JP2002225365A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2002225365A
JP2002225365A JP2001020100A JP2001020100A JP2002225365A JP 2002225365 A JP2002225365 A JP 2002225365A JP 2001020100 A JP2001020100 A JP 2001020100A JP 2001020100 A JP2001020100 A JP 2001020100A JP 2002225365 A JP2002225365 A JP 2002225365A
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Etsuro Suzuki
悦郎 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置本体の小型化と用紙カセットの収納性を両
立させることができ、使用者にとって使い勝手が良く、
小型化のみならず使用時の省スペース化も達成できる記
録装置を提供する。 【構成】用紙カセット2は、装置本体1の内部の記録ヘ
ッド6の上側に、記録中の用紙送り方向と同方向に脱着
可能に収納され、用紙Pの供給は、装置本体1の背面側
より行われるとともに、記録中の用紙は装置本体内の前
面側から反転して記録部に導紙され、記録を終了した用
紙Pは装置本体1の上面後方から前方に向かって用紙カ
セット2の上面に排出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録ヘッドにより
用紙に記録を行う記録装置に関し、特に、用紙を収納す
る用紙カセットが装置本体の内部に脱着可能に収納され
る構成の記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンター、複写機、ファクシミリ等の
機能を有する記録装置、あるいはコンピュータやワード
プロセッサ等を含む複合機やワークステーションの出力
機器として用いられる記録装置は、記録情報に基づいて
記録紙やプラスチック薄板(OHP用シートなど)等の
被記録材(以下、単に用紙と呼ぶ)に画像(文字や記号
なども含む)を記録していくように構成されている。前
記記録装置は、使用する記録手段の記録方式により、イ
ンクジェット式、ワイヤドット式、感熱式、熱転写式、
レーザービーム式に分けることができる。
【0003】被記録材としての用紙の搬送方向(紙送り
方向、副走査方向)と交叉する方向に主走査する記録方
式を採るシリアルタイプの記録装置においては、用紙を
所定の記録位置にセットした後、用紙に沿って移動(主
走査)するキャリッジ(ヘッド保持部材)上に搭載した
記録手段としての記録ヘッドによって画像(文字や記号
等を含む)を記録(印画)し、1行分の記録を終了した
後に所定量の紙送り(副走査)を行い、その後に次の行
の画像を記録(主走査)するという動作を繰り返すこと
により、用紙の所望範囲に画像が記録される。一方、用
紙を搬送方向(紙送り方向)に送る副走査のみで記録す
るラインタイプの記録装置においては、用紙を所定の記
録位置にセットし、一括して1ライン分又は1行分の記
録を連続的に行いながら所定量の紙送り(ピッチ送り)
を行い、用紙の全体に画像が記録される。
【0004】本発明は、装置本体の小型化を達成でき、
かつ使い勝手に優れた記録装置の構造に係るものであ
り、特に、静止画を記録するスチルカメラやビデオカメ
ラなどによって撮像された電子情報を、コンピューター
もしくは記録媒体を介して記録(プリント出力)するの
に好適な記録装置を提供するものである。
【0005】また、各種記録装置の中に、印画用紙とし
て感熱型の用紙を用い、記録ヘッド上に配列された複数
個の発熱素子を画像情報に基づいて選択的に駆動するこ
とによりインクシート上のインクを用紙上に溶融転写す
るとともに、用紙を副走査方向に搬送することで、用紙
上に記録する熱転写式の記録装置(熱転写記録装置)が
存在する。近年、この熱転写記録装置は、入力側として
のデジタルカメラやデジタルビデオカメラ、又はスキャ
ナなどの画像を扱う入力機器の進歩に伴い、注目されて
いる。
【0006】その理由として、例えばインクジェット記
録装置などでは、液滴を飛ばすか飛ばさないかという2
値の選択しかないために、小さな液滴を用紙に着弾させ
て誤差拡散等の手法で見かけの解像度と階調性を得よう
とするのに対して、熱転写記録装置の場合には、一つの
画素に制御可能な熱の値を容易に変更できるため、一つ
の画素に対する階調性が多くなることが可能になり、イ
ンクジェット記録装置に比べて滑らかで高画質な画像が
得られる点を挙げることができる。また、熱転写記録装
置は、サーマルヘッドの性能や用紙材料の性能も向上し
