JP2007210743A - シート給送装置及び記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 記録シートを給送手段に圧接するための圧接手段を付勢する弾性手段を、装置の小型化を実現できるように配置する。装置の小型化と同時に、給送動作の安定化及び信頼性向上を図ることができるシート給送装置及び記録装置を提供する。
【解決手段】 記録シート11を給紙ローラ2に圧接する圧接板3を設ける。カセット1に積載された記録シートに平行なそれぞれの軸を中心として回動可能な第1及び第2のレバー部材4、5を設ける。カセットに積載された記録シートに平行に延在する弾性部材6を設ける。弾性部材のばね力によって、第2のレバー部材を介して第1のレバー部材を回動付勢することにより、第1のレバー部材の一方のレバー部4bで圧接板を押圧する。圧接板により記録シートを給紙ローラに圧接する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像記録装置において、シート収納手段に積載された記録シートを画像形成部等へ給送するためのシート給送装置、及び該シート給送装置を用いる記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の機能を有する記録装置は、記録ヘッドにより画像情報に基づいて記録シートに画像(文字や記号等を含む)を記録するように構成されている。記録媒体である記録シートとしては、紙、布、プラスチックシート、OHP用シートなど、種々の材質のシート材を使用できる。この記録装置における記録方式にはシリアルタイプとラインタイプがある。シリアルタイプは、記録ヘッドを記録媒体に沿って移動させる主走査と記録媒体の紙送り(副走査)とを交互に繰り返しながら画像を記録していく方式である。一方、ラインタイプは、記録媒体の幅方向に延びる長尺の記録ヘッドを用いることにより、一括して1ライン分を記録しながら記録媒体の紙送り(副走査)のみで画像を記録していく方式である。
上記記録装置では、カセット等のシート収納手段に積載された記録シートを画像形成部へ向けて1枚ずつ給送するためのシート給送装置が設けられている。図6は従来のシート給送装置の縦断面図であり、図7は図6のシート給送装置の斜視図である。図6及び図7において、箱状のシート収納手段である着脱可能なカセット101には、複数枚の記録シート111が積層状態で収納可能である。カセットの下側には給送手段である給紙ローラ102が配設されており、この給紙ローラは、図示の例では積載された記録シートに下側から圧接されている。駆動手段により給紙ローラを図示の矢印方向に回転させることにより、記録シート111は1枚ずつ分離されて矢印S方向へ送り出され給送される。カセット101は、記録装置に対し、不図示の案内部材に沿って、図7中の矢印AB又は矢印CDで示すように前面又は側面から着脱することができる。
カセット101の上側には、収納された記録シート111を給紙ローラ102に圧接するための圧接手段である圧接板104が設けられている。この圧接板104は、弾性部材である圧縮ばね104によって上方から記録シートに押圧されている。このような圧接手段は、給送動作の安定化を目的とし、給送動作の際に記録シートと給紙ローラとの間に安定した摩擦力を確保するためのものである。この摩擦力の大きさは、記録シート同士の摩擦力より所定量だけ大きい値に設定される。なお、本実施形態では、弾性部材としてのばね104を圧接板103側に設けたが、これは、給紙ローラ102側に設けても良く、両方に設けても良い。ユーザーは、記録シートを補充する場合は、シート給送装置からカセット101を引き出して補充する。
記録シートを給送するときには、給紙ローラと記録シートは圧接状態になければならない。しかし、圧接状態のままでは、カセット101を引き出すために大きな力が必要になり、引き出しにくくなる。また、引き出しの際に記録シートがジャミングして紙詰まりする可能性も高くなる。逆にカセット101を装着する際にも、記録シートと給紙ローラが干渉する位置にあると、同様に、装着しにくくなり、記録シートがジャミングしてしまう可能性が高くなる。従って、このような不都合を解消するため、カセットを引き出す際に給紙ローラ及び圧接板の少なくとも一方を退避位置へ離間させることが行われている。その一例として、給紙ローラを退避させる離間機構が特許文献1に開示されている。
特許第3302670号公報
