JP2009529469A - 携帯型アルミニウムホイルシーリング装置 - Google Patents

携帯型アルミニウムホイルシーリング装置 Download PDF

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Abstract

このような目的を達成するための本発明は、見掛をなして、上部面には操作部が設けられ、下部の一側には電源入力部が設けられた本体と、多数の誘導コイルが同軸上に水平するように内蔵されるケースからなるコイルユニットと、上記コイルユニットに電源を供給する電源供給装置と、上記電源供給装置と一側が連結される高周波発生装置と、一側は上記電源供給装置と連結され、他側は複数の各々の誘導コイルと並列で連結されて、上記誘導コイルのうち、どれか一つに高周波作動電流を供給する選択装置と、上記本体の下側に配置される容器据置台と、を含む。これによって、携帯が簡便で、かつ容易にシーリングできるシーリング装置を提供することができる利点がある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、アルミニウムホイルシーリング装置に関し、より詳しくは、 蓋を持つ容器の密閉包装過程において、容器蓋の内側に予め配置されるアルミニウムのシーリング紙を高周波加熱により接着及び封入する携帯型アルミニウムホイルキャップシーリング装置と、キャップのない容器にシーリング紙を高周波加熱により接着及び封入する携帯型アルミニウムホイルシーリング装置とに関する。
本発明は、2006年03月14日付で先出願される大韓民国特許出願第0023345号に対する優先権主張出願である。
一般に、容器の材質は、PE、PP、PVC、PET、PS、ABS、ガラス、セラミックなどの多様な容器を使用しており、蓋の内部にシーリング紙を挿入して螺旋形の蓋締結力による容器上段部とアルミニウムの表面の熱可塑性接着剤を溶解させて接着をなしている。また、蓋のない容器のシーリングは更に他の特定のシーリング装置である電気ヒータ加熱により押圧式の接着をなしており、キャップシーリングは、誘導コイルから発生した高周波により非金属性蓋を透過した後、蓋の内側に配置されている金属性アルミニウムのシーリング紙にジュール(Joule)熱による熱が発生し、表面の熱可塑性接着剤を溶融させて容器の入口部面と接触した状態で熱を冷却することにより接着がなされるようになる。
従来の技術では、家庭やコンビニエンスストアで普通の人が容易に使用可能な形態のシーリング装置よりは、工場や生産ラインで専門的な作業者により使われており、シーリング装置のサイズと重さ、外形的な形態(デザイン)の点でも家庭や消費者が直接シーリングできない形態でなされていた。
また、単独のシーリング機械内に配置されるコイルユニットの内部には1種類のサイズの誘導コイルが配置されて多様な容器の適用に困難性があったし、各種類の規格別に選択されるコイルを持っていなくて、不要な部分の加熱がなされる問題が引起こされる。これによって、サイズが大きい誘導コイルに小さな容器を適用する時も問題であるが、大きいコイルに大きい容器を適用する時、大きいシーリング紙の全体面積で熱が伝えられるので、過多な電気エネルギーが浪費される問題があった。
また、容器の外郭の円周部分のみで接着がなされればいいので、容器の入口のサイズに適したコイルが必要となる。このような従来のシーリング器はシーリング紙の全面に熱の発生によりシーリング紙に変形をもたらし、内容物に過度な熱を伝達するので、内容物が腐る現象が発生する。
また、誘導コイルの巻く形状において、内側部と外側部のコイルの長さが1回巻いて行くコイルの長さが異なるので、抵抗のサイズに差がつくので、熱の発生を不規則にする問題点を持っている。
また、キャップがない容器の場合、ヒータの使用により予熱加熱が必要であり、特にキャップシーリングとキャップがない容器のシーリングとが可能な複合型シーリング装置がないので、個別の装置を準備しなければならない。
本発明は、前述した従来の問題点を解決するために案出したものであって、本発明の目的は、携帯型であって、任意の場所で、簡単で、かつ速かにアルミニウムホイルをシーリングすることにある。
また、本発明の他の目的は、容易に携帯できる小型のシーリング装置を通じて多様な規格を持つ容器のシーリングが可能であるようにして、食品、医薬品、加工品などを清潔な状態で包装することによって、変質が防止できる経済的な携帯型シーリング装置を広く供給することにある。
また、本発明の更に他の目的は、コイルユニットの加熱温度を全面的に均一に維持してシーリング紙の変形を防止するようにすることにある。
また、本発明の更なる他の目的は、キャップの具備の可否に関わらず、アルミニウムホイルをシーリングできる携帯型シーリング装置を広く供給することにある。
