JP2009526461A - 電圧供給源のパワーダウン状態を検出するための回路装置及び方法 - Google Patents

電圧供給源のパワーダウン状態を検出するための回路装置及び方法 Download PDF

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Abstract

第1の電圧に接続するのに適した第1の導体と、基準電圧に接続するのに適した第2の導体と、第2の電圧に接続するのに適した入力ノードと、第1の出力ノード及び第2の出力ノードである2つの出力ノードとを備えている、第2の電圧のパワーダウン状態を検出するための回路装置。2つの出力ノードは、(a)第2の電圧が基準電圧よりも高い場合は、第1の出力ノードが第1の電圧レベルになり、且つ、第2の出力ノードが基準電圧レベルとなり、(b)第2の電圧が基準電圧に等しい場合には、第1の出力ノードが基準電圧レベルとなり、且つ、第2の出力ノードが第1の電圧レベルとなるように相互接続する。当該回路装置はさらに、2つの導体の間に配置されるインバータ段を備え、入力ノードがインバータ段の入力端を表わし、インバータ段の出力端を表わすインバータ段の出力ノードを形成する。

Description

本発明は、電圧供給源の電圧レベルを検出するための電子回路の分野に関する。特に、本発明は、電圧供給源によって与えられる電圧レベルのパワーダウン状態を検出するための回路装置に関する。更に、本発明は、上記の回路装置を用いた第2の電圧レベル(Vcc)のパワーダウン状態の検出方法に関する。
多くの電子デバイス、例えばコンピュータ、及び特にコンピュータのメインボードには、複数の異なる電子部品から成る電子回路が存在する。しばしば、幾つかの部品及び/又は回路部分は第1の供給電圧レベルで動作し、他の部品及び/又は回路部分は、第1の供給電圧レベルとは異なる第2の供給電圧レベルで動作する。
このような電子デバイスの回復不可能なダメージを防ぐために、電源電圧がパワーダウン状態となる際にそれを指示するように変更して用いることができる、いわゆる電圧レベルシフタが知られている。
米国特許出願公開第2004/0207450号明細書には、レベル変換器と出力回路を備える電圧レベルシフタが開示されている。レベル変換器は、電流ブロック及び第1のトランジスタを有する。低圧電源又は電流ブロックの電位より高い高圧電源は、第1のトランジスタのソース又はドレインに接続される。レベル変換器は、第1のトランジスタに入力される入力信号の電位によって、高圧電源の電位又は基準電位を出力する。出力回路は、レベル変換器の出力端からの信号が入力された場合に、基準電位と高圧電源の電位との間の振幅を有する出力信号を出力する。しかしながら、2つの電圧供給源のうちの一方が取り除かれた場合には、出力状態が定まらなくなる。従って、開示された回路は、供給電圧源のうちの1つのパワーダウン状態を検出するのには適していない。
米国特許出願公開第2004/0207450号明細書
従って、電圧供給源のパワーダウン状態を検出するための回路装置及び方法の必要性がある。
この必要性は、請求項1に記載の、第2の電圧レベルのパワーダウン状態を検出するための回路装置によって満たすことができる。本発明の第1の態様による回路装置は、第1の電圧レベルに接続するのに適した第1の導体と、基準電圧レベルに接続するのに適した第2の導体と、第2の電圧レベルに接続するのに適した入力ノードと、回路装置内で相互接続される第1の出力ノード及び第2の出力ノードである2つの出力ノードと、を備えている。これら2つの出力ノードは、(a)第2の電圧レベルが基準電圧レベルよりも高い場合は、第1の出力ノードが第1の電圧レベルになり、且つ、第2の出力ノードが基準電圧レベルとなり、(b)第2の電圧レベルが基準電圧レベルに等しい場合には、第1の出力ノードが基準電圧レベルとなり、且つ、第2の出力ノードが第1の電圧レベルとなる、ように相互接続される。当該回路装置はさらに、第1の導体と第2の導体との間に配置されるインバータ段を備え、ここで、入力ノードはインバータ段の入力端を表わし、インバータ段の出力ノードはインバータ段の出力端として形成される。
本発明の本態様は、いわゆるレベルシフタ回路を変更すれば、このレベルシフタ回路をパワーダウン検出回路として有利に用いることができるという考えに基づく。この変更には、通常、レベルシフタ回路に含まれる慣例のインバータを、第1と第2の導体との間に配置されるインバータ段に置き換えることが含まれる。これは、第2の電圧レベルを供給する電圧源が完全にダウンした場合、すなわち第2の電圧レベルが0Vになった場合にも、パワーダウン検出を確実に行うことができるという利点をもたらすことができる。
上述した電圧レベル及びこの説明の以降で詳述する全ての電圧レベルは、1つ以上のいわゆる電圧降下のために、規定の電圧レベルとは僅かに異なってしまうことがあるということに留意すべきである。このような電圧降下は、例えば半導体コンポーネントのような任意のダイオードにおける、pnトランジションによって発生したりする。
