JP2009539768A - Ir(iii)の赤色発光錯体およびそのような化合物を使用して製造したデバイス - Google Patents

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Abstract

【化1】
Figure 2009539768

式IおよびIIの化合物を提供する。これらの式中:nは1、2、または3であり;pは0、1、または2であり;n+pの合計は3であり;R1、R2、R3、およびR4はそれぞれ独立に、H、F、アルキル、アルコキシル、トリアルキルシリル、トリアリールシリル、アリール、または置換アリールである。R5およびR7はそれぞれ独立に、アルキルまたはアリールであり;R6はHまたはアルキルである。R8はH、F、またはアルキルである。このような化合物を含む電子デバイスも提供する。

Description

本開示は、一般にIR(III)の赤色発光錯体に関する。本開示は、そのIr錯体が活性成分であるデバイスにも関する。
有機電子デバイスは、活性層を含む製品の分類の1つとして定義される。このようなデバイスは、電気エネルギーを放射線に変換したり、電子的方法を介して信号を検出したり、放射線を電気エネルギーに変換したり、あるいは、1つまたは複数の有機半導体層を含んだりする。有機発光ダイオード(OLED)は、エレクトロルミネッセンスが可能な有機層を含む有機電子デバイスである。一部のOLED中では、これらの光活性有機層は、単純な有機分子、共役ポリマー、または有機金属錯体を含む。このような光活性有機層は、電気接触層の間に挟むことができる。これらの電気接触層間に電圧を印加すると、有機層が発光する。OLED中の光活性有機層からの発光は、たとえば、電気表示装置中およびマイクロ電子デバイス中に使用することができる。
有機エレクトロルミネッセンス化合物がLED中の活性成分として使用されることはよく知られている。アントラセン、チアジアゾール誘導体、およびクマリン誘導体などの単純な有機分子は、エレクトロルミネッセンスを示すことが知られている。半導体共役ポリマーもエレクトロルミネッセンス成分として知られており、たとえば、フレンド(Friend)らの米国特許公報(特許文献1)、ヒーガー(Heeger)らの米国特許公報(特許文献2)、およびナカノ(Nakano)ら、(特許文献3)に開示されている。三価の金属イオン、特にアルミニウムを有する8ヒドロキシキノレートの錯体は、エレクトロルミネッセンス成分として広く使用されており、たとえばタン(Tang)らの米国特許公報(特許文献4)に開示されている。
バローズ(Burrows)およびトンプソン(Thompson)は、fac−トリス(2−フェニルピリジン)イリジウムを有機発光デバイス中の活性成分として使用できると報告している((非特許文献1))。このイリジウム化合物が導電性ホスト材料中に存在する場合に性能が最大化される。トンプソン(Thompson)は、活性層が、fac−トリス[2−(4’,5’−ジフルオロフェニル)ピリジン−C’2,N]イリジウム(III)でドープしたポリ(N−ビニルカルバゾール)であるデバイスをさらに報告している。((非特許文献2))。
米国特許第5,247,190号明細書 米国特許第5,408,109号明細書 欧州特許出願公開第443 861号明細書 米国特許第5,552,678号明細書 米国特許出願公開第2004/0254297号明細書 米国特許出願公開第XXX号明細書
Appl.Phys.Lett.1999,75,4 Polymer Preprints 2000,41(1),770 CRC化学物理ハンドブック第81版(CRC Handbook of Chemistry and Physics、81st Edition),2000 CRC化学物理ハンドブック第81版(CRC Handbook of Chemistry and Physics、81st Edition)(2000−2001) カーク−オスマー化学大辞典第4版(Kirk−Othmer,Concise Encyclopedia of Chemical Technology,4th edition),p.1537,(1999) 「可溶性導電性ポリマーから製造される可撓性発光ダイオード」(Flexible light−emitting diodes made from soluble conducting polymer),Nature vol.357,pp477 479(11 June 1992) Y.ワン(Wang),カーク・オスマー工業化学百科事典第4版(Kirk Othmer Encyclopedia of Chemical Technology,Fourth Edition),Vol.18,p.837 860,1996
式Iまたは式IIを有する化合物が提供され
Figure 2009539768
式中:
nは1、2または3であり;
pは0、1または2であり;
n+pの合計は3であり;
1、R2、R3、およびR4はそれぞれ独立に、H、F、アルキル、アルコキシル、トリアルキルシリル、トリアリールシリル、アリール、または置換アリールである。
5およびR7はそれぞれ独立に、アルキルまたはアリールであり;
6は、Hまたはアルキルである。
8は、H、Fまたはアルキルであり
但し、R1、R2、R3、R4、およびR8の少なくとも1つはHではない。
ある実施形態においては、R5およびR7がメチルであり、R6がHである。
ある実施形態においては、本発明の化合物を含む組成物も提供する。別の一実施形態においては、本発明は、本発明の少なくとも1つの化合物を含む少なくとも1つの活性層を含む電子デバイスに関する。ある実施形態においては、この層は、これらの化合物を2つ以上含有する。ある実施形態においては、これらの材料は、置換基R1〜R8を適切に選択することによって実現可能な有機溶媒に対する溶解性の向上が要求される溶液系技術によって加工される。
以上の概要および以下の詳細な説明は、単に例示的および説明的なものであり、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明を限定するものではない。
本明細書において提示される概念の理解をすすめるために、添付の図面において実施形態を説明する。
本発明は、添付の図面において例として説明され、これらに限定されるものではない。
有機電子デバイスの例示的実施例を含む。当業者であれば理解しているように、図面中の物体は、平易かつ明快にするために示されており、必ずしも縮尺通りに描かれているわけではない。たとえば、実施形態を理解しやすいようにするために、図面中の一部の物体の寸法が他の物体よりも誇張されている場合がある。
式Iまたは式IIを有する化合物が提供され
Figure 2009539768
式中:
nは1、2または3であり;
pは0、1または2であり;
n+pの合計は3であり;
1、R2、R3、およびR4はそれぞれ独立に、H、F、アルキル、アルコキシル、トリアルキルシリル、トリアリールシリル、アリール、または置換アリールである。
5およびR7はそれぞれ独立に、アルキルまたはアリールであり;
6は、Hまたはアルキルである。
8は、H、Fまたはアルキルであり、但し、R1、R2、R3、R4、およびR8の少なくとも1つはHではない。
多数の態様および実施形態を以上に説明してきたが、これらは単に例示的で非限定的なものである。本明細書を読めば、本発明の範囲から逸脱しない他の態様および実施形態が実現可能であることが、当業者には分かるであろう。
いずれか1つまたは複数の本発明の実施形態のその他の特徴および利点は、以下の詳細な説明および特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
ある実施形態においては、nが1であり、pが2である。別の実施形態においては、nが2であり、pが1である。さらに別の実施形態においては、nが3であり、pが0である。ある実施形態においては、本発明は、(a)nが1であり、pが2である化合物と、(b)nが2であり、pが1である化合物との混合物に関する。
ある実施形態においては、1つまたは複数の本発明の化合物をポリマーと混合することができる。
ある実施形態においては、本発明の化合物は電荷輸送特性を有する。たとえば、電子輸送層が電子輸送特性を有する化合物を含むことが望ましい場合がある。また、光活性を有する化合物が、発光層などの光活性層に好適となる場合がある。
明確にするため、別々の実施態様の状況で、前述および後述される本発明の特定の特徴は、1つの実施態様において組み合わせて提供することもできることを理解されたい。逆に、簡潔にするため、1つの実施態様の状況で説明される本発明の種々の特徴を、別々に提供したり、あらゆる小さな組み合わせで提供したりすることもできる。さらに、ある範囲内にあると記載される値への言及は、その範囲内にあるすべての値を含んでいる。
本発明の一実施形態においては、少なくとも1つの上記化合物が、電子デバイスの少なくとも1つの層の中に含まれる。たとえば、本発明による化合物を、光活性層中、電荷輸送層中、および両方の種類の層中に使用することができる。
本発明のある実施形態においては、本発明は、少なくとも1つの上記化合物を有する電子デバイスに関する。
ある実施形態においては、本発明は、少なくとも1つの上記化合物と、溶媒、加工助剤、またはポリマーの少なくとも1つとを含む組成物に関する。本発明の化合物と、加工助剤、電荷輸送材料、電荷遮断材料、またはそれらの組み合わせとを含む組成物も提供する。これらの組成物は、限定するものではないが溶媒、エマルジョン、およびコロイド分散体などのあらゆる形態であってよい。
本明細書において使用される場合、用語「アルキル」は、指定の数の炭素原子を有する分岐および直鎖の両方の飽和脂肪族炭化水素基を含む。特に明記しない限り、この用語は環状基を含むことも意図している。アルキル基の例としては、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル シクロペンチル、ヘキシル、シクロヘキシル、イソヘキシルなどが挙げられる。用語「アルキル」は、置換および非置換の両方の炭化水素基をさらに含む。ある実施形態においては、アルキル基は一置換、二置換、および三置換されていてよい。置換アルキル基の一例はトリフルオロメチルである。他の置換アルキル基は、本明細書に記載の1つまたは複数の置換基から形成される。ある実施形態においては、アルキル基は1〜12個の炭素原子を有する。別の実施形態においては、この基は1〜6個の炭素原子を有する。
用語「アリール」は、最大20個の炭素原子の芳香族炭素環式部分を意味し、これは1つの環(単環式)であってもよいし、互いに縮合または共有結合した複数の環(二環式、最大3つの環)であってもよい。アリール部分のあらゆる好適な環位置で共有結合することで、化学構造を画定することができる。アリール部分の例としては、フェニル、1−ナフチル、2−ナフチル、ジヒドロナフチル、テトラヒドロナフチル、ビフェニル、アントリル、フェナントリル、フルオレニル、インダニル、ビフェニレニル、アセナフテニル、アセナフチレニルなどが挙げられるが、これらの限定されるものではない。ある実施形態においては、アリール基は6〜20個の炭素原子を有する。
特に明記しない限り、すべての基は置換されていてもよいし、非置換であってもよい。
限定するものではないがアルキルまたはアリールなどの場合により置換された基は、同種でも異種でもよい1つまたは複数の置換基で置換されていてもよい。好適な置換基としては、アルキル、アリール、ニトロ、シアノ、−N(R7)(R8)、ハロ、ヒドロキシ、カルボキシ、アルケニル、アルキニル、シクロアルキル、ヘテロアリール、アルコキシ、アリールオキシ、ヘテロアリールオキシ、アルコキシカルボニル、パーフルオロアルキル、パーフルオロアルコキシ、アリールアルキル、チオアルコキシ、−S(O)2−N(R7)(R8)、−C(=O)−N(R7)(R8)、(R7)(R8)N−アルキル、(R7)(R8)N−アルコキシアルキル、(R7)(R8)N−アルキルアリールオキシアルキル、−S(O)s−アリール(式中、s=0〜2)、または−S(O)s−ヘテロアリール(式中、s=0〜2)が挙げられる。R7およびR8のそれぞれは独立に、場合により置換されたアルキル基、シルコアルキル(cylcoalkyl)基、またはアリール基である。ある実施形態においては、R7およびR8をそれらが結合する窒素原子と合わせたものが環構造を形成することができる。
接頭語「ヘテロ」は、1つまたは複数の炭素原子が異なる原子で置換されていることを示している。
さらに全体的に、IUPAC番号方式が使用され、周期表の族は、左から右に1〜18の番号が付けられる((非特許文献3))。
用語「基」は、有機化合物中の置換基など、化合物の一部を意味することを意図している。
用語「フィルム」は用語「層」と交換可能に使用され、希望する領域を覆うコーティングを意味する。この用語は大きさによっては限定されない。たとえば、ある実施形態においては、この領域はデバイス全体の大きさであってよい。別の実施形態においては、この領域は、実際の画像表示などの特定の機能性領域の小ささ、または1つのサブピクセルの小ささであってもよい。さらに、この領域は、連続であっても不連続であってもよい。フィルムは、限定するものではないが気相堆積、液相堆積、および熱転写などのあらゆる従来の体積技術によって形成することができる。たとえば、ある実施形態においては、フィルムは、スピンコーティング、グラビアコーティング、カーテンコーティング、浸漬コーティング、スロットダイコーティング、スプレーコーティング、連続ノズルコーティングなどによる連続堆積技術で製造することができ、別の実施形態においては、フィルムは、インクジェット印刷、グラビア印刷やスクリーン印刷などの接触印刷などの不連続堆積技術によって形成することもでき、実際には、フィルムの形成に有効なあらゆる他の方法を使用することもできる。
