JPS60165319A - 安全かみそり刃及びその製造方法 - Google Patents
安全かみそり刃及びその製造方法Info
- Publication number
- JPS60165319A JPS60165319A JP2000684A JP2000684A JPS60165319A JP S60165319 A JPS60165319 A JP S60165319A JP 2000684 A JP2000684 A JP 2000684A JP 2000684 A JP2000684 A JP 2000684A JP S60165319 A JPS60165319 A JP S60165319A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- safety razor
- laser
- razor
- sharpness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D9/00—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
- C21D9/18—Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor for knives, scythes, scissors, or like hand cutting tools
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、レーザー照射によって熱処理された鋼製安全
かみそり刃において、一般消*名の使用に際し最も好都
合な製品を提供することを目的とするものである。
かみそり刃において、一般消*名の使用に際し最も好都
合な製品を提供することを目的とするものである。
安全かみそりは、風呂場や洗面所などの湿気の多い所で
使用するものであり、しかも使用に際しては皮膚を濡ら
して使用しなければならない。したがって安全かみそり
刃の材料として銅を使用すると、一般需要者が一度使用
しただけで刃体が錆びてしまうのである。そのために現
在においては安全かみそり刃の材料としてほとんどステ
ンレスが使用されているのである。ステンレスはたしか
に錆びにくいという長所を有しているが、その反面高硬
度を得ることができずm製安全かみそりに較べて切Jt
味及びその耐久性の点て劣るという欠点がある。そこで
現在のステンレス製刃体は、材料による切れ味不足を補
うため刃先にシリコンやプラチナ等を蒸着しているので
ある。コス(〜の而から現在の安全かみそり刃を鋼と比
較してみ°Cもステンレス自体が鋼に較べて高価であり
、しかも刃先に対する加工も加わって原価自体がかなり
高くなることは否めない。
使用するものであり、しかも使用に際しては皮膚を濡ら
して使用しなければならない。したがって安全かみそり
刃の材料として銅を使用すると、一般需要者が一度使用
しただけで刃体が錆びてしまうのである。そのために現
在においては安全かみそり刃の材料としてほとんどステ
ンレスが使用されているのである。ステンレスはたしか
に錆びにくいという長所を有しているが、その反面高硬
度を得ることができずm製安全かみそりに較べて切Jt
味及びその耐久性の点て劣るという欠点がある。そこで
現在のステンレス製刃体は、材料による切れ味不足を補
うため刃先にシリコンやプラチナ等を蒸着しているので
ある。コス(〜の而から現在の安全かみそり刃を鋼と比
較してみ°Cもステンレス自体が鋼に較べて高価であり
、しかも刃先に対する加工も加わって原価自体がかなり
高くなることは否めない。
これに対し鋼は焼入れ処理によって高硬度を得ることが
できる点、及び安価な点においてステンレスよりもはる
かに勝っている。ただ唯一の欠点は錆び易いことにあり
、これが致命的欠点とされてきた。
できる点、及び安価な点においてステンレスよりもはる
かに勝っている。ただ唯一の欠点は錆び易いことにあり
、これが致命的欠点とされてきた。
本発明は、炭素鋼にレーザー熱処理をした場合と普通の
焼入れ処理をした場合とではその組織変化が大幅に異な
ることに着目し、様々な条件下におけるレーザー熱処理
実験をした結果考え出されたものである。
焼入れ処理をした場合とではその組織変化が大幅に異な
ることに着目し、様々な条件下におけるレーザー熱処理
実験をした結果考え出されたものである。
次に本発明の詳細な説明すると、本発明は安全かみそり
刃の製造工程中に炭素鋼を材料とする安全かみそり刃の
刃縁に沿って、レーザー強度60〜200W且つ0.4
〜0.6111111φビームでレーザー照射する熱処
理硬化工程を含むことを特徴としている。
刃の製造工程中に炭素鋼を材料とする安全かみそり刃の
刃縁に沿って、レーザー強度60〜200W且つ0.4
〜0.6111111φビームでレーザー照射する熱処
理硬化工程を含むことを特徴としている。
一般的な安全かみそり刃の製造工程の概略について説明
すると、材料は帯状の長い炭素鋼であって、ロール状に
巻かれている。この帯状材料が製造工程に送り出されて
、最終的に製品が出来上がるのであるが、最初の工程は
材料検査であって、替刃として必要な品質を厳格に検査
し、合格ロットのみ加工にまわされる。次の工程はパン
チングであって、替刃の形と中心の模様が高速度に打抜
かれる。次の工程は熱処理であって、ニクロム線ヒータ
による加熱装置を通り、冷却定盤によって焼入れ硬化さ
れ、サブゼロ装置によって、替刃としての適正な硬度と
じん性が与えられる。この際焼きもどしも行われる。そ
の次に表面処理工程に移り、ロール印刷方式により鮮明
なマークが高速印刷され、41F状の材料は替刃の形態
