JP2009528118A - インプラントおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

インプラント(1;18;19;30;43)は、ヒトまたは動物患者の身体管路(23)の外面化された長さを取り囲み、係合するための、腹壁を通した経皮移植に役立つ。インプラント(1;18;19;30;43)は、着脱可能デバイスの設置に役立つ自由端(7,8,10)で腹壁(27,28)から外部へ突出する外部リングセクション(2;31)と、インプラント(1;18;19;33;43)の内部での固定のための、腹壁(27,28)を通って患者内部を伸びる内部セクション(3;33)とを含み、外部リングセクション(2;31)および内部セクション(3;33)が、共通軸を有する種類のものである。内部セクション(3;33)の上の外部リングセクション(2;31)の少なくとも一部の内周は、身体管路(23)の壁の外面(26)のための、生体適合性の組み込まれた内方成長手段(6;6’;35)を伴って配置される。

Description

本発明は、ヒトまたは動物患者の身体管路の外面化された長さを取り囲み、係合するための、腹壁を通した経皮移植のためのインプラントに関する。当該インプラントは、少なくとも一部が着脱可能デバイスの設置に役立つ自由端を伴って腹壁から外部へ突出する外部リングセクションと、インプラントの内部での固定(internal fixation)のための、腹壁を通って患者内部を伸びる内部セクションとを含み、外部リングセクションおよび内部セクションが、共通軸を有する種類のものである。
本発明によるインプラントを製造する方法も、提供される。
動物またはヒトの体への、本発明のインプラントの移植方法も、好ましい使用法と共に記載される。
クローン病、潰瘍性大腸炎、腸癌および腺腫様ポリポーシスまたは膀胱癌などの多くの病気は、腸または膀胱の全部または一部の除去が必要である。腸または膀胱が除去される場合には、手術による腹壁の新しい開口部から、身体の排泄物が放出される。新しい開口部、ストーマを作成する手術は、オストミーと呼ばれる。手術における主な工程は、腹開口部を作成し、腹壁および皮膚を通して適切な身体管路を外面化し、身体管路を皮膚に縫合してストーマを完成することである。オストミーを受けるほとんどの人は、ストーマの上から特別な器具を着用し、排泄物を収集および除去するために、オストミーポーチを使用しなければならない。様々な病気の詳細な考察、および、オストミーに関わる従来および新規の外科的手技が、出願人所有の欧州特許出願公開第0477475.4号に見られる。
欧州特許出願公開第0477475.4号に記載される従来の手法においては、潰瘍形成、切開創ヘルニア、または切開部からの腸の隆起、ストーマの狭小化、瘢痕組織および腸閉塞、剥離、ドレナージバッグの下から漏れる大便による皮膚刺激、およびネクローシスなどの障害が見られることが多い。
特許文献1は、既存のオストミーを囲むための、または、新たに実施された通常のオストミーを囲むためのインプラントを開示する。インプラントは、平滑な内側と、インプラントの壁に対する所望の基本的な距離を得、腸およびインプラントの間の一切の接触を回避するためにオストミーの外周より実質的に大きな内周とを有する。この公知のインプラントは、腸の固定のために設計されたものでも、それを目的としたものでもない。
特許文献2は、同じ構造および機能設計に基づく、別のインプラントを開示する。外面化された身体管路とインプラントの間の、5〜25mmの間の環状の分離が典型的である。腹壁を通して挿入されるインプラントの部分の外周および内周は、環状のインプラントの両側面上の外部皮膚組織と共に成長するのに適した、密着嵌合の織物表面被覆を有する。この公知のインプラントは、インプラントに対する腸の固定のために設計されたものでも、それを目的としたものでもない。
上に引用された欧州特許出願公開第0477475.4号に記載のインプラントによって、上述の障害の多くが改善される。この公知のインプラントは、管状部を有し、管状部の底から有孔のフランジが半径方向に伸びる。移植は、新規な外科的移植技術に基づき、有孔のフランジが、腸の漿膜の上の筋膜上に直接配置され、縫合等の手段によって固定される。腸壁および腹膜の対立する表面の損傷は、粘着を形成する自然の傾向および筋膜、腹膜およびインプラントの下の腸の一体的成長を増強する。選択的に、治癒を促進するために、インプラントの底に軟らかいメッシュが使用される。欧州特許出願公開第0477475.4号によるフランジの設計は、適切なフランジの好ましい実施形態として、参照により本明細書に組み込まれる。
フランジが近端部から突出する管状インプラントは、特許文献3により公知である。このインプラントは、永続的な、閉口可能なストーマとして使用され、ポリプロピレンなどの、生体適合性の軟性のメッシュ材できた、可撓性の柔軟なスリーブを含む。スリーブの一端は、二つの割り部に分割される。一つの割り部は、例えばヒートシーリングによって、フランジの近くの管状部の内側に取り付けられて、インプラントを通して外面化された身体管路のショートエンド部の漿膜を係合する。もう一方の割り部は、インプラントの外側に配置される。スリーブの反対の自由端は、腹壁を通って伸び、壁側腹膜の内側に固定されたパッチ内で終わる。可撓スリーブは、外面化された腸の蠕動運動に応じて動きうるため、治癒過程の初めにおいては、スリーブ内へと成長する組織の結合が弱すぎて蠕動運動に抵抗できないというリスクが大きい。脆弱な組織結合が、蠕動の間にスリーブの運動に応じて、および物質の通過に応じて、断裂しうる。これにより、急速な治癒が妨げられ、患者の回復が遅れる。メッシュを介したインプラントの平滑な内径に対する漿膜の付着は生じず、特許文献3によるインプラントは、インプラント自体に対して大きく付着することはない。
