JP3722829B2 - かみそり刃に関する改良 - Google Patents

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Description

本発明は改良されたかみそり及びかみそり刃及び鋭い丈夫な切断縁を備えたかみそり刃または同様な切断具の製造方法に関する。典型的には、かみそり刃は金属またはセラミックのような適当な基板材料で形成され、縁部は約1000オングストローム以下の半径を有する最終縁部すなわち先端部においてくさび形状に形成されている。かみそり刃は、使用中に、かみそりに関して約25度の角度で保持され、くさび形の縁部が皮膚に接触し、縁部があごひげに当たったときに、縁部があごひげに入り、くさび作用によってかみそりの前進運動が補助されてあごひげ切断するように顔の上を移動する。(直径が平均で約100マイクロメータである)毛の切断部分は、顔の皮膚から離れた刃の小面に接触したまま押され、毛の直径の約半分まで突き抜ける。これを越えると、毛は曲がり、刃から離れるように収縮してくさび力を解放する。従って、毛と刃の小面との間の反作用による刃の浸透に対する抵抗は、刃の先端の縁部から第1の約60マイクロメートルにわたってのみ生じ、この領域の刃の先端部の形状は切断という観点から最も重要なものであると見なされる。
小面の傾斜角の減少は、それと対応して刃の先端が毛に連続的に入るときの抵抗を減少させる。しかしながら、傾斜角が小さくなりすぎると、刃の先端の強度が切断中に縁部に生じる力に耐えるには不適当になり、先端部が弾性的に変形し(または刃がつくられる材料の機械的な特性に依存してもろくなって割れ、)次の切断性能を損なう永久的な損傷を支持するようになり、すなわち、縁部が「なまり」、「にぶく」なる。ひげそり作用は苛酷であり、刃の縁部の損傷が生じるので、いげそり性能を向上させ、ひげそりを容易にするために、及び/またはひげそり縁部の堅さ、強度及びまたは耐食性を増大するために1つまたはそれ以上の補助的なコーティング材料層を使用することが提案された。ポリマ材料、金属及び合金並びにダイヤモンド及びダイヤモンド状の炭素材料(DLC)を含む他の材料のような多数のコーティング材料が提案された。ダイヤモンド及びダイヤモンド状炭素材料(DLC)は、sp3炭素結合と、1.5グラム/cm3以上の質量と、約1331cm-1(ダイヤモンド)または約1550cm−1(DLC)のラマンピークとを特徴とする。補助材料のこのような層の各々は、改良されたひげそり性能、改良された堅さ、縁部強度及び/または耐食性を与えるが、逆にひげそり縁部の形状及び切断性能に影響を与えることがない特徴を与えることが望ましい。
本発明の1つの観点によれば、鋭い先端部を有するくさび状の縁部と先端部から40〜100マイクロメートルの領域に10乃至17度の範囲の夾角を有する小面とを有する基板と、この基板の少なくとも2倍の堅さであり、基板の先端部から40マイクロメートルの距離まで基板の先端から少なくとも約1200オングストロームの厚さ有し、400オングストローム以下の半径の先端部を規定し、少なくとも60度の夾角を有する先端部の小面によって規定され1:1乃至3:1の範囲のアスペクト比を有する、くさび形状の縁部の上の強化材料とを有するかみそり刃が提供される。刃は優れたひげそり特性を示し寿命が長い。
特定の実施例において、かみそり刃基板はスチール製であり、くさび形状の縁部は一連の機械的な研磨処理によって形成され、ダイヤモンド状の炭素材料層は、RFバイアスをスチール構造体に適用すると同時に高純度の黒鉛のターゲットから材料をスパッタリングすることによって形成され、DLC層は、少なくとも13ギガパスカルの堅さを有し、刃の縁部は、0.8キログラム以下のL5の湿ったウールフェルトカッタ力によって証明されるような優れた縁部の強度及び((小さい各損傷領域が20マイクロメートルの大きさ及び10マイクロメートルの深さ以下の)損傷領域が50以下の)無視できる乾いたウールフェルトカッタ縁部を有し、顕微鏡で検査したときにそれ以上大きな寸法または深さの損傷領域がない。
本発明の他の観点によれば、基板を準備する工程と、30度以下の夾角及び1200オングストローム以下の先端部の半径とを有するくさび形の鋭い縁部(すなわち、このような最先端部を少なくとも25,000倍で走査電子顕微鏡で見るときに縁部の最先端部内に配置された見積もられた半径の大きな円)を前記基板に形成する工程と、RFバイアスを前記基板に印加する間、基板のくさび形縁部に強化材料の層を形成する工程とを含み、その強化材料の最先端部で約500オングストローム以下の半径及び1:1乃至3:1のアスペクト比を有するかみそり刃を形成する方法が提供される。
