JP2009528544A - 質量分析法を用いて異性体を識別するための方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本願は、2006年3月2日に出願された米国特許出願第60/778,483号に対する優先権を主張する。この出願は、本明細書中に参考として援用される。
本発明は、とりわけ、質量分析法を用いて分子異性体を識別することに関する。例えば、本開示は、タンデム質量分析法を用いてジメチルアルギニンの異性体の一方または両方を検出する方法を特徴とする。
本明細書中に記載の技術は、各異性体を独自に識別するやり方で分子異性体の1つまたは複数の型を検出することに関する。一実施形態においては、この方法が、試料をイオン化してイオンを生成すること、異性体の組に対応するm/z範囲内に質量電荷比(m/z)があるイオンを選択すること、選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、異性体の1つに固有の娘イオンについての少なくとも1つのm/z信号を検出することによって、異性体の1つ、2つまたはそれ以上を検出することを含む。多くの実施において、この方法により、異性体の組の各異性体を同時に検出することが可能となる。
タンデム質量分析法を使用して異性体を区別および/または測定することができる。タンデム質量分析法では、衝突セルを介して2つの質量分析器を直列に連結する。第1の質量分析器(MS−1)を使用して、関心のあるイオン(例えば、特定の質量電荷比(m/z)のイオン)を選択する。次いで、選択したイオンを衝突セルに移動させ、そこで不活性ガスとの衝突によって分裂させる。この過程を衝突活性化解離(CAD)と呼ぶ。親(前駆体と称されることもある)イオンが分裂したら、第2の質量分析器(MS−2)を使用して、生成された娘イオンのすべてを走査し検出する、または特定のフラグメントイオンを選択し検出する。
本明細書中に記載の方法を使用して、試料についての分子プロファイルを得ることができる。このプロファイルは、特定の分子異性体が存在するかどうかを示す情報を含むことができ、特定の組の各異性体の存在(定性的または定質的)についての情報を通常含む。
細胞内のADMAおよび/またはSDMAのレベルを調節する(例えば、減少させる)化合物を識別する方法も、本明細書中に示される。これら2種の代謝産物の未調整レベルは、特定の障害(例えば、心臓血管疾患および高血圧障害)の危険性の増大と関係するため、そのように識別された化合物は、心臓血管疾患および高血圧障害の治療に有用となることがある。候補化合物と接触させることができる細胞は、ADMAまたはSDMAを(合成的または自然に)生成するような任意の種であってよい。これらの細胞は一次細胞または細胞系でよく、任意の組織型、例えば、これらに限定されないが、上皮細胞、線維芽細胞、リンパ球様細胞、マクロファージ/単球、顆粒球、ケラチノサイト、神経細胞または筋肉細胞であってよい。これらの細胞は、組織培養皿内で培養することができる。多くの場合、複数の候補化合物を一度に評価することができるように、マルチウェルアッセイプレート(例えば、96ウェルまたは384ウェルのアッセイプレート)内で細胞を成長させることが好ましい。細胞を含む溶液(例えば、培地)に、候補化合物(場合により、様々な濃度、例えば、0.001nM〜10mMの範囲に及ぶ濃度で)を添加することができ、あるいは該化合物がタンパク質である場合には、細胞が組み換えによりタンパク質を発現することができる。ADMAおよび/またはSDMAを発現する細胞のインキュベーションに続き、ADMAおよび/またはSDMAの存在またはレベルを、本明細書中に記載の質量分析法を用いて決定することができる。検出前に、タンデム質量分析法に適合する試料の調製を可能にする条件下で、細胞を溶解させることができる。多くの場合、陽性対照または陰性対照として、一組の細胞に対照化合物を添加することができる。例えば、ADMAまたはSDMA量を増加または減少させることで知られている化合物を、一組の細胞に添加することができる(例えば、タンパク質アルギニンのメチル基転移酵素を抑制する化合物、例えば、Leiperら(2005) Eur. J Clin. Pharma. 62(Suppl):33〜35頁を参照のこと)。ADMAまたはSDMAのレベルを調節しないことで知られている化合物を一組の細胞に添加することもできる。
本実施例では、質量分析法を用いて単一試料中に存在するADMAおよびSDMAを区別した実験について説明する。試料は、ADMAおよびSDMAをほぼ等モル濃度で全血にスパイクすることよって調製した。相対強度基準として働くように、アルギニンも同じアリコートの血液にスパイクした。次いで、この血液をろ紙上に分配し、室温で24時間乾燥させた。小さいパンチ(各1/8インチ(0.3175cm))を乾燥血液試料から切除し、マイクロタイタープレートのウェル中に分配した。次いで、このように生成した血斑パンチを、メタノール水溶液(メタノール80%、水20%および酢酸0.1%を含む)によりマイクロタイタープレート内で約30分間抽出した。この抽出物を、さらなる化学修飾なしで、また事前のクロマトグラフィー分離(例えば、予備HPLC)なしでオートサンプラの助けを借りて質量分析計に直接注入した。これらの実験は、Sciex API 2000三連四重極またはWaters Quattro Micro三連四重極を用いて行った。質量分析計は共に、エレクトロスプレーイオン源を備えている。
