JP2010001891A - 内燃機関の駆動方法、内燃機関の制御装置、内燃機関を駆動するためのコンピュータプログラムならびにコンピュータプログラム製品 - Google Patents

内燃機関の駆動方法、内燃機関の制御装置、内燃機関を駆動するためのコンピュータプログラムならびにコンピュータプログラム製品 Download PDF

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Abstract

【課題】直接噴射に対する最小噴射量をつねに保証し、さらに、燃料空気混合気の均一性を達成する。
【解決手段】内燃機関の少なくとも1つの設定された駆動状態において、設定された回数の連続する作業サイクルにわたって、少なくとも1つの第1の噴射弁のみを介して燃料を吸気管内へ噴射し、次の1回の作業サイクルでは、少なくとも1つの第1の噴射弁を介して吸気管内へ燃料を噴射し、さらに少なくとも1つの第2の噴射弁を介して直接に燃焼室へ燃料を噴射するか、あるいは、少なくとも1つの第2の噴射弁のみを介して直接に燃焼室へ燃料を噴射する。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の駆動方法、内燃機関の制御装置、内燃機関を駆動するためのコンピュータプログラムならびにコンピュータプログラム製品に関する。
国際公開第2006009313号明細書から、燃料を吸気管噴射および直接噴射によって噴射し、内燃機関の速度、負荷係数および冷却剤温度に基づいて吸気管噴射と直接噴射との比を求める内燃機関の制御装置が公知である。この場合、直接噴射に用いられる噴射弁が高温のもとで弁の周囲に集積した付着物によって動かなくなるのを回避するために、直接噴射に対する最小噴射量をつねに保証しなければならない。最小噴射量によって直接噴射弁を冷却することができるからである。
充分な冷却を達成するには、内燃機関の温度に応じて直接噴射に対する最小噴射量を高める必要がある。また、内燃機関が直接噴射のみで動作するか、吸気管噴射のみで動作するか、あるいは直接噴射および吸気管噴射の組み合わせによって動作するかにかかわらず、燃料空気混合気の均一性も保証されなければならない。内燃機関の所定の駆動状態においては直接噴射に対してできるだけ小さい噴射量を選択する必要がある。例えば、燃料空気混合気の均一化のためには直接噴射に対してきわめて小さい噴射量が選択される。
国際公開第2006009313号明細書
したがって、本発明の課題は、直接噴射に用いられる噴射弁が高温のもとで弁の周囲に集積した付着物によって動かなくなるのを回避するために、直接噴射に対する最小噴射量をつねに保証し、さらに、燃料空気混合気の均一性を達成することである。
この課題は、内燃機関の少なくとも1つの設定された駆動状態において、設定された回数の連続する作業サイクルにわたって、少なくとも1つの第1の噴射弁のみを介して燃料を吸気管内へ噴射し、次の1回の作業サイクルでは、少なくとも1つの第1の噴射弁を介して吸気管内へ燃料を噴射し、さらに少なくとも1つの第2の噴射弁を介して直接に燃焼室へ燃料を噴射するか、あるいは、少なくとも1つの第2の噴射弁のみを介して直接に燃焼室へ燃料を噴射することにより、解決される。本発明により、第2の噴射弁の特に効率的な冷却が達成される。
内燃機関の概略図である。 本発明の方法のフローチャートである。 燃焼室温度、噴射頻度および作業サイクルの連続回数の設定値の関係を定めたテーブルである。
独立請求項に記載された本発明の方法の有利な実施形態ないし改善形態は従属請求項に記載されている。
特に有利には、作業サイクルの連続回数の設定値が内燃機関の少なくとも1つの駆動パラメータに基づいて選択される。これにより、第2の噴射弁による噴射の頻度が内燃機関の駆動状態に適合するように定められ、第2の噴射弁の冷却が達成される。
特に有利には、燃焼室温度を表す駆動特性量が求められ、作業サイクルの連続回数の設定値が燃焼室温度を表す駆動特性量に基づいて求められる。
これにより、第2の噴射弁による噴射の頻度が第2の噴射弁の汚染にとって決定的な燃焼室温度に対して簡単に適合化される。
特に有利には、燃焼室温度を表す駆動特性量は内燃機関の回転数と噴射燃料量の設定値とに基づいて求められる。これにより、燃焼室温度が簡単かつ確実に求められる。
