JP2009533129A - シェービングカミソリ用の切断部材 - Google Patents

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Abstract

局所熱処理加工、例えば、レーザーエネルギーの適用を受けているカミソリ用の切断部材が提供される。一部の例では、切断部材には曲げ部分が含まれており、延性を向上させることによって曲げ部分を形成しやすくするために、局所熱処理加工が使用される。

Description

本発明は、シェービングカミソリ用の切断部材、及びこのような切断部材を形成する方法に関する。
カミソリ刃は、ステンレス鋼のような好適な金属シート材料から典型的には形成されるが、これは所望の幅に切り込みを入れられ、金属を硬化するために熱処理される。硬化作業では高温炉を使用し、そこで、金属は、1145℃超過の温度に18秒間まで晒され、続いて急冷されてもよい。
硬化後、刃先が刃の上に形成される。刃先は、典型的には、約1000オングストローム未満、例えば約200〜300オングストロームの半径を有する最終先端のあるくさび形の形状を有する。
カミソリ刃は、一般に曲がった金属支持体上に装着され、シェービングカミソリ(例えば、シェービングカミソリ用のカートリッジ)に取り付けられる。図1は、例えば、曲がった金属支持体11に取り付けられた(例えば、溶接された)平面的な刃10を包含する、先行技術のカミソリ刃組立体を図示している。刃10は、刃先16で終わるテーパ区域14を包含する。このタイプの組立体は、シェービングカミソリに(例えば、シェービングカミソリ用のカートリッジに)固着され、ユーザーが刃先16で毛(例えば、顔の毛)を切ることができるようになる。曲がった金属支持体11は、シェービングプロセス間に刃10に加わる力に耐えるのに十分な支持を有する、比較的繊細な刃10を提供する。支持された刃を持つカミソリカートリッジの例は、米国特許第4,378,634号、及び米国特許出願第10/798,525号(2004年3月11日出願)に示されており、これらは本明細書に参考として組み込まれる。
一般に、本発明は、局所熱処理加工を受けている切断部材、及びこのような切断部材を形成する方法を特徴とする。一部の例では、切断部材には曲げ部分が含まれており、延性を増強することによって曲げ部分を形成しやすくするために、局所熱処理加工が使用される。
一態様では、本発明は、刃先を持つ縁部分と、更なる部分とを有し、前記縁部分は、刃先から離間した曲げ領域において更なる部分に対して曲げられる、カミソリ刃を特徴とし、少なくとも縁部分は、第1の熱処理によって硬化された材料構造を有すること、曲げ領域は、局所的に再加熱された構造を有することを特徴とする。
別の態様では、本発明は、刃先を持つ縁部分を有する刃本体を含むカミソリ刃を特徴とし、その際、刃先は、刃本体の一部分の硬度より大きな硬度を有し、刃先は、選択的熱処理によって局所的に硬化されている。
本発明のこれらの態様の一部の実施態様は、以下の特徴の1つ以上を包含する。縁部分を硬化するために使用される熱処理は、レーザー熱処理であってもよい。局所的に再加熱された構造は、レーザーエネルギーを用いて再加熱されてもよい。局所的に再加熱された構造は、約9%〜約10%の延性を有してもよい。刃先は、約540HV〜約750HV、例えば、約620HV〜約750HVの硬度を有してもよい。
更なる態様では、本発明は、(a)刃の鋼の連続ストリップの少なくとも一部分を硬化する工程と;(b)鋭利な縁部を形成するために、硬化されたストリップの縁部区域を鋭利化する工程と;(c)ストリップの、鋭利な縁部から離間した一部分を局所的に再加熱する工程と;(d)曲げ部分を形成するために、ストリップを変形する工程と;(e)連続ストリップを複数の別個の刃へと分離する工程とを包含する方法を特徴とし、各刃は、第1部分、第2部分を有しており、曲げ及び曲げ部分は、第1及び第2部分の中間にある。