前述した目的を達成するための本発明に係る携帯型アルミニウムホイル高周波シーリング装置は、見掛をなして、上部面には操作部が設けられ、下部の一側には電源入力部が設けられた本体と、多数の誘導コイルが同軸上に水平するように内蔵されるケースからなるコイルユニットと、上記コイルユニットに電源を供給する電源供給装置と、上記電源供給装置と一側が連結される高周波発生装置と、一側は上記電源供給装置と連結され、他側は複数の各々の誘導コイルと並列で連結されて、上記誘導コイルのうち、どれか一つに高周波作動電流を供給する選択装置と、上記本体の下側に配置される容器据置台とを含む。
以上、詳述したように、本発明に係る携帯型アルミニウムホイルシーリング装置によると、小型でかつ携帯が簡便で、任意の場所で簡単でかつ速かにアルミニウムホイルをシーリングするようにする効果がある。また、コイルユニットの加熱層の温度を全面的に均一な温度を維持するようにして、シーリング紙の変形を防止するようにする効果がある。また、容易に携帯できる小型のシーリング装置を通じて多様な規格を持つ容器のシーリングが可能であるようにする効果がある。また、規格別に希望するサイズの誘導コイルを選択的に加熱できるようにして電気費用を低減する効果がある。
また、多量でシーリング可能にして大型病院や研究所の食品、医薬品、化工薬品などを清潔な状態で包装することによって、変質が防止できる経済的な携帯型シーリング装置を広く供給する効果がある。
また、本発明はキャップの具備の可否に関わらず、アルミニウムホイルをシーリングできる携帯型シーリング装置を提供している。
また、本体の内部でシーリング作業が可能でない容器を別に構成されるコイルユニットを連結できるように外部出力段を具備することにより、多用途のシーリング装置を供給する効果がある。
以下、添付した例示図を参照して本発明に係る携帯型アルミニウムホイルシーリング装置10(以下、“シーリング装置”と称する)の好ましい実施形態に対して詳細に説明する。
図1乃至図3を参照すると、本発明に係るシーリング装置10は、本体100とコイルユニット200と電源供給装置300と高周波発生装置400と容器据置台500とに大別される。本体100は、大概重量の軽いプラスチック材質であって、図示したように、上部に操作部110が配置されている。操作部110には、後述するコイルユニット200と高周波発生装置400の作業条件を手動で操作できるように、多数の操作ボタン111が設けられる。操作ボタン111の一側にはディジタル表示ウィンドウ113が設けられて、後述する容器の材質とサイズ、電流の強さ、または加熱時間などの接着特性を予め各容器別に格納して、後述する電源供給装置300の出力を最適に制御する状態を表示するようにした。また、本体100の下部の一側には電源入力部103が設けられて、後述する電源供給装置300に電源を供給するコンセント301を連結できるようにコンセント結合口104と、電源をオン・オフさせることができる電源スイッチ105が設けられている。
操作部110の下側、即ち、本体100の上側にはコイルユニット200が配置されるが、コイルユニット200はケース201と誘導コイル210、230、250が多数配置され、誘導コイル210、230、250の上側にはフェライトコア270が設けられている。ケース201は、円形や角形の構造であって、円周方向の縁に上向きするフランジ201aが形成され、水平断面上に加熱層201bが設けられる。加熱層201bは断面上、中心部から両外側に行くほど高さが徐々に低くなって、相互高低差(“H”表示部位)がつくピラミッド形状で形成される。
このようなケース201の内部に誘導コイル210、230、250が複層(または、多層)で配置される。即ち、多数の誘導コイル210、230、250がケース201の中心部から外郭方向に同軸上に配置される方式であって、誘導コイル210、230、250も前述した加熱層201bの高低差(“H”表示部位)と同一に断面上の中心部から両外側に行くほど高さが徐々に低くなるので、誘導コイル210、230、250の厚みは同一に形成される。上記誘導コイルの中心部による電磁気場の強度は誘導コイルの外側部分より大きいが、その理由は前者の半径が後者の半径より小さいためである。そして、上記誘導コイルの中心部は高くて、上記容器からより多い離隔しており、上記誘導コイルの外側部分は低くて、上記容器からより少なく離隔している。したがって、容器20の規格に従い、前述した誘導コイル210、230、250のうち、どれか一つの誘導コイルで発熱されると、断面上の中心は高くて、外側へ行くほど低くなるので、前述した加熱層201bが全般的に均等な温度で加熱される。説明の便宜のために、誘導コイル210、230、250は、3つが配置されるものに対してのみ説明したが、その数量はさらに増減させると多様なサイズの容器に対応することができる。
