JP2002507901A - 皮膚間移植装置 - Google Patents

皮膚間移植装置

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Abstract

(57)【要約】 上端と下端、内表面と外表面を有する中空シリンダーであって、施術部位の対象とする外部の広がりよりも大きい直径の中央開口(10)を有し、外付けされた導管を移植物の外表面と内表面において適切に環状分離して、導管への適度な血液供給を確保する為の長さを有する中空シリンダー(2)と、中空シリンダーの上端から延びて末端装置が装着される基盤となるフランジ(3)と、中空シリンダーの下端から延びて患者の体に移植物を固定させる手段となる表面接触平面(4)とを備えた、導管を外付けする為の管腔内手術と管腔外手術において有益な皮膚間移植装置(1)。

Description

【発明の詳細な説明】 皮膚間移植装置 本発明は、体内の導管及び/または器官を外付けするための、一時的または長 期的皮膚間導管手段として使用する為の生物学的適合性高分子移植装置に関する ものである。移植物は、その上にキャップ、取り外し可能な小袋、チューブ等の 様々な脱着式末端装置を装着または取り付けることのできる基盤となるような構 造である。移植物は中空のシリンダーまたは胴からなり、その上端にはフランジ が付き、底部は表面に接触する平面となっている。好適な実施例においては、移 植物は更に、表面に接触する平面から垂直に延びた複数の織布固定物や1つの織 布リング、及び/または皮下組織または筋肉筋膜に固定可能な中空シリンダーを 備え、移植物を締めつけ安定化する繊維板を生じさせて、どの末端装置を操作し ても、その最中に、移植物がずれたりしないようにしている。本発明の移植物は 管腔外手術と管腔内手術の両方において有益である。 医学的条件によって、結腸、小腸、尿管または膀胱等、またそれらに限らず、 体内の導管を外付けする為の外科手術が必要となることは極めて多い。例えば結 腸の一部または全部の摘出手術を受ける患者には一般に腸瘻術が必要となる。回 腸造瘻術は小腸を切開してドレナージを行いまたは腹壁を通して取り出す外科手 術である。 典型的な腸造瘻術は、外付けすべき導管を切断し、体表面に形成された開口に 導管の壁を縫合することで達成される。開口の位置は通常は腹部である。やがて は、導管壁と、開口周辺の皮膚の真皮が共に成長して導管を体表面に永久に固定 するようになる。手術の傷が癒えた後、容器を典型的には皮膚の表面に装着して 導管から排出される排泄物を回収するようにする。しかしながら、排泄物の酸性 や酵素の性質により、外付け部位の周辺の皮膚に潰瘍の発生することが多い。 従って、外付けされた導管又は器官から排出される物質が皮膚に接触するのを防 ぐような腸造瘻術やそれに類する手術用の様々な経皮的移植装置が開発されてき た。 例えば、米国特許第5,234,408号及び米国特許第5,290,251 号には、恥骨上の膀胱造瘻術や経皮的膀胱造瘻術に関連する尿漏れの問題を克服 する組織結合可能な膀胱造瘻チューブが開示されている。この膀胱造瘻チューブ は、上端及び下端を有する皮下中空シリンダーと、皮下中空シリンダーの下端か ら放射状に延び皮下中空シリンダーを膀胱膜との関係で配置し位置を揃える為に 用いられる平面円板と、上端及び下端を有する経皮的中空シリンダーであって、 経皮的中空シリンダー下端が皮下中空シリンダーの上端に滑動自在に受入れられ るものからなっている。両シリンダーと平面円板の外表面は、生物学的組織と結 合するのに適した物質で覆われている。好適な実施例においては、この膀胱造瘻 チューブは更に、皮下中空シリンダーの外表面の中央に位置する安定化用嵌め込 み式円板スリーブを備えていて、それもまた、生物学的組織と結合するのに適し た物質で覆われており、患者の体内で膀胱造瘻チューブを安定化し位置を揃える 手段となっている。この膀胱造瘻チューブは各段階に応じて数週間または数カ月 の期間にわたり患者の体内に外科的に埋め込まれる。第一段階は、皮下中空シリ ンダーが脱着可能な栓と一緒に膀胱膜の領域に埋め込まれる。皮下中空シリンダ ーと栓は、組織結合が起きるのに十分な期間即ち数週間または数カ月、患者の体 内に留めておいてもよい。この組織結合が起きた後は、皮膚の円形部分と皮下中 空シリンダーの上に形成される皮下脂肪は切除される。栓は皮下中空シリンダー から取り除かれ、経皮的中空シリンダーの下端が皮下中空シリンダー内に滑動自 在に挿入される。そして二本のシリンダーは経皮的中空シリンダーに組織結合が 起きるのに十分な期間だけ患者の体内に留めておくことができる。そして膀胱造 瘻チューブは、経皮的中空シリンダーに套管針を挿入し、膀胱膜内部に穴を開け ることによって実効性あるものとなる。そして経皮的中空シリンダーの上端 にキャップが付けられる。 米国特許第4,183,357号には腸造瘻術用の長期経皮的移植組み立て品 が開示されている。移植装置には、フランジ部分に一体的に結合された円筒状の または胴体部が含まれている。胴体部には複数の開口または多孔性物質でできた 限定区域があって、それによって外付けされた導管の組織が移植物を通して真皮 の中に向かって内方成長していくことができるようになっており、その結果、導 管の為の血管新生接続が形成されて壊死が防がれている。フランジ部分にも複数 の開口または多孔性物質でできた限定区域があって、そのお蔭で血管新生された 真皮の内方成長が可能となり、移植物用の生物学的固定具が形成されている。