JP2000072258A - カード繰出装置 - Google Patents

カード繰出装置

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JP2000072258A
JP2000072258A JP10246345A JP24634598A JP2000072258A JP 2000072258 A JP2000072258 A JP 2000072258A JP 10246345 A JP10246345 A JP 10246345A JP 24634598 A JP24634598 A JP 24634598A JP 2000072258 A JP2000072258 A JP 2000072258A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成で、しかもカードを確実に繰り出
すことのできるカード繰出装置を提供することを課題と
する。 【解決手段】 複数枚のカセットを収納するカセット2
0側に凸部27が形成され、このカセット20を装填す
るカード繰出装置30のカセット装填部35側に段部3
7が形成され、カセット20を装填した状態で、凸部2
7が段部37にはまりこみ、カセット装填部35に備え
た繰出ローラー40がカセット20内のカードに接触す
る構成とした。また、前部押さえレバー46で、カセッ
ト20内のカードを繰出口23の近傍において押さえ付
け、後部押さえレバー47によってカセット20内のカ
ードを繰出ローラー40に押しつける構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリペイド
カード等、種々のカードを販売するときなどに用いて好
適なカード繰出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種プリペイドカ−ドをはじめと
する種々のカードを販売する場合、特にプリペイドカー
ドは金券類と同様に厳密な販売管理を行う必要がある。
このため、カードを予め内部に収納しておき、販売時に
例えばボタンなどを押すことによって、必要枚数のみの
カードが繰出されてくるカード繰出装置が用いられつつ
ある。このようなカード繰出装置においては、カードの
補充時などの操作性を向上させるため、所定枚数のカー
ドをカセットに納め、このカセットをカード繰出装置に
装填する方式のものが主流となっている。カセット式の
カード繰出装置には、従来、カードを繰り出す方式とし
て、爪押し出し方式と、ベルトまたはローラー摩擦方式
とが主に用いられている。
【0003】図8に示すものは、爪押し出し方式のカセ
ット繰出装置1であり、このカセット繰出装置1では、
カセット収納部2内に複数枚収められたカードを一枚ず
つ繰り出すための繰出ローラー3が、図示しないモータ
ーなどで回転駆動されるようになっている。この繰出ロ
ーラー3には、タイミングベルト4を介してクランク側
プーリー5が連結されており、繰出ローラー3と同期し
て回転するようになっている。クランク側プーリー5に
は、その回転軸5aに対して偏心した位置にクランクロ
ッド6の一端が連結されており、その他端にはガイド部
材7が連結されている。このガイド部材7はカードの繰
出方向と平行に延在するガイドレール8に沿って移動自
在に設けられており、クランク側プーリー5が回転する
と、その回転運動がクランクロッド6を介して、ガイド
レール8に沿ったガイド部材7の直線往復運動に変換さ
れるようになっている。そして、このガイド部材7に
は、カード収納部2の底部に位置する爪9が一体に設け
られている。
【0004】このようなカセット繰出装置1では、ボタ
ン等を操作すると、繰出ローラー3が図示しないモータ
ー等で駆動されて回転を開始する。すると、爪9がガイ
ド部材7と一体に往復運動し始め、カード収納部2の最
底部に位置するカードを繰出ローラー3側に向けて押し
出す。そして、押し出されたカードの先端部が繰出ロー
ラー3にさしかかると、この後は繰出ローラー3の回転
によってカードが繰出口10から繰り出されるようにな
っている。そして、繰出ローラー3は、一回転、すなわ
ち爪9が元の位置に復帰した時点で、回転が停止する。
【0005】また、図9に示すものはベルトまたはロー
