JP2009539112A - Tft−lcd検査のための小型プローバ - Google Patents

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Abstract

大面積基板を検査するための装置及び方法について説明する。大面積基板は、パターン状に並べられたディスプレイと、これらのディスプレイに電気的に結合された接点を含む。本装置は、大面積基板に対して移動可能であり且つ様々なパターンのディスプレイと接点を検査するように構成されたプローバアセンブリを含む。プローバアセンブリは、大面積基板を分割した一部を検査するようにも構成されている。本装置は、内部容積内に少なくとも2つのプローバアセンブリを格納するように構成された検査チャンバも含む。

Description

発明の背景
(発明の分野)
本発明の実施形態は、概して、基板の検査システムに関する。さらに詳細には、本発明は、フラットパネルディスプレイの製造における、大面積基板のための統合検査システムに関する。
(関連技術の説明)
アクティブマトリックス液晶ディスプレイ(LCD)と称されることもあるフラットパネルディスプレイは、かつての陰極線管の代替品として、近年、世界的に普及しつつある。LCDは、高画質、軽量、低電圧要件、低消費電力であることを含め、CRTよりも幾つかの点で優れている。例を少し挙げると、LCDは、コンピュータのモニタ、携帯電話、テレビで多く応用されている。
あるタイプのアクティブマトリックスLCDには、薄膜トランジスタ(TFT)アレイ基板とカラーフィルタ基板との間に液晶材料が挟み込まれたフラットパネル基板が含まれる。一般に、TFT基板は薄膜トランジスタのアレイを含み、薄膜トランジスタはそれぞれ画素電極に連結され、カラーフィルタ基板は異なるカラーフィルタ部と共通電極を含む。所定の電圧を画素電極に印加すると、画素電極と共通電極との間に電場が発生して液晶材料が配向され、その特定の画素に向かって光が透過できるようになる。通常は大面積の基板を用い、多数の独立したフラットパネルディスプレイを大面積基板上に形成し、続いて最終製造工程において、ディスプレイを基板から分離する。
製造工程の一環として、大面積基板を検査して、各フラットパネルディスプレイにおける画素の動作性を測定することが必要である。電圧イメージング、電荷検出、及び電子ビーム検査は、製造工程中に不具合をモニタし問題解決するために用いられる方法の一部である。典型的な電子ビーム検査工程では、画素のTFT応答をモニタして欠陥情報を得る。電子ビーム検査の一例においては、所定の電圧をTFTに印加し、電子ビームを検査対象である個々の画素電極に指向する。画素電極領域から放出された二次電子を検出することで、TFT電圧を測定する。
一般に、プローバアセンブリ等の検査装置を用いて、大面積基板上の導電性領域に接触させることで、TFTに電圧を印加する又はTFTからの電圧を検知する。基板上に特定の構成で並べられたフラットパネルディスプレイの検査にあわせて寸法設計されている又は適合されている。プローバアセンブリは、典型的には、基板の寸法に等しい又はそれより大きい面積を有し、プローバアセンブリのこの面積の広さが、取り扱い、搬送、格納を困難なものにしている。
従って、上述の問題点に対処した、大面積基板の検査を行うためのプローバアセンブリが必要とされる。
本願に記載の実施形態は、大面積基板上の電子デバイスの検査に関する。一実施形態において、検査システムについて説明する。この検査システムは、矩形の基板を受け止める大きさの検査テーブルと、大面積基板に接触するように適合されたプローバアセンブリとを含み、このプローバアセンブリは、矩形の基板の寸法の半分に等しい又はそれより小さい寸法を含む。
一実施形態において、ある長さと幅を有する大面積基板を検査するように適合されたプローバアセンブリについて説明する。このプローバアセンブリは、大面積基板の長さの半分に等しい又はそれよりも小さい第1寸法と、大面積基板の幅に等しい又はそれよりも大きい第2寸法を有する矩形のフレーム並びにこのフレームの下面から延び、大面積基板と接触するように適合された複数のプローバピンを含む。
別の実施形態において、大面積基板を検査するために適合されたプローバアセンブリについて説明する。プローバは、矩形のフレームと、フレームの一辺に連結され且つ大面積基板と接触するように適合された複数のコンタクトヘッドとを含み、矩形のフレームは、大面積基板の面積の半分に等しい又はそれよりも小さい面積を含む。
別の実施形態において、検査システムについて説明する。矩形の基板を受け止める大きさの検査テーブルと、大面積基板に接触するように適合されたプローバアセンブリであり、このプローバアセンブリは、矩形のフレームと、このフレームの下面から延び且つ大面積基板と接触するように適合された複数のプローバピンとを含み、この矩形のフレームは、大面積基板の面積の半分に等しい又はそれより小さい面積を含み、検査テーブルの長さに沿って、少なくとも2つのモータによって移動可能である。
本発明の上述した構成が得られ、詳細に理解されるように、上記で簡単に要約された本発明のより具体的な説明が実施形態を参照して行われ、それらの一部は添付図面に図示されている。しかしながら、添付図面は本発明の典型的な実施形態を図示するに過ぎず、本発明は同等に効果的な他の実施形態も含み得るため、本発明の範囲を制限すると解釈されないことに留意すべきである。
検査システムの一実施形態の等角図である。 検査システムの別の実施形態の断面図である。 検査チャンバの一実施形態の端部断面図である。 図2Bの検査チャンバの一部の分解図である。 プローバ支持部材の一実施形態の斜視図である。 プローバプラットフォームの一実施形態の斜視図である。 プローバ205A及び基板の一実施形態の上部断面図である。 横材の一実施形態の一部の等角図である。 フレームの一実施形態の一部の等角図である。
円滑な理解のために、可能な限り、図面で共通する同一要素は同一参照番号を用いて表した。一実施形態において開示の要素は、特に記載することなく、他の実施形態で便宜上利用可能である。
詳細な説明
本願で用いられる基板という用語は、概して、ガラス、高分子材料、又はその上に電子デバイスを形成するに適した他の基板材料から成る大面積基板を指す。本願に記載の様々な実施形態は、フラットパネルディスプレイ上に配置されるTFT及び画素等の電子デバイスの検査に関する。大面積基板上に配置され、検査される他の電子デバイスには、なかでも太陽電池アレイ用の光電池、有機発光ダイオード(OLED)が含まれる。検査手順を、真空下の電子ビーム又は荷電粒子エミッタを用いて例示的に説明するが、本願に記載の特定の実施形態は、光学デバイス、荷電検出、又は真空条件下若しくは大気圧若しくは大気圧に近い状態で大面積基板上の電子デバイスを検査するように構成された他の検査アプリケーションを用いても同様に効果的である。