一部の実施態様は、次の特徴の1つ以上を含む。局所的に再加熱する工程は、ストリップにレーザーエネルギーを適用する工程を包含してもよい。硬化工程は、ストリップの縁部区域にレーザーエネルギーを適用する工程を包含してもよい。材料の連続ストリップを変形することは、パンチ及びダイの間で材料ストリップをプレスすることを包含してもよい。レーザーエネルギーは、実質的にストリップの変形されて刃の曲げ部分を形成する区域のみに適用されてもよい。連続ストリップの局所的に再加熱された部分の延性は、局所的再加熱の後、約9%〜約10%の伸びであってもよい。この方法は、刃の横反り(sweep)を低減させるために、第1縁部区域と反対側の連続ストリップの第2縁部区域を熱処理する工程を更に包含してもよい。
更に別の態様では、本発明は、刃の鋼の連続ストリップの、縁部区域から離間した区域を硬化せずに、ストリップの縁部区域を局所的に硬化する工程、及び鋭利な縁部を形成するために、硬化されたストリップの縁部区域を鋭利化する工程を包含する方法を特徴とする。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細は、添付図面及び以下の説明に記述される。本発明の他の特徴及び利点は、説明及び図面、並びに請求項から明らかであろう。
局所熱処理加工を包含する方法によって形成されてもよい好ましい切断部材、及び切断部材を有するカミソリについて、最初に図2A〜3を参照して説明する。
図2Aを参照すると、切断部材100は、刃の部分105と、基部110と、刃及び基部105、110を相互連結する曲げ部分115とを包含する。刃の部分105は、比較的鋭い刃先120で終わっており、一方で基部110は、比較的鈍い端部区域で終わっている。典型的には、切断部材100の刃の部分105は、約0.82ミリメートル(0.032インチ)〜約1.49ミリメートル(0.059インチ)の長さを有する。基部110は、約2.22ミリメートル(0.087インチ)〜約2.36ミリメートル(0.093インチ)の長さを有する。曲げ部分115は、約0.45ミリメートル(0.020インチ)以下(例えば、約0.30ミリメートル(0.012インチ))の曲げ半径Rを有する。基部110に対して、刃の部分105は、約115度以下(例えば、約108度〜約115度、約110〜約113度)の角度で延在している。刃の部分105の刃先120は、約1000オングストローム未満(例えば、約200〜約300オングストローム)の半径を有する最終先端を持つくさび形の形状を有する。
図3に示すように、切断部材100は、シェービングカミソリ210において使用することができ、これは、ハンドル212、及び取替え可能なシェービングカートリッジ214を包含する。カートリッジ214は、ハウジング216を包含し、これは、3枚の切断部材100、ガード220、及びキャップ222を有する。他の実施形態では、カートリッジは、より少数の刃又はより多数の刃を包含してもよい。切断部材100は、追加の支持体を用いずに(例えば、図1に示したもののような曲がった金属支持体を用いずに)、カートリッジ214内部に装着することができる。切断部材100は、刃の部分105の下にあるバネ支持体により、切断部材100の端部において捕捉されている。シェービングの間、切断部材は、刃の部分105の長さに対して概ね垂直な方向に動くことができる。図2A及び2Bに示すように、切断部材100の下方の基部110は、上方の曲げ部分及び刃の部分115,105を越えてその両側に延在する。シェービングの間に下方の基部110は、カートリッジハウジング216内のスロット内部で上下に滑動するように構成することができ、一方で、上方の部分は、弾性アームに当接している。カートリッジハウジング216のスロットは、後側ストッパ部分及び前側ストッパ部分を有しており、それらの間には、シェービングの間に切断部材100がスロット内で上下に滑動するときに前後に動くことのできる区域が画定されている。前側ストッパ部分は、刃の部分105の動きを妨げないように、刃の部分105の端部を越えて概ね配置されている。切断部材100は、刃先220が露出するようにカートリッジ214内部に配置されている。カートリッジ214には、相互連結部材224も含まれ、その上の2つのアーム228に、ハウジング216が、旋回するように装着される。図3に示すように、(例えば、相互連結部材224をハンドル212に連結することにより)カートリッジ214をハンドル212に取り付けると、ユーザーは、ユーザーの皮膚から延びる毛を切断部材100の刃先120により切断できる方法で、カートリッジ214の比較的平らな面をユーザーの皮膚にわたって動かすことができる。