用語「モノマー」は、重合可能な化合物を意味する。用語「モノマー単位」は、ポリマー中に繰り返される単位を意味する。
用語「ポリマー」は、オリゴマー種を含み、2つ以上のモノマー単位を有する材料を含むことを意図している。
デバイス中の層に言及するために使用される場合、語句「隣接する」は、ある層が別の層のすぐ隣にあることを必ずしも意味するものではない。
本明細書において使用される場合、用語「含んでなる」、「含んでなること」、「含む」、「含むこと」、「有する」、「有すること」、またはそれらの他のあらゆる変形は、非排他的な包含を扱うことを意図している。たとえば、ある一連の要素を含むプロセス、方法、物品、または装置は、それらの要素にのみに必ずしも限定されるわけではなく、そのようなプロセス、方法、物品、または装置に関して明示されず固有のものでもない他の要素を含むことができる。さらに、反対の意味で明記されない限り、「または」は、包含的な「または」を意味するのであって、排他的な「または」を意味するのではない。たとえば、条件AまたはBが満たされるのは、Aが真であり(または存在し)Bが偽である(または存在しない)、Aが偽であり(または存在せず)Bが真である(または存在する)、ならびにAおよびBの両方が両方とも真である(または両方とも存在する)のいずれか1つによってである。
また、本発明の要素および成分を説明するために「the」「a」または「an」も使用されている。これは単に便宜的なものであり、本発明の一般的な意味を提供するために行われている。この記述は、1つまたは少なくとも1つを含むものと読むべきであり、明らかに他の意味となる場合を除けば、単数形は複数形も含んでいる。
元素周期表中の縦列に対応する族の番号は、(非特許文献4)に見ることができる「新表記法」(New Notation)の規則を使用している。
特に定義しない限り、本明細書において使用されるすべての技術用語および科学用語は、本発明が属する技術分野の当業者によって一般に理解されている意味と同じ意味を有する。本明細書に記載されているものと類似または同等の方法および材料を使用して、本発明の実施形態の実施または試験を行うことができるが、好適な方法および材料については以下に説明する。本明細書において言及されるあらゆる刊行物、特許出願、特許、およびその他の参考文献は、特に明記しない限り、それらの記載内容全体が援用される。矛盾が生じる場合には、定義を含めて本明細書に従うものとする。さらに、材料、方法、および実施例は、単に説明的なものであって、限定を意図したものではない。
本明細書に記載されていない程度の、具体的な材料、処理行為、および回路に関する多くの詳細は従来通りであり、それらについては、有機発光ダイオードディスプレイ、光検出器、光電池、および半導体要素の技術分野の教科書およびその他の情報源中に見ることができる。
本発明の少なくとも1つの化合物を含む1つまたは複数の層を有することで利点を得ることができる有機電子デバイスとしては、(1)電気エネルギーを放射線に変換するデバイス(たとえば、発光ダイオード、発光ダイオードディスプレイ、またはダイオードレーザー)、(2)電子的方法を介して信号を検出するデバイス(たとえば、光検出器、光導電セル、フォトレジスタ、光スイッチ、光トランジスタ、光電管、IR検出器)、(3)放射線を電気エネルギーに変換するデバイス(たとえば、光起電力デバイスまたは太陽電池)、ならびに(4)1つまたは複数の有機半導体層を含む1つまたは複数の電子部品(たとえば、トランジスタまたはダイオード)を含むデバイスが挙げられるが、これらに限定されるものではない。本発明による組成物の他の用途としては、記憶デバイス、帯電防止フィルム、バイオセンサー、エレクトロクロミックデバイス、固体電解コンデンサ、充電式電池などのエネルギー蓄積デバイス、および電磁遮蔽用途のためのコーティング材料が挙げられる。
有機電子デバイス構造の一例を図1に示す。デバイス100は、アノード層110およびカソード層160、ならびにそれらの間の光活性層130を有する。アノードに隣接するのは、電荷輸送層、たとえば正孔輸送材料を含む層120である。カソードに隣接するのは、電子輸送材料を含む電荷輸送層140であってよい。場合により、デバイスは、カソードの隣に電子輸送層または正孔輸送層150をさらに使用することができる。
本明細書において使用される場合、用語「光活性」は、印加された電圧によって活性化されると発光する材料(発光ダイオード中または発光電気化学セル中など)、あるいは、放射エネルギーに応答し、バイアス電圧の印加を使用して、または使用せずに信号を発生する材料(光検出器中など)を意味する。一実施形態においては、光活性層は発光層である。
本明細書において使用される場合、層または材料に関して言及される場合の用語「電荷輸送」は、そのような層または材料が、比較的効率的かつ少ない電荷損失で、そのような層、材料、部材、または構造の厚さを通過するそのような電荷の移動を促進することを意味することを意図しており、正孔輸送材料または電子輸送材料として機能しうる材料を含むのに十分広い範囲を意味している。層または材料に関して言及される場合の用語「電子輸送」は、そのような層または材料から別の層、材料、部材、または構造への電子の移動を助長または促進するそのような層、材料、部材、または構造を意味する。
層、材料、部材、または構造に言及する場合の用語「電荷遮断」は、そのような層、材料、部材、または構造が、別の層、材料、部材、または構造に電荷が移動する可能性を低下させることを意味することを意図している。層、材料、部材、または構造に言及する場合の用語「電子遮断」は、そのような層、材料、部材、または構造が、別の層、材料、部材、または構造に電子が移動する可能性を低下させることを意味することを意図している。
デバイス100の用途に依存するが、光活性層130は、印加電圧によって励起する発光層(発光ダイオード中または発光電気化学セル中など)、放射エネルギーに応答し、バイアス電圧の印加を使用してまたは使用せずに信号を発生する材料層(光検出器中など)であってよい。光検出器の例としては、光導電セル、フォトレジスタ、光スイッチ、光トランジスタ、および光電管、および光起電力セルが挙げられ、これらの用語は(非特許文献5)に記載されている。
ある実施形態においては、電荷輸送層、たとえば電子輸送層140は、本発明による少なくとも1つの化合物を含む。
ある実施形態においては、光活性層130は、本発明による少なくとも1つの化合物を含む。さらに、光活性材料を本発明の化合物とさらに混合することができる。
本発明のデバイス中の他の層は、そのような層に有用であることが知られているあらゆる材料から作製することができる。アノード110、正電荷キャリアを注入するのに特に効率的な電極である。これは、たとえば金属、混合金属、合金、金属酸化物、または混合金属酸化物を含有する材料でできていてよく、あるいは導電性ポリマーおよびそれらの混合物であってもよい。好適な金属としては、11族金属、4族、5族、および6族の金属、ならびに8 10族の遷移金属が挙げられる。アノードが光透過性である場合、インジウムスズ酸化物などの12族、13族、および14族金属の混合金属酸化物が一般に使用される。アノード110は、(非特許文献6)に記載されるようなポリアニリンなどの有機材料を含むことができる。アノードおよびカソードの少なくとも1つは、発生した光を観察できるように少なくとも部分的に透明であるべきである。
正孔輸送層は、負電荷がその層を通過して電子デバイスの別の層に移動するのを促進する層であり、この層は、多数の材料を含むことができる。層120の別の正孔輸送材料の例は、たとえば、(非特許文献7)にまとめられている。正孔輸送分子および正孔輸送ポリマーの両方を使用することができる。一般に使用される正孔輸送分子としては:N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン(TPD)、1,1−ビス[(ジ−4−トリルアミノ)フェニル]シクロヘキサン(TAPC)、N,N’−ビス(4−メチルフェニル)−N,N’−ビス(4−エチルフェニル)−[1,1’−(3,3’−ジメチル)ビフェニル]−4,4’−ジアミン(ETPD)、テトラキス(3−メチルフェニル)−N,N,N’,N’−2,5−フェニレンジアミン(PDA)、a−フェニル4−N,N−ジフェニルアミノスチレン(TPS)、p−(ジエチルアミノ)ベンズアルデヒドジフェニルヒドラゾン(DEH)、トリフェニルアミン(TPA)、ビス[4(N,N−ジエチルアミノ)−2−メチルフェニル](4−メチルフェニル)メタン(MPMP)、1−フェニル−3−[p−(ジエチルアミノ)スチリル]−5−[p−(ジエチルアミノ)フェニル]ピラゾリン(PPRまたはDEASP)、1,2−trans−ビス(9H−カルバゾール−9−イル)シクロブタン(DCZB)、N,N,N’,N’テトラキス(4−メチルフェニル)−(1,1’−ビフェニル)−4,4’−ジアミン(TTB)、N,N’−ビス(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ビス−(フェニル)ベンジジン(□−NPB)、および銅フタロシアニンなどのポルフィリン系化合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。一般に使用される正孔輸送ポリマーとしては、ポリビニルカルバゾール、(フェニルメチル)ポリシラン、およびポリアニリンが挙げられるが、これらに限定されるものではない。前述のような正孔輸送分子を、ポリスチレンおよびポリカーボネートなどのポリマー中にドープすることによって、正孔輸送ポリマーを得ることもできる。
あらゆる有機エレクトロルミネッセンス(「EL」)材料を、層130中の光活性材料として使用することができる。このような材料としては、本発明のより多くの化合物の1つ、小型の有機蛍光化合物、蛍光性およびリン光性の金属錯体、共役ポリマー、およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。蛍光化合物の例としては、ピレン、ペリレン、ルブレン、クマリン、それらの誘導体、およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。金属錯体の例としては、トリス(8−ヒドロキシキノラト)アルミニウム(Alq3)などの金属キレート化オキシノイド化合物、シクロメタレート化されたイリジウムおよび白金のエレクトロルミネッセンス化合物、およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。共役ポリマーの例としては、ポリ(フェニレンビニレン)、ポリフルオレン、ポリ(スピロビフルオレン)、ポリチオフェン、ポリ(p−フェニレン)、それらのコポリマー、およびそれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
電子輸送層140および/または任意選択の層150の中に使用することができる電子輸送材料の例としては、トリス(8−ヒドロキシキノラト)アルミニウム(Alq3)およびテトラキス−(8−ヒドロキシキノラト)ジルコニウム(Zrq4)などの金属キレート化オキシノイド化合物;ならびに2−(4−ビフェニリル)−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール(PBD)、3−(4−ビフェニリル)−4−フェニル−5−(4−t−ブチルフェニル)−1,2,4−トリアゾール(TAZ)、および1,3,5−トリ(フェニル−2−ベンズイミダゾール)ベンゼン(TPBI)などのアゾール化合物;2,3−ビス(4−フルオロフェニル)キノキサリンなどのキノキサリン誘導体;4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(DPA)および2,9−ジメチル−4,7−ジフェニル−1,10−フェナントロリン(DDPA)などのフェナントロリン類;ならびにそれらの混合物を挙げられる。
カソード層160は、電子または負電荷キャリアの注入に特に有効な電極である。カソードは、アノードよりも低い仕事関数を有するあらゆる金属または非金属であってよい。カソードの材料は、1族のアルカリ金属(たとえば、Li、Cs)、2族(アルカリ土類)金属、12族金属、たとえば、希土類元素、およびランタニド、ならびにアクチニドから選択することができる。アルミニウム、インジウム、カルシウム、バリウム、サマリウム、およびマグネシウム、ならびにそれらの組み合わせなどの材料を使用することができる。動作電圧を下げるために、Li含有有機金属化合物、LiF、およびLi2Oを有機層とカソード層との間に堆積することもできる。
有機電子デバイス中に別の層を有することも知られている。たとえば、層の正電荷輸送および/またはバンドギャップの整合性を促進するため、あるいは保護層として機能させるために、アノード110と正孔輸送層120との間に層(図示せず)が存在することができる。当技術分野において知られている層を使用することができる。さらに、上述のいずれの層も、2つ以上の層から製造することができる。あるいは、アノード層110、正孔輸送層120、電子輸送層140、および任意選択の電荷輸送層150、およびカソード層160の一部またはすべては、電荷キャリア輸送効率を増加させるために表面処理することができる。それぞれの構成要素層の材料の選択は、デバイスの稼働寿命を有する高いデバイス効率を有するデバイスを得るための複数の目標のバランスを取るように好ましくは決定される。
