより印刷を行う場合には、特色インクの下の画像が透けてしまう可能性があるため、白抜処理を行う。フレーム識別IDが0の場合は、フレーム部分が既に白抜きされているので、白抜きする必要はない。また、黒を印刷した上に特色インクを印刷した方が特色インクが映えるような場合は、白抜きせずフレーム識別IDが割り当てられている部分を階調255のデータに各色変換して、黒で印刷されるようにしてもよい。
ここで、画像印刷部41の動作について説明する。図7は、画像印刷部41の動作を示すフローチャートである。画像印刷部41は、主にCPU44により印刷制御される。
先ず、ステップS401において、CPU44による制御に基づいて、給紙ローラ3に連結されたステッピングモータ(図示せず)が駆動して給紙ローラ3を回転させることにより、記録用紙Pの給紙を開始する。
次いで、ステップS402において、先端検出センサ10が記録用紙Pの先端を検出すると、CPU44による制御に基づいて、給紙ローラ3に連結されたステッピングモータ(図示せず)が所定ステップ分回転し、印刷を開始する。このとき、印刷開始位置は、例えば、記録用紙Pの先端から12.465mmとする。
その後、ステップS403において、CPU44による制御に基づいて、ステッピングモータが数ステップ分回転しながら、サーマルヘッド6が発熱駆動され、1ライン分の印刷が行われる。ここでは、一例としてサーマルヘッド6による1ライン分の記録ピッチが85μmであるとし、記録用紙Pを1ライン分搬送するためのステッピングモータのステップ数が4ステップであるとする。また、一例として、記録用紙Pの印刷範囲を搬送方向において144mmであるとする。この場合、ステッピングモータを4ステップで回転制御することにより、記録用紙Pを1ライン(すなわち85μm)分だけ搬送することができることとなる。また、1694ライン分の印刷が可能であり、記録用紙Pをこの分だけ搬送するためには、ステッピングモータを6776ステップ分回転させることとなる。従って、ステッピングモータの6776ステップ分(1694ライン分)の回転が完了すると、印刷が終了する。また、このときの印刷終了位置は、例えば、記録用紙Pの先端から156.455mmとなる。
続いて、ステップS404において、CPU44による制御に基づいて、停止に至るまでの減速のためにステッピングモータが10ライン分(40ステップ分)程回転し、その後、停止する。
次いで、ステップS405において、CPU44による制御に基づいて、ステッピングモータが逆回転し、記録用紙Pが印刷時とは逆方向に搬送される。例えば、所定のステップ数(6776ステップ−減速分)だけ逆回転し、更に減速のために所定のライン数の10ライン分(40ステップ分)程回転し、その後、停止する。
このようにして1色分の色データの印刷が行われる(ステップS4)。CPU44は、ステップS4の1色分の色データの印刷が終了するごとに、3色分の色データの印刷が終了したか判断する(ステップS5)。そして、3色分の印刷が終了していない場合には、ステップS4の処理を繰り返す。
一方、3色分の印刷が終了している場合には、CPU44による制御に基づいて、印刷面保護のためのオーバーコート層が1回転写される(ステップS6)。
次いで、画像処理部42が、各色の画像データからフレーム識別IDが割り当てられている部分を抽出し、フレームデータを生成する(ステップS7)。
その後、CPU44による制御に基づいて、画像印刷部41が、例えば特色インク層を用いてフレームの印刷を行う(ステップS8)。そして、ステッピングモータの駆動によって記録用紙Pが排出ローラ9へ導かれ、排出ローラ9の駆動によって記録用紙Pが排出されて一連の動作が終了する。
続いて、CPU44が、印刷を終了したことを示す通知をデジタルカメラ31に対して行う(ステップS9)。
このようにして、デジタルカメラ31において作成されたフレームデータを含む画像データのプリンタ40による印刷が行われる。
このような印刷方法によれば、例えば、撮像された画像が図8に示すものであり、選択及び決定されたフレームが図9に示すものである場合、プリンタ40による3色の印刷後に記録用紙Pに記録されている画像は図10に示すものとなる。なお、図10において黒く塗りつぶしてある部分は、白抜きにされている。そして、この白抜きにされている部分に、ステップS8において、特色インク層等を用いたフレームの印刷が行われるのである。
また、例えば、撮像された画像が図11に示すものであり、選択及び決定されたフレームが図12に示すものである場合には、プリンタ40による3色の印刷後に記録用紙Pに記録されている画像は図13に示すものとなる。そして、白抜きにされている部分に、ステップS8において、特色インク層等を用いたフレームの印刷が行われる。
このような第1の実施形態によれば、従来のものであれば、色の階調を表現するところに階調データとは異なる数値がフレーム識別IDとして割り当てられているので、フレームデータを容易に識別することができる。そして、色データ中にフレーム識別IDがあれば、その場所がフレームであると容易に判断することが可能となる。従って、このようなフレーム識別IDを使用することにより、撮像された画像のデータ及びフレームデータを一度にデジタルカメラ31からプリンタ40へ転送することができる。特に、特色インクは下の色が透けやすい。そのため、特色インクを印刷する部分は白抜き処理や特定の色に変換する処理をしたほうが特色インクの色がきれいに見えるようになる。本実施形態のように、デジタルカメラ側で特色インクを印刷するフレーム部分を、特定の色データに変換してから、データをプリンタに送ることにより、プリンタは下地処理を行わずに、印刷できる。また、プリンタは送られたデータから特色インクを印刷するフレーム部分のフレームデータを生成できるので、特色インク用のフレームデータを送信しなくてもフレーム印刷が可能となる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は基本的には第1の実施形態と同様の処理を行う。第1の実施形態では、デジタルカメラ31及びプリンタ40に予め同一のフレーム識別IDが付与されているが、第2の実施形態では、デジタルカメラ31及びプリンタ40が各自でフレームデータに割り当てられるフレーム識別IDを判断する。なお、フレーム識別IDとして用いられることがある複数の値が予め付与されていることとする。例えば、フレーム識別IDとして用いられることがある値として、「0」及び「255」が両者に付与されていることとする。そして、本実施形態では、詳細は後述するが、デジタルカメラ31及びプリンタ40の夫々が、画像データから画像の明るさを判別し、この結果に応じてフレーム識別IDがどちらであるかを判断する。