米国特許出願公開第2002/0099344号明細書 米国特許第6,017,355号明細書 米国特許第4,217,664号明細書
オストミーを必要とする多数の患者のニーズを満たすため、オストミーのための改良されたインプラントへの強い必要性が依然として存在する。
本発明による第一の態様においては、腹壁を通した腸等の身体管路の外面化のためにオストミーにおいて使用されうる、冒頭の段落で言及された種類の経皮インプラントが提供される。
本発明による第二の態様においては、リークプルーフの、安定した、有効な、血管がよく発達した皮膚―インプラント接合部を提供する、インプラントが提供される。
第三の態様においては、本発明は、半径方向および軸方向の両方の機械的ストレスに抵抗しうる組織結合の生成を許容する、インプラントを提供する。
本発明による第四の態様においては、キャップ、ポーチまたはカテーテル等のデバイスに着脱可能に取り付けられ、取り外されうることにより、外科的に治療された患者にこれまでにない快適さを与える、インプラントが提供される。
本発明による第五の態様においては、アレルギーおよび炎症性反応がこれまでになく最小限である、インプラントが提供される。
本発明により達成される新規かつ固有の機能は、内部セクションの上の外部リングセクションの少なくとも一部の内周が、身体管路の壁の外面のための、生体適合性の組み込まれた内方成長手段を伴って配置されるという事実である。
外科的移植手技の間には、開口部が、腹壁を通して適切な部位に作成される。インプラントが、腹開口部内に、外部セクションが患者から突出して設置される。内部セクションの一部が、下部または上部筋膜上に位置するように設計されるが、本発明の範囲内において、内部セクションのこの部分は、内部腹壁の任意の組織層上に置くことができ、必要であれば、縫合またはステープル等によりin situで固定されうる。この縫合は、選択的である。
その後、結腸等の身体管路が、インプラントの内径を通して外面化されることにより、内部セクションが、外面化された身体管路を慎重に取り囲み、誘導し、支持する。これにより、漿膜等の最外部の組織層、または身体管路の外壁の任意の他の露出層が、内方成長手段と係合接触させられて、組織の段階的な内方成長、結合組織の生成、および体壁、腸およびインプラントのしっかりとした統合が誘発される。この、インプラント内部の外面化された身体管路の位置は、内方成長手段と身体管路の密接な接触を保つことにより統合プロセスを支えるために、縫合またはステント等の適切な機械的手段を使用して、最初に固定されうる。
内部セクションの上の外部リングセクションの少なくとも一部の内周の、生体適合性の組み込まれた内方成長手段は、身体管路の壁の内方成長に役立つ。一定の使用においては、外部リングセクションの最外部は、身体管路の粘膜が外部リングセクションの突出した自由端を囲むのを防ぐために、内方成長を伴わずにおかれうる。これにより、キャップ、ポーチまたはカテーテルなどの着脱可能なデバイスを取り付けるための、クリーンな組織フリーのプラットフォームが確保される。
好ましい実施形態においては、内部セクションは、外部リングから生じる中間セクションを含み、当該中間セクションが、第一中間セクション部分と、第一中間セクション部分から生じる第二中間セクション部分とに、選択的に軸方向に分割され、当該内部セクションが、定着セクションまで伸び、当該第二中間または当該中間セクションセクション部分が、第二中間セクション部分または中間セクションを定着セクションと接続する、円周方向に一定の間隔で離れた第一接続部材を含む。
腹部組織は、第一接続部材を浸潤し、当該内方成長手段との密接な接触により内方成長手段を浸潤している、漿膜組織および任意の他の接近可能な組織と近接するように広がる。このようにして生成された組織は、その後共に成長して、身体管路、インプラントおよび腹部組織の間に、血管のよく発達した密着した組織給合を生み出す。この組織給合は強力、確実であり、手術後間もなくても、毎日のケアの間のインプラント操作時に断裂するリスクを除去する大きさの引張強度を有する。また、定着セクションが機械的手段を用いて予め固定されているか否かに関わりなく、定着セクションは、最終的には、血管の発達した結合組織により浸潤され、または取り込まれる。
好ましい実施形態においては、少なくとも中間セクションまたは第二中間セクション部分の第一接続部材間の半径方向の円周空間も、内周に沿って組み込まれた内方成長手段を伴って提供される。この実施形態は、任意の中間セクションの内壁への、漿膜等の身体管路組織の内方成長、および、インプラント、ひいては腹部手術部位に対する、身体管路の統合、支持および固定を確立する結合組織の生成も許容する可能性を提供する。この実施形態のさらなる利点は、内方成長手段により、外面化された身体管路の一つ以上のエリアまたは領域が第一結合部材の間の任意のオープン空間から逃れ、これらのエリアまたは領域が圧搾または括約されて壊死するリスクが防止されることである。また、瘻孔形成およびヘルニアのリスクが大幅に減少され、または除去される。
この好ましい実施形態の改変においては、第一および第二中間セクション部分のいずれかまたは中間セクションの内周全体が、身体管路の外面のための組み込まれた内方成長手段を伴って提供されるため、身体管路に面する第一結合部材の表面も内方成長手段を伴って提供される。