Claims (129)
- ジメチルアルギニン異性体を識別する方法であって、
試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)に固有のm/zにおける娘イオンm/z信号および対称性ジメチルアルギニン(SDMA)に固有のm/zにおける娘イオンm/z信号の一方または両方を検出することによって、前記試料中のADMAおよびSDMAの一方または両方を検出することを含む方法。 - ジメチルアルギニン異性体を識別する方法であって、
試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
前記試料が非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)を含むことを示す、約m/z46における娘イオンm/z信号の存在、および前記試料が対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を含むことを示す、約m/z172における娘イオンm/z信号の存在の一方または両方を検出することを含む方法。 - 対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を検出する方法であって、
試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、および
約m/z172における娘イオンm/z信号を検出することによって、前記試料中の対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を検出することを含む方法。 - 非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)を検出する方法であって、
試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、および
約m/z46における娘イオンm/z信号を検出することによって、前記試料中の非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)を検出することを含む方法。 - 前記m/z範囲が約m/z203である、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
- ジメチルアルギニン異性体を検出する方法であって、
少なくとも1つの重原子を含むジメチルアルギニン異性体である1つまたは複数の内部標準を含む試料を用意すること、
試料をイオン化してイオンを生成すること、
ジメチルアルギニン異性体を分離するために適している範囲に対応するm/z範囲を有するイオンを選択し、前記1つまたは複数の内部標準を分離するために適している1つまたは複数の追加のm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、
前記娘イオンを用いて、非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)に固有の1つもしくは複数の娘イオンm/z信号および/または対称性ジメチルアルギニン(SDMA)に固有の1つもしくは複数の娘イオンm/z信号を検出することによって、前記試料中のADMAおよび/またはSDMAを検出すること、ならびに
前記1つまたは複数の内部標準を検出することを含む方法。 - ジメチルアルギニン異性体を分離するために適している前記範囲に対応する前記m/z範囲が、約m/z203である、請求項6に記載の方法。
- 試料が、少なくとも1つの重原子を有するSDMA異性体である第1の内部標準と、少なくとも1つの重原子を有するADMA異性体である第2の内部標準とを含み、前記SDMAおよびADMA異性体が異なる原子量を有する、請求項6または7に記載の方法。
- 試料が、少なくとも1つの重原子を有するSDMA異性体である第1の内部標準と、少なくとも1つの重原子を有するADMA異性体である第2の内部標準とを含み、前記SDMAおよびADMA異性体が同じ原子量を有する、請求項6または7に記載の方法。
- 前記試料中のSDMAのレベルを測定することをさらに含む、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
- ADMAのレベルを測定することをさらに含む、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
- SDMAおよびADMAのレベルを測定することをさらに含む、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
- イオン化される前記試料が生体試料である、請求項1から11のいずれかに記載の方法。
- 前記生体試料が、血液、血清、血漿、リンパ、羊水、唾液、脳骨髄液、涙液、粘液、尿、痰または汗を含む、請求項12に記載の方法。
- イオン化する前記試料が、ジメチルアルギニンに加えて化合物を含む、請求項1から13のいずれかに記載の方法。