たために、仕上がり品位で銀塩写真にも見劣りしない画
像記録を得ることが可能になっており、近年のデジタル
カメラの進歩に歩調を合わせるように特に自然画像用の
記録装置として注目されている。
【0007】例えば、特開平11−123838号公報
では昇華型記録装置のヘッド熱冷却について記載されて
いる。これは、ヘッドを含むキャリッジ部材に冷却ファ
ンを具備したものでヘッドの熱対策として有効なもので
ある。また、特許第2824498号公報では、記録装
置の搬送経路について記載されている。ここに記載され
た搬送経路は、外筐内に傾動可能に支持された内筐の内
部に印画用紙を積層保持させ、内筐及び印画用紙の上部
を各別の付勢手段により下向きに付勢して最下層の印画
用紙を給紙ローラに押し付け、この状態で生じる給紙ロ
ーラの回転により外筐の底部に設けた給紙口から印画用
紙を送り出すように構成されており、確実な用紙の送り
出しを可能とし、給紙部から印画部への印画用紙の搬送
路を短縮することができるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の記録装置においては、装置本体の小型化や記録動
作の高速化に結び付くのに十分な解決方法を与えるもの
ではなかった。例えば、上記特開平11−123838
号公報の装置では、ヘッドを含むキャリッジ部材に冷却
ファンを具備したことで装置の高さ方向などへの大型化
は避けられない。業務用途用など、設置場所などにこだ
わらない場合にはかなりの大きさまで許容される場合が
あるが、一般家庭用を考えた場合には、装置は極力小さ
い方が好ましく、画質が良いのに比較して一般家庭に普
及が進まない大きな理由の一つに、装置の小型化が不十
分である点を挙げることができる。換言すれば、記録装
置の一般家庭への普及を図るためには、装置の小型化は
必須の要件であると考えられる。
【0009】また、特許第2898178号公報の装置
では、搬送経路が短くなって有効であるが、装置を小型
化していくと搬送経路の構造が複雑になっていき、外筐
内に傾動可能に支持された内筐を有する構造は必ずしも
小型化に適したものではなく、小型化に関しては不充分
であった。また、従来の記録装置では、用紙を収納する
用紙カセットが装置本体の前面などに装着され、記録時
には用紙カセットが装置本体から大きく飛び出して装着
される構成のものが大半であった。このような場合、記
録装置本体を収納設置場所から他の場所へ移動させて使
用するか、あるいは、装置前面側に大きなスペースを確
保し、使用時にはその都度用紙カセットを差し込んで使
用(記録)し、記録しない時には用紙カセットを装置本
体から取り出して別に収納しておくといった、非常にわ
ずらわしい作業が必要であり、これも熱転写記録装置の
普及を妨げる要因の一つになっていた。
【0010】こうした問題点に対して、近年では、用紙
カセットを装置本体内部に収納した記録装置も登場して
いる。これらの記録装置は非常に操作性が良いため、今
後の主流になると思われる反面、装置本体の構造は従来
の構造と変わらないため、前後方向に非常に長い形態の
記録装置(プリント装置)になる。また、従来前後方向
であった記録装置のプリンタエンジン機構部を横方向に
90度回転させ、印画方向に対して90度方向に用紙カ
セットを取り出すといった構成を採用している機種もあ
る。しかし、この場合は横方向に非常に大きな装置本体
になってしまう。いずれにしても、記録方式にかかわら
ず、従来の記録装置では、十分に小型化を具現化した構
成に至っていないのが現状である。このように従来の記
録装置では、小型化と用紙カセットの収納性を両立した
使用者にとって使い勝手の良い記録装置は提供されてい
ないという技術的課題があった。
【0011】本発明は以上のような技術的課題に鑑みて
なされたものであり、本発明の目的は、小型化と用紙カ
セットの収納性を両立させることができ、使用者にとっ
て使い勝手が良く、小型化のみならず使用時の省スペー
ス化も達成できる記録装置を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1)は、
上記目的を達成するため、記録ヘッドにより用紙に記録
を行う記録装置において、用紙を収納する用紙カセット
は、装置本体の内部の記録ヘッドの上側に収納され、か
つ記録中の用紙送り方向と同方向に脱着可能であり、用
紙の供給は装置本体の背面側より行われるとともに、記
録中の用紙は装置本体内の前面側から反転して記録部に
導紙され、記録を終了した用紙は装置本体の上面後方か
ら前方に向かって排出されることを特徴とする。
【0013】また、請求項2及び3の発明は、上記構成
に加えて、前記記録ヘッドが複数の加熱素子を有するサ
ーマルヘッドであり、前記記録装置が前記サーマルヘッ
ドによりインクシートを加熱してインクを用紙に転写す