に一枚一枚裁断される。以上の工程が正しく行われたか
どうかを検査するための中間検査のあと刃(=J工程に
送られる。ここでは、荒砥石で刃先の寸法、形状が形成
され、中間刃付では刃先を平滑、直線に整える。
すると、材料は帯状の長い炭素鋼であって、ロール状に
巻かれている。この帯状材料が製造工程に送り出されて
、最終的に製品が出来上がるのであるが、最初の工程は
材料検査であって、替刃として必要な品質を厳格に検査
し、合格ロットのみ加工にまわされる。次の工程はパン
チングであって、替刃の形と中心の模様が高速度に打抜
かれる。次の工程は熱処理であって、ニクロム線ヒータ
による加熱装置を通り、冷却定盤によって焼入れ硬化さ
れ、サブゼロ装置によって、替刃としての適正な硬度と
じん性が与えられる。この際焼きもどしも行われる。そ
の次に表面処理工程に移り、ロール印刷方式により鮮明
なマークが高速印刷され、41F状の材料は替刃の形態
に一枚一枚裁断される。以上の工程が正しく行われたか
どうかを検査するための中間検査のあと刃(=J工程に
送られる。ここでは、荒砥石で刃先の寸法、形状が形成
され、中間刃付では刃先を平滑、直線に整える。
超微粒砥石で研摩され、更に革車(革製のダラインダー
)で刃先を均一にし、理想的な切味と耐久力が与えられ
る。このあと、製品検査、洗浄、刃先に金属原子薄膜を
形成し耐久力を強化するためのスパッタリング、刃先に
特殊樹脂を塗布するコーティングと続き、最後にコーテ
ィング検査により刃先面の樹脂分布状態、焼成状態、切
れ味試験。
)で刃先を均一にし、理想的な切味と耐久力が与えられ
る。このあと、製品検査、洗浄、刃先に金属原子薄膜を
形成し耐久力を強化するためのスパッタリング、刃先に
特殊樹脂を塗布するコーティングと続き、最後にコーテ
ィング検査により刃先面の樹脂分布状態、焼成状態、切
れ味試験。
髭剃り試験などが行わJcる。
本発明は、以上述べた従来の工程のうち熱処理工程を改
良したものであって、刃先となるべき部分である材料の
両側縁部にレーザー発生装置から前述した条件でレーザ
ー光を照射することにより、該両側縁部を加熱して熱処
理する方法を従来の方法にかえて採用したことを特徴と
するものである。
良したものであって、刃先となるべき部分である材料の
両側縁部にレーザー発生装置から前述した条件でレーザ
ー光を照射することにより、該両側縁部を加熱して熱処
理する方法を従来の方法にかえて採用したことを特徴と
するものである。
この熱処理はパンチング工程の前に行われても良い。レ
ーザーによる加熱後は水冷又は空冷により強制的に冷却
してもよいし、自然に冷却してもよい。
ーザーによる加熱後は水冷又は空冷により強制的に冷却
してもよいし、自然に冷却してもよい。
本発明により製造された安全かみそり刃の刃先は1lv
920〜960に硬化することができるので優れた切れ
味及び耐久性を得ることができる。また、レーザー照射
面は処理前に較へて錆びにくくなるので、従来の炭素鋼
製の刃体よりも長持ちさせることができる。
920〜960に硬化することができるので優れた切れ
味及び耐久性を得ることができる。また、レーザー照射
面は処理前に較へて錆びにくくなるので、従来の炭素鋼
製の刃体よりも長持ちさせることができる。
特許出願人 フェザ−安全剃刀株式会社代理人弁理士
池 端 亨 − 可p続有ロIF−1ド (14冒発) 昭和59年5月10口 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和59年1・乳′1願第20006号2、発明の名称 安全かみそり刃及びその製造方法 3、補正をする考 代表者 遠藤斉治朗
池 端 亨 − 可p続有ロIF−1ド (14冒発) 昭和59年5月10口 特許庁長官 若杉和夫 殿 1、事件の表示 昭和59年1・乳′1願第20006号2、発明の名称 安全かみそり刃及びその製造方法 3、補正をする考 代表者 遠藤斉治朗
Claims (2)
- (1)炭素鋼を材料とし、刃縁に沿ってレーザー強度6
0〜200W且つ0.4〜0 、6mmφビームのレー
ザー照射で熱処理された安全かみそり刃。 - (2)炭素鋼を材料とする安全かみそり刃の刃縁に治っ
てレーザー強度60〜200W且つ0.4〜0゜6mm
φビームでレーザー照射する熱処理硬化工程を含む安全
かみそり刃の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000684A JPS60165319A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 安全かみそり刃及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000684A JPS60165319A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 安全かみそり刃及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60165319A true JPS60165319A (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=12015037
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000684A Pending JPS60165319A (ja) | 1984-02-08 | 1984-02-08 | 安全かみそり刃及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60165319A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62174627A (ja) * | 1986-01-28 | 1987-07-31 | Feather Kogyo Kk | レ−ザ−加工によるミクロト−ム刃 |
