JP2021016903A - 工作機械 - Google Patents

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稔文 村松
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稔文 村松
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Abstract

【課題】主軸ユニットから主軸取付台への振動の伝搬を抑制することができる工作機械を提供する。【解決手段】筒状のハウジング15と、ハウジング15に収容される軸受17A,17Bと、軸受17A,17Bによってハウジング15に対して軸線J回りに回転可能に支持される主軸19とを備える主軸ユニット9と、主軸ユニット9のハウジング15を径方向に隙間をあけて収容可能な装着孔11aを有し、主軸ユニット9が着脱可能に装着される主軸取付台11と、装着孔11aとハウジング15との間に全周にわたって隙間をあけた状態で主軸取付台11とハウジング15とを固定するボルト21と、装着孔11aとハウジング15との間の隙間の軸方向の両端を閉塞するOリング23とを備え、Oリング23によって閉塞された隙間に液体Fが封入または還流される工作機械である。【選択図】図2

Description

本開示は、工作機械に関するものである。
従来、ハウジング、軸受および主軸を備える主軸ユニットを主軸取付台によって支持する工作機械が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1の工作機械は、主軸ユニットのハウジングを主軸取付台の装着孔に嵌合状態に挿入することにより、主軸ユニットが主軸取付台に固定される。
特開昭61−121802公報
特許文献1の工作機械は、主軸ユニットのハウジングを主軸取付台の装着孔に嵌合状態に挿入することによって固定するため、主軸ユニットのハウジングおよび主軸取付台の装着孔に高い加工精度が要求される。さらに、主軸ユニットにおいて発生した振動が全て主軸取付台に伝搬される。したがって、主軸ユニットおよび主軸取付台の加工精度を緩和し、かつ、主軸ユニットから主軸取付台への振動の伝搬を抑制することができる工作機械が望まれている。
本開示の一態様は、筒状のハウジングと、該ハウジングに収容される軸受と、該軸受によって前記ハウジングに対して軸線回りに回転可能に支持される主軸とを備える主軸ユニットと、該主軸ユニットの前記ハウジングを径方向に隙間をあけて収容可能な装着孔を有し、前記主軸ユニットが着脱可能に装着される主軸取付台と、前記装着孔と前記ハウジングとの間に全周にわたって前記隙間をあけた状態で前記主軸取付台と前記ハウジングとを固定する固定部材と、前記装着孔と前記ハウジングとの間の前記隙間の軸方向の両端を閉塞するシール部材とを備え、該シール部材によって閉塞された前記隙間に流体が封入または還流される工作機械である。
本開示の第1実施形態に係る工作機械の概略構成を示す側面図である。 図1の主軸ユニットと主軸ヘッドを示す縦断面図である。 本開示の第2実施形態に係る工作機械の主軸ユニットと主軸ヘッドを示す縦断面図である。 本開示の第2実施形態の変形例に係る工作機械の主軸ユニットと主軸ヘッドを示す縦断面図である。
〔第1実施形態〕
本開示の第1実施形態に係る工作機械について、図面を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係る工作機械1は、図1に示されるように、床面または設置面上に配置されるベッド3と、ベッド3から鉛直上方に延びるコラム5と、ワークWが固定されるテーブル7と、工具Tを軸線J回りに回転させる主軸ユニット9と、主軸ユニット9を支持する主軸取付台11と、テーブル7、主軸ユニット9および主軸取付台11を制御する制御装置13とを備えている。
テーブル7は、ベッド3上に水平に配置されている。
主軸取付台11は、テーブル7の上方に配置され、コラム5によって支持されている。テーブル7および主軸取付台11は、送りモータ(図示略)によって、水平方向および鉛直方向に相対移動可能に構成されている。
主軸取付台11は、例えば、図2に示されるように、主軸ユニット9を収容可能な装着孔11aを有し、主軸ユニット9を着脱可能に装着することができる。装着孔11aは主軸取付台11を鉛直方向に貫通している。
主軸取付台11には、装着孔11aの下端部の開口の周囲に周方向に間隔をあけて複数のネジ孔11bが設けられている。装着孔11aの内面には、周方向に延びる2つのOリング溝11cが形成されている。2つのOリング溝11cは、装着孔11aの深さ方向に間隔をあけて配置されている。
主軸ユニット9は、主軸取付台11の装着孔11aに収容されることによって、軸線Jを鉛直方向に向けた姿勢で主軸取付台11に支持される。主軸ユニット9は、図2に示されるように、筒状のハウジング15と、ハウジング15に収容される2つの軸受17A,17Bと、軸受17A,17Bによってハウジング15に対して軸線J回りに回転可能に支持される主軸19とを備えている。
ハウジング15は、主軸取付台11の装着孔11aに挿入される中空の筒部15aと、筒部15aの開口端に設けられ、径方向外方に拡がる環状のフランジ部15bとを有している。
