JP2010000780A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インクの液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッド34a、34bと、記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップ82aと、キャップに接続されて排出されるインクの廃液を排出方向に案内する吸引チューブと、チューブ内に排出される廃液を吸引する吸引力を発生する吸引ポンプと、チューブが直接接続され、廃液を保持する略密閉された廃液タンク101と、を備え、記録動作を行う前に記録ヘッドからキャップに対して記録に寄与しない液滴の吐出を行ない、記録動作の終了後にキャップ内の廃液をチューブ内で一時的に貯留した後、廃液タンクに排出する。
【選択図】図2
Description
インクの液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップと、
前記キャップに接続され、前記キャップ内のインクの廃液を排出方向に案内するチューブ部材と、
前記チューブ部材内に前記廃液を吸引する吸引力を発生する吸引ポンプと、
前記チューブ部材が直接接続され、前記廃液を保持する略密閉された廃液タンクと、を備え、
記録動作を行う前に前記記録ヘッドから前記キャップに対して記録に寄与しない液滴の吐出を行ない、記録動作の終了後に前記キャップ内の廃液を前記チューブ部材内で一時的に貯留した後、前記廃液タンクに排出する
構成とした。
この画像形成装置はシリアル型インクジェット記録装置であり、装置本体1の左右の側板21A、21Bに横架したガイド部材である主従のガイドロッド31、32でキャリッジ33を主走査方向に摺動自在に保持し、図示しない主走査モータによってタイミングベルトを介して図2で矢示方向(キャリッジ主走査方向)に移動走査する。
この維持回復機構81は、維持装置フレーム211に、キャップホルダ212に保持されたキャップ82a、82bと、弾性体を含むワイパ部材83と、第1ワイパ清掃手段であるワイパクリーナ86とがそれぞれ昇降可能(上下動可能)に保持されている。
この画像形成装置では、前述したように維持回復機構81の空吐出受け84からの廃液(廃インク)を貯留保持する固定の廃液タンク100と、キャップ82aから排出される廃液を貯留保持する維持回復機構81に対して着脱自在な廃液タンク101とを備えている。
この制御部500は、この装置全体の制御を司る本発明に係る排出動作に関する制御を行う手段を兼ねるCPU511と、CPU511が実行するプログラム、その他の固定データを格納するROM502と、画像データ等を一時格納するRAM503と、装置の電源が遮断されている間もデータを保持するための書き換え可能な不揮発性メモリ504と、画像データに対する各種信号処理、並び替え等を行う画像処理やその他装置全体を制御するための入出力信号を処理するASIC505とを備えている。
先ず、記録動作開始であれば、記録動作開始前に記録ヘッド34からキャップ82aに対してインクを吐出する予備吐出を行う。そして、記録動作が終了したときに、吸引ポンプ220を所定量駆動してキャップ82a内に予備吐出されて生じた廃液(廃インク)を吸引チューブ219内に吸引して一時貯留する。
ここでは、維持回復機構81によって記録ヘッド34のノズル面をキャップ82aでキャッピングして、キャップ82a内を負圧にすることでノズルからインクを吸引するノズル吸引を含むメンテナンス動作を開始するときには、メンテナンス動作の開始に先立って、吸引ポンプ220を吸引チューブ219の内容積全てを排出できるポンプ駆動量で駆動して、吸引チューブ219内に一時貯留(保持)している全ての廃液を廃液タンク101に排出し、その後メンテナンス動作を行う。
ここでは、吸引チューブ219内に予備吐出で生じた廃液を一時貯留している時間(前回の全排出動作実施時からの経過時間)を算出し、一時貯留時間が予め設定した所定時間(閾値)を経過したときには、吸引ポンプ220を吸引チューブ219の内容積全てを排出できるポンプ駆動量で駆動して、吸引チューブ219内に一時貯留(保持)している全ての廃液を廃液タンク101に排出する。
ここでは、上記第2例において、温湿度センサ516によって画像形成装置の環境温湿度情報を取得して、環境温度及び環境湿度に基づいて一時貯留時間の閾値を設定している。この設定した閾値を所定時間として計測した一時貯留時間と比較して、一時貯留時間が所定時間(閾値)を経過したときには、同様に、吸引ポンプ220を吸引チューブ219の内容積全てを排出できるポンプ駆動量で駆動して、吸引チューブ219内に一時貯留(保持)している全ての廃液を廃液タンク101に排出する。
ここでは、画像形成装置の電源オフが指示されたときには、電源オフに先立って、吸引ポンプ220を吸引チューブ219の内容積全てを排出できるポンプ駆動量で駆動して、吸引チューブ219内に一時貯留(保持)している全ての廃液を廃液タンク101に排出し、その後装置の電源をオフする処理を行う。
