JP2009526099A - 低pHポストCMP残渣除去組成物および使用方法 - Google Patents

低pHポストCMP残渣除去組成物および使用方法 Download PDF

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Abstract

ポスト化学的機械的研磨(CMP)残渣および汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスから上記残渣および汚染物質を洗浄するための酸性組成物および方法。この酸性組成物は、界面活性剤、分散剤、スルホン酸含有炭化水素、および水を含む。この組成物は、低k誘電材料および銅相互接続材料を損傷することなくマイクロ電子デバイス表面からポストCMP残渣または汚染物質材料を非常に効果的に洗浄する。

Description

発明の分野
本発明は、残渣および/または汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスから残渣および/または汚染物質を洗浄するための酸性組成物に関する。
関連技術の説明
半導体デバイスの形状が0.18μm未満に縮小され続けているので、抵抗−容量(RC)の遅延を最小限にするための相互接続構造の改善がより強調されている。相互接続遅延を最小限にする方法としては、相互接続金属の導電性の改善、および誘電体層の誘電率(k)値の低下が挙げられる。例えば、銅は、先進デバイスの相互接続金属として従来のアルミニウムの代替品として出現している。銅は、アルミニウムよりも導電性が高く(そのため抵抗−容量時間遅延が軽減される)、また、従来のAl金属化よりもエレクトロマイグレーションが起こりにくい。
ディープサブミクロン半導体の製造においては、銅ダマシンプロセスを使用して、導電性銅線および低k誘電体層中のビアが形成される。このダマシンプロセスの重要なステップの1つは、誘電体層表面上の過剰の銅を除去するための銅化学的機械的研磨(CMP)である。
このCMP法は、制御された圧力および温度下、CMPスラリーの存在下で、濡らした研磨パッドに対して、半導体デバイスの薄く平坦な基板を保持し回転させることを含む。このスラリーは、個別のCMP法および必要条件に対して適切な研磨材料および化学添加剤を含有する。CMP法の後、研磨スラリーからの粒子、スラリーに加えられた化学物質、研磨スラリーの反応副生成物からなる汚染物質が、ウエハ表面上に残留する。さらに、シリコンウエハ上の銅/低誘電率材料の研磨によって、炭素リッチ粒子が発生することが多く、これらは研磨後にウエハ表面上に沈降する。デバイス信頼性の低下、およびデバイス中への欠陥の導入を回避するために、マイクロ電子デバイス製造プロセスのさらなるステップの前にすべての汚染物質を除去する必要がある。多くの場合、これらの汚染物質の粒子は0.3μm未満である。
従来の洗浄技術では、洗浄溶液、例えば、水酸化アンモニウムをベースとするアルカリ性溶液の流体流を、ウエハ表面に使用し、これをメガソニック、ジェット噴射、またはブラッシングと併用することで汚染物質を除去する。前記洗浄溶液は、ウエハから離れた汚染物質が除去される前に、ウエハ表面の攻撃または汚染物質との反応によって汚染物質を引き離す。不都合なことには、一部の汚染物質は、洗浄溶液中の化学成分に対して化学的に不活性である場合がある。さらに、当技術分野において公知のアミン含有洗浄溶液は、においがあり、アミン蒸気を製造工場内に放出してフォトレジストを汚染する場合がある。さらに、一般に、洗浄溶液は、使用されるCMPスラリーのpHと類似のpHを有することが好ましい。したがって、アルカリ性洗浄溶液の使用は限定される。
デバイス表面からCMP残渣および汚染物質を欠陥なしおよび擦傷なしに除去するためのマイクロ電子デバイスのポストCMP洗浄のための改善された酸性組成物が提供されることで、当技術分野は大きく前進するであろう。前記水性組成物は、露出した低k誘電材料ならびに相互接続およびビアの材料、例えば、銅および/またはアルミニウムを含有する材料を損傷することなく残渣および汚染物質をデバイス表面から実質的に除去する。
発明の概要
本発明は、一般に、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから残渣と汚染物質とを洗浄するための酸性組成物および方法に関する。本発明の酸性洗浄組成物は、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、残分の水とを含む。場合により、本発明の酸性洗浄組成物は少なくとも1種類の錯化剤をさらに含むことができる。残渣としてはポストCMP残渣を挙げることができる。
本発明の一態様は、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、水とを含む酸性組成物であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適である酸性組成物に関する。
本発明の別の態様は、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、水とから実質的になる酸性組成物であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適である酸性組成物に関する。
本発明のさらに別の態様は、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、水とからなる酸性組成物であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適である酸性組成物に関する。
本発明のさらに別の態様は、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、少なくとも1種類の錯化剤と、水とを含む酸性組成物であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適である酸性組成物に関する。
さらに別の態様において、本発明は、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、少なくとも1種類の錯化剤と、水とから実質的になる酸性組成物であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適である酸性組成物に関する。