上述のように、従来技術の内方成長手段は、異なる環境条件に順応する可撓性メッシュである。これは、可撓性メッシュが、人工腹壁開口部の小さなポケット、空洞または嚢に入ることができること、または身体管路に隣接する領域の周りを取り囲み、またはこれと共に成長することができることを意味する。身体管路を外面化する手術における可撓性メッシュの使用は、管路の壁同士が近すぎると、腹部が腫れたり身体管路の壁が偶然に係合および結合するなどした場合に、管路閉塞のリスク等を伴いうる。別のリスクは、スリーブが、自然のポケットまたは人工的に作成されたポケット内への、身体管路内容物の被包または被覆を促進することである。その後の微生物増殖、ポケット内のガス形成、炎症または単に化学攻撃によって、重篤な組織損傷が生じうる。本発明は、身体管路の外面化を援助する剛性の内方成長手段によって、インプラントを使用する技術における偏見を克服する。
生物学的に許容可能なチタン等でできた剛性の内方成長手段が、漿膜と共に積極的に成長し、密着して血管のよく発達した構造体を形成することが、過去の教示に反して示されている。この所見は、非常に予想外である。
組み込まれた内方成長手段は、漿膜の内方成長など、身体管路の壁外面の内方成長を提供する、複数の通路またはチャネルを有する。通路またはチャネルは、外面化される身体管路の種類に依存して、外科的経験を基礎として大きさが設定される。しかし、栄養や薬を新しい組織に容易に供給できるように、内方成長手段全体の通路、チャネルまたは空洞の大きさ、直径および断面寸法が、血管の発達した新しい組織の生成を許容するように選択されることが重要である。
組み込まれた内方成長手段は、内方成長組織が内方成長手段を浸潤し、インプラントと腹壁と身体管路の壁との間に必要な、強力な給合を作ることが適切な任意の箇所で、選択的に当該内方成長手段貫通することを許容する開口部、空洞、チャネルまたは任意の他の種類の通路を有する、ネット、メッシュ、迷路またはスポンジとして都合よく作られうる。
ネットまたはメッシュの、任意の複数の通路またはチャネルまたは開口部の好ましい断面の形は、多角形の断面、好ましくは六角形の断面である。
好ましい実施形態においては、内部セクションの上の外部リングセクションの内周に沿って凹部が提供され、これにより凹部が、内方成長手段の外面と、対立する凹部の壁の表面との間に円周ギャップを提供する。このギャップは、外面化された身体管路の自由端で生成された新しい組織の逃げ道または貯蔵部として役立ち、外部リングセクションの最外縁に粘膜が広がるのを防ぐのを助ける。さらに、凹部への内方成長は、外部リングセクションの自由端が狭窄するのを防ぐ。着脱可能デバイスとともに使用される場合には、外部リングセクションの外側表面が組織から守られることが重要である。そうしないと、着脱可能デバイスをインプラントにリークフリーで取り付けられないからである。
インプラントが、外部リングセクションの反対側の中間セクションまたは第二中間セクション部分から半径方向に伸びる定着セクションを有していれば、体内におけるインプラントの安定した確実な取り付けを達成しうる。定着セクションの半径方向の範囲が、支持表面の増大と、露出した付着および組織統合および内方成長表面の増大とを提供する。さらに、インプラントのこのような安定した固定により、インプラントと組織の間の相対運動が減少し、これにより組織反応が最低限に保たれる。
好ましい実施形態においては、定着セクションは、内部適用部位の全体的な湾曲によりよく順応し、移植後または不測の機械力による傾斜などによる局所的圧力を防ぐために、円錐である。任意の適切な円錐の程度が、本発明の範囲内で予見され、円錐の程度は、各患者に最も快適かつ適切な救助を提供するために、患者の特定の解剖学的状態により選択されうる。
本発明による別の実施形態においては、定着セクションは、中間セクションまたは第二中間セクション部分から伸びる内側定着リングと、外側定着リングと、内側定着リングを外側定着リングと接続するための、少なくとも一つの第二接続部材とを含みうる。外側定着リングは、好都合に内側アンカリングよりも大きな直径を有し、当該内側定着リングと同心である。この単純な実施形態は、手術部位に存在する特定の解剖学的状態等の外科的必要に応じて、平坦または円錐に作成されうる。
定着セクションの様々な改変が、本発明の範囲内で利用できる。
たとえば、定着セクションは、少なくとも一つの第二接続部材の第一端と、内側定着リングとの間の第一接続点が、第二接続部材の第二端と、外側定着リングとの間の第二接続点から、ある角度で角度傾斜するように作られうる。このような定着セクションの設計は、外科医が周辺組織に縫合するのが極めて容易であり、内側定着リングと外側定着リングとの間の定着セクション、すなわち定着セクション平面に柔軟性および弾力を提供する。
本発明によるインプラントの定着セクションの、さらに別の例示的実施形態では、外側定着リングが、間隔を置いたほぼ半円形のセグメントで構成される。セグメントの間隔により環の柔軟性も与えられるため、移植された使用状態において定着セクションが設置される基礎となる支持組織が多少なりともドーム形である場合には、この設計が外科医の選択肢でありうる。
組織とインプラント間の付着および結合が重要であり、インプラントの以下の部品の少なくとも一つが、貫通した横向きの開口部を伴って提供され、当該部品が、一つ以上の第一接続部材、内側定着リング、外側定着リング、または少なくとも一つの第二で接続部材あることが好ましい。これらの貫通した横向きの開口部の任意のものが、組織の内方成長および血管の発達を許容するのに加えて、身体管路を含めた周囲にインプラントをしっかりと縫合またはステープル留めするために使用されうる。
ある実施形態においては、内部セクションの外面は、インプラントを隣接する体壁組織にさらに固定するための環状の突起をさらに含めばよく、必要に応じて、組織付着を促進する表面トポグラフィを与えられればよい。
いくつかの外面化された身体管路の場合には、任意の中間セクションまたはその部分が全体として、好ましくはネット、メッシュ、迷路またはスポンジの形の組み込まれた内方成長手段として、またはこれらの一つ以上の共心構造体として作られるように、インプラントが改変されることが好ましい。
