JP2010000590A - 工作機械用の割出し装置における発熱体の冷却回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】冷却を要する2以上の発熱体を含む工作機械用の割出し装置において、その冷却回路の構造を簡素化すること。
【解決手段】ハウジング内に冷却を要する2以上の発熱体と、前記各発熱体を冷却すべく各発熱体の周囲に設けられた冷却流路を有する冷却回路とを含む工作機械用の割出し装置において、前記冷却回路は、順位付けされた前記各発熱体のうちの最上位の発熱体用の前記冷却流路へ冷却用流体を供給するための流体供給路であって前記ハウジングに形成された供給ポートを有する流体供給路と、上位の発熱体用の前記冷却流路の排出側と1つ下位の発熱体用の前記冷却流路の供給側とを繋ぐ中間流路と、最下位の発熱体用の前記冷却流路からの前記冷却用流体を排出するための流体排出路であって前記ハウジングに形成された排出ポートを有する流体排出路を含むことを特徴とする。
【選択図】 図2
【解決手段】ハウジング内に冷却を要する2以上の発熱体と、前記各発熱体を冷却すべく各発熱体の周囲に設けられた冷却流路を有する冷却回路とを含む工作機械用の割出し装置において、前記冷却回路は、順位付けされた前記各発熱体のうちの最上位の発熱体用の前記冷却流路へ冷却用流体を供給するための流体供給路であって前記ハウジングに形成された供給ポートを有する流体供給路と、上位の発熱体用の前記冷却流路の排出側と1つ下位の発熱体用の前記冷却流路の供給側とを繋ぐ中間流路と、最下位の発熱体用の前記冷却流路からの前記冷却用流体を排出するための流体排出路であって前記ハウジングに形成された排出ポートを有する流体排出路を含むことを特徴とする。
【選択図】 図2
Description
本発明は、内部に冷却対象となる発熱体を2以上備える工作機械用の割出し装置に適用するもので、これら2以上の発熱体を冷却するための回路に関する。
2以上の発熱体を内蔵する工作機械用の割出し装置の一例としては、複数の駆動源を備えた傾斜回転テーブル装置が挙げられる。この傾斜回転テーブル装置としては、円テーブルを回転させる回転軸と、円テーブルを傾斜させる傾斜軸とを、別々の直接駆動型モータ(以下、「DDモータ」ともいう。)で駆動するものが知られている(特許文献1)。
特開2006−95668号公報
上述の円テーブルの回転または傾斜駆動に伴い、DDモータは発熱して高温状態となる。そのため、特許文献1には記載されていないが、各DDモータを冷却するための冷却回路(冷却用の流体を流すための配管)が必要となる。
冷却回路を構成する一例として、インナーロータ形のDDモータの場合では、内周面にモータステータが嵌挿されると共に外周面に螺旋状の溝が形成された筒状のケース部材(冷却用ジャケット)を割出し装置の部品に用いるものがある。そして、モータステータが嵌挿されたケース部材をハウジング部材の円形断面の内周面に嵌挿し、上記溝とハウジング部材の内周面とによって螺旋状の冷却流路が形成される。この螺旋状の冷却流路に冷却用の流体を流すことによってDDモータは冷却される。
上述の冷却の仕組みを利用しつつ、ハウジング部材に前述した回転軸と傾斜軸とを支持させると共に、上記螺旋状の冷却流路の両端に通じる供給路と排出路とをハウジング部材の内部に構築すると、供給路、螺旋状の冷却流路、排出路の順に流体を流す冷却回路が構成される。
ところで、前述した特許文献1の傾斜回転テーブル装置のようにDDモータが2つ存在するときに、DDモータを2つとも冷却対象にする場合、図5に示すように上述した冷却回路90をDDモータ91ごとに独立して設けるのが、一般的である。つまり、ハウジングには、冷却対象の数に対応させて、供給路、排出路、供給路の供給ポート、排出路の排出ポートが設けられることになる。
しかし、冷却対象の数に対応させて冷却回路を独立してハウジングに設けると、以下の問題が生ずる。
まず、ハウジングの内部に形成される供給路、排出路の数が多くなり、供給路と排出路を合わせた数量は冷却対象の数の2倍となることから、ハウジングの内部構造が複雑化する。
また、供給ポート、排出ポートにはそれぞれ供給用、排出用のホース(又はそれに類するもの、以下「ホース類」という。)が接続される。従って、冷却対象の数の2倍のホース類がハウジングに接続されることになり、ホース類の数が多くなることによって接続箇所を間違える配管ミスが生じやすくなる。
その上、多くのホース類を冷却用流体の供給源から傾斜回転テーブル装置の各ポートまで配索せねばならず、配索空間を十分に確保することが困難になるし、また、円テーブル上のワークの加工に伴って発生した切り粉等を清掃する際に、ホース類が邪魔になりやすい。
さらに、傾斜回転テーブル装置の使用例として、マシニングセンタ等の工作機械における移動テーブル上に設置され、ワークの加工時に工作機械のX軸方向やY軸方向へ移動テーブルと一緒に移動される場合がある。この場合において、傾斜回転テーブル装置に多くのホース類が接続されていると、それらが移動の際に負荷となり、加工精度の悪化を招く場合もある。