ラー摩擦方式のカード繰出装置11であって、このカー
ド繰出装置11は複数枚のカードを収納したカセット1
2がカセット装填部13に装填されるようになってい
る。そしてカセット装填部13の底部には、繰出ベルト
14が設けられている。この繰出ベルト14は、二本の
軸15,16間に張設されており、図示しない駆動モー
ター等によって循環駆動されるようになっている。ま
た、この繰出ベルト14は、ソレノイド17によってそ
の基端側の軸15を中心として揺動するようになってい
る。そして、ソレノイド17が揺動してその先端部が上
昇した位置と対向する位置には、カセット12の底面に
開口部18が形成され、この開口部18にはカセット1
2内の最低部に位置するカードが露出している。
【0006】このようなカード繰出装置11では、ボタ
ン等を操作すると、ソレノイド17の作動により繰出ベ
ルト14が揺動し、その先端部が上昇して、開口部18
から露出しているカセット12内の最低部に位置するカ
ードの底面に接触する。そして、図示しない駆動モータ
ーを作動させて繰出ベルト14を循環駆動させることに
よって、カセット12内の最低部に位置するカードが、
カセット12の前方に形成された繰出口19から一枚ず
つ繰出されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来のカード繰出装置には、以下のような問題
が存在する。まず図8に示した爪押し出し方式のカード
繰出装置1では、特に爪9を駆動させるためのタイミン
グベルト4、クランク側プーリー5、クランクロッド
6、ガイド部材7、ガイドレール8等からなる機構が非
常に複雑であり装置のコスト上昇に結び付いてしまう。
また、繰出ローラー3と爪9とがクランクロッド6など
を介して連結されているため、爪9を一往復させて元の
位置に戻す分、つまりクランク側プーリー5が一回転す
る分しか繰出ローラー3を回転させることができない。
このため、カードの繰出ストロークが限定されることに
なってしまい、カードの繰出ストロークを変更したい場
合等には、非常に大がかりな変更を施さねばならず、繰
出ストロークの変更は現実として困難である。
【0008】また、図9に示したような、ベルトまたは
ローラー摩擦方式のカード繰出装置11では繰出ベルト
14を循環駆動させるための駆動モーター等の駆動源
と、繰出ベルト14全体を揺動させるためのソレノイド
17等の駆動源と、合計二種類の駆動源が必要でありこ
れもまた装置の複雑化を招くという問題がある。
【0009】さらに、このようなベルトまたはローラー
摩擦方式のカード繰出装置11では、ソレノイド17に
よる繰出ベルト14の揺動機構を廃止して、繰出ベルト
14を、その先端部側がカセット12内のカードの底面
に接触した状態(図9中、一点差線で示した状態)で固
定する構成として、機構の簡略化を図ってコストを削減
することも考えられる。しかし、そのような構成とした
場合、カセット12を装填するときのカセット挿入方向
と、カセット12内からカードを繰り出す方向とが反対
向きであると、カセット12の装填時にカセット12内
のカードが繰出ベルト14に接触してカセット12から
飛び出てしまうという問題が生じる。
【0010】これ以外にも、いずれの方式のカード繰出
装置1,11においても、カードが反っている場合、カ
ードが繰出口10,19に引っかかってしまうトラブル
等が発生するため、その対策も望まれている。
【0011】本発明は、以上のような点を考慮してなさ
れたもので、簡易な構成で、しかもカードを確実に繰り
出すことのできるカード繰出装置を提供することを課題
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
複数枚のカードを重ねて収納したカセットから前記カー
ドを繰り出すカード繰出装置であって、前記カセットに
は、内部に収納したカードを定められた枚数ずつ繰り出
すため、前記定められた枚数分の厚さに相当する寸法を
有した繰出口と、前記カードの表面を露出させる開口部
とが形成され、前記繰出装置は、前記カセットを装填す
るカセット装填部と、該カセット装填部の内周面に設け
られて前記カセットの開口部から露出した前記カードを
前記繰出口側に向けて繰り出す繰出部材とを備えて構成
され、かつ、前記カセットまたは前記カセット装填部の