外科医は、手術の間または前に、どの構造のインプラントが患者に最適かを判断しうる。しかし、適切なインプラントは、半径方向の厚みが身体管路の壁厚以下の内方成長手段を有しうる。このようなデータは、実験によって容易に測定され、表にする等により、外科医の便宜および後の外科的手技のために保存される。
インプラント製造のための好ましい方法は、外部セクション、および内部セクションの少なくとも第一中間セクション、および選択的に第二中間セクションの製造のために、第一管状ブランクを提供する工程と、内方成長手段の製造のために第二管状ブランクを提供する工程と、定着セクション、および第二中間セクションが第一ブランクで提供されない場合には第二中間セクション部分の製造のために、少なくとも一部が円板形状である第三ブランクを提供する工程と、旋削および切削を用いてブランクの形の仕上げ機械加工を行なう工程と、ドリリング等により外部および内部セクションの任意の空間、窓および/または貫通した開口部を提供する工程と、少なくとも外部セクションのデバリングおよび研磨を行う工程とを含む。そして、内方成長手段のチャネルまたは通路が、レーザー切削により作成され、提供された内部セクション、第一中間セクション部分または第二中間セクション部分のいずれかを、定着セクションへ、中間ユニットへレーザー溶接し、中間ユニットおよび内方成長手段の選択された任意の縁に、好ましくは回転研摩および/または電解研摩により丸みをつけ、中間ユニットおよび/または内方成長手段の任意のものの、選択された任意の組織接触パートをブラスチングし、最後に中間ユニットおよび内方成長手段を一緒にレーザー溶接してインプラントを提供する。
レーザー切削はCAD図面の電子データの直接入力をもとにするため、内方成長手段のほぼどのような設計も、レーザー切削技術を用いて作成されうる。通常は、レーザーで切削された穴は、切削ビームの出口方向にテーパーがつき、切削された縁はバリがない。
インプラントは、任意の内方成長組織およびインプラント表面に隣接する組織に最適の表面トポグラフィを提供するために、仕上げブラスチングが行われるのが好ましい。
本発明のインプラントの実施形態の例が、実施例および図面を参照しながら、以下により詳細に説明される。
図1に示されるインプラントは、全体として参照番号1で示され、例として腸のみに関連して説明されが、任意の他の身体管路で使用が、本発明の範囲内に予定される。
図1は、軸方向外部リングセクション2と、中間セクション4および中間セクション4の端から外部リングセクション2と反対側に約90度の角度αで半径方向に伸びる定着セクション5からなる軸方向内部セクション3とを伴う、ほぼ管状のインプラント1を示す。
外部リングセクション2の内径に沿って中間セクション4に隣接して、当該外部リングセクション2が、内方成長手段6を伴って提供される。この実施形態においては、リム部7および最外縁8を組織から避けておくために、内方成長手段6の軸方向の高さが、外部リングセクション2の軸方向の高さより小さい。内方成長手段6は、開口10を有するネット9として示される。ネットまたは任意の他の内方成長手段の開口の大きさは、例として示されているだけであり、これより小さな、または大きな開口またはチャネルが好ましいことが多いことに注意しなければならない。内方成長手段の開口の大きさを選択するための主な基準は、病的状態を経口的に処置できるように、血管の発達した組織の生成が可能であり、主要および成育可能な組織がインプラントを囲むことである。
図示されるケースにおいては、中間セクションは、外部リングセクション2と定着セクション5との間に、全部で十二の等しく円周方向に一定の間隔で離れた第一接続部材11を有する。二つの第一接続部材11が、その間の空間または窓13を画定する。各第一接続部材11は、横向きの貫通した開口部12を伴う、薄い平坦なロッド11である。しかし、例えばジグザグ形の構造体に形成された剛性ねじの第一接続部材など、第一接続部材の他の構造も同じく有効である。
定着セクション5は、内側定着リング14と、内側定着リング14と同心の外側定着リング15と、内側定着リング14を外側定着リング15と接続するための細長い接続部材16a、16b、16cとを含む。定着セクション5は、複数の内方成長および/または固定ホール17a、17c、17cを伴って示される。定着リングの詳細のさらなる説明は、欧州特許出願公開第0477475.4号で参照でき、その記載は参照により本明細書に組み込まれる。
図1に示される実施形態においては、外部リングセクション2は、中間セクション4の外径dより大きい外径Dを有する。この直径の差が、腹部組織の内方成長のための空間を与える。
図2に示される第二実施形態18は、図1に示される第一実施形態1にほぼ対応し、類似の部分には同一の数字が使用される。第一実施形態1と第二実施形態18の間の唯一の差異は、内方成長手段6’が、中間セクション5内を定着セクション5まで伸びて、中間セクション4の全内径をカバーすることである。中間セクション4の内径に沿った、空間または窓13および第一接続部材11の環の側面は、6’でカバーされる。また、本実施形態においては、リム部7および外縁8は内方成長を含まない。
図3は、本発明によるインプラントの第三実施形態19である。この実施形態19は、図2に示される第二実施形態18にほぼ対応し、同様の部分には同一の数字が使用される。第二実施形態18および第三実施形態19の間の唯一の差異は、定着セクションの半径方向の大きさが減少したことである。