請求項2に記載の本発明の一態様によれば、基準電圧レベルは、グランドレベルとする。これには、第3の電圧レベルを有さない電子デバイスに本回路装置を使用することができるという利点がある。特に、第1及び第2の供給電圧レベルがグランドレベルに対して正である場合に、パワーダウン検出のための回路装置を作動させるための負の供給電圧が不要になる。これにより、回路装置を非常に簡単に作動させることができ、上述したパワーダウンの検出を、多くの種々の電子デバイスに適用できるようになる。
請求項3に記載の本発明の更なる態様によれば、第2の電圧レベルは、第1の電圧レベルより低くする。多くの電子デバイスは、2つの供給電圧レベル、例えば約3.6V及び1.1Vを必要とするので、上述した回路装置は、このようなデバイスのロバスト性及びライフサイクルの改善に役立てることができる。
請求項4に記載の本発明の更なる態様によれば、回路装置は更に、第1の導体と第2の導体との間に直列に配置される2つの第1のスイッチング素子を備え、第1の出力ノードはこれら2つの第1のスイッチング素子の間に形成され、インバータ段の出力ノードは、これら2つの第1のスイッチング素子のうちの1つで、第1の出力ノードと第2の導体との間に配置されるスイッチング素子に接続する。
好ましくは、2つの第1のスイッチング素子は、一方をいわゆるpチャネルMOSFET(pmosデバイス)とし、他方をいわゆるnチャネル(nmosデバイス)とする、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)とする。両方のMOSFETデバイスは相補的な方法で使用されるため、スイッチング素子は、CMOSスイッチング素子とも呼ばれる。
CMOSスイッチング素子には、2つの導体間の各枝路に配置される、少なくとも1つのスイッチング素子が閉じる場合に、第1の導体から第2の導体へ極めて小さな静止電流しか流れないという利点がある。従って、非常に低電力消費の電子デバイスを構成することができる。
請求項5に記載の本発明の更なる態様によれば、回路装置は更に、第1の導体と第2の導体との間に直列に配置される、2つの第2のスイッチング素子を備え、第2の出力ノードは、これら2つの第2のスイッチング素子の間に形成する。好ましくは、第2のスイッチング素子もまた、非常に低い静止電流しか流れないという利点を有する、いわゆるCMOSスイッチング素子とする。
請求項6に記載の本発明の更なる態様によれば、インバータ段は、第1の導体と第2の導体との間に直列に配置される2つの第3のスイッチング素子を備え、インバータ段の出力ノードは、これら2つの第3のスイッチング素子の間に形成する。この態様は、インバータを非常に容易に構成することができ、このようなパワーダウン状態の検出装置の製造コストを減少させることができるという利点を有する。
更に、第2の電圧レベルのパワーダウン検出を確実に行うためには、第1の電圧レベルは別として、第2の電圧レベルの存在は必要ない。既に上述したように、CMOSスイッチング素子は、好ましくは上述の低静止電流の利点を有する第3のスイッチング素子のために用いることができる。
請求項7に記載の本発明の更なる態様によれば、回路装置は更に、第4のスイッチング素子を備える。この第4のスイッチング素子は、第2の電圧レベルが、基準電圧レベルより高い電圧レベルから基準電圧レベルにまでシフトする場合に、第1の出力ノードが少なくとも部分的に放電することができるように、第1の出力ノードと第2の導体との間に接続する。好適には、第3のスイッチング素子に並列に配置される第4のスイッチング素子は、第2の電圧が急激にパワーダウン状態になる場合に、第1の出力ノードを高速に放電させることができる。これには、パワーダウンの検出が、より急速で且つより信頼性の高いものとなるという利点がある。
これに関連して、第2の導体とインバータ段、特に、第2の導体とインバータ段の出力ノードとによって形成されるループによって、放電増幅効果が与えられるので、放電をさらにスピードアップすることできると言える。
請求項8に記載の本発明の好適な態様によれば、回路装置は更に、カレントミラー段を備え、このカレントミラー段の第1のカレントミラーノードを第4のスイッチング素子に接続する。これは、カレントミラーが、第4のスイッチング素子を安定且つ確実に制御することができるという利点を有する。
本発明の本態様において、変更したレベルシフタ回路及びカレントミラー回路は、有利な方法で組み合わせる。これは、第2の電圧レベルの供給源が完全に故障し、第2の電圧レベルがグランドレベルとなった場合でさえ、回路装置が、常に電子的に規定された状態(すなわち、フローティングノードが無い)にあるという利点を有する。
請求項9に記載の本発明の更なる態様によれば、カレントミラー段は、第1の枝路及び第2の枝路を備え、これら両方の枝路は、第1の導体と第2の導体との間に配置する。従って、カレントミラー段の構成は、周知のカレントミラーの構成に対応する。