しかしながら、図6及び図7に示すような従来のシート給送装置では、ばね104がカセット101の上方などの外側に配置されているため、シート給送装置がばね104の大きさ(寸法X)だけまるまる大きくなり、装置が大型化してしまう。また、カセット内の記録シートの満載時から少載時まで安定した圧接力を確保するためには、ばね定数をできるだけ小さくする必要がある。そのためには、ばねの全長を長く設計する必要がある。このため、ばねを外側に配置する従来例では、安定した圧接動作による信頼性向上を図ろうとすると、図示のX寸法がますます大きくなり、装置の大型化を招いてしまうという不都合があった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、記録シートを給送手段に圧接するための圧接手段を付勢する弾性手段を、装置の小型化を実現する上で最適な姿勢で配置することができるシート給送装置及び記録装置を提供する。また、装置の小型化と同時に、給送動作の安定化及び信頼性向上を図ることができるシート給送装置及び記録装置を提供する。
本発明は、記録シートを積載可能なシート収納手段と、シート収納手段に積載された記録シートを給送するための給送手段と、シート収納手段に積載された記録シートを給送手段に圧接するための圧接手段と、を備えたシート給送装置に関する。
本発明によるシート給送装置は、シート収納手段に積載された記録シートに平行な軸を中心として回動可能な第1のレバー部材と、第1のレバー部材の回動中心と平行な軸を中心として回動可能な第2のレバー部材とを備える。
さらに、本発明によるシート給送装置は、シート収納手段に積載された記録シートに平行な方向に延在する弾性部材を備える。
そして、第1のレバー部材は、記録シートに平行に延在するとともに圧接手段を押圧可能な一方のレバー部と、記録シートと交差する方向に延在するとともに被付勢部を有する他方のレバー部を有する。
また、第2のレバー部材は、第1のレバー部材の被付勢部に作用する一方のレバー部と、記録シートと交差する方向に延在する他方のレバー部を有する。
そこで、弾性部材のばね力を第2のレバー部材の他方のレバー部に作用させることにより、第2のレバー部材を介して第1のレバー部材を回動付勢する。
この第1のレバー部材の回動付勢によって、第1のレバー部材の一方のレバー部により圧接手段を押圧することで、該圧接手段により記録シートを給送手段に圧接する。
別の本発明によるシート給送装置は、記録シートを積載可能なシート収納手段と、前記シート収納手段に積載された記録シートを給送するための給送手段と、を有する。また、前記シート収納手段に積載された記録シートに平行な軸を中心として回動可能な前記シート収納手段に積載された記録シートを前記給送手段に圧接するための圧接部材を有する。また、前記軸を中心に前記圧接部材と一体的に回動可能な第1のレバー部材と、前記シート収納手段の側部に沿って記録シートと平行に配置された弾性部材と、を有する。さらに、前記弾性部材の弾性力によって回動付勢され、前記第1のレバー部材と当接して前記弾性部材の弾性力によって前記第1のレバー部材を前記圧接部材が記録シートを圧接する方向に回動付勢する第2のレバー部材を有する。
本発明によれば、記録シートを給送手段に圧接するための圧接手段を付勢する弾性手段を、装置の小型化を実現する上で最適な姿勢で配置することができるシート給送装置及び記録装置が提供される。また、大型化を招くことなく、弾性手段を十分に長くすることで、記録シートの積載量に関わらず安定した圧接力が得られる。装置の小型化と同時に、給送動作の安定化及び信頼性向上を図ることができるシート給送装置及び記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図5は本発明によるシート給送装置を用いるのに好適な記録装置の一実施形態を示す縦断面図である。図5は、サーマルヘッドによりインクリボン上のインクを記録シートへ転写して記録する熱転写記録装置を例示する。図5において、記録シート11を収納したカセット1は記録装置100の本体に着脱自在に装着されている。カセット1の下側には給紙ローラ2が配置されている。さらに、カセット1の下方には、巻出し側のインクリボン収納部21と巻取り側のインクリボン収納部22が装着されている。巻取り軸23を回転駆動することにより、供給軸24上のインクリボン25が巻取り軸23上へ巻き取られていく。