上述した問題点の冷却対象は、DDモータであったが、これに限らず、冷却を要する発熱体であればよい。また、割出し装置の対象も、2つの駆動部を有する傾斜回転テーブル装置であったが、これに限らず、A軸、C軸の駆動部を有するスピンドルヘッドなどであってもよいし(特許文献2)、1つ又は3つ以上の駆動部を有するのものであってもよい。つまり、冷却対象が駆動部であるか否か、駆動部の個数が幾つかに関係なく、冷却を要する発熱体が2つ以上備わっている工作機械の割出し装置であれば、上述した問題と同様のことは起こりうる。
米国特許5584621号明細書
本発明は、上記実情を考慮して創作されたもので、その解決課題は、冷却を要する2以上の発熱体を含む工作機械用の割出し装置において、その冷却回路の構造を簡素化し、上述した問題を解消することである。
本発明は、ハウジング内に冷却を要する2以上の発熱体と、前記各発熱体を冷却すべく各発熱体の周囲に設けられた冷却流路を有する冷却回路とを含む工作機械用の割出し装置を前提とする。
そして、工作機械用の割出し装置における発熱体の冷却回路は、前記冷却回路は、順位付けされた前記各発熱体のうちの最上位の発熱体用の前記冷却流路へ冷却用流体を供給するための流体供給路であって前記ハウジングに形成された供給ポートを有する流体供給路と、上位の発熱体用の前記冷却流路の排出側と1つ下位の発熱体用の前記冷却流路の供給側とを繋ぐ中間流路と、最下位の発熱体用の前記冷却流路からの前記冷却用流体を排出するための流体排出路であって前記ハウジングに形成された排出ポートを有する流体排出路を含むことを特徴とする。
前記順位付けの仕方は、問わない。一例としては、前記順位付けを、発熱量が大きい前記発熱体ほど上位となるように設定する。
また、前記割出し装置は、駆動部の数量や、冷却を要する発熱体が何であるかは問わない。一例としては、前記割出し装置が2以上の駆動部を含み、前記発熱体が前記駆動部の駆動源として設けられた直接駆動型モータである。
本発明は、ハウジング内に形成される流体供給路と流体排出路の数を、発熱体の数量に関係なく2つにするので、中間流路の数量を差し引いても、冷却回路の構造が簡素化される。また、本発明は、供給ポート、および排出ポートも各1個にするので、各ポートに接続する供給用、排出用のホース類も1組で済み、従来のように複数組設けなくてよいので、配管ミスを軽減できると共に、冷却用流体の供給源から各ポートまでの間の配索空間を確保しやすくなり、その上、加工に伴って発生した切粉等の清掃が容易になる。さらに、工作機械上で割出し装置を移動させて加工を行う際に、ホース類が移動の負荷となって加工精度が低下することを本発明は防止できる。
また、順位付けを、発熱量が大きい前記発熱体ほど上位となるように設定した場合は、発熱量が大きい発熱体から順番に冷却されるので、冷却回路における冷却性能を損なうことがなく、各発熱体を効率的に冷却できる。
本発明が適用される工作機械用の割出し装置は、2以上の発熱体を備えるものであればよく、例えば傾斜回転テーブル装置、スピンドルヘッド等の複数の駆動源を備えたもの、或いは回転テーブル装置等の単一の駆動源を備えたものが挙げられる。また、ここでの発熱体とは、例えば割出し装置内に設けられる駆動源となる駆動モータ、クランプ部等が挙げられる。駆動モータとしては、ギヤ等の減速機構を用いるものや、このような減速機構を使わない直接駆動型モータ(DDモータ)が挙げられる。
図1の工作機械用の割出し装置は、傾斜回転テーブル装置である。傾斜回転テーブル装置は、大別すると、円テーブル2を回転する回転駆動部Aと、回転駆動部Aごと円テーブル2を傾ける傾斜駆動部Bとから構成される。以下、各構成要素について詳述する。
回転駆動部Aは、ワークが搭載される円テーブル2と、円テーブル2を支持する回転軸3と、回転軸3を回転可能に支持すると共に傾斜駆動部Bに支持されるハウジング1と、ハウジング1と回転軸3との間に収容される回転駆動用DDモータ4と、ハウジング1と回転軸3との間に収容されるクランプ装置5とから構成される。そして、回転駆動用DDモータ4を駆動させると、ハウジング1に対して円テーブル2が回転軸3と一緒に、鉛直方向を軸線方向として回転して、その角度位置(回転位置)が割出される。また、クランプ装置5を作動させると、回転軸3がクランプされ、前記回転によって割出された円テーブル2の角度位置が保持される。
円テーブル2は、その上面にワークを載置して保持するものである。円テーブル2の円中心は、円テーブル2の下面から鉛直方向に垂下する回転軸3の軸線方向と一致して設けられている。また、円テーブル2と回転軸3には、軸線方向に沿ってそれぞれ貫通孔2h、3hが上下方向に連通して形成されている。
回転軸3は、円筒状の大径部3a1を有する外側の第一軸部材3aと、円筒状の小径部3b1を有する内側の第二軸部材3bとから構成される。そして、第一軸部材3aの大径部3a1と第二軸部材3bの小径部3b1が内外方向に離間して同心円状に配置される。また、第一軸部材3aは、大径部3a1の上端部から半径方向内向きに延在する内鍔部3a2を備える。この内鍔部3a2と第二軸部材3bの上端部とを凹凸によって位置決めし、位置決めした箇所と円テーブル2は、円周方向の複数個所において鉛直方向に螺挿されるネジ部材で連結される。この連結により、回転軸3は下向きに開口する二重管状に形成されると共に、円テーブル2と回転軸3は一体に連結される。