本発明のデバイスは、好適な基体上への個別の層の逐次堆積などの種々の技術によって製造することができる。ガラスやポリマーフィルムなどの基体を使用することができる。熱蒸着、化学蒸着などの従来の気相堆積技術を使用することができる。あるいは有機層は、適切な溶媒を使用する液相堆積によって適用することもできる。この液体は、溶液、分散液、またはエマルジョンの形態であってよい。典型的な液相堆積技術としては、スピンコーティング、グラビアコーティング、カーテンコーティング、浸漬コーティング、スロットダイコーティング、スプレーコーティング、および連続ノズルコーティングなどの連続堆積技術;ならびにインクジェット印刷、グラビア印刷、およびスクリーン印刷、従来のあらゆるコーティングまたは印刷技術、たとえば、限定するものではないがスピンコーティング、浸漬コーティング、ロール・トゥ・ロール技術、インクジェット印刷、スクリーン印刷、グラビア印刷などの不連続堆積技術が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
一実施形態においては、種々の層は以下の範囲の厚さを有する:アノード110は、500〜5000Å、一実施形態においては1000〜2000Å;正孔輸送層120は、50〜2000Å、一実施形態においては200〜1000Å;光活性層130は、10〜2000Å、一実施形態においては100〜1000Å;層140および150は、50〜2000Å、一実施形態においては100〜1000Å;カソード160は、200〜10000Å、一実施形態においては300〜5000Å。デバイス中の電子−正孔再結合ゾーンの位置、したがってデバイスの発光スペクトルは、各層の相対厚さによって影響されうる。たとえば、電子−正孔再結合ゾーンが発光層中に存在するように、電子輸送層の厚さを選択すべきである。層の厚さの望ましい比は、使用される材料の厳密な性質に依存する。
一実施形態においては、本発明のデバイスは:アノード、緩衝層、正孔輸送層、光活性層、電子輸送層、電子注入層、カソードの構造をこの順序で有する。一実施形態においては、アノードはインジウムスズ酸化物またはインジウム亜鉛酸化物でできている。一実施形態においては、緩衝層は、ポリチオフェン類、ポリアニリン類、ポリピロール類、それらのコポリマー、およびそれらの混合物からなる群から選択される導電性ポリマーを含む。一実施形態においては、緩衝層は、導電性ポリマーとコロイド形成性ポリマー酸との複合体を含む。一実施形態においては、緩衝層は、トリアリールアミン基またはトリアリールメタン基を有する化合物を含む。一実施形態においては、緩衝層は、前述の定義のTPD、MPMP、NPB、CBP、およびそれらの混合物からなる群から選択される材料を含む。
一実施形態においては、正孔輸送層はポリマー正孔輸送材料を含む。一実施形態においては、正孔輸送層は架橋性である。一実施形態においては、正孔輸送層は、トリアリールアミン基またはトリアリールメタン基を有する化合物を含む。一実施形態においては、緩衝層は、前述の定義のTPD、MPMP、NPB、CBP、およびそれらの混合物からなる群から選択される材料を含む。
一実施形態においては、光活性層は、エレクトロルミネッセンス金属錯体とホスト材料とを含む。このホストは電荷輸送材料であってよい。一実施形態においては、エレクトロルミネッセンス錯体は、少なくとも1重量%の量で存在する。一実施形態においては、エレクトロルミネッセンス錯体は2〜20重量%である。一実施形態においては、エレクトロルミネッセンス錯体は20〜50重量%である。一実施形態においては、エレクトロルミネッセンス錯体は50〜80重量%である。一実施形態においては、エレクトロルミネッセンス錯体は80〜99重量%である。一実施形態においては、金属錯体は、イリジウム、白金、レニウム、またはオスミウムのシクロメタレート化錯体である。一実施形態においては、光活性層は第2のホスト材料をさらに含む。第2のホストは電荷輸送材料であってよい。一実施形態においては、第2のホストは正孔輸送材料である。一実施形態においては、第2のホストは電子輸送材料である。一実施形態においては、第2のホスト材料はヒドロキシアリール−N−複素環の金属錯体である。一実施形態においては、このヒドロキシアリール−N−複素環は、非置換または置換8−ヒドロキシキノリンである。一実施形態においては、金属はアルミニウムである。一実施形態においては、第2のホストは、トリス(8−ヒドロキシキノリナト)アルミニウム、ビス(8−ヒドロキシキノリナト)(4−フェニルフェノラト)アルミニウム、テトラキス(8−ヒドロキシキノリナト)ジルコニウム、およびそれらの混合物からなる群から選択される材料である。第1のホスト対第2のホストの比は、1:100〜100:1とすることができる。一実施形態においてはこの比は1:10〜10:1である。一実施形態においては、この比は1:10〜1:5である。一実施形態においては、この比は1:5〜1:1である。一実施形態においては、この比は1:1〜5:1である。一実施形態においては、この比は5:1〜5:10である。
一実施形態においては、電子輸送層はヒドロキシアリール−N−複素環の金属錯体を含む。一実施形態においては、このヒドロキシアリール−N−複素環は、非置換または置換8−ヒドロキシキノリンである。一実施形態においては、金属はアルミニウムである。一実施形態においては、電子輸送層は、トリス(8−ヒドロキシキノリナト)アルミニウム、ビス(8−ヒドロキシキノリナト)(4−フェニルフェノラト)アルミニウム、テトラキス(8−ヒドロキシキノリナト)ジルコニウム、およびそれらの混合物からなる群から選択される材料を含む。一実施形態においては、電子注入層はLiFまたはLiO2である。一実施形態においては、カソードはAlまたはBa/Alである。
一実施形態においては、本発明のデバイスは、緩衝層、正孔輸送層、および光活性層の液相堆積と、電子輸送層、電子注入層、およびカソードの気相堆積とによって製造される。
緩衝層は、それを溶解または分散してそれからフィルムを形成するあらゆる液体媒体から堆積することができる。一実施形態においては、液体媒体は、1つまたは複数の有機溶媒から実質的になる。一実施形態においては、液体媒体は、水、あるいは水および有機溶媒から実質的になる。一実施形態においては、有機溶媒は、アルコール、ケトン、環状エーテル、およびポリオールからなる群から選択される。一実施形態においては、有機液体は、ジメチルアセトアミド(「DMAc」)、N−メチルピロリドン(「NMP」)、ジメチルホルムアミド(「DMF」)、エチレングリコール(「EG」)、脂肪族アルコール、およびそれらの混合物から選択される。緩衝材料は、0.5〜10重量パーセントの量で液体媒体中に存在することができる。液体媒体によるが、他の重量パーセント値の緩衝材料を使用することもできる。緩衝層は、あらゆる連続または不連続の液相堆積技術によって適用することができる。一実施形態においては、緩衝層はスピンコーティングによって適用される。一実施形態においては、緩衝層はインクジェット印刷によって適用される。液相堆積後、液体媒体は、室温または加熱しながら、空気中、不活性雰囲気中、または減圧によって除去することができる。一実施形態においては、この層は275℃未満の温度に加熱される。一実施形態においては、加熱温度は100℃〜275℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は100℃〜120℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は120℃〜140℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は140℃〜160℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は160℃〜180℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は180℃〜200℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は200℃〜220℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は190℃〜220℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は220℃〜240℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は240℃〜260℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は260℃〜275℃の間である。加熱時間は温度に依存し、一般に5〜60分の間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜200nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜40nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは40〜80nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは80〜120nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは120〜160nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは160〜200nmの間である。
正孔輸送層は、それを溶解または分散してそれからフィルムを形成するあらゆる液体媒体から堆積することができる。一実施形態においては、液体媒体は、1つまたは複数の有機溶媒から実質的になる。一実施形態においては、液体媒体は、水、あるいは水および有機溶媒から実質的になる。一実施形態においては、有機溶媒は芳香族溶媒である。一実施形態においては、有機液体は、クロロホルム、ジクロロメタン、トルエン、アニソール、およびそれらの混合物から選択される。正孔輸送材料は、0.2〜2重量パーセントの濃度で液体媒体中に存在することができる。液体媒体によるが、他の重量パーセント値の正孔輸送材料を使用することができる。正孔輸送層は、あらゆる連続または不連続の液相堆積技術によって適用することができる。一実施形態においては、正孔輸送層はスピンコーティングによって適用される。一実施形態においては、正孔輸送層はインクジェット印刷によって適用される。液相堆積後、液体媒体は、室温または加熱しながら、空気中、不活性雰囲気中、または減圧によって除去することができる。一実施形態においては、この層は275℃未満の温度に加熱される。一実施形態においては、加熱温度は170℃〜275℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は170℃〜200℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は190℃〜220℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は210℃〜240℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は230℃〜270℃の間である。加熱時間は温度に依存し、一般に5〜60分の間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜50nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜15nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは15〜25nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは25〜35nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは35〜50nmの間である。
光活性層は、それを溶解または分散してそれからフィルムを形成するあらゆる液体媒体から堆積することができる。一実施形態においては、液体媒体は1つまたは複数の有機溶媒から実質的になる。一実施形態においては、液体媒体は水、あるいは水および有機溶媒から実質的になる。一実施形態においては、有機溶媒は芳香族溶媒である。一実施形態においては、有機液体は、クロロホルム、ジクロロメタン、トルエン、アニソール、およびそれらの混合物から選択される。光活性材料は0.2〜2重量パーセントの濃度で液体媒体中に存在することができる。液体媒体によるが、他の重量パーセント値の光活性材料を使用することもできる。光活性層は連続または不連続のあらゆる液相堆積技術によって適用することができる。一実施形態においては、光活性層はスピンコーティングによって適用される。一実施形態においては、光活性層はインクジェット印刷によって適用される。液相堆積後、液体媒体は、室温または加熱を使用して、空気中、不活性雰囲気中、または減圧によって除去することができる。一実施形態においては、堆積された層は、最低Tgを有する材料のTg未満の温度に加熱される。一実施形態においては、加熱温度は最低Tgよりも少なくとも10℃低い。一実施形態においては、加熱温度は最低Tgよりも少なくとも20℃低い。一実施形態においては、加熱温度は最低Tgよりも少なくとも30℃低い。一実施形態においては、加熱温度は50℃〜150℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は50℃〜75℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は75℃〜100℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は100℃〜125℃の間である。一実施形態においては、加熱温度は125℃〜150℃の間である。加熱時間は温度に依存し、一般に5〜60分の間である。一実施形態においては、最終層厚さは25〜100nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは25〜40nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは40〜65nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは65〜80nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは80〜100nmの間である。
