JP2010005510A - 塗布検査方法 - Google Patents

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宏治 吉井
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Abstract

【課題】塗布機の移動に伴った異常を高精度に検査でき、塗布機における各条件に対する異常の通知などを可能にする。
【解決手段】基板データ34を基に検査領域を設定する検査領域設定工程(A)21と、塗布経路データ31により検査領域を再構成する検査領域設定工程(B)22と、部品検査工程15によって実際に実装された部品を検査し、その検査結果を基に検査領域を動的再配置する検査領域設定工程(C)23と、液剤の塗布検出を行う塗布検出工程16と、検出された液剤を判定する塗布判定工程17と、塗布機への通知判定を行う通知判定工程18とにより構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板上に塗布工程にて塗布された部品固定用の接着剤や樹脂などの液剤の塗布状態を検査する塗布検査方法に関するものである。
電子基板上にはチップ部品やディスクリート部品が混在した実装基板があり、ディスクリート部品が実装される場合には、はんだ付けにフロー工程が用いられる。
図23は従来のフロー工程の一例を示す説明図である。
図23において、まず、プリント基板1を投入し、挿入工程300で挿入部品305の挿入を行う。次に、プリント基板1を反転させた状態で接着剤塗布工程301において、部品仮固定用の接着剤307を塗布する。その状態で部品実装工程302にてチップ部品306を実装し、検査工程303で実装状態の検査を行い、プリント基板1を反転させた後、最後にフロー工程304ではんだ付けを行う。
図23に示すように、通常、チップ部品306はプリント基板1表面に実装するため、フロー工程304を通すためには、チップ部品306がプリント基板1に接着した状態でプリント基板1を裏面にしてDIP層308に入れる必要があり、チップ部品306の固定方法として接着剤上への実装方法が用いられる。
接着剤307は、接着剤塗布工程301において1枚の基板上の複数の部品実装位置に塗布され、次の部品実装工程302において、塗布された接着剤上に部品が実装される。そのため、接着剤の量,粘度によっては、部品周辺への接着剤のはみ出しや飛び散りなどが発生し、はんだ付け後の導通の信頼性を低下させることが課題となる。
また、電子部品の実装方法として図24に示すフリップチップ方式がある。
図24に示すようにフリップチップ方式は、IC供給工程310で電子部品2を供給し、導電性ペースト塗布工程311で電子部品2に有する電極に導電性ペーストを直接塗布し、部品実装工程312においてプリント基板1に電子部品2を実装することにより、導電性ペーストを介してプリント基板1上の電極と導通を得るものである。
この場合、部品実装工程313で部品位置の検査を行った後、樹脂塗布工程314でプリント基板1と電子部品2とを樹脂で固め、樹脂検査工程315で封止樹脂の塗布状態を検査する。この樹脂塗布工程314において、電子部品2の接続を補強するために電子部品2の周囲を樹脂で固める方法を採用している。この場合、樹脂塗布工程314において、実装された電子部品2の形状や位置を予め検出しておき、その座標を用いて電子部品2の周囲に樹脂を塗布していく。
そのため、樹脂塗布工程314においては、樹脂の塗布量過多・過少や電子部品2上の必要ない部分への樹脂付着などが発生し、強度不足や電子基板における外観上の不良などの異常が発生することが課題となっている。
特許文献1には、部品の周囲に窓枠を設定し、接着剤の色情報を設定した上で、窓枠内の接着剤色情報で合致した部分の面積を求めることによって、接着剤のはみ出しを判定する方法が開示されている。
特開平6−347419号公報
前記従来の技術において、塗布工程で発生する異常としては、部品接合異常を引き起こす塗布量過多による液剤はみ出しに加えて、ディスペンサの移動経路上で塗布機より落下した液剤や、塗布機が塗布した後にノズルを引き上げて、次の移動に移る際に発生する液剤の引きずりが発生する場合がある。
これらの異常が発生する原因としては、塗布機のディスペンス動作タイミングや液剤の粘度変化が考えられる。しかしながら、従来のように部品実装部分の周囲の異物有無検査だけでは、単なる液剤の異常としては検知するものの、部品実装時に発生した異常か、塗布工程によって発生した異常かを判断することができず、異常発生の原因の切り分けにまで至ることができないため、塗布工程の改善が効率よく行うことができない。