で きれば移植装置は、外付けされた導管から出る排泄物を受けとる働きをする使い 捨ての取り外し可能な袋部材と一組になっていることが望ましい。 (レイブル他の)米国特許第4,534,761号にもまた、装置を通して延 びる通路と固定具手段を含む移植装置が開示されており、当該固定具手段には生 物学的固定具をしっかりと取り付ける為の複数の開口を備えていることが望まし いということが開示されている。一つの実施例においては、移植装置には環状辺 縁部も含まれており、その環状辺縁部と固定具手段との間に環状の凹部が形成さ れている。移植メッシュも移植装置の外部の少なくとも一部の周りに環状に配置 されている。移植装置と移植メッシュの間で組織が内方成長できるようにスペー サーで移植装置から移植メッシュを離間させている。 しかしながら、これらの外科手術における経験の示すところでは、外付け導管 に血液供給の干渉があると合併症を引き起こし、特に生育性が失われる。このこ とから、腸造瘻術を生育性のある導管で改善する必要がある。上記の移植装置に おいて生じるような移植物と直接皮膚粘膜の接触があると、腸間膜を通しての隣 接組織への血液供給が減少して壊死が起きる。組織と移植物との間の界面に過剰 な局部的応力がかかるので、移植物への生物学的適合性結合を維持するのも難し い。 もう一つの問題は、例えばヒルシュプルング型の症候にまつわる病原などで蠕 動運動が欠如しているところの、移植物の開口を介した腸の内容物の通過を原因 として起きる。腸内の流動物が、結腸での管腔内圧力の増大により通過するとき 、灌注法を必要とする問題が生じる。 本発明においては、導管を外付けするという一般的目的の為の、改善された移 植物が提供されており、これらの短所が克服されている。 本発明の一つの目的は、導管の外付けの為の管腔内手術または管腔外手術で有 用な皮膚間移植物装置を提供することにあり、当該移植物装置の構成は、上端と 下端、内表面と外表面を有する中空シリンダーであって、施術部位の外部の広が りよりも大きい直径の中央開口を有し、外付けされた導管を移植物の外表面と内 表面において適切に環状分離して、導管への適度な血液供給を確保する為の長さ を有する中空シリンダーと、末端装置が装着される基盤となる、中空シリンダー の上端から延びたフランジと、患者の体に移植物を固定させる手段となる、中空 シリンダーの下端から延びた表面接触平面とからなっている。好適な実施例にお いては、その移植物には更に、当該移植物の表面接触平面及び/又は中空シリン ダーから垂直に延びる織布リングまたは固定物があって、それが筋肉内に縫合さ れて支えを補強することができる。 ここで、本発明を下記の実例と添付図面を参照しつつ記述するが、それは単に 説明の為である。 図1は本発明の移植物の縦断面図を示す。 図2Aは本発明の移植物の好適な実施例の平面図を示し、移植物の中空シリン ダーから垂直に延びる織布リングを描いている。 図2Bは移植物の好適な実施例の平面図を示し、移植物の中空シリンダーから 垂直に延びる織布固定物を描いている。 図3Aは管腔外手術に実地に使用されている移植物の縦断面図を示しており、 皮膚はAで表され、皮下組織はBで表され、筋膜と筋肉はCで表され、腹膜はD で表され、そして血管新生の供給を備えた結腸はEで表されている。 図3Bはこの管腔外手術における移植物を外側から見たところを示す。 図4Aは管腔内手術に実地に使用されている移植物の縦断面図を示しており、 皮膚はAで表され、皮下組織はBで表され、筋膜と筋肉はCで表され、腹膜はD で表され、そして血管新生の供給を備えた結腸はEで表されている。管腔内手術 は、移植装置を腹壁を通してS状結腸等の腸の管腔内に導入することである。 図4Bはこの管腔内手術における移植物を外側から見たところを示す。 図5は移植物の一実施例の側面図であり、中空シリンダーは螺旋状ネジとして 形成されており、表面接触平面は複数の刃によって形成され、当該複数の刃の端 部は螺旋状ネジの同一点に収斂するねじ山となっていて、移植物が軸方向に回転 すると皮膚組織を貫通出来るようになっている。 実施例 本発明において、生物学的適合性高分子移植物が導管の外付けに使用されてい る。体組織への施術、及び腸や膀胱等の内部導管又はその他一切の体内の従順な 器官への施術または外付けと関連して応用されることを目的としている。移植物 の構造は、その上にキャップ、取り外し可能な小袋、チューブ等の様々な脱着式 末端装置を装着または取り付けることのできる基盤となるような構造である。適 用の際には、移植物は上皮、真皮及び皮下脂肪組織を貫通して、その下の筋膜の 深部に基礎をおき、そこに縫合して固定してもいい。腸造瘻術または人工肛門形 成術に使用される場合は、本発明の移植装置は、腹皮を排泄物との接触から来る 悪影響から保護することができ、しかも皮膚の上に直接使い捨てで取り外し可能 な回収袋を装着する為に接着剤の使用を避けることができる。 最も単純な形式では、図1に描かれているように、移植物1は中空シリンダー 2からなり、その上端にはフランジ3があり、底端には表面接触平面4がある。 移植物1のフランジ3は、キャップや取り外し可能な小袋やチューブ等の様々な 脱着式末端装置を装着または取り付けできる基盤となり、一方、表面接触平面4 は患者に移植物を固定する手段5となる。例えば一つの実施例においては、表面 接触平面4は穴を開けられて移植物を筋肉筋膜に縫合しやすくしている。 移植物質は米国食品医薬品局(FDA)によって認可された生物学的適合性物 質の一覧表から選択される。望ましい物質は、承認済物質一覧表にある成形可能 ポリエステル熱可塑性物質である。 