ここでは、図14に示すように、上記第4例において、電源オフ時の全排出処理を行ったときには全排出処理を行った旨の履歴(全排出の履歴)を保存する。そして、図15に示すように、電源オンが指示されたとき、全排出の履歴を参照して、電源オフ時の履歴がなければ、吸引ポンプ220を吸引チューブ219の内容積全てを排出できるポンプ駆動量で駆動して、吸引チューブ219内に一時貯留(保持)している全ての廃液を廃液タンク101に排出する。
全排出動作を実施するときには、前述したように吸引ポンプ220の駆動を開始して吸引チューブ219内の廃液を廃液タンク101に送液し、このとき、廃液タンク101の有無を検知する手段を検知結果を参照して廃液タンク101無しが検知されたか否かを判別する。
このチューブポンプ600は、チューブ644を円弧状の内壁面に沿って収容する収容ハウジング(ポンプハウジング)645と、チューブ644をポンプハウジング645の内壁面側に向かって押し潰すように押圧し、かつ当該押圧箇所をチューブ644の一端側から他端側に繰り返し巡廻移動する回転押圧部材(加圧コロ)643と、回転押圧部材643の軸部643aが移動可能に嵌り込み、押圧部材643を押圧箇所となる吸引位置からチューブ644を押し潰さない吸引解除位置までガイドするガイド溝635を有する回転体である回転押圧部軸支部材631とを備えている。なお、回転押圧部軸支部材631は摺動軸受部652を介してポンプハウジング645に回転可能に装着されている。
このヘッドメンテナンス動作では、対象ヘッド34を吸引位置に移動し、吸引キャップ82aを上昇させ、廃液タンク101の有無をチェックし、廃液タンク101が有れば、ヘッド吸引(ポンプ220駆動)を行う。このヘッド吸引中に廃液タンク101の離脱検出動作を行って、廃液タンク101の離脱が検出されたときには、ヘッド吸引を中止して、廃液タンク離脱検知シーケンスに移行する。そして、ヘッド吸引完了まで廃液タンク101の離脱が検出されなければ、吸引キャップ82aを下降し、ヘッド34のノズル面をワイパ部材83でワイピングする。
34、34a、34b…記録ヘッド(液体吐出ヘッド)
35…サブタンク
81…維持回復機構
82a…吸引及び保湿用キャップ
82b…保湿用キャップ
83…ワイパ部材
84…空吐出受け
101…廃液タンク
219…吸引チューブ
220…吸引ポンプ
Claims (8)
- インクの液滴を吐出するノズルを有する記録ヘッドと、
前記記録ヘッドのノズル面をキャッピングするキャップと、
前記キャップに接続され、前記キャップ内のインクの廃液を排出方向に案内するチューブ部材と、
前記チューブ部材内に前記廃液を吸引する吸引力を発生する吸引ポンプと、
前記チューブ部材が直接接続され、前記廃液を保持する略密閉された廃液タンクと、を備え、
記録動作を行う前に前記記録ヘッドから前記キャップに対して記録に寄与しない液滴の吐出を行ない、記録動作の終了後に前記キャップ内の廃液を前記チューブ部材内で一時的に貯留した後、前記廃液タンクに排出する
ことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、前記キャップ内に吐出されるインク量に応じた前記吸引ポンプの駆動量で前記キャップ内から前記チューブ内に吸引させることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、前記記録ヘッドの維持回復動作を行うときには、予め前記チューブ部材内に保持されている廃液をすべて前記廃液タンクに排出する排出動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載の画像形成装置において、電源オフが指示されたときには、電源オフの前に前記チューブ部材内に保持されている廃液をすべて前記廃液タンクに排出する排出動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし4のいずれかに記載の画像形成装置において、所定時間が経過する毎に前記チューブ部材内に保持されている廃液をすべて前記廃液タンクに排出する排出動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし5のいずれかに記載の画像形成装置において、環境温湿度に応じて設定した時間が経過したときに前記チューブ部材内に保持されている廃液をすべて前記廃液タンクに排出する排出動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6ないし7のいずれかに記載の画像形成装置において、前記チューブ部材内に保持されている廃液をすべて前記廃液タンクに排出する排出動作の履歴に係る情報を管理し、排出動作を行わないまま電源がオフされたときには、次の電源オン時に前記排出動作を行うことを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1ないし8のいずれかに記載の画像形成装置において、前記廃液タンクが前記チューブ部材に対して着脱可能であって、前記チューブ部材内に保持されている廃液を前記廃液タンクに排出しているときに、前記廃液タンクが前記チューブ部材から離脱された時には前記廃液を排出する動作を停止することを特徴とする画像形成装置。
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