図15は、本発明の第2の実施形態におけるデジタルカメラ31からプリンタ40への画像データの送信方法を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS11からステップS15までの処理が行われる。
次いで、CPU32が、YMCの各色データの平均値を求め、この平均値からフレーム識別IDを決定する(ステップS31)。例えば、平均値が有効階調数の半分よりも大きい場合には、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用することとし、半分以下である場合には、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用することとする。また、これに伴い、フレーム識別IDとの混同を避けるために、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、画像処理部36が、階調データが「0」となっていた部分については、階調データを「1」に変更する。同様に、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「255」となっていた部分については、階調データを「254」に変更する。
その後、画像処理部36が、第1の実施形態と同様にして、YMCデータと、ステップS13において決定されたフレームに該当するフレームデータとを合成する(ステップS16)。
続いて、CPU32が、色データの平均値を再計算して、正しいフレーム識別IDを算出できるか確認する(ステップS32)。この確認に当たっては、フレーム識別IDの候補である「0」及び「255」以外の数値の平均値を再計算する。例えば、有効階調数が256で、合成前の色データが「200,233,180,180,197,199,160,153,110,98」で、合成するフレームデータが「0,20,20,0,0,0,0,0,0,0」であるとする。この例において、合成前の色データの平均値は「171」となる。この数値は有効階調数の半分「128」よりも大きいため、ステップS31において、フレーム識別IDとして「0」が用いられることとなる。この結果、ステップS16の合成後の色データは「200,0,0,180,197,199,160,153,110,98」となる。この場合、ステップS32では、フレーム識別IDである「0」以外の値の平均値を算出することとなり、「162」という値が得られる。この結果から、フレーム識別IDとして「0」を用いることに誤りがないことが確認できる。なお、合成するフレームデータ中の「20」は、フレームの存在を示しており、この値は任意である。
その後のステップS17以降の処理は第1の実施形態と同様である。
図16は、本発明の第2の実施形態に係るプリンタ40の動作を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS1からステップS3までの処理が行われる。
次いで、CPU44が、内部記憶部45に記憶されたYMCの各色データの平均値を求め、この平均値から、CPU32と同様の規則に則って、フレーム識別IDを決定する(ステップS36)。例えば、平均値が有効階調数の半分よりも大きい場合には、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用することとし、半分以下である場合には、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用することとする。また、これに伴い、フレーム識別IDとの混同を避けるために、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU44が、階調データが「0」となっていた部分については、階調データを「1」に変更する。同様に、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU44が、階調データが「255」となっていた部分については、階調データを「254」に変更する。
その後のステップS4以降の処理は第1の実施形態と同様である。
また、他の構成等は第1の実施形態と同様である。
このような第2の実施形態によれば、画像のデータに濃い色が多く含まれている場合には、階調0の色データがフレーム識別IDとして用いられ、画像のデータに薄い色が多く含まれている場合には、階調255の色データがフレーム識別IDとして用いられる。この結果、画像のデータに含まれている色データとフレーム識別IDとして用いられる色データとが重複することが稀になる。従って、撮像された画像のデータを256階調から255階調に変換したとしても、色の変化はほとんど生じない。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第2の実施形態では、予めフレーム識別IDとして用いられる可能性がある2種類の値がデジタルカメラ31及びプリンタ40に予め付与されているが、第3の実施形態では、図14に示す制御情報にフレーム識別IDを含ませる。
図17は、本発明の第3の実施形態におけるデジタルカメラ31からプリンタ40への画像データの送信方法を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS11からステップS15までの処理が行われる。