一つの実施例においては、確立された従来の外科手術で行われる通常の方法で の移植に使用する為、移植物1の中空シリンダー2には断面の形成されていない 部分があって、そこは織布表面層5で覆われており、当該織布表面層は外部の皮 膚組織と内部導管及び/又は器官との間に移植物1を一体化する為に、例えばDA CRONメッシュ、PROLENEネット、VICRYLネットまたはSURGIPROメッシュ等、また それらに限らず、多孔性ポリマーからなっている。この被覆が移植 物の周りの急速な血管新生と組織の内方成長を可能にし、安定性を確保する。 移植物と接触する組織への血液供給を維持することも非常に重要である。従っ て、本発明においては、中空シリンダー2の中央開口が施術部位の外部の広がり よりもかなり大きくなっていることにより、移植物1は施術部位から除去される 。更に、その後の手術で導管への施術が必要となるかも知れないが、それは移植 物の中空シリンダーの開いた開口を通して操作可能である。従って、中央開口の 大きさは、必要となる操作を可能とするのに適切なものでなくてはならず、それ は囲いこまれた孔の直径で決定される。例えば、人工肛門形成においては、中央 開口の直径は、外付けされた導管の外皮表面の直径と等しくなる筈であり、約1 5mmから55mmの範囲である。しかしながら、この開示内容から当業者には 自明のこととなるであろうように、中空シリンダー範囲の中央開口の大きさは、 干渉作用と適合性とを適切に制御するように選択され、しかも、施術対象となる 導管にも左右される。 移植物の外表面と内表面との境界で外付けされた器官を分ける輪の大きさは、 導管への適切な血液供給を確保するのに十分なものでなければならない。典型的 には、外付けされた導管から5mmないし25mmで環状に分離されていなけれ ばならない。しかしながら、これは患者の脂肪組織の量及び/又は厚みによって 変化することがある。脂肪組織の厚みは普通、5から40mmの間で変化する。 従って、移植物の中空シリンダーの長さは5から25mmの適切な環状分離が可 能となるように調節されなければならない。 例えば、腸造瘻術または人工肛門形成においては、腸間膜または結腸間膜の部 分を表面にもってくる為の適切なスペースがなければならず、さもなければ、外 付けされた導管は生育性を失うことになりやすい。移植物をこのように使うと、 施術された器官を遠隔的に支援するのに役立ち、しかもその機能との相互作用は 最小限に抑えられる。従って移植物の機能は支援の働きをすることと同時に取り 外し可能な袋、チューブ、計器類、末端器等の様々な付属品を取り付ける為の基 盤を提供することである。従って図2A及び2Bに描かれているような好適な実 施例においては、移植物1は更に(図2Bに示すような)複数の織布固定物又は フィンガー6や(図2Aに示すような)織布リング7を備えていて、それらは移 植物の表面接触平面から垂直に延びており、当該表面接触平面は筋肉に縫合され て支援を補強している。更に好適には、移植物は更に複数の織布リングまたはフ ィンガー6を備え、それらは移植物1の中空シリンダー2から延びている。望ま しくは、織布リングまたはフィンガーは、例えばDACRON、PROLENEネット、VICRY LネットまたはSURGIPROメッシュ等、またそれらに限らず、多孔性ポリマーから なっている方がよい。この実施例においては、移植物1は皮下組織か筋肉筋膜に 固定されて、繊維板を生成し、当該繊維板が移植物を締めつけ安定化させて、フ ランジ3における脱着可能な末端装置の操作の際に、移植物1がずれるのを防い でいる。この実施例、特に、織布固定物やフィンガー6またはその多層構造が表 面接触平面4から延びている移植物1を使用すると、そこに包含された組織への 最適な血液供給が維持され、そして孔の開口の周りの正常な組織の生命力が改善 される。 従って、本発明は、例えば永久的人工肛門形成や、S状結腸造瘻術又は横行結 腸造瘻術で必要となりうるような導管や器官の、永久的な施術の為に有益な移植 物を提供する。本発明の移植物を使用する永久的人工肛門形成(S状結腸造瘻術 )には、移植物が一体化しそれと関連する負傷が治癒するまで、横行孔を前もっ て確実に開放している必要がある。更に、特にS状結腸造瘻術で、出口が狭窄し ている場合にヒルシュプルング型症候を防ぐ為に、移植物1の中空シリンダー2 は移植物が形成した狭窄に蠕動運動を導くように設計されている。ヒルシュプル ング型症候は腸内の蠕動運動が失われることが原因となって起こる。ヒルシュプ ルング病の実際の原因は腸壁に神経細胞が欠如していることである。神 経節と呼ばれる神経細胞の堆積は、腸の内容物を前進させる為に必要な、腸壁の 協調した緩みを統制する。従って、ヒルシュプルング病では、腸の神経節のない 部分は緩むことができず、つぶれたままなので、便通が阻害される。同様の現象 は蠕動運動のできない従来の移植物でも発生する。 しかしながら、蠕動運動による物質の流れは適切な設計により補助することが できる。移植物の流れの長さが大である場合には、流れへの相当な抵抗が上昇し 、ヒルシュプルング型症候と概念的に似ている。流の抵抗を克服しなければなら ない腹圧での上昇は、少なくとも図3Aや3Bに示されるような管腔外での使用 に際しては、蠕動の波に対応できる可撓性パイプがより扱いやすいということを 示す。従って、本発明の一つの実施例においては、中空シリンダー2の内表面は 滑らかであるが、壁は柔軟であり盲腸の伸びや膨らみに応じて直径がかなり変え られるようになっている。この実施例においては、中空シリンダーは二重螺旋コ ードで補強されたエラストマー製チューブからなっていることが望ましい。 