いずれか一方には凸部が形成され、他方には凹部が形成
されて、前記カセットを前記カセット装填部に装填した
ときに前記凸部が前記凹部にはまりこんで、前記繰出部
材が前記カセットの開口部から露出した前記カードに接
触する構成となっていることを特徴としている。
【0013】カセットをカセット装填部に装填するとき
に凸部が凹部にはまりこんで、繰出部材がカセット内の
カードに接触する構成となっているので、凸部が凹部に
はまりこむまでは繰出部材がカードに接触しないことに
なる。
【0014】請求項2に係る発明は、請求項1記載のカ
ード繰出装置であって、請求項1記載のカード繰出装置
であって、前記カセット装填部に前記カセットを装填し
たときに、前記カセットの前記繰出口と、前記カセット
装填部の挿入口とが、同じ側に位置する構成となってい
ることを特徴としている。
【0015】このようなカード繰出装置では、カード繰
出方向と、カセット挿入方向とが反対向きとなるが、こ
の場合でも、凸部が凹部にはまりこむまでは繰出部材が
カードに接触しないので、カードの飛び出しが防止され
る。
【0016】請求項3に係る発明は、請求項1または2
記載のカード繰出装置であって、前記カード装填部に
は、前記カードの反りを矯正するため、前記繰出口の近
傍において前記カードを押さえ付ける矯正レバーが備え
られていることを特徴としている。
【0017】このように矯正レバーで繰出口の近傍でカ
ードを押さえることによって、カードが反っている場合
にもこれを矯正して、カードが繰出口に引っかかること
を防止できる。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項1から3の
いずれかに記載のカード繰出装置であって、前記カード
装填部には、前記カセットの前記開口部に対向した位置
にて、前記カードを押さえ付ける押さえ付けレバーが備
えられていることを特徴としている。
【0019】このように押さえ付けレバーで開口部に対
向した位置においてカードを押さえ付けることによっ
て、カードを繰出部材に確実に押し付けることができ
る。
【0020】請求項5に係る発明は、請求項1から4の
いずれかに記載のカード繰出装置であって、前記レバー
が、前記カセットを前記カセット装填部から引き出すと
きには、前記カードを押さえ付ける方向とは反対側に移
動する構成となっていることを特徴としている。
【0021】これにより、カセットをカセット装填部か
ら引き出すときにカセット内のカードを押さえ付ける力
が解除される。
【0022】請求項6に係る発明は、請求項1から5の
いずれかに記載のカード繰出装置であって、前記カセッ
トの前記繰出口の近傍には、突条が、前記繰出口の幅方
向ほぼ中央部に形成されていることを特徴としている。
【0023】このようにカセット内に突条を設けること
によって、カードが沿っている場合でも、これを押さえ
付ければ、その中央部を突条に容易に接触させることが
できる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るカード繰出装
置の実施の形態の一例を、図1ないし図7を参照して説
明する。
【0025】図1〜図7において、符号20で示すもの
は、複数枚のカードを収納するカセット、符号30は、
カセット20を装填しカセット20内のカードを例えば
一枚ずつ繰り出すためのカード繰出装置である。
【0026】図1に示すように、カセット20は、カー
ドとほぼ同じ大きさを有した底板21と、その四方に形
成された側壁22a,22b,22c,22dとを有し
て形成され、上面が開口した構成となっている。このカ
セット20の一つの側壁22aには、底板21側にカー
ドを繰り出すための繰出口23が形成されている。
【0027】図1(b)に示したように、繰出口23の
近傍には、その幅方向中央部に、カードの繰出方向に沿
って延在する突条24が、底板21の上面に突出して形
成されており、その先端部24aは繰出口23の直前に
位置している。突条24の先端部24aに対向した位置
には、繰出口23の上部から下方に向けて伸びるゲート
部材25が形成されており、それらの間にはカードの厚
さ一枚分に相当する隙間が形成されて、この隙間からカ
ードが一枚ずつ繰出されるようになっている。これら突