このように、誘導コイル210、230、250の上側にフェライトコア270が配置される。このフェライトコア270は磁力線の方向を接着しようとする側に流れるようにすることによって、誘導コイル210、230、250の内の電流速度が速くなって接着しようとする方向に迅速な磁力線を送って、付着しようとする物体、即ち、アルミニウムシーリング紙30(以下、“シーリング紙”と称する)の断面に接着されている熱可塑性接着剤(図示せず)を速く溶融させて容器の入口に堅く接着することができる。
このようなコイルユニット200は、電源供給装置300と連結される。図2を参照すると、電源供給装置300は、前述したコンセント結合口104と連結されるコンセント301、パワーボード310、及びメインボード330から構成される。電源供給装置300は、コンセント301を介して入力される交流電源をパワーボード310で直流電源に変換して、4段の直流15v段と2段の直流5vを作ってメインボード330と後述する高周波発生装置400に送る。
一方、メインボード330にはプログラムを格納したマイコン331とメモリ格納装置333とを配置して、操作部110とディジタル表示ウィンドウ113との通信を授受し、高周波発生装置400でコイルユニットに送る高出力の高周波を発生させる。
前述したメインボード330のメモリ格納装置333は、多様な規格の容器シーリング時に各々の容器のシーリング特性情報を格納する。即ち、メインボード330は多様な規格や寸法を持つ容器のシーリング時にメモリ格納装置333から対応する容器特性を直ちに探すようになる。したがって、容器の変更時毎に、メモリ格納装置333から各規格別容器のプログラムを呼び出して、特性を再設定せず、直ちにシーリング作業が可能である。
このような電源供給装置300は、高周波発生装置400と連結される。高周波発生装置400は、小型の規格で高出力の発生が必要であるので、絶縁ゲート正極性トランジスタ(Insulated Gate Bipolar Transistor:IGBT)シリコン制御整流器(Silicon Controled Rectifier:SCR)等の高速スイッチング素子のモジュールを利用し、出力発生時の異常信号を検出して表示部に異常の有・無信号を表示する。
また、高周波発生装置400で発生される電流は前述したコイルユニット200内に内蔵されている1つ以上の誘導コイル210、230、250のうち、どれか一つに選択的に電流を送ることができるように選択装置410が配置される。選択装置410は前述した電源供給装置300と一側が連結され、他側は前述したコイルユニット200の誘導コイル210、230、250と並列で連結されている。
図3を参照すると、前述した電源供給装置300は、電源コンセント301を通じて常用の家庭用交流電気を直流電気に変換し、この直流電気は高周波発生装置400で高周波を発生させる。
延いては、操作部110の信号により選択されるコイルユニット200に複層で多数配置される誘導コイル210、230、250のうち、容器入口20aと近く配置されるどれか一つの誘導コイルで起電力が発生して、電気伝導性部材であるアルミニウムシーリング紙30の縁部に熱を発生させる。
図4を参照すると、本発明に係るシーリング装置10は、前述した本体100の下部に容器据置台500が配置される。容器据置台500はベース510とスライダー530とからなる。ベース510は前述した本体100の両内側に多数の段で配置される支持棒105により水平状態で支持されるが、この支持棒105はベース510の後方の上・下部を支持するようにして、このベース510が水平状態になるように支持する。
一方、このようなベース510は、前述したコイルユニット200と垂直上に同心な位置である上部中心に外径表示線511が表示されている。外径表示線511は後述する作用でシーリングされる多様な規格の容器20の外径に合うように表示されるものであり、この外径表示線511の後方の両側に長孔513が形成されている。
スライダー530は、ガイダー531と容器支持溝533とからなる。ガイダー531は、前述した長孔513が貫通できるように長孔513の長手方向に長く突出されて長孔513に沿って前・後にスライディングできるようにする構造である。このようなガイダー531の下側には支持部材535が配置されて、前述したスライダー530が上側に離脱しないように拘束する。また、スライダー530の後方の両側には少なくとも一つ以上のタブ537が形成され、このタブ537には締付ボルト539が配置される。また、スライダー530の前方(図示した方向基準)には前述した多数の容器外径線511のうち、どれか一つに2接点が合わせられる ように“V”字形状の容器支持溝533が形成されている。