永久的人工肛門形成等の管腔外手術においては、移植物が一体化しそれと関連 する負傷が治癒するまで、横行孔を前もって確実に開放している必要がある。こ の手術においては、閉鎖された隣接するS状結腸が腹部切開で引っ張られ、通常 の人工肛門形成手術が行われて終わりとなる。その後、治癒の後に、孔の周囲が 筋肉筋膜まで円形に切り下ろされる。そこで移植物が孔の周囲に導入され、移植 物の表面接触平面が筋膜に縫合される。上部フランジは真皮に縫合され、そして 使用する場合には、織布物質または織布リングが周辺組織に固定される。 本発明の移植物は図4Aと4Bに描かれた管腔内手術にも有益である。管腔内 手術を行う際には、腹圧でつぶれないように移植物は剛性のものであることが望 ましい。管腔内手術では、ひも状組織の側部開口が、隣接するS状結腸の端部に 設けられ、財布のひも状の縫合で穴が調製される。移植物は腹壁の人工肛門形成 の開口を通して導入され、S状結腸に開けられた開口に嵌め込まれる。財布のひ も状の縫合は固定され、S状結腸壁は、移植物の外表面の周囲の腔壁腹膜と接触 させられて接着される。移植物の中空シリンダーの上端のフランジは、周囲の真 皮に縫合される。 本発明の移植物のもう一つの目的は、移植を容易にすることである。起こりう る相互作用を除去することにより、不必要に操作を複雑にすることなく上記の支 援機能に特化する機会が生まれる。これは即ち、施術と移植が二段階の過程の一 部ということにできて、当該過程では各段階が別個の手順として連続的に行える ということを意味する。 そこで移植の手順は、単純に、容易に、そして更に信頼性のあるものにできる 。図5の実施例ではそのような可能性が開発されており、単純な自動切開ネジ技 法によって単純な移植が行えるようになっている。中空シリンダー2は螺旋状ネ ジ8で形成されていてよい。この実施例では、図5に描かれているように、表面 接触平面は複数の刃9によって形成されていて、当該複数の刃の端部は螺旋状ネ ジの同一点に収斂するねじ山となっている。複数の刃9の目的は、移植物が軸方 向に回転すると皮膚組織の内部を貫通出来るようにする為である。この実施例に おいては、フランジ3を含む中空シリンダー2の上部は、例えばDACRONベロア等 のような多孔性物質で覆われていることが望ましく、それが組織の内方成長を可 能にしかつ促進する。 移植物の導入は、施術の前または後に中空シリンダー2の上部表面に垂直の圧 力をかけ、一方では、中空シリンダー2を計算上の貫通深度にまで貫通させる為 に必要な角度に回転させながら行うのが都合がよい。手術後の嵌め直しの際、即 ち従来の末端装置を使うと合併症が発生して別の手段で短所を矯正する必要があ る場合に、器具を使用してもよい。ネジのピッチは、妥当なトルクで最適な貫通 効率を実現して、移植物の固定が周辺部分の組織に与える損傷を少なくするため に、変化させてもよい。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成11年5月31日(1999.5.31) 【補正内容】 皮膚間移植装置 本発明は、体内の導管及び/または器官を外付けするための、一時的または長 期的皮膚間導管手段として使用する為の生物学的適合性高分子移植装置に関する ものである。移植物は、その上にキャップ、取り外し可能な小袋、チューブ等の 様々な脱着式末端装置を装着または取り付けることのできる基盤となるような構 造である。移植物は中空のシリンダーまたは胴からなり、その上端にはフランジ が付き、底部は表面に接触する平面となっている。好適な実施例においては、移 植物は更に、表面に接触する平面から垂直に延びた複数の織布固定物や1つの織 布リング、及び/または皮下組織または筋肉筋膜に固定可能な中空シリンダーを 備え、移植物を締めつけ安定化する繊維板を生じさせて、どの末端装置を操作し ても、その最中に、移植物がずれたりしないようにしている。本発明の移植物は 管腔外手術と管腔内手術の両方において有益である。 医学的条件によって、結腸、小腸、尿管または膀胱等、またそれらに限らず、 体内の導管を外付けする為の外科手術が必要となることは極めて多い。例えば結 腸の一部または全部の摘出手術を受ける患者には一般に腸造瘻術が必要となる。 回腸造瘻術は小腸を切開してドレナージを行いまたは腹壁を通して取り出す外科 手術である。 典型的な腸造瘻術は、外付けすべき導管を切断し、体表面に形成された開口に 導管の壁を縫合することで達成される。開口の位置は通常は腹部である。やがて は、導管壁と、開口周辺の皮膚の真皮が共に成長して導管を体表面に永久に固定 するようになる。手術の傷が癒えた後、容器を典型的には皮膚の表面に装着して 導管から排出される排泄物を回収するようにする。しかしながら、排泄物の酸性 や酵素の性質により、外付け部位の周辺の皮膚に潰瘍の発生することが多い。 従って、外付けされた導管又は器官から排出される物質が皮膚に接触するのを防 ぐような腸造瘻術やそれに類する手術用の様々な経皮的移植装置が開発されてき た。 例えば、米国特許第5,234,408号及び米国特許第5,290,251 号には、恥骨上の膀胱造瘻術や経皮的膀胱造瘻術に関連する尿漏れの問題を克服 する組織結合可能な膀胱造瘻チューブが開示されている。この膀胱造瘻チューブ は、上端及び下端を有する皮下中空シリンダーと、皮下中空シリンダーの下端か ら放射状に延び皮下中空シリンダーを膀胱膜との関係で配置し位置を揃える為に 用いられる平面円板と、上端及び下端を有する経皮的中空シリンダーであって、 経皮的中空シリンダー下端が皮下中空シリンダーの上端に滑動自在に受入れられ るものからなっている。