本発明は、前記従来の技術の課題を解決し、塗布機の移動に伴った異常を精度よく検査でき、塗布機における設定条件の改善を早期に効率的に行うことを可能にする基板検査方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、基板上に液剤を塗布する塗布機の塗布経路情報に基づいて検査領域内の検査条件を変更する条件変更工程と、変更された前記検査条件に基づいて前記検査領域内の検査を行う検査工程と、を備えたものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の塗布検査方法において、前記検査条件が、前記液剤と前記基板に実装される対象部品との位置関係に基づいて決定されることを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の塗布検査方法において、前記検査領域が、前記塗布経路と一致する領域と前記塗布経路以外の領域とを分割して設定されるものである。
請求項4に記載の発明は、請求項2記載の塗布検査方法において、前記検査条件が、前記対象部品の部品端座標を求め、前記検査領域内において検出された液剤座標と前記部品端座標との距離を測定し、その距離に応じて決定されるものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の塗布検査方法において、検出された前記液剤の形状および位置と前記塗布経路情報との位置関係を判定することにより、塗布条件の傾向を判定し、判定した前記塗布条件を前記塗布機に通知するものである。
請求項6に記載の発明は、請求項2記載の塗布検査方法において、前記基板上のランドの色情報を予め登録しておき、前記対象部品が実装されていない状態の基板を検査し、予め登録された色情報と一致した部分を検査領域に設定するものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6いずれか記載の塗布検査方法において、実装基板を検査するときに、実装部品位置を検査し、検出した対象部品の位置と大きさと部品傾きを用いて、前記検査領域の中から部品が存在する位置を省いた部分を検査領域に設定するものである。
本発明によれば、実装された部品の位置と、検出された液剤の位置と形状と、塗布工程の経路との組み合わせにより、部品に対する影響度合いを検査すると同時に、塗布機の影響により発生する異常を絞込み、塗布工程への異常通知などを行うことによって、塗布機における設定条件の改善を早期に効率よく行うことが可能になる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1について、図1〜図13を参照して説明する。
図1は実施の形態1としての塗布検査装置の概略構成を示すブロック図であり、図2は実施の形態1における検査演算部の処理に関するフローチャートであって、図1,図2を参照して、本塗布検査装置の構成や、塗布検査・判定処理/工程などについて説明する。
図1において、1はプリント基板、2はプリント基板1に実装された電子部品、3は撮像部、4は検査演算部、5は検査・判定処理を行う過程で必要となる入力データ、6は検査・判定結果の出力データをそれぞれ示している。
図2において、ステップS1では、検査対象となるプリント基板1に対して検査領域を設定する検査領域設定工程(A)21で各ランド位置やサイズを有している基板データ34を入力し、ステップS2において、基板データ34から得られる数値データにより、検査領域19を設定する。
ステップS3において、プリント基板1の映像信号8を撮像部3より入力し、映像信号8の情報を画像記憶手段11に画像として取得し、ステップS4では、取得した画像に対して、プリント基板1の座標系と撮像部3の座標系との位置整合を取ることによって、検査領域12が確定される。
検査領域12としては、図3に示すような、予め読み込まれた基板データ34から得られるランド51の位置や大きさなどの座標情報より検査領域52が設定される。また、ステップS5として、判定条件25,通知条件26,色条件27,検出条件28を設定しておく。
判定条件25は、電子部品2の部品位置からの距離毎における液剤の面積,円形度,長軸長さなどの液剤判定条件である。ここで、円形度とは対象物の外接矩形における比=外接矩形縦の長さ/外接矩形横の長さ、とし、「1」を超える場合は、逆数で比率を表すこととする。
判定条件25の例を表1と図4を参照して説明するが、これは、検査領域内に実装される部品が含まれる場合の距離条件と実装される部品が含まれない条件とを有している。これは部品に対して液剤の影響度を判定するための条件であり、塗布経路内/外には関与しない条件となる。