ハウジング1は、回転軸3の大径部3a1を囲繞する円筒部1a1が備えられた外側の第一ハウジング部材1aと、この大径部3a1とその内側における回転軸3の小径部3b1との間に配置される円筒部1b1が備えられた内側の第二ハウジング部材1bとから構成される。
第一ハウジング部材1aは、その円筒部1a1の上端部から半径方向内向きに延在する内鍔部1a2を備える。この内鍔部1a2がOリングを介して、その内側における回転軸3の大径部3a1の外周面に密着して設けられる。
第二ハウジング部材1bは、その円筒部1b1の下端部から半径方向外向きに延在するフランジ部1b2を備える。このフランジ部1b2を第一ハウジング部材1aの円筒部1a1の下端部に対して凹凸によって位置決めし、位置決めした箇所は、円周方向の複数個所において鉛直方向に螺挿されるネジ部材で連結される。この連結により、ハウジング1は、上向きに開口する二重管状に形成される。
また、下側においては、第二ハウジング部材1bの円筒部1b1には回転軸3の回転量を検出するためのエンコーダ61が設けられ、回転軸3の第一軸部材3aにはエンコーダ61に検出される被検出子62が設けられている。エンコーダ61からの検出信号に基づいて、円テーブル2の回転量が検出される。
逆方向に開口する二重管状のハウジング1と回転軸3との嵌り合いによって、半径方向の異なる箇所において、環状の空間が形成される。第一ハウジング部材1aの円筒部1a1と、その内側の回転軸3の大径部3a1との間には、モータ用の収容空間71が形成される。また、回転軸3の大径部3a1と、その内側の第二ハウジング部材1bの円筒部1b1との間には、クランプ装置用の収容空間72が形成される。また、第二ハウジング部材1bの円筒部1b1と、回転軸3の小径部3b1との間には、軸受用の収容空間73が形成される。この軸受用の収容空間73に軸受81を収容することによって、ハウジング1は回転軸3を回転可能に支持する。
回転駆動用DDモータ4は、ロータ4aの外周面をステータ4bが囲繞するインナーロータ形である。回転駆動用DDモータ4は、固定鉄心にコイルを巻回して構成されたステータ4bと、ステータ4bの内周面に近接して対向する複数のマグネットを円周方向に亘って配置したロータ4aと、ステータ4bを外周側から保持する冷却用ジャケット4cとを同心円状に配置した構成である。
ロータ4aは、回転軸3の大径部3a1の外側に嵌挿される。ロータ4aの上には回転軸3の大径部3a1の上端外周部が段差状に張り出している。この大径部3a1の上端外周部とロータ4aは、円周方向の複数個所において鉛直方向に螺挿されるネジ部材で相対回転不能に連結される。
ステータ4bは、第一ハウジング部材1aの円筒部1a1の内側に冷却用ジャケット4cを介して嵌挿されると共に、ロータ4aの外側に配置される。
冷却用ジャケット4cは、その上端部と下端部の外周面がOリングを介して第一ハウジング部材1aの円筒部1a1の内周面に密着して嵌挿される。また、Oリングを設けた上端部と下端部との間においては、冷却用流体を通すための螺旋状の溝(図では単なる幅広溝)が、冷却用ジャケット4cの外周面に形成される。溝を形成した範囲の外側に第一ハウジング部材1aの円筒部1a1が嵌合することによって、その嵌合面には螺旋状の冷却流路22が形成される。
クランプ装置5は、回転軸3の大径部3a1を相対的に締め付けることによって、回転軸3を相対回転不能とするクランプスリーブ5aと、クランプスリーブ5aを変形させる作動流体(圧油、等)を導く第二ハウジング部材1bの円筒部1b1とから構成される。
クランプスリーブ5aは、第二ハウジング部材1bの円筒部1b1と、その外側の回転軸3の大径部3a1との間に、同心円状に配置してある。クランプスリーブ5aの下端部には外向きに突出するフランジ部5bを備え、フランジ部5bとその下側における第二ハウジング部材1bのフランジ部1b2とは、円周方向の複数個所において鉛直方向に螺挿されるネジ部材によって連結される。
クランプスリーブ5aは、その内周に溝を有し、その溝により上下の厚肉部5cの間に変形可能な薄肉部5dが形成される。また、その溝と、その内側の第二ハウジング部材1bの円筒部1b1とにより、薄肉部5dを変形させるための作動流体が供給される圧力室5eが形成される。圧力室5eの外側を形成する薄肉部5dは、その外側の回転軸3の大径部3a1に近接して配置される。一方、圧力室5eの内側を形成する第二ハウジング部材1bの円筒部1b1の内部には、圧力室5eに通じる流体通路が形成される。この流体通路に外部から作動流体を供給することにより、薄肉部5dを拡径する方向に変形させて回転軸3の大径部3a1を締め付け、その結果、回転軸3は回転不能に保持される。