両シリンダーと平面円板の外表面は、生物学的組織と結 合するのに適した物質で覆われている。好適な実施例においては、この膀胱造瘻 チューブは更に、皮下中空シリンダーの外表面の中央に位置する安定化用嵌め込 み式円板スリーブを備えていて、それもまた、生物学的組織と結合するのに適し た物質で覆われており、患者の体内で膀胱造瘻チューブを安定化し位置を揃える 手段となっている。この膀胱造瘻チューブは各段階に応じて数週間または数カ月 の期間にわたり患者の体内に外科的に埋め込まれる。第一段階は、皮下中空シリ ンダーが脱着可能な栓と一緒に膀胱膜の領域に埋め込まれる。皮下中空シリンダ ーと栓は、組織結合が起きるのに十分な期間即ち数週間または数カ月、患者の体 内に留めておいてもよい。この組織結合が起きた後は、皮膚の円形部分と皮下中 空シリンダーの上に形成される皮下脂肪は切除される。栓は皮下中空シリンダー から取り除かれ、経皮的中空シリンダーの下端が皮下中空シリンダー内に滑動自 在に挿入される。そして二本のシリンダーは経皮的中空シリンダーに組織結合が 起きるのに十分な期間だけ患者の体内に留めておくことができる。そして膀胱造 瘻チューブは、経皮的中空シリンダーに套管針を挿入し、膀胱膜内部に穴を開け ることによって実効性あるものとなる。そして経皮的中空シリンダーの上端 にキャップが付けられる。 米国特許第4,183,357号には腸造瘻術用の長期経皮的移植組み立て品 が開示されている。移植装置には、フランジ部分に一体的に結合された円筒状の または胴体部が含まれている。胴体部には複数の開口または多孔性物質でできた 限定区域があって、それによって外付けされた導管の組織が移植物を通して真皮 の中に向かって内方成長していくことができるようになっており、その結果、導 管の為の血管新生接続が形成されて壊死が防がれている。フランジ部分にも複数 の開口または多孔性物質でできた限定区域があって、そのお蔭で血管新生された 真皮の内方成長が可能となり、移植物用の生物学的固定具が形成されている。で きれば移植装置は、外付けされた導管から出る排泄物を受けとる働きをする使い 捨ての取り外し可能な袋部材と一組になっていることが望ましい。外付けされた 導管は、円筒状胴体部分を通して引き上げられ、縫合されている環状縫合リング の上に折り畳まれる。従って導管は、中空シリンダーと直接皮膚粘膜に接触して おり、その結果、隣接組織への血液供給が不十分になりかねない。外付けされた 導管の末梢部分は萎縮し、外科的に切除される。この後、縫合リングが取り除か れ袋部材が移植物に装着される。 (レイブル他の)米国特許第4,534,761号にもまた、装置を通して延 びる通路と固定具手段を含む移植装置が開示されており、当該固定具手段には生 物学的固定具をしっかりと取り付ける為の複数の開口を備えていることが望まし いということが開示されている。一つの実施例においては、移植装置には環状辺 縁部も含まれており、その環状辺縁部と固定具手段との間に環状の凹部が形成さ れている。移植メッシュも移植装置の外部の少なくとも一部の周りに環状に配置 されている。移植装置と移植メッシュの間で組織が内方成長できるようにスペー サーで移植装置から移植メッシュを離間させている。英国特許第2 056 282号には内部導管から患者の皮膚の外表面への連 通を可能にする為に患者の皮膚に永久に埋め込まれる移植装置が開示されている 。移植物の通路には、その一端に、外部の導管に装着する為のフランジ手段があ って、また通路の外周辺に配置された複数の開口を有する固定具フランジが安全 確実な生物学的固定具となっている。内部の導管に触れる必要がないなら、通路 に栓を挿入することにより閉鎖する実施例があってもよい。従って、通路は円筒 ではなく円錐だということになる。 英国特許第2 056 282号の外付け導管は移植装置と密接に接触してい る。従って、外付け導管はまず圧搾され、その結果、ごく短期間のうちに外付け 導管への血液供給が不十分になる危険がある。治癒の間に、体組織を移植物の上 部からいくらか引き抜いて、適度な血流を得るようにしてもよい。更に、外付け 導管は、皮膚の下のフランジに固定されており、通路から抜けないようになって いる。 これらの外科手術における経験の示すところでは、外付け導管に血液供給の干 渉があると合併症を引き起こし、特に生育性が失われる。このことから、腸造瘻 術を生育性のある導管で改善する必要がある。上記の移植装置において生じるよ うな移植物と直接皮膚粘膜の接触があると、腸間膜を通しての隣接組織への血液 供給が減少して壊死が起きる。組織と移植物との間の界面に過剰な局部的応力が かかるので、移植物への生物学的適合性結合を維持するのも難しい。 もう一つの問題は、例えばヒルシュプルング型の症候にまつわる病原などで蠕 動運動が欠如しているところの、移植物の開口を介した腸の内容物の通過を原因 として起きる。腸内の流動物が、結腸での管腔内圧力の増大により通過するとき 、灌注法を必要とする問題が生じる。本発明においては、導管を外付けするという一般的目的の為の、改善された移 植物が提供されており、それによってこれまでに知られている移植物の短所が克 服されている。 本発明の一つの目的は、導管の外付けの為の管腔内手術または管腔外手術で有 用な皮膚間移植物装置を提供することにあり、当該移植物装置の構成は、上端と 下端、内表面と外表面を有する中空シリンダーであって、例えば腸造瘻術である こともある、施術部位の外部の広がりよりも大きい直径の中央開口を有し、外付 けされた導管を移植物の外表面と内表面において適切に環状分離して、導管への 適度な血液供給を確保する為の長さを有する中空シリンダーと、末端装置が装着 される基盤となる、中空シリンダーの上端から延びたフランジと、患者の体に移 植物を固定させる手段となる、中空シリンダーの下端から延びた表面接触平面と からなっている。