条24の先端部24aとゲート部材25の下端部25a
は、カードの引っかかりを防止するためにそれぞれ傾斜
面に形成されている。
【0028】また、図1(a)および(b)に示したよ
うに、カセット20の底板21の中央部には所定の大き
さの開口部26が形成されている。さらに、底板21に
は繰出口23が形成された側壁22aとは反対側の側壁
22cの近傍に、下方に突出する凸部27が例えば二カ
所形成されている。また、側壁22cは、その中央部に
切欠き28が形成されており、これによって、側壁22
cは、切欠き28が形成されている部分が、その両側よ
りも低く形成されている。
【0029】尚、図1中、符号29で示すものはカセッ
ト20を引き出すため底板21に連続されて形成された
取っ手である。
【0030】このようなカセット20内には所定枚数の
カードが重ねられて四方に形成された側壁22a,22
b,22c,22d内に収納されるようになっており、
開口部26からは最底部に位置するカードの底面が露出
するようになっている。
【0031】図2〜図5に示すように、カセット繰出装
置30は、下部フレーム31と上部カバー32とによっ
てケーシング33が構成され、その一端側にはカセット
20を挿入するための挿入口34が形成されている。そ
して、ケーシング33内にはこの挿入口34から挿入し
たカセット20を納めるカセット装填部35が形成され
ている。図5に示したように、このとき、カセット20
は、カセット20を装填してその側壁22cが下部フレ
ーム31に形成されたストッパ部材36に押し付けられ
た状態で、挿入口34側に繰出口23が露出するよう装
填されるものとする。
【0032】下部フレーム31の底部31aには、カセ
ット20を装填した状態でカセット20の凸部27に対
応する位置に、段部(凹部)37が形成されている。ま
た、図6に示すように、下部フレーム31の底部31a
の一端側にはカセット20の底板21に形成された凸部
27とほぼ同じ高さのスペーサ38が上方に向けて突出
形成されている。これにより、カセット20をカセット
装填部35内に装填する途中の状態において、凸部27
とスペーサ38とがほぼ同じ高さであるので、カセット
20は水平状態に維持されることになる。
【0033】また、図5に示したように、下部フレーム
31には、カセット20を装填した状態において開口部
26に対向する位置に、繰出ローラー(繰出部材)40
が備えられている。図4に示したように、繰出ローラー
40は、両端部が下部フレーム31に回転自在に支持さ
れた軸41に一体に設けられている。図3に示したよう
に、軸41の一端側にはウォームホイール42が一体に
取り付けられており、このウォームホイール42には、
ウォームネジ43がかみ合っており、ウォームネジ43
は下部フレーム31の外周面に取り付けられた駆動モー
ター44の駆動軸44aに一体に設けられている。
【0034】これにより繰出ローラー40は、駆動モー
ター44を作動させることによって軸41と一体に回転
駆動されるようになっている。なお、図5に示したよう
に、この繰出ローラー40はカセット20をカセット装
填部35に装填した状態において、その上部40aがカ
セット20の底板21よりも若干上方に突出するよう配
置されている。したがって、カセット20内に収納され
た最底部のカードは、繰出ローラー40によって若干押
し上げられた状態で接触することになる。
【0035】ケーシング33には、前部押さえレバー
(矯正レバー、レバー)46と後部押さえレバー(押さ
え付けレバー、レバー)47とが備えられている。これ
ら前部押さえレバー46と後部押さえレバー47は、カ
セット20に形成された切欠き28の部分からカセット
20内に延びており、それぞれ上部カバー32にブラケ
ット48を介して支持された軸49を中心として、揺動
自在に支持されている。
【0036】図2および図3に示したように、これら前
部押さえレバー46と後部押さえレバー47には、軸4
9よりも後方に伸びる延長部46a,47aがそれぞれ
設けられており、この延長部46a,47aにはバネ5
0,51の一端が連結されている。図5に示したよう
に、バネ50,51の他端は上部カバー32に固定され
ており、これによってバネ50,51は、延長部46
a,47aを上部カバー32側に引き寄せる方向の付勢