通知条件26は、判定条件25で判定された液剤に対して、通知するか否か、また、どの判定にて検出された液剤を通知するか等の前工程への通知条件を設定する。ここで、判定する液剤の一例(液剤91〜96)を表1に示す。
Figure 2010005510
色条件27は、予め部品実装前のプリント基板1を撮像部3で撮像して画像記憶手段11に記憶させた上で、判定に必要となるランド色情報111,液剤色情報112,基板パターン色情報113を取得した各色条件であり、情報記憶部110にカラーまたはモノクロ濃淡階調情報として記憶させておく。
検出条件28は抽出された対象物より判定および通知をする対象を絞り込むための条件であり、面積,長さ,円形度などの検出対象となる抽出された液剤全てに適用するための判定値である。
次に、検査領域設定工程(B)22において、ステップS7として塗布経路データ31を入力し、ステップS8にて、入力された塗布経路データ31と予め設定された検査領域12を用いて領域の再構築を行い、検査領域13が作成される。
検査領域13は、図4に示すような塗布経路情報が含まれた検査領域であり、塗布経路41のデータを元に検査領域が分割され、検査領域53,検査領域54に対して塗布経路上の検査領域55が設定される。
検査領域設定工程(A)21,検査領域設定工程(B)22を経て、検査領域設定工程(C)23において検査領域の再構築が行われるが、この検査領域設定工程(C)23は、実際の生産上の実検査動作である検査・判定工程24の中で行われ、動的再構築されて検査領域14を導き出す。
検査領域14の生成について図2のフローチャートと図1,図5〜図8を参照して説明する。図2のステップS8として、実生産上において撮像部3にて撮像された映像信号8が画像記憶手段11に入力され、ステップS9として部品データ32の入力データを基に電子部品2の検査が部品検査工程15にて行われる。この部品検査工程15で求められた電子部品座標を基にステップS10で検査領域14を設定するが、ここで導き出された電子部品2の実基板上の座標や角度は、生産上の基板毎及び実装位置毎で異なってくる。
図5に示す例では、部品座標9に実際の電子部品2が存在するため、検査領域56上の電子部品2が存在する領域については、検査領域から除外することになる。しかし、図6に示す例のように、塗布経路41上に電子部品2が存在した場合は、検査領域56,検査領域57,検査領域58の全ての検査領域から電子部品2が実装された位置を除外して塗布検査を行う。
電子部品2については、部品データ32内において部品幅80,部品高さ81のデータを持っており、部品検査工程15において、部品重心82と部品角度83を求めることで、基板原点7に対する部品位置と大きさが一意に決定されるので、検査領域56,検査領域57,検査領域58に対して正確に除外領域(電子部品2が実装された位置の領域)を設定することができる。
次に、図5に示す検査領域56,検査領域57,検査領域58に対して、電子部品2と液剤との距離による異常度合い判定のため、図7に示すように検査領域59〜検査領域67を再設定する。検査領域59〜67については、電子部品2の位置によって変化し、電子部品2が、図8に示すように部品座標10の位置にある場合は、図8に示す検査領域59〜検査領域67のように位置が変わり、図7では存在していなかった検査領域65が新たに設定されることとなる。
設定される領域に関して具体的に図9,図10に示す。これらは「1005」や「1608」などの小型チップ部品の場合の例である。
図9,図10において、部品幅をW、部品長さをH、部品厚みをT、ランド幅をRw、ランド長さをRh、電子部品2との判定距離を重要度順にA,B,C、経路データ判定幅をD、ノズルの先端径をS、ノズルの振れ幅をP、ノズル高さをQとする。
そして、最初にフィレット内部に液剤が付着しないことを条件として判定距離Bを設定する。
断面で見た場合にフィレットが約45度で形成されているとすると、小型チップ部品の場合は、電子部品厚みと同一距離まではんだ付けされることになるため、フィレット形成に必要な距離条件として部品厚みTを設定する。
次に、電子部品2の実装において、電子部品2と接する位置に液剤(はんだ)が付着している場合は、フィレット内部への液剤混入や電子部品の電極下に液剤が付着していることが考えられる。液剤付着部では、未導通あるいは強度の低下による剥れなどの現象の発生が考えられるため、判定距離A<判定距離B/2に設定する。
判定距離Cについては、付着による影響度は少ないが、ランド上での付着でありはんだ付けによりはんだ内部に固着することが考えられるため、判定距離C>判定距離Bに設定する。また、経路データにおける判定幅としては移動の際の先端微小振動により液剤が付着することを考えた場合、経路データ判定値D=Pで設定することができる。