次いで、CPU32が、YMCの各色データの平均値を求め、この平均値からフレーム識別IDを決定する(ステップS41)。例えば、平均値が有効階調数の半分よりも大きい場合には、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用することとし、半分以下である場合には、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用することとする。また、これに伴い、フレーム識別IDとの混同を避けるために、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、画像処理部36が、階調データが「0」となっていた部分については、階調データを「1」に変更する。同様に、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「255」となっていた部分については、階調データを「254」に変更する。なお、本実施形態では、上述のようにフレーム識別IDとして用いられる値が限定されていないため、階調データとして用いられる値であれば、「0」及び「255」以外の値を用いてもよい。
その後、第1の実施形態と同様にして、ステップS16からステップS18までの処理が行われる。
続いて、CPU32が、ステップS41において決定したフレーム識別IDを含む制御情報をプリンタ40に送信する(ステップS42)。
その後のステップS20以降の処理は第1の実施形態と同様である。
図18は、本発明の第3の実施形態に係るプリンタ40の動作を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS1からステップS3までの処理が行われる。
次いで、CPU44が、画像印刷部41に印刷を実行させる(ステップS46)。この印刷に当たり、画像印刷部41は、ステップS42でデジタルカメラから取得した制御情報に含まれるフレーム識別IDの情報を参照し、このフレーム識別IDで表されている部分をフレームと判断する。この部分に白抜き処理をしても良いし、フレーム識別IDに階調0が割り当てられている場合は既に白データとなっているので、そのまま印刷してもよい。他の部分においては、画像印刷部41は、受信した色データに合わせた階調で印刷を行う。
その後のステップS5以降の処理は第1の実施形態と同様である。
また、他の構成等は第1の実施形態と同様である。
このような第3の実施形態によれば、デジタルカメラ31とプリンタ40との間で通信される制御情報(図14)を利用し、この制御情報にフレーム識別IDを乗せ、予めデジタルカメラ31からプリンタ40へフレーム識別IDが通知される。そして、このように、フレーム識別IDをプリンタ40に通知しておくことで、第2の実施形態のようなプリンタ40側でのフレーム識別IDを識別するためのYMC色データの計算処理を不要として、より簡素な処理を実現することができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第2の実施形態では、フレーム識別IDとして使用可能な値が2種に限定されているが、第4の実施形態では、より多種の値をフレーム識別IDとして使用可能としている。例えば、フレーム識別IDとして用いられることがある値として、「0」、「50」、「200」及び「255」が両者に付与されていることとする。そして、本実施形態では、詳細は後述するが、デジタルカメラ31及びプリンタ40の夫々が、画像データから画像の明るさを判別し、この結果に応じてフレーム識別IDがどちらであるかを判断する。
図19は、本発明の第4の実施形態におけるデジタルカメラ31からプリンタ40への画像データの送信方法を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS11からステップS15までの処理が行われる。
次いで、CPU32が、YMCの各色データの平均値を求め、この平均値からフレーム識別IDを決定する(ステップS51)。このとき、平均値が0以上63未満であれば、「255」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、平均値が63以上127未満であれば、「200」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、平均値が127以上191未満であれば、「50」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。そして、平均値が191以上255以下であれば、「0」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。即ち、有効階調数をフレーム識別IDの候補の数に分割し、候補となっているフレーム識別IDを、分割した階調の範囲に夫々割り当てておき、平均値に応じてフレーム識別IDとして用いる値を決定する。また、これに伴い、フレーム識別IDとの混同を避けるために、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「0」となっていた部分については、階調データを「1」に変更する。同様に、「50」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「50」となっていた部分については、階調データを「51」に変更する。また、「200」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「200」となっていた部分については、階調データを「201」に変更する。また、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「255」となっていた部分については、階調データを「254」に変更する。なお、「50」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合に、CPU32が、階調データが「50」となっていた部分については、階調データを「49」に変更してもよい。また、「200」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合に、CPU32が、階調データが「200」となっていた部分については、階調データを「199」に変更してもよい。