力を発揮し、前部押さえレバー46、後部押さえレバー
47は、その先端部46b,47b側が下部フレーム3
1の底部31a側に向けて付勢される構成となってい
る。
【0037】前部押さえレバー46は、その先端部46
bが、カセット20を装填した状態で、カセット20の
底板21の繰出口23近傍に位置するように形成されて
いる。また、図2に示したように、前部押さえレバー4
6は平面視ロ字状に形成されており、二本一対のレバー
延長部46c,46cがその先端部46bにおいて一体
に連結された構成になっている。さらに、レバー延長部
46c,46cは、その先端から所定寸法後方において
中間連結部46dによっても一体に連結されており、こ
の中間連結部46dからは上方に反り上がったストッパ
ー部46eが一体に形成されている。
【0038】後部押さえレバー47は、前部押さえレバ
ー46の二本一対のレバー延長部46c,46c間に位
置しており、繰出ローラー40に対向した位置に押さえ
部47cが形成されている。さらに、後部押さえレバー
47の先端部47bは、押さえ部47cの前方側におい
て上方に反り返り、前部押さえレバー46の中間連結部
46dの上方に位置する構成になっている。
【0039】これにより、図7に示すように、前部押さ
えレバー46が持ち上がると、後部押さえレバー47の
先端部47bが中間連結部46dに当たり、これによっ
て後部押さえレバー47も一体に持ち上がるようになっ
ている。
【0040】また、図5に示したように、下部フレーム
31の先端側には、センサーレバー52が備えられてい
る。このセンサーレバー52は下部フレーム31の底部
31aの下方位置に設けられた軸53によって揺動自在
に支持されており、カセット20内から繰り出されたカ
ードが当たるとセンサーレバー52の一端部52aが下
降し、これにともなって他端部52bが上昇するように
なっており、このセンサーレバー52の他端部52bの
上下動をセンサー54で検知することによって、カード
の計数を行うようになっている。
【0041】このようなカード繰出装置30では、図6
に示したように、所定枚数のカードを収納したカセット
20をカセット装填部35に挿入口34から装填すると
き、装填する途中の状態では、凸部27とスペーサ38
によって、カセット20の底板21が、下部フレーム3
1の底部31aより上方に離間した水平状態でカセット
20の装填が行われることとなる。そして、図5に示し
たように、さらにカセット20を押し込むと、カセット
20の側壁22cが下部フレーム31のストッパ部材3
6に当たる直前位置において、凸部27が段部37に落
ち込み、またスペーサ38も終わっているので、カセッ
ト20は全体が下方に落ち込み、底板21と下部フレー
ム31の底部31aとが接触する状態となる。この状態
で、開口部26から繰出ローラー40がカセット20内
に若干突出した状態となるので、最底部のカードの底面
に繰出ローラー40が接触することとなる。一方カセッ
ト20内に収納されたカードは、前部押さえレバー46
によって繰出口23近傍において下方に押さえ付けら
れ、後部押さえレバー47によって繰出ローラー40に
押し付けられる。
【0042】このようにして、カセット20をカード繰
出装置30に装填した後、必要に応じボタンなどのスイ
ッチを操作することにより、カセット20の最底部のカ
ードに接触している繰出ローラー40が、駆動モーター
44(図2参照)によって所定回転だけ回転駆動され、
カセット20の繰出口23からカードが一枚だけ繰出さ
れることとなる。
【0043】このとき、カセット20の底板21には突
条24が形成されているので、カードが中央が盛り上が
った状態に反っていても、前部押さえレバー46で押さ
え付けることによってその中央部を突条24に接触させ
て反りを矯正することができる。その一方、カードが反
っていなかったりあるいはその両端側が上方に持ち上が
った状態に反っているときには、前部押さえレバー46
の先端部46bが横方向に所定幅を有しているので、カ
ードを押さえ付けることによって、その中央部を突条2
4に接触させることができるとともに、その両端を繰出
口23の高さ以下に矯正することができる。そして、前
部押さえレバー46で反りが矯正されたカードは、繰出
口23の突条24とゲート部材25との隙間から繰り出
