JP2010005804A - 金型 - Google Patents

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Abstract

【課題】外面側および内面側にそれぞれアンダーカット部を有する樹脂製品を、簡単な構造で成形および離型する。
【解決手段】樹脂製品200の外面200a側を成形する固定型10と、型閉じ状態から矢印D方向に移動して型開き状態に至る可動型20とを備え、可動型20は、型開き方向Dに対して略直交する方向であって、キャビティ空間(90)から離れる向きHに移動可能とされた、外面200a側のアンダーカット部280を形成する第一スライドコア30と、型開き方向Dに移動するにしたがって、向きHに移動可能とされ、樹脂製品200の内面200b側のアンダーカット部290から可動型20の離型を許容するように樹脂製品200の端部であるフランジ220の内面200b側に引っ掛けられる第二スライドコア40とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、金型に関し、詳細には、型閉じ状態における固定型と可動型との間に形成されたキャビティ空間に樹脂材料を射出して樹脂製品の成形に供される金型に関する。
従来、型閉じ状態(型締め状態)における固定型と可動型との間に形成されたキャビティ空間に樹脂材料を射出して、キャビティ空間の形状に倣った樹脂製品を成形するための金型が周知である。
ここで、成形される樹脂製品の外面側にアンダーカット部が有るときは、その外面側のアンダーカット部に対応する外面部分を、可動型に設けたスライドコアによって成形することが行われている(特許文献1)。
特開平5−329893号公報
ところで、アンダーカット部が、樹脂製品の内面側にも形成されているときは、上記外面側のアンダーカット部を成形するスライドコアで対応することはできない。すなわち、可動型が内面側のアンダーカット部を形成するため、成形された樹脂製品を可動型から離型することができない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、その外面側および内面側にそれぞれアンダーカット部を有する樹脂製品を、簡単な構造で成形および離型することができる金型を提供することを目的とする。
本発明に係る金型は、型閉じ状態における固定型と可動型との間に形成されたキャビティ空間に樹脂材料を射出して樹脂製品の成形する金型であって、可動型に設けられた第一スライドコアによって、樹脂製品の外面側のアンダーカット部を形成し、可動型に設けられた第二スライドコアによって、樹脂製品の内面側を引っ掛けてその樹脂製品を弾性変形させることにより、簡単な構造で、樹脂製品の内面側のアンダーカット部を成形した可動型から樹脂製品を離型できるようにしたものである。
すなわち、本発明に係る金型は、型閉じ状態における固定型と可動型との間に形成されたキャビティ空間に樹脂材料を射出して樹脂製品の成形に供される金型であって、前記樹脂製品は、その外面側および内面側にそれぞれアンダーカット部を有し、前記可動型は、型開き方向に移動するにしたがって、前記型開き方向に対して略直交する方向であって前記キャビティ空間から離れる向きに移動可能とされた、前記外面側のアンダーカット部を形成する第一スライドコアと、前記型開き方向に移動するにしたがって、前記型開き方向に対して略直交する方向であって前記キャビティ空間から離れる向きに移動可能とされ、前記樹脂製品の前記内面側のアンダーカット部から前記可動型の離型を許容するように前記樹脂製品の内面側に引っ掛けられる第二スライドコアとを有し、さらに、前記第一スライドコアおよび前記第二スライドコアを前記キャビティ空間から離れる向きに移動させるスライドコア移動手段を備えたことを特徴とする。
このように構成された本発明に係る金型によれば、可動型が型開き方向に移動するにしたがって、スライドコア移動手段が、樹脂製品の外面側に有するアンダーカット部を形成する第一スライドコアを、型開き方向に対して略直交する方向であってキャビティ空間から離れる向きに移動させ、これにより、樹脂製品の外面側のアンダーカット部を成形することができる。
また、可動型が型開き方向に移動するにしたがって、スライドコア移動手段が、樹脂製品の内面側のアンダーカット部から可動型の離型を許容するように樹脂製品の内面側に引っ掛けられる第二スライドコアを、型開き方向に対して略直交する方向であってキャビティ空間から離れる向きに移動させ、これにより、樹脂製品が外方に開かれるように弾性変形し、この弾性変形した状態においては、樹脂製品の内面側のアンダーカット部を可動型から離型させることができる。
以上より、本発明に係る金型によれば、その外面側および内面側にそれぞれアンダーカット部を有する樹脂製品を、簡単な構造で成形および離型することができる。
本発明に係る金型によれば、その外面側および内面側にそれぞれアンダーカット部を有する樹脂製品を、簡単な構造で成形および離型することができる。