図4は、切断部材100を形成するための方法及び装置300を示す。刃の鋼の連続ストリップ350を搬送し(例えば、回転ロールにより刃の鋼のロール305から熱処理装置310(複数の熱処理装置を含んでもよい)に引張り、そこで、ストリップ350を熱処理して、刃ストリップの別個の区域の硬度を増強し及び/又は延性を増強する。次いで、ストリップ350を巻き直して、硬化された刃の鋼のロール305にした後、巻きを解き、鋭利化装置315に搬送し、そこで、ストリップの硬化された縁部区域を鋭利化して、刃先352を形成する。再度ストリップ350を巻き直して、熱処理され鋭利化された刃の鋼のロール305にした後、コーティング装置325を用いて硬く滑らかなコーティングによってコーティングする。次いで、ストリップ350の巻きを解いて、切断装置320を包含する切断/鍛造位置に搬送する。切断装置320は、(図5に示すように)ストリップ350の長手方向に離隔した区域にわたって、横断方向のスロット355及び隣接するスリット357(図5)を生成する。次いで、ストリップ350を切断/鍛造位置内にある曲げ装置330に搬送し、曲げ装置330により、(図6及び7に示した)横断方向スロット355間にあるストリップ350の区域内に長手方向の曲げ360を生成する。曲げた後、同じく切断/鍛造位置内にある分離装置335により、ストリップ350を複数の別個の切断部材100へと分離する。次いで、切断部材100を、輸送及び/又は更なる加工のために積み重ね体340に揃えるか又はそのままカートリッジへと組み立ててもよく、ストリップ350のスクラップ区域365を、再生利用又は処分のためにロール345上に集める。スクラップ区域365は、例えば、上述した刃形成装置内にストリップ350を搬送するのに役立てるためだけに使用することができる。別の方法として又は加えて、刃形成装置内にストリップ350を搬送するために、様々な他の手法のいずれかを使用することができる。
ある実施形態では、熱処理装置310は、レーザー装置である。レーザー装置は、ストリップ350の別個の区域(例えば、ストリップ350の縁部区域)を局所的に硬化するために使用することができる。例えば、ストリップをロールから鋭利化装置に搬送するとき、レーザー装置からのレーザーエネルギー(例えば、レーザー光線)をストリップに向けることができる。ストリップ350は、約1.5m/min(5フィート/min)〜約61m/min(200フィート/min)(例えば、約36.6m/min(120フィート/min))の速度で搬送することができる。一般に、レーザー装置の力は、ストリップ350を搬送する速度に正比例する。幾つかの実施形態では、レーザー装置は、約100ワット〜約1キロワット(例えば、約200ワット)でエネルギーを生成するように構成される。レーザー装置から放射される光は、約950ナノメートル〜約1440ナノメートル(例えば、約1064ナノメートル)の波長を有することができる。レーザー光線と接触するストリップ350の別個の区域は、摂氏約1050度〜摂氏約1400度(例えば、摂氏約1200度)の温度に達することができる。ストリップ350の別個の区域を加熱する時間は、レーザー装置のパワーレベルに依存する。典型的には、ストリップ350の別個の区域を加熱する時間は、レーザー装置のパワーレベルが増加するにつれて減少し、逆もまた同様である。レーザーエネルギーを、例えば、ストリップ350の別個の区域に約0.010秒間〜約0.190秒間適用することができる。熱処理の結果として、ストリップ350の加熱された区域の硬度を増強することができる。ストリップ350の加熱された区域は、例えば、約540HV〜約750HV(例えば、約620HV〜約750HV)の硬度を有することができる。
熱処理装置310は、レーザー装置として説明されているものの、ストリップ350の別個の区域を局所的に処理することのできる様々な他の装置のいずれかを使用することができる。例えば、熱処理装置は、ストリップ350の一部分を加熱し、その結果として硬化するために、ストリップ350のその部分の周りに配置された誘導コイルを包含することができる。