本願に記載の実施形態は、様々な駆動装置、モータ及びアクチュエータについて言及するが、これらは空気圧シリンダ、圧電運動装置、水圧シリンダ、磁気駆動装置、ステッパ又はサーボモータ、スクリュー型アクチュエータ、垂直運動、水平運動、これらを組み合わせた運動を行う他のタイプの運動装置、又は記載の運動の少なくとも一部を行うのに適した他の装置の1つ又は組み合わせであってもよい。
本願に記載の様々な構成部品は、水平及び垂直面に独立して移動可能であってよい。垂直とは水平面に直交した動きと定義され、Z方向と称される。水平とは垂直面に直交した動きと定義され、X又はY方向と称される。X方向はY方向に直交した動きであり、Y方向はその逆である。X、Y及びZ方向は、読み手の理解のために必要に応じて図に入れられた方向図により更に定義される。
図1は、大面積基板上に配置された電子デバイスの動作性を検査するように適合された検査システム100の一実施形態の等角図であり、例えば、大面積基板は、約2200mmx約2600mmまで及びそれを超える寸法を有する。検査システム100は、検査チャンバ110、ロードロックチャンバ120、及び複数の検査カラム115(図1では7つを図示)を含み、これらの検査カラムは、薄膜トランジスタ(TFT)等の大面積基板上に配置された電子デバイスを検査するように適合された電子ビームカラムとして例示的に描かれている。後方散乱電子を検出するための複数の検出装置(図示せず)は、検査チャンバ110の内部容積内に検査カラム115に隣接して配置されている。検査システム100は、典型的にはクリーンルーム環境内に設置され、1つ以上の大面積基板を検査システム100に/から運ぶための基板取扱設備(ロボット設備又はコンベヤシステム等)を含む製造システムの一部であってよい。一実施形態において、検査システム100は、大面積基板上の対象領域を観察するための、検査チャンバ110の上面に連結された顕微鏡アセンブリ160も含む。
検査チャンバ110の内部へは、少なくとも、ロードロックチャンバ120と検査チャンバ110との間のバルブ135を通してアクセス可能である。内部には、1つ以上の可動式側壁部150からアクセスしてもよく、各側壁部は、複数の可動式側壁部150の単独又は組み合わせての開閉を促進するための少なくとも1つのアクチュエータ151を含む。可動式側壁部150により、検査チャンバ110の内部への保守と点検のためのアクセスが可能となり、プローバアセンブリ(図示せず)等の1つ以上の検査デバイスの移動が円滑になる。可動式側壁部150は、閉じた際に、Oリング、ガスケット他によりチャンバを真空密閉するように構成されている。別の実施形態においては(図示せず)、検査チャンバ110の上面を開閉式にすることで内部へのアクセスを可能としている及び/又は1つ以上の検査デバイスの搬送を円滑に行う。検査チャンバ110の少なくとも上面を蝶着し、上昇、下降、横方向への移動、又はこれらの組み合わせをするように適合させる。大面積基板を検査するための電子ビーム検査システムの様々な構成部品の一例は、2006年3月14日に出願され、2006年11月2日に米国特許出願公開第2006/0244467号として公開された米国特許出願第11/375625号、2005年7月27日に出願され、2006年2月23日に米国特許出願公開第2006/0038554号として公開された米国特許出願第11/190320号、及び2004年12月21日発行の米国特許第6833717号「集積基板搬送モジュールを備えた電子ビームテストシステム」に記載されており、これらの出願は引用により本願に一体化される。
ロードロックチャンバ120は周囲環境から密閉可能であり、典型的には1つ以上の真空ポンプ122に連結されており、検査チャンバ110は、ロードロックチャンバ120の真空ポンプとは別の1つ以上の真空ポンプ122に連結されている。一実施形態において、ロードロックチャンバ120は搬入ポート130を通してクリーンルーム環境から大面積基板105を受け取り、バルブ135を通してロードロックチャンバ120から検査チャンバ110への基板の搬送を促し、その反対の方法でクリーンルーム環境へと大面積基板を戻すように適合されている。別の実施形態において、大面積基板105は、搬入ポート130を通って検査システム100に入り、次にロードロックチャンバ120からバルブ135を通って検査チャンバ110へと搬送され、大面積基板は、検査チャンバ110の反対の端部に連結されたポート136を通してクリーンルーム環境に戻される。或いは、1つ以上のロードロックチャンバを検査チャンバ110に直角に連結して、U型処理システム又はZ型処理システム(図示せず)を形成してもよい。検査チャンバ110の他の実施形態及び基板搬入/搬出配列の様々な実施形態は、上記にて引用により本願に一体化された米国特許出願公開第2006/0244467号に十分に記載されている。
ロードロックチャンバ120は、少なくとも2枚の大面積基板の搬送を促進するように構成されたデュアルスロット型ロードロックチャンバであってもよい。デュアルスロット型ロードロックチャンバの例は、上記にて引用により本願に一体化された米国特許第6833717号、2005年12月8日に出願され、2006年12月7日に米国特許出願公開第2006/0273815号として公開された米国特許出願第11/298648号、及び2007年4月12日に出願された米国特許仮出願第60/911496号に記載されており、双方共に引用によって本願に一体化される。
図2Aは、図1に図示の検査システム100の側部断面図である。検査チャンバ110はロードロックチャンバ120に連結されており、ロードロックチャンバの内部には基板105が配置されている。検査チャンバ110は内部容積200を含み、内部容積は、検査テーブル210、プローバ205A及びプローバ205B等の2つのプローバアセンブリ、及び検査カラム115の一部を含む。別の実施形態において(図示せず)、内部容積200は、2つ以上のプローバアセンブリを含むように適合されており、プローバアセンブリの少なくとも1つが検査シーケンスに使用される又は検査シーケンスに備えた状態に置かれ、残りのプローバアセンブリは内部容積200内に格納される。
一実施形態において、検査テーブル210は、互いに積層された、実質的に平面である3つのステージを含む。一態様において、3つのステージのそれぞれは、X、Y、Z方向等の直交軸に沿って独立して移動する。上部ステージ212は、検査中に基板105を支持するように構成されており、エンドエフェクタ214の複数のフィンガー(図2Bに図示)を受けるためのスロットをその間に有する複数のパネルを含む。一実施形態において、上部ステージ212は少なくともZ方向に移動し、エンドエフェクタ214はそこから横方向(Y方向)に延び、基板をロードロックチャンバ120に送る又はロードロックチャンバから送る。エンドエフェクタ及び検査テーブルについての詳細は、上記にて引用により本願に一体化された米国特許出願公開第2006/0244467号に記載されている。