請求項10に記載の本発明の更なる態様によれば、2つの第5のスイッチング素子を、第1の枝路250に直列に配置し、これら2つの第5のスイッチング素子の間に第2のカレントミラーノードを形成する。再び、第5のスイッチング素子には、好ましくはCMOSスイッチング素子を使用して、小さな静止電流しか発生しなくて、電力消費が強くなり、従って、確実にパワーダウン検出するための回路装置を備える電子デバイス内の熱現象が低くなるようにすることができる。
請求項11に記載の本発明の更なる態様によれば、少なくとも2つの第6のスイッチング素子を第1の枝路内に直列に配置し、第1のカレントミラーノードを、これら2つの第6のスイッチング素子の間に形成する。
請求項12に記載の本発明の更なる態様によれば、4つの第6のスイッチング素子を第2の枝路内に配置し、これら4つの第6のスイッチング素子のうちの3つの第6のスイッチング素子を、第1の導体と第1のカレントミラーノードとの間に直列に配置し、これら4つの第6のスイッチング素子のうちの1つの第6のスイッチング素子を、第1のカレントミラーノード及び第2の導体の間に直列に配置する。これは、第1の導体と第1のカレントミラーノードとの間に直列に配置される、これら3つの第6のスイッチング素子のうちの、中央のスイッチング素子が、実際には電流制限器を表わすという利点をもたらす。従って、上述のパワーダウン検出回路全体の有益な特性が得られるように、第2の枝路を流れる静止電流がかなり減少する。カレントミラーの第1の枝路を流れる静止電流も同じアンペア数減少するので、カレントミラーによって消費される総電力を、1/2に減らすことができる。
請求項13に記載の本発明の更なる態様によれば、両者ともに第1のカレントミラーノードに直接接続する2つの第6のスイッチング素子を、第2の電圧レベルによって制御する。第2の電圧レベルとこれら2つのスイッチング素子との間の接続は、それぞれ、第2の電圧レベルがグランド電圧レベルまで下がるという急激な電圧降下の場合に、第1のカレントミラーノードの電圧レベルが高くなり、その結果、第4のスイッチング素子が開いて、第1の出力ノードからグランドに放電電流が流れるようになるという利点を有する。従って、第1の出力ノードに存在する電圧レベルの時間的なコース(temporal coarse)が、より速く且つ確実に、第2の電圧レベルの時間的なコースに追随するようになる。その結果、全体のパワーダウン検出が、より急速でより確実となる。
前述した必要性は、請求項14に記載の方法によって満たすことができる。本発明の本態様によれば、上述したいずれかの回路装置で第2の電圧レベルの、パワーダウン状態を検出する方法が提供される。この方法は、第2の電圧レベルが、基準電圧レベルより高い電圧レベルから基準電圧レベルにシフトする場合に、(a)第1の出力ノードの電圧レベルを、第1の電圧レベルから基準電圧レベルに変えるステップと、(b)第2の出力ノードの電圧レベルを、基準電圧レベルから第1の電圧レベルに変えるステップ、及び、第2の電圧レベルが、基準電圧レベルから基準電圧レベルより高い電圧レベルにシフトする場合に、(a)第1の出力ノードの電圧レベルを、基準電圧レベルから第1の電圧レベルに変えるステップと、(b)第2の出力ノードの電圧レベルを、第1の電圧レベルから基準電圧レベルに変えるステップ、という特徴的なステップを有する。この方法は、低消費電力で、確実なパワーダウン検出を可能にする。低消費電力は、回路内の低静止電流に関連する。
請求項15に記載の本発明の態様によれば、第2の電圧レベルが、基準電圧レベルより高い電圧レベルから基準電圧レベルにシフトする場合に、第1の出力ノードを少なくとも部分的に放電させる。この放電は、第1の出力ノードと第2の導体との間に接続され、第4のスイッチング素子によって支援される。好ましくは第3のスイッチング素子と並列に配置される第4のスイッチング素子は、第1の出力ノードの放電を速くすることができる。従って、第1の出力ノードにおける出力信号が入力信号の変化に非常に速く追随することができるので、第2の電圧レベルのパワーダウン検出が、ずっと速く且つずっと信頼性の高いものとなる。従って、パワーダウンの検出が、より急速で且つより信頼性の高いものとなる。
本発明の所定の実施態様を、回路装置につき述べ、また、本発明の他の実施態様を、パワーダウン状態の検出方法について述べた点に留意すべきである。しかしながら当業者は、敢えて言わなくても、上記及び下記の説明から、請求項の1つのカテゴリの特徴の任意の組み合わせに加えて、方法の請求項の特徴と回路の請求項の特徴との任意の組み合わせも可能であり、この出願に開示されているものと推測するであろう。
本発明の上述した態様及び更なる態様は、後述する実施例から明らかであり、実施例を参照して説明される。本発明を、以下実施例を参照して更に詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
図面は、概略的な図である。異なる図面において、類似又は同一の要素は、同じ参照符号で、又は、上一桁だけが個々に違う参照符合で示してあることに留意されたい。