更に、熱処理装置310は、複数の熱処理装置、例えば、ストリップ全体を加熱するように構成された1以上の熱処理装置と、局所加熱用に構成された1以上の熱処理装置とを包含してもよい。例えば、熱処理装置310は、ストリップ全体を加熱するように構成された従来の炉、その後に続く局所加熱用に構成されたレーザーを包含してもよい。この場合、従来の炉が、ストリップ全体に硬度を付与することになり、次いでレーザーが、ストリップの局限された範囲、例えば曲げ領域、を和らげる又は軟化するために一般的に使用され、延性を増強することになる。
その比較的狭い領域のために、ストリップ350の加熱された区域は、一般にレーザーエネルギーに晒された後に自己急冷する。別の方法として又は加えて、急冷加工を補助するために、冷却源(例えば、冷却流体)をストリップの加熱された区域に適用することができる。
鋭利化装置315は、ストリップ350の縁部を鋭利化することのできるあらゆる装置であり得る。カミソリ刃の刃先構造及び製造方法の例が、米国特許第5,295,305号、第5,232,568号、第4,933,058号、第5,032,243号、第5,497,550号、第5,940,975号、第5,669,144号、EP0591334、及びPCT92/03330に記載されており、これらは参考により本明細書に組み込まれる。
切断装置320は、ストリップ350にスロット355及び/又はスリット357を付与することのできる様々な装置のいずれかであり得る。幾つかの実施形態では、切断装置は、パンチプレスである。このような実施形態では、パンチプレスによりストリップ350にスロット355及び/又はスリット357を鍛造できるようにするために、ストリップ350の進行を周期的に休止することができる。切断装置320は、別の方法として又は加えて、ハイパワーレーザーのような様々な他の装置又は刻み目を付ける作業のいずれかであり得、その後に、曲げ作業又は破断作業が続く。
再び図5を参照すると、切断装置320内にストリップ350を搬送した後、ストリップ350には、長手方向に離隔した複数のスロット355が含まれており、これらは、ストリップの鋭利な縁部からストリップの中央区域まで内方に延在している。スリット357は、スロット355から内方に延在する。スロット355は、切断部材100の幅に一致する距離をおいて離隔している。幾つかの実施形態では、隣接するスロット355同士は、約36.20ミリメートル〜約36.50ミリメートルだけ互いに離隔している。ある実施形態では、隣接するスリット同士は、約37.26ミリメートル〜約37.36ミリメートルだけ互いに離隔している。スロット355により分離された別個の区域を提供することにより、ストリップ350の曲げを改善することができる。
曲げ装置330は、ストリップ350に長手方向の曲げを形成することのできるあらゆる装置であり得る。幾つかの実施形態では、図8A及び8Bに示すように、曲げ装置330は、パンチ365及びダイ370を包含する組立体である。パンチ365は、ダイ370の関連する湾曲部分372とかみ合うように形状設定された、湾曲部分367を包含する。一般に、パンチ365の湾曲部分367は、ダイ370の湾曲部分372の半径より僅かに大きい半径を有する。パンチ365の湾曲部分367は、例えば、約0.587mm(0.0231インチ)〜約0.612mm(0.0241インチ)の半径を有することができ、一方で、ダイ370の湾曲部分372は、約0.25mm(0.010インチ)〜約0.36(0.014インチ)の半径を有することができる。パンチ365には、ストリップ350の一部分と接触するように形状設定された突出部369も含まれており、これは、以下に説明するように、ストリップ350の鋭利な縁部352からオフセットしている。