一実施形態において、検査システム100は、その上に電子デバイスを有する大面積基板105を、図中にてY方向と示された単一の方向軸に沿った検査シーケンスに供するように構成されている。他の実施形態において、検査シーケンス及び/又は予備検査は、X方向及びY方向に沿った運動の組み合わせを含み得る。例えば、基板を上部ステージ212及びエンドエフェクタ214の一方又は双方によって動かすことで、検査前に基板位置のずれを修正する。他の実施形態において、検査シーケンスは、検査カラム115及び検査テーブル210の一方又は双方によってもたらされるZ方向運動を含み得る。基板105は、基板の幅又は基板の長さのいずれかに沿って検査システム100内に導入され得る。検査システム内での基板105のY方向運動により、検査システムの寸法は、基板105の幅又は長さ寸法よりも若干大きくなる。また、単一の方向軸に沿って支持テーブルを動かすことにより、支持テーブルをX方向に移動させるのに必要な駆動装置が不要になる又は最低限になる可能性がある。一方向の動きとすることにより、ロードロックチャンバ120及び検査チャンバ110の高さを最小限にとどめることができる。検査システムの高さの低下と最低限の幅とが相まって、ロードロックチャンバ120と検査チャンバ110の容積が低下する。この容積の低下により、ロードロックチャンバ120と検査チャンバ110におけるポンプダウン及び通気時間が短縮され、検査システム100のスループットが向上する。
検査チャンバ110は最上部222も含み、最上部は、第1セクション224及び第2セクション226を含む。第1セクション224は顕微鏡アセンブリ160を含み、顕微鏡アセンブリは、最上部222の第1セクション224のビューポート159上方に可動式に位置決めされた顕微鏡158を含む。ビューポート159は、ガラス、プラスチック、石英又は他の透明な材料から成る透明又は半透明の条片であり、陰圧に耐えるように構成されている。一実施形態において、基板がビューポート159の下に位置決めされたら、顕微鏡158及び顕微鏡アセンブリ160の一方又は双方を水平(X方向)に移動させて、基板上の対象とする領域を観察する。特定の実施形態において、顕微鏡158は、被写界深度を調節するためのフォーカスモジュールを備える。
第1セクション224及び第2セクション226は、最上部222に連結された1つのプローバ昇降アセンブリをそれぞれ含み、図においてはプローバ昇降アセンブリ230A及びプローバ昇降アセンブリ230Bとして示されている。他の実施形態において(図示せず)、第1セクション及び第2セクションは、各自1つ以上のプローバ昇降アセンブリを含み得る。各プローバ昇降アセンブリ230A、230Bが、各プローバ205A、205Bの位置決め及び格納機能を果たす。例えば、プローバ昇降アセンブリ230Aは、垂直に動くことにより、検査テーブル210の両側にある対向する支持部材240(この図においては1つしか図示していない)の上面にプローバを配置する又は上面から取り除く。プローバ昇降アセンブリ230Bは、プローバ205Bを、最上部222の下面に隣接した位置にて支持することにより隙間をあけ、その下での検査テーブル210(及びプローバ205A)の移動を可能にしている。
図2Bは、図2Aに図示の検査チャンバ110の端部断面図であり、図2Cは、図2Bに図示の検査チャンバ110の一部の分解図である。内部容積200は、検査テーブル210とプローバ昇降アセンブリ230Bの一部を含んでいる。検査テーブル210は、上部ステージ212と、エンドエフェクタの複数のフィンガー214A〜214Dを含み、これらのフィンガーは、上部ステージ212の複数のパネルの間のスロット215内に位置決めされている。一実施形態において、スロット215は、フィンガー214A〜214Dがスロット215内を少なくとも垂直(Z方向)に動けるように寸法設計されている。別の実施形態において、スロット215は、フィンガー214A〜214Dが、垂直運動(Z方向)だけでなく、側方(X方向)運動もできるように寸法設計されている。
一応用例において、検査テーブル210は、基板105を支持し且つ基板105を直線方向に移動可能ないずれのステージ又は支持体であってもよい。それに加えて或いは代わるものとして、検査テーブル210を固定し、基板105が検査テーブル210に対して直線方向に動くようにしてもよい。検査手順に真空状態が必要でないこともあるため、検査チャンバ110及び/又はロードロックチャンバ120は任意であってよい。検査カラム115は、電子ビームカラム、荷電粒子エミッタ、電荷検出装置、電荷結合素子、カメラ、及び大面積基板105上の電子デバイスの動作性を検知可能な他のデバイスであってもよい。
一実施形態において、プローバ昇降アセンブリ230Aと同様のプローバ昇降アセンブリ230Bは、検査チャンバ110の両側において、最上部222の上面に連結された2つのモータ260を含む。モータ260により、内部容積200内において、各昇降部材262に少なくとも垂直(Z方向)運動がもたらされる。各モータ260は、最上部222を貫通して延びるシャフト261に連結されており、シール、可撓性ブート、蛇腹部等により内部容積200内を真空に保つように適合されている。代替の実施形態において(図示せず)、プローバ昇降アセンブリ230Bは、最上部222の上面に連結されたモータを1つしか含まない。この実施形態において、モータは、垂直運動のみならず回転運動を、個々のプローバを支持するために用いられる昇降部材にもたらすように適合され得る。
プローバ昇降アセンブリ230Bは、プローバの格納及び移動機能を果たすように構成されている。例えば、格納されたプローバが、上昇させたプローバ205として仮想線で図示されており、移動させたプローバが、降下させたプローバ205としてプローバ支持部材240上に図示されている。各プローバ205、205は、一般に、複数の突片266、272を有するフレームを備え、突片は、図4Aに図示されるように、フレームの対向する辺上にてフレームから延びている。一実施形態において(図示せず)、突片266、272は、フレームの外周のかなりの部分に沿って且つそこから延びている延長部材である。この実施形態において、フレームの各辺は、フレームの各辺の長さに沿って延び得る1つの突辺266又は272を備えている。別の実施形態において、突辺266、272は、フレームの外周の一部に沿って且つそこから延びている耳又はタブの形態の延長部材から構成される。例えば、プローバ205のフレームは、X軸に4つの突片272(この図においては2つだけ図示)とY軸に4つの突片266(この図においては2つだけ図示)を有している。