- イオン化する前記試料が、サイズ排除クロマトグラフィカラム上を共に移動することがない化合物を含む、請求項1から14のいずれかに記載の方法。
- 1つまたは複数の追加の検体が検出される、請求項1から14のいずれかに記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が代謝生体分子である、請求項16に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアミノ酸である、請求項16または17に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアシルカルニチンである、請求項16または17に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、シトルリン、ジメチルアミン、アルギニン、オルトニチン、ホモシステインおよびクレアチンからなる群から選択される、請求項16または17に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が測定される、請求項16から20のいずれかに記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がタンデム質量分析法を用いて測定される、請求項21に記載の方法。
- 前記試料をイオン化する前に前記試料を化学修飾しない、請求項1から22のいずれかに記載の方法。
- 前記試料をイオン化する前に前記試料を化学修飾する、請求項1から22のいずれかに記載の方法。
- 前記試料をイオン化する前に前記試料に内部標準を添加する、請求項1から24のいずれかに記載の方法。
- 前記内部標準が、少なくとも1つの重原子を含むジメチルアルギニン異性体を含む、請求項1から5または9から25に記載の方法。
- 前記内部標準が、少なくとも1つの重原子を有する参照SDMA異性体および少なくとも1つの重原子を有する参照ADMA異性体を含み、前記参照SDMAおよびADMA異性体が互いに異なる原子量を有する、請求項1から5または9から25に記載の方法。
- 約m/z46における信号のレベルおよび約m/z172における信号のレベルが測定される、請求項1から27のいずれかに記載の方法。
- 約m/z46における娘イオンm/z信号および約m/z172における娘イオンm/z信号に応じて関数の結果を決定することをさらに含む、請求項28に記載の方法。
- ADMAまたはSDMAレベルの変化によって特徴付けられる疾患を診断する方法であって、
被検者からの生体試料を用意すること、
前記生体試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
約m/z46における娘イオンm/z信号の関数としてのADMAのレベルおよび約m/z172における娘イオンm/z信号の関数としてのSDMAのレベルを測定することを含み、
参照試料におけるレベルに対する、前記生体試料中のADMAおよびSDMAの一方または両方のレベルの変化は、前記被検者がADMAまたはSDMAレベルの変化によって特徴付けられる疾患を有するか、または発症する危険性があることの指標である方法。 - 前記疾患が、ADMAレベルの増大によって特徴付けられる、請求項30に記載の方法。
- 前記疾患が、SDMAレベルの増大によって特徴付けられる、請求項30または31に記載の方法。
- 前記疾患が、ADMAレベルの増大およびSDMAレベルの増大によって特徴付けられる、請求項30から32のいずれかに記載の方法。
- ADMAまたはSDMAレベルの変化によって特徴付けられる前記疾患が血管障害である、請求項30に記載の方法。
- ADMAまたはSDMAレベルの変化によって特徴付けられる前記疾患が腎機能障害である、請求項30に記載の方法。
- ADMAまたはSDMAレベルの変化によって特徴付けられる前記疾患が高血圧障害である、請求項30に記載の方法。
- 前記高血圧障害が子癇前症である、請求項36に記載の方法。
- 被検者の血管障害を診断する方法であって、
被検者からの生体試料を用意すること、
前記生体試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
約m/z46における娘イオンm/z信号の関数としてのADMAのレベルおよび約m/z172における娘イオンm/z信号の関数としてのSDMAのレベルの一方または両方を測定することを含み、
参照試料におけるレベルに対する、前記生体試料中のADMAおよびSDMAの一方または両方のレベルの上昇は、前記被検者が血管障害を有するか、または発症する危険性があることの指標である方法。 - 前記m/z範囲が約m/z203である、請求項30から38に記載の方法。
- イオン化する前記生体試料が、ジメチルアルギニンに加えて化合物を含む、請求項30から39に記載の方法。
- 前記被検者が哺乳類である、請求項30から40のいずれかに記載の方法。
- 前記哺乳類がヒトである、請求項41に記載の方法。
- 前記血管障害が心臓血管疾患である、請求項38から42に記載の方法。
- 前記血管障害が高血圧障害である、請求項38から40のいずれかに記載の方法。
- 前記血管障害が、糖尿病、高コレステロール血症、腎機能不全、高血圧症および子癇前症からなる群から選択される、請求項38から40のいずれかに記載の方法。