特定の処理において、基板は一連のホーニング仕上げにおいて機械的に研磨され鋭い縁部を形成し、間挿材料及びダイヤモンドまたはダイヤモンド状材料の層は、スパッタリングによって連続的に形成され、間挿材料の層は、約500オングストローム以下の厚さを有し、ダイヤモンドまたはDLCコーティングは、少なくとも60度の夾角を有する先端部の小面によって規定された最先端部で少なくとも約1200オングストロームの厚さを有し、ダイヤモンド層は、少なくとも1331cm-1のラマンピーク層を有し、ダイヤモンド状(DLC)炭素材料層は、約1550cm-1でラマンピークを有し、実質的にsp3の炭素結合及び1.5グラム/cm3以上の質量を有し、接着剤ポリマコーティングがダイヤモンドまたはDLCコートされた切断縁に加えられる。
本発明の他の観点によれば、刃の縁部の前方及び後方で使用者の皮膚に係合する外面を有する刃支持構造と、支持構造に固定された少なくとも1つの刃部材とを有するひげそりユニットが提供される。支持構造体に固定されたかみそり刃構造は、鋭い先端部から40マイクロメートルの距離で17度以下の夾角を有する小面によって規定されたくさび状の切断縁を有する基板と、鋭い縁部から40マイクロメートルの距離まで鋭い縁部から少なくとも1200オングストロームの厚さを有するくさび状の切断縁の上の強化材料の層と、少なくとも約0.1マイクロメートルの長さを有し、少なくとも60度の夾角を規定する小面によって規定された最先端部と、400オングストローム以下の強化材料の最先端部の半径及び1:1乃至3:1の範囲のアスペクト比とを有するひげそりユニットが提供される。
特定のひげそりユニットにおいて、かみそり刃構造は、2つのスチール基板を含み、くさび状の縁部が皮膚係合面の間に互いに平行に配置され、間挿材料層は、スチール構造と縁部強化層の間にあり、ダイヤモンドまたはDLC材料であり、各間挿材料層は、約500オングストローム以下の厚さを有し、各ダイヤモンドまたはDLCコーティングは、少なくとも約1200オングストロームの厚さ、実質的にsp3の炭素結合及び1.5グラム/cm3以上の質量及び約1331cm-1(ダイヤモンド)または約1550cm-1(DLC)のラマンピークを有し、接着剤ポリマーコーティングがダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の各層の上にある。
このひげそりユニットは、かみそりハンドルに結合されまたはそれから取り外されるようになっている使い捨て可能なカートリッジタイプであるか、または刃がなまったときにかみそり全体が1つのユニットとして捨てられるようにハンドルと一体のものであってもよい。前方及び後方の皮膚係合面は、刃の縁部と協働してひげそり形状を形成する。特に好ましいタイプのひげそりユニットは、米国特許第3,876,563号及び米国特許第4,586,255号に示されたタイプのものである。
本発明の他の特徴及び利点は、図面を参照した次の実施例であきらかになろう。
第1図は、本発明によるひげそりユニットの斜視図である。
第2図は、本発明による他のひげそりユニットの斜視図である。
第3図は、本発明によるかみそり刃の縁部形状の一例を示す概略図である。
第4図は、本発明を実施する装置の概略図である。
第5図及び第6図は、第4図の装置に形成されるDLC材料のラマンスペクトル図である。
特定の実施例の説明
第1図を参照すると、ひげそりユニット10は、かみそりハンドルに取り付けるための構造と、前方に横断する方向に延びる皮膚係合面14を規定する構造を含む高衝撃ポリスチレンで成形されたプラットフォーム部材12とを含む。プラットフォーム部材12に鋭い縁部18を有する前刃16と、鋭い縁部22を有する後刃20とが取り付けられている。耐衝撃性ポリスチレンで成形されたキャップ部材24は、刃の縁部22の後方に位置する皮膚係合面26を規定する構造を有し、キャップ部材24にひげそり補助剤28が固定されている。
第2図に示すひげそりユニット30は、米国特許第4,586,255号に示すタイプであり、前方部分34及び後方部分36を備えた成形された本体32を含む。ガード部材38と、前刃ユニット40と、後刃ユニット42とが本体32に弾性的に固定されている。各刃ユニット40,42は、するどい縁部46を有する刃部材44を含む。ひげそり補助剤48は、後方部分36の溝に摩擦的に固定されている。