第三実施形態19の定着セクション20は、第一実施形態1および第二実施形態18の内側定着リング14に対応する。定着セクション14にはホールがないが、これは選択的であり、例えば定着セクションの縫合が必要な場合など、実際の状況において必要とされる場合には、ホールが提供されうる。治癒の間に、腹壁組織と、外面化された身体管路の漿膜との間の粘着が生成され、この粘着によって、インプラントが機械力の作用に逆らってin situで固定される。
図4は、図3に示される実施形態の詳細を示す。内方成長手段6’が、中間セクション4を通って、リム部7および最外縁8へ向かって上に伸びる。リム部7と反対側の、中間セクション3に隣接した外部リングセクション2は、内径に沿った凹部21を有し、これにより、内方成長手段6’と外部リングセクション2との間に、例えば0.0〜5.0mmのギャップ22が提供される。ギャップ22は、新しい組織の逃げ道として役立ち、治癒の間に組織形成の方向を制御する。新しい組織の形成は、おのずと最も簡単な経路に沿って生成される。ギャップ22は、そのような簡単な経路を提供する。新しい組織の形成は、ネット6’を経てギャップ22内へと通過し、そこから新しい組織の形成は、空間13への道を見いだしうる。この経路は開かれており、妨害されない。ギャップ22は、治癒および内方成長の間に、身体管路をネット6’に係合して保つためにステントが使用される場合に、特に好都合である。ギャップ22は、内径から離れた組織形成の方向および制御を促進し、リム部7を空けて保つ。
新しいインプラントストーマは、従来のストーマよりも外側の皮膚表面と同一平面にあり、ポーチおよびキャップを取り付けるためのプラットフォームも提供する。
外部リングセクションは、先の図においては、インプラントがポーチまたはキャップのための結合および固定手段を有しないかのように図示および説明される。しかし、任意の種類の公知の結合および固定手段が、本発明のインプラントに使用および提供されうる。本発明の範囲内において、例えば、固定リムおよび溝が使用されうる。また、外部リングセクションは、出願人所有の欧州特許出願公開第0477965.4号に記載されるように作られて、そこに記載のカップリングと係合しうる。
図5は、図3に示されるインプラント18の部分断面図を概略的に示し、腸23が、第一外科移植様式を用いて内径24を通して外面化され、腸が内方成長手段6’を係合している。腸粘膜25が、インプラント18の内側に面し、漿膜26が、内方成長手段6’および第一接続部材12に面する。外部リングセクション2が、皮膚表面27から突出し、中間セクション4が、腹筋28を通って伸び、定着セクション5が、下方の深在筋膜29の上に置かれる。図示されるように新しい組織が生成されて漿膜26に付着し、内方成長手段6’の組織浸潤が生じている。腹部組織28が、第一接続部材11の横向きの貫通開口部12に侵入しており、腹壁と腸の間の結合組織の結合の生成が、組み込まれたオブジェクトとしてのインプラントとともに示される。
上で説明される図面に示される実施形態では、定着セクションが、内部セクションから半径方向に伸びるフランジとして作られるが、本発明の範囲内において、定着セクションは必要に応じて改変されうる。例えば、アンカリングは、半径方向の大きさを欠けばよく、その場合には、内部セクションから離れて定着セクションの大きさ軸方向、および、角度αが約90度を上回って定着セクションに円錐形状を与えうる。
図6は、本発明によるインプラント30の第四実施形態である。インプラント30は、収集バッグ(図示せず)を設置するためのカップリングフランジ32を伴う、外部リングセクション31を有する。外部セクション32は、第一中間セクション部分33aと、第二中間セクション部分33bと、当該第二中間セクション部分33bから約100度の角度αで伸びるやや円錐の定着セクション34とからなる内部セクション33内に伸びる。内部セクションの内周に沿って、外部リングセクション31に凹部21を提供し、内方成長手段35を図4に開示するように準備してギャップを提供することを含めて、図2および3に示される実施形態18、19について記載される様式と同様の様式で、環状の内方成長手段35が提供される。
第一中間セクション部分33aは、治癒およびインプラントの内方成長の間にインプラント30を腹壁組織に永久または一時的に留めるための、複数の固定ホール37を有する環状の固定リブ36を介して、第二中間セクション部分33bと合体される。第二中間セクション部分33bは、図1の第一実施形態1の中間セクション4を改変したものであり、貫通した開口部12を有する接続部材11が、ずっと短くなっている。しかし、第二中間セクション部分33bは、中間セクション4と基本的に同じ機能を果たし、構造のさらなる説明については、図1の記載を参照せよ。定着セクション34は、接続ロッド40a、40b、40cにより外側定着リング39に接続された、内側定着リング38を有する。内側および外側定着リングは、複数の貫通ホール41を有し、貫通ホールは、縫合またはステープル留めに使用されてもされなくてもよいし、組織の内方成長のために空けておかれてもよい。
内方成長手段35は、レーザー切断された複数の六角形の開口部42を伴って作られ、それが、外面化された身体管路からの組織の到達を許容し、インプラントに対する身体管路の統合および固定のフレームワークを提供する。
図7は、本発明によるインプラントの第五実施形態43である。この第五実施形態43は、図6に示される第四実施態様30を改変したものであり、同様の部分には同一参照番号が使用される。
改変には、第一中間セクション部分33aの高さが短縮され、第二中間セクション部分33bの高さが伸張されたことが含まれる。外側定着リングが、内側定着リング38から花弁のように突出する複数の半円形セグメント44から構成される点が、さらなる改変である。この定着セクションは、円錐に作られても作られなくてもよく、基礎となる組織に縫合されてもされなくてもよい。