以下、本発明に係る金型の最良の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る金型によって成形される樹脂製品200を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−A線に沿った断面をそれぞれ示す。また、図2,3,4は、図1に示した樹脂製品200を成形する本実施形態の金型100を示す断面図であり、図2は型閉じ状態、図3は型開き始めの状態、図4は型開き完了の状態をそれぞれ示す。
図示の樹脂製品200は、樹脂材料を射出成形によって成形されるものであり、図1に示すように湾曲、屈曲した部分を有しており、本体部210に連続してフランジ220を備えている。
そして、この樹脂製品200を、U−D方向に型開きされる固定型10(図2参照)および可動型20で成形する場合、樹脂製品200の外面200a側では、本体部210よりも凹んだフランジ220およびその近傍部分(図1(b)において破線の斜線で示す)はアンダーカット部280となり、また、樹脂製品200の内面200b側では、フランジ220よりも凹んだ本体部210の一部(図1(b)において破線の斜線で示す)はアンダーカット部290となる。
図2に示した金型100は、樹脂製品200の外面200a側を成形する、図示上側の固定型10と、固定型10に対向して配置され、図2に示した型閉じ状態(固定型10と可動型20とが閉じて、キャビティ空間90に樹脂材料が射出される状態)から矢印D方向に移動して型開き状態に至る可動型20とを備え、可動型20は、矢印D方向(型開き方向)に移動するにしたがって、型開き方向Dに対して略直交する方向であって、固定型10と可動型20との間に形成されたキャビティ空間90から離れる向きHに移動可能とされた、外面200a側のアンダーカット部280を形成する第一スライドコア30と、型開き方向Dに移動するにしたがって、向きHに移動可能とされ、樹脂製品200の内面200b側のアンダーカット部290から可動型20の離型を許容するように樹脂製品200の端部であるフランジ220の内面200b側に引っ掛けられる第二スライドコア40と、第一スライドコア30および第二スライドコア40をキャビティ空間90から離れる向きHに移動させるスライドコア移動手段とを有している。
ここで、スライドコア移動手段としては、油圧シリンダ等を用いたものであってもよいが、本実施形態の金型100においては、第一スライドコア30の向きHへの移動と第二スライドコア40の向きHへの移動とが連動するように、第一スライドコア30および第二スライドコア40には、互いに係合する係合部(後述)がそれぞれ形成されており、このスライドコア移動手段は、第一スライドコア30のみを直接移動させるとともに、第一スライドコア30と第二スライドコア40との係合部を介して第二スライドコア40を移動させるものとされている。
そして、スライドコア移動手段は、可動型20の型開き方向Dに対して角度θ(例えば、θ=15度)だけ傾斜した方向に軸Cが延び、固定型10に固定されたアンギュラピン(傾斜ピン)51と、第一スライドコア30に形成され、アンギュラピン51が挿入される、型開き方向Dに対して角度θだけ傾斜した方向に延びた傾斜孔31とからなる。
また、第二スライドコア40は、型開き方向Dに対して略直交する方向Hに沿うスライド面41を有し、スライド面41のうちキャビティ空間90から遠い側の端部に、スライド面41よりも突出した突当部42が、第二スライドコア40側の係合部として形成され、第一スライドコア30は、第二スライドコア40のスライド面41上に、このスライド面41に沿って移動可能に設けられ、第一スライドコア30のうち、キャビティ空間90から遠い側の端面32が、第二スライドコア40の突当部42に突き当てられる、第一スライドコア30側の係合部として形成されている。
すなわち、可動型20が型開き方向Dに移動するにしたがって、固定型10に固定されたアンギュラピン51が第一スライドコア30の傾斜孔31から相対的に抜け、これによって、第一スライドコア30は第二スライドコア40のスライド面41上を、可動型20に対し相対的に向きHに移動し、第一スライドコア30の端面32が第二スライドコア40の突当部42に突き当たると、その後は、第二スライドコア40は第一スライドコア30の向きHへの動きに連動して第一スライドコアと一体的に向きHに移動される。
したがって、第二スライドコアの突当部42および第一スライドコア30の端面32も、スライドコア移動手段を構成する要素となっている。
なお、第二スライドコア40のうちキャビティ空間90に近い側の端部には、樹脂製品200のフランジ220の内面200bに引っ掛けられる突出部43が形成されているが、この43突出部は、樹脂製品200のフランジ220の内面を成形する成形面も兼ねている。
可動型20には、締結具22によってストッパ21が固定されており、このストッパ21には、第二スライドコア40のスライド面41に平行で、第一スライドコア30が移動する方向に延びた挿通孔21aが形成され、この挿通孔21aには、貫通ピン23が通されている。