特に有利には、作業サイクルの連続回数の設定値が燃焼室温度を表す駆動特性量に基づいてテーブルから選択される。これにより、作業サイクルの連続回数が特に簡単に求められる。
本発明の実施例を図示し、以下に詳細に説明する。
図1には内燃機関1000,例えばガソリン機関(オットー機関)またはディーゼル機関が示されている。内燃機関1000には1つまたは複数の燃焼室1075が存在しているが、わかりやすくするために図1にはそのうち1つしか示されていない。内燃機関1000は吸気管1050を有しており、この吸気管1050および吸入弁1055を通って新気が燃焼室1075へ達する。内燃機関1000はさらに第1の噴射弁1040を有しており、この第1の噴射弁を介して燃料が吸気管1050へ燃焼室1075での燃焼のために噴射される。また、内燃機関1000は第2の噴射弁1045を有しており、この第2の噴射弁1045を通って燃料が燃焼室1075内へ直接に噴射される。第1の噴射弁1040および/または第2の噴射弁1045を用いた燃料噴射により燃焼室1075において生じる燃料空気混合気は、例えばガソリン機関では、図1に示されていない点火プラグによって点火される。燃焼によって発生する排気ガスは燃焼室1075から排出弁1070を介して排気管1065へ排出される。燃料空気混合気の燃焼によって発生するエネルギは少なくとも部分的にピストン1076から連接棒1077を介してクランクシャフト1078へ伝達される。こうして引き起こされたクランクシャフト1078の回転が回転数センサ1060によって検出される。
内燃機関1000には制御装置1005が配属されており、この制御装置には検出装置1010、第1の計算装置1020、第2の計算装置1095、第1の設定装置1025、第2の設定装置1035、第1の駆動装置1080および第2の駆動装置1085が配置されている。
検出装置1010は回転数センサ1060から伝送されてくる回転数信号を連続的に検出し、そこから当分野の技術者に周知の手法で内燃機関1000の回転数nを求める。第1の設定装置1025は噴射すべき全燃料量QSollを設定する。噴射すべき全燃料量QSollは車両の内燃機関1000において当分野の技術者に周知の手法でドライバーの要求から求められる。
第2の計算装置1095は、検出装置1010から内燃機関の回転数nを受け取り、第1の設定装置1025から噴射すべき全燃料量QSollを受け取って、当該の回転数nおよび全燃料量QSollから燃焼室温度Tを求める。この計算には例えば図3に示されているテーブル(表)が用いられる。
図3のテーブルは内燃機関1000の回転数Nと噴射すべき全燃料量QSollとの各組に対して燃焼室温度Tを割り当てたものである。つまり図3には燃焼室温度Tと内燃機関1000の回転数Nおよび噴射すべき全燃料量QSollの相応の領域との対応関係が示されている。高負荷領域は噴射すべき全燃料量QSollが大きいことに相応し、図3のテーブルでは"H"で示されており、例えばガソリン機関では燃料が15mgより多くなることを意味する。相応に、低負荷領域は噴射すべき全燃料量QSollが小さいことに相応し、図3のテーブルでは"N"で示されており、例えばガソリン機関では全燃料量QSollが5mg以下となることを意味する。また、内燃機関1000の回転数Nも高回転数領域と低回転数領域とに分割されており、3000rpmより高い回転数が高回転数領域として図3に"H"で示されており、3000rpm以下の回転数が低回転数領域として図3に"N"で示されている。燃焼室温度Tは図3によれば4つの値を有する。"きわめて高"の温度は図3に"H"で示されており、高負荷かつ高回転数に相当する。"中〜高"の温度は図3に"M−H"で示されており、高負荷かつ低回転数に相当する。"中"の温度は図3に"M"で示されており、低負荷かつ高回転数に相当する。"低"の温度は図3に"N"で示されており、低負荷かつ低回転数に相当する。