本発明のさらに別の態様は、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、少なくとも1種類の錯化剤と、水とからなる酸性組成物であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適である酸性組成物に関する。
別の態様において、本発明は、1つ以上の容器中に、酸性組成物を形成するための以下の2つ以上の試薬を含み、前記2つ以上の試薬が、少なくとも1種類の界面活性剤、少なくとも1種類の分散剤、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素、任意に少なくとも1種類の錯化剤、および水からなる群から選択されるキットであって、ポストCMP残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適な酸性組成物を形成するのに適合したキットに関する。
さらに別の態様において、本発明は、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄する方法であって、マイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを少なくとも部分的に洗浄するのに十分な時間、マイクロ電子デバイスを酸性組成物と接触させるステップを含み、酸性組成物が、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、水とを含む、方法に関する。
別の態様において、本発明は、ポストCMP残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスからポストCMP残渣と汚染物質とを除去する方法であって、
マイクロ電子デバイスをCMPスラリーで研磨するステップと、
少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、任意に少なくとも1種類の錯化剤と、水とを含む酸性組成物とマイクロ電子デバイスとの接触を、ポストCMP残渣と汚染物質とがマイクロ電子デバイスを離れて酸性組成物に移動してポストCMP残渣含有酸性組成物を形成するのに十分な時間行うステップと、
マイクロ電子デバイスの実質的な洗浄が起こるのに十分な時間、マイクロ電子デバイスをポストCMP残渣含有酸性組成物と連続的に接触させるステップとを含む方法に関する。
さらに別の態様においては、本発明は、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスの洗浄方法であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから残渣と汚染物質とを除去するのに十分な時間、マイクロ電子デバイスを酸性組成物と接触させるステップを含み、前記酸性組成物が、少なくとも1種類の洗浄濃縮物と水とを含み、前記洗浄濃縮物が、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、任意に少なくとも1種類の錯化剤とを含む、方法に関する。
さらに別の態様においては、本発明は、ポストCMP残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスの洗浄方法であって、ポストCMP残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスからポストCMP残渣と汚染物質とを除去するのに十分な時間、マイクロ電子デバイスを酸性組成物と接触させるステップを含み、前記酸性組成物が、少なくとも1種類の洗浄濃縮物と水とを含み、前記洗浄濃縮物が、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、任意に少なくとも1種類の錯化剤とを含む、方法に関する。
さらに別の態様においては、本発明は、マイクロ電子デバイスの製造方法であって、ポストCMP残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスからポストCMP残渣と汚染物質とを少なくとも部分的に洗浄するのに十分な時間、マイクロ電子デバイスを本明細書に記載の酸性洗浄組成物と接触させるステップを含む方法に関する。
本発明の別の態様は、本明細書に記載の方法および/または組成物を使用して、ポストCMP残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスからポストCMP残渣と汚染物質とを洗浄するステップと、任意に、そのマイクロ電子デバイスを製品中に組み込むステップとを含む本発明の方法により製造された、改善されたマイクロ電子デバイス、およびそれを含む製品に関する。
本発明の別の態様は、酸性洗浄組成物と、マイクロ電子デバイスウエハと、ポストCMP残渣および汚染物質とを含む製品であって、前記酸性洗浄組成物が、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、任意に少なくとも1種類の錯化剤とを含む製品に関する。
本発明のその他の態様、特徴、および利点は、以下の開示および添付の特許請求の範囲からより十分に明らかとなるであろう。
発明および好ましい実施形態の詳細な説明
本発明は、一般に、ポストCMP残渣および汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスからそのような物質を洗浄する酸性組成物に関する。
参照を容易にするため、「マイクロ電子デバイス」は、マイクロ電子、集積回路、またはコンピューターチップの用途に使用するため製造された半導体基板、フラットパネルディスプレイ、相変化メモリ素子、および微小電気機械システム(MEMS)のことである。用語「マイクロ電子デバイス」は、限定を意味するものでは決してなく、実質的にマイクロ電子デバイスまたはマイクロ電子組立体となるあらゆる基板を含んでいることを理解されたい。