次に、図3乃至図5を参照して本発明に係るシーリング装置10の作用及び効果を説明する。まず、容器の高さに合うように、容器据置台500の位置を調節して支持棒105に設置した後、容器の外径に合せてスライダー530を前・後に移動して、容器支持溝533の2接点が希望する容器20の外径に合うようにする。次に、スライダー530の後方の両側に形成されるタブ537にねじ結合される締付ボルト539を締めてくれると、締付ボルト539の結合力によりスライダー530はベース510の上部に堅く固定される。
このように準備作業が完了すると、容器20を前方からベース510の上部、後方側に押して入れると、容器20の後方は自動的に前述した容器支持溝533に支持され、上段の容器入口20aはコイルユニット200と近接するように配置され、作業可能な状態が完了される。
このように、近接するように配置されると、操作部110に設けられた操作ボタン111を用いて高周波を発生させると、誘導コイル210、230、250のうち、どれか一つの誘導コイルで発生した磁力線が非伝導体である容器蓋20bを透過して、伝導体であるアルミニウムシーリング紙30に起電力を発生し、この伝導体であるアルミニウムシーリング紙30に誘導電流が流れてジュール熱が発生する。このジュール熱はアルミニウムシーリング紙30の片側の縁に設けられている熱可塑性接着剤(図示せず)を溶解させ、この熱を除去させると、冷却されながら固体化されて瞬間的に容器入口20aと接着される。
また、本発明に係るコイルユニット200の誘導コイル210、230、250は、中心部から外郭に行くほど徐々に低くなる構造で配置されるため、加熱層201bに全面的に均等な温度で加熱される。
また、複層で配置される誘導コイル210、230、250のうち、どれか一つを容器入口20aのサイズによって選択的に加熱することができるので、不要な電力の浪費を防止した。
また、前述したように、複層で配置される誘導コイル210、230、250のうち、どれか一つを選択的に加熱することができるので、シーリング紙30の面よりは容器入口20aを含む縁部のみ加熱するので、シーリング紙30の変形を予防した。
図6は、本発明に係る容器据置台500の他の実施形態を示すものである。以下、容器据置台500のベース510とスライダー530の構成は、前述した一実施形態と同一であるので、詳細な説明は省略し、調節スクリュー550及び移動用ナット570の構成に対してのみ説明する。調節スクリュー550は、ベース510のどの一側の長孔513と並んで下側に配置され、両端は回転が容易であるように軸結合される。また、調節スクリュー550の先端にはハンドル553が配置されて調節スクリュー550を容易に回転させることができるようにした。
移動用ナット570は、前述した一実施形態における支持部材を大きく形成して、前述した調節スクリュー550のねじ部551とねじ結合できるようにタブ(図示せず)を形成すればよい。したがって、前述した調節スクリュー550の先端に配置されるハンドル553を一側または他側に回転させると、スライダー530の下側に配置される移動用ナット570がねじ移動し、スライダー530の容器支持溝533を容器外径線511に合せることができる。
図7乃至図10は、本発明に係るシーリング装置10の更に他の実施形態を示すものである。以下、シーリング装置10の一実施形態における本体100とコイルユニット200、電源供給装置300と高周波発生装置400との構成は同一であるので、同一な構成に対しては詳細な説明を省略し、高さ調節装置280と水平供給装置450の構成に対してのみ説明する。高さ調節装置280は、垂直フレーム281、ガイドレール283、ラックギア285、及びピニオンギア287からなる。
垂直フレーム281は、水平上に配置されるベース510の後方に垂直に配置され、両側はガイド溝282が垂直方向に形成されている。このガイド溝282の両側にはガイドレール283が配置されて、前述した垂直フレーム281の上・下移動が容易であるようにガイドする。また、垂直フレーム281の後方にラックギア285が垂直に配置され、ラックギア285とピニオンギア287とがギア結合されている。
このように、高さ調節装置280により前述した垂直フレーム281の一側に水平上に設置されているコイルユニット200を容器のサイズによって上・下に移動させることができる。一方、このような高さ調節装置280は、前述した実施形態とは異なり、ハンドル280aを回す手動操作でない、ピニオンギア287と減速モータ(図示せず)とを連結して自動に調節することができる。一方、前述した高さ調節装置280の下側には水平供給装置450が配置される。
図7及び図9に示すように、水平供給装置450は図示していない駆動モータにより水平移動するベルトコンベヤー(Belt Conveyor)であって、一側水平方向に長く配置されて多量の容器入口20aにシーリング紙30を接着させることができる。また、水平供給装置450は、図示してはいないが、長手方向にガイド(Guide)を設置して一側に移動する容器20の中心を前述したコイルユニット200の中心と一致させることができる。