突片266、272は、少なくとも水平方向に離間されており、プローバを移動又は格納する際の界接面となる。例えば、突片272は、外気とチャンバとの間で入れ換えを行う際の搬送時界接面となり、突片266は、各延長部材と係合して、チャンバ内入れ換えの際の搬送時界接面となる。プローバを移動させていない時、突片266は、内部容積200内に格納する際の支点となり、突片272は、検査チャンバ110の外部で格納する際の支点となる。複数の突片266、272のそれぞれには、ピン又は移動の際に突片と係合する予定の、デバイス上に配置された、延長部材264等の他の安定化手段を受けるためのスロット、開口部、穴、及びこれらの組み合わせを形成してもよい(図示せず)。用いることができる移動手段及び操作の例は、上記にて引用により本願に一体化された米国特許出願公開第2006/0038554号の図14A〜16に記載されている。
図3Aは、プローバ支持部材240の一実施形態の斜視図である。図2Bに図示されるように、検査システム100は、検査テーブル210の対向する辺上に2つのプローバ支持部材240を備えており、この図においては検査テーブル210の片側だけが図示されている。各プローバ支持部材240は、1つ以上の駆動部312が取り付けられたプローバプラットフォーム310を含む。一実施形態において、各プローバプラットフォーム310は、2つの駆動部312を含み、このプローバプラットフォーム310は、駆動部312によりプローバ支持部材240の長さ(Y方向)に沿って移動できるように適合されている。一実施形態において、駆動部312は、磁気チャネル322に取り付けられたリニアドライブであり、横方向の位置決めは、プローバ支持部材240の長さに沿ったエンコーダストリップ315により促進することができる。プローバ支持部材240は、プローバ支持部材240及び/又はプローバプラットフォーム312が検査テーブル210の長さ及びプローバ支持部材240の長さに沿って進む際に、ワイヤ及びケーブルを支持するためのトレイ342も含む。
図3Bは、プローバプラットフォーム310の一実施形態の斜視図である。プローバプラットフォーム310は、プローバ205Aの一部と接触することによりプローバ205Aをプローバプラットフォーム310に相対して上下させる(Z方向)ように構成された少なくとも1つのプローバ昇降装置328を備えている。プローバ昇降装置328は、少なくとも垂直運動をもたらすように適合されたいずれの装置によっても駆動させることができ、プローバプラットフォーム310のどの部位に取り付けてもよい。一例において、プローバ昇降装置328は、プローバプラットフォーム310に連結されており、シャフトが、プローバプラットフォーム310の上面の開口部341を貫通して延びている。
プローバプラットフォーム310は、プローバ205Aがプローバ支持体240に移動させられた際にこのプローバ205Aを受け止め及び支持するように適合された、実質的に平面である上面を含む。プローバ205Aの受け取りを円滑に行うために、プローバプラットフォーム310は、インデックスホール332等の凹部を含み、インデックスホールは、プローバ205Aの底面から延びるピン330を受けるように適合されている。ピン330とホール332とが界接することによりプローバ支持体240に対してプローバ205Aがよりきちんと揃い、検査テーブル210及び/又はプローバプラットフォーム310を移動させる際に安定感が得られる。
プローバプラットフォーム310にプローバ205Aを整列させることにより、プローバ205Aを基板105及び基板上で検査されるデバイスに揃えることが可能になる。プローバをプラットフォームに揃えることにより、プローバ205Aの下面にある複数の電気接点板329とプローバプラットフォーム310の上面の信号インターフェース326とが揃い、プローバ205Aと検査システム100との間の電気的結合も可能になる。電気接点板329はそれぞれ複数の接点325を含み得、プローバ205Aに送られる電気信号又はプローバから送られる電気信号のやりとりを円滑に行う(図4A及び4Bを参照してより詳細に説明する)。信号インターフェース326は、プローバ205Aと制御装置との間の信号の電気通信を円滑に行うように適合されている。プローバ205Aの下面に取り付けられたプリント回路基板であってもよい電気接点板329は、信号インターフェース326に連結された複数のコンタクタと係合するように適合されている。一実施形態において、信号インターフェース326上のコンタクタ327は、コンタクタと接点325との間での電気通信が円滑に行われるようにバネ式になっている。
本明細書に記載の実施形態においては、検査チャンバをクリーンルーム環境(典型的には、大気圧又は大気圧に近い)に開放したまま、少なくとも2つのプローバを、検査チャンバ110内における検査作業に用いるために装填する。以下にて述べるように、本明細書中に記載の実施形態においては、格納用と検査作業用に少なくとも2つのプローバを検査チャンバ110に設置することにより、通気及びポンプダウン時間を最小限に抑え、スループットを上昇させる。複数の基板配列を製造及び検査するユーザは、検査チャンバ110に導入するために基板をキューに入れる。キューに入れられた基板が異なるプローバを必要とする少なくとも2種類の基板配列であると判明したら、少なくとも2つのプローバを、この少なくとも2種類の基板配列の検査手順に使用するために検査チャンバ110に予備装填する。
一例において、プローバ205A等のプローバは、検査対象である特定の基板配列についての検査シーケンスで使用するために選択される。例えば、検査対象の基板配列(説明の便宜上、基板Sとする)は、特定のディスプレイ・コンタクトパッドパターンを有し、プローバ205Aは、基板Sを検査するように設計又は構成されている。製造業者は、全てが実質的に同じディスプレイ・コンタクトパッド構成を有する複数の基板Sを製造することができることに留意しなくてはならない。製造業者は、基板Sとは異なったディスプレイ・コンタクトパッド配列を有する基板(説明の便宜上、基板Sとする)も製造することができる。基板Sは、基板Sを検査するための別のプローバ、例えばプローバ205Bを必要とし得る。本明細書に記載の実施形態においては、検査に使用するための少なくとも1つのプローバと、後の検査で使用するために格納された少なくとも1つのプローバを設けることにより、基板SとSのように異なる基板の検査を促進する。
図2A〜3Bに関連する一操作実施形態において、プローバ205Aは、外部環境からチャンバへの移動を促進するためのプローバ交換装置(図示せず)によって、検査チャンバ110に移動させられる。一実施形態において、プローバ交換装置は、検査チャンバ110の外に、可動式側壁部150の一方又は両方に隣接して位置決めされている。プローバ交換装置は、少なくとも1つのプローバを受け止め、格納し、移動させるための、少なくとも幅を調整し得る矩形のフレームを含む。プローバ交換装置の例は、米国特許出願公開第2006/0273815号の本文及び米国特許出願公開第2006/0038554号の図14A〜16に見ることができ、双方の出願は、前記において引用により本願に一体化される。検査チャンバ110が事前にポンプダウンされ、異なるプローバを検査チャンバ110に移動させるためには、チャンバを通気し、可動式側壁部150の一方又は双方を、図2Bに図示されるように開放する。プローバ交換装置は、一対の可動式プローバ支持体を含み、支持体は、プローバフレームの対向する辺上の突片272と係合する。双方の可動式プローバ支持体は、プローバ交換装置から可動式側壁部150を介して検査チャンバ110内に向かって同時に横方向(X方向)に延びるように適合されている。プローバ昇降アセンブリ230A、230Bが上方(Z方向)に後退するため、プローバ支持部材240と昇降アセンブリ262との間には十分な間隔が設けられる。プローバ205Aは、可動式プローバ支持体によって、プローバフレームの2つの対向する辺がプローバ支持部材240のそれぞれの辺と接触することができるプローバ支持部材240の上の位置に移動させられる。
