JP2009526558A - 直腸脱および痔核脱出の外科手術のための方法および装置 - Google Patents

直腸脱および痔核脱出の外科手術のための方法および装置 Download PDF

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Abstract

肛門管において、痔核脱出の第一の部分で少なくとも第一の円状縫合を行う工程と、該痔核脱出の第二の部分で少なくとも第二の円状縫合を行う工程と、痔核脱出の圧縮のため、第一の円状縫合と第二の円状縫合とを近づかせる工程とを有する、直腸脱/痔核脱出における外科手術の方法。また、本発明は、好ましくはこの方法を実施するための装置に関する。本装置は、進行方向が長手方向の軸(Z)に沿っており、患者の肛門外口より挿入可能な中空状のディバリケーター(17)を有する。本装置にはさらに、手術領域を示し、ディバリケーター(17)の内部のキャビティ(17b)と痔核脱出部位との間をつなげる窓(29)がある。本装置は、さらに窓(29)を開閉する手段(31)を備えている。
【選択図】図2

Description

本発明は直腸脱および痔核脱出の外科手術のための方法および装置に関する。
本発明は特に直腸脱および痔核脱出の治療および/または縮小を目的とする肛門病理学に関連した外科手術分野に適用する。
痔疾患の進行は、脈管性間隙、動静脈シャントおよび内部直腸静脈叢を構成する静脈の嚢構造により形成される肛門管腔の病理学的な変形によって引き起こされるということがよく知られている。より詳しくは、内部直腸静脈叢とは、静脈または結合組織の内部にある毛管内皮により区切られた数ミリメートルの内径をもつ血液スペースであり、直腸の粘膜により覆われている。これらの構造は、トライツ靱帯やパークス靭帯を形成する内部括約筋に線維を固定することにより支えられている。
肛門管腔は上部直腸動脈の末端枝からのみ動脈流を受ける。これは、最近の治療方法において、採用される処置方法を導く特性である。
この分野の外科技術の発達は絶え間ない進化の中にあり、特に、先行技術の観点においては、できるだけ外傷性のない手術を提供しようとする試みなどが模索されているが、この種の手術の対象となる患者に重大なリスクや合併症をもたらすことも多い。
ことに過去の参考文献によると、主な外科技術は組織の切除、すなわち病気に冒された直腸粘膜部分の外科的切除に基づいていた。
この種の処置には、目的の領域の縫合と痔核脱出の切除を同時に行う処置も含まれている。
この種の処置については、WO 01/21060に詳細に説明されており、経肛門手術のための付属品セットや、その使用方法が説明されている。
より詳しく説明すると、この方法は、直腸壁の粘性壁、特に痔核脱出に関わる粘性壁部分にタバコ入れに似た、輪状や円状の構造体を施すことによるものである。この方法では、直腸のアンプルの円周上の進行に沿って脱出部分全体を縫合糸がまとめるまで、数回の円状縫合がなされ、直腸のアンプルの内側に向かう傾向のある環状の突出部を作る。
続いて、こうして作られた環状の突出部は切除され、同時に、粘性壁を束ねた端の部分は縫合される。
この方法に使用される装置の本体は、準円筒形状であり、患者の肛門外口に挿入できるようになっているグリップ用の柄とつながっており、たとえば身体構造に合った円錐形の挿入器などが使用される。準円筒形の本体は先端部が開いており、痔核脱出の一部を切除し、体の内部にある痔核脱出を取り出すことが可能である。その装置は、さらに、機械的に縫合する装置を有する。この縫合装置は、準円筒形の本体が円形の刃により環状の突出部を切り取った後に使用される。内側でその縁を金属の止め金で係合し、残った粘膜部分の閉じられた端の部分を縫合する。
このタイプの方法は、必然的に外傷性が高い。
良好な結果を与え、全体的にみて再発を防ぐにも関わらず、特に、この方法は、術後にかなりの痛みを伴い、患者の入院を必要とし、術後や術中の重大なリスクも引き起こす可能性がある。