画像記録の際には、給送手段である給紙ローラ2によって、シート収納手段であるカセット1内の記録シート11の最上位の一枚が分離され給送される。給送される記録シートは、搬送ガイド26を有するUターン搬送経路27に沿って、記録ヘッド(サーマルヘッド)28とプラテンローラ29の間の画像形成部30へ搬送される。カセット1は記録装置の所定位置に着脱自在に位置決め装着されている。このカセット1の近傍には、カセット1及び給紙ローラ2を含む本発明によるシート給送装置50が構成されている。画像形成部30では、記録シート28とインクリボン25は、記録ヘッド28とプラテンローラ29との間で圧接された状態で搬送ローラ31、31により搬送される。そして、記録ヘッド上の発熱体により、インクリボンに塗布されたインクを記録シートに溶融転写することで画像が形成される。カラー記録用のインクリボンの場合は、イエロー、マゼンタ、シアン等の複数色のインクが一定長さで繰り返し塗布されている。そして、記録シートをその色の数だけ画像形成部30を往復させ、各色を重ねて転写することでカラー画像が形成される。
図1は本発明によるシート給送装置の一実施形態の側面図である。図2は図1のシート給送装置の斜視図である。図1及び図2において、シート収納手段であるカセット1には、複数枚の記録シート11を積層状態で収納することができる。このカセット1は、記録装置100に対し、不図示の案内部材に沿って、図2中の矢印AB又は矢印CDで示すように前面又は側面から取り出したり装着したりすることができる。カセット1の下側には、カセット内の記録シートの下面に作用して記録シートを1枚ずつ送り出し給送するための給送手段2が配設されている。この給送手段2は、給送時に図示矢印方向に回転駆動される給紙ローラで構成されている。給紙ローラ2は、記録装置100のシャーシ(又は枠体)に回転可能に軸支されている。カセット1の上側には、カセット内の記録シート11を給紙ローラ2に圧接する給送位置と、カセット内の記録シートから離間する退避位置とに切り換え可能な圧接手段である圧接板3が設けられている。この圧接板3は、カセット1に装着しても良く、記録装置側に取り付けても良い。
カセット1の近傍には、記録シート11に平行でかつシート搬送方向と交差する方向の軸4aを回動中心として回動可能に軸支された第1のレバー部材4が設けられている。また、カセット1の近傍には、記録シート11に平行でかつシート搬送方向と交差する方向の軸5aを回動中心として回動可能に軸支された第2のレバー部材5が設けられている。これらの軸4a、5aは、記録装置のシャーシ(又は枠体)等のカセット装着部近傍に設けられている。第1のレバー部材4は、その回動軸4aを中間としてその両側に設けられたレバー部4b、4cで構成されている。また、第2のレバー部材5は、その回動軸5aを中間としてその両側に設けられたレバー部5b、5dで構成されている。
第1のレバー部材4の一方のレバー部4bは、積載された記録シートに平行に延在するとともに、その先端部4fで圧接板3をシート圧接方向に押圧付勢するように作用可能である。また、第1のレバー部材4の他方のレバー部4cは、積載された記録シートと交差する方向(例えば垂直な方向)に延在するとともに、その下端近傍に後述する押圧力を受ける被付勢部4dを有する。
第2のレバー部材5の一方のレバー部5bは、回動軸5aから下方へ延在するとともに、第1のレバー部材の被付勢部4dを押圧するように作用可能な押圧部5cを有する。また、第2のレバー部材5の他方のレバー部5dは、積載された記録シートと交差する方向(例えば垂直な方向)に回動軸5aから上方へ延在している。
カセット1の側部には、積載された記録シート11に平行な方向に延在する弾性手段であるばね6が張設されている。図示の弾性手段6として、引張りコイルばねが使用されている。このばね6の一端部は記録装置の固定位置に設けられた係合部7に係合されることで連結されている。この係合部7は、例えばピン状の突出部で形成することができる。また、ばね6の他端部は、第2のレバー部材5の他方のレバー部5dの上端部に設けられた被作用部5eに係合されることで連結されている。この被作用部5eは例えば係合孔で形成することができる。
以上の構成により、ばね6のばね力により第2のレバー部材5に軸5aを中心とする所定の偶力(回動付勢力)を付与し、この偶力によって第1のレバー部材4に軸4aを中心とする第2の偶力(回動付勢力)を付与することができる。そして、この第2の偶力によって第1のレバー部材の先端部4fにより圧接板3に対し下向きの押圧付勢力を作用させる。この押圧付勢力によりカセット1内の記録シート11が給紙ローラ2に圧接される。そこで、給紙ローラを図示矢印方向に回転駆動することにより、該給紙ローラと記録シートとの間の摩擦力によって記録シートを給送することができる。この場合、給紙ローラと記録シートとの間の摩擦力は、記録シートと記録シートとの間の摩擦力より所定量だけ大きくなるように設定されている。これによって、カセット内の記録シートが1枚ずつ分離されて画像形成部30へ向けて給送される。給送された記録シートは、さらに、搬送ローラ31を有する搬送手段により画像形成部を通して搬送される。