上述の第五実施形態43が、図8において、第二外科様式によって移植された状態で見られる。図中、内側定着リング38および外側定着リング、すなわち半円形セグメント44が、皮下脂肪層の下の上部筋膜45の上に縫合せずに配置されて、内方成長手段35およびインプラントの任意の他の開口部を通じた、およびギャップ22内における、結合組織の治癒および内方成長を許容している。定着セクションが筋層の下部筋膜29にではなく上部筋膜上に置かれる以外は、第二外科様式は、第一外科様式に対応する。
二つの中間セクション部分の高さの比は、患者の特定の必要に合うように、必要に応じて適切に改変されうる。高さの選択に影響しうる条件は、腹壁の層の厚みおよび移植方法である。定着セクションが、図5で前述したように下部筋膜上に固定される場合には、一定の高さが必要であるが、定着セクションが下部筋膜の上の組織層上に置かれる場合には、内部セクションの長さは減少されうる。
腹壁からの結合組織の内方成長および腸外壁からの組織の侵入に役立つ、内方成長手段のチャネルまたは通路の断面は、上述の任意の実施形態において、任意の大きさおよび形、または大きさおよび形の組み合わせを与えられればよい。例えば、断面は、図7に示された実施形態において、内部セクション沿いより外部セクション沿いのほうが小さいように作られ、断面は、単に六角形ではなく、内部セクションに沿って楕円形に、外部セクションに沿って円形に作られうる。さらに、第四実施形態30および第五実施形態43の点印で埋められた定着セクションにおいては、インプラントはいずれも鋭利な縁を有しない。
治癒の間に作られる新しい組織と、その結果ホールを通して生じる咬合プロセスが、損傷を受けたり切断されたりしてダメージを受けることなく加力に抵抗できるようにし、これにより不測の解離、炎症性組織反応の誘発および内出血を回避するために、インプラントの角および縁は、様々なホールにより生じる角および縁を含めて、丸みがつけられるのが好ましいことが強調される。
チタンのほか、プラスチック材料等の生物学的に許容可能な、移植に承認された任意の材料が、インプラントの製造に使用されうる。チタンの利点は、患者の体内におけるインプラントの最適な固定に適した表面特性を与えるように処理できることが分かっていることである。
ブタにおける内方成長の前臨床調査研究
国産ブタに対する、本発明のインプラントの二つの実施形態の移植が、オスロのRikshospitaletのInterventional Centreで行われた。二匹の国産ブタが、移植された。実験は23日後に終了した。
ブタ1は、第一接続部材を伴わない、図3に示される実施形態の改変形態を受け、ブタ2は、図1に示される実施形態を受けた。インプラントは両方とも、外科等級のチタンで作られ、内方成長手段を構成するチタンメッシュを含んだ。
インプラントが、腹筋層の直筋を通る正中切開部の横に配置され、定着セクションが、下方の内部筋膜上に配置された。回腸のセクションが、蠕動運動をインプラントへ向けて、インプラントに接続された(reversed Roux―en―Y法)。この前臨床調査研究においては、機械力を減少し、汚染を防ぎ、内方成長の程度および質に集中するために、インプラントも回腸も腹部から突出しない。
移植の23日後に、インプラントおよび周辺組織が外植され、組織学のために準備された。
視診では、内方成長手段への組織が高レベルに見られた。組織検査では、メッシュが結合組織を適切に取り入れていることが明らかになった。メッシュ内または回腸とインプラントと間に炎症の組織学的証拠は見られず、領域には血管が発達していた。外筋層は、周径の約2/3が新しい結合組織に連続的に付着していた。腸間膜が存在する部分は、このような優れた粘着が見られなかった。
イヌにおける内方成長の前臨床調査研究
図2に示されるインプラントの移植が、スウェーデン、ヨーテボリのSahlgrenska Academyで、二匹のイヌに行われた。実験は31日後に終了した。
インプラントが、工業用純チタンで作られ、図8に示されるように定着セクションを上方の外部筋膜上に伴って、皮下に移植された。インプラントは、腹壁から突出した。インプラントを通じて回腸の一ブランチを導入し、端側吻合を作成した。導出した回腸は、腹部内に戻るのを防ぐために、縫合により腹膜に固定された。実験は31日後に終了した。切除の間の肉眼での観察により、インプラントの上部の周囲が、なお皮膚のレベルより十分上にあることが明らかになり、その内側のストーマは正常に見えた。回腸は、上の方の部分までインプラントにしっかりと固着されていた。皮膚は、新しい肉芽組織によってインプラント表面に付着していた。腹開口部内へ向かう導出された小腸セグメントは、正常な大きさおよび色であった。組織の調査は、まだ終了していない。
製造の実施例
インプラントの部品のブランクが、従来の手段および技術を用いて、切削およびドリリングされた。
内方成長手段には、YAGレーザー切削を用いて、六角形の断面を有する通路が提供され、インプラントの他の部品とレーザー溶接されて、組み立てられたインプラント構造体が作成された。
組み立てられたチタン製インプラントは、Manfrid Dreher FT 4/40 VT A(Manfrid Dreher GmbH,プフォルツハイム,ドイツ)内で、タンブリング(umbling)媒体としてDG6および化合物としてS70スチールショットを用いて(ともにKMC Ytbehandling AB Ryttarvaegen18 B 302 60 ハルムスタード、スウェーデンから入手可能)45分間タンブリングされた。外部リングセクションの表面以外の表面は、6.4mmの直径を有するセラミックノズルが提供されたGuyson 4171 PHASEを使用してブラスチングされた。ブラスチング媒体は、Alox220であり(KMC Ytbehandling AB Ryttarvaegen18 B 302 60 ハルムスタード、スウェーデンから入手可能)、約6バールの圧力で150〜200mmの距離で約1分間ブラスチングされた。結果として得られる表面仕上げは名目上、Ra0.34〜0.64μmの間である。表面は最後に、ASTM F86に従って不動態化された。