本明細書において使用される場合、「残渣」は、限定するものではないが、プラズマエッチング、アッシング、化学的機械的研磨、ウェットエッチング、およびそれらの組み合わせなどのマイクロ電子デバイスの製造中に発生する粒子のことである。
本明細書において使用される場合、「汚染物質」は、CMPスラリー中に存在する化学物質、研磨スラリーの反応副生成物、およびCMP法の副生成物であるあらゆる他の物質のことである。
本明細書において使用される場合、「ポストCMP残渣」は、研磨スラリーからの粒子、例えば、シリカ含有粒子、スラリー中に存在する化学物質、研磨スラリーの反応副生成物、炭素リッチ粒子、研磨パッド粒子、銅、酸化銅、およびCMP法の副生成物であるあらゆる他の材料のことである。
本明細書における定義では、「低k誘電材料」は、層状マイクロ電子デバイス中の誘電材料として使用され、誘電率が約3.5未満であるあらゆる材料のことである。好ましくは、低k誘電材料としては、低極性材料、例えばケイ素含有有機ポリマー、ケイ素含有複合有機/無機材料、有機ケイ酸塩ガラス(OSG)、TEOS、フッ素化ケイ酸塩ガラス(FSG)、二酸化ケイ素、および炭素ドープ酸化物(CDO)ガラスが挙げられる。低k誘電材料は種々の密度および種々の多孔度を有することができることは理解されるであろう。
本明細書における定義では、「洗浄酸性組成物」は、ポストCMPおよび/または汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスと接触する直前の酸性組成物のことである。
本明細書における定義では、「錯化剤」としては、当業者によって錯化剤、キレート剤、および/または金属イオン封鎖剤であると理解されている化合物が挙げられる。錯化剤は、本発明の組成物を使用して除去される金属原子および/または金属イオンと化学的に結合、または物理的に保持する。
本明細書において使用される場合、「約」は、記載の値の±5%に相当することを意図している。
本明細書において使用される場合、ポストCMP残渣および汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスからポストCMP残渣および汚染物質を洗浄するための「適合性」は、マイクロ電子デバイスから前記残渣/汚染物質を少なくとも部分的に除去することに対応している。好ましくは、本発明の組成物を使用して50〜85%の間の残渣/汚染物質がマイクロ電子デバイスから除去され、より好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、最も好ましくは少なくとも99%の残渣/汚染物質が除去される。
本発明の組成物は、より十分に以下に説明するように多種多様の個別の配合物において具体化することができる。
このようなすべての組成物において、組成物の個別の成分を、0の下限を含む重量パーセント値の範囲に関して記載する場合、このような成分は、組成物の種々の個別の実施形態で存在する場合も存在しない場合もあり、このような成分が存在する場合、それらは、そのような成分が使用される組成物の全重量を基準にして0.001重量パーセントの低濃度でも存在することができることを理解されたい。
一態様において、本発明は、ポストCMP残渣および汚染物質を洗浄するための酸性組成物であって、少なくとも1種類の界面活性剤、少なくとも1種類の分散剤、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素、および残分の水を含む酸性組成物に関する。場合により、この酸性組成物は、少なくとも1種類の錯化剤をさらに含むことができる。この酸性組成物中の成分は、スルホン酸含有炭化水素に対する以下の範囲の重量パーセント比で存在し、組成物の残分は水である。
Figure 2009526099
言い換えると、濃縮酸性組成物中の界面活性剤、分散剤、スルホン酸含有炭化水素、および任意の錯化剤の量は、組成物の全重量を基準とすると以下のようになる。
Figure 2009526099
当業者であれば容易に理解できるように、希釈すると、濃縮酸性組成物中の成分の重量パーセント値は、希釈係数に応じて変化する。
本発明の広範な実施において、この酸性組成物は、(i)界面活性剤、分散剤、スルホン酸含有炭化水素、および水;又は(ii)界面活性剤、分散剤、スルホン酸含有炭化水素、錯化剤、および水を含んでもよく、それらからなるものであってもよく、あるいは、実質的にそれらからなるものであってもよい。水は好ましくは脱イオンされる。
成分の重量パーセント比の範囲は、酸性組成物のすべての可能な濃縮または希釈した実施形態を含んでいる。
本発明の広範な実施において、酸性組成物のpH範囲は、約7.0未満、より好ましくは4.5未満、さらにより好ましくは約0〜約3の範囲内、最も好ましくは約0.5〜約2の範囲内である。
本発明の組成物は、限定するものではないが、ポストエッチング残渣除去、ポストアッシング残渣除去表面処理、めっき後洗浄、およびポストCMP残渣除去などの用途において有用となりうる。本明細書における定義では、「ポストエッチング残渣」は、気相プラズマエッチング法、例えば、BEOLデュアルダマシンプロセスの後に残留する材料のことである。ポストエッチング残渣は、有機、有機金属、有機ケイ素、またはケイ素含有材料などの無機、炭素系有機材料、ならびに限定するものではないが酸素およびフッ素などのエッチングガス残渣であってよい。本明細書において使用される場合、「ポストアッシング残渣」は、硬化したフォトレジストおよび/または底部反射防止コーティング(BARC)材料を除去するための酸化的または還元的プラズマアッシングの後に残留する材料のことである。ポストアッシング残渣は、有機、有機金属、有機ケイ素、または無機であってよい。
好ましくは、本発明の洗浄酸性組成物は、ポリジオキシチオフェン、脂肪族アルキル−1,3−ジアミノプロパン、およびそれらの塩、ならびに樹脂粒子、例えばポリメチルメタクリレート、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリエチレングリコール、ポリ酢酸ビニル、ポリブタジエン、ポリイソブチレン、ポリプロピレン、およびポリオキシメチレンを含有しない。