これに代えてまたはこれに加えて、燃焼室温度Tを回転数N、負荷Lおよび噴射すべき全燃料量QSollとから成る特性マップから、例えば補間により取得することもできる。さらに、本発明の方法は、4つの燃焼室温度を求めることに限定されず、燃焼室温度Tを連続的に回転数N、負荷Lおよび噴射すべき全燃料量QSollから求めることもできる。噴射すべき全燃料量QSollに代えて、内燃機関の負荷Lを推論することのできる他のパラメータを用いてもよい。例えばガソリン機関での負荷はスロットルバルブ角度または吸気管1050内のエアマスフローセンサの出力信号から求めることができる。その場合、本発明の方法はアナログの手法にも適用可能である。
負荷および回転数に応じて燃焼室温度を求めることに代えてまたはこれに加えて、燃焼室温度Tを冷却剤温度、機関室温度、シリンダヘッド温度またはオイル温度から求めることもできる。
図3から求められた燃焼室温度Tは、第2の計算装置1095から第1の計算装置1020へ出力される。第1の計算装置1020はそこから第2の噴射弁1045による噴射の噴射頻度を求める。このために、図3のテーブルから、第1の噴射弁1040のみによって燃料を噴射する作業サイクルの連続回数の設定値が求められる。
図3によれば、燃焼室温度Tが"きわめて高"のとき、きわめて頻繁に第2の噴射弁1045により噴射が行われる。例えば、燃焼の2回目ごとに第2の噴射弁による噴射が行われる。燃焼室温度Tが"中〜高"のときには、燃焼の4回目ごとに第2の噴射弁による噴射が行われる。燃焼室温度Tが"中"のときには、燃焼の16回目ごとに第2の噴射弁による噴射が行われる。燃焼室温度Tが"低"のときには、第2の噴射弁による噴射はまれとなり、例えば燃焼の32回目ごとに行われる。第1の噴射弁1040のみによって噴射が行われる作業サイクルの連続回数の設定値はここからそれぞれ1を引いた値となり、つまり、燃焼室温度Tが"きわめて高"のとき2−1で1回、燃焼室温度Tが"中〜高"のとき4−1で3回、燃焼室温度Tが"中"のとき16−1で15回、燃焼室温度Tが"低"のとき32−1で31回である。噴射頻度および連続回数の設定値は例えば内燃機関の駆動モードおよび第2の噴射弁1045の駆動モードに応じて選択される。例えば噴射頻度および連続回数の設定値は、内燃機関1000をテスト台に置き、それぞれの駆動状態の適用ステップにおいて求められる。例えば高負荷および高回転数の駆動状態では、第2の噴射弁に汚染物が付着しているあいだ、当該の第2の噴射弁による噴射頻度は低減される。この場合、例えば、噴射頻度は第2の噴射弁に汚染物が付着しなくなる値に選定される。他の駆動状態においても相応の調整が行われる。
第2の設定装置1035は第1の計算装置1020から連続回数の設定値を読み出す。第2の設定装置1035はこの設定値と噴射すべき全燃料量QSollとから直接噴射量QDIおよび吸気管噴射量QPFIを求める。このために、第2の設定装置1035は、例えばガソリン機関において、燃焼空気混合気の点火のために設けられている点火プラグの点火パルスを監視して計数することにより、作業サイクルの連続回数を計数する。例えば、点火プラグを通って点火電流が流れるとただちに、作業サイクルの連続回数が1だけ高められる。第2の設定装置1035は作業サイクルの連続回数とその設定値とを比較する。作業サイクルの連続回数が設定値以下であるあいだは、噴射すべき全燃料量QSollは完全に吸気管噴射よりまかなわれる。つまり、噴射すべき全燃料量QSollは吸気管噴射量QPFIに等しく設定され、直接噴射量QDIはゼロに設定される。作業サイクルの連続回数が設定値より大きい場合には、噴射すべき全燃料量QSollは完全に直接噴射によりまかなわれ、噴射すべき全燃料量QSollは直接噴射量QDIに等しく設定され、吸気管噴射量QPFIはゼロに設定される。
吸気管噴射量QPFIは第2の設定装置1035から第1の駆動装置1080へ伝送される。直接噴射量QDIは第2の設定装置1035から第2の駆動装置1085へ伝送される。
第1の駆動装置1080は第1の噴射弁1040を駆動するための第1の駆動信号AQPFIを求める。このとき、吸気管噴射量QPFIから当分野の技術者に周知の手段で、例えば第1の噴射弁の特性曲線を用いて、第1の駆動信号AQPFIに対する第1の目標値が求められる。
第2の駆動装置1085は直接噴射量QDIから第2の噴射弁1045に対する第2の駆動信号AQDIを求める。ここで、当分野の技術者に周知の手法を用いて、第2の噴射弁の特性曲線により、直接噴射量QDIから、第2の駆動信号AQDIに対する第2の目標値が求められる。