ただし、これらの判定値については一般的な例であり、例として、「2012」サイズや「3216」サイズのチップ部品の場合は、フィレットを形成する高さは部品高さより低い位置となるため、これらは部品に応じて閾値として可変とすることができる。
具体的な例で示すと、「1608」チップ部品の場合、部品幅W=1.6mm,部品長さH=0.8mm,部品厚みT=0.45mmであり、この場合のランド幅がRw=1.2mm,ランド長さがRh=1.45mmとなり、また、経路データ上のディスペンサ先端振れ量としては、塗布精度より±0.1mmであるのが一般的である。この場合、判定距離B=0.45mmとなり、それに応じて判定距離B=0.225mm,判定距離C>0.45mmで設定される。また、経路データ判定値D=0.2mmで設定される。
このように再設定された検査領域14を元にして、ステップS11の塗布検出工程16にて付着している液剤の検出を行う。ただし、塗布検出工程16に用いる検査領域としては、図5,図6で示す実装された電子部品を除外した検査領域56〜58において行い、領域内において可能性のある液剤を一律に判定する。
この塗布検出工程16では、予め設定された色条件27における液剤の色と一致した部分を抽出し、抽出された液剤部毎に面積,外接矩形座標,円形度,外接長さ,長軸/短軸長さなどを導き出す。それぞれの液剤については予め設定されている検出条件28によって分類され、判定および通知対象の液剤に絞り込む。
次に、ステップS12として、塗布判定工程17において、抽出された液剤について検査領域毎で設定された判定条件25を基に領域に応じた判定を行う。それぞれ抽出された液剤には座標データを持っており、そのデータと検査領域14で構築された検査領域とで判定を行うことが可能となる。
判定処理としての検査領域は検出された部品からの距離毎で一意に決まるため、部品と直行した座標系で判定することにより一定の式に従って領域内外を判定することができる。図7、図8に示すように、基板座標系と直行した電子部品に対する場合は、前記データの部品重心82と部品サイズから得られる座標より基板座標系のXYの範囲で液剤座標との距離を比較すればよく、その領域内外によって該当する判定条件25によって判定を行う。
なお、図11に示すように、電子部品2がランド51に対して直交していない場合は、部品重心82を中心にランド51を含む範囲で検出された液剤50の座標を回転させることにより、図12に示すような部品座標を軸とした座標系となるため、部品座標系における直交座標上で液剤50との距離判定が可能となる。このように部品に対する距離と、その距離ごとでの判定を行うことによって部品との距離に応じた液剤の判定を行うことができる。
以上のようにして、液剤塗布の正常/異常を判定し、実装基板としての良否判定がなされる。
次に、ステップS13として、通知判定工程18において液剤ごとに正常/異常と判定された結果に対して、通知条件27にて設定された項目ごとでの通知判定を行う。
ここでは塗布機に対して警告/異常を促すための条件であるので、塗布判定工程17における判定とは一致せず、塗布検出工程16にて抽出された液剤全てに対して判定する。ただし、通知条件26によって塗布判定工程17により判定された結果に対してのみ通知判定を行うことも可能である。
塗布判定工程17と通知判定工程18における塗布判定と通知判定の例を、図13、表1を用い、判定距離を重要度順にA,B,Cとして説明する。
判定条件の例として、判定距離Aで検出した場合は異常とし、判定距離Bで検出した場合は面積大,中の場合は異常、小の場合は正常と判定し、判定距離Cで検出した場合は面積大の場合は異常、面積中,小の場合は正常と判定する。
通知条件の例として、経路内は異常とし、経路外の場合は面積大の場合は異常と判定し、面積中,小の場合は警告と判定する。長軸長さ,円形度については、要因の切り分けに用いられる。
塗布検出工程16において表1に示す液剤91〜液剤96が検出され、塗布判定工程17で表1のように判定されたとした場合、液剤91は塗布経路外であるが、判定距離Aでかつ面積が大きく、長軸長さも長いため、塗布量過多による実装時はみ出しが考えられ、判定条件,通知条件共に異常とする。
液剤92は面積が小さく、長軸長さも短いが塗布経路内であり、判定距離Aに存在するため、ノズルタイミングによる引きずりが考えられ、判定条件,通知条件共に異常とする。
液剤93はB領域で面積は中程度だが、円形度が低く、長軸長さが長く、塗布経路内であるため、液剤粘度低下が考えられ、判定条件,通知条件共に異常とする。
液剤94はB領域であるが、面積が小さく、長軸長さも短く、塗布経路外であるため、判定条件は正常と判定するが、本来塗布により発生し位置への付着であり、通知条件としては警告と判定する。