プローバがプローバ支持部材240の上に配置されたら、可動式プローバ支持体を下方向(Z方向)に駆動して、プローバフレームの下面をプローバ支持部材240の上面と接触させる。接触後、可動式プローバ支持体は、可動式プローバ支持体と突片272との間の係合界接面が、可動式プローバ支持体を検査チャンバ110の外へと横方向(X方向)に後退させることができる状態になるまで、下方向(Z方向)に降下し続ける。
プローバ205Aは、プローバ支持部材240と接触し且つ支えられたら、プローバ昇降アセンブリ230A、230Bの1つにより格納することができる。一実施形態において、プローバ支持体240が連結された検査テーブル210は、横方向(Y方向)に駆動され、プローバ205Aは、プローバ昇降アセンブリ230A、230Bのいずれかの下に位置決めされる。別の実施形態において、複数の駆動部(図3A及び3Bに図示)を備えたプローバ支持体240は、検査テーブル210とは独立して動き且つ横方向(Y方向)に駆動されて、プローバ205Aを、プローバ支持アセンブリ230A、230Bのいずれかの下に位置決めする。例として、格納工程を、プローバ205Aに関して説明する。
この例において、プローバ205Aが、プローバ昇降アセンブリ230Aと実質的に揃えられ、その下に位置決めされると、プローバ昇降アセンブリ230Aが、プローバ205Aの隣の位置へと下方向(Z方向)に駆動される。具体的には、昇降部材262を、モータ260により、プローバ205Aの対向する辺上の突片266に隣接した位置にまで下降させる。各昇降部材262は、内側に向かって延び且つ突片266と係合するように適合された少なくとも2つの延長部材264を含む。
一実施形態において、延長部材264の上面は、各突片266を、そのそれぞれの底面から支持するように構成されている。この支持構成とするためには、各突片266の底面の下の、少し脇に逸れた位置にまで延長部材264を降下(Z方向)させるための隙間ができるように、プローバ205A、具体的にはこのプローバに取り付けられた突片266を位置決めしなくてはならない。プローバ205Aを、プローバプラットフォーム310と検査テーブル210の一方又は双方によってY方向に位置決めすることにより、延長部材のための間隙をあける。延長部材264の上面が各突片266の底面の下に、水平方向にも垂直方向にも底面から離間された状態に置かれたら、昇降部材262の下降運動が停止する。
次に、プローバ205Aは、プローバプラットフォーム310及び検査テーブル210の一方又は双方によって、突片266が各延長部材264と係合する位置にまで水平(Y方向)に移動させられる。突片266と延長部材264とが揃ったら、モータ260を駆動することにより各昇降部材262を上方(Z方向)に移動させ、各延長部材264の上面と各突片266の底面とを接触させる。各延長部材264と各突片266とが接触したら、モータ260は、最上部222の下面に隣接した限界位置にまで上昇を継続する。プローバ205Aは、内部容積200内の格納位置にあり、後の検査シーケンスで用いることができる。検査テーブル210の上面は、この格納位置にあるプローバ205Aに妨げられることなく、プローバ昇降アセンブリ230Aの下にて水平方向に移動するに十分な間隙を有する。
検査システム100における検査に続いて、格納位置への移動シーケンスを除き、プローバ205Bを、プローバ205Aに関して説明したものと同じやり方で準備することができる。例えば、プローバ205Bはプローバ支持体240に移動させられ、検査テーブル210の上に位置決めされる。検査チャンバ110は密封され、ポンプダウンされ、検査に備えて準備を整えられる。プローバ205Bは、後の基板の搬送のために間隙をあけて検査テーブル210上に位置決めされる、又は基板搬送は、プローバ205Bが検査テーブル210の上のどこの位置にあるかに関わらず行うことができる。
別の実施形態において、第2のプローバ205Bは、検査チャンバ110に配置される。ある応用例において、プローバ205Bは、プローバ205Aに関して説明したものと同じやり方で検査テーブル210に搬送することができる。また、プローバ205Bを、プローバ205Aに関して説明したように格納位置に移動させることができる。両方のプローバ205A、205Bが格納されることにより、検査テーブル210は検査のために基板を取り込むことができる。この実施形態において、可動式側壁部150は閉鎖され及び密閉され、内部容積200はポンプダウンされ、検査シーケンスのための準備を整えられる。
検査チャンバ110を密封してポンプダウンしたあと、もし、基板が事前にチャンバ110に搬送されていなければ、基板S及びS等の大面積基板の1つを検査チャンバ110に搬送する。この例においては、基板Sがまず最初にキューに入れられ、ロードロックチャンバ120から検査チャンバ110に搬送される。プローバ205A、205Bが両方とも格納位置にあるなら、一方のプローバ、この例においてはプローバ205Aを、基板Sの検査シーケンスに用いる。基板Sは、エンドエフェクタ214(図2)によって検査テーブル210に搬送され、上部ステージ212上に位置決めされる。基板Sの水平方向(X又はY方向)での位置合わせは、内部容積200内のセンサによってモニタされ、ずれが検出されると、エンドエフェクタ214による水平(X又はY方向)移動により修正される。基板Sが正しく整列されたら、エンドエフェクタが下降して、基板Sを検査テーブル210の上部ステージ212上に載置する。
基板Sが検査テーブル210上に位置決めされた後、検査テーブル210と基板Sは、格納位置からのプローバ205Aの受け取りを円滑に行うための、プローバ昇降アセンブリ230A下の位置にある。検査テーブル210とその上の基板Sが正しい位置にない場合、検査テーブルを、プローバ昇降アセンブリ230Aの下の位置にまで水平(Y方向)移動させる必要がある。プローバ205Aの受け入れを円滑に行うためのこの動きは、検査テーブル210及び各プローバ支持体240に連結されたプローバプラットフォーム310の一方又は双方によるY方向の動きを必要とする。検査テーブル210をY方向にある距離に亘って駆動し、プローバプラットフォーム310をある距離に亘って駆動することにより、図3A及び3Bに関連して説明されたように、プローバ昇降アセンブリ230Aからのプローバ205Aの受け取りが円滑に行われる。プローバ205Aをプローバ昇降アセンブリ230Aからプローバプラットフォーム310に移動させたら、プローバ205Aの特定の部位を基板Sの特定の部位と接触させる。