その後、画像処理部36が、第1の実施形態と同様にして、YMCデータと、ステップS13において決定されたフレームに該当するフレームデータとを合成する(ステップS16)。
続いて、CPU32が、色データの平均値を再計算して、正しいフレーム識別IDを算出できるか確認する(ステップS52)。この確認に当たっては、フレーム識別IDの候補である「0」、「50」、「200」及び「255」以外の数値の平均値を再計算する。例えば、有効階調数が256のとき、合成前の色データが「200,233,180,180,197,199,160,153,110,98」で、合成するフレームデータが「0,20,20,0,0,0,0,0,0,0」であるとする。この例において、合成前の色データの平均値は「171」となる。この数値は「127以上191未満」の範囲内にあるため、ステップS51において、フレーム識別IDとして「50」が用いられることとなる。この結果、ステップS16の合成後の色データは「200,50,50,180,197,199,160,153,110,98」となる。この場合、ステップS52では、フレーム識別IDである「50」以外の値の平均値を算出することとなり、「162」という値が得られる。この結果から、フレーム識別IDとして「50」を用いることに誤りがないことが確認できる。
その後のステップS17以降の処理は第1の実施形態と同様である。
図20は、本発明の第4の実施形態に係るプリンタ40の動作を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS1からステップS3までの処理が行われる。
次いで、CPU44が、内部記憶部45に記憶されたYMCの各色データの平均値を求め、この平均値から、CPU32と同様の規則に則って、フレーム識別IDを決定する(ステップS36)。例えば、平均値が0以上63未満であれば、「255」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、平均値が63以上127未満であれば、「200」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、平均値が127以上191未満であれば、「50」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。そして、平均値が191以上255以下であれば、「0」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、これに伴い、フレーム識別IDとの混同を避けるために、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU44が、階調データが「0」となっていた部分については、階調データを「1」に変更する。同様に、「50」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU44が、階調データが「50」となっていた部分については、階調データを「51」に変更する。また、「200」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU44が、階調データが「200」となっていた部分については、階調データを「201」に変更する。また、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU44が、階調データが「255」となっていた部分については、階調データを「254」に変更する。なお、「50」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合に、CPU44が、階調データが「50」となっていた部分については、階調データを「49」に変更してもよい。また、「200」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合に、CPU44が、階調データが「200」となっていた部分については、階調データを「199」に変更してもよい。
その後のステップS4以降の処理は第1の実施形態と同様である。
また、他の構成等は第1の実施形態と同様である。
このような第4の実施形態によれば、より細かく有効階調数を分割しているため、より適切なフレーム識別IDを用いることができる。つまり、より画像の濃淡に合わせた制御が可能となる。
なお、第2の実施形態では2種類の値が予め定められており、第4の実施形態では、4種類の値が予め定められているが、2種類以上の値が予め定められていれば、画像の濃淡に合わせた制御が可能となる。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第4の実施形態では、予めフレーム識別IDとして用いられる可能性がある4種類の値がデジタルカメラ31及びプリンタ40に予め付与されているが、第5の実施形態では、図14に示す制御情報にフレーム識別IDを含ませる。
図21は、本発明の第5の実施形態におけるデジタルカメラ31からプリンタ40への画像データの送信方法を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS11からステップS15までの処理が行われる。