従来の外科の重大な欠点を取り除くことを目的とした様々な診療技術も研究されており、補助的な外科技術として知られている。例えば、これらの技術としては、痔核組織の弾力性結紮がある。これは、弾力性結紮により肛門管の粘性壁の痔核組織のある部分で痔核を圧迫し、それにより、痔核の組織の切除に依存することなしに、生理学的にそれを崩壊するというものである。その他の補助的な外科技術の例としては硬化療法がある。これは、硬化溶液の注入により目的の部分の壊死を引き起こすというものである。
別の補助的な外科技術の例としては、赤外線凝固、凍結療法、レーザー療法がある。
これらの補助的な外科手術のなかには、WO 2004/064624で記述されているタイプの装置が採用されているものもある。この装置はディバリケーターとしての機能をもつ円柱状の本体からなり、握持部と、側面には痔核脱出の部分の切除と観察のための開口部とがある。本体の開口部付近には、探触子(特に超音波探触子)を格納するための場所があり、たとえ視認性および/または近接性が悪い場所であっても、血管の近辺を検出することができ、痔核脱出に実質的に関係する部分を正確かつ直接に診療することが可能となる。その装置はさらに、握持部に照明装置も備えており、診療により関連のある場所を照射し、必要に応じて、円柱状の本体の内側を照らす。
特に、上記のタイプの装置は、動脈周辺領域を結紮することにより、痔核脱出を含む上部直腸動脈の末端部分で外科的な閉塞を作り、血流の遮断により壊死した部分を結紮するために使用される。
しかし、この技術は、それ自体では短期間に肛門管の内部にある痔核脱出を減らすことはできない。
したがって、本発明の技術的な目的は、上述の欠点を排除した、直腸脱および痔核脱出の外科手術の方法と装置を提供することである。
本発明は、短時間で肛門管内部にある痔核脱出を減らす、直腸脱および痔核脱出の外科手術のための方法と装置を提供することを基本的な目的とする。
本発明は、さらに、手術後の合併症および手術後の痛みを減らすことができる、直腸脱および痔核脱出の外科的手術のための方法および装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明の重要な目的としては、患者に対する麻酔剤の使用の必要性を抑える、もしくは、いかなる場合でも麻酔剤の必要性をできる限り局所的に抑える、直腸脱および痔核脱出の外科手術の方法および装置の提供をすることである。
特定された目的その他は、添付の請求項に記載された、直腸脱および痔核脱出の外科手術のための方法と装置により、十分に達成される。
以下に、添付の図面に基づき、直腸脱および痔核脱出の外科手術の方法と装置のより好ましい実施形態を説明するが、本発明はこの実施形態に限定されない。
図1は、肛門管の縦断面の概略図である。
図2は、本発明の装置の側面図である。
図3は、図2の装置の第一の部分の透視図である。
図4は、図2の装置の第一の部分の平面図である。
図5は、図2の装置の第一の部分の断面図である。
図6は、図2の装置の第二の部分の側面図である。
図7は、図2の装置の第二の部分の透視図である。
本発明の直腸脱および痔核脱出の外科手術のための方法および装置のより好ましい実施形態は、以下の工程を有する。
- 一つの痔核脱出2の位置で、例えば縫合糸6を用いて、少なくとも第一の円状縫合1を実施する;
- 同位置、すなわち痔核脱出2の位置で、少なくとも第二の円状縫合4を実施する;
- 痔核脱出2を圧縮するため、第一の円状縫合1と第二の円状縫合4を近づかせる。
有利には、図1に示すように直腸5の末端部分付近に位置し、X方向に膨張してきている痔核脱出2の第一の部分2aで第一の円状縫合1が、痔核脱出2の第二の部分2bで第二の円状縫合4が、それぞれ個別に作られる。
さらに、その脱出2の第一の部分2aは、もう一方の2bよりも、直腸5の内側にある。このことが、以下に詳述するような、特別な利点を与えることになる。
円状縫合には様々な縫合の原理が使用される。
図1の実施形態において、糸6が好ましい実施形態として表示されているが、以降、糸6とは縫合糸6を意味する。