筒部15aは、主軸取付台11の装着孔11aの内径寸法よりも小さい外形寸法を有している。このため、主軸取付台11の装着孔11aに挿入された筒部15aと装着孔11aとの間には筒部15aの径方向に隙間Cが生じる。
フランジ部15bは、主軸取付台11の装着孔11aの内径寸法よりも大きい外形寸法を有している。フランジ部15bには、ハウジング15の長手方向に貫通する複数の貫通孔15cが設けられている。複数の貫通孔15cは、周方向に間隔を開けて配置され、主軸取付台11の複数のネジ孔11bと同じピッチで配列されている。
軸受17A,17Bは、例えば、アンギュラ玉軸受である。軸受17A,17Bは、ハウジング15の筒部15aに収容され、筒部15aの長手方向に互いに間隔をあけて配置されている。
主軸19は、下端部に工具Tを保持することができる。主軸19は、軸受17A,17Bを介してハウジング15に軸線J回りに回転可能に収容されている。主軸19は、例えば、スピンドルモータ等の主軸モータ(駆動部、図示略)によって軸線J回りに回転させられる。
また、工作機械1は、主軸ユニット9と主軸取付台11とを固定する複数のボルト(固定部材)21と、主軸取付台11の装着孔11aと主軸ユニット9のハウジング15との間に配置される円環状の2つのOリング(シール部材)23とを備えている。
2つのOリング23は、主軸取付台11の装着孔11aの内面に形成された2つのOリング溝11cにそれぞれ一部が収容されることによって位置決めされる。各Oリング23は、ハウジング15の筒部15aの長手方向の両端部付近にそれぞれ配置されることが好ましい。
主軸ユニット9は、ハウジング15の筒部15aが主軸取付台11の装着孔11aとの間に全周にわたって隙間Cをあけた状態で装着孔11aに挿入され、かつ、ハウジング15のフランジ部15bが装着孔11aの開口端に突き当てられた状態で、複数のボルト21がハウジング15の各貫通孔15cを貫通して主軸取付台11の各ネジ孔11bにそれぞれ締結されることによって、主軸取付台11に固定される。
また、ハウジング15の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の隙間Cの軸方向の両端がそれぞれOリング23によって閉塞される。その結果、ハウジング15の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間に、筒部15aのほぼ全長にわたって連続する閉じられた空間が形成される。
2つのOリング23によって軸方向の両端が閉塞された隙間C、すなわち、ハウジング15の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の閉じられた空間には、例えば、油または水等の液体(流体)Fが封入されている。
制御装置13は、プロセッサと、RAM、ROMおよび不揮発性メモリ等を有する記憶部(いずれも図示略)とを備えている。記憶部には、加工プログラムが格納されている。制御装置13は、加工プログラムに従って送り軸モータおよび主軸モータに制御指令を送信することにより、テーブル7、主軸ユニット9および主軸取付台11の動作を制御する。これにより、制御装置13は、工具TによるワークWの加工を実行させる。
上記構成の主軸取付台11に主軸ユニット9を取り付ける場合は、まず、主軸取付台11の装着孔11aにハウジング15の筒部15aを挿入し、装着孔11aの開口端にハウジング15のフランジ部15bを突き当てた状態で、ボルト21によって、ハウジング15と主軸取付台11とを仮固定する。
次いで、2つのOリング23によって軸方向の両端が閉塞されているハウジング15の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの隙間Cに液体Fを封入する。そして、ハウジング15の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとを径方向に位置決めした状態で、主軸取付台11のネジ孔11bにボルト21を締結することによって、主軸ユニット9を主軸取付台11に固定する。
次に、本実施形態の工作機械1の作用について説明する。
上記構成の工作機械1によれば、制御装置13によって加工プログラムに従って送り軸モータおよび主軸モータに制御指令が送信されることにより、テーブル7、主軸ユニット9および主軸取付台11の動作が制御される。
具体的には、主軸ユニット9の主軸19によって保持されている工具Tとテーブル7上のワークWとが位置合わせされるとともに、主軸ユニット9の主軸19が軸線J回りに高速回転する。これにより、主軸19とともに高速回転する工具TによってワークWが加工される。
本実施形態に係る工作機械1は、ハウジング15の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間に全周にわたって隙間Cが設けられることにより、主軸ユニット9および主軸取付台11において、主軸取付台11の装着孔11aにハウジング15を嵌合状態に挿入する場合ほどの加工精度を要しなくて済む。また、隙間Cによって形成されるハウジング15の筒部15aのほぼ全長にわたって連続する空間に封入されている液体Fの粘性により、主軸ユニット9において発生した振動を吸収することができる。