次に述べる傾斜駆動部Bは、回転駆動部Aの下方に配置される台座B3と、台座B3の上に対向して立設された支持部B2と、駆動部B1とから構成される。支持部B2と駆動部B1は、回転駆動部Aを挟むように配置され、回転駆動部Aの回転軸3に直交する水平方向を軸線方向として、回転駆動部Aの円テーブル2を回転駆動部Aごと傾斜可能に支持するものである。
円テーブル2を傾斜可能に支持させるために、回転駆動部Aにおける第一ハウジング部材1aの円筒部1a1の上端から、前記水平方向の両外側に軸固定部1cが突出している。図では左側の軸固定部1cの外側面には図示しない水平な支持軸が外側に向かって固着される。この支持軸を支持部B2は、その上部内に回転可能に支持する。図では右側の軸固定部1cの外側面には後述する水平な傾斜軸8が外側に向かって支持軸と同軸に固着される。
駆動部B1は、前述の回転駆動部Aを横向きに寝かせた構造に似ている。駆動部B1は、台座B3上に立設されたハウジング6を主体とする。ハウジング6には、回転駆動部Aを回転可能に支持する傾斜軸8と、傾斜軸8を駆動する傾斜駆動用DDモータ9と、回転駆動部Aへ冷却用流体を供給するためのロータリジョイント7と、傾斜軸8の回転を停止するクランプ装置10とが内蔵される。以下、各構成要素について詳述する。
傾斜軸8は、回転駆動部Aにおける右側の軸固定部1cの外側面に固着され、水平方向に延在するものである。そして、傾斜軸8は、外側の軸部材8aと、内側のロータリジョイント7のシャフト7bとから構成される。シャフト7bに備わる円筒状の小径部7b1と、軸部材8aに備わる円筒状の大径部8a1とが内外方向に離間して同心円状に配置される。また、軸部材8aの回転駆動部A側を塞ぐ底部8bと、このシャフト7bの回転駆動部A側を塞ぐ底部7cとを重ね、重ねた箇所は、円周方向の複数個所において水平方向に螺挿されるネジ部材で連結される。この連結により傾斜軸8は、側方外向きに開口する二重管状に形成される。
駆動部B1のハウジング6は、台座B3上に立設される外側の第三ハウジング部材6aと、第三ハウジング部材6aの内部に設けられる内側の第四ハウジング部材6bとから構成される。
第三ハウジング部材6aは、水平な傾斜軸8の大径部8a1を囲繞する円筒部6a1と、その円筒部6a1の外周面下側に一体的に形成された台座B3に載せる載置部6a2とから成る。また、その円筒部6a1の回転駆動部A側の端面には、半径方向内向きに延在する内鍔部6a3が、円周方向の複数個所において水平方向に螺挿されるネジ部材で連結される。この内鍔部6a3がOリングを介して、その内側における傾斜軸8の大径部8a1の外周面に密着して設けられる。また、その円筒部6a1の反回転駆動部側には、半径方向内向きに延在する内鍔部6a4が連続して設けられる。
第四ハウジング部材6bは、シャフト7bの小径部7b1とその外側の傾斜軸8の大径部8a1との間に配置される円筒部6b1が備えられ、その円筒部6b1の反回転駆動部側から半径方向外向きに延在するフランジ部6b2を備える。このフランジ部6b2を第三ハウジング部材6aの反回転駆動部側に対して凹凸によって位置決めし、位置決めした箇所は、円周方向の複数個所において水平方向に螺挿されるネジ部材で連結される。この連結により駆動部B1のハウジング6は、回転駆動部A側に開口する二重管状に形成される。
逆方向に開口する二重管状の駆動部B1のハウジング6と傾斜軸8との嵌り合いによって、半径方向の異なる箇所において、環状の空間が形成される。ハウジング6の第三ハウジング部材6aと、その内側の傾斜軸8の大径部8a1との間には、モータ用の収容空間74が形成される。また、第四ハウジング部材6bの円筒部6b1と、シャフト7bの小径部7b1との間には、軸受用の収容空間75と、クランプ装置用の収容空間76とが、水平方向に離間して形成される。この軸受用の収容空間75に軸受82を収容することによって駆動部B1のハウジング6は、傾斜軸8を回転可能に支持する。
傾斜駆動用DDモータ9は、回転駆動用DDモータ4と同様に、インナーロータ形であって、ロータ9aと、ロータ9aの外周面を囲繞するステータ9bと、ステータ9bを外周側から保持する冷却用ジャケット9cとを同心円状に配置した構成である。
ロータ9aは、傾斜軸8の大径部8a1の外側に嵌挿される。回転駆動部A側において、ロータ9aの側面には、傾斜軸8の大径部8a1の外周部が段差状に張り出している。この大径部8a1の外周部とロータ9aは、円周方向の複数個所において水平方向に螺挿されるネジ部材で相対回転不能に連結される。
ステータ9bは、第三ハウジング部材6aの円筒部6a1の内側に、冷却用ジャケット9cを介して嵌挿されると共に、ロータ9aの外側に配置される。
冷却用ジャケット9cは、その回転駆動部A側と反回転駆動部側の外周面がOリングを介して第三ハウジング部材6aの円筒部6a1に密着して嵌め込まれる。また、Oリングを設けた回転駆動部A側と反回転駆動部側の間においては、冷却用流体を通すための螺旋状の溝(図では単なる幅広の溝)が、冷却用ジャケット9cの外周面に形成される。溝を形成してある範囲の外側に、第三ハウジング部材6aの円筒部6a1が嵌合することによって、嵌合面には螺旋状の流路が冷却流路24として形成される。
