JP2010002845A - アクセサリの着脱機構及び閃光装置 - Google Patents

アクセサリの着脱機構及び閃光装置 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラのアクセサリシューへのアクセサリの装着状態を安定させる。
【解決手段】アクセサリの着脱機構100は、アクセサリシュー104に接触して押圧可能な押圧面128を備え、押圧面128をアクセサリシュー104と接触せしめて押圧する押圧方向Pに進退可能に設けられた押圧部材130と、押圧方向Pにおいて押圧部材130の押圧面128とは反対側に対向配置されると共に、押圧方向Pへ進退不能に配置され、且つ押圧部材130の押圧方向Pへの進退をガイドするガイド部材132と、押圧部材130を押圧方向Pに押圧せしめる押圧力を発生する弾性部材134と、を備え、押圧部材130およびガイド部材132は、押圧部材130およびガイド部材132の他方と対向し、押圧方向Pに対して傾斜し、上記押圧力を押圧面128に伝えるた斜面146、148を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、カメラのアクセサリシューに着脱可能なアクセサリの着脱機構、及び当該アクセサリの着脱機構を備える閃光装置に関する。本発明は、特に、アクセサリシューに押圧される押圧部材を備えるアクセサリの着脱機構、及び当該アクセサリの着脱機構を備える閃光装置に関する。
カメラのアクセサリシューに着脱可能な閃光装置等のアクセサリの着脱機構として、ロックレバーを操作することによりロック状態とアンロック状態との切り替えがなされる機構が知られている。当該機構では、シュー金具に対して接離可能に設けられた押圧部材が、弾性部材によりシュー金具に押圧されることによりロック状態となり、操作されたロックレバーから該弾性部材の付勢力に抗して押し上げられることによりアンロック状態となる(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−10711号公報
上記機構では、カメラの前後方向及び上下方向からアクセサリに外力が加わった場合に、弾性部材が弾性変形することにより、押圧部材とシュー金具との間にガタが生じ、アクセサリがカメラの前後方向へ傾いてしまう。また、押圧部材とシュー金具とのガタをなくすことを目的として、押圧部材をアクセサリに固定した場合には、シュー金具の厚みが増せば弾性部材とシュー金具との干渉が生じ、シュー金具の厚みが減じれば弾性部材とシュー金具との間に隙間が生じる。
本発明は、以下のような解決手段により前記課題を解決する。なお、理解を容易にすることを目的として、本発明の一実施例を示す図面に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
本発明の第1の形態に係るアクセサリの着脱機構(100)は、カメラ(102)のアクセサリシュー(104)に着脱可能なアクセサリ(106)の着脱機構であって、前記アクセサリシューに接触して押圧可能な接触部(128)を備え、前記アクセサリシューに装着された状態で、前記接触部を前記アクセサリシューに接触せしめて押圧する押圧方向(P)に進退可能に設けられた押圧部材(130)と、前記押圧方向において前記押圧部材の前記接触部とは反対側に対向配置されると共に、前記押圧方向へ進退不能に配置され、且つ前記押圧部材の前記押圧方向への進退をガイドするガイド部材(132)と、前記押圧部材を前記押圧方向に押圧せしめる押圧力を発生する押圧力付与部(134)と、を備え、前記押圧部材および前記ガイド部材の少なくとも一方は、前記押圧部材および前記ガイド部材の他方と対向し、前記押圧方向に対して傾斜した斜面(146)を有し、前記斜面は、前記押圧力付与部が発生する前記押圧力を前記接触部に伝えることを特徴とする。
また、本発明の第2の形態に係る閃光装置(106)は、上記アクセサリの着脱機構を備えることを特徴とする。
なお、上記の発明の概要は、必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1には、一実施形態に係るアクセサリの着脱機構としての着脱機構100を、斜視図にて示している。この図に示すように、着脱機構100は、カメラ102の上部に配されたアクセサリシュー104に着脱可能なアクセサリとしての閃光装置106の下部に配されている。着脱機構100は、閃光装置106の底面からアクセサリシュー104側へ突出した矩形箱状の筐体110と、筐体110の底面112からアクセサリシュー104側へ突出した脚部114とを備えている。