図1は、本発明の実施例によるパワーダウン検出回路装置100を示している。この回路装置100の構成は、いわゆる慣例のレベルシフタに基づく。回路100は、第1の供給電圧Vddを供給する電圧供給源(図示していない)に接続する第1の導体110を備えている。回路100は更に、グランドGNDに接続する第2の導体120を備えている。
第1の導体110と第2の導体120との間には、左の枝路131と、右の枝路132と、中央の枝路133の3つの枝路が形成される。左の枝路131は、互いに直列に配置される、pmosスイッチMP1及びnmosスイッチMN1を備えている。これら2つのスイッチMP1とMN1との間には、第1の出力ノードAが形成されている。右の枝路132も、同様に互いに直列に配置される、pmosスイッチMP2及びnmosスイッチMN2を備えている。これら2つのスイッチMP2とMN2との間には、第2の出力ノードBが形成されている。
2つのpmosスイッチMP1及びMP2のソース接点は、両方ともそれぞれ、第1の導体110に接続される。図1から分かるように、2つのpmosスイッチMP1及びMP2のゲート接点とドレイン接点は、それぞれ、互いに交差結合される。従って、MP1のゲートは第2の出力ノードBに接続され、MP2のゲートは第1の出力ノードAに接続される。
中央の枝路133は、pmosスイッチMP3及びnmosスイッチMN3を備えている。これら2つのスイッチMP3とMN3との間には、ノードCが形成されている。このノードCは、インバータ段の出力ノードを示す。その理由は、2つのスイッチMP3及びMN3が、実際上、入力端としてMN3のゲート及び出力端としてノードCを備えるインバータ段を形成するからである。MP3及びMN3によって形成されるインバータについては、以降で詳述する。
MN3及びMN2のゲートは両方とも、第2の供給電圧Vccを供給する電圧供給源(図示していない)に接続する、入力ノードIに接続される。MP3のゲートは、第1の出力ノードA及びMP2のゲートにそれぞれに接続される。
Vccを供給している電圧供給源のパワー状態を検出するために、Vccは、回路100の入力ノードIに印加される。次からの説明で分かるように、第1の出力ノードA及び第2の出力ノードBの電圧レベルは、それぞれ、Vccのパワー状態を示す。従って、回路100のパワーダウン検出の方法を理解するためには、Vccがトグルされる場合にどのようになるかを、明らかにしなければならない。
ここで、デジタルエレクトロニクスにおけるpmos及びnmosスイッチの典型的な動作を分かりやすく簡潔に要約する。低電圧状態がpmosスイッチのゲートに印加されると、pmosスイッチは開き、高電圧状態がpmosスイッチのゲートに印加されると、pmosスイッチは閉じる。従って、低電圧状態がnmosデバイスのゲートに印加されると、nmosスイッチは閉じ、高電圧状態がnmosデバイスのゲートに印加されると、nmosスイッチは開く。
Vccを供給する電圧源が動作している場合、すなわち、電圧レベルVccがグランドレベルよりもずっと高い場合には、2つのnmosスイッチMN2及びMN3は開いた状態になる。従って、第2の出力ノードB及びインバータ段の出力ノードCは、グランドレベルGNDに引き下げられることになる。このノードCの低状態によって、第1の出力ノードAは、このノードAがVddの電圧レベルになるまで充電される。pmosスイッチMP1及びMP2の交差結合構成は、第2の出力ノードBの電圧レベルが、常に、第1の出力ノードAの電圧レベルの逆電圧レベルになるようにする。従って、VccがグランドレベルGNDよりもずっと高い場合、第2の出力ノードBの電圧レベルは低くなる。これは、MN2が開いた状態にあるために、ノードBが、既に低レベルになっている低状態にあることを認めている。従って、図示のMP1及びMP2の交差結合は、出力状態を、より決定的なものにする。
Vccを供給している電圧源が故障した場合、すなわち、電圧レベルVccがグランドGNDに対応する電圧レベルにまで降下した場合には、nmosスイッチMN2及びMN3が切れて、ノードB及びノードCをVddにまで上昇させることになる。これにより、nmosデバイスMN1が開いて、ノードAを0Vまで降下させ、ノードAが接地レベルGNDとなるようする。
回路装置100において、pmosデバイスMP3及びnmosデバイスMN3は、インバータを表す。従って、ノードIはインバータの入力端であり、ノードCはインバータの出力端である。
VccがグランドレベルGNDよりずっと高い場合には、MN2が開いて、ノードBが低電圧状態となる。これにより、pmosデバイスMP1が開いて、ノードAがVddとなる。更に、ノードAは、pmosスイッチMP3のゲートに接続されているために、MP3は閉じることになる。更にまた、VccがグランドレベルGNDよりずっと高いので、MN3は開く。MP3が閉じ、MN3が開くために、ノードCの電圧レベルは低くなる。
一方、VccがグランドレベルGNDにある場合には、MN2が閉じて、ノードBが高電圧状態となる。これにより、pmosデバイスMP1は閉じて、ノードAがグランドレベルGNDとなる。ノードAは、pmosスイッチMP3のゲートに接続されているために、MP3は開くことになる。更に、VccはグランドレベルGNDであるため、MN3は閉じる。MP3が開き、MN3が閉じる結果、ノードCの電圧レベルは高くなる。