クランプ装置10は、回転駆動部Aのクランプ装置5と比べて、締め付け方向が内側になったこと、配置箇所が異なること以外、同様の構成である。詳しくは、ロータリジョイント7の小径部7b1を相対的に締め付けることによって、回転軸3を相対回転不能とするクランプスリーブ10aと、クランプスリーブ10aを変形させる作動流体を導く第四ハウジング部材6bの円筒部6b1とからクランプ装置10は、構成される。
クランプスリーブ10aは、第四ハウジング部材6bの円筒部6b1と、その内側のシャフト7bの小径部7b1との間に、同心円状に配置してある。クランプスリーブ10aの反回転駆動部側には外向きに突出するフランジ部10bを備え、フランジ部10bと、隣接する第四ハウジング部材6bのフランジ部6b2とは、円周方向の複数個所において水平方向に螺挿されるネジ部材によって連結される。
クランプスリーブ10aは、その外周に溝を有し、その溝により水平方向に離間する一対の厚肉部10cの間に変形可能な薄肉部10dが形成される。また、その溝と、その外側の第四ハウジング部材6bの円筒部6b1とにより、薄肉部10dを変形させるための作動流体が供給される圧力室10eが形成される。圧力室10eの内側を形成する薄肉部10dは、その内側に配置されるシャフト7bの小径部7b1に近接して配置される。一方、圧力室5eの外側を形成する第四ハウジング部材6bの円筒部6b1の内部には、圧力室10eに通じる流体通路が形成される。この流体通路に外部から作動流体を供給することにより、薄肉部10dを縮径する方向に変形させてシャフト7bの小径部7b1を締め付け、その結果、傾斜軸8は回転不能に保持される。
また、反回転駆動部側においては、クランプスリーブ10aには傾斜軸8の回転量を検出するためのエンコーダ63が設けられ、シャフト7bの小径部7b1にはエンコーダ63に検出される被検出子64が設けられている。エンコーダ63からの検出信号に基づいて、傾斜軸8の回転量が検出される。
ロータリジョイント7は、前述のシャフト7bと、ディストリビュータ7aとから構成され、シャフト7bの円筒状の小径部7b1の内周面にディストリビュータ7aの円柱状のロッド部7a1が嵌挿される。
ディストリビュータ7aは、ロッド部7a1の反回転駆動部側にフランジ部7a2を半径方向外向きに突設してある。フランジ部7a2の外周部と、第四ハウジング部材6bのフランジ部6b2とは、反回転駆動部側において重なり合う。重なり合う箇所は凹凸によって位置決めされ、円周方向の複数個所において水平方向に螺挿されるネジ部材で連結される。このように、ディストリビュータ7aのフランジ部7a2は、第四ハウジング部材6bの反回転駆動部側に連結され、ハウジング6と同様に外郭を構成することから、ハウジング6の一部である。
また、図2に示すように、ロータリジョイント7に設けられる二つの流路を利用して、回転駆動部Aの冷却流路22に冷却用流体を供給する流体供給路21と、回転駆動部Aの冷却流路22から排出される冷却用流体を傾斜駆動部Bの冷却流路24に中継する中間流路23が形成される。
流体供給路21は、ロータリジョイント7のディストリビュータ7aに形成された供給ポート21aから回転駆動用DDモータ4の外周部における冷却流路22の供給側を連通させるもので、供給ポート21aも含まれる。また、流体供給路21は、ロータリジョイント7、傾斜軸8、および回転駆動部Aのハウジング1に亘って形成され、回転駆動部Aの冷却流路22の供給側に通じる流路である。なお、流体供給路21におけるロータリジョイント7内のディストリビュータ7aのロッド部7a1とシャフト7bとの間の部分は、ロッド部7a1とシャフト7bとの嵌合面に形成された円周方向に連続する環状溝21bによって構成され、ロッド部7a1とシャフト7bとが相対回転しても両者の連通状態が維持されるようになっている。
一方、中間流路23は、回転駆動用DDモータ4の外周部における冷却流路22の排出側と傾斜駆動用DDモータ9の外周部における冷却流路24の供給側とを連通させるものである。また、中間流路23は、回転駆動部Aのハウジング1、傾斜軸8、ロータリジョイント7、及び傾斜駆動部Bにおける駆動部B1のハウジング6に亘って形成され、傾斜駆動部Bの冷却流路24の供給側に通じる流路である。
なお、中間流路23におけるロータリジョイント7内のディストリビュータ7aのロッド部7a1とシャフト7bとの間の部分は、先の環状溝21bとは水平方向に位置をずらしてロッド部7a1とシャフト7bとの嵌合面に形成された別の環状溝23aによって構成され、ロッド部7a1とシャフト7bとが相対回転しても両者の連通状態が維持されるようになっている。
この傾斜駆動部B側の冷却流路24の排出側には、流体排出路25が形成される。流体排出路25は、傾斜駆動部B側の冷却流路24の排出側と、傾斜駆動部Bにおける駆動部B1のハウジング6に形成された排出ポート25aを連通させるもので、排出ポート25aを含む。なお、上述した各流路は、対応する部位に穿設された孔を連通させて形成されているが、ホース類を用いて形成することも可能な場合がある。