図3は図1のシート給送装置における弾性手段6から圧接手段3に作用する弾性力の伝達状態を示す側面図である。図4は図1のシート給送装置における弾性手段6から圧接手段3に作用する弾性力の伝達状態を示す斜視図である。図3及び図4において、ばね6のばね定数と取り付け状態での変位量の設定により、ばね6に所定の引張力F1が発生する。この引張力F1により、第2のレバー部材5には、軸5aを中心に偶力(回動付勢力)N1が作用する。この偶力N1によって、第2のレバー部材の押圧部5cから第1のレバー部材の被付勢部4dに対して押圧力(押圧付勢力)F2が作用する。この押圧力F2により、第1のレバー部材4には、軸4aを中心に偶力(回動付勢力)N2が作用する。この偶力N2によって、第1のレバー部材の先端部4fから圧接板3に対し、下向きの押圧力(押圧付勢力)F3が作用する。この押圧力F3で下向きに付勢される圧接板3によって、カセット1内に収納された記録シート11は給紙ローラ2に対してF3の力で圧接される。
以上説明したシート給送装置50の実施形態によれば、記録シート11と平行に平坦な伏せ状態で装着されたばね6によって、圧接板3に圧接力を付与することができる。つまり、カセット1の側部に沿って記録シート11と平行に平坦な伏せ状態で装着されたばね6によって、給紙ローラ2によりカセット1から記録シート11を給送するのに必要な圧接力を圧接板3に付与することができる。本実施形態では、このような圧接力の付与は、2つのレバー部材4、5を介することで実現されている。本実施形態によれば、カセット1の側部に沿って記録シート11と平行に延在するばね6によって圧接板3を押圧することができるため、従来例のように圧接板を直接的に押圧するばねを用いる従来例に比べ、シート給送装置の高さを低くすることができる。これによって、シート給送装置50の小型化、ひいては記録装置100の小型化を図ることが可能になる。
また、積載された記録シート11の長さ方向にばね6を配置できることから、装置の小型を損なうことなくばねの全長を十分に長くすることができる。このため、装置の小型を損なうことなく、ばね6のばね定数を十分に小さい値に選定することにより、記録シートの積載量に関わらず圧接力をほぼ一定の適正値に維持することができる。これによって、記録シートを常に安定した押圧力で給紙ローラ2に圧接することができ、常に安定した給送動作を維持することが可能になる。従って、以上説明した実施形態によれば、圧接手段3を付勢する弾性手段6を、装置の小型化を実現する上で最適な姿勢で配置することができるシート給送装置及び記録装置が提供される。そして、装置の小型化を実現しながら、ばね定数が小さい長い弾性手段を使用することができる。これによって、装置の小型化を図ると同時に、圧接手段により記録シート11を給送手段2に圧接する圧接動作、ひいては給送手段による記録シートの給送動作の安定化及び信頼性向上を図ることができるシート給送装置及び記録装置が提供される。つまり、信頼性向上と小型化を両立することができるシート給送装置及び記録装置が提供される。
なお、前述の実施形態では、第2のレバー部材5にばね6のばね力を直接的に作用させる構成としたが、これは、別の部材を介して間接的に作用させることで、第2のレバー部材に偶力N1を発生させるように構成しても同様の作用効果が得られるものである。また、前述の実施形態では、カセット1の下側に給紙ローラ2を配置し、カセットの上側に配置した圧接板3によりカセット内の記録シート11の下面を給紙ローラに圧接するように構成した。この構成に対し、給紙ローラと圧接板との上下関係を逆にしたシート給送装置においても、本発明は同様に適用することができる。すなわち、本発明は、カセットの上側に給紙ローラを配置し、カセットの下側に配置した圧接板によりカセット内の記録シートの上面を給紙ローラに圧接する構成のシート給送装置に対しても同様に適用可能なものである。
なお、以上の実施形態では、シート給送装置を用いる記録装置が熱転写記録装置である場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明は、シート給送装置を用いる記録装置がインクジェット記録装置、レーザー記録装置、感熱記録装置、ワイヤドット記録装置など、他の記録方式の場合にも同様に適用可能なものである。また、本発明は、シリアルタイプやラインタイプなど、記録ヘッドの形態にも関係なく、広く適用可能なものである。さらに、本発明は、記録ヘッドの数や配置構成にも関係なく適用可能である。