- 前記血管障害がアテローム性動脈硬化症である、請求項38から45のいずれかに記載の方法。
- 前記高血圧障害が子癇前症である、請求項44に記載の方法。
- 約m/z46における娘イオンm/z信号のレベルおよび約m/z172における娘イオンm/z信号のレベルが測定される、請求項38から46のいずれかに記載の方法。
- 前記参照試料が、心臓血管疾患のない、心臓血管疾患の疑いのない、または心臓血管疾患を発症する危険性のない被検者からのものである、請求項38から46のいずれかに記載の方法。
- 1つまたは複数の追加の検体を測定することをさらに含む、請求項30から48のいずれかに記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、シトルリン、ジメチルアミン、アルギニン、オルトニチン、ホモシステインおよびクレアチンからなる群から選択される、請求項49に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアミノ酸である、請求項49に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアシルカルニチンである、請求項49に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、質量分析法を用いて測定される、請求項49から52のいずれかに記載の方法。
- 血管障害を有する、または血管障害を発症する危険性があるものと前記被検者を診断した後、前記被検者に1つまたは複数の治療薬を投与することをさらに含む、請求項38から53のいずれかに記載の方法。
- 前記1つまたは複数の治療薬が、1つまたは複数の抗高血圧症薬、1つまたは複数のコレステロール降下薬、あるいは1つまたは複数のベータ遮断薬である、請求項54に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の抗高血圧症薬が、利尿薬、アンギオテンシン変換酵素阻害薬、血管拡張薬またはアルファ遮断薬である、請求項55に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のコレステロール降下薬がスタチンである、請求項55に記載の方法。
- 前記生体試料が、血液、血清、血漿、リンパ、羊水、唾液、脳骨髄液、涙液、粘液、尿、痰または汗を含む、請求項30から57のいずれかに記載の方法。
- 前記試料をイオン化する前に前記生体試料に内部標準を添加する、請求項30から58のいずれかに記載の方法。
- 前記内部標準が、少なくとも1つの重原子を含むジメチルアルギニン異性体を含む、請求項59に記載の方法。
- 前記内部標準が、少なくとも1つの重原子を有するSDMA異性体および少なくとも1つの重原子を有するADMA異性体を含み、前記SDMAおよびADMA異性体が互いに異なる原子量を有する、請求項59に記載の方法。
- 被検者の子癇前症を診断する方法であって、
被検者からの生体試料を用意すること、
前記生体試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
約m/z46における娘イオンm/z信号の関数としてのADMAのレベルおよび約m/z172における娘イオンm/z信号の関数としてのSDMAのレベルの一方または両方を測定することを含み、
参照試料におけるレベルに対する、前記生体試料中のADMAおよびSDMAの一方または両方のレベルの上昇は、前記被検者が子癇前症を有するか、または発症する危険性があることの指標である方法。 - 前記m/z範囲が約m/z203である、請求項62に記載の方法。
- 前記被検者が哺乳類である、請求項62または63に記載の方法。
- 前記哺乳類がヒトである、請求項64に記載の方法。
- 治療薬に対する被検者の反応を評価する方法であって、
治療薬で治療した被検者からの生体試料を用意すること、
前記生体試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
約m/z46における娘イオンm/z信号の関数としてのADMAのレベルおよび約m/z172における娘イオンm/z信号の関数としてのSDMAのレベルの一方または両方を測定することを含み、
治療前の前記被検者から得られる生体試料におけるレベルに対して、前記生体試料中のADMAおよびSDMAの一方または両方のレベルが同じであることまたは上昇することは、前記被検者が前記治療に反応していない指標であり、治療前の前記被検者から得られる前記生体試料に対して、前記生体試料中のADMAおよびSDMAの一方または両方のレベルが低下することは、前記被検者が前記治療に反応している指標である方法。 - 前記ADMAのレベルおよび前記SDMAのレベルが測定される、請求項66に記載の方法。
- 前記m/z範囲が約m/z203である、請求項67に記載の方法。
- イオン化する前記生体試料が、ジメチルアルギニンに加えて化合物を含む、請求項66から69のいずれかに記載の方法。
- 前記被検者が治療に反応していない場合、1つまたは複数の異なる治療薬を前記被検者に投与することをさらに含む、請求項66から70のいずれかに記載の方法。