そして、貫通ピン23の一端21aは、挿通孔21aを貫通して、第一スライドコア30の、キャビティ空間90から遠い側の端面32に固定され、他端23bとストッパ21との間には弦巻ばね24が介装されており、これによって、第一スライドコア30は、キャビティ空間90から遠離る向きHに移動するように付勢されている。
なお、図2において符号PLは、固定型10と可動型20との境界であるパーティングラインを表す。
次に本実施形態の金型100の作用について説明する。
まず、図2に示した型閉じ状態では、固定型10と可動型20(可動型20が備えた第一スライドコア30および第二スライドコア40を含む)とによって形成されたキャビティ空間90に樹脂材料が射出されて、キャビティ空間90に倣って樹脂製品200が成形される。
なお、型閉じ状態においては、第一スライドコア30の傾斜孔31にアンギュラピン51が挿入されることで、傾斜孔31がアンギュラピン51に案内されるため、第一スライドコア30は、弦巻ばね24による付勢力に抗して、向きHとは反対向きに移動されて、固定型10の成形面に連続した成形面を構成する。
また、型閉じ状態においては、第二スライドコア40もアンギュラピン51に案内されるため、可動型20の成形面に連続した成形面を構成している。
キャビティ空間に射出された樹脂材料が固化して樹脂製品90の成形が完了すると、可動型20が矢印D方向に移動した図3,4に示す型開き状態に移行する。
可動型20が図3の位置まで移動すると、この移動の期間中に、固定型10に固定されているアンギュラピン51が、第一スライドコア30の傾斜孔31から相対的に抜け始め、第一スライドコア30は、その傾斜孔31がアンギュラピン51の軸Cに沿った矢印K方向に案内されることで、可動型10および第二スライドコア40に対して、キャビティ空間90から遠離る向きHに変移する。
そして、第一スライドコア30の向きHへの変移量L2が、樹脂製品200の外面200a側のアンダーカット部280の深さ(アンダーカット量)L1を超えた状態(L2>L1)で、第一スライドコア30の、キャビティ空間90から遠い側の端面31が、第二スライドコア40の突当部42に突き当たる。
可動型20が型開き方向Dにさらに移動すると、第一スライドコア30は向きHに変移し続け、第一スライドコア30の端面31が、第二スライドコア40の突当部42を向きHに押圧して、第二スライドコア40は、第一スライドコア30と一体的に向きHに進む。
第二スライドコア40は、キャビティ空間90に近い側の突出部43が、樹脂製品200のフランジ220の内面200bに引っ掛けられているため、第二スライドコア40が向きHに進むと、この突出部43が、樹脂製品200のフランジ220に引っ掛かけられたままで、このフランジ220を向きHに引っ張り、フランジ220を含む樹脂製品200の図示左半分の部分は、外方(向きH)に開かれるように撓んで弾性変形する。
可動型20が型開き方向Dにさらに移動して図4に示す型開き完了状態となると、第二スライドコア40の、向きHの前面となる端面44が、ストッパ21の端面21bに突き当たり、第二スライドコア40および第一スライドコア30に向きHへの変移は停止する。
ここで、図2に示した型閉じ状態から図4に示した型開き完了状態までの期間中に第二スライドコア40が向きHに変移した変移量L4は、樹脂製品200の内面200b側のアンダーカット部290の深さ(アンダーカット量)L3を超えた状態(L4>L3)となり、これにより、左半分が外方に開くように弾性変形した樹脂製品200は可動型20から離型することが可能となる。
そして、可動型20に設けられた直上げブロック60が、樹脂製品200を矢印U方向に押し上げて、樹脂製品200は可動型20から離型される。
このように、本実施形態に係る金型100によれば、可動型20が型開き方向Dに移動するにしたがって、スライドコア移動手段が、樹脂製品200の外面200a側に有するアンダーカット部280を形成する第一スライドコア30を、型開き方向Dに対して略直交する方向であってキャビティ空間90から離れる向きHに移動させ、これにより、樹脂製品200の外面200a側のアンダーカット部280を成形することができる。
また、可動型20が型開き方向Dに移動するにしたがって、スライドコア移動手段が、樹脂製品200の内面200b側のアンダーカット部290から可動型20の離型を許容するように樹脂製品200の内面200a側に引っ掛けられる第二スライドコア40を、型開き方向Dに対して略直交する方向であってキャビティ空間90から離れる向きHに移動させ、これにより、樹脂製品200が外方に開かれるように弾性変形し、この弾性変形した状態においては、樹脂製品200の内面200b側のアンダーカット部290を可動型20から離型させることができる。
以上より、本実施形態に係る金型100によれば、その外面200a側および内面200b側にそれぞれアンダーカット部280,290を有する樹脂製品200を、簡単な構造で成形および離型することができる。