されることになる。
【0044】カセット20内にカードを充填したりある
いはカードの交換等を行う場合には、カセット20の取
っ手29を手前に引っ張る。すると、図6に示したよう
に、カセット20の凸部27が段部37に当たり、また
カセット20の底板21の前端部がスペーサ38に当た
り、これによってカセット20は全体が上方に持ち上げ
られることとなる。すると、側壁22cの切欠き28が
形成されている部分の上面に、前部押さえレバー46と
後部押さえレバー47が当たり、これによってこれらは
上方に自動的に押し上げられることとなる。そして、図
7に示したように、さらにカセット20を引き出すと、
上部カバー32の先端部に形成された係止爪56に側壁
22aが引っかかり、カセット20が止まるようになっ
ている。この状態でカセット20内にカードの充填ある
いは交換等を行い、再度カセット20を装填すればよい
のである。
【0045】上述したカード繰出装置30では,カセッ
ト20側に凸部27が形成され、ケーシング33側に段
部37が形成されているので、カセット20の装填が完
了した時点で、繰出ローラー40がカセット20内のカ
ードに接触することとなる。したがって、カセット20
の装填方向とカードの繰出方向が反対向きであっても、
カセット20の装填時にカードが繰出口23から押し出
されるのを防ぐことができる。しかもこのような構成で
は、繰出ローラー40の駆動モーター44のみ、一つの
駆動源ですむので構造が簡単であり、コスト上昇を抑え
ることができる。
【0046】さらに、凸部27だけではなく、下部フレ
ーム31の一端側には、スペーサ38が設けられている
ので、カセット20に形成された凸部27と段部37の
係合によってカセット20が押し上げられたときに、こ
のカセット20を水平状態に保つことができる。
【0047】また、前部押さえレバー46で、カセット
20内のカードを繰出口23の近傍において押さえ付け
るようになっているので、カードが反っていてもこれを
確実に一枚ずつ繰り出すことができ、カードの繰出口2
3への引っかかりなどのトラブルを防止することができ
る。
【0048】加えて、前部押さえレバー46の前端部が
横方向に所定幅を有しているので、カードの両端部が上
方に反り上がっていても、カードの矯正を確実に行うこ
とができる。
【0049】さらには、カセット20の底板21には中
央部に突条24が形成されているので、前部押さえレバ
ー46ではこの突条24にさえカードが接触するようカ
ードを押さえ付ければ良い。したがってこの突条24が
ない場合にはカードの全面がカセット20の底板21に
接触するよう押さえ付ける必要があるが、これに比較し
て、カードが反っている場合の前部押さえレバー46に
よる押圧力が低くてすむ。その結果、カードを確実に押
さえ付けて反りを矯正することができる。また、カード
を押さえ付けることによって生じる摩擦抵抗等も減少す
るので、カードの引っかかりなどのトラブルを防止でき
るとともに、繰出ローラー40の駆動力も低くてすむ。
【0050】また、後部押さえレバー47によってカセ
ット20内のカードが繰出ローラー40に押し付けられ
ているので、カードが反っている場合にもカードを確実
に繰出ローラー40に接触させて繰り出すことができ
る。
【0051】そして、カセット20を引き出すときに
は、切欠き28が形成されている側壁22cに前部押さ
えレバー46と後部押さえレバー47が当たってこれら
が押し上げられるようになっているので、この時点でカ
ードを押さえ付ける力、つまりこれらのカードを介して
カセット20を下部フレーム31側に押さえ付ける力が
解放され、カセット20の引き出しを容易に行うことが
できる。
【0052】なお、上記実施の形態において、カセット
20をカセット繰出装置30に装填する構成としたが、
その上下左右は問うものではなく、上記に示したものを
立てた状態としたような構成や、上下逆向きにしたよう
な構成としても良い。また、凸部27や凹部としての段
部37についても、その形状や数、位置等を上記以外と
しても何ら問題はなく、カセット20を装填した状態で
カセット20内のカードが繰出ローラー40に接する構
成とするのであれば、適宜他の構成を採用することが可
能である。また、繰出ローラー40についても、その具