アクセサリシュー104は、カメラ102の左右方向(以下、左右方向という)両端を屈曲させることによりチャンネル形状に形成された金具であって、底壁部116と、左右一対の側壁部118と、左右一対の上壁部120とを備えている。底壁部116は、カメラ102の上部に固定され、左右一対の側壁部118は、底壁部116の左右方向両端からカメラ102の上方側に立ち上がり、左右一対の上壁部120は、側壁部118の上端から左右方向内側へ張り出している。左右一対の上壁部120の間には、溝122が形成されている。また、脚部114は、アクセサリシュー104により形成される溝122と相補する形状をしており、当該溝122と嵌り合う平板部124と、平板部124と筐体110とを結合する柱部126とを備えている。
図2には、着脱機構100を分解斜視図にて示している。また、図3〜図6には、着脱機構100を斜視断面図にて示している。これらの図に示すように、着脱機構100は、押圧部材130と、ガイド部材132と、押圧力付与部としての弾性部材134とを、筐体110内に備えている。
押圧部材130は、アクセサリシュー104に接触して押圧可能な接触部としての押圧面128を有しており、押圧面128がアクセサリシュー104を押圧する方向(以下、押圧方向Pという)に進退可能に設けられている。なお、アクセサリシュー104に接触する接触部を面状に形成することは必須ではなく、線状、点状に形成してもよい。また、ガイド部材132は、押圧方向において押圧部材130の押圧面128とは反対側に対向配置されると共に、筐体110の上部に固定されることにより押圧方向(P方向及びPと反対方向)へ進退不能とされ、且つ、押圧部材130の押圧方向への進退を案内している。また、弾性部材134は、圧縮コイルバネであって、押圧部材130の押圧面128をアクセサリシュー104に対して押圧方向に押圧させる押圧力を発生する。
押圧部材130は、カメラ102の前後方向に見て(以下、正面視にて、という)下側が開口したコ字状(所謂門型状)の第2押圧部材としての押圧部136と、押圧方向Pにおいて押圧部136の押圧面128とは反対側に対向配置された、第1押圧部材としての駆動部138とを備えている。押圧部136には、左右一対の柱部140と、左右一対の柱部140を結合する梁部142とを備えている。筐体110の底面112には、柱部140が挿通される左右一対の矩形状の孔144が形成されており、左右一対の柱部140は、当該孔144からアクセサリシュー104側へ突出する。
ここで、左右の柱部140はそれぞれ、アクセサリシュー104の左右の上壁部120と押圧方向Pに対向して、且つ当接可能に配されている。即ち、左右の柱部140の下端部がそれぞれ、左右の上壁部120を押圧可能な押圧面128となっている。
また、駆動部138は、梁部142上に載置され、左右方向を長手方向とする部材であって、その下面は、梁部142の上面と当接している。また、駆動部138の上面には、左右方向の中央側から左右方向の何れか一方向(例えば、図中右方向)へかけて押圧方向Pの反対方向へ傾斜したテーパ状の斜面146が形成されている。
ガイド部材132は、押圧部136と共に駆動部138を押圧方向Pに挟み、左右方向を長手方向とする部材であって、その下面には、左右方向の一端部(例えば、図中右端部)から左右方向の中央側へかけて押圧方向Pへ傾斜したテーパ状の斜面148が形成されている。この斜面148は、斜面146と上下に対向して、且つ当接して配されている。即ち、ガイド部材132は、押圧部材130の斜面148に沿った移動をガイドしている。
弾性部材134は、駆動部138の左右方向の一端部(図中右端部)と、当該一端部と対向する筐体110の側面113との間に配されており、駆動部138を左右方向の他端側に付勢している。即ち、弾性部材134における駆動部138の左右方向の一端部に当接した当接部135は、押圧方向と直交する第1方向A(例えば、図中左方向)、及び第1方向Aの反対方向としての第2方向B(例えば、図中右方向)に移動可能となっている。
ここで、駆動部138の左右方向の一端側は、斜面146の勾配の上り側、且つ、ガイド部材132の斜面148の勾配の下り側に相当する。このため、弾性部材134によりガイド部材132の斜面148に押圧された駆動部138の斜面146には、斜面148から押圧方向Pへの力が作用する。これにより、駆動部138は、弾性部材134の当接部135の第1方向Aへの移動に伴って、斜面146、148にガイドされつつ、第1方向A及び押圧方向Pへ移動する。また、駆動部138は、弾性部材134の当接部135の第2方向Aへの移動に伴って、斜面146、148にガイドされつつ、第1方向B及び押圧方向Pの反対方向へ移動する。