電子輸送層は、あらゆる気相堆積法によって堆積することができる。一実施形態においては、減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、最終層厚さは1〜100nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは1〜15nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは15〜30nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは30〜45nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは45〜60nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは60〜75nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは75〜90nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは90〜100nmの間である。
電子注入層は、あらゆる気相堆積法によって堆積することができる。一実施形態においては、減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、減圧は10-6torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-7torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-8torr未満である。一実施形態においては、材料は100℃〜400℃の範囲内、好ましくは150℃〜350℃の範囲内の温度に加熱される。一実施形態においては、材料は0.5〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は0.5〜1Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は1〜2Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は2〜3Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は3〜4Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は4〜5Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は5〜6Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は6〜7Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は7〜8Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は8〜9Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は9〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、最終層厚さは0.1〜3nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは0.1〜1nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは1〜2nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは2〜3nmの間である。
カソードは、あらゆる気相堆積法によって堆積することができる。一実施形態においては、減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、減圧は10-6torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-7torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-8torr未満である。一実施形態においては、材料は100℃〜400℃の範囲内、好ましくは150℃〜350℃の範囲内の温度に加熱される。一実施形態においては、材料は0.5〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は0.5〜1Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は1〜2Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は2〜3Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は3〜4Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は4〜5Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は5〜6Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は6〜7Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は7〜8Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は8〜9Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は9〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、最終層厚さは10〜10000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは10〜1000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは10〜50nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは50〜100nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは100〜200nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは200〜300nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは300〜400nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは400〜500nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは500〜600nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは600〜700nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは700〜800nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは800〜900nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは900〜1000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは1000〜2000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは2000〜3000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは3000〜4000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは4000〜5000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは5000〜6000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは6000〜7000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは7000〜8000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは8000〜9000nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは9000〜10000nmの間である。
一実施形態においては、本発明のデバイスは、緩衝層、正孔輸送層、および光活性層、電子輸送層、電子注入層、およびカソードの気相堆積によって製造される。
一実施形態においては、緩衝層は気相堆積によって適用される。一実施形態においては、減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、減圧は10-6torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-7torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-8torr未満である。一実施形態においては、材料は100℃〜400℃の範囲内、好ましくは150℃〜350℃の範囲内の温度に加熱される。一実施形態においては、材料は0.5〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は0.5〜1Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は1〜2Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は2〜3Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は3〜4Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は4〜5Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は5〜6Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は6〜7Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は7〜8Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は8〜9Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は9〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、最終層厚さは5〜200nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜30nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは30〜60nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは60〜90nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは90〜120nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは120〜150nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは150〜280nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは180〜200nmの間である。