体的構成を上記にあげたものに限定する意図はなく、ベ
ルト式を採用しても良いし、アーム等でカードを繰り出
す構成等としても良い。
【0053】さらに、突条24やゲート部材25につい
ては、カードの反り対策を施す必要のない場合等には、
省略可能である。
【0054】加えて、繰出口23の寸法を変更すること
によって、カードを2枚ずつ、あるいは3枚以上ずつ繰
り出すような構成とすることもできる。
【0055】さらに加えて、上記実施の形態では、カセ
ット20を装填した状態で、カセット20の繰出口23
と、カード繰出装置30のカセット装填部35の挿入口
34とが同じ向きとなる構成をあげたが、もちろん、こ
れらが逆向きの構成においても同様の効果を得ることが
できる。
【0056】また、上記したような構成を複数段、つま
りカセット装填部35を複数備え、各カセット装填部3
5にカセット20を装填できるような構成とすることも
可能である。
【0057】もちろん、上記カード繰出装置30で取り
扱うカードの種類についてはいかなるものであっても良
い。
【0058】これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない
範囲内であれば、いかなる構成を採用しても良く、また
上記したような構成を適宜選択的に組み合わせたものと
しても良いのは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係るカ
ード繰出装置によれば、カセットまたはカセット装填部
のいずれか一方には凸部が形成され、他方には凹部が形
成されて、カセットをカセット装填部に装填したときに
凸部が凹部にはまりこんで、カセットを繰り出すための
繰出部材がカセットの開口部から露出したカードに接触
する構成となっている。そして、請求項2に係るカード
繰出装置によれば、カセット装填部にカセットを装填し
たときに、カセットの繰出口と、カセット装填部の挿入
口とが同じ側に位置する構成となっている。これによ
り、カセットをカセット装填部に装填するときに凸部が
凹部にはまりこむまでは繰出部材がカードに接触しない
ことになる。したがって、特にカセットの装填方向とカ
ードの繰出方向が反対向きである場合に、カセット装填
時にカードが飛び出してしまうのを防ぐことができる。
また、このような構成では、繰出ローラーの繰出部材と
して設ける駆動モーター等が一つですむので構造が簡単
であり、しかもカードの繰出ストロークも何ら制限を受
けることもない。
【0060】請求項3に係るに係るカード繰出装置によ
れば、繰出口の近傍においてカードを押さえ付ける矯正
レバーが備えられた構成となっている。これにより、カ
ードが反っていてもこれを確実に一枚ずつ繰り出すこと
ができ、カードの繰出口への引っかかりなどのトラブル
を防止することができる。
【0061】請求項4に係るカード繰出装置によれば、
カセットの開口部に対向した位置にてカードを押さえ付
ける押さえ付けレバーが備えられた構成となっている。
これにより、カードが繰出部材に押し付けられ、カード
が反っている場合にもカードを確実に繰り出すことがで
きる。
【0062】請求項5に係るカード繰出装置によれば、
カセットをカセット装填部から引き出すときには、レバ
ーがカードを押さえ付ける方向とは反対側に移動する構
成となっている。これにより、カードを押さえ付ける力
が解放されるので、カセットの引き出しを容易に行うこ
とができる。
【0063】請求項6に係るカード繰出装置によれば、
カセットの繰出口の近傍には、突条が形成された構成と
なっている。これにより、レバーではこの突条にカード
が接触するよう押さえ付ければ良い。したがって、レバ
ーによる押圧力が低くてすみ、カードを確実に押さえ付
けて反りを矯正することができ、またカードを押さえ付
けることによって生じる摩擦抵抗等も減少するので、カ
ードの引っかかりなどのトラブルを防止できるととも
に、繰出部材の駆動力も低くてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るカード繰出装置に装填するカセ
ットの一例を示す三面図である。
【図2】 前記カード繰出装置の一例を示す平面図であ
る。
【図3】 図2の正面図である。
【図4】 図2の側面図である。
【図5】 前記カード繰出装置にカセットを装填した状