液剤95はC領域であるため、面積,長軸長さ共に中であっても判定条件としては正常とするが、塗布経路内に存在するため、液剤粘度低下が考えられ、通知条件としては異常とする。
液剤96はC領域ではあるが、面積も大きく、判定条件では異常と判断されるが、円形度が高く、粘度低下やディスペンサの動作とは無関係と考えられる。しかし、塗布量過多により部品実装時の飛び散りが考えられるため、通知条件では警告と判定される。
このように分類された通知結果は、検査した基板としての結果を実装基板異常情報35として出力し、塗布機に対しては塗布異常情報33として通知出力を行う。
以上の構成,動作、および判定により、基板上での塗布状態判定(塗布検査)と共に塗布機における液剤の異常や塗布機の動作の異常に対する通知を行うことが可能になる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の塗布検査装置について図14〜図18を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1〜図13の実施の形態1と同一または相当部には、同一符号を付して詳細な説明は省略する。
また、本実施の形態2では、検査領域13を求める前工程において、色抽出手段を用いて検査領域を導き出す検査領域設定工程20が加えられている。他の構成については、実施の形態1と同様である。
本実施の形態2では、図15に示すように、ランド形状が矩形でないランド100,ランド101や、挿入部品用の挿入孔がランド内に配置されるランド102の場合における検査領域19、12,13,14の作成手順について特徴がある。
すなわち、検査対象となるプリント基板1に対して検査領域を設定する検査領域設定工程(A)21において、各ランド位置やサイズを有している基板データ34を入力し、基板データ34から得られる数値データにより検査領域19を設定する。
ここでの検査領域19は、ランド100〜ランド102の各形状の頂点座標が存在するデータではなく、図16に示すように、それぞれのランド形状を包含する矩形データ130〜矩形データ132である。
次の検査領域設定工程(D)20にて、ランド100〜ランド102までの検査領域を確定する。プリント基板1を撮像部3より入力し、映像信号8の情報を画像記憶手段11に取得する。この際に予め情報記憶部110から与えられるランド色情報111と一致した色情報を持つランド100〜ランド102を色抽出手段29において抽出する。その結果を、抽出画像記憶手段120において、図17に示すように、抽出ランド103〜105の画像情報として記憶しておく。この抽出ランド103〜105を検査領域30として設定する。
次に、検査領域設定工程(C)23において、検査領域設定工程(B)22の塗布経路データ31を用いて検査領域13が作成される。
次に、部品検査工程15にて電子部品2の位置や角度の検査を行い、求められた部品の位置や大きさを非検査領域とすることにより、実装部品データが含まれた検査領域14となる図18に示すような領域ランド106〜108が生成される。
このように領域ランド上では検査対象となるランド101〜103から実際に実装されており、部品検査工程15で検出された電子部品2の外形情報が画像データ上より省かれた形状を作成することが可能である。
以上の手段を用いることにより、基板データ上では表されていないランド形状が存在する電子基板においても、塗布状態の判定が可能になる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3の塗布検査装置についてフリップチップ実装されたICに対する補強用液剤塗布を例として、図19〜図22を参照して説明する。
図19はフリップチップ実装された2つのIC200,201と塗布経路210を模式的に示した図であり、図21は実施の形態3の概略構成を示すブロック図である。
はじめに部品検査データ36を求めるため、図19の検査工程においてプリント基板202上に実装されたIC200,201の周囲の塗布経路210を導くため、IC200,201の各コーナー部を検出する検査が行われ、各IC200,201の各コーナー座標220〜227を検出させる。
このデータは図20の塗布工程に渡される。この塗布工程においては、塗布ノズル待機位置228を有しており、加えてIC200,201の各コーナー座標220〜227が入力されることによって塗布経路210が作成され、ここで導かれた塗布経路データ31が図21に示す本工程に入力される。