好適な実施例においては、その移植物には更に、当該移植物の 表面接触平面及び/又は中空シリンダーから垂直に延びる織布リングまたは固定 物があって、それが筋肉内に縫合されて支えを補強することができる。中央開口 の直径が外付けされた導管の外部の広がりよりも大きい場合は、移植物と直接の 皮膚粘膜の接触はあり得ず、血液供給の減少も生じない。 ここで、本発明を下記の実例と添付図面を参照しつつ記述するが、それは単に 説明の為である。 図1は本発明の移植物の縦断面図を示す。 図2Aは本発明の移植物の好適な実施例の平面図を示し、移植物の中空シリン ダーから垂直に延びる織布リングを描いている。 図2Bは移植物の好適な実施例の平面図を示し、移植物の中空シリンダーから 垂直に延びる織布固定物を描いている。 図3Aは管腔外手術に実地に使用されている移植物の縦断面図を示しており、 皮膚はAで表され、皮下組織はBで、筋膜と筋肉はCで表され、腹膜はDで表さ れ、そして血管新生の供給を備えた結腸はEで表されている。 図3Bはこの管腔外手術における移植物を外側から見たところを示す。 図4Aは管腔内手術に実地に使用されている移植物の縦断面図を示しており、 皮膚はAで表され、皮下組織はBで表され、筋膜と筋肉はCで表され、腹膜はD で表され、そして血管新生の供給を備えた結腸はEで表されている。管腔内手術 は、移植装置を腹壁を通してS状結腸等の腸の管腔内に導入することである。 図4Bはこの管腔内手術における移植物を外側から見たところを示す。 図5は移植物の一実施例の側面図であり、中空シリンダーは螺旋状ネジとして 形成されており、表面接触平面は複数の刃によって形成され、当該複数の刃の端 部は螺旋状ネジの同一点に収斂するねじ山となっていて、移植物が軸方向に回転 すると皮膚組織を貫通出来るようになっている。 実施例 本発明において、生物学的適合性高分子移植物が導管の外付けに使用されてい る。体組織への施術、及び腸や膀胱等の内部導管又はその他一切の体内の従順な 器官への施術または外付けと関連して応用されることを目的としている。移植物 の構造は、その上にキャップ、取り外し可能な小袋、チューブ等の様々な脱着式 末端装置を装着または取り付けることのできる基盤となるような構造である。適 用の際には、移植物は上皮、真皮及び皮下脂肪組織を貫通して、その下の筋膜の 深部に基礎をおき、そこに縫合して固定してもいい。腸造瘻術または人工肛門形 成術に使用される場合は、本発明の移植装置は、腹皮を排泄物との接触から来る 悪影響から保護することができ、しかも皮膚の上に直接使い捨てで取り外し可能 な回収袋を装着する為に接着剤の使用を避けることができる。 最も単純な形式では、図1に描かれているように、移植物1は中空シリンダー 2からなり、その上端にはフランジ3があり、底端には表面接触平面4がある。 移植物1のフランジ3は、キャップや取り外し可能な小袋やチューブ等の様々な 脱着式末端装置を装着または取り付けできる基盤となり、一方、表面接触平面4 は患者に移植物を固定する手段5となる。例えば一つの実施例においては、表面 接触平面4は穴を開けられて移植物を筋肉筋膜に縫合しやすくしている。 移植物質は米国食品医薬品局(FDA)によって認可された生物学的適合性物 質の一覧表から選択される。望ましい物質は、承認済物質一覧表にある成形可能 ポリエステル熱可塑性物質である。 一つの実施例においては、確立された従来の外科手術で行われる通常の方法で の移植に使用する為、移植物1の中空シリンダー2には断面の形成されていない 部分があって、そこは織布表面層5で覆われており、当該織布表面層は外部の皮 膚組織と内部導管及び/又は器官との間に移植物1を一体化する為に、例えばDA CRONメッシュ、PROLENEネット、VICRYLネットまたはSURGIPROメッシュ等、また それらに限らず、多孔性ポリマーからなっている。この被覆が移植物の周りの急 速な血管新生と組織の内方成長を可能にし、安定性を確保する。 移植物と接触する組織への血液供給を維持することも非常に重要である。従っ て、本発明においては、中空シリンダー2の中央開口が施術部位の外部の広がり よりもかなり大きくなっていることにより、移植物1は施術部位から除去される 。更に、その後の手術で導管への施術が必要となるかも知れないが、それは移植 物の中空シリンダーの開いた開口を通して操作可能である。従って、中央開口の 大きさは、必要となる操作を可能とするのに適切なものでなくてはならず、それ は囲いこまれた孔の直径で決定される。例えば、人工肛門形成においては、中央 開口の直径は、外付けされた導管の外皮表面の直径と等しくなる筈であり、約1 5mmから55mmの範囲である。しかしながら、この開示内容から当業者には 自明のこととなるであろうように、中空シリンダー範囲の中央開口の大きさは、 干渉作用と適合性とを適切に制御するように選択され、しかも、施術対象となる 導管にも左右される。 移植物の外表面と内表面との境界で外付けされた器官を分ける輪の大きさは、 導管への適切な血液供給を確保するのに十分なものでなければならない。典型的 には、外付けされた導管から5mmないし25mmで環状に分離されていなけれ ばならない。しかしながら、これは患者の脂肪組織の量及び/又は厚みによって 変化することがある。脂肪組織の厚みは普通、5から40mmの間で変化する。 