本発明の範囲内において、様々な機能および構造の特徴が、さらなる有利な実施形態に組み合わされうる。インプラントは、身体管路から偶然漏れるミクロフローラから生じる感染を防ぐための予防手段として、抗生、抗真菌、または抗菌剤などの化学物質によって前処理されてもよい。
本発明によるインプラントの、第一実施形態の斜視図である。 本発明によるインプラントの、第二実施形態の斜視図である。 本発明によるインプラントの、第三実施形態の斜視図である。 図3に示した実施形態の、部分断面図である。 第一外科手術様式において腹壁に移植された図2のインプラントの、線Vに沿った断片的なセクションの概略図である。腸が、インプラントの内径を通して外面化され、内方成長手段を通した内方成長が示される。 本発明によるインプラントの、第四実施形態である。 本発明によるインプラントの、第五実施形態である。 第二外科手術様式において腹壁に移植された図7のインプラントの、線VIIIに沿った断片的なセクションの概略図である。腸が、インプラントの内径を通して外面化され、内方成長手段を通した内方成長が示される。

Claims (19)

  1. ヒトまたは動物患者の身体管路(23)の外面化された長さを取り囲み、係合するための、腹壁を通した経皮移植のためのインプラント(1;18;19;30;43)であり、該インプラント(1;18;19;30)が、
    少なくとも一部が、着脱可能なデバイスの設置に役立つ自由端(7,8,10)で該腹壁(27,28)から外部へ突出する、外部リングセクション(2;31)と、
    該インプラント(1;18;19;33)の内部での固定のために該腹壁(27,28)を通って該患者内部を伸びる、内部セクション(3;33)とを含み、
    該外部リングセクション(2;31)および該内部セクション(3;33)が、共通軸を有する、種類のインプラントであって、
    該内部セクション(3;33)の上の、該外部リングセクション(2;31)の少なくとも一部の内周が、該身体管路(23)の壁の外面(26)のための、生体適合性の組み込まれた内方成長手段(6;6’;35)を伴って配置される、
    ことを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  2. 請求項1に記載のインプラント(1;18;19;30;43)であり、前記内部セクション(3;33)が、前記外部リング(2)から生じる中間セクション(4)を含み、該中間セクション(4)が、第一中間セクション部分(33a)および該第一中間セクション部分(33a)から生じる第二中間セクション部分(33b)に、選択的に軸方向に分割され、該内部セクション(3;33)が、定着セクション(5;20;34)まで伸び、該第二中間セクション部分(33b)または該中間セクション(4)が、該第二中間セクション部分(33a)または該中間セクションを、該定着セクション(5;20;34)と接続する円周方向に一定の間隔で離れた第一接続部材(11)を含むことを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  3. 請求項1または2に記載のインプラント(18;19;30;43)であって、少なくとも、前記第二中間セクション部分(33b)の、または前記中間セクション(4)の、前記第一接続部材(11)間の半径方向の間隔(13)が、該第二中間セクション部分(33b)または該中間セクション(4)の内周に沿って、組み込まれた内方成長手段(6’;35)を伴って提供されることを特徴とする、インプラント(18;19;30;43)。
  4. 請求項1、2または3のいずれかに記載のインプラント(18;19;30;43)であって、前記中間セクション(4)または前記中間セクション部分(33a、33b)のいずれかの全内周が、前記身体管路(23)の壁の外面(26)のための、組み込まれた内方成長手段(6’;35)を伴って提供されることを特徴とする、インプラント(18;19;30;43)。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、前記組み込まれた内方成長手段(6;6’;35)が、剛性であることを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、前記組み込まれた内方成長手段(6;6’;35)が、前記身体管路(23)の壁の外面(26)の、漿膜(26)の内方成長を提供する複数の通路またはチャネル(42を有することを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、前記組み込まれた内方成長手段(6;6’;35)が、ネット、メッシュ、迷路またはスポンジとして作られることを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  8. 請求項6または7に記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、ネットまたはメッシュの複数の通路またはチャネルまたは開口部(10;42)のいずれかが、多角形の断面、好ましくは六角形の断面を有することを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、前記内部セクション(3;33)の上の前記外部リングセクション(2;31)の内周に沿って凹部(21)が提供され、これにより、該凹部(21)が、前記内方成長手段(6;6’;35)の外面と、前記凹部(21)の壁の対向する表面との間に円周ギャップ(22)を提供することを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  10. 