本発明において使用される界面活性剤の実例としては、限定するものではないが、両性塩、陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、フルオロアルキル界面活性剤、非イオン界面活性剤、およびそれらの組み合わせが挙げられ、例えば、限定するものではないが、SURFONYL(登録商標)104、TRITON(登録商標)CF-21、ZONYL(登録商標)UR、ZONYL(登録商標)FSO-100、ZONYL(登録商標)FSN-100、3M Fluoradフルオロ界面活性剤(すなわち、FC-4430およびFC-4432)、ジオクチルスルホコハク酸塩、2,3−ジメルカプト−1−プロパンスルホン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンまたはポリプロピレングリコールエーテル、カルボン酸塩、Rベンゼンスルホン酸またはそれらの塩(ここでRは直鎖または分岐のC〜C18アルキル基である)、両親媒性フルオロポリマー、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレンまたはポリプロピレングリコールエーテル、カルボン酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸、ポリアクリレートポリマー、ジノニルフェニルポリオキシエチレン、シリコーンまたは変性シリコーンポリマー、アセチレン系ジオールまたは変性アセチレン系ジオール、アルキルアンモニウムまたは変性アルキルアンモニウム塩、ならびに以上の界面活性剤を少なくとも1種類含む組み合わせ、ドデシル硫酸ナトリウム、両性界面活性剤、aerosol-OT(AOT)、およびそれらのフッ素化類似体、アルキルアンモニウム、パーフルオロポリエーテル界面活性剤、2−スルホコハク酸塩、ホスフェート系界面活性剤、硫黄系界面活性剤、ならびにアセトアセテート系ポリマーが挙げられる。好ましい一実施形態においては、界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸、より好ましくはドデシルベンゼンスルホン酸が挙げられる。
本発明の酸性組成物中に使用される分散剤は、分散性を向上させ、除去された残渣および汚染物質がマイクロ電子デバイスウエハ表面に再堆積するのを最小限にするために含まれる。本明細書において考慮される分散剤としては、アクリル酸またはその塩を含有し平均分子量が15,000未満である有機ポリマーが挙げられ、以降これを低分子量アクリル酸含有ポリマーと呼ぶ。低分子量アクリル酸含有ポリマーは、15,000未満、好ましくは約3,000〜約10,000の平均分子量を有する。低分子量アクリル酸含有ポリマーは、アクリル酸またはアクリル酸塩モノマー単位を必ず含むホモポリマーまたはコポリマーのいずれであってもよい。コポリマーは、変性されたアクリル酸、フマル酸、マレイン酸、イタコン酸、アコニット酸、メサコン酸、シトラコン酸、およびメチレンマロン酸またはそれらの塩、無水マレイン酸、アルキレン、ビニルメチルエーテル、スチレン、およびそれらのあらゆる混合物などの実質的にあらゆる好適な他のモノマー単位を含むことができる。好ましい市販の低分子量アクリル酸含有ホモポリマーとしては、商標Acusol 445(Rohm and Haas, Philadelphia, PA, USA)で販売されているものが挙げられる。
本明細書において考慮されるスルホン酸含有炭化水素としては、直鎖および分岐のC〜Cアルカン、例えば、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、スルホン酸、直鎖および分岐のC〜Cアルケン、例えば、エタン、プロペン、ブタン、ペンテン、ヘキサン、スルホン酸、ならびに置換または非置換のC〜C14アリールスルホン酸、ならびにそれらの塩、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げられる。スルホン酸含有炭化水素としては、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、ブタンスルホン酸、ペンタンスルホン酸、ヘキサンスルホン酸、エテンスルホン酸、トルエンスルホン酸、およびそれらの組み合わせが挙げられる。
本明細書において考慮される場合による錯化剤としては、少なくとも1つのCOOH基またはその塩の形体のカルボキシレート基を含む有機酸が挙げられる。限定するものではないが、例えば、乳酸、マレイン酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、クエン酸、安息香酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、マロン酸、マンデル酸、無水マレイン酸、フタル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタル酸、グリコール酸、グリオキシル酸、イタコン酸、フェニル酢酸、キナ酸、ピロメリット酸、酒石酸、テレフタル酸、トリメリト酸、トリメシン酸、グルコン酸、グリセリン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、アクリル酸、アジピン酸、イタコン酸、グリシン、リジン、ピロカテコール、ピロガロール、没食子酸、タンニン酸、他の脂肪族および芳香族カルボン酸、それらの塩、ならびに以上の酸の組み合わせが挙げられる。好ましくは、有機酸としてクエン酸が挙げられる。
さらに、この酸性組成物は、共溶媒、強酸などをさらに含むことができる。
好ましい一実施形態においては、本発明の酸性組成物は、メタンスルホン酸、ドデシルベンゼンスルホン酸、およびポリアクリル酸を含む。
本発明の酸性組成物は、以下の処方で配合することができ、処方中の有効成分は、メタンスルホン酸に対して以下の重量パーセント値を有し、水溶液中で使用される。
Figure 2009526099
Figure 2009526099
Figure 2009526099
Figure 2009526099