- 前記被検者が血管障害を有する、または血管障害を有する疑いがある、請求項66から70のいずれかに記載の方法。
- 前記血管障害が高血圧障害である、請求項71に記載の方法。
- 前記血管障害が、糖尿病、高コレステロール血症、腎機能不全、高血圧症および子癇前症からなる群から選択される、請求項71に記載の方法。
- 前記血管障害が心臓血管疾患である、請求項71に記載の方法。
- 前記心臓血管疾患がアテローム性動脈硬化症である、請求項75に記載の方法。
- 前記高血圧障害が子癇前症である、請求項72に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の治療薬が、1つまたは複数の抗高血圧症薬、1つまたは複数のコレステロール降下薬、あるいは1つまたは複数のベータ遮断薬である、請求項70から77のいずれかに記載の方法。
- 前記1つまたは複数の抗高血圧症薬が、利尿薬、アンギオテンシン変換酵素阻害薬、血管拡張薬またはアルファ遮断薬である、請求項78に記載の方法。
- 前記1つまたは複数のコレステロール降下薬がスタチンである、請求項78に記載の方法。
- 前記被検者が治療に反応している場合、前記同じ治療薬を前記被検者に投与し続けることをさらに含む、請求項66から69のいずれかに記載の方法。
- 前記被検者が哺乳類である、請求項66から82のいずれかに記載の方法。
- 前記哺乳類がヒトである、請求項82に記載の方法。
- 被検者についての代謝プロファイルを提供する方法であって、
被検者からの生体試料を用意すること、
前記生体試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、
約m/z46における娘イオンm/z信号および約m/z172における娘イオンm/z信号の一方または両方を検出すること、ならびに
約m/z46における前記娘イオンm/z信号および約m/z172における前記娘イオンm/z信号の一方または両方の関数であるパラメータを含む、前記被検者の代謝プロファイルを出力することを含む方法。 - 前記m/z範囲が約m/z203である、請求項84に記載の方法。
- イオン化する前記生体試料が、ジメチルアルギニンに加えて化合物を含む、請求項84または85に記載の方法。
- 約m/z46における娘イオンm/z信号のレベルと、約m/z172における娘イオンm/z信号の存在とが測定される、請求項84から86のいずれかに記載の方法。
- 1つまたは複数の追加の検体を測定することをさらに含む、請求項84から87のいずれかに記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が代謝生体分子である、請求項88に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、シトルリン、ジメチルアミン、アルギニン、オルトニチン、ホモシステインおよびクレアチンからなる群から選択される、請求項88または89に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアミノ酸である、請求項88または89に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアシルカルニチンである、請求項88または89に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、質量分析法を用いて測定される、請求項88から92のいずれかに記載の方法。
- 前記被検者が哺乳類である、請求項88から93のいずれかに記載の方法。
- 前記被検者がヒトである、請求項94に記載の方法。
- 前記被検者が、心臓血管疾患を有する疑いがある被検者である、請求項88から95のいずれかに記載の方法。
- 被検者からの生体試料を用意すること、
前記生体試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
約m/z46における娘イオンm/z信号の関数としてのADMAのレベルおよび約m/z172における娘イオンm/z信号の関数としてのSDMAのレベルの一方または両方を測定して、前記被検者の代謝プロファイルを得ること、
を含む方法によって得られる、被検者についての代謝プロファイル。 - 前記m/z範囲が約m/z203である、請求項97に記載の方法。
- 1つまたは複数の追加の検体を測定することをさらに含む、請求項97または98に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が代謝生体分子である、請求項99に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、シトルリン、ジメチルアミン、アルギニン、オルトニチン、ホモシステインおよびクレアチンからなる群から選択される、請求項98または99に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアミノ酸である、請求項98または99に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアシルカルニチンである、請求項98または99に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、質量分析法を用いて測定される、請求項98から103のいずれかに記載の方法。