一実施形態においては、正孔輸送は気相堆積によって適用される。一実施形態においては、減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、減圧は10-6torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-7torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-8torr未満である。一実施形態においては、材料は100℃〜400℃の範囲内、好ましくは150℃〜350℃の範囲内の温度に加熱される。一実施形態においては、材料は0.5〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は0.5〜1Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は1〜2Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は2〜3Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は3〜4Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は4〜5Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は5〜6Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は6〜7Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は7〜8Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は8〜9Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は9〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、最終層厚さは5〜200nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜30nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは30〜60nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは60〜90nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは90〜120nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは120〜150nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは150〜280nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは180〜200nmの間である。
一実施形態においては、光活性層は気相堆積によって適用される。一実施形態においては、減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、光活性層は、1種類のエレクトロルミネッセンス化合物から実質的になり、それが減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、減圧は10-6torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-7torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-8torr未満である。一実施形態においては、材料は100℃〜400℃の範囲内、好ましくは150℃〜350℃の範囲内の温度に加熱される。一実施形態においては、材料は0.5〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は0.5〜1Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は1〜2Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は2〜3Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は3〜4Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は4〜5Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は5〜6Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は6〜7Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は7〜8Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は8〜9Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は9〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、最終層厚さは5〜200nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜30nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは30〜60nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは60〜90nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは90〜120nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは120〜150nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは150〜280nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは180〜200nmの間である。
一実施形態においては、光活性層は、2つのエレクトロルミネッセンス材料を含み、それぞれが減圧下での熱蒸着によって堆積される。上述のいずれかの減圧条件および温度を使用することができる。上述のいずれかの堆積速度を使用することができる。相対堆積速度は50:1〜1:50とすることができる。一実施形態においては、相対堆積速度は1:1〜1:3である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:3〜1:5である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:5〜1:8である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:8〜1:10である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:10〜1:20である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:20〜1:30である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:30〜1:50である。層の全体の厚さは、1成分の光活性層に関して前述した厚さと同じであってよい。
一実施形態においては、光活性層は、1つのエレクトロルミネッセンス材料と少なくとも1つのホスト材料とを含み、それぞれが減圧下での熱蒸着によって堆積される。上述のいずれかの減圧条件および温度を使用することができる。上述のいずれかの堆積速度を使用することができる。エレクトロルミネッセンス材料対ホストの相対堆積速度は、1:1〜1:99とすることができる。一実施形態においては、相対堆積速度は1:1〜1:3である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:3〜1:5である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:5〜1:8である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:8〜1:10である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:10〜1:20である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:20〜1:30である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:30〜1:40である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:40〜1:50である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:50〜1:60である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:60〜1:70である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:70〜1:80である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:80〜1:90である。一実施形態においては、相対堆積速度は1:90〜1:99である。層の全体の厚さは、1成分の光活性層に関して前述した厚さと同じであってよい。
一実施形態においては、電子輸送層は気相堆積によって適用される。一実施形態においては、減圧下での熱蒸着によって堆積される。一実施形態においては、減圧は10-6torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-7torr未満である。一実施形態においては、減圧は10-8torr未満である。一実施形態においては、材料は100℃〜400℃の範囲内、好ましくは150℃〜350℃の範囲内の温度に加熱される。一実施形態においては、材料は0.5〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は0.5〜1Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は1〜2Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は2〜3Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は3〜4Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は4〜5Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は5〜6Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は6〜7Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は7〜8Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は8〜9Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、材料は9〜10Å/秒の速度で堆積される。一実施形態においては、最終層厚さは5〜200nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは5〜30nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは30〜60nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは60〜90nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは90〜120nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは120〜150nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは150〜280nmの間である。一実施形態においては、最終層厚さは180〜200nmの間である。
一実施形態においては、電子注入層は、前述のような気相堆積によって適用される。
一実施形態においては、カソードは、前述のような気相堆積によって適用される。
一実施形態においては、本発明のデバイスは、一部の有機層の気相堆積と、一部の有機層の液相堆積とによって製造される。一実施形態においては、本発明のデバイスは、緩衝層の液相堆積と、他のすべての層の気相堆積とによって製造される。
本明細書に記載されるものと類似または同等の方法および材料を、本発明の実施または試験において使用することができるが、好適な方法および材料について以下に説明する。さらに、材料、方法、および実施例は、単に説明的なものであり、限定を意図したものではない。本明細書において言及されるあらゆる刊行物、特許出願、特許、およびその他の参考文献は、それらの記載内容全体が援用される。
本明細書に記載される概念を以下の実施例でさらに説明するが、特許請求の範囲に記載される本発明の範囲がこれらの実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(1a−フェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