次いで、CPU32が、YMCの各色データの平均値を求め、この平均値からフレーム識別IDを決定する(ステップS41)。例えば、平均値が0以上63未満であれば、「255」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、平均値が63以上127未満であれば、「200」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、平均値が127以上191未満であれば、「50」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。そして、平均値が191以上255以下であれば、「0」の色データをフレーム識別IDとして用いることとする。また、これに伴い、フレーム識別IDとの混同を避けるために、「0」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「0」となっていた部分については、階調データを「1」に変更する。同様に、「50」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「50」となっていた部分については、階調データを「51」に変更する。また、「200」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「200」となっていた部分については、階調データを「201」に変更する。また、「255」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合には、CPU32が、階調データが「255」となっていた部分については、階調データを「254」に変更する。なお、「50」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合に、CPU32が、階調データが「50」となっていた部分については、階調データを「49」に変更してもよい。また、「200」の色データをフレーム識別IDとして使用する場合に、CPU32が、階調データが「200」となっていた部分については、階調データを「199」に変更してもよい。
その後、第1の実施形態と同様にして、ステップS16からステップS18までの処理が行われる。
続いて、CPU32が、ステップS61において決定したフレーム識別IDを含む制御情報をプリンタ40に送信する(ステップS62)。
その後のステップS20以降の処理は第1の実施形態と同様である。
図22は、本発明の第5の実施形態に係るプリンタ40の動作を示すフローチャートである。
先ず、第1の実施形態と同様にして、ステップS1からステップS3までの処理が行われる。
次いで、CPU44が、画像印刷部41に印刷を実行させる(ステップS66)。この印刷に当たり、画像印刷部41は、ステップS3において制御情報に含まれており、内部記憶部45に記憶されたフレーム識別IDを参照し、このフレーム識別IDで表わされている部分をフレームと判断する。この部分に白抜き処理をしてもよいし、フレーム識別IDに階調0が割り当てられている場合は既に白データとなっているので、そのまま印刷してもよい。他の部分においては、画像印刷部41は、受信した色データに合わせた階調で印刷を行う。
その後のステップS5以降の処理は第1の実施形態と同様である。
また、他の構成等は第1の実施形態と同様である。
このような第5の実施形態によれば、デジタルカメラ31とプリンタ40との間で通信される制御情報(図14)を利用し、この制御情報にフレーム識別IDを乗せ、予めデジタルカメラ31からプリンタ40へフレーム識別IDが通知される。そして、このように、フレーム識別IDをプリンタ40に通知しておくことで、第4の実施形態のようなプリンタ40側でのフレーム識別IDを識別するためのYMC色データの計算処理を不要として、より簡素な処理を実現することができる。
第2〜第4の実施形態では、階調の平均値を求め、これに基づいてフレーム識別IDとして用いる色データを決定しているが、撮像された画像のデータに含まれていない色データのいずれかをフレーム識別IDとして用いることとしてもよい。
また、YMCの色データ毎に、フレームデータを決定してもよい。
なお、プリンタ40では、YMC3色を3回面順次で記録するため、各色の記録先端を正確に合致させることが極めて好ましい。このためには、搬送ローラ対4で記録用紙Pを離さずにしっかり挟持し搬送を行うことが好ましい。従って、記録用紙Pの送り方向の端部には記録不可能な余白部を設けておくことが好ましい。そこで、最終的に、容易に、縁のない印刷物を得るために、図23に示すように、記録用紙Pには、ミシン目12を設けておくことが好ましい。ミシン目12を設けておくことにより、記録開始時に搬送ローラ対4でしっかり挟持され、かつ記録できない余白部分13を、印刷後に容易に素手で切取ることが可能となる。この場合、例えば、ミシン目12を含む領域にオーバーコート層が転写される。また、図23において、左下がり斜線で示す印刷領域17に、ミシン目12が含まれるように、CPU44は画像印刷部41を制御する。そして、オーバーコート層は印刷領域17よりやや広い領域に転写される。
また、フレームに用いられる色は、2色以上であってもよい。この場合には、2種類のフレーム識別IDを用いればよい。また、フレームの色に用いられる色はゴールド、シルバー、メタリック及び蛍光色等の特殊色である必要はなく、赤色、青色、黄色等が用いられてもよい。
また、フレーム識別IDをデジタルカメラ31等の画像処理装置からプリンタ40等の印刷装置に送信する場合、フレーム識別IDを図14に示すように制御情報に含ませる必要はない。例えば、画像データのヘッダに含ませてもよい。
なお、本発明の実施形態は、例えばコンピュータがプログラムを実行することによって実現することができる。また、プログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを記録したCD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体又はかかるプログラムを伝送するインターネット等の伝送媒体も本発明の実施形態として適用することができる。また、上記のプログラムも本発明の実施形態として適用することができる。上記のプログラム、記録媒体、伝送媒体及びプログラムプロダクトは、本発明の範疇に含まれる。