塗布経路データ31と部品検査データ36とにより検査領域14として、図20に示す塗布領域211と経路上非塗布領域212〜214と経路外非塗布領域215,216が設定される。次に、プリント基板1を撮像部3より入力し、映像信号8の情報を画像記憶手段11に記憶させる。この画像信号を基に色条件27として液剤色情報230,背景色情報231を取得する。
また、ここで抽出された対象物より判定および通知をする対象を絞り込むための条件である検出条件28と、領域ごとにおける液剤の面積,円形度,長軸長さなどの液剤判定条件である判定条件25と、他工程の通知をするか否かを設定する通知条件26を設定する。
次に、塗布検出工程16において色条件27として液剤色情報230,背景色情報231を用いることにより、塗布領域211と経路上非塗布領域212〜214と経路外非塗布領域215,216における液剤判定が行われる。塗布領域211では補強用としての液剤が塗布されている必要があるため、背景色情報231を用いて背景色が抽出される領域を求め、背景色が抽出されることにより、塗布されていない領域を検出する。経路上非塗布領域212〜214と経路外非塗布領域215,216では、液剤色情報230を用いて同一色部分を抽出する。
次に、塗布判定工程17において判定条件25を用いた判定を行う。判定値の例を表2に示すが、ここでは塗布領域における判定と塗布領域外における判定に大別することができ、塗布領域211に対する判定では、補強用途としての過不足に対する条件が設定され、経路上非塗布領域212〜214と経路外非塗布領域215,216では、液剤の異常付着(塗布異常)に対する判定が行われる。塗布領域211は塗布されているべき領域であるため、円形度,長軸長さなどの項目での判定はする必要はない。
Figure 2010005510
次に、通知判定工程18において、通知条件26を用いた判定を行う。表2および図22では一例として各領域における判定例を示している。
判定条件の例として、面積大,中の場合は異常、小の場合は正常と判定するとし、通知条件の例として、塗布領域の場合はICの補強への影響と考慮した判定となり、面積大,中の場合は異常と判定し、面積小の場合は警告と判定する。
また、塗布領域以外の場合で経路内の場合は面積大,中の場合は異常と判定し、面積小の場合は警告と判定する。また塗布領域以外の場合で経路外の場合は面積大の場合は異常とし、面積中,小の場合は警告とする。長軸長さ,円形度については要因の切り分けに用いられる。
塗布領域211において、液剤不足240発生時には、液剤不足によるICに対する強度低下が考えられ、基板の判定および塗布工程への通知共に異常となる。
液剤過剰241ではICを補強する上での影響が考えにくいため、基板の判定としては正常となるが、塗布工程への通知としては、液剤過多の傾向があるため警告と判定される。
液剤不足240および液剤過剰241においては、本来塗布すべき領域での判定であるため、円形度,長軸長さは判定しなくてもよい。
経路上非塗布領域212〜214における液剤242は、面積上影響が少ないが経路上での検出であり、液剤粘度低下などが考えられるため、塗布工程への通知として警告と判定される。
液剤243は経路上でかつ面積が大きく、塗布工程における液剤の粘度低下あるいは吐出動作異常が考えられ、基板の判定および塗布工程への通知共に異常と判定される。
経路外非塗布領域215,216における液剤244は面積が小さく、基板の判定としては正常となるが、本来あるべきではない領域への付着であり、塗布工程への通知としては警告と判定される。
液剤245は経路外ではあるが、面積が大で長軸長さも中程度存在していることから、塗布機動作異常または粘度低下などの影響が考えられるため、基板の判定および塗布工程への通知共に異常と判定される。
なお、基板の判定および塗布機への通知に関しては、表2を参照して生産工程上で任意に変更することができる。
塗布判定工程18にて判定された結果は、検査した基板としての結果を実装基板異常情報35として出力し、塗布機に対しては塗布異常情報33として通知出力を行う。
以上の構成,動作および判定により、基板上での塗布状態判定(塗布検査)と共に塗布機における液剤の異常や塗布機動作の異常に対する通知を行うことが可能になる。
本発明は、電子機器に使用される電子基板の検査工程に適用され、塗布工程後の検査において不要塗布物の検査のみならず、塗布経路や塗布条件などの塗布機に依存した条件を元に高効率で検査できると共に塗布機の条件異常に対しての早期発見が可能となる効果を有しており、安定稼動が求められる塗布工程に有用である。