本発明の一実施形態においては、希釈して洗浄溶液として使用できる濃縮酸性組成物が提供される。濃縮組成物、または「濃縮物」は、使用者、例えばCMP法技術者が、使用時に濃縮物を所望の濃度および酸性度まで希釈することができ好都合である。濃縮洗浄組成物の希釈は、約1:1〜約2500:1の範囲内とすることができ、洗浄組成物は、ツール位置またはその直前で脱イオン水などの溶媒で希釈される。当業者であれば理解されるであろうが、本明細書において開示される成分の重量パーセント比の範囲は希釈後も変化しないままである。
例えば、さらに好ましい一実施形態においては、配合物AおよびBは、以下のように全有効成分の重量パーセント値が得られるように使用前または使用時に水で希釈することができる。
Figure 2009526099
好ましくは、濃縮物のpHは、約0.5〜約2の範囲内、好ましくは約0.5〜約1.5の範囲内であり、希釈した配合物のpHは、約0.5〜約3の範囲内、より好ましくは約1〜約3の範囲内、最も好ましくは約1.5〜約2.5の範囲内である。
本発明の酸性組成物の重要な特徴の1つは、非水性成分(水以外の成分)は組成物中に少量、多くの場合約10重量%未満で存在することである。このため、効果的な酸性組成物をより経済的に配合することができるので経済的に好都合であり、このことはポストCMP酸性組成物が大量に使用されるので重要である。さらに、この酸性組成物は水性であるため、本発明の酸性組成物はより容易に廃棄される。特に、この酸性組成物の寿命は粒子処理量にのみ依存するので、本発明の酸性組成物は再利用可能である。
さらに好ましい別の実施形態においては、本発明の酸性組成物は、少なくとも1種類の界面活性剤、少なくとも1種類の分散剤、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素、残渣および/または汚染物質、場合による少なくとも1種類の錯化剤、ならびに残分の水を含むか、それらからなるか、または実質的にそれらからなる。重要なことに、残渣および汚染物質は、本発明の酸性組成物中に溶解および/または懸濁することができる。好ましくは、残渣はポストCMP残渣を含む。
Merck Indexによると、メタンスルホン酸は銅に対して腐食性である(Merck Index, 11th ed., 1989, pg 938)。意外なことに、メタンスルホン酸を含む本発明の酸性組成物は、露出した銅、アルミニウム、および/またはタングステンの相互接続材料を容易には腐食しない。さらに、マイクロ電子デバイス上のTEOS、BLACK DIAMOND(商標)などの低k誘電材料、およびその他の超低k誘電材料などの誘電材料は、本発明の酸性組成物によって損傷しない。
本発明の酸性組成物は、各成分を単純に加え均一条件で混合することによって容易に配合される。さらに、この酸性組成物は、単一包装の配合物または複数部分の配合物として容易に配合することもでき、複数部分の配合物は、使用時または使用前に混合され、例えば、複数部分の配合物の個別の部分をツール位置またはツール上流の貯蔵タンクで混合することができる。各成分の濃度は、本発明の広範な実施における酸性組成物の具体的な倍数、すなわちより希薄かより濃縮されているかによって大きく変動することがあり、本発明の酸性組成物は、多様におよび別の選択肢として、本明細書における開示に一致する成分のあらゆる組み合わせを含んでもよく、それらからなるものであってもよく、または実質的にそれらからなるものであってもよいことが理解されるであろう。
したがって、本発明の別の態様は、1つ以上の容器中に、本発明の組成物を形成するように適合させた1つ以上の成分を含むキットに関する。好ましくは、このキットは、1つ以上の容器中に、少なくとも1種類の界面活性剤、少なくとも1種類の分散剤、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素、任意に少なくとも1種類の錯化剤、および水を含み、製造工場または使用時に追加の水と混合される。このキットの容器は、前記除去組成物の成分の保管および輸送に好適である必要があり、例えば、NOWPak(登録商標)容器(Advanced Technology Materials, Inc., Danbury, Conn., USA)が挙げられる。
マイクロ電子製造処理に使用する場合、本発明の酸性組成物は、ポストCMP残渣および汚染物質をマイクロ電子デバイス表面から洗浄するために有益に使用される。重要なことには、本発明の酸性組成物は、低k誘電材料を損傷せず、またはデバイス表面上の金属相互接続を腐食しない。好ましくはこの酸性組成物は、残渣を除去する前にデバイス上に存在する残渣の少なくとも85%を除去し、より好ましくは少なくとも90%、さらにより好ましくは少なくとも95%、最も好ましくは少なくとも99%を除去する。
ポストCMP残渣および汚染物質の洗浄用途において、この酸性組成物は、メガソニックおよびブラシスクラブ(brush-scrub)洗浄などの多種多様の従来の洗浄用具とともに使用することができ、例えば、限定するものではないが、Verteq single wafer megasonic Goldfinger、OnTrak systems DDS(両面スクラバー)、SEZ single wafer spray rinse、Applied Materials Mirra-Mesa(商標)/Reflexion(商標)/Reflexion LK(商標)、およびMegasonic batch wet bench systemを使用することができる。
ポストCMP残渣および汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスからそれらを洗浄するために本発明の組成物を使用する場合、この酸性組成物は、通常、約20℃〜約50℃の範囲内の温度で約5秒〜約10分、好ましくは約15秒〜5分の時間、デバイスと接触させる。このような接触時間および温度は例示的なものであり、本発明の広範な実施の範囲内で、ポストCMP残渣/汚染物質をデバイスから少なくとも部分的に洗浄するのに有効な他のあらゆる好適な時間および温度条件を使用することができる。「少なくとも部分的な洗浄」および「実質的な除去」の両方は、残渣を除去する前にデバイス上に存在する残渣の少なくとも85%の除去、より好ましくは少なくとも90%の除去、さらにより好ましくは少なくとも95%の除去、最も好ましくは少なくとも99%の除去に対応している。