ることにより記録を行う熱転写記録装置である構成、前
記用紙カセットは装置本体の前後方向に水平に着脱可能
であり、前記記録ヘッドは前記用紙カセットを装置本体
から取り外す動作に連動して上下動し、前記記録ヘッド
と前記用紙カセットとの間に該記録ヘッドの上下動に連
動して移動する板状の部材が配設されている構成とする
ことにより、一層効率よく上記目的を達成するものであ
る。
【0014】請求項4〜6の発明は、上記構成に加え
て、前記用紙カセットの上面は排出された用紙の整列ト
レイとして利用され、前記用紙カセットの下面は記録中
の用紙を導紙するガイド部として利用される構成、前記
用紙カセットが取り出した状態では、装置使用者の前記
記録ヘッドとの接触が前記板状の部材によって防止され
る構成、あるいは、前記用紙カセットを収納した状態で
は、前記板状の部材は搬送される用紙のガイド部を兼ね
る構成とすることにより、一層効率よく上記目的を達成
するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して、
同一符号は同一もしくは対応する部分を示すものであ
る。図1は本発明を適用した記録装置の一実施例の用紙
カセット装着時の状態を示す模式的断面側面図であり、
図2は図1の記録装置の記録動作(プリント動作)時の
動作シーケンスを示すフローチャートであり、図3は図
1の記録装置で使用される用紙の構成例を示す模式的に
示す説明図であり、図4は図1の記録装置で用紙カセッ
トを取り出した時の状態を示す模式的斜視図である。図
1〜図4は、本発明を適用した記録装置が熱転写記録装
置である場合を例に挙げて示すものであり、以下に説明
する本実施例に係る記録装置は、記録部に昇華型の熱転
写記録方式を採用し、電子的な画像の情報を任意な枚数
の用紙に記録(プリントアウト)することができるもの
である。
【0016】図1において、記録装置の全体構成につい
て説明すると、装置本体1の内部には被記録材としての
複数枚の用紙Pを積載収納した用紙カセット2が装着さ
れており、該用紙カセット2内の用紙(記録用紙)Pは
給紙ローラ3で1枚づつ分離して給送される。前記用紙
カセット2内の用紙Pは、バネ20によって付勢された
圧板21によって給紙ローラ3に押し付けられている。
なお、図1においては、図示左側が装置本体の前方(前
側)であり、図示右側が装置本体の後方(後側)であ
る。
【0017】給紙ローラ3によって送り出された記録紙
Pは、開放された搬送経路切替えシート16を通してガ
イド部15へ送り込まれ、第1の排出ローラ対9A、9
Bを通してプラテンローラ5と記録ヘッド(サーマルヘ
ッド)との間の記録部を通り、該記録部の図示左側(前
側)に配設された搬送ローラ対4へ送り込まれる。この
搬送ローラ対4は、グリップローラ41とピンチローラ
42とで構成されている。また、前記搬送ローラ対4を
通る位置まで送給された用紙Pは、該搬送ローラ対4の
間に挟持され、該搬送ローラ対4の駆動方向を制御する
ことで記録部を通して往復移動させられる。
【0018】前記記録部においては、用紙搬送経路を挟
んで前記プラテンローラ5と前記サーマルヘッド6が相
対向して配置されている、前記サーマルヘッド6は、記
録情報に応じて発熱する複数の発熱素子を有しており、
インクカセット7に収納されて前記サーマルヘッド6と
用紙Pとの間を通して張設されたインクシート8を加熱
することで該インクシートに塗布された熱溶融性又は熱
昇華性のインクを溶融し、用紙P上に転写することで記
録を行う。本実施例においては、熱溶融性又は熱昇華性
のインクを塗布したインク層と用紙Pの記録面(印画
面)を保護するために記録面上にオーバーコートされる
オーバーコート層とを有するインクシート8が使用され
ており、サーマルヘッド6によって該インクシート8を
記録紙Pに押圧するとともに選択的に加熱することによ
り、該記録紙Pに所定画像が転写記録され、その記録画
像の上に保護層がオーバーコートされる。
【0019】前記インクシート8は、記録紙Pの記録領
域(印画領域)を覆ってそのサイズと略等しいサイズで
イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各イ
ンク層とオーバーコート(OP)層が並べて設けられた
ものである。記録に際しては、インクシート8を各層づ
つ熱転写しては、搬送ローラ対4を逆転駆動して記録紙
Pを記録開始位置P1(用紙Pの先端部が搬送ローラ対
4の左側に若干(所定)長さ突出した記録開始位置)に
戻し、再び搬送ローラ対4を正転駆動して用紙Pを記録
部にて図示左向き方向へ紙送りしながら該用紙P上に順
次重ねて転写記録していく。このように、記録紙Pは、
搬送ローラ対4により各色インク及びオーバーコート層
の数だけ往復移動させられ、その間に記録部において各
層の熱転写記録が行われる。