縫合糸6は、痔核脱出2において数回巻き付けられ、直腸5の壁7から直腸5自体の内側に向かって、直腸5の肛門外口8の方向に突き出てくる。概略図1において、縫合糸6は、直腸5の壁7を構成する組織、および、特に痔核脱出2の組織の内側に部分的に挿入されている。組織への糸6の挿入は、好ましくは、鋭先形ボディ、例えば、針などを用いてなされる。既知のタイプについては、ここには例示しない。
好ましくは、最初の円状縫合1の工程は、糸6の第一端9を痔核脱出2の第一の部分2aに挿入することによりなされる。第二の円状縫合4は、同じ縫合糸を使い、好ましくは糸6の第一端9が、痔核脱出2の第二の部分2bに挿入されるという、同じ方法によりなされる。図1に示すように、この配置において糸6の第一端9は円状縫合4の部分にあり、自由な第二端10は第一の円状縫合1の部分にある。上述のプロセスでは、糸6の第一端側で湾曲した針が用いられる。
有利には、最初の円状縫合1の工程には、別の円状縫合11の工程も含まれる。円状縫合11は、第一の部分2aと第二の部分2bの間に位置する痔核脱出2の第三の部分12においてなされる。図1では、第一の円状縫合1と第二の円状縫合4の間にさらに2つの円状縫合11が示されている。円状縫合1、4、11には、好ましくは、単一の縫合糸6を使う。
さらに、糸6の各円状縫合1、4、11は、有利には、痔核脱出2に関わる直腸動脈13の末端枝にあり、その結果として、以下に示す技術により末端枝を結紮することができる。
具体的には、最終的に湾曲した針が組織から再び出るとループが生じ、上記の直腸動脈13の末端枝を巻き込むように、直腸動脈13の末端枝をとりまく痔核脱出2の組織内で、湾曲した針を円状に動かしていく。このように各円状縫合1、4、11の工程で、直腸の病気に関連する直腸動脈13の末端枝に連結された1以上のループが形成される。
本発明の方法のより好ましい実施形態については、図1に説明されており、それぞれのループは、痔核脱出2の進行方向Xの向きに垂直な平面上にある。これは、円状縫合1、4、11のそれぞれの工程で円状縫合1、4、11の結紮を行うという点から有利である。
一旦一重ループが形成されると、各ループでは、好ましくは、縫合糸6がマニュアルで引き出される。軸方向を変化させずに、直腸の動脈13の進行に対してもっぱら横方向への狭窄を行うので、上記のような一重ループの配置によってかなり単純化される。
縫合糸6を引き出す目的は、一重のループに関わる痔核脱出2(すなわちそれに関わる直腸の動脈13の区域)の部分を狭窄し、その区域において、血流を遮断させて、壊死を引き起こすことである。
円状縫合1、4、11を形成する工程は、好ましくは、痔核脱出2の主な進行方向Xに沿って、実質的に重なり合うように円状縫合1、4、11を行うことによりなされる。これにより図1の配置による規則的なループの連続が生じ、「パケット」という一重ループが、規則正しく痔核脱出2を取り巻くことになる。
円状縫合1、4、11の工程の完了に続き、痔核脱出2の主な進行方向Xに沿った狭窄も行うために、有利には、第一の円状縫合1と第二の円状縫合4を相互に近づける工程がある。この方法によって、直腸5の内部の痔核脱出2の全体的なサイズをかなり縮小できる。
円状縫合1、4を近づける工程は、好ましくは縫合糸6で結び目を作る工程を経てなされる。結び目を作る工程は、1回以上連続して結び目を作る工程を含む。この作業により、前述の円状縫合1、4を近づける行為を安定化させる。
さらに、本発明の方法は、有利には追加的な円状縫合、特に「基礎的な円状縫合」を形成する工程を含む場合がある。これは、部分的に、図1の14により示されており、糸6の最終的な引き込みの基準になるものである。
この工程は、好ましくは、第一の円状縫合1を行う前に、痔核脱出2を含まない直腸5の壁の一部に1以上のループを作ることにより行われる。基礎的な円状縫合14の形成は、以下に説明するように、その後の円状縫合1、4を近づける工程でのアンカーを規定する目的をもつ。
さらに好ましくは、円状縫合1、4、11を行うのに使われる縫合糸6を用いて、基礎的な円状縫合14を行う。さらに、基礎的な円状縫合14は、肛門外口8に対して痔核脱出2よりも奥になる直腸5部分においてなされること、すなわち、図1にあるように、より高い位置においてなされることが好ましい。第一の円状縫合1および第二の円状縫合4の方向付けに関して上述してきたことからも、基礎的な円状縫合14は第一の円状縫合1よりも奥に位置することになる。