回路100に含まれるpmos及びnmosデバイスのスイッチング状態について、上述した説明から分かるように、各々の枝路131、132及び133には常に、少なくとも1つの閉スイッチが存在する。このことは、Vccを供給する電圧供給源のパワー状態とは無関係である。結果として、回路100は、第1の導体110から第2の導体120へ極めて小さい静止電流を流すだけである。これにより、パワーダウン検出回路の総消費電力が非常に小さくなるという利点がある。従って、回路100は、Vccを供給する電圧供給源の故障を確実に検出することができるので、さまざまな異なる用途にて、対応する電子デバイスの信頼性がより高くなり、且つエラー発生が少なくなるように実装することができる。
図2は、変形カレントミラー段を表す回路202を示している。図3に示した更に改良したパワーダウン検出回路304についての後の説明から分かるように、このカレントミラー段202は、このような改良回路304を構築するために役立つ。
カレントミラー段202は、第1の供給電圧Vddを供給する電圧供給源(図示していない)に接続する、第1の導体210を備えている。回路202は更に、グランドGNDに接続する、第2の導体220を備えている。
第1の導体210と第2の導体220の間には、2つの枝路である、第1の枝路250及び第2の枝路260が形成されている。第1の枝路250は、互いに直列に配置される、pmosスイッチMP5及びnmosスイッチMN5を備えている。これら2つのスイッチMP5とMN5との間には、第2のカレントミラーノードDが形成されている。第2の枝路260は、MP61、MP62、MP63の3つのpmosスイッチと、1つのnmosスイッチMN6を備えている。デバイスMP61、MP62、MP63及びMN6は、直列に配置される。2つのスイッチMP63とMN6との間には、第1のカレントミラーノードEが形成されている。
MP62のゲートは、ノードDに接続される。MN5のゲートは、ノードEに接続される。MP63のゲート及びMN6のゲートの両方は、Vccに接続される。
図2から分かるように、MP5のソース及びMP61のソースの両方は、Vddに接続される。更に、MP5のゲート、MP61のゲート及びMP61のドレインは、互いに接続される。従って、2つのpmosデバイスを含むカレントミラー段202の上部は、電子工学の一般的な教科書で周知である、単純なカレントミラーを表わしている。MOSFETデバイスでは、スイッチMP5、MN5、MP61、MP62、MP63及びMN6のゲートを流れる電流は無視できるので、カレントミラーは、第1の枝路250を流れる電流が、第2の枝路260を流れる電流と正確に同じアンペア数となるようにすることができる。このため、第2の枝路260を流れる電流は、基準電流となる。
しかしながら回路202は、カレントミラーを示しているだけではない。この回路は、インバータも示している。それに関して、MP63及びMN6のゲートへ供給されるVccは入力であり、ノードEは出力端である。VccがグランドレベルGNDよりもずっと高い場合には、MN6は開き、MP63は閉じる。従って、ノードEは、グランドレベルGNDにある。VccがグランドレベルGNDである場合には、MN6は閉じ、MP63は開く。この場合には、ノードEは、高電圧レベルにある。
両方の枝路250及び260に小さな静止電流しか流れないようにするために、電流を制限する。この電流制限は、以下の説明から理解することができ、Vddは約3.6V、Vccは約1.1Vであると仮定する。
VccがMN6のゲートにある場合には、このnmosスイッチMN6が開いて、ノードEをグランドレベルGNDにする。これにより、MN5は閉じる。従って、ノードEとグランドGNDとの間に電圧差がないので、2つの枝路250及び260のどちらにも電流は流れない。このことは、半導体デバイスMP61とMP62によって生じる電圧降下は別として、MP62とMP63との間に位置するノードXが、ほぼ3.6Vの電圧レベルになるということを意味している。
しかしながら、MP63を完全に閉じるには、Vccがあまりに小さ過ぎる為、MP63は少なくとも部分的に開いてしまう。これにより、電流が、第2の枝路260からグランドGNDへ流れることになる(MN6はまだ開いている)。この電流は、第1の枝路250に反映される。ノードEはGNDのままなので、MN5は閉じる。これにより、ノードDの電圧レベルが上がるように、ノードDは充電されることになる。このノードDの電圧レベルの増加は、MP62を少なくとも部分的に閉じて、枝路260に流れる電流を減少させる。静止電流状態が確立された後に、pmosスイッチMP62は、電流制限器を示す。結果として、枝路250及び260の両方を流れる静止電流は、非常に減少する。