したがって、本実施形態に係る工作機械1によれば、主軸取付台11の装着孔11aにハウジング15を嵌合状態に挿入することによって主軸ユニット9を主軸取付台11に固定する場合と比較して、主軸ユニット9および主軸取付台11の加工精度を緩和するとともに、主軸ユニット9から主軸取付台11への振動の伝搬を抑制することができる。
本実施形態においては、主軸取付台11がOリング溝11cを有することとした。これに代えて、例えば、ハウジング15の筒部15aの外周面にOリング溝を設けることとしてもよいし、主軸取付台11の装着孔11aとハウジング15の筒部15aの両方にOリング溝を設けることとしてもよい。
〔第2実施形態〕
次に、本開示の第2実施形態に係る工作機械について説明する。
本実施形態に係る工作機械1は、主軸モータを冷却する冷却流体の流路を形成するジャケットを備える点で第1実施形態と異なる。
以下、第1実施形態に係る工作機械1と構成を共通する箇所には、同一符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、例えば、図3に示されるように、工作機械1が、ハウジング15に代えて、ジャケットが一体的に形成されたハウジング31を備えている。
ハウジング31は、筒部15aと、フランジ部15bと、フランジ部15bを長手方向に挟んで筒部15aとは反対側に延びる筒状の軸受収容部31aとを備えている。軸受収容部31aには、軸受17A,17Bが嵌合状態に収容されている。
ハウジング31は、筒部15aの外周面に全周にわたって窪む凹部31bを有している。凹部31bは、筒部15aの長手方向の広範囲に形成されている。凹部31bには、筒部15aの中心軸回りに螺旋状に延びる壁31cが設けられており、壁31cによって凹部31bに螺旋状の螺旋溝(流路)31dが形成されている。螺旋溝31dには、冷却流体としての液体Fを供給する供給流路および液体Fを排出する排出流路(いずれも図示略。)が接続されている。
凹部31bの壁31cは、主軸取付台11の装着孔11aにハウジング31の筒部15aが収容された状態で、装着孔11aとの間に隙間Gが形成される高さを有している。壁31cと装着孔11aとの間の隙間Gは、螺旋溝31dよりも流路抵抗が高くなる寸法に設定されている。これにより、ハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の隙間Cが筒部15aのほぼ全長にわたって連続する。
本実施形態においては、主軸取付台11のOリング溝11cに代えて、ハウジング31の筒部15aの外周面に2つのOリング溝31eが形成されている。2つのOリング溝31eは、凹部31bを挟んで筒部15aの長手方向に間隔をあけて配置されている。これら2つのOリング溝31eにそれぞれOリング23が配置されることにより、ハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の隙間Cの軸方向の両端が閉塞される。
主軸モータ25は、ハウジング31の筒部15aと主軸19との間に設けられ、筒部15aの凹部31bの径方向内方に配置されている。主軸モータ25は、ハウジング31の筒部15aに嵌合状態に固定される円筒状の固定子25aと、固定子25aに対して軸線J回りに回転させられる円筒状の回転子25bとを備えている。回転子25bには主軸19が嵌合状態に固定されており、回転子25bとともに主軸19が軸線J回りに回転される。
図3において、符号19aは、工具Tが装着される主軸19のテーパ孔を示し、符号31fは、軸受17A,17Bを冷却する冷却流体を還流させる螺旋状の螺旋溝を示している。図4においても同様である。
本実施形態に係る工作機械1によれば、ハウジング31に設けられた螺旋溝31dに冷却用の液体Fを還流させることにより、主軸モータ25を冷却することできる。これにより、主軸モータ25の発熱による主軸19の熱変位を防ぎ、加工精度の低下を防止することができる。
この場合において、凹部31bの螺旋溝31dを構成する壁31cが主軸取付台11の装着孔11aとの間に隙間Gを有することにより、ハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の隙間Cが筒部15aのほぼ全長にわたって連続し、かつ、凹部31bを含む隙間C全体に液体Fが還流される。
したがって、隙間Cによって主軸ユニット9および主軸取付台11の加工精度を緩和するとともに、主軸ユニット9において発生した振動を液体Fの粘性によって吸収し、主軸ユニット9から主軸取付台11への振動の伝搬を抑制することができる。
また、ハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の隙間Cに還流させる液体Fの供給源を主軸モータ25を冷却する冷却流体の供給源と共通にし、装置の複雑化および大型化を抑制することができる。また、ジャケットがハウジング31と一体的に形成されていることにより、主軸ユニット9の組み立てを容易にすることができる。
本実施形態は以下の構成に変形することができる。
本実施形態においては、ジャケットがハウジング31と一体的に形成されていることとしたが、ジャケットがハウジング31とは別体で形成されていてもよい。
本変形例に係る工作機械1は、例えば、図4に示されるように、外周面に螺旋溝31dを有する筒状のジャケット33を備えている。