所望の洗浄効果が得られた後、この酸性組成物は、組成物が適用してあったデバイスから容易に除去することができ、これは、本発明の組成物の所与の最終用途において望ましくかつ効果的である。好ましくは、リンス溶液は脱イオン水を含む。その後、デバイスは、窒素またはスピン乾燥サイクルを使用して乾燥することができる。
本発明のさらに別の態様は、本発明の方法により製造された改善されたマイクロ電子デバイス、およびそのようなマイクロ電子デバイスを含む製品に関する。
本発明の別の態様は、再利用された酸性組成物であって、少なくとも1種類の界面活性剤、少なくとも1種類の分散剤、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素、任意に少なくとも1種類の錯化剤、水、ならびに残渣および/または汚染物質を含む酸性組成物に関する。本発明の酸性組成物は、酸性組成物が対応できる最大量に残渣および/または汚染物質処理量が到達するまで再利用することができ、この量は当業者によって容易に決定される。
本発明のさらに別の態様は、マイクロ電子デバイスを含む物品の製造方法であって、ポストCMP残渣および汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスから、前記残渣および汚染物質を洗浄するのに十分な時間、マイクロ電子デバイスを酸性組成物と接触させるステップと、前記マイクロ電子デバイスを上記物品中に組み込むステップとを含み、酸性組成物が、少なくとも1種類の界面活性剤、少なくとも1種類の分散剤、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素、任意に少なくとも1種類の錯化剤、および残分の水を含む方法に関する。
以下限定されない実施例によって本発明の特徴および利点をより十分に説明するが、特に明記しない限り、実施例中のすべての部およびパーセント値は重量を基準としている。
実施例1
ポストCMP残渣および汚染物質をその上に有するマイクロ電子デバイスからポストCMP残渣および汚染物質を洗浄するための配合物AおよびBの有効性を評価した。0.07重量%の配合物Aを水で希釈して、ポストCMP除去溶液を形成した。0.44重量%および0.59重量%の配合物Bを水で希釈して、2種類のさらに別のポストCMP除去溶液を形成した。デバイスは、シリカ研磨剤を含むHitachi CMPスラリーで研磨したパターンを有するSematech 854ウエハであった。各例でウエハを回転/スプレーツール(Laurell Technologies Corporation, North Wales, PA, USA)上で、個々の配合物を使用して22℃および150rpmで60秒間洗浄した後、150rpmで30秒間脱イオン水ですすぎ、2500rpmで30秒間回転乾燥した。
以上の処理の後、ウエハ試料の原子間力顕微鏡検査(AFM)を行って、上記処理の洗浄有効性を評価した。AFM画像は、Digital Instruments Dimension 5000(Veeco Instruments, Woodbury, NY, USA)走査プローブ顕微鏡を使用して撮影した。各ウエハ試料について、ウエハの中心に向かって位置する無作為の3つの銅パッドをAFM分析用に選択した。各銅パッドの位置において、20μm×20μmの領域を、512×512のピクセル密度および1.0Hzの走査速度においてタッピングモードで走査した。
Sigma Scan Pro画像解析ヒストグラムを使用して、各AFM画像上のスラリー粒子数を求めた。このソフトウェアは、ピクセル色強度閾値を各AFM画像に対して設定して、粒子を表すピクセルをその下にある銅表面を表すピクセルと分離し、次に物体計数機能を果たすことによって動作する。
対照ウエハ、ならびにクエン酸、希釈配合物A、および希釈配合物Bを回転スプレーしたウエハの粒子計数の結果を表1に示す。
Figure 2009526099
ポストCMP残渣をその上に有する対照ウエハ上に希釈配合物AおよびBを回転スプレーすると、粒子数が少なくとも90%減少したことが分かる。重要なことに、本発明の酸性組成物で洗浄した後のRMS粗さ(nm)は5nm未満、好ましくは4nm未満、最も好ましくは3nm未満である。
図1は、本発明の酸性洗浄組成物でウエハを洗浄する前の、ポストCMP残渣で汚染されたSematech 854対照ウエハのAFM画像である。
図2は、比較の目的で0.75%クエン酸溶液を使用してウエハを洗浄した後の、図1のSematech 854ウエハのAFM画像である。
図3は、0.44重量%の配合物Bを含む組成物でウエハを洗浄した後の、図1のSematech 854ウエハのAFM画像である。
図4は、0.07重量%の配合物Aを含む組成物でウエハを洗浄した後の、図1のSematech 854ウエハのAFM画像である。
希釈した配合物AおよびBは、回転スプレー法を使用して、対照ウエハの表面からポストCMP残渣を効果的に除去することが分かる。したがって、本発明の配合物の存在下でメガソニック洗浄およびブラシスクラブ洗浄を行うことによって、短縮された処理時間でより実質的な洗浄が行われ、それによってデバイスウエハ所有者の費用が削減されると期待される。
例示的な実施形態および特徴を参照しながら本明細書において本発明を種々開示してきたが、上記の実施形態および特徴は本発明の限定を意図したものではなく、本明細書の開示に基づいた他の変形、変更、およびその他の実施形態が当業者に示唆されるであろうことを理解されたい。したがって、本発明は、このようなすべての変形、変更、およびその他の実施形態を特許請求の範囲および精神の範囲内に含むと、広く解釈されるべきである。
図面の簡単な説明
本発明の酸性洗浄組成物でウエハを洗浄する前の、ポストCMP残渣で汚染されたSematech 854ウエハの原子間力顕微鏡AFM画像である。 0.75%クエン酸溶液を使用してウエハを洗浄した後の、図1のSematech 854ウエハのAFM画像である。 0.44重量%の配合物Bを含む洗浄組成物でウエハを洗浄した後の、図1のSematech 854ウエハのAFM画像である。 0.07重量%の配合物Aを含む洗浄組成物でウエハを洗浄した後の、図1のSematech 854ウエハのAFM画像である。

Claims (37)