【0020】その際、各インク層の記録(印画)を行う
毎に、記録紙Pは、装置本体1の前方に形成されたガイ
ド部15からさらには装置本体の前方から用紙カセット
2の下側にわたって形成された用紙搬送ガイド部25へ
搬送されるとともに、次いで装置本体1の前方(図示左
側部分)で搬送方向を反転され、再び、前方部及び下部
のガイド部を通して記録部を図示右向き方向へ搬送され
るように装置本体1の後方へ向けて導紙される。
【0021】このような搬送経路の構成によれば、用紙
Pは装置本体の前方の内部で搬送方向を反転されるた
め、該用紙Pが記録(印画)途中の装置本体の外部へ出
ることはなく、従って、従来のように用紙が外部へ出る
ことによるスペースの無駄や意図せずに用紙に触ってし
まうことがなく、記録装置の小型化とともに装置設置場
所の省スペース化を達成することができる。しかも、用
紙カセット2の下部を紙ガイドとして直接利用している
ことによって装置本体1の厚さを薄くすることが可能に
なっていると共に、記録紙Pをインクカセット7と用紙
カセット2に挟まれた空間を通すことで装置本体1の全
高を最小限に止めることが可能であり、小型化を可能に
している。
【0022】また、前記用紙搬送ガイド部25は用紙カ
セット2によって形成されている。この用紙搬送ガイド
部25は、装置本体1の後方から搬送されてきた用紙P
をガイドするとともに、記録した後の用紙Pの移動方向
を装置本体の前方へ向かう方向へ反転させるガイド部で
ある。このような用紙カセット2自体によって形成され
る用紙搬送ガイド部25を設けることによって、装置本
体1全体の大幅な小型化が可能になっている。また、用
紙カセット2の上面は、記録されて排紙された用紙Pを
整列保持するための排紙トレイ部26に兼用されてお
り、これも装置本体1の小型化に寄与している。
【0023】各インク層の印画終了後に、記録紙(用
紙)Pは第1の排紙ローラ対9A、9B及び第2の排出
ローラ9Cを通して案内され、装置本体1の上部の後方
から前方に向かって排出され、用紙カセット2の上面
(排紙トレイ部26)に整列されることで、記録動作が
終了する。第1の排出ローラ対9A、9Bは、用紙Pの
排出動作時のみ圧接するものであり、印画中には用紙P
にストレスをかけないように構成されている。また、装
置本体1に形成された記録紙Pのガイド部15は、記録
ヘッド6とプラテン5との間(記録部)を通して用紙
(記録紙)Pを導紙するためのものである。また、前記
搬送路切り替えシート16は、用紙Pが給紙された後は
図示のような位置にあり、用紙Pを排出側(第2の排出
ローラ9C側)の経路へ導紙する。
【0024】また、印画用のサーマルヘッド6はヘッド
アーム22に一体的に具備されており、インクカセット
7を交換する場合にはインクカセット7の抜き差しに支
障ない位置まで退避する。インクカセット7の交換は用
紙カセット2を引き抜くと可能になるものであり、前記
サーマルヘッド6の退避動作は、用紙カセット2を引き
抜くことにより行われる。すなわち、ヘッドアーム22
は用紙カセット2の着脱動作に連動して上下するもので
あり、用紙カセット2が装着された状態では、図4に示
すヘッドアーム22のカム部22−1が用紙カセット2
のカム部2−1によって押さえられており、インクカセ
ット7の交換を行うことができない。一方、用紙カセッ
ト2を引き出すと、ヘッドアーム22が該用紙カセット
2のカム部2−1から解放されて上方へ自由に回動可能
な状態となり、従って、ヘッドアーム22を不図示の付
勢バネで上向きに付勢することで自動的に上方位置へ退
避させることができ、インクカセット7を交換すること
が可能な状態になる。
【0025】通常の熱転写記録装置では、Y、M、Cの
3色を3回面順次で記録するため、各色の記録先端位置
を正確に合致させる制御が必要となる。このためには、
図1に示す搬送ローラ対4で記録紙Pを離さずしっかり
挟持し搬送を行う必要がある。そのために、図3に示す
ように、記録紙Pの送り方向の端部には記録不可能な余
白部16が必要となる。これに鑑み、最終的に容易に縁
(周縁余白部)のない印画物を得るために、図3に示す
ように、記録紙Pには、記録開始時に搬送ローラ対4で
しっかり挟持されるとともに記録できない余白部分を後
で容易に手で切取り可能なようにミシン目12が設けら
れている。
【0026】本実施例では、上記説明したミシン目を持
つ記録紙(用紙)Pと前述の記録装置(熱転写記録装
置)を用いて記録が実行されるものであり、上記の記録
紙Pに設けられたミシン目の領域にもオーバーコートす
るものである。また、図3中に左下がり斜線(ハッチン
グ)で示す印画領域(記録領域)17は印画(記録)可
能な領域であり、ミシン目12を含む領域で印画するよ
うに制御される。前記オーバーコート層の転写は略印画
される領域に行われるものであり、そして、印画される