本発明の実施の形態1の塗布検査装置の概略構成を示すブロック図 実施の形態1の検査演算部の処理に関するフローチャート 実施の形態1の基板データから得られるランドの形状と設定される検査領域の説明図 実施の形態1の塗布経路情報により再構成された検査領域を説明するための説明図 実施の形態1の検査領域に電子部品が存在した場合の説明図 実施の形態1の検査領域に電子部品が存在した場合の説明図 実施の形態1の図5の電子部品の位置の場合に、電子部品からの距離により設定された検査領域の説明図 実施の形態1の図6の電子部品の位置の場合に、電子部品からの距離により設定された検査領域の説明図 実施の形態1の電子部品に対する検査領域の説明図 実施の形態1の塗布経路判定幅の説明図 実施の形態1の電子部品がランドに直交せずに実装された場合の説明図 実施の形態1の図11を電子部品座標を直行座標として回転させた場合の説明図 実施の形態1の検査領域に付着した液剤の例を示す説明図 本発明の実施の形態2である塗布検査装置の概略構成を示すブロック図 実施の形態2のランド形状を示す説明図 実施の形態2のランド形状における外接矩形を示す説明図 実施の形態2の色情報により抽出されたランド形状を示す説明図 実施の形態2の図17にて抽出されたランド形状から電子部品形状部分が省かれて構成された領域を示す説明図 本発明の実施の形態3である塗布検査装置におけるICのコーナー頂点位置と塗布経路を示す説明図 実施の形態3の塗布領域と非塗布領域を説明する説明図 実施の形態3の液剤付着検査装置の概略構成を示すブロック図 実施の形態3の検査領域に付着した液剤の例を示す説明図 従来の部品実装におけるフロー工程を示す説明図 従来のフリップチップ実装における樹脂固定の工程を示す説明図
符号の説明
1 プリント基板
2 電子部品
3 撮像部
4 検査演算部
5 入力データ
6 出力データ
7 基板原点
8 映像信号
9 部品座標
11 画像記憶手段
12〜14 検査領域
15 部品検査工程
16 塗布検出工程
17 塗布判定工程
18 通知判定工程
19 検査領域
20 検査領域設定工程(D)
21 検査領域設定工程(A)
22 検査領域設定工程(B)
23 検査領域設定工程(C)
24 検査・判定工程
25 判定条件
26 通知条件
27 色条件
28 検出条件
29 色抽出工程
30 検査領域
31 塗布経路データ
32 部品データ
33 塗布異常情報
34 基板データ
35 実装基板異常情報
36 部品検査データ
41 塗布経路
51 ランド
52〜67 検査領域
80 部品幅
81 部品高さ
82 部品重心
83 部品角度
91〜96 液剤
100〜102 ランド
103〜105 抽出ランド
106〜108 領域ランド
110 情報記憶部
111 ランド色情報
112 液剤色情報
113 基板パターン色情報
120 抽出画像記憶手段
130〜132 矩形データ
200,201 IC
202 プリント基板
203 塗布ノズル
210,211 塗布経路
212〜214 経路内非塗布領域
215,216 経路外非塗布領域
220〜227 コーナー座標
228 ノズル待機位置
230 液剤色情報
231 背景色情報
240 液剤不足
241 液剤過剰
242〜245 液剤

Claims (7)

  1. 基板上に液剤を塗布する塗布機の塗布経路情報に基づいて検査領域内の検査条件を変更する条件変更工程と、
    変更された前記検査条件に基づいて前記検査領域内の検査を行う検査工程と、を備えた
    ことを特徴とする塗布検査方法。
  2. 前記検査条件が、前記液剤と前記基板に実装される対象部品との位置関係に基づいて決定されることを特徴とする請求項1記載の塗布検査方法。
  3. 前記検査領域が、前記塗布経路を含む領域と前記塗布経路以外の領域とを分割して設定されることを特徴とする請求項1記載の塗布検査方法。
  4. 前記検査条件が、前記対象部品の部品端座標を求め、前記検査領域内において検出された液剤座標と前記部品端座標との位置関係を測定し、その距離に応じて決定されることを特徴とする請求項2記載の塗布検査方法。
  5. 検出された前記液剤の形状および位置と前記塗布経路情報との位置関係を判定することにより、塗布条件の傾向を判定し、判定した前記塗布条件を前記塗布機に通知することを特徴とする請求項1記載の塗布検査方法。
  6. 前記基板上のランドの色情報を予め登録しておき、前記対象部品が実装されていない状態の基板を検査し、予め登録された色情報と一致した部分を検査領域に設定することを特徴とする請求項2記載の塗布検査方法。
  7. 実装基板を検査するときに、実装部品位置を検査し、検出した対象部品の位置と大きさと部品傾きを用いて、前記検査領域の中から部品が存在する位置を省いた部分を検査領域に設定することを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の塗布検査方法。
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