従って、移植物の中空シリンダーの長さは5から25mmの適切な環状分離が可 能となるように調節されなければならない。 例えば、腸造瘻術または人工肛門形成においては、腸間膜または結腸間膜の部 分を表面にもってくる為の適切なスペースがなければならず、さもなければ、外 付けされた導管は生育性を失うことになりやすい。移植物をこのように使うと、 施術された器官を遠隔的に支援するのに役立ち、しかもその機能との相互作用は 最小限に抑えられる。従って移植物の機能は支援の働きをすることと同時に取り 外し可能な袋、チューブ、計器類、末端器等の様々な付属品を取り付ける為の基 盤を提供することである。従って図2A及び2Bに描かれているような好適な実 施例においては、移植物1は更に(図2Bに示すような)複数の織布固定物又は フィンガー6や(図2Aに示すような)織布リング7を備えていて、それらは移 植物の表面接触平面から垂直に延びており、当該表面接触平面は筋肉に縫合され て支援を補強している。更に好適には、移植物は更に複数の織布リングまたはフ ィンガー6を備え、それらは移植物1の中空シリンダー2から延びている。望ま しくは、織布リングまたはフィンガーは、例えばDACRON、PROLENEネット、VICRY LネットまたはSURGIPROメッシュ等、またそれらに限らず、多孔性ポリマーから なっている方がよい。この実施例においては、移植物1は皮下組織か筋肉筋膜に 固定されて、繊維板を生成し、当該繊維板が移植物を締めつけ安定化させて、フ ランジ3における脱着可能な末端装置の操作の際に、移植物1がずれるのを防い でいる。この実施例、特に、織布固定物やフィンガー6またはその多層構造が表 面接触平面4から延びている移植物1を使用すると、そこに包含された組織への 最適な血液供給が維持され、そして孔の開口の周りの正常な組織の生命力が改善 される。 従って、本発明は、例えば永久的人工肛門形成や、S状結腸造瘻術又は横行結 腸造瘻術で必要となりうるような導管や器官の、永久的な施術の為に有益な移植 物を提供する。本発明の移植物を使用する永久的人工肛門形成(S状結腸造瘻術 )には、移植物が一体化しそれと関連する負傷が治癒するまで、横行孔を前もっ て確実に開放している必要がある。更に、特にS状結腸造瘻術で、出口が狭窄し ている場合にヒルシュプルング型症候を防ぐ為に、移植物1の中空シリンダー2 は移植物が形成した狭窄に蠕動運動を導くように設計されている。ヒルシュプル ング型症候は腸内の蠕動運動が失われることが原因となって起こる。ヒルシュプ ルング病の実際の原因は腸壁に神経細胞が欠如していることである。神経節と呼 ばれる神経細胞の堆積は、腸の内容物を前進させる為に必要な、腸壁の協調した 緩みを統制する。従って、ヒルシュプルング病では、腸の神経節のない部分は緩 むことができず、つぶれたままなので、便通が阻害される。同様の現象は蠕動運 動のできない従来の移植物でも発生する。 しかしながら、蠕動運動による物質の流れは適切な設計により補助することが できる。移植物の流れの長さが大である場合には、流れへの相当な抵抗が上昇し 、それは腹圧の中で克服されなければならないが、当該流れの抵抗は、少なくと も図3Aや3Bに示されるような管腔外での使用に際しては、蠕動の波に対応で きる可撓性パイプがより扱いやすいということを示す。従って、本発明の一つの 実施例においては、中空シリンダー2の内表面は滑らかであるが、壁は柔軟であ り盲腸の伸びや膨らみに応じて直径がかなり変えられるようになっている。この 実施例においては、中空シリンダーは二重螺旋コードで補強されたエラストマー 製チューブからなっていることが望ましい。 永久的人工肛門形成等の管腔外手術においては、移植物が一体化しそれと関連 する負傷が治癒するまで、横行孔を前もって確実に開放している必要がある。こ の手術においては、閉鎖された隣接するS状結腸が腹部切開で引っ張られ、通常 の人工肛門形成手術が行われて終わりとなる。その後、治癒の後に、孔の周囲が 筋肉筋膜まで円形に切り下ろされる。そこで移植物が孔の周囲に導入され、移植 物の表面接触平面が筋膜に縫合される。上部フランジは真皮に縫合され、そして 使用する場合には、織布物質または織布リングが周辺組織に固定される。 本発明の移植物は図4Aと4Bに描かれた管腔内手術にも有益である。管腔内 手術を行う際には、腹圧でつぶれないように移植物は剛性のものであることが望 ましい。管腔内手術では、ひも状組織の側部開口が、隣接するS状結腸の端部に 設けられ、財布のひも状の縫合で穴が調製される。移植物は腹壁の人工肛門形成 の開口を通して導入され、S状結腸に開けられた開口に嵌め込まれる。財布のひ も状の縫合は固定され、S状結腸壁は、移植物の外表面の周囲の腔壁腹膜と接触 させられて接着される。移植物の中空シリンダーの上端のフランジは、周囲の真 皮に縫合される。 本発明の移植物のもう一つの目的は、移植を容易にすることである。起こりう る相互作用を除去することにより、不必要に操作を複雑にすることなく上記の支 援機能に特化する機会が生まれる。これは即ち、施術と移植が二段階の過程の一 部ということにできて、当該過程では各段階が別個の手順として連続的に行える ということを意味する。 そこで移植の手順は、単純に、容易に、そして更に信頼性のあるものにできる 。図5の実施例ではそのような可能性が開発されており、単純な自動切開ネジ技 法によって単純な移植が行えるようになっている。中空シリンダー2は螺旋状ネ ジ8で形成されていてよい。この実施例では、図5に描かれているように、表面 接触平面は複数の刃9によって形成されていて、当該複数の刃の端部は螺旋状ネ ジの同一点に収斂するねじ山となっている。