図4Aは、プローバ205Aと基板の一実施形態の上部断面図であり、プローバ205Aは、プローバ支持部材240によって、基板Sの上方に位置決めされ及び支持されている。基板Sは通常、矩形であり、典型的には、図においてディスプレイ430として示される1つ以上のフラットパネルデバイス又は液晶ディスプレイを形成するための広い表面積を有している。各ディスプレイ430は、典型的には、複数の導電領域、例えば、各ディスプレイ430の外周に隣接して配置されたコンタクトパッド423、427を含む。コンタクトパッド423、427は、単一の導電性接点であっても、或いはパッドブロックとも称される複数の導電性接点であってもよく、典型的には各ディスプレイ430の外縁と平行に配列される。コンタクトパッドは、それぞれコンタクトパッド423及びコンタクトパッド427のように、基板Sの実質的にY軸に沿って及び/又は実質的にX軸に沿って設けることができる。コンタクトパッド423、427は、ディスプレイ430の縁に隣接する短絡バーとしても知られる。
一実施形態において、各ディスプレイ430は、4つの縁部から構成される外周を含み、各コンタクトパッド423、427は、ディスプレイ外周に隣接したやや外側に配置される。コンタクトパッド423、427は、外周を構成する縁部に実質的に平行であっても、縁部と角度を成すものであってもよい。例えば、コンタクトパッドは、列又は段状の複数の接点であってもよく、このコンタクトパッドの列/段は、ディスプレイ430の縁部と角度を成すものであってもよく、列/段は、外周の縁部と平行ではない。別の実施形態において(図示せず)、コンタクトパッド423、427は、基板Sの縁部に沿って配置される。
コンタクトパッド423、427は、典型的には、基板S上に配置された又は堆積された導電体から成り、各ディスプレイ430上に配置されたTFT等のデバイス又はデバイスの列/段に電気的に結合されている。コンタクトパッド423、427は、最終製造段階中、連結された細線接続を介してTFTに給電するための電気信号のインターフェースとなる。しかしながら、ディスプレイ430の動作性の検査中、コンタクトパッド423、427は、複数のプローバピン425(図4B−4D)のインターフェースとなり、プローバピンは、各ディスプレイ430上のTFTに信号を印加する又はTFTからの信号を検知する。この信号は、ワイヤ又はケーブルによって各プローバピン425に電気的に結合された、プローバアセンブリ205Aに連結された制御装置から送ることができる又は制御装置へと送ることができる。
プローバアセンブリ205Aは、少なくとも矩形のフレーム410を含み、このフレームは、基板Sの長さの約半分に等しい又はそれよりも小さい、Y方向軸に沿った第1寸法と、基板Sの幅に等しい又はそれよりも大きい、X方向軸に沿った第2寸法を有する。一部の実施形態において、フレーム410は、X方向軸に沿って1つ以上の横材415を含む。任意で、フレーム410は、フレーム410又は横材415に連結された、Y方向に沿った1つ以上の横材416も含んでいてよい。横材415、416は、フレーム410に固定しても又はフレーム410の内面の長さ若しくは幅に沿って調節可能であってもよい。横材及び/又はフレームが調節可能なプローバアセンブリ及びフレームの例は、2004年7月12日に出願され、2005年8月18日に米国特許出願公開第2005/0179451号として公開された米国特許出願第10/889695号及び2004年7月30日に出願され2005年8月18日に米国特許出願公開第2005/0179452号として公開された米国特許出願第10/903216号に記載されており、これらの出願は引用により本願に一体化される。
一実施形態において、フレーム410は、プローバアセンブリ205Aに調節機能を付与するジョイント420を含む。例えば、ジョイント420により、プローバアセンブリ205Aの長さ(Y方向)の調節を行い、セグメント419を用いてもよい。セグメント419は、プローバアセンブリ205Aの長さ寸法を調節して基板105上の様々なディスプレイ330サイズやコンタクトパッドパターンにプローバアセンブリを対応させるためのいずれの長さであってもよい。ジョイント420は、ネジ、ボルト、ピン、留め金等の固締具によって、フレーム410に連結することができる。或いは、フレーム410は、1つの一体構造物であってよい。
図4Bは、図4Aの横材415の一部の等角図である。横材415は、本体部470と断面472を含む。一実施形態において、横材415は管状であり、軽量金属、例えばアルミニウムから成る。断面472は、矩形、三角形、台形、変形台形、又はこれらの組み合わせとして成形することができる。図4Aに関連して説明したように、本体部は底面474も含み、底面からは複数のコンタクトピン425が延びている。
図4Cは、図4Aのフレーム410の一部の等角図である。フレーム410は、本体部470と断面472を含み、断面472は、矩形、台形、三角形、又はこれらの組み合わせとして成形することができる。本体部470は底面474を含み、底面は、一実施形態において、複数のコンタクトピン425を備えており、フレーム410は、検査工程に用いられる。任意の横材416を、図4Bに図示されるような横材415又は図4Cに図示されるようなフレームのいずれかとして設計することもできる。
図4Aに図示の基板Sは、複数のディスプレイ430を含み、ディスプレイは、この例において、基板上に実質的に均一に配置され離間された8つの46インチディスプレイである。他の実施形態において、基板Sは、異なるサイズのディスプレイ430を異なる配置で含んでいてもよく、例えば、同じサイズの複数のディスプレイ又は基板Sの表面積を効率的に使用するために構成された大きいディスプレイと小さいディスプレイとの組み合わせである。プローバアセンブリ205Aは、段階的に、任意の構成のディスプレイの一部に信号を送る又は任意の構成のディスプレイの一部からの信号を検知するように構成されている。
基板Sは、第1部位421及び第2部位422等の、少なくとも2つの部位に分割される。一実施形態において、部位421、422は、基板105の長さ又は幅のほぼ半分に等しく、プローバアセンブリ205Aは、部位421、422の一方に等しい大きさである。別の実施形態において、各部位421、422は、基板の幅又は長さの約3分の1、4分の1、又は5分の1等に等しく、プローバアセンブリ205Aは、これらの部位の1つに等しい大きさである。別の実施形態において、プローバアセンブリ205Aは、基板の幅又は長さの約半分に等しい又はそれよりも大きい。プローバアセンブリ205Aは、各部位内の少なくとも1つのディスプレイ430に信号を送る又は少なくとも1つのディスプレイ430からの信号を検知するように適合されている。プローバアセンブリ205Aは、基板が、検査カラム(この図には描かれていない)の定性的アドレス可能領域によって形成された検査域490を直線的に進むにつれ、基板の各部位を検査するように構成されている。