上述したように、傾斜駆動部Bの駆動部B1におけるハウジング6に形成された供給ポート21aを含む流体供給路21、回転駆動部Aの冷却流路22、中間流路23、傾斜駆動部Bの冷却流路24、および傾斜駆動部Bの駆動部B1におけるハウジング6に形成された排出ポート25aを含む流体排出路25、の順番通りの連通によって、工作機械用割出し装置における発熱体の冷却回路20が構成される。供給ポート21aには流体供給源からの供給ホースが接続され、排出ポート25aには流体供給源からの排出ホースが接続される。そして、流体供給源から冷却用流体が冷却回路20に流れ、流体供給源に回収される。
冷却回路20の一部を構成する各冷却流路22、24は、回転駆動用DDモータ4、傾斜駆動用DDモータ9の周囲に設けられている。つまり、各DDモータ4、9が冷却を要する発熱体である。
また、上述した2つの発熱体の冷却順位は、発熱量の大きいものを優先する観点から、回転駆動用DDモータ4を上位とし、傾斜駆動用DDモータ9を下位としてある。すなわち、まず、発熱量の大きい回転駆動用DDモータ4を冷却すべくその周囲に設けられた冷却流路22に冷却用流体は流され、その後、傾斜駆動用DDモータ9を冷却すべくその周囲に設けられた冷却流路24に冷却用流体は供給される。このように、より発熱量の大きい発熱体を先に冷却する構成を採用することにより、単一の冷却回路20で複数の発熱体を冷却するにあたり、各発熱体についての冷却性能が損なわれないものとし、各発熱体の冷却が効率良く行えるものとなる。
上述した例では、本発明による冷却回路について、冷却対象である発熱体が2つの場合の工作機械用割出し装置を対象とし、単一の冷却回路20で2つの発熱体を冷却する構成について述べたが、本発明による冷却回路は、冷却対象である発熱体が3つ以上の場合の工作機械用割出し装置にも適用することができる。
図3の例は、冷却対象である発熱体が3つである場合、すなわち傾斜駆動部Bが回転駆動部Aの両側に駆動部B1を有する傾斜回転テーブル装置に、本発明の冷却回路30を適用したものである。
この傾斜駆動部Bのうち一方、図では右側の駆動部B1は、先例の駆動部B1と同一に形成する。また、傾斜駆動部Bのうち他方、図では左側の駆動部B1は、先例の支持部B2の代わりに用いられるもので、先例の傾斜駆動部Bの駆動部B1と同様、ハウジング6、ロータリジョイント7、傾斜軸8、傾斜駆動用DDモータ9、クランプ装置10を構成要素とする。このため、傾斜駆動部Bの両側の駆動部B1が同期して各々の傾斜軸8を回転駆動することによって、回転駆動部Aの円テーブル2は傾斜する。
傾斜駆動部Bの駆動部B1は、回転駆動部Aと比べ、ハウジング1や回転駆動用DDモータ4等を含む回転駆動部A自体を傾斜軸8で回転駆動するものなので、駆動に要する負荷が大きい。このため、負荷が大きい加工や重量の重いワークを加工するための装置として、図示のように両側に傾斜駆動部Bの駆動部B1を設けた構成が用いられる場合がある。
図3の例では、傾斜駆動部Bにおける右側の駆動部B1のハウジング6に形成された供給ポート31aを含む流体供給路31、回転駆動部Aの冷却流路32、第一の中間流路33、傾斜駆動部Bにおける左側の駆動部B1に形成された冷却流路34、第二の中間流路35、右側の駆動部B1に形成された冷却流路36、および右側の駆動部B1のハウジング6に形成された排出ポート37aを含む流体排出路37、の順番通りの連通によって、単一の冷却回路30が構成される。
流体供給路31、回転駆動部Aの冷却流路32は、先例の流体供給路21および回転駆動部Aの冷却流路22と同一構造である。
第一の中間流路33は、回転駆動部Aの冷却流路32の排出側と、左側の駆動部B1の冷却流路34の供給側とを連通するものである。また、第一の中間流路33は、回転駆動部Aのハウジング1、左側の傾斜軸8、左側のロータリジョイント7、および左側の駆動部B1における左側のハウジング6に亘って形成される。
左側の駆動部B1の冷却流路34は、先例の駆動部B1の冷却流路24と同一構造である。
第二の中間流路35は、左側の駆動部B1の冷却流路34の排出側と、右側の駆動部B1の冷却流路36の供給側とを連通するものである。また、第二の中間流路35は、左側の駆動部B1のハウジング6、左側のロータリジョイント7、左側の傾斜軸8、回転駆動部Aのハウジング1、右側の傾斜軸8、右側のロータリジョイント7、右側の駆動部B1のハウジング6に亘って形成される。
流体排出路37は、先例の流体排出路25と同一構造である。
上述の冷却回路30の一部に含まれる各冷却流路32、34、36は、回転駆動用DDモータ4、左側の駆動部B1における傾斜駆動用DDモータ9、および右側の駆動部B1における傾斜駆動用DDモータ9の周囲に設けられている。これら3つのDDモータ4、9、9が冷却を要する発熱体である。
発熱体を冷却する順位は、回転駆動用DDモータ4、左側の傾斜駆動用DDモータ9、右側の傾斜駆動用DDモータ9の順である。この順位は、発熱量の大きい順に順位付けした結果である。回転駆動用DDモータ4は最も発熱量が大きい。一方、残り二つの傾斜駆動用DDモータ9、9は発熱量が同等である。このような場合は、冷却回路30の構成を考慮して任意に順位付けすればよい。