態を示す断面図である。
【図6】 同カード繰出装置にカセットを装填している
途中の状態を示す断面図である。
【図7】 同カード繰出装置からカセットを引き出した
状態を示す断面図である。
【図8】 従来のカード繰出装置の一例を示す立面図で
ある。
【図9】 従来のカード繰出装置の他の一例を示す立面
図である。
【符号の説明】
20 カセット 23 繰出口 24 突条 26 開口部 27 凸部 30 カード繰出装置 34 挿入口 35 カセット装填部 37 段部(凹部) 40 繰出ローラー(繰出部材) 46 前部押さえレバー(矯正レバー、レバー) 47 後部押さえレバー(押さえ付けレバー、レバー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 隆 三重県伊勢市竹ヶ鼻町100番地 神鋼電機 株式会社伊勢事業所内 Fターム(参考) 3F343 FA15 FB07 FB09 GA01 GB02 GC01 GD01 HA12 HA27 HB04 HC25 HD09 HD14 JA01 LA04 LA14 LC07 LD04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のカードを重ねて収納したカセッ
    トから前記カードを繰り出すカード繰出装置であって、 前記カセットには、内部に収納したカードを定められた
    枚数ずつ繰り出すため、前記定められた枚数分の厚さに
    相当する寸法を有した繰出口と、前記カードの表面を露
    出させる開口部とが形成され、 前記繰出装置は、前記カセットを装填するカセット装填
    部と、該カセット装填部の内周面に設けられて前記カセ
    ットの開口部から露出した前記カードを前記繰出口側に
    向けて繰り出す繰出部材とを備えて構成され、 かつ、前記カセットまたは前記カセット装填部のいずれ
    か一方には凸部が形成され、他方には凹部が形成され
    て、前記カセットを前記カセット装填部に装填したとき
    に前記凸部が前記凹部にはまりこんで、前記繰出部材が
    前記カセットの開口部から露出した前記カードに接触す
    る構成となっていることを特徴とするカード繰出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカード繰出装置であっ
    て、前記カセット装填部に前記カセットを装填したとき
    に、前記カセットの前記繰出口と、前記カセット装填部
    の挿入口とが、同じ側に位置する構成となっていること
    を特徴とするカード繰出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のカード繰出装置
    であって、前記カード装填部には、前記カードの反りを
    矯正するため、前記繰出口の近傍において前記カードを
    押さえ付ける矯正レバーが備えられていることを特徴と
    するカード繰出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のカー
    ド繰出装置であって、前記カード装填部には、前記カセ
    ットの前記開口部に対向した位置にて、前記カードを押
    さえ付ける押さえ付けレバーが備えられていることを特
    徴とするカード繰出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載のカー
    ド繰出装置であって、前記カセットを前記カセット装填
    部から引き出すときには、前記レバーが、前記カードを
    押さえ付ける方向とは反対側に移動する構成となってい
    ることを特徴とするカード繰出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載のカー
    ド繰出装置であって、前記カセットの前記繰出口の近傍
    には、突条が、前記繰出口の幅方向ほぼ中央部に形成さ
    れていることを特徴とするカード繰出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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