- 前記被検者が哺乳類である、請求項97から105のいずれかに記載の方法。
- 前記被検者がヒトである、請求項105に記載の方法。
- 前記被検者が、血管障害を有する疑いがある被検者である、請求項97から106のいずれかに記載の方法。
- 被検者の血管障害を診断する方法であって、
請求項97に記載の前記代謝プロファイルを用意すること、ならびに
前記代謝プロファイルにおける前記ADMAのレベルおよび前記SDMAのレベルの一方または両方を、参照代謝プロファイルにおけるADMAのレベルおよびSDMAのレベルと比較することを含み、
前記参照代謝プロファイルにおける前記レベルと比較して、ADMAおよびSDMAの一方または両方のレベルが上昇することは、前記被検者が血管障害を有するか、または発症する危険性があることの指標である方法。 - 化合物を評価する方法であって、
細胞または被検者を前記化合物と接触させること、
前記細胞または被検者からの試料をイオン化してイオンを生成すること、
質量電荷比(m/z)が、あるm/z範囲内にあるイオンを選択すること、
前記選択したイオンを分裂させて娘イオンを生成すること、ならびに
約m/z46における娘イオンm/z信号の関数としてのADMAのレベルおよび約m/z172における娘イオンm/z信号の関数としてのSDMAのレベルの一方または両方を測定することを含み、
前記化合物と接触していない細胞または被検者からの試料におけるレベルと比較して、前記化合物と接触している前記細胞または被検者から得られる前記試料におけるADMAのレベルおよびSDMAのレベルの一方または両方の変化は、前記化合物がADMAまたはSDMAレベルのモジュレータである化合物であることを示している方法。 - 前記細胞が哺乳類細胞である、請求項109に記載の方法。
- 前記哺乳類細胞がヒト細胞である、請求項110に記載の方法。
- 前記細胞が内皮細胞である、請求項110または111に記載の方法。
- 前記細胞がeNOSを発現する、請求項109から112のいずれかに記載の方法。
- 前記細胞が、血管障害を有するか、または発症する危険性がある被検者から得られる、請求項109から113のいずれかに記載の方法。
- 1つまたは複数の追加の検体を測定することをさらに含む、請求項109から114のいずれかに記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が代謝生体分子である、請求項115に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体が、シトルリン、ジメチルアミン、アルギニン、オルトニチン、ホモシステインおよびクレアチンからなる群から選択される、請求項115または116に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアミノ酸である、請求項115または116に記載の方法。
- 前記1つまたは複数の追加の検体がアシルカルニチンである、請求項115または116に記載の方法。
- 少なくとも1つの重原子同位体を含有する非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)を含む組成物。
- 少なくとも1つの重原子同位体を含有する対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を含む組成物。
- 非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)および対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を含む組成物であって、ADMAおよびSDMAの一方または両方が少なくとも1つの重原子同位体を含む組成物。
- 前記重原子同位体が重水素である、請求項120から122のいずれかに記載の組成物。
- 非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)および対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を検出するためのキットであって、
少なくとも1つの重原子同位体を含む、ADMAおよびSDMAの一方または両方と、
SDMAおよびADMAの検出の仕方についての取扱説明書とを備えるキット。 - 有機酸をさらに備える、請求項124に記載のキット。
- 非対称性ジメチルアルギニン(ADMA)および対称性ジメチルアルギニン(SDMA)を検出するためのキットであって、
少なくとも1つの重原子同位体を含む、ADMAおよびSDMAの一方または両方と、
有機酸と、
SDMAおよびADMAの検出の仕方についての取扱説明書とを備えるキット。 - 前記有機酸がシュウ酸である、請求項125または126に記載のキット。
- ADMAまたはSDMAの一方または両方を検出するために有用なコンピュータソフトウエアをさらに備える、請求項124から127のいずれかに記載のキット。
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