ストリップ350の曲げ区域360を形成するためには、図8Aに示すように、比較的平面的なストリップ350をパンチ365とダイ370との間に配置する。次いで、パンチ365及びダイ370を、湾曲部分367及び372が概ねかみ合うように互いに向かって移動する。パンチ365を、例えば、約10m/min(25フィート/min)〜約200m/min(500フィート/min)の速度で、ダイ370に向かって移動することができる。パンチ365及びダイ370を互いに向かって移動するとき、パンチ365の突出部369は、ストリップ350の、鋭利な縁部352からオフセットした区域と接触する。パンチ365及びダイ370が互いにかみ合うとき、ストリップ350は、パンチ365とダイ370との間で曲げ位置に変形される。パンチ365及びダイ367の形状のために、鋭利な縁部352は、曲げ加工の間中、未接触のままであり得る。この形状は、ストリップ350の比較的繊細な鋭利な縁部352への損傷を防ぐのに役立つことができる。
曲げ加工の結果として、曲げ区域360内のストリップ350の厚さを、曲げる前のストリップ350の厚さに対して少なくとも約5%(例えば、約5%〜約30%)だけ減少させることができる。曲げ区域360内のストリップ350は、例えば、約0.089ミリメートル(0.0035インチ)〜約0.241ミリメートル(0.0095インチ)の厚さを有することができ、一方で、ストリップ350の残りの部分は、0.127ミリメートル約(0.005インチ)〜約0.254ミリメートル(0.01インチ)の厚さを有することができる。
分離装置335は、スロット355の間にあるストリップ350の区域をストリップ350の残りの部分から分離して、別個の切断部材100を形成することのできるあらゆる装置であり得る。幾つかの実施形態では、分離装置335は、パンチプレスである。パンチプレスにより、スロット355の間にあるストリップ350の区域をストリップ350の残りの部分から正確に分離して、切断部材100を形成できるようにするために、ストリップ350の進行を周期的に休止することができる。
別の方法として又は加えて、スロット355の間にあるストリップ350の区域をストリップ350の残りの部分から分離することのできる他の装置を使用することができる。このような装置の例としては、ハイパワーレーザー又は刻み目を付ける作業が挙げられ、その後に、曲げ作業又は破断作業が続く。
切断部材は、ここで説明するような特定の好ましい特性を有してもよい。
ある実施形態では、切断部材100は、多くの従来のカミソリ刃と比較して比較的厚い。切断部材100は、例えば、少なくとも約0.076ミリメートル(0.003インチ)、例えば、約0.127ミリメートル(0.005インチ)〜約0.254ミリメートル(0.01インチ)の平均厚さを有することができる。その比較的厚い構造の結果として、切断部材100は、使用中にユーザーの快適性及び/又は切断部材100の切断性能を向上し得る、増強された剛性を提供することができる。幾つかの実施形態では、切断部材100は、実質的に一定の厚さを有する。例えば、刃の部分105(刃先120を除く)、基部110、及び曲げ部分115は、実質的に同一の厚さを有することができる。
幾つかの実施形態では、曲げ部分115の厚さは、刃の部分105及び/又は基部110の厚さより薄い。例えば、曲げ部分115の厚さを、刃の部分105及び/又は基部110の厚さより少なくとも約5%(例えば、約5%〜約30%、約10%〜約20%)だけ薄くすることができる。
ある実施形態では、切断部材100(例えば、切断部材100の基部110)は、約540HV〜約750HV(例えば、約540HV〜約620HV)の硬度を有する。幾つかの実施形態では、曲げ部分115は、基部110の硬度より少ない硬度を有する。曲げ部分115は、例えば、約540HV〜約620HVの硬度を有することができる。切断部材100の硬度は、金属材料のビッカース硬度用の標準試験方法(Standard Test Method for Vickers Hardness of Metallic Materials)である、ASTM E92−82によって測定することができる。ある実施形態では、切断部材100は、実質的に均一な硬度を有する。他の実施形態では、刃先120が、切断部材100の他の部分より硬い。
幾つかの実施形態では、切断部材100(例えば、切断部材100の曲げ部分115)は、単軸引張りにおいて破断時に測定される、約7%〜約12%(例えば、約9%〜約10%)の伸びの延性を有する。曲げ部分115の延性は、例えば、金属箔の引張試験の標準試験方法(Standard Test Methods of Tension Testing of Metallic Foil)である、ASTM E345−93により測定することができる。幾つかの実施形態では、曲げ部分115及び切断部材100の残りの部分は、実質的に同一の延性を有する。ある実施形態では、曲げ部分115は、切断部材100の他の部分より大きな延性を有する。