以下、図示したことを参照して本発明の更に他の実施形態によるシーリング装置10の作用を説明する。まず、ピニオンギア283と連結されているハンドル280a、またはモータ(図示せず)を用いてシーリング作業される容器20の高さに合うように高さ調節装置280の高さを調節する。この際、調節される高さは容器蓋20bが着かない1〜2mm位の隙間が形成されるように近接させることが好ましい。なぜならば、本発明に係るシーリング装置10は、容器蓋20bと容器入口20aとの間にシーリング紙30が配置されるので、別に圧縮しなくてもいいからである。言い換えると、容器入口20aの上段に配置されるシーリング紙30は容器蓋20bにより堅く圧縮されている状態であるので、前述したシーリング紙30に塗布されている熱可塑性接着剤(図示せず)を溶解させることができる位の温度で加熱してくれさえすればよい。
前述したように加熱されて熱可塑性接着剤の溶解が完了し、水平供給装置450の移動によりコイルユニット200を逸脱した容器20の容器入口20aとシーリング紙30との間で溶解される熱可塑性接着剤(図示せず)は急激に冷却されながらシーリングがなされる。このように、水平供給装置450により多量の容器をシーリングできるので、病院または研究所の薬品及び化工薬品を長時間保護することができる。また、図示してはいないが、水平供給装置450を直線に形成されるものに対してのみ説明したが、円形または楕円形で形成して、より多い量の容器シーリングが可能であるようにすることができることは勿論である。
前述したようなキャップ、即ち、容器蓋20bが備えられた容器20のシーリングに関するものであって、容器蓋20bのない容器のシーリングにおいては、図10に図示したように、コイルユニット200の加熱層201bの押圧により容器入口20aとシーリング紙30とを接着する。即ち、コイルユニット200は、前述した実施形態とは異なり、エアーシリンダ(図示せず)やモータ(図示せず)で上・下移動する高さ調節装置280により上・下移動され、シーリング作業がなされる。このようなコイルユニット200は、加熱層201aが直接シーリング紙30と当接した状態で加熱がなされる。したがって、加熱層201bの底面には弾性を有するシリコンゴムを0.5〜1.5mm厚みで配置すると、容器入口20aとシーリング紙30との接触が均一になされることができる。
また、本発明は図11に示すように、容器の高さが高くてどうしても本発明に係るシーリング装置10の本体100の内部でシーリングできない特殊な容器20もシーリング作業が可能であるように外部出力段190をさらに含む。図示したことを参照すると、本発明に係るシーリング装置10の一側の下段に配置される電源入力部103に別に構成されるコイルユニット200の電源線205を外部出力段190に挿してシーリング作業を行うことができる。この際、電源入力部103には、図示していないコンセント301により電源が供給され、操作部110では容器20の特性に従って既に作業設定が完了した状態である。
前述したように、本発明に係るシーリング装置10は携帯型であって、任意の場所で、簡単で、かつ速かにアルミニウムホイルをシーリングすることができ、多様な規格を持つ容器のシーリングが可能であるようにして、食品、医薬品、加工品などを清潔な状態で包装することにより、変質が防止できる経済的な携帯型シーリング装置を広く供給した。また、コイルユニットの加熱温度を全面的に均一に維持してシーリング紙の変形を防止したし、キャップの具備の可否に関わらず、アルミニウムホイルがシーリングできる多用途シーリング装置を広く供給した。
本発明は、前述した特定の好ましい一実施形態に限定されず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者であれば誰でも容易に変形実施が可能であることは勿論であり、そのような変形実施は本発明の請求範囲内にあるようになる。
前述したように、本発明は蓋を持つ容器の密閉包装過程において、容器蓋の内側に予め配置されるアルミニウムのシーリング紙を高周波加熱により接着及び封入する携帯型アルミニウムホイルキャップシーリング装置と、キャップのない容器にシーリング紙を高周波加熱により接着及び封入する携帯型アルミニウムホイルシーリング装置とを提供する。
本発明に係るシーリング装置の見掛を示す斜視図である。 本発明に係るシーリング装置のブロック構成図である。 図1の“A”−“A”の断面図であって、容器のサイズと誘導コイルの対応関係を表したものである。 本発明に係るシーリング装置の容器据置台の構成を示す斜視図である。 図4の“B”−“B”線に従う一側断面図であって、本発明に係るシーリング装置容器据置台の装着状態を示すものである。 本発明に係るシーリング装置容器据置台の他の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係るシーリング装置の更に他の実施形態を示す斜視図である。 図7の“C”−“C”の断面図である。 図8の“D”−“D”線に従う断面図である。 本発明に係るシーリング装置の更に他の実施形態を示す図である。 本発明に係るシーリング装置の更に他の実施形態を示す図である。