すなわち、本発明において、各発熱体の発熱量に応じて順位付けする場合には、図示の例では発熱量の大きい順に設定するが、同等の発熱量を発する発熱体が含まれるときは、それらについては任意に設定すればよい。
図4に示すのは本発明が適用される工作機械用割出し装置の別例であって、工作機械の水平方向(以下、「A軸方向」という。)及び鉛直方向(以下、「C軸方向」という。)を中心にスピンドル装置41を回転駆動させるスピンドルヘッド40である。
スピンドルヘッド40は、工具が取り付けられるスピンドル装置41と、スピンドル装置41を回転可能に支持する第一の支持ヘッド42と、第一の支持ヘッド42を回転可能に支持する第二の支持ヘッド43とを含むものである。
第一の支持ヘッド42は、A軸方向に離間して設けられた一対の脚部42a1と一対の脚部42a1を繋ぐ基部42a2とからなるフォーク型のハウジング42aを主体として構成されている。そして、一対の脚部42a1間にはスピンドル装置41が配置され、スピンドル装置41の両側からA軸方向に突出する一対の支持軸41aが一対の脚部42a1によりA軸を中心にして回転可能に支持される。さらに、第一の支持ヘッド42は、各脚部42a1にDDモータ44を内蔵しており、各DDモータ44で対応する支持軸41aを回転駆動することにより、スピンドル装置41をA軸を中心に回転させて、その角度位置を割出すものである。
第二の支持ヘッド43は、第一の支持ヘッド42の基部42a2からスピンドル装置41とは反対側に突出する支持軸42a3をC軸を中心に回転可能に支持するハウジング43aを主体とする。そして、第二の支持ヘッド43は、ハウジング43aにDDモータ45を内蔵しており、このDDモータ45で第一の支持ヘッド42をC軸を中心に回転させて、その角度位置を割出すものである。
この場合、第二の支持ヘッド43のハウジング43aに形成された供給ポート51aを含む流体供給路51、第二の支持ヘッド43におけるDDモータ45の周囲に設けられた冷却流路52、第一の中間流路53、左側の脚部42a1におけるDDモータ44の周囲に設けられた冷却流路54、第二の中間流路55、右側の脚部42a1におけるDDモータ44の周囲に設けられた冷却流路56、第二の支持ヘッド43のハウジング43aに形成された排出ポート57aを含む流体排出路57と、の順番通りの連通によって、冷却用流体の冷却回路50が構成される。つまり、ここでも各DDモータ44、45が冷却対象の発熱体である。
第一の中間流路53は、第二の支持ヘッド43における冷却流路52の排出側と、左側の脚部42a1における冷却流路54の供給側を繋ぐものである。
第二の中間流路55は、左側の脚部42a1における冷却流路54の排出側と、右側の脚部42a1における冷却流路56の供給側とを繋ぐものである。
本発明は上記実施形態に限定されるものではない。冷却対象となる発熱体は、上述の説明ではDDモータであったが、これに限らず、前述のようにクランプ装置、ウォームギヤ等であっても良い。このように、冷却対象となる発熱体は、駆動源、およびその伝達機構を含むものである。従って、本発明を適用する工作機械用の割出し装置は、2以上の駆動部を有するものでなくても良い。
例えば、回転テーブル装置等においては、クランプ部材(クランプディスク等)やウォームギヤ(ウォームホイール)は、ハウジング内に形成された空間内で潤滑油に浸された状態となっている。潤滑油は、クランプ部材やウォームギヤを潤滑する作用だけでなく、冷却する作用も有している。従って、この潤滑油が溜まるハウジング内の空間(油室(油槽、オイルバス))に対し潤滑油を供給・排出するための流路を連通させて潤滑油が供給・排出される構成とし、この油室等(前後の配管の一部を含んでもよい。)を、本発明で言う冷却流路としてもよい。つまり、冷却流路は、同径で管状に形成されたものに限らず、冷却流体が溜まるハウジング内の空間を含むものであっても良い。
また、本発明において、各発熱体の発熱量に応じて順位付けする場合には、図示の例とは異なって、発熱量の小さい順に設定することも可能である。なお、順位付けは、各発熱体の発熱量に関係なく、冷却回路の構成のし易さのみを考慮して任意に設定しても良い。
上述した本発明の発熱体の冷却回路は、冷却対象となる発熱体の数を2以上の整数n個とすると、流体供給路、冷却流路、(n−1)×(中間流路、冷却流路)、流体排出路、の順に構成されている。
A回転駆動部、1ハウジング、1a第一ハウジング部材、1a1円筒部、1a2内鍔部、1c軸固定部、1b第二ハウジング部材、1b1円筒部、1b2フランジ部、
2円テーブル、2h貫通孔、
3回転軸、3a第一軸部材、3a1大径部、3a2内鍔部、3h貫通孔
3b第二軸部材、3b1小径部、
4回転駆動用DDモータ、4aロータ、4bステータ、4c冷却用ジャケット、
5クランプ装置、5aクランプスリーブ、5bフランジ部、5c厚肉部、5d薄肉部、
5e圧力室、