切断部材100は、GIN6及びGINB鋼並びに他の刃の鋼を包含する、様々な好適な材料のいずれかから形成することができる。ある実施形態では、切断部材100は、約0.35〜約0.43%の炭素、約0.90〜約1.35%のモリブデン、約0.40〜約0.90%のマンガン、約13〜約14%のクロム、約0.030%以下のリン、約0.20〜約0.55%のケイ素、及び約0.025%以下のイオウから成る組成を有する材料から形成される。切断部材100は、例えば、約0.4重量%の炭素含有量、約13重量%のクロム含有量、約1.25重量%のモリブデン含有量、上記の範囲内のマンガン、クロム、リン、シリコン及びイオウの量を有するステンレス鋼から形成することができる。
幾つかの実施形態では、刃の部分105及び/又は基部110は、最小限レベルの縦反り(bow)及び横反り(sweep)を有する。縦反りとは、切断部材の部分が位置するよう意図されている平面に対して垂直な弓状化を説明するために使用される用語である。横反りとは、一般にキャンバーとも呼ばれ、切断部材の部分が位置する平面における弓状化(例えば、切断部材の部分の長手方向縁部の弓状化)を説明するために使用される用語である。幾つかの実施形態では、刃の部分105は、刃の部分の長さにわたって約+0.01〜−0.05ミリメートル(+0.0004〜約−0.002インチ)以下の縦反りを有する。ある実施形態では、刃の部分105は、刃の部分の長さにわたって約±0.07ミリメートル(±0.0027インチ)以下の横反りを有する。基部110は、基部の長さにわたって約±0.060ミリメートル(±0.0024インチ)以下の縦反りを有することができる。刃の部分105及び/又は基部110における縦反り及び/又は横反りのレベルを低減することにより、ユーザーの快適性及び/又は切断部材100の切断性能を改善することができる。
特定の実施形態が記載されているが、他の実施形態も可能である。
例えば、上述した局所熱処理加工は、上述した曲がった刃以外の刃を熱処理するために使用することができる。例えば、局所熱処理加工は、図1を参照して上述した先行技術のカミソリ刃のような従来の刃の縁部を局所的に硬化するために使用することができる。
更に、上記の加工工程の多くの順序は変更可能である。加工工程は、様々な異なる組み合わせのいずれかで順序付けられる。
別の例として、熱処理装置310は、ストリップ350の縁部区域を処理するように構成されるものとして説明されているものの、熱処理装置310は、別の方法として又は加えて、ストリップ350の追加の区域(例えば、ストリップ350の、鋭利化装置315により鋭利化されることを意図しない区域)を処理するように構成することができる。幾つかの実施形態では、例えば、ストリップ350全体が熱処理装置310により硬化される。
更なる例として、ストリップ350の曲げられるべき一区域の延性を増強することについて上述しているものの、延性を増強するために、ストリップ350の追加の又は他の区域(例えば、ストリップ350の、曲げ装置330により曲げることを意図しない区域)が熱処理されてもよい。ある実施形態では、例えば、その延性を増強するために、実質的にストリップ350全体が熱処理される。幾つかの実施形態では、上述のように、実質的にストリップ全体を硬化するために、ストリップ350が熱処理装置内に搬送される。最初に実質的にストリップ全体を硬化した後、ストリップ350の縁部区域を上記のように鋭利化する。次いで、実質的にストリップ全体の延性を増強するために、ストリップ350は熱処理を受けるが、このことは、ストリップ350の曲げを改善するのに役立つことができる。次いで、ストリップ350を上記のように更に加工することができる。