具体的には、最初の円状縫合1の位置、したがって基礎的な円状縫合14の位置付近にある縫合糸6の第二端10は、形成の初期工程を示す図1の15により示されるスロットを規定するために、部分的に折りたたまれている。縫合糸6の第一端9は、溝15の内側に挿入され、縫合糸6を引き込むことにより円状縫合1、4を近づける工程が始まる。その後、安定して円状縫合を近づかせる位置を規定するために結び目を作る工程が始まる。
痔核脱出2を結紮する上記の工程は、(痔核脱出2の結紮や処置後の上昇が図示されている図1の右側の部分からわかるように)痔核脱出2を基礎的な円状縫合14の方向、かつ肛門管5の奥側に、持ち上げることにもなる。その利点として、肛門外口8から、痔核脱出2を遠ざけ、直腸5内部の痔核脱出のサイズを縮小し、痛覚閾値より上部にアナルパディングを正しく再配置することが可能になる。
したがって、基礎的な円状縫合14は、痔核脱出2の結紮と直腸5内部での痔核脱出2のサイズの縮小を同時に行えるように、痔核脱出2が引き上げられ、円状縫合1、4、11とつなげられる参照ポイントとしての機能をもつ。
本発明の方法は、様々な種類や状態の痔核脱出手術に適用できる。要約すると、好ましくは1本の縫合糸を用いて、痔核脱出とそれに関連する直腸動脈をつなげうる複数の円状縫合を形成し、痔核の病理に関連しない直腸管壁部分で作られる1以上の基礎的な円状縫合の実施を含む方法という記載になる。
以下に、直腸脱および痔核脱出の外科手術用装置について記載する。しかしながら、上述した方法の実施専用の装置というわけではない。
図中16で示される装置は、中空状のディバリケーター17により構成され、外部に円筒型の中央部分17aを有し、内部に装置の診療領域であるキャビティ部分17aを有する。中央部分17aは、患者の肛門外口の内部への挿入が可能なように、好ましくは先端が細い円錐形をもつ閉じた正面部分17cにつながっており、患者の外傷を最小限に減らすようになっている。ディバリケーター17はさらに切断された円錐形の後方部分17dを備えており、肛門外口の内側に、ディバリケーター17が最大限進入できるように、横方向に広くなっている。手術中に外側から手術者がキャビティ17bに到達できるように、肛門外口の内側にディバリケーター17が挿入される方向に対して後方の末端17eで、後方部分17dもキャビティになっている。
装置16はさらに、ディバリケーター17の後方部分17cをしっかりと固定し、装置16の柄の部分を構成する、半割状の第一シェル18を備えている。半割状の第一シェル18は、好ましくは、オス-メスの結合部位19と20により、半割状の第二シェル21と対になって、装置16の柄を構成している。この構成において、柄とは、2つの半割状のシェル18および21の間に構成される部分において、照明23を格納するための第一の格納部分22を意味する。
照明手段23は、好ましくは、光学繊維24により作られる。光学繊維24は、例えば、柄の開いている側から挿入され、操作位置に届くまで第一の格納部分22の内側を押し上げられる。光学繊維は、この操作位置で、作業域を照らす(逆照明)ためにディバリケーター17の内部に到達可能な光を放射する。
ディバリケーター17は、好ましくはその側面において、装置16が挿入された際に操作区域を規定し、キャビティ17b、すなわちキャビティ17b内部にある手術手段と、直腸壁との間をつなげる窓29を備えている。窓29により、直腸壁の痔核脱出の位置まで容易に到達できる。
窓29には、中央部分17aと正面部分17cの間に、少なくとも第一部分29aがある。図2と図3に図示されている好ましい実施形態において、窓29の第一部分29aは、ディバリケーター17が伸長する長手方向の軸線Zに対して横方向に広がっている。例示の実施形態において、窓29の第一部分29aは、長方形である。
好ましくは、窓29の第一部分29a付近において、ディバリケーター17の正面部分17cは、肛門外口の内部にディバリケーター17を進入させやすくする先端面取り部30を備えている。窓29において、先端面取り部30は同時に痔核脱出を保持する役割も持つ。