刃16,20及び44の縁部領域の断面図が第3図に示されている。この刃は、一連の縁部成形ホーニング仕上げによって形成されたくさび形状の鋭い縁部を有するステンレススチール製の本体50を有し、ホーニング仕上げ工程によって、典型的には、約13度の角度で広がる小面54及び56を有する500オングストローム以下の半径の先端部分52を形成する。先端部52及び小面54,56の上には約300オングストロームの厚さを有するモリブデンの中間層58が形成されている。モリブデン中間層58の上には約2000オングストロームの厚さを有するダイヤモンド状炭素(DLC)の外層60が形成されている。この外層60は、各々が約1/4マイクロメートルの長さを有し、約80度の傾斜角を規定する小面62,64を有し、小面62,64は、約13度の傾斜角及び約1.7のアスペクト比((DLC先端部70からステンレススチール先端部52の距離aと、先端部52のDLCコーティング60の幅bとの比)で配置された主小面66、68と連接している。層60の上には接着ポリマ層72が配置されており、接着ポリマ層72は、堆積された十分な厚さを有するが、最初のひげそり中に1つの層の厚さまで減少される。
第3図に示すタイプの刃を処理する装置が第4図に概略的に図示されている。この装置は、コロラド州ブールダーのバクテックシステム社によって製造されるDCプレーナマグネトロンスパッタリング装置を含み、これは適当な真空室(図示せず)に接続されたポート86が形成されている壁構造80と、ドアと基部構造84を有するステンレススチール室74を有する。室74内には、直立した支持部材90を有する環状支持体88が取り付けられており、支持部材90の上に、鋭い縁部94が整合し、支持体90から外側に面するようにかみそり刃92が積み重ねられて配置されている。また、室74内にはモリブデン(純度99.99%)のターゲット部材96の支持構造体76と、黒鉛(純度99.999%)のターゲット部材98の支持構造体78とが配置されている。ターゲット部材96及び98は、垂直方向に配置されたプレートであり、プレートの各々は、幅が約12センチメートル、長さが約37センチメートルである。支持構造体76,78及び88は、室74から電気的に絶縁され、スイッチ102を介して刃のスタック92をRF電源に接続し、スイッチ106を介してDC電源104に接続するために電気的な接続が行われる。ターゲット部材96及び98は、スイッチ108,110を介してDCマグネトロン電源112に接続される。シャッタ構造体114及び116は、それぞれ開放位置と隣接するターゲットを妨げる位置との間を移動するようにターゲット部材96,98に隣接して配置されている。
環状支持体88は、対向するターゲットプレート96,98から約7センチメートル離れて刃の縁部94を有する刃のスタック92を支持し、刃のスタック92がモリブデンターゲット部材96に対向するように整合する第1の位置と刃のスタック92が黒鉛ターゲット98に対向するように整合する第2の位置との間で垂直軸線のまわりで回転可能である。
特定の処理シーケンスにおいて、(30センチメートルの高さの)刃のスタック92は、(ターゲットに平行に配置された3つの研磨されたステンレススチール製の刃本体とともに)サポート90上に固定され、室74が作動され、ターゲット96,98が5分間にわたってDCスパッタリングによってクリーニングされ、つぎにスイッチ102が閉鎖され、刃92が10ミリトルの圧力で、200sccmのアルゴン流及び1.5キロワットの電力で3分間にわたってアルゴンの環境で高周波クリーニングされる。次にアルゴン流は、室74において4.5ミリトルの圧力で150sccmまで減少され、スイッチ106が閉鎖されて刃92に−50ボルトのDCバイアスを印加する。またスイッチ108が閉鎖されて1キロワットの電力でターゲット96をスパッタし、モリブデンターゲット96の前方のシャッタ114が開放され、28秒間にわたって刃の縁部94に約300オングストロームのモリブデン層58を付着する。次にシャッタ114が閉鎖され、スイッチ106及び108が開放され、環状支持体88が、黒鉛ターゲット98に刃のスタック92を並列に配置するために90度回転される。