図3は、改良したパワーダウン検出回路装置304を示し、図1に示したようなパワーダウン検出回路100及び図2に示したようなカレントミラー段202を備えている。別個の導体として示したが、回路304は、回路202及び100の両方に第1の供給電圧Vddを供給する、共通の第1の導体310を備えている。さらに、回路304は、共通のグランドレベルの電圧GNDを供給する、第2の導体320を備えている。
種々のMOSFETデバイス及び種々のノードの表示記号は、それぞれ、図1及び図2に示したMOSFETデバイス及びノードに対応する点に留意すべきである。
回路装置304は更に、MP63、MN6、MN3及びMN2のゲートに、第2の供給電圧Vccをそれぞれ印加するための共通のノードIを備えている。第2の供給電圧Vccのパワーダウン検出は、回路装置304によって実行されるので、別個に示したノードIは、パワーダウン検出回路304への共通入力端を表わしている。
改良したパワーダウン検出回路304は更に、2つの回路202と100との間に配置される、nmosスイッチングデバイスMN4を備えている。これに関連し、MN4のドレイン接点は、図1から既知の第1の出力ノードAに接続され、MN4のゲートは図2から既知の第1のカレントミラーノードEに接続され、MN4のソースはグランドGNDに接続される。nmosスイッチMN4の作用については後に詳述する。
Vccのパワー状態を検出するために、回路304は、MP2のゲートと、MP3のゲートと、第1の出力ノードAと、MN4のドレインとに接続される出力端OUTを備えている。回路100(図1に示した)につき既に説明したように、第2の供給電圧VccがGNDよりずっと高い場合には、ノードAの電圧レベル及び出力端OUTの電圧レベルは、それぞれVddとなる。これとは対照的に、VccがグランドレベルGNDである場合には、ノードA及び出力端OUTは、それぞれGNDレベルとなる。
この段落では、スイッチングデバイスMN4の作用につき説明する。Vccが、グランドレベルGNDよりかなり高い電圧レベル(すなわち、Vcc=1.1V)からグランドレベルGNDへ急激にシフトすると、nmosスイッチMN3及びMN2の両方が閉じることになる。従って、ノードB及びノードCのどちらも、放電することができない。しかしながら、回路202(図2に示した)につき既に説明したように、VccがグランドレベルGNDまで降下する場合には、MN6が閉じて、MP63が開くことになる。この場合には、ノードEは高電圧レベルとなる。従って、nmosデバイスMN4が開いて、第1の出力ノードA及び出力端OUTが放電して、対応する電圧レベルが低減することになる。これに加えて、ノードAの電圧が、MP3及びMN3によって形成されるインバータのスイッチング電圧以下に降下して、pmosスイッチMP3が開く場合には、ノードCがVddにまで充電されることになる。これにより、MN1は、第1の出力ノードAの放電を加速するような、開放状態になる。
従って、カレントミラー段202のノードEによって駆動され、且つ回路100のnmosスイッチMN1と並列に配列されるnmosデバイスMN4は、Vccの急激なパワーダウン状態の場合に、第1の出力ノードAを高速に放電させることができる。これには、改良したパワーダウン検出回路304のパワーダウンの検出が、パワーダウン検出回路100に比べて、遥かに速くなり、信頼性も高くなるという利点がある。
改良したパワーダウン検出回路304には、5つの枝路331、332、333、350及び360の各々におけるVccの存在に無関係に、常に、少なくとも1つの閉じられたスイッチングデバイスが存在するという利点がある。従って、第1の導体310から第2の導体へ流れる静止電流が非常に低い。このような動作は、直流(DC)シミュレーションによって検証されている。このシミュレーションは、350nmの長さでゲートが形成される、いわゆる350nm拡散処理によって製造した、MOSFETデバイスに適用した。これらのシミュレーションの結果(Vdd及びVccの異なる組み合わせで行った)を、表1に示す。
Figure 2009526461
これに関連して、I(Vdd)は、Vddから引き出される10−9アンペア(nA)単位の電流を表わす。I(Vcc)も、Vccから引き出されるnA単位の電流を表わす。いずれの場合も、I(Vcc)は1nA以下であることがわかる。I(Vcc)は10−15アンペア(fA)の範囲内であることを確かめた。この低静止電流I(Vcc)の理由は、第2の供給電圧Vccが、nmos及びpmosデバイスのゲートに接続されているだけで、これらのゲートはnmos及びpmosデバイスのソース及びドレイン接点からそれぞれ電気的に絶縁されているからである。
図4は、入力信号Vccがランクアップ及びランクダウンする際の、出力OUTのビヘイビア(behavior)の過渡シミュレーション結果を示している。異なる電圧レベルを、時間に対してプロットした。電圧軸の目盛単位は、ボルト(V)である。時間軸の目盛単位は、10−6秒(μs)である。2つの異なる状況を示しており、破線は、第1の供給電圧レベルVddが3.6Vに等しく、且つVccが0V〜1.1Vの範囲内で急激に変化する場合の出力OUTのビヘイビアを示している。実線は、Vddが1.1Vに等しく、且つVccが0V〜3.1Vの範囲内で急激に変化する場合の出力信号を示している。