  1. 少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、水と、を含む酸性組成物であって、残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適な、酸性組成物。
  2. 前記残渣と汚染物質とが、ポスト化学的機械的研磨(CMP)残渣と汚染物質とを含む、請求項1に記載の酸性組成物。
  3. 少なくとも1種類の錯化剤をさらに含む、請求項1に記載の酸性組成物。
  4. 界面活性剤のスルホン酸含有炭化水素に対する重量パーセント比が約0.01〜約1の範囲内である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  5. 分散剤のスルホン酸含有炭化水素に対する重量パーセント比が約0.01〜約1.6の範囲内である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  6. 錯化剤のスルホン酸含有炭化水素に対する重量パーセント比が約10〜約30の範囲内である、請求項3に記載の酸性組成物。
  7. 前記少なくとも1種類の界面活性剤が、両性塩、陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、フルオロアルキル界面活性剤、非イオン界面活性剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される種を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  8. 前記少なくとも1種類の界面活性剤が非イオン界面活性剤を含む、請求項7に記載の酸性組成物。
  9. 前記少なくとも1種類の界面活性剤がアルキルベンゼンスルホン酸を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  10. 前記少なくとも1種類の界面活性剤がドデシルベンゼンスルホン酸を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  11. 前記少なくとも1種類の分散剤が低分子量アクリル酸含有ポリマーを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  12. 前記少なくとも1種類の分散剤が、アクリル酸ホモポリマー、アクリル酸コポリマー、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される低分子量アクリル酸含有ポリマーを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  13. 前記少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素が、直鎖C〜Cアルカンスルホン酸、分岐C〜Cアルカンスルホン酸、直鎖C〜Cアルケンスルホン酸、分岐C〜Cアルケンスルホン酸、置換C〜C14アリールスルホン酸、非置換C〜C14アリールスルホン酸、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される種を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  14. 前記少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素が、メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、プロパンスルホン酸、ブタンスルホン酸、ペンタンスルホン酸、ヘキサンスルホン酸、エテンスルホン酸、トルエンスルホン酸、それらの塩、およびそれらの組み合わせなる群から選択される種を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  15. 前記少なくとも1種類の錯化剤が、乳酸、マレイン酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、クエン酸、安息香酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、マロン酸、マンデル酸、無水マレイン酸、フタル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタル酸、グリコール酸、グリオキシル酸、イタコン酸、フェニル酢酸、キナ酸、ピロメリット酸、酒石酸、テレフタル酸、トリメリト酸、トリメシン酸、グルコン酸、グリセリン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、アクリル酸、アジピン酸、イタコン酸、グリシン、リジン、ピロカテコール、ピロガロール、没食子酸、タンニン酸、それらの塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機酸を含む、請求項3に記載の酸性組成物。
  16. 前記少なくとも1種類の錯化剤がクエン酸を含む、請求項3に記載の酸性組成物。
  17. 前記マイクロ電子デバイスが、半導体基板、フラットパネルディスプレイ、および微小電気機械システム(MEMS)からなる群から選択される物品を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  18. 約0.05〜約2の範囲内のpHを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  19. 前記ポストCMP残渣と汚染物質とが、CMP研磨スラリーからの粒子、前記CMP研磨スラリー中に存在する化学物質、前記CMP研磨スラリーの反応副生成物、炭素リッチ粒子、研磨パッド粒子、銅、および酸化銅からなる群から選択される材料を含む、請求項2に記載の酸性組成物。
  20. ポストCMP残渣と汚染物質とをさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の酸性組成物。
  21. アルキルベンゼンスルホン酸と、ポリアクリル酸と、メタンスルホン酸とを含む、請求項1に記載の酸性組成物。