室74内の圧力は、150sccmのアルゴン流によって2ミリトルにまで減少し、スイッチ110が閉鎖され、500ワットで黒鉛ターゲット98がスパッタする。スイッチ102が閉鎖されて1000ワット(−440ボルトDCの自己バイアス電圧)の13.56MHzのRFバイアスを刃92に供給する。同時にシャッタ116が20分間開放してモリブデン層58の上に約2000オングストロームの厚さのDLC層60を形成する。DLCコーティング60は、先端部70で、約80度の夾角、約1.7:1のアスペクト比及び(500オングストロームの深さまでのナノインデンタX装置によって隣接するステンレススチール刃の本体の平坦面で測定して)約17ギガパスカルの堅さを有する小面62,64によって規定される約250オングストロームの半径を有する(ステンレススチール刃本体は、約8ギガパスカルの堅さを有する)。第5図に示すように、この処理で形成されたコーティング材料のラマンスペクトルは、約1400乃至1500cm-1波数で広いラマンピーク120を有し、DLC構造体の典型的なスペクトルを示す。
ポリテトラフルオロエチレンのポリマのコーティング72は、刃のDLCコートされた縁部に適用される。この処理は、アルゴンの中性の気体内で刃を加熱し、刃の切断縁において固体のPTFEのポリマコーティングの付着性及び摩擦性を減少させる。コーティング58及び60は、刃の本体50に堅く接着され、低い湿ったウールフェルトの切断力であるとすれば(湿ったウールフェルトの最初の5回の切断における最低値は、約0.45キログラムである)、繰り返される湿ったウールフェルト切断力の適用に耐え、DLCコーティング60が、このフェルトカッタテストの苛酷な状態にさらされることによってあまり影響を受けず、刃本体50にしっかりと固定されたままであることが示される。乾いたウールフェルトを10回切断した後に、顕微鏡での評価によれば、縁部の損傷及び層のはがれは、クロムプラチナでコートされた商業的に入手できる刃よりかなり小さく、縁部の小さい損傷領域は4つ以下であり(このような小さい各損傷領域は、20マイクロメートル以下であり、10マイクロメートルの深さ以下である)、これより大きいまたは深い損傷領域はなかった。この結果、刃のエレメント44は、第2図に示すタイプのカートリッジユニット30に組み立てられ、優れたひげそり効果でひげそりが行われる。
特別の処理シーケンスにおいて、(30センチメートルの高さの)刃のスタック92は、(ターゲットに平行に配置された研磨された3つのステンレススチールの刃の本体とともに)支持体90に固定されている。室74が作動され、ターゲット96,98が5分間DCスパッタリングによってクリーニングされ、次にスイッチ102が閉鎖され、刃92が10ミリトルの圧力で、200sccmのアルゴン流及び1.5キロワットの電力で2.25分間にわたってアルゴンの環境で高周波クリーニングされる。次にアルゴン流は、室74において6ミリトルの圧力で150sccmまで減少され、スイッチ106が閉鎖されて刃92に−50ボルトのDCバイアスを印加する。モリブデンターゲット96の前方のシャッタ114が開放され、スイッチ108が閉鎖されて32秒間にわたって1キロワットの電力でターゲット96をスパッタし、刃の縁部94に約300オングストロームのモリブデン層58を付着する。次にシャッタ114が閉鎖され、スイッチ106及び108が開放され、環状支持体88が、黒鉛ターゲット98に刃のスタック92を並列に配置するために90度回転される。室74内の圧力は、150sccmのアルゴン流によって2ミリトルにまで減少し、スイッチ110は、500ワットで黒鉛ターゲット98をスパッタするために閉鎖される。スイッチ102が閉鎖されて1000ワット(−440ボルトDCの自己バイアス電圧)の13.56MHzのRFバイアスを刃92に供給する。同時にシャッタ116が7分間開放してモリブデン層58の上に約900オングストロームの厚さのDLC層60を形成する。DLCコーティング60は、先端部70で、約300オングストロームの先端部は半径、約1.6:1のアスペクト比及び(ナノインデンタX装置によって測定されるような隣接するステンレススチール刃の本体の平坦面で測定して)約13ギガパスカルの堅さを有する。