検査域490は、基板Sの上方にて、基板Sの長さ又は幅を検査するのに十分な定性的アドレス可能領域を形成するように構成されている。一実施形態において、検査域490は、X方向に約1950mm〜約2250mm、Y方向に約240mm〜約290mmの面積を有する。別の実施形態において、検査域490は、X方向に約1920mm〜約2320mm、Y方向に約325mm〜約375mmである。検査カラムによって定められる検査領域についての更なる情報は、上記にて引用により本願に一体化された米国特許出願公開第2006/0244467号に記載されている。
プローバアセンブリ205A、具体的にはフレーム410に連結されたプローバピン425、横材415、コンタクトヘッド418、及びこれらの組み合わせは、基板S上に配置されたコンタクトパッド423、427と接触させられる。一実施形態において、この接触は、上部ステージ212を垂直(Z方向)に駆動させてコンタクトパッド423、427をプローバピン425と接触させることにより達成される。他の実施形態において、プローバピン425は、プローバフレーム410の駆動、プローバプラットフォーム310の駆動、横材415の駆動、コンタクトヘッド418の駆動、及びこれらの組み合わせによって、コンタクトパッド423、427と接触させられる。コンタクトパッド423、427とプローバピン425との間のずれは、検査テーブル210の対向する辺上のプローバプラットフォーム310に連結された駆動部312を動かすことにより補正することができる。
コンタクトパッド423、427とプローバピン425との間に接触が確立され、検査パラメータが求められたら、検査テーブル210によって支持されている基板Sを少なくともY方向に駆動して、基板及びプローバアセンブリ205Aに検査域490を通過させる。この動きは連続的な動きであっても、或いはテーブルを少しずつ動かし、検査域490の下で断続的に停止させる段階的な動きであってもよい。動きが連続的であるか断続的であるかに関わらず、第1部位421と第1部位421内のディスプレイ430の全てが、検査域490を通過させられ、検査される。
第1部位421が検査域490を通過した後、プローバ205Aを第1部位421から第2部位422に移動させて、基板Sの第2部位を検査しなくてはならない。この移動を達成するためには、プローバプラットフォーム310に連結されたプローバ昇降装置328(図3B)を上方向(Z方向)に駆動させて、プローバ205Aをプローバ支持体240及び検査テーブル210の他の部位から離す。また、上部ステージ212を下方向(Z方向)に駆動させて、基板をプローバ205Aから離す。プローバ昇降装置328は、約2mm〜約10mmの範囲、例えば約5mmの垂直(Z方向)往復運動を有していてよい。プローバが持ち上がったら、プローバプラットフォーム310に連結された複数の駆動部312を水平(Y方向)に駆動させて、プローバ205Aを第1部位421から第2部位422へと、プローバ支持体240に沿って移動させる。複数の駆動部312は、プローバ支持体240の両側に沿った走行が実質的に等しく行われ、第2部位422上にプローバ205Aが揃うように同期されている及び/又はモニタされている。プローバ205Aがずれているなら、駆動部312を別々に駆動させて、このずれを修正する。
プローバ205Aが第2部位422と十分に整列させられ、その上方に位置決めされたら、プローバ昇降装置328を下方向(Z方向)に駆動させて、プローバ205Aをプローバプラットフォーム310の上面の上に位置決めする。プローバ205Aに連結されたピン330(図3B)が、インデックスホール322に嵌合され、プローバ205Aはプローバプラットフォーム310上に揃えられる。プローバがプローバプラットフォーム310上に正しく置かれたら、コンタクトパッド423、427をプローバピン425と接触させ、第2部位422を検査シーケンスに供するために、検査テーブル210をY方向に駆動させる。第2部位422及び第2部位422内のディスプレイ430は、検査域490の下を通過させられ、検査される。
第1部位421と第2部位422の全てのディスプレイ430を検査した後、基板Sを検査チャンバ110から搬出する。基板Sと同様のディスプレイ・コンタクトパッド配列を有する別の基板であってよい、キューに入れられた次の基板を検査チャンバ110に搬送する。この場合、プローバ205Aはプローバプラットフォーム310に連結されたままであり、検査対象の基板Sが検査チャンバ110に搬送される。検査対象の基板Sが、上述のように位置決めされ、揃えられたら、プローバ205Aを第1部位421又は第2部位422の上方に位置決めする。コンタクトパッド及びプローバピンを接触させ、検査シーケンスを開始する。全てのディスプレイが検査されたら、基板を検査チャンバ110から搬出する。このシーケンスは、プローバ205Aが検査手順で使用される限り繰り返される。
キューに入れられた次の基板、例えば基板Sが基板S及びSとは異なるディスプレイ・コンタクトパッド構成を有しているならば、プローバ205Bが基板Sの検査に必要となる。この場合、プローバ205Aを検査テーブル210から格納位置に移動させ、プローバ205Bを格納位置から検査テーブル210に移動させる。この作業において、プローバ205Aを検査チャンバ110から搬出し、プローバ205Bを検査チャンバ110内に搬送するための検査チャンバ110の通気及び開放は不要である。
プローバ支持体240の上面の上にあるプローバ205Aは、検査テーブル210及びプローバプラットフォーム310の一方又は双方によって位置決めされ、プローバ205Aの検査テーブル210からプローバ昇降アセンブリ230Aへの移動を促進される。プローバ205Aは、プローバ昇降アセンブリ230Aの下に位置決めされ、プローバ205Aの対向する辺上の突片266に隣接する位置にまで昇降部材262をモータ260により降下させる。延長部材264(図2A)の上面は、プローバ205Aの各突片266の底面から各突片266を支持するように構成されている。プローバ205Aを、プローバプラットフォーム310及び検査テーブル210の一方又は双方によってY方向に位置決めし、延長部材のために垂直方向の間隙を作る。延長部材264の上面が各突片266の底面の下に水平方向及び垂直方向に間隔をおいて位置決めされたら、昇降部材262の下方向の動きは停止する。