別の例として、上記の実施形態は、ストリップ350の別個の区域の延性を増強するために、その区域を熱処理することについて説明しているものの、ある実施形態では、この熱処理工程を行わずに切断部材形成加工を実行することができる。このような実施形態では、比較的延性のある材料からストリップ350を形成することができる。縁部区域を鋭利化することができるように、熱処理装置310内にストリップ350を搬送して、ストリップ350の縁部区域を局所的に硬化することができる。鋭利化した後、曲げ区域を第1熱処理を行わずに、ストリップ350を切断し曲げることができる。曲げ加工の結果としてのストリップへの損傷を防止するために、ストリップ350を形成する材料は、例えば、第2の熱処理工程を必要としないように十分に延性であり得る。ストリップ350を曲げた後、本明細書の説明に従って残りの加工を実行することができる。
追加の例として、幾つかの実施形態では、加熱装置は、ストリップ350の両方の長手方向縁部に熱を適用するように構成される。例えば、その区域を硬化して鋭利化するために、上記のように、長手方向縁部の一方を熱処理することができ、また、ストリップ350における横反りを低減(例えば、防止)するために、反対の長手方向縁部を熱処理することができる。例えば、反対の長手方向縁部を縁部352と実質的に同じ温度に熱処理することができる。幾つかの実施形態では、熱処理される区域は、ストリップ350の中心線に関して対称である。
他の実施形態は、請求項の範囲内にある。
曲がった支持体に取り付けられた平面的切断部材を包含する、先行技術のカミソリ刃組立体の断面図。 シェービングカミソリ用の曲がった切断部材の実施形態の断面図。 図2Aの切断部材の平面図。 図2Aの切断部材の正面図。 図2Aの曲がった切断部材を包含するシェービングカミソリを図示している。 図2Aの切断部材を形成するための方法及び装置を図示。 図4に示した機械の切断装置を出た後の、刃の鋼のストリップの部分平面図。 図4に示した機械の曲げ装置を出た後の、刃の鋼のストリップの部分平面図。 図4の線7−7に沿って切り取った刃の鋼のストリップの断面図。 刃の鋼のストリップに曲げ区域を形成する方法の実施形態を図示。 刃の鋼のストリップに曲げ区域を形成する方法の実施形態を図示。

Claims (10)

  1. 刃先を有する縁部分と、更なる部分とを有し、該縁部分は、該刃先から離間した曲げ領域において該更なる部分に対して曲げられる、カミソリ刃であって、少なくとも該縁部分が、熱処理によって硬化された材料構造を有することと、該曲げ領域が、局所的に再加熱された構造を有することとを特徴とする、カミソリ刃。
  2. 刃先を持つ縁部分を有する刃本体を含むカミソリ刃であって、該刃先が、該刃本体の一部分の硬度より大きな硬度を有し、該刃先が、選択的熱処理によって局所的に硬化されている、カミソリ刃。
  3. 該縁部分を硬化するために使用される該熱処理が、レーザー熱処理を含む、請求項1に記載のカミソリ刃。
  4. 該局所的に再加熱された構造が、レーザーエネルギーを用いて再加熱されている、請求項1に記載のカミソリ刃。
  5. 該局所的に再加熱された構造が、約9%〜約10%の延性を有する、請求項1に記載のカミソリ刃。
  6. 該刃先が約540HV〜約750HVの硬度を有する、請求項2に記載のカミソリ刃。
  7. 該刃先が約620HV〜約750HVの硬度を有する、請求項6に記載のカミソリ刃。
  8. 該刃本体が曲げ部分を包含する、請求項2に記載のカミソリ刃。
  9. 刃の鋼の連続ストリップの少なくとも一部分を硬化する工程と;
    鋭利な縁部を形成するために、該硬化されたストリップの縁部区域を鋭利化する工程と;
    該ストリップの、該縁部から離間した一部分を局所的に再加熱する工程と;
    曲げ部分を形成するために、該ストリップを変形する工程と;次いで、
    該連続ストリップを複数の別個の刃へと分離する工程と、を含み、各刃が、第1部分、第2部分を有しており、該曲げ及び曲げ部分が、該第1及び第2部分の中間にあることを特徴とする方法。
  10. 刃の鋼の連続ストリップの縁部区域を、該縁部区域から離間した区域を硬化せずに、局所的に硬化する工程と、
    鋭利な縁部を形成するために、該硬化されたストリップの該縁部区域を鋭利化する工程と、を含むことを特徴とする方法。
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