制御装置1005では、本発明の方法を実行するためのコンピュータプログラムがメモリに格納されており、そこには、噴射すべき全燃料量QSoll、内燃機関の回転数n、燃焼室温度T、連続回数の設定値、変数としての吸気管噴射量QPFIおよび直接噴射量QDIが記憶されている。付加的に、制御装置1005の図1に示されていないメモリに図3のテーブルを記憶させることもできる。
図2に示されている本発明の方法は、内燃機関があらかじめ定められた駆動状態で駆動され、第1の噴射弁1040のみによって吸気管1050への燃料噴射が行われるとき、つねに開始される。当該のあらかじめ定められる駆動状態の1つに部分負荷モードが挙げられる。
例えば、コンピュータプログラムにおいて、本発明の方法のプロセスがオペレーティングシステムによって当分野の技術者に周知の手法で呼び出される。
本発明の方法は、開始後、ステップ200へ移行する。
ステップ200で、第1の噴射弁1040のみにより燃料が吸気管1050へ噴射される作業サイクルの連続回数がゼロへセットされる。また連続回数の設定値もゼロへセットされる。続いてステップ205へ移行する。
ステップ205では、第1の噴射弁1040のみにより燃料が吸気管1050へ噴射される作業サイクルの連続回数が設定値を上回ったか否かが検査される。上回っている場合、ステップ210へ移行する。上回っていない場合にはステップ220へ移行する。
ステップ210では、直接噴射量QDIが噴射すべき全燃料量QSollに等しくなるようにセットされ、吸気管噴射量QPFIはゼロへセットされる。続いてステップ215へ移行する。
ステップ215では、第1の噴射弁1040のみにより燃料が吸気管へ噴射される作業サイクルの連続回数がゼロへセットされる。続いてステップ230へ移行する。
ステップ205で連続回数が設定値を上回っていなかった場合、ステップ220では吸気管噴射量QPFIが噴射すべき全燃料量QSollに等しくなるようにセットされ、直接噴射量QDIはゼロへセットされる。続いてステップ225へ移行する。
ステップ225では、第1の噴射弁1040のみにより燃料が吸気管へ噴射される作業サイクルの連続回数が1だけ高められる。続いてステップ230へ移行する。
ステップ230では、吸気管噴射量QPFIから第1の駆動信号AQPFIに対する第1の目標値が求められ、直接噴射量QDIから第2の駆動信号AQDIに対する第2の目標値が求められる。続いてステップ231へ移行する。
ステップ231では、第1の噴射弁1040および第2の噴射弁1045が第1の駆動信号AQPFIに対する第1の目標値および第2の駆動信号AQDIに対する第2の目標値にしたがって駆動される。続いて、ステップ232へ移行する。
ステップ232では内燃機関の回転数nが検出される。続いてステップ235へ移行する。
ステップ235では燃焼室温度Tが例えば図3のテーブルから求められる。続いてステップ240へ移行する。
ステップ240では連続回数の設定値が燃焼室温度Tに応じて例えば図3のテーブルから求められる。続いてステップ250へ移行する。
ステップ250では、第1の噴射弁のみにより燃料を吸気管へ噴射して、内燃機関が所定の駆動状態で駆動されるか否かが検査される。内燃機関が所定の駆動状態で動作する場合には、ステップ205へ移行する。内燃機関が所定の駆動状態で動作しない場合には、本発明の方法は終了される。第1の噴射弁のみにより燃料を吸気管へ噴射して、内燃機関が所定の駆動状態で動作するか否かを検査するには、例えば当分野の技術者に周知の手法で、内燃機関の駆動状態に関する情報を含む変数をオペレーティングシステムからプロセスへ伝送し、ステップ250で評価すればよい。
本発明の方法は、噴射すべき全燃料量QSollについて、所定回数の第1の噴射弁1050による吸気管噴射の後に完全に第2の噴射弁1045による直接噴射へ転換することのみに限定されない。第2の実施例では、噴射すべき全燃料量QSollの一部が第1の噴射弁での吸気管噴射により実現され、第2の噴射弁1045の充分な冷却に必要な直接噴射量のみ、第2の噴射弁での直接噴射から取得される。充分な冷却に必要な直接噴射量QDIは例えば内燃機関の駆動状態に対する適用ステップにおいて、図3のテーブルから求められる。