ポリテトラフルオロエチレンのテロマーのコーティング72は、米国特許第3,518,110号の教示によって刃のDLCコートされた縁部に適用される。この処理は、アルゴンの中性の気体内で刃を加熱し、刃の切断縁に付着性及び摩擦性を減少する固体のPTFEのポリマコーティングを形成する。コーティング58及び60は、刃の本体50に堅く接着され、湿ったウールフェルトの低い切断力であるとすれば(湿ったウールフェルトの最初の5回の切断の最低値(L5)は、約0.6キログラムである)、繰り返される湿ったウールフェルト切断力の適用に耐え(496から500回の切断の最低の切断力は、約0.76キログラムである)、DLCコーティング60が、このフェルトカッタテストの苛酷な状態にさらされることによってあまり影響を受けず、刃本体50にしっかりと固定されたままであることが示される。乾いたウールフェルトを10回切断した後に、顕微鏡による評価によれば、縁部の損傷及び層のはがれは、クロムプラチナでコートされた商業的に入手できる刃よりかなり小さく、縁部で小さい損傷領域が4つ以下であり(このような小さい各損傷領域は、20マイクロメートル以下あり、深さが10マイクロメートル以下である)、これより大きいまたは深い損傷領域はなかった。この結果、刃のエレメント44は、第2図に示すタイプのカートリッジユニット30に組み立てられ、優れたひげそり効果でひげそりが行われる。
他の処理シーケンスにおいて、室74が作動され、ターゲット96,98が5分間にわたってDCスパッタリングによってクリーニングされ、つぎにスイッチ102が閉鎖され、刃92が10ミリトルの圧力で、200sccmのアルゴン流及び1.5キロワットの電力で2.25分間にわたってアルゴンの環境で高周波クリーニングされる。次にアルゴン流は、室74において6ミリトルの圧力で150sccmまで減少され、スイッチ108が閉鎖されて刃92に−50ボルトのDCバイアスを印加する。またスイッチ108が閉鎖されて1キロワットの電力で32秒間ターゲット96をスパッタし、刃の縁部94に約300オングストロームの厚さのモリブデン層58を形成する。次にシャッタ114が閉鎖され、スイッチ106及び108が開放され、環状コンベヤ88が、黒鉛ターゲット98に刃のスタック92を平行に配置するために90度回転される。室74内の圧力は、150sccmのアルゴン流によって2ミリトルにまで減少し、スイッチ110が、500ワットで黒鉛ターゲット98をスパッタするために閉鎖される。スイッチ102が閉鎖されて320ワット(−220ボルトDCの自己バイアス電圧)の13.56MHzのRFバイアスを刃92に供給する。同時にシャッタ116が5分間開放してモリブデン層58の上に約600オングストロームの厚さのDLC層60を形成する。DLCコーティング60は、400オングストロームの先端部の半径と、約1.7:1のアスペクト比及び(ナノインデンタX装置によって隣接するステンレススチール刃の本体の平坦面で測定して)約13ギガパスカルの堅さとを有する。第6図に示すように、この処理で堆積されたコーティング材料のラーマンスペクトルは、約1543cm-1波数で広いラーマンピーク122を示し、DLC構造体の典型的なスペクトルを示す。
テロマーのコーティング72は、窒素環境において、刃の縁部に適用される。コーティング58及び60は、刃の本体50に堅く接着され、湿った低いウールフェルトの切断力であるとすれば(湿ったウールフェルトによる最初の五回の切断の最低値(L5)は、約0.6キログラムである)、繰り返される湿ったウールフェルト切断力の適用に耐え(496から500回の切断の最低の切断力は、約0.76キログラムである)、DLCコーティング60が、このフェルト切断テストの苛酷な状態にさらされることによってあまり影響を受けず、刃本体50にしっかりと固定されたままであることが示される。乾いたウールフェルトを10回切断した後に、顕微鏡による評価によれば、縁部の損傷及び層のはがれは、クロムプラチナでコートされた商業的に入手できる刃よりかなり小さく、縁部の小さい損傷領域が5つ以下であり(このような小さい各損傷領域は、20マイクロメートル以下であり、深さが10マイクロメートル以下である)、これより大きい、または深い損傷領域はなかった。この結果、刃のエレメント44は、第2図に示すタイプのカートリッジユニット30に組み立てられ、優れたひげそり効果でひげそりが行われる。
本発明の特定の実施例を示し、説明したが当業者によって種々の変形が可能であり、従って、本発明は、開示された実施例、またはその詳細に制限することを意図するものではなく、本発明の精神及び観点内で保護が行われる。

Claims (8)

  1. 1200オングストローム以下の半径の先端部52を有するくさび状の鋭い縁部を形成するため基板50を機械的に研磨する工程と、