本発明によるシート給送装置の一実施形態の側面図である。 図1のシート給送装置の斜視図である。 図1のシート給送装置における弾性手段から圧接手段に作用する弾性力の伝達状態を示す側面図である。 図1のシート給送装置における弾性手段から圧接手段に作用する弾性力の伝達状態を示す斜視図である。 本発明によるシート給送装置を用いるのに好適な記録装置の一実施形態を示す縦断面図である。 従来のシート給送装置の縦断面図である。 図6のシート給送装置の斜視図である。
符号の説明
1 シート収納手段(カセット)
2 給送手段(給紙ローラ)
3 圧接手段(圧接板)
4 第1のレバー部材
4a 軸
4b 一方のレバー部(第1のレバー部材)
4c 他方のレバー部(第1のレバー部材)
4d 被付勢部
4f 先端部
5 第2のレバー部材
5a 軸
5b 一方のレバー部(第2のレバー部材)
5c 押圧部
5d 他方のレバー部(第2のレバー部材)
5e 被作用部
6 弾性手段(ばね)
7 係合部
11 記録シート(記録媒体)
21 巻出し側のインクリボン収納部
22 巻取り側のインクリボン収納部
23 巻取り軸
24 供給軸
25 インクリボン
28 記録ヘッド(サーマルヘッド)
29 プラテン(プラテンローラ)
30 画像形成部
31 搬送ローラ
50 シート給送装置
100 記録装置

Claims (6)

  1. 記録シートを積載可能なシート収納手段と、前記シート収納手段に積載された記録シートを給送するための給送手段と、前記シート収納手段に積載された記録シートを前記給送手段に圧接するための圧接手段と、を備えたシート給送装置において、
    前記シート収納手段に積載された記録シートに平行な軸を中心として回動可能な第1のレバー部材と、前記第1のレバー部材の回動中心と平行な軸を中心として回動可能な第2のレバー部材と、前記シート収納手段に積載された記録シートに平行な方向に延在する弾性部材と、を備え、
    前記第1のレバー部材は、前記記録シートに平行に延在するとともに前記圧接手段を押圧可能な一方のレバー部と、前記記録シートと交差する方向に延在するとともに被付勢部を有する他方のレバー部を有し、
    前記第2のレバー部材は、前記第1のレバー部材の被付勢部に作用する一方のレバー部と、記録シートと交差する方向に延在する他方のレバー部を有し、
    前記弾性部材のばね力を前記第2のレバー部材の他方のレバー部に作用させることにより、前記第2のレバー部材を介して前記第1のレバー部材を回動付勢し、前記第1のレバー部材の前記一方のレバー部により前記圧接手段を押圧することで、該圧接手段により記録シートを前記給送手段に圧接することを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記弾性部材一端部は前記第2のレバー部材の一方のレバー部に、他端部は記録装置に設けられた係合部に、それぞれ連結されていることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記弾性部材は、引張りコイルばねであることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート給送装置。
  4. 前記弾性部材は、前記シート収納手段の側部に沿って記録シートと平行に張設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  5. 記録シートを積載可能なシート収納手段と、
    前記シート収納手段に積載された記録シートを給送するための給送手段と、
    前記シート収納手段に積載された記録シートに平行な軸を中心として回動可能な前記シート収納手段に積載された記録シートを前記給送手段に圧接するための圧接部材と、
    前記軸を中心に前記圧接部材と一体的に回動可能な第1のレバー部材と、
    前記シート収納手段の側部に沿って記録シートと平行に配置された弾性部材と、
    前記弾性部材の弾性力によって回動付勢され、前記第1のレバー部材と当接して前記弾性部材の弾性力によって前記第1のレバー部材を前記圧接部材が記録シートを圧接する方向に回動付勢する第2のレバー部材と、を有することを特徴とするシート給送装置。
  6. 記録ヘッドにより画像情報に基づいて記録シートに画像を記録する記録装置において、請求項1〜5のいずれか1項に記載のシート給送装置を具備することを特徴とする記録装置。

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