有利には、窓29は、様々な拡張が可能であり、好ましくは、ディバリケーター17の長手方向の軸Zと平行な方向に拡張される。この拡張性は、以下に詳述される窓29の開閉手段31によりなされる。
有利には、窓29には、好ましくは第一部分29aに隣接して第二部分29bが備えられている。好ましい実施形態においては、第一部分29aと第二部分29bがつながった状態で、単一の窓29を構成する。さらに、窓29の第二部分29bは、ディバリケーター17の長手方向の軸Zに沿って伸び、好ましくは第一部分29aからディバリケーター17の後方の端17eまで拡張する。第二部分29bの横方向のサイズは特に指定されないが、好ましくは、第一部分29aの横方向のサイズ以下である。
窓の開閉手段31は、好ましくは、可動壁32を使うことにより実現される。例えば、スライドガイド32aを用いることで、可動壁32は、窓29の第二部分29bの中に、スライド式に収められる。可動壁32には、窓の第二部分29bを完全にふさぎ、第一部分29aのみ利用可能な閉じた位置と、窓29の第二部分29bが完全に見えており、完全に開いているために29bと外側とのアクセスが可能な開いた位置の間に、複数の操作位置が存在する。可動壁32は、ディバリケーター17の後方の端17eの方向にスライドすることにより、閉じた位置と開いた位置との間で動かすことができる。上記のように長手方向に窓の拡張ができることは、痔核の病理において、直腸の動脈を縫合して結紮させる手術を行う時に、特に有利である。
好ましい実施形態として、添付の図に示されているように、可動壁32が、窓29の第二部分29bにのみ接続されており、他方、第一部分29aは、可動壁32が閉じた位置にある時であっても、外部とのアクセスが可能である。
可動壁32には、操作する者が握りやすい握持部がある。しかしながら、図示されている好ましい実施形態においては、閉じた状態において、ディバリケーター17の連続した通常表面に対して可動壁32による突起がなく、可動壁32は可動壁32とかみ合う窓29の第二部分29bと対応する形をしている。
図示されていないが、装置16には静脈や動脈、特に直腸の動脈付近の脈動を感知するセンサーも備えている。このセンサーは、好ましくは、超音波探触子であり、有利には、可動壁32がスライドしている間でも直腸動脈付近を連続的に監視できるように可動壁32上に収納され、好ましくは取り外すことができる。
センサーを収納するために、可動壁32には、可動壁32すなわちディバリケーター17の外側に面した専用の収納場所33があり、可動壁32の中の外部末端開口部33aが用いられる。外部末端開口部33aは、収納場所33をディバリケーター17の外側とつなげ、センサーによる直腸動脈の検知を容易にし、痔核脱出と関わる血流を記録して動脈近辺の感知ができるように、センサーを直腸壁まで運び痔核脱出に直接触れる状態に設置している。好ましくは、収納場所33はディバリケーター17のキャビティ17bとつながっており、ディバリケーター17の後方端17eを通して収納場所33の内部へのセンサーの導入が可能になっている。
誘導手段34は、開口部17bの内部に収納されている。誘導手段34は、ディバリケーター17に固定されており、使用中、すなわち手術工程中は、手術手段を誘導する役目を果たす。より詳しくは、誘導装置34は、好ましくは窓29の第一部分29a付近に、穴の開いたサポート35を備えている。さらに、穴の開いたサポート35は、窓29の第一部分29a付近の中央ではない場所に固定される。また、穴の開いたサポート35は、ディバリケーター17の長手方向の軸Zに対して、特に窓29に向かって中央ではない場所に固定されている。持針器に固定された曲った針が、あらかじめ超音波探触子により検出されていた痔核動脈部分に通され、部分的に窓29を通じてディバリケーター17から出てくるように円状の軌跡が描かれる、動脈の結紮手術においては、非常に有益である。円状の軌跡は、その先端を穴の開いたサポート35の内部に収納させた状態で、持針器を回転させることにより得られる。