また、押圧部136は、駆動部138の押圧方向Pへの移動に伴って、押圧方向Pへ移動して押圧面128をアクセサリシュー104の上壁部120に当接させる。一方、押圧部136は、駆動部138が押圧方向Pの反対方向へ移動することに伴って、押圧方向Pの反対方向へ移動して押圧面128を上壁部120から離間させる。
即ち、弾性部材134の付勢力が、駆動部138、斜面146、148を介して押圧部136の押圧面128に伝えられることにより、押圧面128がアクセサリシュー104の上壁部120に押圧される。一方、押圧部136、駆動部138を、弾性部材134の付勢力に抗して押圧方向Pの反対方向へ押し上げることにより、押圧面128が上壁部120を押圧する押圧力が解除される。
また、着脱機構100は、押圧力解除部材としてのロックレバー150を備えている。ロックレバー150は、押圧部136の梁部142と筐体110の底面112との間に、回転自在に挿通された軸部152を備えている。軸部152は、カメラ102の前後方向に延在しており、筐体110の後面115及び前面117に回転自在に支持されている。また、軸部152の軸方向の一端部は、後面115から筐体110の外部に突出しており、当該一端部には、レバー部154が設けられている。
また、ロックレバー150の軸方向他端側には、押上部としての偏心カム156と、偏心カム158とが設けられている。偏心カム156は、梁部142と底面112との間に配されている。
偏心カム156の回転半径が最大となる最大半径部157が回転中心に対して第1方向A側の側方に位置する場合に、当該回転半径が最小となる最小半径部159が回転中心に対して鉛直上方に位置する。この場合、図3に示すように、着脱機構100がアクセサリシュー104に装着された状態では、梁部142と偏心カム156との間に隙間ができ、押圧面128がアクセサリシュー104の上壁部120に当接する。一方、図4に示すように、着脱機構100がアクセサリシュー104から外されている場合には、押圧部136が、梁部142が偏心カム156に当接する位置まで下降する。
また、図5に示すように、最大半径部157が回転中心に対して鉛直上方に位置する場合には、梁部142と偏心カム156とが当接して、押圧部136が、偏心カム156により弾性部材134の付勢力に抗して押圧方向Pの反対方向へ押し上げられる。これにより、押圧面128がアクセサリシュー104の上壁部120から離間する。
また、偏心カム158は、梁部142及び押圧部136よりカメラ102の前方側に配されている。偏心カム158の回転半径が最大の最大半径部161は、偏心カム156の最大半径部157が回転中心に対して鉛直上方に位置する場合に、回転中心に対して第2方向B側の側方に位置する。また、図3に示すように、当該最大半径部161は、偏心カム156の最大半径部157が回転中心に対して第1方向A側の側方に位置する場合に、回転中心に対して鉛直上方に位置する。
駆動部138におけるカメラ102の前方側の面には、駆動伝達部としてのカム板162が設けられている。このカム板162は、偏心カム158に対して第2方向B側の側方に配され、駆動部138から下方へ延出しており、回転中心に対して第2方向B側に回転した最大半径部161に当接される。また、カム板162と同様の形状の板材が、駆動部138におけるカメラ102の後方側の面に設けられており、当該板材とカム板162とにより、押圧部136のカメラ前後方向の傾きが制限されている。
ここで、最大半径部161が回転中心に対して鉛直上方に位置する場合には、偏心カム158は、カム板162から離間する。このため、弾性部材134の付勢力による駆動部138の第1方向Aへの移動が、偏心カム158により妨げられないので、弾性部材134の付勢力が、押圧部136まで伝わり、押圧面128がアクセサリシュー104の上壁部120に押圧される。これにより、着脱機構100がアクセサリシュー104に固定されるロック状態となる。
また、偏心カム158が回転中心に対して第2方向B側に回転してカム板162に当接した時点では、偏心カム156は押圧部136の梁部142から離間したままであり、偏心カム158がカム板162を弾性部材134の付勢力に抗して第2方向Bへ移動させた後、偏心カム156が梁部142に当接する。そして、図5に示すように、偏心カム158がさらに第2方向B側に回転することにより、偏心カム156が、弾性部材134の付勢力に抗して梁部142を押圧方向Pの反対方向へ押し上げる。これにより、着脱機構100がアクセサリシュー104に対しての固定を解除されたアンロック状態となる。