また、本実施形態に係る金型100は、第一スライドコア30の移動と第二スライドコア40の移動とが連動するように、第一スライドコア30および第二スライドコア40には、互いに係合する係合部(端面32および突当部42)がそれぞれ形成され、スライドコア移動手段は、第一スライドコア30のみを直接移動させるとともに、係合部を介して第二スライドコア40を移動させるものであるため、第一スライドコア30と第二スライドコア40とを各別に移動させる構成よりも、両スライドコア30,40の移動による連携乃至同期を確保し易くすることができる。
さらに、本実施形態に係る金型100は、第二スライドコア40が、型開き方向Dに対して略直交する方向Hに沿うスライド面41を有し、スライド面41のうちキャビティ空間90から遠い側の端部に、スライド面41よりも突出した突当部42が、第二スライドコア40側の係合部として形成され、第一スライドコア30が、第二スライドコア40のスライド面41上に、このスライド面41に沿って移動可能に設けられ、第一スライドコア30のうち、キャビティ空間90から遠い側の端面32が、第二スライドコア40の突当部42に突き当てられる、第一スライドコア30側の係合部として形成されているため、第一スライドコア30の移動向きと第二スライドコア40の移動向きとを揃える(一致させる)ことができ、したがって、本実施形態の金型100によって成形される樹脂製品200のように、外面200a側のアンダーカット部280と内面200b側のアンダーカット部290とが、樹脂製品200全体のうちで同一の方向の位置に形成されている場合に、これら両アンダーカット部280,290に、簡単な構造で対応した金型100とすることができる。
本発明の一実施形態に係る金型で成形される樹脂製品の一例を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は(a)におけるA−A線に沿った断面を示す。 図1に示した樹脂製品を成形する本発明の一実施形態に係る金型(型閉じ状態)を示す、図1(b)相当の断面図である。 本発明の一実施形態に係る金型(型開き途中の状態)を示す、図2相当の断面図である。 本発明の一実施形態に係る金型(型開き完了状態)を示す、図2相当の断面図である。
符号の説明
10 固定型
20 可動型
30 第一スライドコア
40 第二スライドコア
90 キャビティ空間
100 金型
200 樹脂製品
200a 外面
200b 内面
280 外面側のアンダーカット部
290 内面側のアンダーカット部
D 型開き方向
H 型開き方向に略直交し、キャビティ空間から遠離る向き

Claims (4)

  1. 型閉じ状態における固定型と可動型との間に形成されたキャビティ空間に樹脂材料を射出して樹脂製品の成形に供される金型であって、
    前記樹脂製品は、その外面側および内面側にそれぞれアンダーカット部を有し、
    前記可動型は、型開き方向に移動するにしたがって、前記型開き方向に対して略直交する方向であって前記キャビティ空間から離れる向きに移動可能とされた、前記外面側のアンダーカット部を形成する第一スライドコアと、前記型開き方向に移動するにしたがって、前記型開き方向に対して略直交する方向であって前記キャビティ空間から離れる向きに移動可能とされ、前記樹脂製品の前記内面側のアンダーカット部から前記可動型の離型を許容するように前記樹脂製品の内面側に引っ掛けられる第二スライドコアとを有し、
    さらに、前記第一スライドコアおよび前記第二スライドコアを前記キャビティ空間から離れる向きに移動させるスライドコア移動手段を備えたことを特徴とする金型。
  2. 前記第一スライドコアの移動と前記第二スライドコアの移動とが連動するように、前記第一スライドコアおよび前記第二スライドコアには、互いに係合する係合部がそれぞれ形成され、
    前記スライドコア移動手段は、前記第一スライドコアおよび前記第二スライドコアのうちいずれか一方のみを直接移動させるとともに、前記係合部を介して他方を移動させるものであることを特徴とする請求項1に記載の金型。
  3. 前記第二スライドコアは、前記型開き方向に対して略直交する方向に沿うスライド面を有し、前記スライド面のうち前記キャビティ空間から遠い側の端部に、前記スライド面よりも突出した突当部が、前記第二スライドコア側の前記係合部として形成され、
    前記第一スライドコアは、前記第二スライドコアの前記スライド面上に、このスライド面に沿って移動可能に設けられ、前記第一スライドコアのうち、前記キャビティ空間から遠い側の端面が、前記第二スライドコアの前記突当部に突き当てられる、前記第一スライドコア側の前記係合部として形成されていることを特徴とする請求項2に記載の金型。
  4. 前記スライドコア移動手段は、前記固定型に固定されたアンギュラピンと、前記スライドコアに形成され、前記アンギュラピンが挿入される傾斜孔とからなるものであることを特徴とする請求項2または3に記載の金型。
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