図示のトラジェントから分かるように、Vccがランクアップする場合には、出力OUTもまたランクアップする。Vccを除去した場合には、出力OUTもまた低電圧レベル状態となる。出力OUTの電圧レベルは、第1の供給電圧Vddの電圧レベルを超えることは決してない。これは、VccをVddよりも高い電圧レベル(破線を参照)にまでランクアップする場合でも言えることである。
改良したパワーダウン検出回路304は、第2の供給電圧レベルVccがグランドレベルGNDになった場合に、全ての出力端、特に出力端OUTを、高インピーダンスモードにすることができることに留意すべきである。
改良したパワーダウン検出回路304は、一般に、異なる供給電圧Vdd及びVccを供給する2つの供給電圧源を有し、これらの供給電圧の存在に依存する何らかの作用を必要とする、任意の電子デバイスに用いることができる。
本発明は、図示の実施例に限定されるものでない点に留意すべきである。特に、本発明が、通常のトランジスタ、又は、例えば接合FETである他のタイプの電界効果トランジスタ(FET)、のような他のスイッチングデバイスによっても実現可能であることは、当業者には明らかである。また、本発明が、図1、図2及び図3のそれぞれ回路100、202及び304において、pmosデバイスをnmosデバイスと交換可能であること、またその逆も可能であることは明らかである。
用語「有する」、「含む」等は他の構成要素又はステップの存在を排除するものではなく、「1つ」、「1個」等は複数を排除するものではない。また、異なる実施例に関連して記載されている構成要素は、組み合わせることができる。
第2の供給電圧Vccのパワーダウン状態を検出するように構成した、拡張レベルシフタを示す回路図である。 電流制限スイッチング素子を備え、図1で示した拡張レベルシフタと組み合せるように構成されており、パワーダウン状態を検出するための更に確実な回路を構成するための、カレントミラーを示す回路図である。 改良したパワーダウン検出回路装置の回路図である。 電圧レベルVccがステップワイズに変化する場合における、図3に示した出力の時間的ビヘイビアを示す図である。
符号の説明
100・・・パワーダウン検出回路装置
110・・・第1の導体
120・・・第2の導体
131・・・左の枝路
132・・・右の枝路
133・・・中央の枝路
Vdd・・・第1の供給電圧
Vcc・・・第2の供給電圧
GND・・・グランド
I・・・入力ノード
A・・・第1の出力ノード
B・・・第2の出力ノード
C・・・インバータ段出力ノード
MP1・・・pmosスイッチ
MN1・・・nmosスイッチ
MP2・・・pmosスイッチ
MN2・・・nmosスイッチ
MP3・・・pmosスイッチ
MN3・・・nmosスイッチ

202・・・カレントミラー段
210・・・第1の導体
220・・・第2の導体
250・・・第1の枝路
260・・・第2の枝路
Vdd・・・第1の供給電圧
Vcc・・・第2の供給電圧
GND・・・グランド
E・・・第1のカレントミラーノード
D・・・第2のカレントミラーノード
X・・・ノード
MP5・・・pmosスイッチ
MN5・・・nmosスイッチ
MP61・・・pmosスイッチ
MP62・・・pmosスイッチ
MP63・・・pmosスイッチ
MN6・・・nmosスイッチ

304・・・改良したパワーダウン検出回路装置
310・・・第1の導体
320・・・第2の導体
331・・・回路100の左の枝路
332・・・回路100の右の枝路
333・・・回路100の中央の枝路
350・・・第1の枝路
360・・・第2の枝路
Vdd・・・第1の供給電圧
Vcc・・・第2の供給電圧
GND・・・グランド
I・・・入力ノード
A・・・第1の出力ノード
OUT・・・出力
B・・・第2の出力ノード
C・・・インバータ段出力ノード
E・・・第1のカレントミラーノード
D・・・第2のカレントミラーノード
MP1・・・pmosスイッチ
MN1・・・nmosスイッチ
MP2・・・pmosスイッチ
MN2・・・n−CMOSスイッチ
MP3・・・pmosスイッチ
MN3・・・nmosスイッチ
MN4・・・nmosスイッチ
MP5・・・pmosスイッチ
MN5・・・nmosスイッチ
MP61・・・pmosスイッチ
MP62・・・pmosスイッチ
MP63・・・pmosスイッチ
MN6・・・nmosスイッチ

Claims (15)

  1. 第2の電圧レベルのパワーダウン状態を検出するための回路装置であって、前記回路装置が、
    第1の電圧レベルに接続するのに適した第1の導体と、
    基準電圧レベルに接続するのに適した第2の導体と、
    前記第2の電圧レベルに接続するのに適した入力ノードと、
    前記回路装置内における第1の出力ノード及び第2の出力ノードであって、
    前記第2の電圧レベルが前記基準電圧レベルよりも高い場合は、前記第1の出力ノードが前記第1の電圧レベルになり、前記第2の出力ノードが前記基準電圧レベルとなり、