請求項2〜9のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、前記定着セクション(5;20;34)が、前記外部リングセクション(2;31)と反対側に、前記中間セクション(4)または前記第二中間セクション部分(33b)から半径方向に伸びることを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  11. 請求項10に記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、前記定着セクション(5;20;34)が、円錐形であることを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  12. 請求項2〜11のいずれかに記載のインプラント(1;18;30;43)であって、前記定着セクション(5;35)が、前記中間セクション(4)または前記第二中間セクション部分(33a)から伸びる内側定着リング(14;38)と、外側定着リング(15;39)と、該内側定着リング(14;38)を該外側定着リング(15;39)と接続するための、少なくとも一つの第二接続部材(16a,16b,16c;40)とを含むことを特徴とする、インプラント(1;18;30;43)。
  13. 請求項12に記載のインプラント(1;18)であって、前記少なくとも一つの第二接続部材(16a,16b,16c)の第一端と、前記内側定着リング(14)との間の第一接続点が、該少なくとも第二接続部材(16a,16b,16c)の第二端と、前記外側定着リング(15;)との間の第二接続点から、ある角度をつけてオフセットされることを特徴とする、インプラント(1;18)。
  14. 前記外側定着リング(15)が、間隔を置いて突出するほぼ半円形のセグメント(44)で構成されることを特徴とする、請求項12に記載のインプラント(43)。
  15. 前記インプラントの以下の部品の少なくとも一つが、貫通した横向きの開口部または穴(12、17a、17b、17c、41)を伴って提供され、前記部品が、一つ以上の第一接続部材(11)、前記内部定着リング(14;38)、前記外部定着リング(15;39;44)または前記少なくとも一つの第二接続部材(16a、16b、16c;40)であることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)。
  16. 請求項1〜15のいずれかに定義されるインプラント(18;19;30;43)であって、該インプラントが、前記中間セクションのいずれかまたは両者の全体が、組み込まれた内方成長手段(6’;35)として作られるように改変されることを特徴とする、インプラント(18;19;30;43)。
  17. 請求項1〜16のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)であって、前記内方成長手段(6;6’;35)の半径方向の厚みが、前記体管路(23)の壁厚以下であることを特徴とする、インプラント(1;18;19;30;43)。
  18. 請求項1〜17のいずれかに記載のインプラント(1;18;19;30;43)を製造するための方法であって、該方法が
    外部リングセクション(2;31)と、内部セクション(3;33a)の少なくとも第一中間(33a)セクション部分と、選択的に第二中間セクション部分(33b)とを製造するために、第一管状ブランクを提供する工程と、
    内方成長手段(6;6’;35)を製造するために、第二管状ブランクを提供する工程と、
    定着セクション(5;20;34)と、該第二中間セクション部分(33b)が該第一ブランクで提供されない場合には該第二中間セクション部分(33b)の製造のために、少なくとも一部が円板形状である第三ブランクを提供する工程と、
    旋削および切削を用いて、該ブランクの形の仕上げ機械加工を行なう工程と、
    該外部および該内部セクションの任意の空間、窓および/または貫通した開口部を提供する、ドリリング等をし、少なくとも該外部セクションをデバリングおよび研磨する工程と、
    を含み、該方法が、
    該内方成長手段(6;6’;35)のチャネルまたは通路(10;42)を、レーザー切断する工程と、
    提供された該内部セクション(3)、第一中間セクション部分(33a)または第二中間セクション部分(33b)のいずれかを、該定着セクション(5;20;34)にレーザー溶接することにより、中間ユニットに組み立てる工程と、
    好ましくはタンブリングおよび/または電解研摩によって、該中間ユニットおよび該内方成長手段の任意の選択された縁に丸みをつける工程と、
    該中間ユニットおよび/または該内方成長手段のいずれかの、任意の選択された組織接触部分をブラスチングする工程と、
    該中間ユニットおよび該内方成長手段を一緒にレーザー溶接して、該インプラント(1;18;19;30;43)を提供する工程と、
    を含むことを特徴とする、方法。
  19. 前記インプラント(1;18;19;30;43)が、仕上げブラスチングおよび選択的な不動態化に供されることを特徴とする、請求項18に記載の方法。
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