ところで、図3に示すように、閃光装置106に対して上下方向及び前後方向の外力が加わった場合には、その反力として、押圧方向Pと反対方向の力Qが、押圧部材130に加わる。ここで、本実施形態では、押圧部材130とガイド部材132との互いに押圧方向Pに対向して当接する当接部が、押圧方向Pに対して傾斜した斜面146、148となっており、当該斜面146、148が、弾性部材134により押圧方向に対して略直交する第1方向Aに押圧されている。
このため、斜面146、148においては、斜面146、148に沿って第2方向B向きの上記力Qの分力Rと、第1方向A向きの摩擦力F(=斜面146、148の摩擦係数×斜面146、148に加わる垂直効力)が作用する。即ち、駆動部138を第2方向Bへ移動させようとする分力Rに対して、摩擦力Fが制動力として働く。これにより、閃光装置106に対してカメラ102の上下方向及び前後方向の外力が加わった場合に、押圧部136の押圧方向Pの反対方向への移動を上記摩擦力Fにより制動でき、押圧面128とアクセサリシュー104の上壁部120との間に生じるガタを抑制でき、以って、閃光装置106の前後方向への傾きを抑制できる。
ここで、摩擦力Fの大きさが、分力Rの大きさ以上の場合には、駆動部138が第2方向Bへ移動せず、押圧部136が押圧方向Pの反対方向へ移動しない。従って、想定し得る最大の上記力Qが押圧部材130に加わった場合に、摩擦力Fの大きさが、分力Rの大きさ以上となるように、斜面146、148の押圧方向Pに対する傾斜角度、斜面146、148の当接面積、斜面146、148の摩擦係数等の諸条件を設定することが望ましい。これにより、閃光装置106に対して加わる外力の大きさに関わらず、押圧面128とアクセサリシュー104の上壁部120との間にガタを生じさせずに、閃光装置106の前後方向への傾きを防止できる。
また、押圧部136は、押圧方向Pに対して進退可能に設けられており、弾性部材134の付勢力でアクセサリシュー104の上壁部120に押圧されていることから、図6に示すように、上壁部120が図3に示す場合と比較して薄い場合には、押圧方向Pへの変位量を増加させる。一方、図3に示すように、上壁部120が図6に示す場合と比較して厚い場合には、押圧部136は、押圧方向Pへの変位量を減少させる。これにより、押圧部136は、上壁部120の厚みの大小に関わらず、押圧面128を上壁部120に押圧させることができる。
また、本実施形態では、弾性部材134の駆動部138と当接する当接部135が、第1方向A及び第2方向Bへ移動可能に構成されており、押圧部材130の一部としての駆動部138が、当接部135の第1方向Pへの移動に伴って、ガイド部材132にガイドされつつ第1方向Pへ移動する。これにより、押圧部材130の他部としての押圧部136が、押圧方向Pへ移動される。
また、本実施形態では、ロックレバー150が回転操作され、偏心カム158が第2方向B側へ倒れ、カム板162に当接すると、押圧部材130の一部としての駆動部138が、偏心カム158により、弾性部材134の付勢力に抗して、第2方向Pへ移動される。これにより、押圧部材130の他部としての押圧部136に対して、弾性部材134の付勢力が作用しなくなり、押圧面128からアクセサリシュー104の上壁部120への押圧力が解除される。
また、本実施形態では、ロックレバー150がさらに回転され、偏心カム158が第2方向B側へさらに倒れると、押圧部材130の一部としての押圧部136が、偏心カム156により、押圧方向Pの反対方向へ押し上げられる。これにより、押圧面128がアクセサリシュー104の上壁部120から離間する。
ここで、押圧部136を駆動部138より先に押圧方向Pの反対方向へ押し上げようとした場合には、上記摩擦力Fが制動力として作用する分、ロックレバー150の操作に力を要する。しかし、本実施形態では、駆動部138を押圧部136に先んじて第2方向Pへ移動させることにより、上記摩擦力Fを減少させ、ロックレバー150の操作に要する力を減少させている。
次に、他の実施形態について説明する。図7には、他の実施形態に係る着脱機構200を斜視断面図にて示している。この図に示すように、着脱機構200では、上記実施形態における押圧部136と駆動部138とが一体化された構成となっている。このため、弾性部材134の付勢力により、押圧部材130の全体が、第1方向Aへ移動しながら、押圧方向Pへ移動する。