領域よりやや大きく印画される領域を含むように印画す
るように制御される。
【0027】以下に、本実施例に係る記録装置について
更に詳細に説明する。図1に示す記録装置において、搬
送ローラ対4はピンチローラ42とグリップローラ41
から成り、このグリップローラ41は、不図示のステッ
ピングモータの出力軸に減速機構を介して直結され、該
ステッピングモータの回転制御により正逆自在に駆動さ
れる。用紙(記録紙)Pは、搬送ローラ対4によりしっ
かりと挟持されて往復搬送されるので、前記ステッピン
グモータの回転制御により正確に位置制御され、搬送駆
動される。一例として、サーマルヘッド6による1ライ
ン分の記録ピッチを85ミクロンとし、用紙Pを主走査
方向に1ドット分搬送するためのステッピングモータの
ステップ数を4ステップとすると、用紙Pは、ステッピ
ングモータを4ステップで回転制御することにより1ド
ット分(すなわち、85ミクロン)搬送することができ
る。
【0028】図3において、印画範囲が搬送方向におい
て144mmであるとすると、1694ライン印画可能
であり、用紙(記録紙)Pを副走査方向にその分搬送
(紙送り)するためには、ステッピングモータを677
6ステップ分回転させればよいことになる。
【0029】図1に示す記録装置において、前記搬送ロ
ーラ対4は記録ヘッド6の搬送方向下流側近傍に配設さ
れており、該搬送ローラ対4の近傍位置(図示の例では
記録ヘッド6及びプラテン5の搬送方向上流側近傍の位
置)には、送給される用紙Pの先端を検出するための用
紙先端検出センサ10が配置されている。この用紙先端
検出センサ10により用紙Pの先端を検出した後、搬送
ローラ対4で挟持できる範囲で所定距離分だけ紙送り
し、その位置に用紙Pを停止させる。この停止位置が前
述の記録開始位置となる。ここから、まず最初のYイエ
ローからサーマルヘッドを記録情報に応じて発熱駆動し
てイエロー色の所定画像を記録し、その上にオーバーコ
ート層を転写する。1色が終わると、その位置から排紙
ローラ9A、9B、9Cが配置された領域へ向けて戻し
方向に用紙Pを搬送し、再び記録開始位置から用紙Pを
記録方向に紙送りしながら次の色の所定画像を記録す
る。このような記録動作を各色ごとにインク転写記録と
オーバーコート層転写を繰り返す(ブラック色を含めて
合計4回繰り返す)ことで、所定のカラー画像の記録を
行う。
【0030】図1の記録装置において、プラテンローラ
5とサーマルヘッド6で用紙Pを押圧する位置(記録位
置)から用紙先端検出センサ10までの距離は、本実施
例では装置内部品の配置を考慮して用紙上の距離で20
mmに設定された。ただし、この距離は適宜選定できる
ものである。その際、図3に示すような印画物は、以下
に説明するように各色インクごとにインク転写記録及び
オーバーコート層転写による熱転写記録を行うことによ
って得られる。
【0031】図2のフローチャートにおいて色インク転
写及びオーバーコート転写のシーケンスを説明する。図
2において、先ず、ステップS1で、使用者は不図示の
プリントボタンもしくはパソコンからの印画指令(記録
指令)などによってプリント動作(記録動作)を指示す
る。すると、装置本体1内部の処理回路18で印画情報
(記録情報)へ画像処理を行い、印画準備ができたら制
御手段により給紙ローラ3に連結されたモータを駆動し
て記録紙(印画紙)Pの給紙を行う(ステップS2)。
そして、用紙先端検出センサ10により記録紙先端を検
出した後、ステッピングモータを所定ステップ回転さ
せ、印画(記録)を開始する(ステップS3)。このと
きの印画開始位置は、記録紙先端を基準として設定さ
れ、本実施例では12.465mmに設定されている。
【0032】次いで、本実施例では、ステッピングモー
タを4ステップ分回転しながら、サーマルヘッド6を発
熱駆動し1ドットライン分の印画を行う(ステップS
4)。ここでは、全部で6776ステップ分(1694
ドットライン分)回転させ、印画を終了する。この場合
の印画終了位置は、記録開始時の記録紙先端を基準とし
て、156.455mmとなる。次いで、印画停止にい
たるまでの減速のため、ステッピングモータを10ドッ
トライン分(40ステップ分)程回転させ、停止させる
(ステップS5)。この状態から、ステッピングモータ
を逆転駆動し、用紙(印画紙)Pを印画時と逆方向に搬
送し、所定のステップ数(6776ステップ減速分)だ
け戻し、更に減速のため所定のドットライン数の10ド
ットライン分(40ステップ分)程回転させ、停止させ
る(ステップS6)。
【0033】以上のような各シーケンスから成る記録動
作(印画動作)をYMCの3色について繰り返し(3回
繰り返し)、所望の印画像(記録画像)を記録紙Pに転
写記録する(ステップS7)。その後、必要に応じて、
更に印画面保護のためのオーバーコート層を転写する