B傾斜駆動部、B1駆動部、B2支持部、B3台座、
6ハウジング、6a第三ハウジング部材、6a1円筒部、6a2載置部、6a3内鍔部、6a4内鍔部、6b第四ハウジング部材、6b1円筒部、6b2フランジ部、
7ロータリジョイント、7aディストリビュータ、7a1ロッド部、7a2フランジ部、
7bシャフト、7b1小径部、7c底部、
8傾斜軸、8a軸部材、8a1大径部、8b底部、
9傾斜駆動用DDモータ、9aロータ、9bステータ、9c冷却用ジャケット、
10クランプ装置、10aクランプスリーブ、10bフランジ部、10c厚肉部、
10d薄肉部、10e圧力室、
20冷却回路、21流体供給路、21a供給ポート、21b環状溝、22冷却流路、
23中間流路、23a環状溝、24冷却流路、25流体排出路、25a排出ポート、
30冷却回路、31流体供給路、31a供給ポート、32冷却流路、
33第一の中間流路、34冷却流路、35第二の中間流路、36冷却流路、
37流体排出路、37a排出ポート、
40スピンドルヘッド、41スピンドル装置、41a支持軸、42第一の支持ヘッド、
42aハウジング、42a1脚部、42a2基部、42a3支持軸、
43第二の支持ヘッド、43aハウジング、44DDモータ、45DDモータ、
50冷却回路、51流体供給路、51a供給ポート、52冷却流路、
53第一の中間流路、54冷却流路、55第二の中間流路、56冷却流路、
57流体排出路、57a排出ポート、
61エンコーダ、62被検出子、63エンコーダ、64被検出子、
71モータ用の収容空間、72クランプ装置用の収容空間、73軸受用の収容空間、
74モータ用の収容空間、75軸受用の収容空間、76クランプ装置用の収容空間、
81軸受、82軸受
2円テーブル、2h貫通孔、
3回転軸、3a第一軸部材、3a1大径部、3a2内鍔部、3h貫通孔
3b第二軸部材、3b1小径部、
4回転駆動用DDモータ、4aロータ、4bステータ、4c冷却用ジャケット、
5クランプ装置、5aクランプスリーブ、5bフランジ部、5c厚肉部、5d薄肉部、
5e圧力室、
B傾斜駆動部、B1駆動部、B2支持部、B3台座、
6ハウジング、6a第三ハウジング部材、6a1円筒部、6a2載置部、6a3内鍔部、6a4内鍔部、6b第四ハウジング部材、6b1円筒部、6b2フランジ部、
7ロータリジョイント、7aディストリビュータ、7a1ロッド部、7a2フランジ部、
7bシャフト、7b1小径部、7c底部、
8傾斜軸、8a軸部材、8a1大径部、8b底部、
9傾斜駆動用DDモータ、9aロータ、9bステータ、9c冷却用ジャケット、
10クランプ装置、10aクランプスリーブ、10bフランジ部、10c厚肉部、
10d薄肉部、10e圧力室、
20冷却回路、21流体供給路、21a供給ポート、21b環状溝、22冷却流路、
23中間流路、23a環状溝、24冷却流路、25流体排出路、25a排出ポート、
30冷却回路、31流体供給路、31a供給ポート、32冷却流路、
33第一の中間流路、34冷却流路、35第二の中間流路、36冷却流路、
37流体排出路、37a排出ポート、
40スピンドルヘッド、41スピンドル装置、41a支持軸、42第一の支持ヘッド、
42aハウジング、42a1脚部、42a2基部、42a3支持軸、
43第二の支持ヘッド、43aハウジング、44DDモータ、45DDモータ、
50冷却回路、51流体供給路、51a供給ポート、52冷却流路、
53第一の中間流路、54冷却流路、55第二の中間流路、56冷却流路、
57流体排出路、57a排出ポート、
61エンコーダ、62被検出子、63エンコーダ、64被検出子、
71モータ用の収容空間、72クランプ装置用の収容空間、73軸受用の収容空間、
74モータ用の収容空間、75軸受用の収容空間、76クランプ装置用の収容空間、
81軸受、82軸受
Claims (3)
- ハウジング内に冷却を要する2以上の発熱体と、前記各発熱体を冷却すべく各発熱体の周囲に設けられた冷却流路を有する冷却回路とを含む工作機械用の割出し装置において、
前記冷却回路は、順位付けされた前記各発熱体のうちの最上位の発熱体用の前記冷却流路へ冷却用流体を供給するための流体供給路であって前記ハウジングに形成された供給ポートを有する流体供給路と、上位の発熱体用の前記冷却流路の排出側と1つ下位の発熱体用の前記冷却流路の供給側とを繋ぐ中間流路と、最下位の発熱体用の前記冷却流路からの前記冷却用流体を排出するための流体排出路であって前記ハウジングに形成された排出ポートを有する流体排出路とを含むことを特徴とする工作機械用の割出し装置における発熱体の冷却回路。 - 前記順位付けを、発熱量が大きい前記発熱体ほど上位となるように設定することを特徴とする請求項1記載の工作機械用の割出し装置における発熱体の冷却回路。
- 前記割出し装置が2以上の駆動部を含み、前記発熱体が前記駆動部の駆動源として設けられた直接駆動型モータであることを特徴とする請求項1又は2に記載の工作機械用の割出し装置における発熱体の冷却回路。
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