次に、プローバプラットフォーム310及び検査テーブル210の一方又は双方により、プローバ205Aを、突片266が各延長部材264と係合する位置にまで水平(Y方向)に移動させる。突片266と延長部材264とが揃ったら、Z方向昇降装置260を駆動させて、各昇降部材262を上方向(Z方向)に動かし、各延長部材264の上面と各突片266の底面とを接触させる。延長部材と突片とが接触したら、モータ260は、昇降部材が最上部222の下面に隣接した限界位置に達するまで、上方向の駆動を続ける。プローバ205Aは、内部容積200内の格納位置に納まり、後の検査シーケンスにおいて又は後に検査チャンバ110から搬送する際に用いられる。
内部容積200内の格納位置からプローバ205Bを移動させるためには、検査テーブル210及び/又はプローバプラットフォーム310を、プローバ昇降アセンブリ230Bの下の位置へとY方向に移動させる。プローバ昇降アセンブリ230Bの下に位置決めされたら、プローバ205Bを下方向(Z方向)に駆動させて、プローバ205Bをプローバプラットフォーム310上に位置決めする。プローバ昇降アセンブリ230Bは、プローバ205Bを、プローバプラットフォーム310の上面に下ろし、プローバ昇降装置328がプローバプラットフォーム310の上に延びる(Z方向)。或いは、プローバ昇降装置328を後退させて、プローバ205Bをプローバプラットフォーム310の上面にまで下降させる。プローバ205Bの底面とプローバプラットフォーム310の上面との間の接触が確立されたら、突片266と延長部材264との間に十分な空間があくまでプローバ昇降アセンブリ230Bを下方向(Z方向)に下げ続ける。突片266と各延長部264とが十分に離間されたら、プローバ昇降アセンブリ230Bを上方向に引き上げられるように、プローバ205Bを、検査テーブル210及びプローバプラットフォーム310の一方又は双方により水平(Y方向)に動かす。突片266が延長部材264から離れたら、プローバ昇降アセンブリ230Bを、検査テーブル210上方の限界位置にまで引き上げる。この時点でプローバ205Bは検査テーブル210上に位置決めされており、基板S等のキューに入れられた次の基板の検査のための準備が整っている。
プローバ205Bは、プローバ205Aを検査チャンバ110に格納した状態で、実質的に同様のディスプレイ・コンタクトパッド配列を有する1つ以上の基板の検査に使用することができる。基板のキューが、プローバ205A又は205B以外のプローバを必要とする場合、プローバ205A、205Bを検査テーブル110から取り外して、1つ以上のディスプレイ・コンタクトパッド構成を検査するように構成された別のプローバで検査システムを再構成するつまり別のプローバと取り替える。
上記の操作シーケンスは、異なる構成のプローバを必要とする2つの基板を検査することについて説明したものだが、検査チャンバは、2つ以上のプローバを格納するように構成してもよく、及び2つ以上のプローバによる検査を促進するように構成してもよい。

Claims (21)

  1. ある長さと幅を有する大面積基板を検査するように適合されたプローバアセンブリであり、
    大面積基板の長さの半分に等しい又はそれより小さい第1寸法と、大面積基板の幅に等しい又はそれより大きい第2寸法とを有する矩形のフレームと、
    フレームの下面から延び且つ大面積基板と接触するように適合されている複数のプローバピンとを備えているプローバアセンブリ。
  2. フレームがモータを備えている請求項1記載の装置。
  3. フレームが、大面積基板と接触するように適合された複数のコンタクトヘッドを備えている請求項1記載の装置。
  4. フレームが4つの辺を備え、4つの辺の少なくとも1つが複数のプローバピンと通信する接点板を含む請求項1記載の装置。
  5. 接点板がフレームの下面に配置される請求項4記載の装置。
  6. フレームが4つの辺を備え、少なくとも2つの対向する辺がそこから延びる少なくとも1つの突片を含む請求項1記載の装置。
  7. フレームが4つの辺を備え、少なくとも2つの対向する辺がそこから延びる少なくとも2つの突片を含む請求項1記載の装置。
  8. フレームが4つの辺を備え、少なくとも2つの対向する辺がそこから延びる少なくとも1つの突片を含み、残りの2つの辺がそこから延びる少なくとも2つの突片を含む請求項1記載の装置。
  9. フレームの幅が調節可能である請求項1記載の装置。
  10. フレームが、その下面から延びる少なくとも2つのインデックスピンを含む請求項1記載の装置。
  11. ある面積を有する大面積基板を検査するように適合されたプローバアセンブリであり、
    矩形のフレームと、
    フレームの一辺に連結され且つ大面積基板と接触するように適合された複数のコンタクトヘッドとを備え、矩形のフレームが大面積基板の面積の半分に等しい又はそれよりも小さい面積を含むプローバアセンブリ。
  12. 複数のコンタクトヘッドが、その下面から延びる複数のプローバピンを含む請求項11記載の装置。
  13. フレームが、大面積基板の長さの半分に等しい又はそれより小さい第1寸法と、大面積基板の幅に等しい又はそれより大きい第2寸法とを含む請求項11記載の装置。
  14. フレームが、フレームの対向する辺に連結された少なくとも2つのモータを備えている請求項11記載の装置。
  15. フレームが4つの辺を備え、少なくとも2つの対向する辺がそこから延びる少なくとも1つの突片を含む請求項11記載の装置。
  16. フレームが4つの辺を備え、少なくとも2つの対向する辺がそこから延びる少なくとも2つの突片を含む請求項11記載の装置。
  17. フレームが4つの辺を備え、少なくとも2つの対向する辺がそこから延びる少なくとも1つの突片を含み、残りの2つの辺がそこから延びる少なくとも2つの突片を含む請求項11記載の装置。
  18. フレームの幅が調節可能である請求項11記載の装置。
  19. 検査システムであり、
    矩形の基板を受け止める大きさの検査テーブルと、
    大面積基板に接触するように適合されたプローバアセンブリとを備え、
    プローバアセンブリが、
    矩形のフレームと、
    フレームの下面から延び且つ大面積基板と接触するように適合された複数のプローバピンとを備え、
    矩形のフレームが、大面積基板の面積の半分に等しい又はそれより小さい面積を含み、検査テーブルの長さに沿って、少なくとも2つのモータによって移動可能である検査システム。
  20. フレームが4つの辺を備え、少なくとも2つの対向する辺がそこから延びる少なくとも1つの突片を含み、残りの2つの辺がそこから延びる少なくとも2つの突片を含む請求項19記載のシステム。
  21. フレームが、大面積基板の長さの半分に等しい又はそれより小さい第1寸法と、大面積基板の幅に等しい又はそれより大きい第2寸法とを含む請求項19記載のシステム。
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