ここで、当該実施形態においても、押圧部材130とガイド部材132との互いに押圧方向Pに当接する当接面が、押圧方向Pに対して傾斜した斜面146、148となっていることから、上記力Qが、押圧部材130に加わった場合に、斜面146、148において、第1方向A向きの摩擦力Fが作用する。よって、閃光装置106に対して外力が加わった場合に、押圧面128とアクセサリシュー104の上壁部120との間にガタが生じることを抑制でき、閃光装置106の前後方向への傾きを抑制できる。
また、図8には、他の実施形態に係る着脱機構300を斜視断面図にて示している。この図に示すように、着脱機構300では、ガイド部材132が、筐体110の上面に固定された左右方向を長手方向とさる梁部131と、梁部131と押圧部材130との間に配された正面視にて三角形状の移動部133とを備えている。移動部133は、上面が水平面、下面が、第1方向Aにかけて押圧方向Pの反対側へ傾斜したテーパ状の斜面148となっており、梁部131の下面に沿って、第1方向A及び第2方向Bへスライド可能となっている。また、押圧部材130の上面は、斜面148に当接する斜面146となっている。この斜面146は、第1方向Aにかけて押圧方向Pの反対側へテーパ状に傾斜している。
また、弾性部材134は、移動部133の第2方向B側の端部と筐体110の側面113との間に配されており、移動部133を第1方向Aへ付勢して、斜面148を斜面146に押圧している。このため、押圧部材130が、ガイド部材132から押圧方向Pへ付勢され、押圧面128がアクセサリシュー104の上壁部120に押圧される。
ここで、本実施形態においても、押圧部材130とガイド部材132との互いに押圧方向Pに当接する当接面が、押圧方向Pに対して傾斜した斜面146、148となっていることから、上記力Qが、押圧部材130に加わった場合に、斜面146、148において、第1方向A向きの摩擦力Fが作用する。よって、閃光装置106に対して外力が加わった場合に、押圧面128とアクセサリシュー104の上壁部120との間にガタが生じることを抑制でき、閃光装置106の前後方向への傾きを抑制できる。
また、図9には、他の実施形態に係る着脱機構400、500を正面断面図(A)、(B)にて示している。この図に示すように、着脱機構400は、斜面146、148が凹凸関係にある曲面となっている。この場合においても、斜面146、148が、押圧方向Pに対して傾斜していることから、上記力Qが、押圧部材130に加わった場合に、斜面146、148において、第1方向A向きの摩擦力Fが作用する。よって、閃光装置106に対して外力が加わった場合に、押圧面128とアクセサリシュー104の上壁部120との間にガタが生じることを抑制でき、閃光装置106の前後方向への傾きを抑制できる。
また、着脱機構500は、ガイド部材132には斜面148が形成されている一方、押圧部材130の斜面148と対向する上面には、段差部147が形成されており、段差部147の角部が斜面148に当接している。この場合においても、斜面148が、押圧方向Pに対して傾斜していることから、上記力Qが、押圧部材130に加わった場合に、斜面148と段差部147の角部とにおいて、第1方向A向きの摩擦力Fが作用する。よって、閃光装置106に対して外力が加わった場合に、押圧面128とアクセサリシュー104の上壁部120との間にガタが生じることを抑制でき、閃光装置106の前後方向への傾きを抑制できる。
なお、押圧部材130とガイド部材132との少なくとも一方に、押圧方向Pに対して傾斜した斜面が形成されていればよく、ガイド部材132に段差部を形成して押圧部材130の斜面146を形成してもよい。この場合においても、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。例えば、上記実施形態では、押圧力付与部を弾性部材としたが、ソレノイド等の他の押圧力を発生する要素も適用できる。
一実施形態に係る着脱機構100を備える閃光装置106を斜視図にて示す。 一実施形態に係る着脱機構100を分解斜視図にて示す。 一実施形態に係る着脱機構100を斜視断面図にて示す。 一実施形態に係る着脱機構100を斜視断面図にて示す。 一実施形態に係る着脱機構100を斜視断面図にて示す。 一実施形態に係る着脱機構100を斜視断面図にて示す。 他の実施形態に係る着脱機構200を斜視断面図にて示す。 他の実施形態に係る着脱機構300を斜視断面図にて示す。 (A)は、他の実施形態に係る着脱機構400を正面断面図にて示す。また、(B)は、他の実施形態に係る着脱機構500を正面断面図にて示す。