ディバリケーター17の外側には、少なくとも中央部分17a上に、1以上の容易に目視できる較正目盛36があり、リアルタイムで肛門外口内部にディバリケーター17が進入した深度を知らせることできるため、たとえば、多くの不安を取り除くことができる。
本発明には重要な利点がある。
主に、前述の方法は、苦痛の多い外科手術の必要性なしに、迅速に痔核脱出を縮小できる。
さらに、この方法は、従来の処置と比較して、麻酔の必要性が少ない。
本方法の利点のうち、第一に最も重要なものとして、問題となっている排泄能力抑制のために重要なバスキュラーパディングを利用しながら、痔核病理などに対する優れた結果を出していることである。
基礎的な円状縫合により痔核脱出を固定することで、痛覚閾値より上部にアナルパディングを再配置し、痔核脱出を取り除くことが可能であることも、本方法の利点の一つである。
上述の装置については、重要な利点は、引き込み可能な可動壁の存在により得られる。可動壁により、好ましくは、動脈結紮手術を行う場合に、部分的にディバリケーターを引き出すという外科医にとって特に骨の折れる作業をせずに、操作領域を簡単に変更することができる。
さらに、可動壁にセンサーを固定することで、厳密に必要がない限りは装置を動かさずに、目的の直腸動脈付近の連続的なチェックを可能にする。
最後に、可動壁には、形状的に、患者に対して不快感や痛みをもたらす可能性のある突起部分が含まれない。実際、可動壁の規則正しく一定で、身体構造に合った形状は、患者の苦痛を軽減するという要求を満たす。
肛門管の縦断面の概略図 本発明の装置の側面図 図2の装置の第一の部分の透視図 図2の装置の第一の部分の平面図 図2の装置の第一の部分の断面図 図2の装置の第二の部分の側面図 図2の装置の第二の部分の透視図

Claims (24)

  1. 患者の直腸において、痔核脱出(22)の第一の部位(2a)で少なくとも第一の円状縫合(1)を行う工程を有し、
    さらに、
    痔核脱出(2)の第二の部位(2b)で少なくとも第二の円状縫合(4)を行う工程と、
    痔核脱出(2)を圧縮するため、前記第一の円状縫合と前記第二の円状縫合とを近づかせる工程とを有する直腸脱および痔核脱出の外科的手術のための方法。
  2. 前記第一の部位(2a)および前記第二の部位(2b)の間に存在する痔核脱出部分で別の円状縫合(11)を行う工程を有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記円状縫合(1、4)を行う工程は、痔核脱出(2)の主な伸長方向(X)に垂直な面に含まれる少なくとも1つのループの形成を含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記円状縫合(1、4)を行う工程は、痔核脱出(2)の主な伸長方向(X)に沿って重なり合うように実施される、前記請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
  5. 前記円状縫合(1、4)が、単一の縫合糸(6)を用いて行われる、前記請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
  6. 少なくとも第一の円状縫合(1)の工程を実施する前に、円状縫合(1、4)を近づけるときのアンカーを規定するため、痔核脱出(2)とは無関係な直腸壁部分において、少なくとも基礎的な円状縫合(14)を行う、前記請求項1〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記の基礎的な円状縫合(14)が、肛門外口に対して痔核脱出(2)よりも奥にあたる直腸部分(5)で実施される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記円状縫合(1、4)を近づかせる工程には、該円状縫合(1、4)を安定して近づかせる位置を規定するために、縫合糸(6)に結び目を作る工程が含まれる、請求項5に記載の方法。