(ステップS8)。次いで、ステッピングモータを逆転
駆動してそのまま第1の排出ローラ対9A、9Bへ用紙
Pを導き、該排出ローラ対9A、9Bを駆動することに
より第2の排出ローラ9Cを通して用紙Pを排出して一
連の動作を終了させる。
【0034】なお、前述の本実施例においては、記録装
置の制御手段は用紙Pの給紙時に、最初に用紙先端検出
センサ10で検知した用紙の先端検出信号に基づく、ス
テッピングモータのステップ数と用紙Pの搬送時におけ
る位置関係をもとに、ステッピングモータの回転駆動の
ステップ数を全印画時(全記録時)において管理するこ
とにより、記録位置管理を行うとしたが、用紙Pの記録
位置の管理制御はこれに限られるものではなく、例え
ば、用紙先端に検出センサを設けておくことにより、各
YMC色の転写インク層及び転写オーバーコート層の転
写記録時において用紙の先端検出を行い、その検出信号
を基準として、ステッピングモータの回転駆動のステッ
プ数を管理することにより、記録位置管理を行う構成と
しても良い。
【0035】また、上記において、オーバーコート層の
転写は、サーマルヘッドの発熱駆動のON/OFFのみ
で行うように説明したが、オーバーコート層の転写開始
時では徐々に発熱量を増加させ、オーバーコート層の転
写終了時には徐々に発熱量を減少させることにより、一
層優れたオーバーコート層を形成するように制御しても
よい。
【0036】更に、本実施例に係る記録装置の詳細につ
いて説明する。図4は用紙カセット2を装置本体1から
引き抜いたときの状態図示しており、用紙カセット2を
装置本体1から引き抜くことによりインクカセット7の
取り出し(交換)が可能となる。その際、用紙カセット
2を取り出すことでヘッドアーム22が解放され、該ヘ
ッドアーム22がバネ力によって回転中心(支点)に対
してインクカセット7から退避する方向(ヘッド部が上
昇する方向)へ逃げることにより、インクカセット7を
取り出すことができる状態になる。逆に用紙カセット2
を挿入していくと、再び、用紙カセット2に形成されて
いるカム部2−1がヘッドアーム22のカム部22−1
を押し付けることで、ヘッドアーム22は記録位置(印
画位置)にセットされる。
【0037】また、装置本体1にはヘッドカバーA23
及びヘッドカバーB24が設けられている。これらのヘ
ッドカバーA23及びヘッドカバーB24は、記録ヘッ
ド6(ヘッドアーム22)の昇降に連動して上下動する
ように構成されている。すなわち、これらのヘッドカバ
ー23、24は、用紙カセット2の取り出し方向に設け
られた支点(節点)で折り畳み可能に支持されている。
また、これらのヘッドカバー23、24は、記録ヘッド
(サーマルヘッド)6の上方を覆うように配設されてお
り、用紙カセット2を脱着するような場合でも、使用者
の手がサーマルヘッド6に触れないように構成されてい
る。
【0038】通常の形態の記録装置では、特に用紙カセ
ット2を出し入れする場合に使用者の手が記録ヘッド6
に触れる可能性が高いが、本実施例では、前記ヘッドカ
バーA23及びヘッドカバーB24を設けることによ
り、使用者の安全と記録ヘッド6の保護機能が図られて
いる。図示の実施例では、用紙カセット2を取り付ける
ように挿し込んで行くと、前記ヘッドカバーA23及び
ヘッドカバーB24は、図4に示すように状態から、ヘ
ッドアーム22のカム部22−1を介してサーマルヘッ
ド6の昇降に合わせて図示下方向へ(装置本体1の内部
へ向けて)押し込まれ、図1に示すような状態に収納さ
れるように構成されている。
【0039】以上説明した実施例は、複数の加熱素子が
ライン状に並んだ加熱手段としてのサーマルヘッド6を
記録情報に基づいて加熱することによりインクシート8
に塗布された各色のインク層及びオーバーコート層を用
紙Pに溶融転写して記録する熱転写式の記録装置におい
て、用紙(印画用紙)Pを収納する用紙カセット2が装
置本体1の内部に収納されていて、該用紙カセット2が
加熱手段6の上部に配設され、該用紙カセット2は印画
方向(記録方向)と同方向に引き出されて脱着可能であ
り、印画(記録)される用紙Pは該装置本体1の背面側
より供給され、印画途中(記録途中)の用紙Pは装置本
体1の前面側から反転して前記加熱手段6と前記用紙カ
セット2との間の前側の用紙ガイド部25に導紙される
とともに、最終的に印画(記録)を終了した用紙Pは装
置本体1の上面後方から前方に向かって排出されるよう
に構成されている。
【0040】上記実施例の構成によれば、用紙カセット
2が装置本体1の内部の上部に印画方向に脱着可能に装
着され、用紙Pは装置本体の背面側から供給されるとと
もに、印画された用紙Pは供給から排出まで装置本体1
から出ることなく(はみ出すことなく)該装置本体内部
でのみ搬送され、装置本体の後部から上面に排出される
ことから、装置本体の小型化を達成でき、装置本体1を