30gのK2CO3、250mlの脱気水、10g(0.061モル)の1−クロロイソキノイリン(1−chloroisoquinoiline)、10g(0.065モル)の3−メチル−4−フルオロフェニルボロン酸、0.3gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を12時間還流した。その有機相を分離し、水相をCH2Cl2(100ml×3)で抽出し、有機層をまとめたものを水(300mL×2)で洗浄し、MgSO4上で乾燥させ、減圧下で溶媒を除去した。その残留物をヘキサン(200mL)中に再溶解させ、ショートシリカゲルプラグで濾過し、溶媒を除去して、4%の溶媒(NMR)を含有する10.3g(62%)の油状生成物を得た。1Hおよび19F NMRスペクトルは、上記構造と一致した。材料は、さらに精製することなくシクロメタレート化ステップに使用した。
(1b−1aで得た配位子のビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
前述の1aで調製した4.8gのフェニルイソキノリン配位子および3.6gの塩化イリジウムを、50mLの2−エトキシエタノールおよび1mLの水の中に混合した。この混合物を窒素下で30分間還流した。続いて得られたスラリーを冷却し、2.0gの2,4−ペンタンジオンおよび1.0gの炭酸ナトリウムを加えた。このスラリーを少なくともさらに30分間加熱還流した。反応の進行をTLCによって監視し、塩化メチレンで溶出した場合に移動の速い赤色ルミネセンススポットの形成を追跡した。スラリーを冷却し、メタノール/水を加えて生成物を粘着性赤色固体として沈殿させ、続いてこれを濾過により捕集した。回収した固体を塩化メチレン中に抽出し、シリカで濾過した。得られた赤色溶液を蒸発乾固させ、シリカカラムを介し塩化メチレンで溶出させるクロマトグラフィーによって、移動が最も速い赤色ルミネセンス分画を単離した。得られた深赤色溶液は明赤色ルミネセンス材料を含有する。この塩化メチレン中の溶液を濃縮し、生成物を溶媒から暗赤色ブロックとして結晶化させた。1Hおよび19F NMRスペクトルは上記錯体の構造に一致した。
(実施例2)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
上記の実施例1aから得た2.4gのフェニルイソキノリン配位子および1.8gの塩化イリジウムを、50mLの2−エトキシエタノールおよび1mLの水の中に混合した。この混合物を窒素下で30分間還流した後、室温まで冷却し、続いて1.0gの2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオンおよび1.0gの炭酸ナトリウムを加えた。得られたスラリーを少なくともさらに30分間再び還流した。反応の進行をTLCによって、塩化メチレンで溶離させた場合に移動が速い赤色ルミネセンススポットの形成を追跡した。このスラリーを冷却し、メタノール/水を加えることで生成物を粘着性赤色固体として沈殿させ、続いてこれを濾過により捕集した。回収した固体を塩化メチレン中に抽出し、シリカで濾過した。得られた赤色溶液を蒸発乾固させ、シリカカラムを介し塩化メチレンで溶出させるクロマトグラフィーによって、移動が最も速い赤色ルミネセンス分画を単離した。得られた深赤色溶液は明赤色ルミネセンス材料を含有する。この深赤色溶液を約25mLとなるまで蒸発させた後、メタノールを加え、溶液を冷却させると、暗赤色結晶がとがった針状で形成された。熱トルエンから材料を再結晶させた。1Hおよび19F NMRスペクトルは上記錯体の構造と一致した。
(実施例3)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
実施例1aで得た0.48gのフェニルイソキノリン配位子および0.36gの塩化イリジウムを、10mLの2−エトキシエタノールおよび1mLの水の中で混合した。この混合物を窒素下で30分間還流した。溶液を室温まで冷却し、0.42gのPNP配位子および1.0gの炭酸ナトリウムを固体として混合物に加えた。還流を再開し、少なくともさらに30分間還流を続けた。反応の進行をTLCによって監視し、完了したと判断してから、得られたスラリーを冷却し、メタノール/水を加え、得られた赤色粘着性固体を濾過により捕集した。この固体を塩化メチレン中に抽出し、得られた赤色溶液をシリカプラグで濾過し、得られた溶液を少量になるまで蒸発させ、メタノールを加えて結晶化させた。2時間で赤色結晶が形成される。この赤色結晶(明赤色PL)を回収すると、これはトルエンに対する溶解性が非常に低く、収量は約400mgであった。塩化メチレン中のNMRは、この材料が所望の生成物であることを示している。
(実施例4)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(4a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
20gのK2CO3、250mlの脱気水、5g(0.03モル)の1−クロロイソキノリン、6.5g(0.033モル)の3−トリメチルシリルフェニルボロン酸、0.2gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。6.1gの所望の材料を黄色油として単離し(72%、純度96%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(4b 配位子4aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
実施例4aで得た2.8gのフェニルイソキノリン配位子および1.8gの塩化イリジウムを、25mLの2−エトキシエタノールおよび1mLの水の中で混合した。この混合物を窒素下で2分間還流した。その後、1.0gの重炭酸ナトリウムを固体として加え、還流を30分間続けた。得られた溶液を室温まで冷却し、1.5gの2,4−ペンタンジオンおよび0.5gの炭酸ナトリウムを固体として混合物に加えた。還流を再開し、少なくともさらに30分間還流を続けた。反応の進行をTLCによって監視し、完了したと判断してから、得られたスラリーを窒素気流中で蒸発乾固させ、得られた赤色粘着性固体を捕集した。この固体を塩化メチレン中に抽出し、得られた赤色溶液をシリカプラグで濾過し、得られた溶液を少量になるまで蒸発させ、続いて塩化メチレンで溶出させるシリカカラム上のクロマトグラフィーを行った。移動が最も速い赤色帯を捕集し、少量になるまで蒸発させ、続いてメタノールを加えて結晶化を誘導した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が、実施例5で得られる材料でわずかに汚染された予想の化合物であることを示している。
(実施例5)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
実施例4aで得た2.8gのフェニルイソキノリン配位子および1.8gの塩化イリジウムを、25mLの2−エトキシエタノールおよび1mLの水の中で混合した。この混合物を窒素下で30分間還流した。得られた溶液を室温まで冷却し、1.5gの2,4−ペンタンジオンおよび1.0gの炭酸ナトリウムを固体として混合物に加えた。還流を再会し、少なくともさらに30分間還流を続けた。反応の進行をTLCによって監視し、完了したと判断してから、得られたスラリーを窒素気流中で蒸発乾固させ、えら得た赤色粘着性固体を回収した。この固体を塩化メチレン中に抽出し、得られた赤色溶液をシリカプラグで濾過し、得られた溶液を少量になるまで蒸発させ、続いて塩化メチレンで溶出させるシリカカラム上のクロマトグラフィーを行うと、3つの別個の赤色ルミネセンス帯が見られた。移動が最も速い赤色帯は実施例4bの材料であった。第2の赤色を捕集し、少量になるまで蒸発させ、続いてメタノールを加えて結晶化を誘導した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が、実施例4bで得た材料でわずかに汚染された予想の化合物であることを示している。
(実施例6)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(6a 以下の構造を有するフェニルキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
22gのK2CO3、250mlの脱気水、5g(0.029モル)の2−クロロキノリン、6.5g(0.033モル)の3−トリメチルシリルフェニルボロン酸、0.2gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンを使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。5.9gの所望の材料を黄色油として単離し(71%、純度96%、NMR)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(6b 配位子6aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
実施例6aで得た2.8gのフェニルキノリン配位子および1.8gの塩化イリジウムを、25mLの2−エトキシエタノールおよび1mLの水の中で混合した。この混合物を窒素下で2分間還流した後、溶液を冷却し、1.0gの重炭酸ナトリウムを加えた。次に還流をさらに30分間続けた。溶液を室温まで冷却し、1.5gの2,4−ペンタンジオンおよび1.0gの炭酸ナトリウムを固体として混合物に加えた。還流を再開し、少なくともさらに30分間還流を続けた。反応の進行をTLCによって監視し、完了したと判断してから、得られたスラリーを窒素気流中で蒸発乾固させ、得られた赤色粘着性固体を捕集した。この固体を塩化メチレン中に抽出し、得られた赤色溶液をシリカプラグで濾過し、得られた溶液を少量になるまで蒸発させ、続いて塩化メチレンで溶出させるシリカカラム上のクロマトグラフィーを行った。移動が最も速い赤色帯を捕集し、少量になるまで蒸発させ、続いてメタノールを加えて結晶化を誘導した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例7)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(7a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
22gのK2CO3、250mlの脱気水、10g(0.06モル)の1−クロロイソキノリン、8g(0.058モル)の3−メチルフェニルボロン酸、0.2gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。減圧蒸留後に所望の生成物を6g(46%)の液体として単離し、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(7b 配位子7aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
実施例7aで得た4.38gのフェニルイソキノリン配位子および3.6gの塩化イリジウムを、50mLの2−エトキシエタノールおよび2mLの水の中で混合した。この混合物を窒素下で30分間還流した後、得られた溶液を室温まで冷却し、1.5gの2,4−ペンタンジオンおよび1.0gの炭酸ナトリウムを固体として混合物に加えた。還流を再開し、少なくともさらに30分間還流を続けた。反応の進行をTLCによって監視し、完了したと判断してから、得られたスラリーを窒素気流中で蒸発乾固させ、得られた暗赤色粘着性固体を捕集した。この固体を塩化メチレン中に抽出し、得られた赤色溶液をシリカプラグで濾過し、得られた溶液を少量になるまで蒸発させ、続いて塩化メチレンで溶出させるシリカカラム上のクロマトグラフィーを行った。移動が最も速い赤色帯を捕集し、少量になるまで蒸発させ、続いてメタノールを加えて結晶化を誘導した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例8)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(8a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
60gのK2CO3、500mlの脱気水、20g(0.122モル)の1−クロロイソキノリン、17.5g(0.128モル)の4−メチルフェニルボロン酸、0.5gの(Ph4P)Pd、400mLのジメトキシエタンを使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。18.7gの所望の生成物を結晶材料として単離し(70%、純度>99%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(8b 配位子8aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
4.38gのフェニルイソキノリン配位子8aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例9)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(9a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
12gのK2CO3、100mlの脱気水、4g(0.024モル)の1−クロロイソキノリン、5.5g(0.027モル)の4−(フェニル)フェニルボロン酸、0.2gの(Ph4P)Pd、200mLのジメトキシエタンを使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。6gの所望の生成物を黄色結晶材料として単離し(90%、純度>96%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