  9. 円状縫合(1、4)を実施する各工程には、前記円状縫合(1、4)を引き込む工程が含まれる、請求項1〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 前記縫合糸(6)には、第二の円状縫合(4)とつながっている第一端(9)があり、前記縫合糸(6)で結び目を作る工程には、前記縫合糸(6)の前記第一端(9)を前記の基礎的な円状縫合(14)内部に挿入する工程が含まれる、請求項8に記載の方法。
  11. 前記縫合糸(6)の結び目を作る工程には、前記円状縫合(1、4)を前記の基礎的な円状縫合(14)の方向に向けて引き上げる工程が含まれる、請求項6または10に記載の方法。
  12. 進行方向が長手方向の軸(Z)に沿っており、肛門外口より挿入可能な中空状のディバリケーター(17)を有し、該ディバリケーターには、手術領域を規定し、該ディバリケーター(17)の内部のキャビティ(17b)と痔核脱出部分とをつなげる窓(29)があり、手術領域を変えるために前記窓(29)を開閉するための開閉手段(31)を備えている、直腸脱あるいは痔核脱出の外科手術用装置。
  13. 前記窓(29)の開閉手段(31)は、少なくとも可動壁(32)を備え、前記ディバリケーター(17)とスライド可能な状態でつながっており、前記窓(29)を操作することができる、請求項12に記載の装置。
  14. 前記窓(29)は、第一の部分(29a)と第二の部分(29b)を備え、前記第二の部分(29b)は、長手方向の軸(Z)に平行に伸びており、前記可動壁(32)は、前記窓が開閉できるように、前記窓(29)の第二の部分(29b)を自由に動くようになっている、請求項13に記載の装置。
  15. 前記可動壁は、前記窓の前記第二の部分(29b)を完全に塞ぐことになる閉じた位置と、前記窓29の前記第二の部分(29b)が完全に開いている開いた位置と、からなる複数の操作位置を決めるために、ディバリケーター(17)とスライド可能な状態で接続されている、請求項14に記載の装置。
  16. 前記窓(29)の前記第二の部分(29b)が、前記窓(29)の前記第一の部分(29a)から前記ディバリケーター(17)の後方先端(17e)まで伸びており、前記後方先端(17e)は、肛門外口に入る前記ディバリケーター(17)の挿入方向により決められる、請求項14または15に記載の装置。
  17. スライドできるように前記ディバリケーター(17)に前記可動壁(32)を接続させるためのスライドガイド(32a)を有する、請求項13から16のいずれかに記載の装置。
  18. 前記可動壁(32)が、痔核動脈の近接を検知するためのセンサーを取り外しできるように収納する収納場所(33)をもつ、請求項13〜17のいずれかに記載の装置。
  19. 痔核動脈にセンサーを近づけるために、前記可動壁(32)が、外部の末端開口部(33°)を備える、請求項18に記載の装置。
  20. 前記可動壁(32)へのセンサーの挿入および固定を助ける目的で、前記可動壁(32)内の前記収納場所(33)は、前記ディバリケーター(17)の前記キャビティ(17b)とつながっており、前記キャビティ(17b)から直接操作できる、請求項18に記載の装置。
  21. 前記ディバリケーター(17)に固定された柄を備え、該柄は一対の半割状のシェル(18、21)を有すると共に、照明手段(23)を収納するための最初のシート(22)を内部に備えている、請求項12〜20に記載の装置。
  22. 手術工程に使用する際の誘導操作のために、前記ディバリケーター(17)の前記キャビティ(17b)の内部に固定された誘導手段(34)を有する、請求項12〜21のいずれかに記載の装置。
  23. 前記ディバリケーター(17)は、肛門外口の内部への該ディバリケーター(17)の挿入方向に対して正面部分(17c)が、肛門外口に挿入しやすいよう、閉じた円錐形となっている、請求項12〜22のいずれかに記載の装置。
  24. 肛門外口の内部への前記ディバリケーターの進入深さ(10)を調べるために、該ディバリケーターの外側に複数の校正目盛(36)がある、請求項12〜23のいずれかに記載の装置。
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