前面側から操作できることから使用者にとって使い勝手
が良い記録装置が提供される。
【0041】また、前述の実施例では、印画用紙Pを収
納する用紙カセット2が装置本体1の前後方向に水平に
着脱可能であり、該用紙カセット2を装置本体1から取
り外す動作に連動して前記加熱手段(記録ヘッド)6が
上方へ自動的に退避し、また該加熱手段6と該用紙カセ
ット2の間にあって該加熱手段6の上下動と連動して移
動する板状の部材から成るヘッドカバー(保護部材、遮
蔽部材)23、24を設けたので、使用者が加熱手段6
に不用意に触ってしまうというトラブルを無くすことが
できる。
【0042】また、前述の実施例では、用紙カセット2
の上面を排紙された印画済み用紙Pの整列トレイとして
利用し、該用紙カセット2の下面を印画中に用紙を導紙
するガイド部として利用する構成としたので、1つの部
品で複数の機能を果たすことが可能となり、装置本体を
最小限の大きさに小型化することが可能となり、また、
コストの低減にも有効である。さらに、前述の実施例で
は、前記板状の部材23、24を設けることにより、前
記用紙カセット2が取り出された状態で、取り出した方
向から使用者が加熱手段6に接触できないように構成し
たので、用紙カセット2を取り出すという一番接触の可
能性の高い時でも加熱手段(記録ヘッド)6との接触の
危険が無いという効果が得られる。
【0043】さらにまた、前述の実施例では、図1に示
す配置構成から明らかなように、前記用紙カセット2の
収納状態で、前記板状の部材23、24は搬送される用
紙のガイド部を兼ねるように構成されているので、該部
材23、24で複数の機能を兼ねることができ、装置本
体1の一層の小型化とコストダウンを図ることができ
る。
【0044】なお、以上の実施例では、記録装置が熱転
写記録装置である場合を例示して説明したが、本発明は
ワイヤドット式、感熱式、インクジェット記録式、レー
ザービーム式の記録装置など、他の記録方式を用いる記
録装置に対しても同様に適用することができ、同様の作
用効果を達成するできるものである。また、本発明は、
単色記録を行う記録装置、1個または複数個の記録ヘッ
ドを用いて複数の異なる色で記録するカラー記録装置、
同一色彩で異なる濃度の複数濃度で記録する階調記録装
置、さらには、これらを組み合わせた記録装置などの場
合にも、同様に適用することができ、同様の効果を達成
しうるものである。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、本発明
(請求項1)によれば、記録ヘッドにより用紙に記録を
行う記録装置において、用紙を収納する用紙カセット
は、装置本体の内部の記録ヘッドの上側に収納され、か
つ記録中の用紙送り方向と同方向に脱着可能であり、用
紙の供給は装置本体の背面側より行われるとともに、記
録中の用紙は装置本体内の前面側から反転して記録部に
導紙され、記録を終了した用紙は装置本体の上面後方か
ら前方に向かって排出される構成としたので、装置本体
を小型化することができ、使用時にも用紙が装置本体か
ら出てくることがなく、装置の前面側から操作すること
ができ、使用者にとって使い勝手が良い記録装置が提供
される。
【0046】請求項2及び3の発明によれば、上記構成
に加えて、前記記録ヘッドが複数の加熱素子を有するサ
ーマルヘッドであり、前記記録装置が前記サーマルヘッ
ドによりインクシートを加熱してインクを用紙に転写す
ることにより記録を行う熱転写記録装置である構成、あ
るいは、前記用紙カセットは装置本体の前後方向に水平
に着脱可能であり、前記記録ヘッドは前記用紙カセット
を装置本体から取り外す動作に連動して上下動し、前記
記録ヘッドと前記用紙カセットとの間に該記録ヘッドの
上下動に連動して移動する板状の部材が配設されている
構成としたので、一層効率よく、装置本体を小型化する
ことができ、使用時にも用紙が装置本体から出てくるこ
とがなく、装置の前面側から操作することができ、使用
者にとって使い勝手が良い記録装置が提供される。
【0047】請求項4〜6の発明によれば、上記構成に
加えて、前記用紙カセットの上面は排出された用紙の整
列トレイとして利用され、前記用紙カセットの下面は記
録中の用紙を導紙するガイド部として利用される構成、
前記用紙カセットが取り出した状態では、装置使用者の
前記記録ヘッドとの接触が前記板状の部材によって防止
される構成、前記用紙カセットを収納した状態では、前
記板状の部材は搬送される用紙のガイド部を兼ねる構成
としたので、一層効率よく、装置本体を小型化すること
ができ、使用時にも用紙が装置本体から出てくることが
なく、装置の前面側から操作することができ、使用者に
とって使い勝手が良い記録装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した記録装置の一実施例の用紙カ