Claims (11)

  1. 見掛をなして、上部面には操作部が設けられ、下部の一側には電源入力部が設けられた本体と、
    多数の誘導コイルが同軸上に水平するように内蔵されるケースからなるコイルユニットと、
    前記コイルユニットに電源を供給する電源供給装置と、
    前記電源供給装置と一側が連結される高周波発生装置と、
    一側は前記電源供給装置と連結され、他側は複数の各々の誘導コイルと並列で連結され、前記誘導コイルのうち、どれか一つに高周波作動電流を供給する選択装置と、
    前記本体の下側に配置される容器据置台と、
    を含むことを特徴とする携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  2. 前記電源供給装置のメインボードは、各々の容器シーリング特性情報を格納して、該当容器シーリング時に適用できるようにメモリ格納装置をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  3. 前記本体は、
    規格が大きい容器を本体の外部でシーリングできるように別途のコイルユニットを連結できる外部出力段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  4. 前記誘導コイルは、
    その中心部から外郭へ行くほど徐々に低くなるようになされる
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  5. 前記本体の両内側には前記容器据置台を支持することができるように少なくとも2段以上の支持棒がさらに配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  6. 前記容器据置台は、
    前記コイルユニットと垂直上に同心な位置である上部中心に容器外径線が表示され、前記支持棒により水平状態で支持されるベースと、
    前記ベースの後方の両側に形成される長孔にガイダーが貫通して、前・後方にスライディングし、前記多数の容器の外径線のうち、どれか一つに2接点が合わせられるように“V”字型で容器支持溝が形成されるスライダーからなる
    ことを特徴とする請求項1乃至4のうち、いずれか1つに記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  7. 前記容器据置台は、
    前記ベースの下側の前・後方に配置される調節スクリューと、
    前記スライダーの下側に配置されて前記調節スクリューとねじ結合される移動用ナットからなる
    ことを特徴とする請求項6に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  8. 見掛をなして、上部面には操作部が設けられ、下部の一側には電源入力部が設けられた本体と、
    多数の誘導コイルが同軸上に水平するように内蔵されるケースからなるコイルユニットと、
    前記コイルユニットを容器のサイズに従って上・下に移動させる高さ調節装置と、 前記コイルユニットに電源を供給する電源供給装置と、
    前記電源供給装置と一側が連結される高周波発生装置と、
    一側は前記電源供給装置と連結され、他側は複数の各々の誘導コイルと並列で連結され、前記誘導コイルのうち、どれか一つに高周波作動電流を供給する選択装置と、
    前記本体の下側に配置されて連続的なシーリングがなされるように連続して容器を供給する水平供給装置と、
    を含むことを特徴とする携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  9. 前記水平供給装置は、ベルトコンベヤーである
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  10. 前記高さ調節装置は、
    ラックギアとピニオンギア駆動であって、前記ピニオンギアは手動ハンドルまたはモータにより駆動される
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
  11. 前記高さ調節装置は、
    エアーシリンダまたはモータにより駆動される
    ことを特徴とする請求項8に記載の携帯型アルミニウムホイルシーリング装置。
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