複数の刃9の目的は、移植物が軸方 向に回転すると皮膚組織の内部を貫通出来るようにする為である。この実施例に おいては、フランジ3を含む中空シリンダー2の上部は、例えばDACRONベロア等 のような多孔性物質で覆われていることが望ましく、それが組織の内方成長を可 能にしかつ促進する。 移植物の導入は、施術の前または後に中空シリンダー2の上部表面に垂直の圧 力をかけ、一方では、中空シリンダー2を計算上の貫通深度にまで貫通させる為 に必要な角度に回転させながら行うのが都合がよい。手術後の嵌め直しの際、即 ち従来の末端装置を使うと合併症が発生して別の手段で短所を矯正する必要があ る場合に、器具を使用してもよい。ネジのピッチは、妥当なトルクで最適な貫通 効率を実現して、移植物の固定が周辺部分の組織に与える損傷を少なくするため に、変化させてもよい。 請求の範囲 1.a)上端と下端、内表面と外表面を有する中空シリンダーであって、例えば 腸造瘻術であることもあり、それによって施術部位と中央開口の間に空間を生成 する、 施術部位の外部の広がりよりも大きい直径の中央開口(10)を有し、外 付けされた導管を移植物の外表面と内表面において適切に環状分離する為の長さ を有する中空シリンダー(2)と、 b)中空シリンダーの上端から延びて、末端装置が装着される基盤となるフ ランジ(3)と、 c)中空シリンダーの下端から延びて、移植物を固定させる手段となる表面 接触平面(4)と、 からなることを特徴とする移植装置(1)。 2.中空シリンダーの外表面は、多孔性ポリマーからなる織布表面層(6,7) からなることを特徴とする請求項1に記載の移植装置。 3.更に、移植物の表面接触平面から垂直に延びた織布リング(7)又は複数の 織布固定物(6)からなることを特徴とする請求項1または2に記載の移植装置 。 4.更に、移植物の中空シリンダーから垂直に延びた複数の織布リング(6)か らなることを特徴とする請求項3に記載の移植装置。 5.中空シリンダーが剛性のものであることを特徴とする請求項1から4のいず れか一つに記載の移植装置。 6.中空シリンダーが柔軟であり導管の伸び及び/又は膨らみに応じて直径が変 えられるようになっていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記 載の移植装置。 7.中空シリンダーは螺旋状に巻かれて補強されたエラストマー材で形成されて いることを特徴とする請求項6に記載の移植装置。 8.中空シリンダーは螺旋状のネジ(8)で形成されており、表面接触平面は複 数の刃(9)によって形成され、当該複数の刃の端部は前記螺旋状ネジの同一点 に収斂するねじ山となっていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つ に記載の移植装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW (72)発明者 ツィンマーマン−ニールセン,カール デンマーク,デーカー―5700 スヴェンボ ルグ,コートヴェドパルケン 72 (72)発明者 エンゲル,ヨーン デンマーク,デーカー―5700 スヴェンボ ルグ,スカターガーデ 3 (72)発明者 マリング,イェスパー デンマーク,デーカー―5230 オーデンセ エム,ランゲリニエ 40 (72)発明者 トーマス,ダビット,モルガン デンマーク,デーカー―5771 ステンスト ルプ,ロルカルヴェイ 1

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)上端と下端、内表面と外表面を有する中空シリンダーであって、施術部 位の外部の広がりよりも大きい直径の中央開口(10)を有し、外付けされた導 管を移植物の外表面と内表面において適切に環状分離する為の長さを有する中空 シリンダー(2)と、 b)中空シリンダーの上端から延びて、末端装置が装着される基盤となるフ ランジ(3)と、 c)中空シリンダーの下端から延びて、移植物を固定させる手段となる表面 接触平面(4)と、 からなることを特徴とする移植装置(1)。 2.中空シリンダーの外表面は、多孔性ポリマーからなる織布表面層(6,7) からなることを特徴とする請求項1に記載の移植装置。 3.更に、移植物の表面接触平面から垂直に延びた織布リング(7)又は複数の 織布固定物(6)からなることを特徴とする請求項1または2に記載の移植装置 。 4.更に、移植物の中空シリンダーから垂直に延びた複数の織布リング(6)か らなることを特徴とする請求項3に記載の移植装置。 5.中空シリンダーが剛性のものであることを特徴とする請求項1から4のいず れか一つに記載の移植装置。 6.中空シリンダーが柔軟であり導管の伸び及び/又は膨らみに応じて直径が変 えられるようになっていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記 載の移植装置。 7.中空シリンダーは螺旋状に巻かれて補強されたエラストマー材で形成されて いることを特徴とする請求項6に記載の移植装置。 8.中空シリンダーは螺旋状のネジ(8)で形成されており、表面接触平面は複 数の刃(9)によって形成され、当該複数の刃の端部は前記螺旋状ネジの同一点 に収斂するねじ山となっていることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つ に記載の移植装置。
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