    前記第2の電圧レベルが前記基準電圧レベルに等しい場合には、前記第1の出力ノードが前記基準電圧レベルとなり、前記第2の出力ノードが前記第1の電圧レベルとなる、
    ように前記回路装置内で相互接続される第1の出力ノード及び第2の出力ノードと、
    前記第1の導体と前記第2の導体との間に配置されるインバータ段と、
    を備え、前記入力ノードがインバータ段の入力端を表わし、該インバータ段の出力ノードをインバータ段の出力端として形成した、
    ことを特徴とする、電圧供給源のパワーダウン状態検出用回路装置。
  2. 前記基準電圧レベルはグランドレベルである、請求項1に記載の回路装置。
  3. 前記第2の電圧レベルは前記第1の電圧レベルよりも低い、請求項1に記載の回路装置。
  4. 前記第1の導体と第2の導体との間に直列に配置される、2つの第1のスイッチング素子をさらに備え、
    前記第1の出力ノードはこれら2つの第1のスイッチング素子の間に形成され、
    前記インバータ段の出力ノードは、これら2つの第1のスイッチング素子のうちの1つで、前記第1の出力ノードと前記第2の導体との間に配置されるスイッチング素子に接続する、請求項1に記載の回路装置。
  5. 前記第1の導体と第2の導体との間に直列に配置される、2つの第2のスイッチング素子をさらに備え、
    前記第2の出力ノードは、これら2つの第2のスイッチング素子の間に形成される、請求項1に記載の回路装置。
  6. 前記インバータ段が、前記第1の導体と第2の導体との間に直列に配置される、2つの第3のスイッチング素子を備え、
    前記インバータ段の出力ノードは、これら2つの第3のスイッチング素子の間に形成される、請求項1に記載の回路装置。
  7. 前記第2の電圧レベルが、前記基準電圧レベルより高い電圧レベルから、前記基準電圧レベルにまでシフトする場合に、前記第1の出力ノードが少なくとも部分的に放電することができるように、前記第1の出力ノードと前記第2の導体との間に接続される、第4のスイッチング素子をさらに備える、請求項1に記載の回路装置。
  8. カレントミラー段をさらに備え、該カレントミラー段の第1のカレントミラーノードは前記第4のスイッチング素子に接続される、請求項7に記載の回路装置。
  9. 前記カレントミラーセクションは、第1の枝路及び第2の枝路を備え、前記両方の枝路は前記第1の導体と前記第2の導体との間に配置される、請求項8に記載の回路装置。
  10. 前記第1の枝路に直列に2つの第5のスイッチング素子が配置され、これら2つの第5のスイッチング素子の間に第2のカレントミラーノードが形成される、請求項9に記載の回路装置。
  11. 前記第2の枝路に直列に少なくとも2つの第6のスイッチング素子が配置され、これら2つの第6のスイッチング素子の間に前記第1のカレントミラーノードが形成される、請求項9に記載の回路装置。
  12. 前記第2の枝路内に4つの第6のスイッチング素子が配置され、
    これら4つの第6のスイッチング素子のうちの3つの第6のスイッチング素子は、前記第1の導体と前記第1のカレントミラーノードとの間に直列に配置され、
    これら4つの第6のスイッチング素子のうちの1つの第6のスイッチング素子は、前記第1のカレントミラーノードと前記第2の導体との間に直列に配置される、
    請求項11に記載の回路装置。
  13. 双方ともに前記第1のカレントミラーノードに直接接続する2つの第6のスイッチング素子が、前記第2の電圧レベルによって制御される、請求項12に記載の回路装置。
  14. 請求項1〜13いずれか一項に記載の回路装置によって、第2の電圧レベルのパワーダウン状態を検出する方法であって、
    前記第2の電圧レベルが、前記基準電圧レベルより高い電圧レベルから前記基準電圧レベルにシフトする場合に、
    前記第1の出力ノードの電圧レベルを、前記第1の電圧レベルから前記基準電圧レベルに変えるステップと、
    前記第2の出力ノードの電圧レベルを、前記基準電圧レベルから前記第1の電圧レベルに変えるステップと、
    前記第2の電圧レベルが、前記基準電圧レベルから前記基準電圧レベルより高い電圧レベルにシフトする場合に、
    前記第1の出力ノードの電圧レベルを、前記基準電圧レベルから前記第1の電圧レベルに変えるステップと、
    前記第2の出力ノードの電圧レベルを、前記第1の電圧レベルから前記基準電圧レベルに変えるステップと、
    を備える、電圧供給源のパワーダウン状態検出方法。
  15. 前記第2の電圧レベルが、前記基準電圧レベルより高い電圧レベルから前記基準電圧レベルにシフトする場合に、
    前記第1の出力ノードを、当該第1の出力ノードと前記第2の導体との間に接続される第4のスイッチング素子によって、少なくとも部分的に放電させる、請求項14に記載の方法。
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