符号の説明
100 着脱機構、102 カメラ、104 アクセサリシュー、106 閃光装置、110 筐体、112 底面、113 側面、114 脚部、115 後面、116 底壁部、117 前面、118 側壁部、120 上壁部、122 溝、124 平板部、126 柱部、128 押圧面、130 押圧部材、131 梁部、132 ガイド部材、133 移動部、134 弾性部材、135 当接部、136 押圧部、138 駆動部、140 柱部、142 梁部、144 孔、146 斜面、147 段差部、148 斜面、150 ロックレバー、152 軸部、154 レバー部、156 偏心カム、157 最大半径部、158 偏心カム、159 最小半径部、161 最大半径部、162 カム板、200 着脱機構、300 着脱機構、400 着脱機構、500 着脱機構

Claims (9)

  1. カメラのアクセサリシューに着脱可能なアクセサリの着脱機構であって、
    前記アクセサリシューに接触して押圧可能な接触部を備え、前記アクセサリシューに装着された状態で、前記接触部を前記アクセサリシューに接触せしめて押圧する押圧方向に進退可能に設けられた押圧部材と、
    前記押圧方向において前記押圧部材の前記接触部とは反対側に対向配置されると共に、前記押圧方向へ進退不能に配置され、且つ前記押圧部材の前記押圧方向への進退をガイドするガイド部材と、
    前記押圧部材を前記押圧方向に押圧せしめる押圧力を発生する押圧力付与部と、
    を備え、
    前記押圧部材および前記ガイド部材の少なくとも一方は、前記押圧部材および前記ガイド部材の他方と対向し、前記押圧方向に対して傾斜した斜面を有し、
    前記斜面は、前記押圧力付与部が発生する前記押圧力を前記接触部に伝えることを特徴とするアクセサリの着脱機構。
  2. 前記押圧力付与部は、前記押圧方向と略直交する第1方向と該第1方向の反対側の第2方向とに移動可能に構成され、前記押圧部材に当接する当接部を有しており、
    前記押圧力付与部の前記当接部の前記第1方向への移動に応じて、前記押圧部材は前記ガイド部材にガイドされつつ前記第1方向へ移動することを特徴とする請求項1に記載のアクセサリの着脱機構。
  3. 前記押圧部材を、前記押圧力付与部からの押圧力に抗して、前記第2方向へ移動させる押圧力解除部材を有することを特徴とする請求項2に記載のアクセサリの着脱機構。
  4. 前記押圧力解除部材は更に、前記押圧部材を前記押圧方向とは反対方向へ移動せしめる押上部を備え、
    前記押上部は、前記押圧部材が前記第2方向へ移動した後に、前記押圧部材を前記押圧方向とは反対方向へ移動させることを特徴とする請求項3に記載のアクセサリの着脱機構。
  5. 前記押圧部材は、
    前記押圧力付与部の前記当接部の前記第1方向への移動に応じて、前記斜面に沿って前記第1方向及び前記押圧方向に移動可能な第1押圧部材と、
    前記接触部を備えると共に、前記押圧方向において前記接触部とは反対側で前記第1押圧部材と当接するように配置されており、前記第1押圧部材の前記押圧方向への移動に応じて該押圧方向へ移動可能な第2押圧部材と、
    を含むことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のアクセサリの着脱機構。
  6. 前記押圧力付与部は、前記押圧方向と略直交する第1方向と該第1方向の反対側の第2方向とに移動可能に構成され、前記ガイド部材に当接する当接部を有しており、
    前記押圧力付与部の前記当接部の前記第1方向への移動に応じて、前記ガイド部材は前記斜面に沿って前記第1方向へ移動することを特徴とする請求項1に記載のアクセサリの着脱機構。
  7. 前記押圧部材を、前記押圧力付与部からの押圧力に抗して、前記第2方向へ移動させる押圧力解除部材を有することを特徴とする請求項6に記載のアクセサリの着脱機構。
  8. 前記押圧力解除部材は更に、前記押圧部材を前記押圧方向とは反対方向へ移動せしめる押上部を備え、
    前記押上部は、前記押圧部材が前記第2方向へ移動した後に、前記押圧部材を前記押圧方向とは反対方向に移動させることを特徴とする請求項7に記載のアクセサリの着脱機構。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のアクセサリの着脱機構を備えることを特徴とする閃光装置。
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