ジャケット33は、ハウジング31に収容され、ハウジング31と主軸モータ25の固定子25aとの間に配置されている。ジャケット33には、固定子25aが嵌合状態に固定されている。
ジャケット33は、外周面に2つのOリング溝33aを有している。2つのOリング溝33aは、螺旋溝31dを挟んでジャケット33の長手方向に間隔をあけて配置されている。2つのOリング溝33aにそれぞれOリング23が配置されることにより、螺旋溝31dの軸方向の両端が閉塞される。螺旋溝31dを構成する壁31cは、ハウジング31の内周面に接触する高さを有している。
本変形例においては、筒部15aの凹部31bに壁31cが設けられておらず、凹部31bによって、筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間に、筒部15aの長手方向に連続する空間が形成される。筒部15aの外周面に設けられた2つのOリング溝31eにそれぞれOリング23が配置されることにより、凹部31bを含むハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の隙間Cの軸方向の両端が閉塞される。
また、ハウジング31は、ジャケット33の螺旋溝31dと筒部15aの凹部31bとを繋ぐ筒部貫通孔31gを有している。これにより、螺旋溝31dを流れる液体Fが筒部貫通孔31gを経由して凹部31bに流入する。その結果、凹部31bを含むハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間の隙間C全体に液体Fが還流される。
本変形例の構成によっても、螺旋溝31dに液体Fを還流させることによって主軸ユニット9の主軸モータ25を冷却し、主軸モータ25の発熱による主軸ユニット9の熱変位を防ぐことができる。また、螺旋溝31dから凹部31bを含む隙間C全体に還流される液体Fの粘性によって、主軸ユニット9において発生する振動を吸収し、主軸ユニット9から主軸取付台11への振動の伝搬を抑制することができる。さらに、ジャケット33とハウジング31とが別体で形成されることにより、ジャケット33およびハウジング31の構成をシンプルにすることができる。
本変形例においては、ハウジング31の筒部15aが凹部31bを有することとしたが、ハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aとの間に筒部15aのほぼ全長にわたって連続する隙間Cが設けられていればよく、筒部15aが凹部31bを有さなくてもよい。
本変形例においては、ハウジング31の筒部15aがOリング溝31eを有することとしたが、ハウジング31の筒部15aと主軸取付台11の装着孔11aの少なくとも一方がOリング溝を有することとすればよい。また、ジャケット33がOリング溝33aを有することとしたが、ジャケット33とハウジング31の筒部15aの少なくとも一方がOリング溝を有することとすればよい。
以上、本開示の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本開示を上記実施形態および変形例に適用したものに限定されることなく、これらの実施形態および変形例を適宜組み合わせた実施形態に適用してもよく、特に限定されるものではない。
例えば、上記各実施形態においては、流体として、油および水等の液体Fを例示して説明したが、流体は、主軸ユニット9において発生した振動を流体の粘性によって吸収することができるものであればよく、例えば気体であってもよい。
1 工作機械
9 主軸ユニット
11 主軸取付台
11a 装着孔
15,31 ハウジング
17A,17B 軸受
19 主軸
21 ボルト(固定部材)
23 Oリング(シール部材)
25 主軸モータ(駆動部)
33 ジャケット
F 液体(流体、冷却流体)

Claims (4)

  1. 筒状のハウジングと、該ハウジングに収容される軸受と、該軸受によって前記ハウジングに対して軸線回りに回転可能に支持される主軸とを備える主軸ユニットと、
    該主軸ユニットの前記ハウジングを径方向に隙間をあけて収容可能な装着孔を有し、前記主軸ユニットが着脱可能に装着される主軸取付台と、
    前記装着孔と前記ハウジングとの間に全周にわたって前記隙間をあけた状態で前記主軸取付台と前記ハウジングとを固定する固定部材と、
    前記装着孔と前記ハウジングとの間の前記隙間の軸方向の両端を閉塞するシール部材とを備え、
    該シール部材によって閉塞された前記隙間に流体が封入または還流される工作機械。
  2. 前記流体が、前記主軸の駆動部を冷却する冷却流体である請求項1に記載の工作機械。
  3. 前記ハウジングに収容され、前記主軸を軸線回りに回転駆動させる駆動部と、
    該駆動部を冷却する冷却流体の流路を形成するジャケットとを備え、
    該ジャケットが前記ハウジングと一体的に形成されている請求項1または請求項2に記載の工作機械。
  4. 前記ハウジングに収容され、前記主軸を軸線回りに回転駆動させる駆動部と、
    該駆動部と前記ハウジングとの間に配置され、前記駆動部を冷却する冷却流体の流路を形成するジャケットとを備え、
    該ジャケットが前記ハウジングとは別体で形成されている請求項1または請求項2に記載の工作機械。
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