セット装着時の状態を示す模式的断面側面図である。
【図2】図1の記録装置の記録動作時の動作シーケンス
の概略を示すフローチャートである。
【図3】図1の記録装置で使用される用紙を表面から見
てその構成を例示する説明図である。
【図4】図1の記録装置で用紙カセットを取り出した時
の状態を示す模式的斜視図である。
【符号の説明】
1 装置本体 2 用紙カセット 2−1 カム部(用紙カセット) 3 給紙ローラ 4 搬送ローラ対 5 プラテン(プラテンローラ) 6 記録ヘッド(サーマルヘッド) 7 インクカセット 8 インクシート 9A 第1の排出ローラ 9B 第1の排出ローラ 9C 第2の排出ローラ 10 用紙先端検出センサ 12 ミシン目 15 ガイド部 16 余白部 17 記録領域(印画領域) 18 処理回路 20 バネ 21 圧板 22 ヘッドアーム 22−1 カム部(ヘッドアーム) 23 ヘッドカバーA 24 ヘッドカバーB 25 用紙搬送ガイド部 26 排紙トレイ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65H 1/26 310 B65H 29/58 A 3F053 3/06 B41J 3/20 117A 3F343 29/20 25/30 L 29/58 29/00 A B Fターム(参考) 2C059 BB06 BB07 BB12 BB13 BB21 2C061 AQ04 AR01 AS02 BB02 BB35 CD03 CF06 CF07 2C064 EE01 EE15 FF10 2C065 DA16 DA28 DA36 3F049 CA01 CA21 CA31 LA02 LA05 LA07 LB03 3F053 EA02 EA04 EA05 EB02 EC01 LA02 LA05 LA07 LB03 3F343 FA02 FB02 FB03 FB04 FC30 GA03 GB02 GC01 GD01 HA16 HA22 HA31 HB03 HB07 HC02 HC10 HC27 HD18 HE27 JA01 KB07 KB17 LA03 LA12 LC22 LD12 MA03 MA15 MA33 MB03 MB15 MC04 MC17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドにより用紙に記録を行う記
    録装置において、 用紙を収納する用紙カセットは、装置本体の内部の記録
    ヘッドの上側に収納され、かつ記録中の用紙送り方向と
    同方向に脱着可能であり、 用紙の供給は装置本体の背面側より行われるとともに、
    記録中の用紙は装置本体内の前面側から反転して記録部
    に導紙され、 記録を終了した用紙は装置本体の上面後方から前方に向
    かって排出されることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録ヘッドが複数の加熱素子を有
    するサーマルヘッドであり、前記記録装置が前記サーマ
    ルヘッドによりインクシートを加熱してインクを用紙に
    転写することにより記録を行う熱転写記録装置であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記用紙カセットは装置本体の前後方
    向に水平に着脱可能であり、前記記録ヘッドは前記用紙
    カセットを装置本体から取り外す動作に連動して上下動
    し、前記記録ヘッドと前記用紙カセットとの間に該記録
    ヘッドの上下動に連動して移動する板状の部材が配設さ
    れていることを特徴とする請求項1又は2に記載の記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙カセットの上面は排出された
    用紙の整列トレイとして利用され、前記用紙カセットの
    下面は記録中の用紙を導紙するガイド部として利用され
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の記
    録装置。
  5. 【請求項5】 前記用紙カセットが取り出した状態で
    は、装置使用者の前記記録ヘッドとの接触が前記板状の
    部材によって防止されることを特徴とする請求項3又は
    4に記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記用紙カセットを収納した状態で
    は、前記板状の部材は搬送される用紙のガイド部を兼ね
    ることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の記
    録装置。
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