    上記基板とターゲット部材98を室74内に配置し、前記ターゲット部材をスパッタして炭素粒子を発生させて、上記基板の鋭い縁部にダイヤモンドまたはダイヤモンド状炭素材料の層60を形成する工程とを有し、
    上記ダイヤモンドまたはダイヤモンド状炭素材料の層60、1:1乃至3:1のアスペクト比を有する最先端部70を形成し、前記基板の鋭い先端部52から40マイクロメートルの距離にわたって少なくとも1200オングストロームの厚さを有しているかみそり刃の製造方法において、
    上記くさび状の鋭い縁部が、その鋭い先端52から40マイクロメートルの距離にわたって17°以下の夾角を有し、前記最先端部70が400オングストローム以下の半径を有し、かつ少なくとも約0.1マイクロメートルの長さ少なくとも60°の夾角をなす2つの小面62,64によって形成されることを特徴とするかみそり刃の製造方法。
  2. 前記ターゲット部材高純度の黒鉛ターゲットであり、前記スパッタ工程、不活性ガス雰囲気中において上記高純度の黒ターゲットと上記基板との間にシャッタ116を配設し、前記高純度の鉛ターゲットに電力を加え、上記基板にバイアスを印加しながら所定時間上記シャッタ116を開けダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の層を形成することを含んでなることを特徴とする、請求項1記載のかみそり刃の製造方法。
  3. 前記ダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の層を形成する前に、前記くさび状の鋭い縁部に約300オングストロームの厚さの中間層を形成する工程を有し、該中間層を形成する工程、前記室74にターゲット96を配設し、ターゲット96と基板との間にシャッタ114を配設し、上記ターゲット96に電力を加え、所定時間上記シャッタ114を開け中間層を形成することを含んでなることを特徴とする、請求項1または2記載のかみそり刃の製造方法。
  4. ダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の層60に接着性のポリマーコーティング72を形成する工程をさらに含んでなることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれかに記載のかみそり刃の製造方法。
  5. くさび状の鋭い縁部が形成された基板50を有し、前記くさび状の鋭い縁部が、鋭い先端部52、当該基板の鋭い縁部上に形成されたダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の層を有し、前記ダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の層約1:1乃至3:1のアスペクト比を有する最先端部70を有し、前記鋭い先端部52から40マイクロメートルの距離にわたって少なくとも1200オングストロームの厚さを有するかみそり刃において、
    前記鋭い縁部が前記鋭い先端部52から40マイクロメートルの距離にわたって17°以下の夾角を有しており、前記最先端部70が、400オングストローム以下の半径を有し、かつ少なくとも約0.1マイクロメートルの長さと少なくとも60°の夾角を有する小面62,64によって形成されていることを特徴とする、かみそり刃。
  6. 前記くさび状の鋭い先端部に中間層が形成されており、中間層300オングストローム程度の厚さに形成されており、ダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の層上記中間層の上に形成されていることを特徴とする、請求項5記載のかみそり刃。
  7. 前記ダイヤモンドまたはダイヤモンド状の炭素材料の層上の接着性のポリマーコーティング72を有することを特徴とする、請求項5または6記載のかみそり刃。
  8. 間隔をおいた皮膚係合面14,26,34,36を規定する支持構造体12,32と、上記支持構造体に装着され上記皮膚係合面間に配設された一つまたはそれ以上のかみそり刃ユニット40,42を有し、各刃ユニット40,42請求項5乃至7のいずれか一項に記載のかみそり刃を有する、ひげそりユニット。
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