JPS62204788A (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-09 | フェザー安全剃刀株式会社 | かみそり刃の焼入れ装置 |
EP0846780A3 (en) * | 1996-12-09 | 1999-02-03 | Deere & Company | A method of making a self-sharpening metallic cutting blade or a cultivator swep and a cutting blade or a cultivator sweep |
WO2007116358A2 (en) * | 2006-04-10 | 2007-10-18 | The Gillette Company | Cutting members for shaving razors |
US7448135B2 (en) | 2006-03-29 | 2008-11-11 | The Gillette Company | Multi-blade razors |
US7882640B2 (en) | 2006-03-29 | 2011-02-08 | The Gillette Company | Razor blades and razors |
US8499462B2 (en) | 2006-04-10 | 2013-08-06 | The Gillette Company | Cutting members for shaving razors |
US9248579B2 (en) | 2008-07-16 | 2016-02-02 | The Gillette Company | Razors and razor cartridges |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5452606A (en) * | 1977-10-04 | 1979-04-25 | Toshiba Corp | Cutlery |
-
1984
- 1984-02-08 JP JP2000684A patent/JPS60165319A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5452606A (en) * | 1977-10-04 | 1979-04-25 | Toshiba Corp | Cutlery |
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EP0846780A3 (en) * | 1996-12-09 | 1999-02-03 | Deere & Company | A method of making a self-sharpening metallic cutting blade or a cultivator swep and a cutting blade or a cultivator sweep |
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US9027443B2 (en) | 2006-03-29 | 2015-05-12 | The Gillette Company | Method of making a razor |
US7448135B2 (en) | 2006-03-29 | 2008-11-11 | The Gillette Company | Multi-blade razors |
US8011104B2 (en) | 2006-04-10 | 2011-09-06 | The Gillette Company | Cutting members for shaving razors |
WO2007116358A3 (en) * | 2006-04-10 | 2007-12-21 | Gillette Co | Cutting members for shaving razors |
US8347512B2 (en) | 2006-04-10 | 2013-01-08 | The Gillette Company | Cutting members for shaving razors |
US8499462B2 (en) | 2006-04-10 | 2013-08-06 | The Gillette Company | Cutting members for shaving razors |
US8640344B2 (en) | 2006-04-10 | 2014-02-04 | The Gillette Company | Cutting members for shaving razors |
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US9446443B2 (en) | 2006-04-10 | 2016-09-20 | The Gillette Company | Cutting members for shaving razors |
US9248579B2 (en) | 2008-07-16 | 2016-02-02 | The Gillette Company | Razors and razor cartridges |
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