  22. ドデシルベンゼンスルホン酸と、ポリアクリル酸と、メタンスルホン酸とを含む、請求項1に記載の酸性組成物。
  23. ドデシルベンゼンスルホン酸と、ポリアクリル酸と、メタンスルホン酸と、クエン酸とを含む、請求項3に記載の酸性組成物。
  24. 1つ以上の容器中に、酸性組成物を形成するための以下の1つ以上の試薬を含むキットであって、前記1つ以上の試薬が、少なくとも1種類の界面活性剤、少なくとも1種類の分散剤、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素、任意に少なくとも1種類の錯化剤、および水からなる群から選択され、ポストCMP残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄するのに好適な酸性組成物を形成するのに適合している、キット。
  25. 残渣と汚染物質とをその上に有するマイクロ電子デバイスから前記残渣と汚染物質とを洗浄する方法であって、前記残渣と汚染物質とを前記マイクロ電子デバイスから少なくとも部分的に洗浄するのに十分な時間、前記マイクロ電子デバイスを酸性組成物と接触させるステップを含み、前記酸性組成物が、少なくとも1種類の界面活性剤と、少なくとも1種類の分散剤と、少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素と、水と、を含む、方法。
  26. 前記残渣と汚染物質とがポストCMP残渣と汚染物質とを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 前記酸性組成物が少なくとも1種類の錯化剤をさらに含む、請求項25に記載の方法。
  28. 前記接触させるステップが、約15秒〜約5分の時間、約20℃〜約50℃の範囲内の温度、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される条件を含む、請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 界面活性剤のスルホン酸含有炭化水素に対する重量パーセント比が約0.01〜約1の範囲内であり、分散剤のスルホン酸含有炭化水素に対する重量パーセント比が約0.01〜約1.6の範囲内である、請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
  30. 錯化剤のスルホン酸含有炭化水素に対する重量パーセント比が約10〜約30の範囲内である、請求項27に記載の方法。
  31. 前記少なくとも1種類の界面活性剤が、両性塩、陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、フルオロアルキル界面活性剤、非イオン界面活性剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される種を含み、
    前記少なくとも1種類の分散剤が、アクリル酸ホモポリマー、アクリル酸コポリマー、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される低分子量アクリル酸含有ポリマーを含み、
    前記少なくとも1種類のスルホン酸含有炭化水素が、直鎖C〜Cアルカンスルホン酸、分岐C〜Cアルカンスルホン酸、直鎖C〜Cアルケンスルホン酸、分岐C〜Cアルケンスルホン酸、置換C〜C14アリールスルホン酸、非置換C〜C14アリールスルホン酸、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される種を含む、請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
  32. 前記少なくとも1種類の錯化剤が、乳酸、マレイン酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、クエン酸、安息香酸、フマル酸、コハク酸、シュウ酸、マロン酸、マンデル酸、無水マレイン酸、フタル酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、グルタル酸、グリコール酸、グリオキシル酸、イタコン酸、フェニル酢酸、キナ酸、ピロメリット酸、酒石酸、テレフタル酸、トリメリト酸、トリメシン酸、グルコン酸、グリセリン酸、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、アクリル酸、アジピン酸、イタコン酸、グリシン、リジン、ピロカテコール、ピロガロール、没食子酸、タンニン酸、それらの塩、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される有機酸を含む、請求項27に記載の方法。
  33. 前記組成物が約0.5〜約2の範囲内のpHを有する、請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
  34. 前記ポストCMP残渣と汚染物質とが、CMP研磨スラリーからの粒子、前記CMP研磨スラリー中に存在する化学物質、前記CMP研磨スラリーの反応副生成物、炭素リッチ粒子、研磨パッド粒子、銅、および酸化銅からなる群から選択される材料を含む、請求項26に記載の方法。
  35. 前記マイクロ電子デバイスが、半導体基板、フラットパネルディスプレイ、および微小電気機械システム(MEMS)からなる群から選択される物品である、請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記マイクロ電子デバイスが、銅含有材料、アルミニウム含有材料、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される金属材料を含む、請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
  37. 前記接触させるステップが、回転スプレー装置、メガソニック装置、ブラシスクラブ洗浄装置、およびそれらの組み合わせからなる群から選択される装置を使用して行われる、請求項25〜27のいずれか一項に記載の方法。
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