Figure 2009539768
(9b 配位子9aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
5.62gのフェニルイソキノリン配位子9aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例10)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(10a 以下の構造を有するフェニルキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
(10b 配位子10aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
0.60gのフェニルキノリン配位子10aおよび0.36gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例11)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(実施例11)
この実施例では、以下の配位子のビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製を示す。
Figure 2009539768
5.22gの上記フェニルイソキノリン配位子および3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。2,4−ペンタンジオンの代わりに2.0gの2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオンを使用した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例12)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
3.0gのフェニルキノリン配位子10aおよび1.8gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。2,4−ペンタンジオン(2,4−pentandione)の代わりに2.0gの2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオンを使用した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例13)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(13a 以下の構造を有するフェニルキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
45gのK2CO3、300mlの脱気水、18g(0.1モル)の2−クロロ−3−メチルキノリン、15g(0.11モル)の3−メチルフェニルボロン酸、0.3gの(Ph4P)Pd、200mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。22gの所望の生成物を黄色結晶材料として単離し(94%、純度>98%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(13b 配位子13aビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
4.66gのフェニルキノリン配位子13aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例14)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(14a 以下の構造を有するフェニルキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
22gのK2CO3、300mlの脱気水、10g(0.056モル)の2−クロロ−3−メチルキノリン、8g(0.058モル)の4−メチルフェニルボロン酸、0.3gの(Ph4P)Pd、200mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。11.5gの所望の生成物を黄色油として単離し(94%、純度>95%、残分はジメトキシエタン)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(14b 配位子14aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
4.66gのフェニルキノリン配位子14aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例15)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(15a 以下の構造を有するフェニルキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
20gのK2CO3、300mlの脱気水、8g(0.045モル)の2−クロロ−3−メチルキノリン、9.6g(0.048モル)の4−(フェニル)フェニルボロン酸、0.3gの(Ph4P)Pd、200mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。6gの所望の生成物を結晶材料として単離し(60%、純度>98%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(15b 配位子15aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
5.0gのフェニルキノリン配位子15aおよび3.06gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例16)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
(16a 以下の構造を有するフェニルキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
20gのK2CO3、250mlの脱気水、5.7g(0.035モル)の1−クロロキノリン、7.5g(0.033モル)の4−トリメチルシリルフェニルボロン酸、0.2gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。5.8gの所望の生成物を黄色油として単離し(54%、純度90%、NMR)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(16b 配位子16aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
2.8gのフェニルイソキノリン配位子16aおよび1.8gの塩化イリジウムを使用して実施例4bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例17)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(17a 以下の構造を有するフェニルキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
22gのK2CO3、250mlの脱気水、6.2g(0.035モル)の2−クロロ3−メチルキノリン、7.5g(0.038モル)の4−トリメチルシリルフェニル−ボロン酸、0.2gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。8.2gの所望の生成物を白色結晶固体として単離し(76%、純度96%、NMR)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(17b 配位子17aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
2.9gのフェニルキノリン配位子17aおよび1.8gの塩化イリジウムを使用して実施例4bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例18)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(18a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
30gのK2CO3、250mlの脱気水、8.5g(0.055モル)の1−クロロイソキノリン、10g(0.065モル)の2−フルオロ−3−メトキシフェニルボロン酸、0.3gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。ヘキサンから結晶化させた後、12.3gの所望の生成物を、m.p.107.7℃(DSC)の白色結晶材料として単離し(88%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(18b 配位子18aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
5.06gのフェニルイソキノリン配位子18aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例19)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(19a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
30gのK2CO3、250mlの脱気水、10g(0.061モル)の1−クロロイソキノリン、10g(0.065モル)の2−フルオロ−3−メチルフェニルボロン酸、0.3gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。ヘキサンから結晶化させた後、12.3gの所望の生成物をm.p.56.5℃(DSC)の白色結晶材料として単離し(85%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(19b 配位子19aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
4.75gのフェニルイソキノリン配位子19aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例20)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(20a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
20gのK2CO3、250mlの脱気水、5g(0.03モル)の1−クロロイソキノリン、10g(0.032モル)の3−フルオロ−5−メチルフェニルボロン酸、0.3gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。ヘキサンから結晶化した後、8gの所望の生成物を結晶材料として単離し(67%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(20b 配位子20aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
4.75gのフェニルイソキノリン配位子20aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例21)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
(21a 以下の構造を有するフェニルイソキノリン配位子の調製)
Figure 2009539768
10gのK2CO3、100mlの脱気水、1.7g(0.01モル)の1−クロロイソキノリン、2g(0.012モル)の3−メトキシ−4−フルオロフェニルボロン酸、0.1gの(Ph4P)Pd、300mLのジメトキシエタンの混合物を使用して12時間還流したことを除けば、実施例1aに記載の通りにした。ヘキサンから結晶化した後、2.0gの所望の生成物をm.p.95.2℃(DSC)の白色結晶材料として単離し(80%)、これをさらに精製することなく次のステップで使用した。単離した材料の1H NMRは上記構造に一致した。
(21b 配位子21aのビスシクロメタレート化イリジウム錯体の調製)
2.53gのフェニルイソキノリン配位子21aおよび1.8gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例22)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
Figure 2009539768
4.38gのフェニルイソキノリン配位子8aおよび3.6gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。2.0gの2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオンを2,4−ペンタンジオンの代わりに使用した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している
(実施例23)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す:
Figure 2009539768