当該の第2の実施例では、第1の実施例とは異なり、直接噴射量QDIが第2の噴射弁1045の冷却のために必要な直接噴射量に等しくなるように選定される。この場合、吸気管噴射量QPFIは噴射すべき全燃料量QSollと直接噴射量QDIとの差として得られる。
第2の実施例の他の全ての方法ステップは第1の実施例の他の方法ステップに相応する。第2の実施例により、内燃機関の所定の駆動状態に対して混合気の形成が改善され、噴射すべき全燃料量QSollの条件を満足するだけで均一な混合気が得られる。
1000 内燃機関、 1005 制御装置、 1010 検出装置、 1020 第1の計算装置、 1025 第1の設定装置、 1035 第2の設定装置、 1040 第1の噴射弁、 1045 第2の噴射弁、 1050 吸気管、 1055 吸入弁、 1060 回転数センサ、 1065 排気管、 1070 排出弁、 1075 燃焼室、 1076 ピストン、 1077 連接棒、 1078 クランクシャフト、 1080 第1の駆動装置、 1085 第2の駆動装置、 1095 第2の計算装置

Claims (8)

  1. 少なくとも1つの第1の噴射弁(1040)により燃料を吸気管(1050)内へ噴射するか少なくとも1つの第2の噴射弁(1045)により燃料を直接に燃焼室(1075)へ噴射して燃焼させる、
    内燃機関の駆動方法において、
    内燃機関の少なくとも1つの設定された駆動状態において、設定された回数の連続する作業サイクルにわたって、少なくとも1つの第1の噴射弁(1040)のみを介して燃料を吸気管内へ噴射し、次の1回の作業サイクルでは、少なくとも1つの第1の噴射弁(1040)を介して燃料を吸気管内へ噴射し、さらに少なくとも1つの第2の噴射弁(1075)を介して燃料を直接に燃焼室へ噴射するか、あるいは、少なくとも1つの第2の噴射弁(1075)のみを介して燃料を直接に燃焼室へ噴射する
    ことを特徴とする内燃機関の駆動方法。
  2. 作業サイクルの連続回数の設定値を内燃機関の少なくとも1つの駆動パラメータに基づいて選択する、請求項1記載の内燃機関の駆動方法。
  3. 燃焼室温度を表す駆動特性量(T)を求め、作業サイクルの連続回数の設定値を、該燃焼室温度を表す駆動特性量に基づいて求める、請求項1または2記載の内燃機関の駆動方法。
  4. 前記燃焼室温度を表す駆動特性量を内燃機関の回転数(n)と噴射燃料量の設定値(Qsoll)とに基づいて求める、請求項3記載の内燃機関の駆動方法。
  5. 作業サイクルの連続回数の設定値を、前記燃焼室温度を表す駆動特性量に基づいてテーブルから選択する、請求項3または4記載の内燃機関の駆動方法。
  6. 少なくとも1つの第1の噴射弁(1040)により燃料を吸気管(1050)内へ噴射するか少なくとも1つの第2の噴射弁(1045)により燃料を直接に燃焼室(1075)へ噴射して燃焼させる、
    内燃機関の制御装置において、
    内燃機関の少なくとも1つの設定された駆動状態において、設定された回数の連続する作業サイクルにわたって、少なくとも1つの第1の噴射弁(1040)のみを介して燃料が吸気管内へ噴射され、次の1回の作業サイクルでは、少なくとも1つの第1の噴射弁(1040)を介して吸気管内へ燃料が噴射され、さらに少なくとも1つの第2の噴射弁(1045)を介して直接に燃焼室へ燃料が噴射されるか、あるいは、少なくとも1つの第2の噴射弁(1045)のみを介して直接に燃焼室へ燃料が噴射される
    ことを特徴とする内燃機関の駆動装置。
  7. 請求項1から5までのいずれか1項記載の内燃機関の駆動方法の各ステップを計算装置に実行させるコンピュータプログラム。
  8. 請求項1から5までのいずれか1項記載の内燃機関の駆動方法の各ステップをコンピュータまたは制御装置に実行させるプログラムコードを機械的に読み取り可能な担体に記憶したコンピュータプログラム製品。
JP2009145315A 2008-06-18 2009-06-18 内燃機関の駆動方法、内燃機関の制御装置、内燃機関を駆動するためのコンピュータプログラムならびにコンピュータプログラム製品 Pending JP2010001891A (ja)

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