8.8gの2−フェニル−3−メチルキノリン配位子および7.2gの塩化イリジウムを使用して実施例7bの手順に従った。4.0gの2,2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオンを2,4−ペンタンジオンの代わりに使用した。塩化メチレン中のNMR分光法は、この生成物が期待の化合物であることを示している。
(実施例24)
この実施例では、以下の構造を有する発光材料の調製を示す。
熱蒸着技術によってOLEDデバイスを製造した。すべての薄膜堆積のベース真空は10-8torrの範囲内とした。シン・フィルム・デバイシズ・インコーポレイテッド(Thin Film Devices,Inc)の、パターン形成されたインジウムスズ酸化物がコーティングされたガラス基体を使用した。これらのITO基体は、30Ω/□のシート抵抗および80%の光透過率を有する1400ÅのITOがコーティングされたコーニング(Corning)1737ガラスを主とするものである。次に、これらのパターン形成されたITO基体は、水性洗剤溶液中で超音波洗浄した。次に基体を蒸留水で洗浄し、続いてイソプロパノールで洗浄し、トルエン蒸気中で脱脂した。
次に、このようにパターン形成されたITO基体を洗浄したものを、真空チャンバー中に入れ、このチャンバーを10-8torrまで減圧した。続いて、酸素プラズマを使用して基体を約1.5分間さらに洗浄した。洗浄後、熱蒸着によって薄膜の複数の層を基体上に順次堆積した。マスクを介して、パターン形成された金属電極(LiF/Al)を堆積した。堆積中に、水晶モニターを使用して膜の厚さを測定した。次に、完成したOLEDデバイスを真空チャンバーから取り出し、エポキシを使用してカバーガラスで封入し、特性決定を行った。
OLED試料の特性決定は、(1)電流−電圧(I−V)曲線、(2)エレクトロルミネッセンス放射輝度対電圧、および(3)エレクトロルミネッセンススペクトル対電圧を測定することによって行った。3つすべての測定を同時に行い、コンピュータで制御を行った。ある電圧におけるデバイスの電流効率は、LEDのエレクトロルミネッセンス放射輝度を、デバイスを動作させるために必要な電流密度で割ることによって求められる。この単位はcd/Aである。出力効率は、電流効率を動作電圧で割った値である。この単位はlm/Wである。
デバイスの製造に使用した材料を以下に列挙する:
緩衝液1は、ポリ(3,4−ジオキシチオフェン)とポリマーフッ素化スルホン酸との水性分散液であった。この材料は、米国特許公報(特許文献5)の実施例3に記載の手順と類似の手順を使用して調製した。
正孔輸送1は、架橋性ポリマー正孔輸送材料であった。
NPB:N,N’−ビス(ナフタレン−1−イル)−N,N’−ビス−(フェニル)ベンジジン
Balq2:ビス(2−メチル−8−キノリノラト−□N1,□O8)(6−フェニル−2−ナフタレノラト)アルミニウム
ZrQ:テトラキス−(8−ヒドロキシキノリナト−□N1,□O8)ジルコニウム
(デバイスの構成)
(実施例24.1)
ITO基体
緩衝液1(48nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例1の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.7)
ITO基体
緩衝液1(46nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例7の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.8)
ITO基体
緩衝液1(44nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例8の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.9)
ITO基体
緩衝液1(44nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例9の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.10)
ITO基体
緩衝液1(47nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例10の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.12)
ITO基体
緩衝液1(45nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例12の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.13)
ITO基体
緩衝液1(47nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例13の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.14)
ITO基体
緩衝液1(47nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例14の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.15)
ITO基体
緩衝液1(44nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例15の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.18)
ITO基体
緩衝液1(49nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例18の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
(実施例24.20)
ITO基体
緩衝液1(48nm)
NPB(30nm)
balq2(400nm)中にドープした実施例20の赤色発光体(3.2nm)
ZrQ(30nm)
LiF(1nm)
Al(100nm)
Figure 2009539768
(実施例25.デバイスの製造および特性決定データ)
溶液処理および熱蒸着技術の組み合わせによってOLEDデバイスを製造した。シン・フィルム・デバイシズ・インコーポレイテッド(Thin Film Devices,Inc)の、パターン形成されたインジウムスズ酸化物(ITO)がコーティングされたガラス基体を使用した。これらのITO基体は、30Ω/□のシート抵抗および80%の光透過率を有する1400ÅのITOがコーティングされたコーニング(Corning)1737ガラスを主とするものである。これらのパターン形成されたITO基体は、水性洗剤溶液中で超音波洗浄し、蒸留水ですすいだ。次にこのパターン形成されたITOをアセトン中で超音波洗浄し、イソプロパノールですすぎ、窒素気流中で乾燥させた。
デバイス製造の直前に、パターン形成されたITO基体を洗浄したものを、O2プラズマで5分間処理した。冷却の直後に、緩衝液1または緩衝液2の水性分散液をITO表面上にスピンコーティングし、加熱して溶媒を除去した。冷却後、基体に正孔輸送1、正孔輸送2、または正孔輸送3の溶液をスピンコーティングし、次に加熱して溶媒を除去した。冷却後、基体に発光層溶液をスピンコーティングし、加熱して溶媒を除去した。基体にマスクをして、真空チャンバー中に入れた。ZrQ層を熱蒸着によって堆積した後、LiF層を堆積した。次に、真空下でマスクを交換し、Al層を熱蒸着によって堆積した。チャンバーに通気し、ガラス蓋、デシカント(dessicant)、およびUV硬化性エポキシを使用してデバイスを封入した。
実施例25.2においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液2であった。正孔輸送層は正孔輸送体3を使用した。発光体は、実施例2で得た材料であった。
実施例25.4においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液1であった。正孔輸送層は正孔輸送体3を使用した。発光体は、実施例4で得た材料であった。
実施例25.5においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液1であった。正孔輸送層は正孔輸送体2を使用した。発光体は、実施例5で得た材料であった。
実施例25.7においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液1であった。正孔輸送層は正孔輸送体1を使用した。発光体は、実施例7で得た材料であった。
実施例25.11においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液1であった。正孔輸送層は正孔輸送体1を使用した。発光体は、実施例11で得た材料であった。
実施例25.16においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液2であった。正孔輸送層は正孔輸送体2を使用した。発光体は、実施例16で得た材料であった。
実施例25.22においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液1であった。正孔輸送層は正孔輸送体1を使用した。発光体は、実施例22で得た材料であった。
実施例25.23においては、ホストは、BalqとホストAとの混合物であった。緩衝液は緩衝液1であった。正孔輸送層は正孔輸送体1を使用した。発光体は、実施例23で得た材料であった。
OLED試料の特性決定は、(1)電流−電圧(I−V)曲線、(2)エレクトロルミネッセンス放射輝度対電圧、および(3)エレクトロルミネッセンススペクトル対電圧を測定することによって行った。3つすべての測定を同時に行い、コンピュータで制御を行った。LEDのエレクトロルミネッセンス放射輝度を、デバイスを動作させるために必要な電流密度で割ることによって、ある電圧におけるデバイスの電流効率が求められる。この単位はcd/Aである。出力効率は、電流効率を動作電圧で割った値である。この単位はlm/Wである。
デバイス製造に使用した材料を以下に列挙する:
緩衝液1は、ポリ(3,4−ジオキシチオフェン)とポリマーフッ素化スルホン酸との水性分散液であった。この材料は、米国特許公報(特許文献5)の実施例3に記載の手順と類似の手順を使用して調製した。
緩衝液2は、ポリピロールとポリマーフッ素化スルホン酸との水性分散体であった。この材料は、米国特許公報(特許文献6)の実施例Xに記載の手順と類似の手順を使用して調製した。
正孔輸送1は架橋性ポリマー正孔輸送材料であった。
正孔輸送2は架橋性ポリマー正孔輸送材料であった。
正孔輸送3は架橋性ポリマー正孔輸送材料であった。
ホストA:
Figure 2009539768
Balq:ビス(2−メチル−8−キノリノラト−□N1,□O8)(4−フェニル−フェノラト)アルミニウム
ZrQ:テトラキス−(8−ヒドロキシキノリン)ジルコニウム
Figure 2009539768
明確にするため、別々の実施態様の状況で、前述または後述される本発明の特定の特徴は、1つの実施態様において組み合わせて提供することもできることを理解されたい。逆に、簡潔にするため、1つの実施態様の状況で説明される本発明の種々の特徴を、別々に提供したり、あらゆる副次的な組み合わせで提供したりすることもできる。さらに、複数の値が複数の範囲内にあると言及されている場合、そのそれぞれの値がそれらの範囲内に含まれる。

Claims (9)

  1. 式Iまたは式II
    Figure 2009539768
    (式中:
    nは1、2または3であり;
    pは0、1または2であり;
    n+pの合計は3であり;
    1、R2、R3、およびR4はそれぞれ独立に、H、F、アルキル、アルコキシル、トリアルキルシリル、トリアリールシリル、アリールまたは置換アリールであり、
    5およびR7はそれぞれ独立に、アルキルまたはアリールであり;
    6はHまたはアルキルであり、
    8はH、Fまたはアルキルであり、
    但し、R1、R2、R3、R4、およびR8の少なくとも1つはHではない)
    を有することを特徴とする化合物。
  2. 1およびR2がメチルであり、R3がHであることを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  3. 以下の構造
    Figure 2009539768
    を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  4. 以下の構造:
    Figure 2009539768
    を有することを特徴とする請求項1に記載の化合物。
  5. 請求項1に記載の化合物と、溶媒、加工助剤、電荷輸送材料、電荷遮断材料、またはそれらの組み合わせとを含むことを特徴とする組成物。
  6. 請求項1に記載の少なくとも1つの化合物を含む層を含む少なくとも1つの層を含むことを特徴とする電子デバイス。
  7. 発光ダイオード、発光ダイオードディスプレイ、レーザーダイオード、光検出器、光導電セル、フォトレジスタ、光スイッチ、光トランジスタ、光電管、IR検出器、光起電力デバイス、太陽電池、光センサー、光導電体、電子写真装置、トランジスタ、またはダイオードであることを特徴とする請求項4に記載のデバイス。
  8. 前記層が光活性層であることを特徴とする請求項4に記載のデバイス。
  9. 前記層が電荷輸送層であることを特徴とする請求項4に記載のデバイス。
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